令和 2年 定例会(3月会議)
令和元年鎌ケ谷市議会定例会 令和2年3月会議 議 事 日 程 (第3号) 令和2年3月6日(金) 午前10時
開議日程第1 日程の
変更日程第2
会議期間の
変更日程第3 議案第 1号 鎌ケ谷市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 議案第 2号 鎌ケ谷市
重度心身障がい者(児)
医療費助成条例の一部を改正する条例の 制定について 議案第 3号 鎌ケ谷市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について 議案第 4号 鎌ケ谷市
生産緑地地区の区域の規模に関する条例の制定について 議案第 5号 鎌ケ谷市道路の構造の
技術的基準を定める条例の一部を改正する条例の制 定について 議案第 6号 鎌ケ谷市
道路標識の寸法を定める条例の一部を改正する条例の制定につい て 議案第 7号 鎌ケ谷市
手数料条例の一部を改正する条例の制定について 議案第 8号 鎌ケ谷市
市営住宅設置及び
管理条例の一部を改正する条例の制定について 議案第 9号 令和元
年度鎌ケ谷市
一般会計補正予算(第6号) 議案第10号 令和元
年度鎌ケ谷市
介護保険特別会計補正予算(第2号) 議案第11号 令和元
年度鎌ケ谷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 議案第17号 和解について日程第4 議案第12号 令和2
年度鎌ケ谷市
一般会計予算 議案第13号 令和2
年度鎌ケ谷市
国民健康保険特別会計予算 議案第14号 令和2
年度鎌ケ谷市
介護保険特別会計予算 議案第15号 令和2
年度鎌ケ谷市
後期高齢者医療特別会計予算 議案第16号 令和2
年度鎌ケ谷市
下水道事業会計予算日程第5 陳情2―3―1 「
労働者協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書に関する陳 情 陳情2―3―2 「
気候非常事態宣言」に関する
陳情書日程第6 閉会中の
継続審査 陳情1―12―1
ゲノム編集食品の規制と
表示義務化を求める意見書の提出を求める陳 情日程第7 議案第18号 令和元
年度鎌ケ谷市
一般会計補正予算(第7号) 同意案第1号
固定資産評価審査委員会委員の選任について 同意案第2号
固定資産評価審査委員会委員の選任について 同意案第3号
固定資産評価審査委員会委員の選任について 諮問第 1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて日程第8 発議案第1号 「
労働者協同組合法案」の
早期制定を求める
意見書日程第9 閉会中の継続調査 〇
出席議員(24名) 1番 後 関 俊 一 議員 2番 葛 山 繁 隆 議員 3番 宗 川 洋 一 議員 4番 松 原 美 子 議員 5番 佐 竹 知 之 議員 6番 德 野 涼 議員 7番 伊 福 幸 一 議員 8番 富 田 信 恵 議員 9番 鈴 木 哲 也 議員 10番 矢 崎 悟 議員 11番 中 村 潤 一 議員 12番 森 谷 宏 議員 13番 針 貝 和 幸 議員 14番 泉 川 洋 二 議員 15番 松 澤 武 人 議員 16番 佐 藤 剛 議員 17番 三 橋 一 郎 議員 18番 河 内 一 朗 議員 19番 津 久 井 清 氏 議員 20番 小 易 和 彦 議員 21番 芝 田 裕 美 議員 22番 土 屋 裕 彦 議員 23番 勝 又 勝 議員 24番 大 野 幸 一 議員〇
欠席議員(なし) 〇説明のための出席者 市 長 清 水 聖 士 君 副 市 長 北 村 眞 一 君 会 計 管 理 者 鈴 木 信 彦 君 総 務 企 画 部 長 山 﨑 正 史 君 総 務 企 画 部 次 長 葛 山 順 一 君 ( 総 務 課 長) 企 画 財 政
課財政室長 矢 島 忠 行 君 市 民 生 活 部 長 渡 邊 忠 明 君 市 民 生 活 部 次 長 青 木 真 也 君 市 民 生 活 部 副 参事 後 藤 由 美 君 (
市民活動推進課長) 市 民 活 動 推 進 課 小 林 由 里 君 男 女 共 同 参 画 室長 健 康 福 祉 部 長 菅 井 智 美 君 健 康 福 祉 部 次 長 西 山 珠 樹 君 健 康 福 祉 部 副 参事 大 伯 昌 司 君 ( 幼 児 保 育 課 長) 幼 児 保 育 課 主 幹 荒 川 敦 君 都 市 建 設 部 長 高 岡 敏 和 君 都 市 建 設 部 次 長 貞 方 敦 雄 君 都 市 建 設 部 副 参事 浮 ケ 谷 勝 美 君 ( 建 築 住 宅 課 長)
道路河川整備課北千葉道路 長 谷 川 実 君 ・
粟野バイパス推進室長 公 園 緑 地 課 長 大 塚 勝 彦 君 道 路 河 川
整備課主幹 白 倉 栄 太 郎 君 道 路 河 川
管理課主幹 浅 野 和 彦 君 公 園 緑 地 課 主 幹 秋 元 勝 美 君 教 育 長 皆 川 征 夫 君 生 涯 学 習 部 長 笠 井 真 利 子 君 生 涯 学 習 部 参 事 狩 谷 昭 夫 君 生 涯 学 習 部 参 事 斉 藤 実 君 生 涯 学 習 部 副 参事 関 根 延 年 君 ( 学 校 教 育 課 長) 学 校 教 育
課指導室長 新 泉 貴 久 君 選 挙
管理委員会委員長 石 井 君 雄 君
選挙管理委員会事務局長 田 中 幸 子 君 代 表 監 査 委 員 徳 田 朗 君 監 査 委 員 事 務 局長 武 田 秀 一 君 農 業 委 員 会 会 長 浅 海 博 行 君 農 業 委 員
会事務局長 佐 山 佳 明 君 消 防 長 松 本 禎 久 君 消 防 本 部 次 長 矢 ノ 目 健 二 君 〇
議会事務局職員出席者 事 務 局 長 斉 藤 薫 事 務 局 次 長 佐 藤 太 郎 同 主 任 主 事 井 上 裕 之 同 主 事 中 山 由 貴 子 午前10時00分 開 議
○議長(
森谷宏議員) 皆様、引き続きお疲れさまです。 ただいまの
出席議員は24名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
△
議事日程について
○議長(
森谷宏議員) 本日の
議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
○議長(
森谷宏議員) 日程に先立ち、ここで
東日本大震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げ、震災により亡くなられた方々へ哀悼の意を表すため、黙祷をささげたいと思います。
◎
議会事務局長(斉藤薫君) それでは、皆様、恐れ入りますが、ご起立願います。 〔黙 祷〕
◎
議会事務局長(斉藤薫君) 黙祷を終わります。ご着席願います。
△諸般の報告
○議長(
森谷宏議員) 次に、日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 去る3月3日に開催いたしました
議会運営委員会の協議事項について報告を求めます。
議会運営委員会委員長、
泉川洋二議員。 〔
議会運営委員会委員長 泉川洋二議員登壇〕
◎
議会運営委員会委員長(
泉川洋二議員) これより
議会運営委員会委員長報告を行います。 去る3月3日に、議長の諮問に基づき、
令和元年鎌ケ谷市議会定例会令和2年3月会議の今後の運営について、
市民生活への影響を最大限回避し、
新型コロナウイルス感染症への対応を最優先にするため、
会議期間の短縮等に関し、
議会運営委員会を開催し、決定いたしました事項をご報告いたします。 まず、本日からの
一般質問については中止し、令和2年3月会議の最終日を本日3月6日とすることに決定いたしました。 次に、
会議期間については、令和2年2月20日より本日3月6日までとする
会議期間中16日間に変更することに決定いたしました。 以上で
議会運営委員会の報告を終わります。
○議長(
森谷宏議員) 以上で
議会運営委員会の
委員長報告を終わります。 次に、本日…… 〔「議長、動議あり」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) 動議の提出でありますか。
津久井議員に申し上げます。動議について件名を簡潔に議席でお知らせ願います。
◆19番(
津久井清氏議員) 動議の内容は、今議運の委員長がお話になった
一般質問を中止するということについての動議です。
○議長(
森谷宏議員) ただいま
津久井清氏議員から
一般質問中止取消しの動議が提出されましたが、動議の成立には所定の賛成者が必要でございます。 念のため確認いたします。本動議に賛成の皆様はご起立願います。 〔起立あり〕
○議長(
森谷宏議員) 所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。 ただいま
津久井清氏議員から
一般質問中止の取消しとの動議が提出されましたが、本動議に賛成の議員は起立願います。 〔
起立少数〕
○議長(
森谷宏議員)
起立少数であります。 よって、動議は否決されました。 会議を続けます。 次に、本日市長から議案第18号 令和元
年度鎌ケ谷市
一般会計補正予算(第7号)ほか4件の追加提案があり、これを受理いたしました。 次に、都市・
市民生活常任委員会委員長、小
易和彦議員から発議案第1号 「
労働者協同組合法案」の
早期制定を求める意見書が提出され、これを受理いたしました。それぞれについて後刻ご審議いただきたいと思いますので、ご了承願います。 次に、
地方自治法第180条第2項の規定による
委任専決処分の報告が2件あり、その写しをお手元に配付してありますので、ご了承願います。 次に、
地方自治法第198条の4第3項の規定による鎌ケ谷市
監査基準の策定の通知があり、お手元に配付してありますので、ご了承願います。 次に、
監査委員から
定例監査の結果1件及び
令和元年度1月分についての
例月現金出納検査の報告があり、その写しをお手元に配付してありますので、ご了承願います。 以上で諸般の報告を終わります。
△日程の変更
○議長(
森谷宏議員) 日程第1、日程の変更を議題といたします。 お諮りいたします。本日からの
一般質問を中止することとし、令和2年3月会議の最終日を本日にしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) ご異議なしと認めます。 よって、本日からの
一般質問を中止することとし、令和2年3月会議の最終日を本日とすることに決定いたしました。
△
会議期間の変更
○議長(
森谷宏議員) 日程第2、
会議期間の変更を議題といたします。 お諮りいたします。本3月会議は、本日までの16日間に変更したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) ご異議なしと認めます。 よって、本3月会議の
会議期間は本日までの16日間に変更することに決定いたしました。
△(議案第1号~議案第11号、議案第17号)の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
森谷宏議員) 日程第3、議案第1号から議案第11号まで及び議案第17号の以上12件を議題といたします。 なお、各
常任委員会委員長の報告を求めますが、委員会の
審査経過に対する質疑の通告がないことから、
委員長報告に対する質疑は全て省略いたしますので、あらかじめご了承願います。 まず、
総務企画常任委員会委員長、宗川洋一議員に報告を求めます。 〔
総務企画常任委員会委員長 宗川洋一
議員登壇〕
◎
総務企画常任委員会委員長(宗川洋一議員) これより
総務企画常任委員会委員長報告を行います。 ただいま議題となっております案件のうち、
総務企画常任委員会に付託されました議案1件についての審査の経過と結果のご報告を申し上げます。本委員会は、去る2月27日に
委員全員出席の下に開催し、審査した結果、次のとおり決定いたしました。 まず、議案第9号 令和元
年度鎌ケ谷市
一般会計補正予算(第6号)
所管部分でありますが、本
補正予算後の
財政調整基金残高について伺うとの質疑に対し、3月補正後の
財政調整基金残高は25億1,279万1,000円と見込んでおり、平成30年度の25億2,183万円に比べ、903万9,000円の減となっているが、鎌ケ谷市
財政健全化計画に掲げる目標である年度末残高18億円以上を確保できるものと考えているとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく
所管部分は原案のとおり可決することに決定いたしました。 以上がただいま議題となっております議案1件についての本委員会における審査の経過と結果のご報告でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(
森谷宏議員) 以上で
総務企画常任委員会の
委員長報告を終わります。 次に、都市・
市民生活常任委員会委員長、小
易和彦議員に報告を求めます。 〔都市・
市民生活常任委員会委員長 小
易和彦議員登壇〕
◎都市・
市民生活常任委員会委員長(小
易和彦議員) これより都市・
市民生活常任委員会委員長報告を行います。 ただいま議題となっております案件のうち、都市・
市民生活常任委員会に付託されました議案9件についての審査の経過と結果のご報告を申し上げます。本委員会は、去る2月27日に委員7名出席の下に開催し、審査した結果、次のとおり決定いたしました。 まず、議案第1号 鎌ケ谷市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、低
所得者対策の
軽減制度について、この
軽減判定所得基準はどこが決めているのか、またこの基準額を引き上げることの見解を伺うとの質疑に対し、
軽減判定所得基準は軽減を受けている世帯の範囲が物価の上昇の影響で縮小しないように、毎年国が
消費者物価指数などを総合的に勘案して
国民健康保険法施行令に定めており、それを踏まえて本市でも改正しているとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第4号 鎌ケ谷市
生産緑地地区の区域の規模に関する条例の制定についてでありますが、これまで
生産緑地地区の追加指定が行えるのはおおむね5年に1度程度であったが、本条例の制定後はどのような取扱いになるのか伺うとの質疑に対し、
生産緑地地区の指定申請は
都市計画審議会の諮問や千葉県との協議など
都市計画法に基づく手続をする必要があるため、毎年度1回の予定で指定を行っていきたいと考えているとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第5号 鎌ケ谷市道路の構造の
技術的基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、国道や県道、
都市計画道路で
自転車通行帯を整備するとのことだが、国道や県道を整備する際にも本条例が適用されるのか伺うとの質疑に対し、市内においては鎌ケ谷市
自転車ネットワーク計画により、国道や県道を含め整備する計画となっているが、整備の基準については、国道は
道路構造令、県道は千葉県が管理する県道の構造の
技術的基準を定める条例によるものとなっている。なお、千葉県条例における
自転車通行帯の規定は、
道路構造令を参酌し、
本市条例と同様の内容となっているとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第6号 鎌ケ谷市
道路標識の寸法を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、
道路標識の種類と設置者について伺うとの質疑に対し、
道路標識には
道路管理者が設置するものとして、行き先や距離などを示す
案内標識、カーブや交差点などの道路の形状に注意を促す
警戒標識があり、都道府県の
公安委員会が設置するものとして、一時停止や駐車禁止などの
規制標識などがある。なお、
規制標識のうち
道路構造の保全を目的とする最大幅、重量制限、高さ制限などについては
道路管理者が設置することとなっているとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第7号 鎌ケ谷市
手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、
モデル住宅基準及び
モデル共同住宅基準とはどのようなものか伺うとの質疑に対し、建築物の
エネルギー消費性能の向上に関する法律では、非
住宅建築物に限り、建築物の
省エネ性能を評価する方法として、
モデル建築物による簡易的な
評価方法が認められている。この方法では
建物用途ごとに設定した
モデル建築物で評価するため、評価にかかる手間を大幅に削減することが可能になる。今回の
省エネ基準改正では、一戸建ての住宅と
共同住宅等においても
モデル建築物を用いた簡易的な
評価方法が認められたとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第8号 鎌ケ谷市
市営住宅設置及び
管理条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、改正民法は令和2年4月1日に施行され、市の条例も同日施行されるとのことだが、現在入居している方の
連帯保証人はどのような取扱いになるのか伺うとの質疑に対し、
保証債務については
保証契約の締結日が基準となり、
新法施行日前に締結された
保証契約には引き続き現行法が適用されるため、
連帯保証人の取扱いに変更はないとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。 なお、議案第9号 令和元
年度鎌ケ谷市
一般会計補正予算(第6号)
所管部分、議案第11号 令和元
年度鎌ケ谷市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)及び議案第17号 和解についてでありますが、いずれも質疑、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。 以上がただいま議題となっております議案9件についての本委員会における審査の経過と結果のご報告でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(
森谷宏議員) 以上で都市・
市民生活常任委員会の
委員長報告を終わります。 次に、
教育福祉常任委員会委員長、
針貝和幸議員に報告を求めます。 〔
教育福祉常任委員会委員長 針貝和幸議員登壇〕
◎
教育福祉常任委員会委員長(
針貝和幸議員) これより
教育福祉常任委員会委員長報告を行います。 ただいま議題となっております案件のうち、
教育福祉常任委員会に付託されました議案4件について、審査の経過と結果のご報告を申し上げます。本委員会は、去る2月28日、
委員全員出席のもと開催し、審査した結果、次のとおり決定いたしました。 まず、議案第2号 鎌ケ谷市
重度心身障がい者(児)
医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、
受給権者について、65歳以上で新たに
重度心身障がい者となった方を除くとなっているが、
精神障害者保健福祉手帳1級の所持者の場合も同様か伺うとの質疑に対し、
精神障害者保健福祉手帳1級の所持者も65歳以上で新たに
重度心身障がい者に該当する障がい程度になった場合は本制度の対象とはならないが、一定の障がいのある65歳以上の方は
後期高齢者医療制度に加入し、一定の
負担軽減が図られることとなるとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第3号 鎌ケ谷市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、増員する
介護認定審査会委員15人の職種の内訳について伺うとの質疑に対し、保健、医療、福祉に関する
学識経験者をバランスよく配置する必要があることから、職種については、委員全体の構成を見ながら、各所属団体にその都度推薦を頂いていくとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第9号 令和元
年度鎌ケ谷市
一般会計補正予算(第6号)
所管部分でありますが、第2期子ども・
子育て支援事業計画の策定について、今年度中の策定が見込まれないことから
繰越明許費を設定しているが、その理由を伺うとの質疑に対し、第1期計画が
令和元年度をもって終了することから、第2期計画の策定を進めているが、
令和元年10月より施行された
幼児教育・保育の無償化の影響及び令和2年度の保育園及び
放課後児童クラブの申込み状況を踏まえた量の見込みとするため、その算定に所要の時間を要したことから、年度内の完了が見込まれないこととなったものであるとの答弁がなされました。 また、
義務教育施設維持補修事業の小中学校の
トイレ改修工事について、今回の
補正予算による
事業実施後、
トイレ整備が完了する小学校について伺うとの質疑に対し、
南部小学校の校舎1
系統部分を残し、全ての小学校の校舎、体育館の
トイレ整備が完了するとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく
所管部分は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第10号 令和元
年度鎌ケ谷市
介護保険特別会計補正予算(第2号)でありますが、質疑、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。 以上がただいま議題となっております議案4件についての本委員会における審査の経過と結果のご報告でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(
森谷宏議員) 以上で
教育福祉常任委員会委員長報告を終わります。 ただいま議題となっております議案第1号から議案第11号の以上11件は、討論の通告がありませんので、一括して採決いたします。 お諮りいたします。議案第1号から議案第11号の以上11件を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) ご異議なしと認め、議案第1号から議案第11号までの以上11件を原案のとおり可決することに決定いたしました。 これより議案第17号について討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
◆16番(佐藤剛議員) はい、議長。
○議長(
森谷宏議員) 16番、佐藤剛議員。 〔16番 佐藤 剛
議員登壇〕
◆16番(佐藤剛議員) 議席番号16番、佐藤剛です。議案第17号につきまして反対の立場で討論をいたします。 論点は3つです。まず1つ目、東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故を起因とする放射能被害の対策に要した費用のうち、平成26年度から平成28年度までに本市が被った損害のうち、相手方が請求に応じない費用に関して、平成30年4月に原子力損害賠償紛争解決センター、いわゆるADRに和解の仲裁の申立てを行い、今回その和解案が提示されたわけです。しかし、本市の申立て額356万794円に対して、提示された和解額は103万4,000円、和解率にして29%になります。 私としましては、この和解額が妥当なのかどうかを検討しようと試みたわけなのですが、担当課に問い合わせたところ、ADRから本市に示されたのは和解額とその大まかな内訳のみで、その減額の根拠となった理由については述べられていないとのことでした。しかも、電話で、口頭で通知があったのみで、文書での回答がなかったということを聞いて本当に驚きました。その後、担当課からADRに問い合わせた結果、断片的な根拠は示されたとはいうものの、そうした不十分な情報をもってこの和解案の妥当性を判断するのは困難です。 和解が成立するには議会の議決が不可欠であり、議会では和解案の妥当性を審議するわけですから、ADRは議会での審議を可能にするだけの情報、つまりは減額の根拠となる理由を文書ではっきりと示すべきだと思います。それがない限り、この和解案の妥当性を判断することはできません。 2つ目としましては、今回の和解案では人件費が10%しか認められていないということです。人件費については、自治体によってその内容が大きく異なります。例えば2020年2月19日付の千葉日報の記事によりますと、お隣の白井市では正規職員の人件費として1,225万円を申し立てていますが、認められたのは時間外手当の64万円のみでした。申立て額の75%を占める時間内給与1,077万4,183円については1円も認められていません。つまりゼロ円ということです。その理由は、正規職員はそもそもその職務でなくても給料をもらえているからとのことでした。 翻って、本市の場合はどうかといいますと、担当課に問い合わせたところ、今回正規職員の人件費は申し立てていません。本市で申し立てた人件費224万9,418円は、主に市民の持込みによる食品、飲料物の放射性物質検査を担う非正規職員の人件費です。しかし、和解案に示された額は22万5,000円のみ、和解率にして10%です。その理由は、事故から時間がたち、検査件数が以前に比べて1割に減少しているから、人件費もまた1割にするというものでした。本市の申立て額が検査1件当たりにかかった費用を基に算出したものであれば、検査件数が減少すれば人件費が減少するのも当然です。しかし、本市では、予約制とはいえ市民が常時検査を受けられるような人員配置を行っていたわけです。それなのに、結果として検査件数が減少したからといって、人件費を9割も減額するのは筋が違うと思います。 この非正規職員の人件費224万9,418円は、福島第一原子力発電所の事故がなければ決して発生しなかった経費であり、既に支出された本市の損害です。当然賠償されてしかるべき経費だと思います。 そして最後に3つ目ですが、事業費についてです。これにつきましても担当課に問い合わせたところ、給食食材の放射性物質検査費10万3,680円が全く認められていないとのことでした。その理由は、食材の放射性物質検査は、既に食材が市場に流通する時点で行われているからとのことです。しかし、子供たちの食の安全の確保をし、市民の不安を軽減するために行政が独自に被曝感受性が高い子供たちが口にする給食食材の放射性物質検査を行うことは必要なことです。市場が行う検査と行政が行う検査では意味合いが異なってきます。これもまた福島第一原発の事故がなければ必要のなかった検査です。もちろん本市におけるきめ細やかな市民サービスという側面も否めませんので、全額ではないものの、ある程度は賠償が認められてしかるべき経費ではないかと思います。 以上3点の理由からこの議案第17号に反対いたします。
○議長(
森谷宏議員) 次は賛成討論でありますが、賛成討論はありませんか。
◆1番(後関俊一議員) はい、議長。
○議長(
森谷宏議員) 1番、後関俊一議員。
◆1番(後関俊一議員) 私は、議案第17号 和解について、平成26年度から平成28年度までに要した本市が負担している放射能被害に関わる対策経費に関し、事故の原因者である東京電力ホールディングスと和解することについて、賛成の立場から意見を申し上げます。 本和解案は、弁護士や法律に詳しい大学教授など、法律の専門家が仲介委員を担当している中立、公平な国の機関である原子力損害賠償紛争解決センターの仲介による和解案であることから、裁判と同等の判断がされたものと考えます。 また、申立て額の63%を占める食品等の放射能物質検査に関わる臨時職員に要した経費約224万円に対し、和解案では1割となっている約22万5,000円が示されたことについては、原子力損害賠償紛争センターにより、検査件数自体が平成24年度の382件に対し、平成26年度は27件と大幅に減少していることから、1割とする和解案としたとの説明があったとのことです。その他申し立てた内容につきましては、一定度本市の主張が認められており、評価できる内容となっております。 よって、本案により和解することが妥当であると判断し、私の賛成討論といたします。
○議長(
森谷宏議員) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) なければ、以上で討論を終結します。 これより採決いたします。 お諮りいたします。議案第17号を原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
森谷宏議員) 起立多数であります。 よって、議案第17号 和解については原案のとおり可決することに決定いたしました。
△(議案第12号~議案第16号)の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
森谷宏議員) 日程第4、議案第12号から議案第16号までの以上5件を議題といたします。 なお、予算審査特別委員会委員長の報告を求めますが、特別委員会の
審査経過に対する質疑の通告がないことから、
委員長報告に対する質疑は省略いたしますので、あらかじめご了承願います。 予算審査特別委員会委員長、大野幸一議員に報告を求めます。 〔予算審査特別委員会委員長 大野幸一
議員登壇〕
◎予算審査特別委員会委員長(大野幸一議員) これより予算審査特別委員会
委員長報告を行います。 ただいま議題となっております予算審査特別委員会に付託されました議案5件についての審査の経過と結果のご報告を申し上げます。本委員会は、去る3月2日と3日の両日にわたり
委員全員出席の下に開催し、執行部関係者より説明を聴取しつつ審査した結果、次のとおり決定いたしました。 議案第12号 令和2
年度鎌ケ谷市
一般会計予算でありますが、まず、総括審査における主な内容を申し上げます。 今回の予算案は、後期基本計画及び現行総合基本計画の最終年度の予算案となるが、どこに重点を置いた予算案であるか伺うとの質疑に対し、令和2年度当初予算は「子どもからお年寄りまでずっと笑顔でいられる街」を実現するため、「未来に向けてさらなる発展につなげる街づくり」、「全ての市民が暮らしやすさを実感できる街づくり」、「産業が盛んで文化・スポーツ・緑を楽しめる街づくり」に重点化を図った予算であり、特に昨年の台風被害等を踏まえた治水対策の強化、災害対策本部を設置することになる市庁舎の非常用発電機改修や避難所における新たな防災対策用品の配備などの災害対策の実施、(仮称)東部地区児童センター設置事業や小中学校体育館等への大型扇風機の配置などといった子育て世代の支援を中心とした人口流入策を実施することで、魅力あるまちづくりへの事業展開を推進するものとしたとの答弁がなされました。 次に、歳入審査における主な内容を申し上げます。法人市民税が減額となった要因とその背景について伺うとの質疑に対し、市内の法人の数はほぼ横ばいで推移しているものの、税制改正により法人市民税法人税割の税率が12.1%から8.4%に引き下げられた影響が主な要因である。その背景としては、地方法人課税の偏在是正のために、地方税である法人住民税法人税割の税率を引き下げて、その分国税である地方法人税の税率を引き上げ、その税収を交付税の原資にしようとするものであるとの答弁がなされました。 次に、歳出審査における主な内容を申し上げます。まず、総務費でありますが、IP無線機等の借り上げについて、現在のMCA無線機からIP無線機に切り替える理由を伺うとの質疑に対し、IP無線機は免許が不要であること、災害時に携帯電話の通話規制がかかった場合でも利用できること、また携帯電話の基地局が倒壊した場合でも登載しているワイファイ機能により利用が可能であること、費用においてもMCA無線機と比較して年間60万円、5年間で約300万円の費用対効果が見込まれていることが主な理由であるとの答弁がなされました。 次に、民生費でありますが、
新型コロナウイルス感染症について、健康福祉部における感染予防のための施設運営に関する現在の対応と新年度に向けての対応及び新年度予算に与える影響について伺うとの質疑に対し、健康福祉部では本市の
新型コロナウイルス感染症対策本部等を置いて協議した内容及び厚生労働省から発出されている通知を参考に感染症予防対策を講じながら、各施設の運営に取り組んでいる。主な具体的対応として、
放課後児童クラブでは小学校が臨時休校となる3月2日から朝8時から夜7時まで緊急的に開設し、その利用に当たって迅速かつ柔軟に対応する。支援員の確保が課題となるが、児童センターや小学校の非常勤職員の配置を検討するなど安定的な運営に努めていく。他の施設では、児童センター、子育て支援センター、社会福祉センターを一定期間休館することとし、こども発達センター、保育園については感染症対策を徹底して、園児の体調変化に細心の注意を払うなどの対応を行いながら通常どおり運営するが、卒園式については規模を縮小して実施し、その他の行事については原則として中止する。各施設の新年度も含めた今後の対応については、感染状況や国、近隣市の様子を見ながら、状況に合わせ、市民の健康を第一に考え対応していく。 次に、新型コロナウイルス対策に係る予算については、
放課後児童クラブでは緊急的にクラブを開設することで、運営委託料、支援員の賃金などの経費が増額となる見込みであるが、今年度については流用等により対応が可能と見込んでいる。なお、令和2年度予算については、今後の感染状況等を踏まえ、予算内での対応が困難となる場合は、必要に応じて予備費や
補正予算等を活用するなど対策を講じていくとの答弁がなされました。 次に、衛生費でありますが、ふれあい収集事業の概要と対象件数の見込み、利用に至るまでの過程について伺うとの質疑に対し、ふれあい収集事業は自らごみを出すことが困難で、かつほかの方から支援を得ることができない高齢者、障がいのある方に対し、ごみ出しの支援を行いつつ安否確認を行う事業で、対象件数については、先進事例などから約200件を見込んでいる。利用に至るまでの過程としては、希望者本人もしくは代理人からの申請を受け、面談や現地確認等により要件審査を行い、利用の可否を決定するとの答弁がなされました。 次に、農林水産業費であります。援農ボランティア事業に関する今後の展望について伺うとの質疑に対し、農業者の高齢化や後継者不足などから、本市においても農業の担い手の育成は大きな課題となっており、関係機関と協力し、援農ボランティアの育成に取り組んでいる。平成29年11月には援農ボランティア連絡協議会が設立され、ボランティア相互の意見交換の場、県の農業事務所職員による研修会の実施など、市との協働事業の場として活用が図られていることから、さらなる援農ボランティア制度の活性化につながるものと考えているとの答弁がなされました。 次に、商工費でありますが、本市への観光施設への具体的な取組みを伺うとの質疑に対し、鎌ケ谷市まち・ひと・しごと創生総合戦略の基本目標である「人々が交流・定着する、魅力あふれるまちづくり」の下、具体的な施策として、北海道日本ハムファイターズを共有資源とする自治体の連携強化につながる北海道・沖縄観光イベント、市民自ら観光に携わる楽しさを実感してもらう観光タウンミーティング、外国人受入れのための下地を整える訪日外国人おもてなし講座、高校生の視点を通じて千葉県や鎌ケ谷の魅力を再発見する高校生フォトコンテスト等を実施しているとの答弁がなされました。 次に、土木費でありますが、今年度実施した東道野辺地区地域排水基本設計に基づき、令和2年度に実施する当該地区の事業概要について伺うとの質疑に対し、東道野辺地区地域排水基本設計では東部学習センター付近の市道37号線、市道38号線の流域内で発生している浸水対策について基本方針の策定を行い、東部学習センター前の市道37号線、市道33号線、東部小学校北側の市道4349号線、西本田公園前の道路における浸水対策を検討した。この検討箇所のうち、令和2年度は市道37号線、市道38号線の排水詳細設計及び西本田公園前の道路において排水施設整備を行う予定となっているとの答弁がなされました。 次に、消防費でありますが、救急活動に必要不可欠な消耗品の一部については品薄の状態が続いているが、購入の目途と備蓄の状況について伺うとの質疑に対し、現在全国で発生している
新型コロナウイルス感染症による影響で、救急活動消耗品は通常より購入しにくい状況となっているが、複数の取扱い業者から購入することにより、市民の救急要請に対する物品は確保できており、新型インフルエンザウイルス感染症に対する備蓄品を含めると、令和2年8月頃までは対応可能な状況であるとの答弁がなされました。 次に、教育費でありますが、
新型コロナウイルス感染症について、生涯学習部における感染予防のための施設運営に関する現在の対応と新年度に向けての対応及び新年度予算に与える影響について伺うとの質疑に対し、教育委員会では市の
新型コロナウイルス感染症対策本部等における協議、検討内容や、国、県から示された通知になどにより、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため様々な対策を講じている。主な対応として、小学校及び中学校は2月27日に開催された国の
新型コロナウイルス感染症対策本部において、子供たちの健康を第一に考え、多くの子供たちや教職員が日常的に長時間集まることによる感染リスクの観点から、全国の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校等における全国一斉の臨時休業を要請する方針が内閣総理大臣から示されたことに伴い、本市においてもさらなる感染症拡大から子供たちの健康と命を守るため、3月2日から3月24日の春休み前日まで臨時休業とし、卒業式については最大限の感染防止対策を講ずるため、例年どおりの形では行わないこととし、簡素化した形で実施することにした。 令和2年度予算に与える影響であるが、学校では日頃より感染症対策として、アルコール溶液などを配備しているが、今回の
新型コロナウイルス感染症対策として各学校に随時追加で配布しているため、次年度以降も感染状況に応じて追加購入が必要となることが考えられる。また、
新型コロナウイルス感染症がさらに拡大し、現在と対応内容が変わることにより、当初予算での対応が困難となる場合は、必要に応じて予備費や
補正予算などの対応も検討していくとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく、議案第12号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第13号 令和2
年度鎌ケ谷市
国民健康保険特別会計予算でありますが、若年集団健康診査業務委託の概要とその財源について伺うとの質疑に対し、若年集団健康審査は、早期から年1回の健診習慣を位置づけ、若年被保険者の生活習慣病予防や健康づくりの支援を目的として、受診の年齢を5歳引き下げ、35歳から健康審査を開始するもので、その財源として受診者が負担する1,000円を除く市負担部分は特別調整交付金で全額充当されるとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく、議案第13号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第14号 令和2
年度鎌ケ谷市
介護保険特別会計予算でありますが、成年後見制度利用支援事業の概要と今後の取組について伺うとの質疑に対し、成年後見制度利用支援事業は、身寄りのない認知症の方や虐待を受けている高齢者を中心に、市長申立てによる成年後見制度の利用支援制度の普及啓発を行うもので、必要な方が制度を活用するため、判断能力が十分にある時期から制度について知り、制度の活用について、家族と相談しておく、また身寄りのない高齢者に対しては、身近な介護専門職等や地域の方が利用に導いていくことができるようになっていくことが理想であることから、今後の制度の普及啓発について、関係部署や関係団体と連携を深めて取り組んでいくとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく、議案第14号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第15号 令和2
年度鎌ケ谷市
後期高齢者医療特別会計予算でありますが、後期高齢者医療保険料、普通徴収分の滞納者数と滞納理由、滞納者への対応について伺うとの質疑に対し、
令和元年5月末時点の平成30年度滞納者数は296人で、その滞納理由としては、主に納め忘れや生活困窮によるものである。また、その対応として滞納者には納め忘れの注意喚起として納付を勧奨する文書を送付し、その後納付が確認できない場合は催告書を送付している。さらに、納付が困難な場合には納付相談で個別に状況を確認し、計画的な分割納付に誘導するなどの対応をしているとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく、議案第15号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第16号 令和2
年度鎌ケ谷市下水道事業会計予算でありますが、マンホール
トイレ整備事業について、これまでの整備状況及び令和2年度整備予定について伺うとの質疑に対し、マンホールトイレは平成29
年度鎌ケ谷中学校、平成30年度には東部小学校及び初富小学校、
令和元年度には五本松小学校にそれぞれ10基ずつ、計40基整備済みで、令和2年度については中部小学校に10基整備し、また令和3年度に予定している鎌ケ谷小学校の整備に向けた実施設計を行う予定であるとの答弁がなされた後、討論はなく、採決の結果、
全員異議なく、議案第16号は原案のとおり可決することに決定いたしました。 以上がただいま議題となっております令和2年度当初予算5件についての本委員会における審査の経過と結果のご報告でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(
森谷宏議員) 以上で予算審査特別委員会の
委員長報告を終わります。 ただいま議題となっております議案第12号から議案第16号までの以上5件は討論の通告がありませんので、一括して採決いたします。 お諮りいたします。議案第12号から議案第16号までの以上5件を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) ご異議なしと認め、議案第12号から議案第16号までの以上5件を原案のとおり可決することに決定いたしました。
△(陳情2―3―1、陳情2―3―2)の
委員長報告、質疑、採決
○議長(
森谷宏議員) 日程第5、陳情2―3―1及び陳情2―3―2の以上2件を議題といたします。 なお、都市・
市民生活常任委員会委員長の報告を求めますが、委員会の審査と経過に対する質疑の通告がないことから、
委員長報告に対する質疑は省略いたしますので、あらかじめご了承願います。 都市・
市民生活常任委員会委員長、小
易和彦議員に報告を求めます。 〔都市・
市民生活常任委員会委員長 小
易和彦議員登壇〕
◎都市・
市民生活常任委員会委員長(小
易和彦議員) これより都市・
市民生活常任委員会委員長報告を行います。 ただいま議題となっております陳情2件についての都市・
市民生活常任委員会における審査の経過と結果のご報告を申し上げます。 まず、陳情2―3―1 「
労働者協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書に関する陳情についてでありますが、質疑等の発言を求めたところ、
労働者協同組合法(仮称)の検討内容について伺うとの質疑に対し、2017年4月に超党派の協同組合振興研究議員連盟により法制化の議論が開始され、その後与党法制化ワーキングチームで協同労働法案作成の検討が行われた、その後、2018年12月にワーキングチームにおいて議論がまとめられ、2019年2月に協同組合振興研究議員連盟役員会において、
労働者協同組合法案(仮称)骨子として確定されたものであるとの答弁がなされました。 次に、賛否等の意見を求めたところ、本陳情を採択とする意見として、この
労働者協同組合法(仮称)については、過去の議論を踏まえ、組合員は組合と労働契約を締結することとなっており、労働法制が適用される制度となっている。また、多様化する働き方への選択肢が増えるだけでなく、地域で感じている課題を解決するために、市民が仲間を募り、出資し合って、この協同組合の方式で仕事として活動していく事業が幾つか立ち上がれば、地域にとっても公益性が高い活動が期待できるなど、活性化に大きく寄与できるものと考えることから、本陳情についての採択を主張するとの意見が述べられた後、採決の結果、賛成全員で採択とすることに決定いたしました。 次に、陳情2―3―2 「
気候非常事態宣言」に関する陳情書についてでありますが、質疑等の発言を求めたところ、
気候非常事態宣言とはどのようなものか伺うとの質疑に対し、
気候非常事態宣言とは記録的な豪雨や相次ぐ森林火災など、ここ数年の間に頻繁に見られるようになった世界各地での災害発生から、気候変動や異常気象が肌で感じられるようになり、健康被害や命の危険といった認識が進んだことを背景に、安全安心な生活を送ることが困難な状況になりつつあると示した宣言のことである。宣言をすることで、市民や事業者などの関心を高め、気候変動への取組を加速させていこうとするものであり、全国では
令和元年9月以降、15の自治体が宣言を行っているとの答弁がなされました。 次に、賛否等の意見を求めたところ、本陳情を採択とする意見として、地球温暖化の進行により気候が変動し、様々な環境的影響、社会経済的影響が生じている。昨年秋に千葉県に甚大な被害をもたらした台風による気象災害も、その要因は気候変動にあると思われる。陳情書ではこのような危機的状況に対し、行政が率先して取り組むことを求めているが、陳情項目の4項目の内容は理解できるものであり、本市においても既に取組を進めているものも多いと説明があった。また、
気候非常事態宣言についても、当局として今後調査研究を進められるとのことから、市としてさらに取り組んでいただくことを要望し、本陳情について採択を主張するとの意見が述べられた後、採決の結果、賛成全員で採択とすることに決定いたしました。 以上がただいま議題となっております陳情2件についての本委員会における審査の経過と結果のご報告でございます。 なお、採択いたしました陳情2―3―2は市長に送付し、その処理経過と結果の報告を求めたいと思います。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(
森谷宏議員) 以上で都市・
市民生活常任委員会の
委員長報告を終わります。 これより採決いたします。 お諮りいたします。陳情2―3―1 「
労働者協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書に関する陳情を採択とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) ご異議なしと認め、本陳情については採択と決定いたしました。 続いて、お諮りいたします。陳情2―3―2 「
気候非常事態宣言」に関する陳情書を採択とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) ご異議なしと認め、本陳情については採択と決定いたしました。 なお、採択された陳情2―3―2 「
気候非常事態宣言」に関する陳情書は、市長に送付し、その処理経過及び結果の報告を求めたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
△閉会中の
継続審査
○議長(
森谷宏議員) 日程第6、閉会中の
継続審査を議題といたします。 陳情1―12―1
ゲノム編集食品の規制と
表示義務化を求める意見書の提出を求める陳情は、会議規則第109条の規定により、都市・
市民生活常任委員会委員長から閉会中の
継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。陳情1―12―1を閉会中の
継続審査に付することに賛成の皆さんの起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
森谷宏議員) 起立多数であります。 よって、陳情1―12―1
ゲノム編集食品の規制と
表示義務化を求める意見書の提出を求める陳情は
継続審査とすることに決定いたしました。
△(議案第18号、同意案第1号~同意案第3号、諮問第1号)の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
森谷宏議員) 日程第7、議案第18号、同意案第1号から同意案第3号まで及び諮問第1号の以上5件を一括議題といたします。 なお、質疑、討論、採決については個別に行いますので、ご了承願います。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第18号、同意案第1号から同意案第3号まで及び諮問第1号の以上5件については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第18号、同意案第1号から同意案第3号まで及び諮問第1号の以上5件については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 提案理由の説明を求めます。
◎市長(清水聖士君) はい、議長。
○議長(
森谷宏議員) 清水市長。 〔市長 清水聖士君登壇〕
◎市長(清水聖士君) 本日追加上程いたしました議案1件、同意案3件及び諮問1件についてご説明申し上げます。 初めに議案第18号 令和元
年度鎌ケ谷市
一般会計補正予算(第7号)につきましては、歳入歳出それぞれ5億144万9,000円を追加し、補正後の予算総額を372億3,355万3,000円とするほか、
繰越明許費の追加、地方債の追加及び変更を行うものでございます。 その内訳でございますが、歳入の主なものといたしましては、国庫支出金及び市債は国の
補正予算に伴う内示を踏まえた補正を行うとともに、財政調整基金繰入金を追加しております。 歳出といたしましては、民生費につきましては未就学児交通安全対策事業に係る工事請負費を計上し、土木費につきましては
令和元年の台風15号等において被災した住宅の修繕費用を補助するための費用を追加するほか、主要市道整備事業、通学路整備事業、準用河川整備事業及び公園施設長寿命化事業における事業のさらなる進捗に必要な経費を追加しております。 教育費につきましては、小中学校に高速大容量の通信ネットワークを整備するために必要な経費を計上しております。 第2表、
繰越明許費補正につきましては、今回歳出予算に計上した事業のうち住宅耐震改修促進事業除く各事業について、年度内の完了が見込まれないため追加するものでございます。 第3表、地方債補正につきましては、小中学校ICT環境整備事業債を追加するとともに、主要市道整備事業債、通学路整備事業債、準用河川整備事業債、都市公園整備事業債及び新鎌ケ谷西側地区
都市計画道路整備事業債について限度額を変更するものでございます。 次に、同意案第1号から同意案第3号までにつきましては、
固定資産評価審査委員会委員の現委員3名の任期満了に伴う選任についてでございます。 同意案第1号につきましては小金計夫氏の再任を、同意案第2号につきましては松丸光彦氏の再任を、同意案第3号につきましては久野義春氏の再任をそれぞれいたしたく、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 次に、諮問第1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることにつきましては、現委員の小川春利氏の任期満了に伴い、再任の推薦をいたしたく、
人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。 よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(
森谷宏議員) 以上で提案理由の説明を終わります。 まず、議案第18号の質疑に入ります。 発言を許します。
◆20番(小
易和彦議員) はい、議長。
○議長(
森谷宏議員) 20番、小
易和彦議員。
◆20番(小
易和彦議員) それでは、令和元
年度鎌ケ谷市
一般会計補正予算について質疑をさせていただきます。 今回は、主に国の
補正予算に伴う補正とのことでありますけれども、国の
補正予算の概要についてお伺いします。また、本市は国の
補正予算のどの目的に沿って事業を実施することになるのか、併せて伺います。
○議長(
森谷宏議員) ただいまの質疑について答弁を求めます。
◎総務企画部長(山﨑正史君) 議長、総務企画部長。
○議長(
森谷宏議員) 総務企画部長。
◎総務企画部長(山﨑正史君) 国の
補正予算の概要でございますが、3つの大きな柱に沿って編成されております。 1つ目が災害からの復旧復興と安全安心の確保で、2兆3,086億円、2つ目が経済の下振れリスクを乗り越えようとするものへの重点支援で9,173億円、3つ目が未来への投資と東京オリンピック・パラリンピック後も見据えた経済活力の維持向上で1兆771億円でございます。 次に、本市が活用する事業が国の
補正予算のどの目的に当たるかについてでございますが、小中学校ICT環境整備事業については、未来への投資と東京オリンピック・パラリンピック後も見据えた経済活力の維持向上に当たり、それ以外の事業につきましては災害からの復旧復興と安全安心の確保に当たるものでございます。
○議長(
森谷宏議員) 再質疑を許します。
◆20番(小
易和彦議員) はい、議長。
○議長(
森谷宏議員) 20番、小
易和彦議員。
◆20番(小
易和彦議員) それでは、国の
補正予算は令和2年1月30日に可決されておりますが、これに伴う
補正予算が追加上程となった経緯について伺います。
○議長(
森谷宏議員) ただいまの再質疑について答弁を求めます。
◎総務企画部長(山﨑正史君) 議長、総務企画部長。
○議長(
森谷宏議員) 総務企画部長。
◎総務企画部長(山﨑正史君) 国の
補正予算が1月30日に議決された後、国土交通省所管のものにつきましては順次金額の内示がございましたが、内示に基づいてどのような事業を実施するかなどについて、国、県のヒアリング等の調整が2月中旬にかけて行われ、事業の内容が固まったのが2月下旬となりました。 また、文部科学省所管の公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金につきましては、現時点でも金額の内示がなく、国からは1校当たり3,000万円という補助対象経費の範囲内であれば満額の交付を前提として構わない旨の説明があったことから、国への申請額ベースで
補正予算計上したものでございます。
○議長(
森谷宏議員) 以上で20番、小
易和彦議員の質疑を終結します。 ほかに質疑はありませんか。
◆23番(勝又勝議員) はい、議長。
○議長(
森谷宏議員) 23番、勝又勝議員。
◆23番(勝又勝議員) 今回の
補正予算のうち最も多額な経費を計上している小中学校ICT環境整備事業についてお伺いします。 国のGIGAスクール構想に対応するためのことですが、この構想の概要と今回の
補正予算の内容についてお伺いいたします。
○議長(
森谷宏議員) ただいまの質疑に対し、答弁を求めます。
◎生涯学習部長(笠井真利子君) 議長、生涯学習部長。
○議長(
森谷宏議員) 生涯学習部長。
◎生涯学習部長(笠井真利子君) 初めに、国のGIGAスクール構想とは、児童生徒向けの1人1台端末と、端末を整備するための高速大容量通信ネットワークの一体的な整備を行うことで、特別な支援を必要とする子供も含め、多様な子供たち一人一人に個別、最適化され、資質、能力が一層確実に育成できる教育ICT環境の実現を目指すものです。国は、GIGAスクール構想実現のための予算を
令和元年度
補正予算に盛り込み、令和2年1月30日に可決されたところでございます。 今回の
補正予算の内容でございますが、高速大容量通信ネットワークを整備する費用として、歳入は補助率2分の1の国庫補助金及び充当率100%で交付税措置率60%の
補正予算債を計上しております。歳出は、通信ネットワーク整備のための設計委託費及び工事請負費、通信運搬費を計上しております。 なお、今回の
補正予算には端末の整備が含まれておりません。
○議長(
森谷宏議員) 再質疑を許します。
◆23番(勝又勝議員) はい、議長。
○議長(
森谷宏議員) 23番、勝又勝議員。
◆23番(勝又勝議員) GIGAスクール構想のうち、児童生徒1人1台端末については今回の補正には含まれていないとのことでしたが、今後の方針と、どの程度の事業費が見込まれ、国からの財源は見込めるのかお伺いいたします。
○議長(
森谷宏議員) ただいまの再質疑について答弁を求めます。
◎生涯学習部長(笠井真利子君) 議長、生涯学習部長。
○議長(
森谷宏議員) 生涯学習部長。
◎生涯学習部長(笠井真利子君) 初めに、今後の方針でございますが、国は令和5年度までに段階的な小中全学年での児童生徒1人1台端末整備の達成を目指しておりますが、本市は令和3年度に現在の学校コンピュータシステムがリニューアルを迎えることになりますので、これに合わせて極力早めの整備が可能となるよう努めてまいりたいと考えてございます。 しかし、今後は全国の自治体が一斉に端末整備を実施するものと予想されるとともに、先日県から送付されました令和2年度の国の端末補助金スケジュールを見ていますと、まだ案の段階であり、流動的ではありますが、3月下旬交付申請、4月上旬交付決定となっておりますので、端末の早期の確保のため、早急に検討してまいりたいと考えているところでございます。 次に、事業費でございますが、先日2月20日に示されました端末整備に係る要綱によりますと、補助の内容は端末1台につき4万5,000円を上限として、補助対象経費は児童生徒3人に2台分の端末分としており、残りの3人に1台分の端末につきましては、国の平成30年度から令和4年度までの教育のICT化に向けた環境整備5カ年計画に基づき、地方財政措置算定分として自治体が整備することになっております。 今後のおおよその事業費でございますが、極力補助率上限の4万5,000円内での整備を考えており、もし現在の小中学校の児童生徒数約8,200人に補助率の上限4万5,000円を単純に乗じると、3億6,900万円となり、そのうち国負担の3人に2台分は2億4,600万円、自治体負担の3人に1台分の1億2,300万円が現段階では見込まれるものと考えております。 また、端末のほかにも、端末で使用する学習ソフトや端末の保守点検費、また地方財政措置算定分の対象となっている大型提示装置、いわゆる電子黒板の各教室1台などの経費も見込まれるものと考えてございます。
○議長(
森谷宏議員) 以上で23番、勝又勝議員の質疑を終結いたします。 ほかに質疑はありませんか。
◆13番(
針貝和幸議員) はい、議長。
○議長(
森谷宏議員) 13番、
針貝和幸議員。
◆13番(
針貝和幸議員) 私からは、この補正のうち、この前の去年の、台風の被災に伴う被災住宅修繕緊急支援事業の補助金について、まずこの事業の概要を伺いたいと思うのです。先ほどからお話に出ていた国の
補正予算に今回伴うものではないのですけれども、国庫補助金とか県の補助金、また一般財源入れて、この追加
補正予算に計上することになったその経緯を併せて伺います。
○議長(
森谷宏議員) ただいまの質疑について答弁を求めます。
◎都市建設部長(高岡敏和君) 議長、都市建設部長。
○議長(
森谷宏議員) 都市建設部長。
◎都市建設部長(高岡敏和君) 市では
令和元年台風15号、19号及び同年10月25日の大雨により被災した住宅の屋根、または外壁等の修繕工事費用の一部を補助する鎌ケ谷市被災住宅修繕緊急支援事業を
令和元年11月28日より実施しております。事業の概要でございますが、屋根または外壁等が被災した住宅のうち被災程度が半壊または一部損壊であるものを対象として、修繕費用の20%かつ50万円を上限として補助するものでございます。この事業を実施するに当たり、200万円の予算を確保するとともに、事業の周知を図ったところ、予算を上回る相談が寄せられ、2月13日の時点において事業費1,766万8,000円の不足が生じたことから、国及び県の補助金について確認したところ、国は再配分で、県は2月議会の
補正予算でそれぞれ補助金が確保されることが判明したため、今回1,766万8,000円を追加
補正予算に計上するものでございます。
○議長(
森谷宏議員) 再質疑を許します。
◆13番(
針貝和幸議員) はい、議長。
○議長(
森谷宏議員) 13番、
針貝和幸議員。
◆13番(
針貝和幸議員) ただいまのお答えで、本当に200万円確保したら、1,766万8,000円の不足が生じたということで、鎌ケ谷市もこの台風被害、非常に大きな被害を受けていたということがよく分かったわけでございます。ですから、調査する人員も少ないという、その辺も懸念でありますけれども、この2月上旬の申請状況を踏まえた補正というわけでしたが、これ以降この申請があった場合、どのように対応するのか、そして国、県補助金の活用ができるのかも含めてお伺いしたいと思います。
○議長(
森谷宏議員) ただいまの再質疑について答弁を求めます。
◎都市建設部長(高岡敏和君) 議長、都市建設部長。
○議長(
森谷宏議員) 都市建設部長。
◎都市建設部長(高岡敏和君) 当該事業につきましては、令和2年度当初予算で事業費601万7,000円を計上しておりますので、2月14日以降のご相談につきましては令和2年度当初予算で対応する予定でございます。 なお、令和2年度につきましても、国及び県の補助金が活用できることを確認しております。
○議長(
森谷宏議員) 以上で13番、
針貝和幸議員の質疑を終結いたします。 ほかに質疑はありませんか。
◆16番(佐藤剛議員) はい、議長。
○議長(
森谷宏議員) 16番、佐藤剛議員。
◆16番(佐藤剛議員) 私からは、再び小中学校ICT環境整備事業についてお尋ねしたいと思います。 今回は、高速大容量の通信ネットワークを整備するための予算計上ということで、端末の代金などは含まれていないというお話がありましたが、いずれにせよ令和5年度、2023年度までには児童1人1台の学習用端末を配備する、そのための環境づくりということだというふうに私は理解しています。 学習用端末の配備につきましては、先ほど1台につき国から4万5,000円の補助が出るというふうにお話がありましたが、こういった端末は大体おおむね五、六年ごとにシステム変更が必要であるということを考えますと、継続的な予算編成が必要になるかと思うのですが、その辺維持費なども含めて、その辺の見通しをお教えください。
○議長(
森谷宏議員) ただいまの質疑について答弁を求めます。
◎生涯学習部長(笠井真利子君) 議長、生涯学習部長。
○議長(
森谷宏議員) 生涯学習部長。
◎生涯学習部長(笠井真利子君) 今回の国のGIGAスクール構想実現、これはこちらが完了しましたら、また数年後に次のシステムリニューアルが到来いたします。そのときには、市の財政に可能な限り負担を生じないように、有利な国の交付金等の情報を収集し、活用が可能であれば積極的に活用してまいりたいと考えておりますので、今後も国の動向等を注視してまいりたいと考えてございます。
○議長(
森谷宏議員) 再質疑を許します。
◆16番(佐藤剛議員) はい、議長。
○議長(
森谷宏議員) 16番、佐藤剛議員。
◆16番(佐藤剛議員) では、それに関連してなのですけれども、1つ目の質問に関連して、もう一点質問したいのですが、今度大量の学習用端末が配備されるということになるわけですから、そうした大量の端末の保守点検だとか、日常的なセキュリティ対策だとか、ソフトウエアがアップデートなど、そういったものが非常に大変になってくるのではないかと思うのです。そういったものをどのように行うのかということ、その点についてお教えください。
○議長(
森谷宏議員) ただいまの再質疑について答弁を求めます。
◎生涯学習部長(笠井真利子君) 議長、生涯学習部長。
○議長(
森谷宏議員) 生涯学習部長。
◎生涯学習部長(笠井真利子君) 現在端末整備において、どのOSを選択するか検討中ではございますが、国はGIGAスクール構想の実現においてクラウドの活用を推奨しております。近年は、使いながら自動でアップデートをできるものも増えており、最新の技術を検証、導入を検討してまいります。 また、現在学校で使用しているコンピュータ機器は5年間のリース契約となっておりますが、5年間のハードウエア及びソフトウエアの保守やコンピュータに障害があった場合のセキュリティ面を考慮した上でのリモートでの操作など仕様書に明記しております。1人1台端末が実現しましたら、管理する端末が増えますので、仕様書を作成する際には可能な限り精査、検証を行い、児童生徒の学びに影響が出ないように検討してまいりたいと考えてございます。
○議長(
森谷宏議員) 以上で16番、佐藤剛議員の質疑を終結いたします。 ほかに質疑はありませんか。
◆18番(河内一朗議員) はい、議長。
○議長(
森谷宏議員) 18番、河内一朗議員。
◆18番(河内一朗議員) 私のほうから、2点ほど質問をさせていただきます。 今回の追加
補正予算の中で、1点目が未就学児交通安全対策事業という件で、いわゆる園外活動が安全に行えるよう、散歩コースとなる歩道や交差点の道路安全対策を実施するとございます。実際に工事を実施される箇所、場所と、あとどういった工事内容かをまず教えてください。
○議長(
森谷宏議員) ただいまの質疑について答弁を求めます。
◎健康福祉部長(菅井智美君) 議長、健康福祉部長。
○議長(
森谷宏議員) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(菅井智美君) 初めに、安全対策工事を行う必要がある箇所数及び工事箇所数についてお答えいたします。 昨年9月に実施いたしました交通安全点検に基づき、園外活動コースにおいて対策が必要な箇所18か所のうち13か所について安全対策工事を実施することとしております。残る5か所のうち既に2か所は対策済みですが、3か所については歩道の拡幅等、路線整備が必要となる箇所もあることから、引き続き道路管理部局と協議をしてまいります。 次に、どのような工事を実施するのかの工事内容でございますが、保育園等園外活動のコースである旨の啓発看板の設置、交差点における車止め及びガードレールの設置、また歩道のカラー舗装等を実施することとしております。
○議長(
森谷宏議員) 再質疑を許します。
◆18番(河内一朗議員) はい、議長。
○議長(
森谷宏議員) 18番、河内一郎議員。
◆18番(河内一朗議員) いろいろな事故等々もありますので、ぜひ推進をお願いしたいと思います。 2点目ですけれども、先ほどから幾つかの議員の方からもご質問出ています小中学校IT環境、ICT環境整備事業の件でお伺いをいたします。先ほどGIGAスクール構想の件に関しては既にもうご答弁をいただきましたので、そこの質問は割愛させていただきまして、概要書の説明の中には各小中学校に対してかなりの予算額が割かれていると。ICT環境整備工事の金額なのですけれども、こちらの具体的な内容を教えていただけますでしょうか。
○議長(
森谷宏議員) ただいまの再質疑について答弁を求めます。
◎生涯学習部長(笠井真利子君) はい、議長。
○議長(
森谷宏議員) 生涯学習部長。
◎生涯学習部長(笠井真利子君) ICT環境整備工事とは、国のGIGAスクール構想実現のため、児童生徒向けの1人1台端末を整備するための高速大容量通信ネットワークの整備を行います。今回の主な内容は、校内LAN及び電源キャビネット、いわゆる端末充電保管庫の整備となります。
○議長(
森谷宏議員) 以上で18番、河内一朗議員の質疑を終結いたします。 ほかに質疑はありませんか。
◆4番(松原美子議員) はい、議長。
○議長(
森谷宏議員) 4番、松原美子議員。
◆4番(松原美子議員) ほかの議員さんからの発言もございましたので、私、議席番号4番、松原美子、それぞれ1点ずつご質問をさせていただきます。 まず、皆さんからご発言のありましたGIGAスクールの問題についてですけれども、このGIGAスクールを導入することによって、学校の先生方に新たな研修をしなければならないとか、それから新しい業務を覚えなくてはいけないなどの業務の過重負担になることは何かあるのでしょうか。あるいは逆に導入することで先生方が楽になったりするのか、その労働条件についてお伺いいたします。
○議長(
森谷宏議員) ただいまの質疑について答弁を求めます。
◎生涯学習部長(笠井真利子君) 議長、生涯学習部長。
○議長(
森谷宏議員) 生涯学習部長。
◎生涯学習部長(笠井真利子君) 今回のGIGAスクール構想の実現により、学校のICT環境は大きく変化しますので、それに対応するための教師の研修は必要と考えますが、この環境整備は来年度から始まる新学習指導要領に基づく学びの充実に大きく寄与するものと考えております。また、1人1台端末とすることで、今まで教師が紙を印刷して作成していた課題などを生徒の端末や電子黒板などに一斉に送信して、教師と子供、あるいは子供同士の間で情報の共有ができたり、答えの集計なども自動でできるなど、活用範囲が広がることで教師の
負担軽減にもつながるものと考えております。
○議長(
森谷宏議員) 再質疑を許します。
◆4番(松原美子議員) はい、議長。
○議長(
森谷宏議員) 4番、松原美子議員。
◆4番(松原美子議員) それでは、引き続きましてもう一点、未就学児の交通安全対策事業について、今河内議員のほうからもご発言がございましたけれども、3月
補正予算に追加された理由についてお伺いいたします。
○議長(
森谷宏議員) ただいまの再質疑について答弁を求めます。
◎健康福祉部長(菅井智美君) 議長、健康福祉部長。
○議長(
森谷宏議員) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(菅井智美君) 当初予算の編成時点において、国の社会資本整備総合交付金について、未就学児、交通安全対策事業に係る活用見込みが明らかになっておりませんでしたが、
令和元年12月に要望調査があり、令和2年2月17日付で、同交付金の内定について県より通知があったことから、3月
補正予算とさせていただいたものでございます。
○議長(
森谷宏議員) 以上で4番、松原美子議員の質疑を終結します。 ほかに質疑はありませんか。
◆6番(德野涼議員) はい、議長。
○議長(
森谷宏議員) 6番、德野涼議員。
◆6番(德野涼議員) 私からは、1点お聞かせ願います。 未就学児交通安全対策事業につきまして、この工事に当たり安全点検を行ったとのことですが、その内容と点検結果について伺います。
○議長(
森谷宏議員) ただいまの質疑について答弁を求めます。
◎健康福祉部長(菅井智美君) 議長、健康福祉部長。
○議長(
森谷宏議員) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(菅井智美君) まず初めに、点検結果の具体的な内容でございますが、対策が必要な18か所のうち、令和2年度に13か所について安全対策工事を実施するものでございますが、工事の内容は車止め、ガードレール、園外活動のコースである旨の啓発看板の設置、歩道のカラー舗装となっております。残る5か所のうち既に2か所は対策済みですが、3か所については歩道の拡幅等、路線整備が必要となる箇所もあるため、引き続き道路管理部局と協議をしてまいります。 次に、点検結果についてでございますが、昨年5月に滋賀県大津市で発生した事故を初め、園外での散歩など、集団で移動する保育園児の事故の多発に伴い、市内保育所等が園外活動で利用する道路について、事前に保育事業者から報告をいただいた結果を基に、保育事業者の保育士、鎌ケ谷警察署、県土木事務所、市道路管理部局及び幼児保育課の合同による交通安全点検を昨年9月に実施いたしました。点検の結果、安全対策が必要な20か所のうち、警察署や県土木事務所へお願いする2か所を除く18か所について、安全対策を講ずる箇所として把握をしております。
○議長(
森谷宏議員) 再質疑を許します。
◆6番(德野涼議員) はい、議長。
○議長(
森谷宏議員) 6番、德野涼議員。
◆6番(德野涼議員) 点検においては、様々な声を参考にしたとのことですが、市民からの声も取り入れるべき、また本事業の取組を広く市民に伝えることも大切だと思います。というのも、今回の
新型コロナウイルス感染症の対応を見ても、鎌ケ谷市は他市と異なる対応を取っています。賛否があると思いますが、この右へ倣えの対応をしなかったこと、その判断については評価をしたいと思っております。ただし、異なる判断をしたからには、説明する責任も伴うと思います。市民からは、なぜ鎌ケ谷市だけという声が当然上がります。そして、市はまだこの声に応えられていないと考えております。このような理由で判断をしたと市民から理解と協力が得られるような声明を発することが重要だと思っております。 そして、この事業においても、保護者様はとても不安な気持ちを抱えていらっしゃると思います。やはり分からないことが一番不安だと思いますので、この事業についても厚く情報発信をしていただきたいと思っておりますが、その点についてどうお考えでしょうか。
○議長(
森谷宏議員) ただいまの再質疑について答弁を求めます。
◎健康福祉部長(菅井智美君) 議長、健康福祉部長。
○議長(
森谷宏議員) 健康福祉部長。
◎健康福祉部長(菅井智美君) 市民の皆様に理解を得られる情報発信につきましては、大変必要なものと認識しているところでございます。本事業につきましては、市民や保護者の皆様への情報発信としまして、安全点検に先立ち、
令和元年9月3日には、9月中に3日間かけ安全点検を実施する旨報道発表をさせていただいており、翌月10月2日には点検結果に基づく具体的な対策内容についても発表するなど、迅速な情報発信に努めているところでございます。また、12月2日には保育所等園外活動における交通安全対策事業計画を策定し、
令和元年度の国の
補正予算を見込み、国の補助事業活用による安全対策事業の実施につきまして、12月18日に報道発表をしております。 このように、園児及び保育士が安全に園外活動ができるよう安全対策を進めておりますが、保護者の皆様や市民の皆様に向けた情報発信や情報収集については、さらなる工夫も必要と考えております。今後は、事業の進捗状況についても保護者の皆様に情報提供していくとともに、危険箇所の把握に当たりましても、広く市民の皆様の声に耳を傾け、事業に反映させていくことで保育の安全安心が実感できるよう努めてまいります。
○議長(
森谷宏議員) 以上で6番、德野涼議員の質疑を終結します。 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) なければ、以上で質疑を終結します。 これより討論に入ります。 発言はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) なければ、直ちに本案について採決いたします。 お諮りいたします。議案第18号を原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) ご異議なしと認め、議案第18号 令和元
年度鎌ケ谷市
一般会計補正予算(第7号)は原案のとおり可決することに決定いたしました。 次に、同意案第1号の質疑に入ります。 発言を許します。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) なければ、以上で質疑を終結します。 これより討論に入ります。 発言はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) なければ、直ちに本案について採決いたします。 お諮りいたします。同意案第1号は同意することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) ご異議なしと認め、同意案第1号
固定資産評価審査委員会委員の選任については同意することに決定いたしました。 次に、同意案第2号の質疑に入ります。 発言を許します。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) なければ、以上で質疑を終結します。 これより討論に入ります。 発言はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) なければ、直ちに本案について採決いたします。 お諮りいたします。同意案第2号は同意することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) ご異議なしと認め、同意案第2号
固定資産評価審査委員会委員の選任については同意することに決定いたしました。 次に、同意案第3号の質疑に入ります。 発言を許します。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) なければ、以上で質疑を終結します。 これより討論に入ります。 発言はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) なければ、直ちに本案について採決いたします。 お諮りいたします。同意案第3号は同意することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) ご異議なしと認め、同意案第3号
固定資産評価審査委員会委員の選任については同意することに決定いたしました。 次に、諮問第1号の質疑に入ります。 発言を許します。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) なければ、以上で質疑を終結します。 これより討論に入ります。 発言はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) なければ、直ちに本諮問に対する答申について採決いたします。 お諮りいたします。諮問第1号に対する答申については、適任という意見をつけたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) ご異議なしと認め、諮問第1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることに対する答申については、適任という意見を付することに決定いたしました。
△(発議案第1号)の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
森谷宏議員) 日程第8、発議案第1号 「
労働者協同組合法案」の
早期制定を求める意見書を議題といたします。 ただいま議題となっております発議案第1号は、会議規則第36条第2項の規定により委員会の付託をいたしません。 提案理由の説明を求めます。
◎都市・
市民生活常任委員会委員長(小
易和彦議員) はい、議長。
○議長(
森谷宏議員) 都市・
市民生活常任委員会委員長、小
易和彦議員。 〔都市・
市民生活常任委員会委員長 小
易和彦議員登壇〕
◎都市・
市民生活常任委員会委員長(小
易和彦議員) ただいま議題となっております発議案第1号についてご説明申し上げます。 我が国では、組合に参画する全ての者が出資をして組合員となり、自ら運営にも参加し、介護や子育てなどの多様な地域ニーズに応じた事業に取り組むという非営利法人形態は今日まで存在していません。 また、協同組合制度については個別分野ごとに整備されてきた経緯があり、事業主や消費者のための協同組合はありますが、労働者のための協同組合はないことから、地方創生や一人一人が活躍できる社会の実現のためにも新たな法人制度が必要であると考えます。 よって、国においては非営利法人である労働者協同組合の設立を可能とするために、
労働者協同組合法案を早期に制定することなどを求めるものであります。 意見書の内容につきましては、お手元に配付してあるとおりであります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(
森谷宏議員) 以上で提案理由の説明を終わります。 これより発議案第1号の質疑に入ります。 発言を許します。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) なければ、以上で質疑を終結します。 これより討論に入ります。 発言はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) なければ、直ちに本案について採決いたします。 お諮りいたします。発議案第1号は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) ご異議なしと認め、発議案第1号 「
労働者協同組合法案」の
早期制定を求める意見書は原案のとおり可決することに決定いたしました。
△閉会中の継続調査
○議長(
森谷宏議員) 日程第9、閉会中の継続調査を議題といたします。
総務企画常任委員会委員長より総務企画行政について、都市・
市民生活常任委員会委員長より都市・
市民生活行政について、
教育福祉常任委員会委員長より教育福祉行政について、
議会運営委員会委員長より議会の運営に関する事項、議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項、議長の諮問に関する事項について、会議規則第109条の規定による閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りいたします。各委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
森谷宏議員) ご異議なしと認め、各委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。
△散会の宣告
○議長(
森谷宏議員) これにて本会議に付議された案件の審議は全て終了いたしました。 以上で
令和元年鎌ケ谷市議会定例会令和2年3月会議を散会いたします。 お疲れさまでした。 午前11時48分 散 会...