松山市議会 > 2003-10-02 >
10月02日-06号

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  1. 松山市議会 2003-10-02
    10月02日-06号


    取得元: 松山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-07
    平成15年 9月定例会                 平成15年          松山市議会第3回定例会会議録 第6号          ──────────────────             平成15年10月2日(木曜日)             ───────────── 議事日程 第6号   10月2日(木曜日)午前10時開議日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第67号 平成15年度松山市一般会計補正予算(第2号) 議案第68号 平成15年度松山市松山城管理事業特別会計補正予算(第1号) 議案第69号 平成15年度松山市中央卸売市場事業特別会計補正予算(第1号) 議案第70号 松山市学校設置条例等の一部改正について 議案第71号 松山市湯月公園体育施設条例の制定について 議案第74号 松山市都市公園条例の一部改正について 議案第75号 工事請負契約の締結について(公共下水道北部浄化センター管理棟建設工事) 議案第76号 工事請負契約の締結について(公共下水道北部浄化センター管理棟電気設備工事) 議案第77号 工事請負契約の締結について(公共下水道北部浄化センター第1汚泥濃縮棟建設工事) 議案第78号 工事請負契約の締結について(公共下水道大可賀雨水排水ポンプ場土木・建築工事) 議案第79号 工事請負契約の締結について(公共下水道大可賀雨水排水ポンプ場機械設備工事) 議案第80号 財産の取得について(高所放水車) 議案第81号 新たに生じた土地の確認について(泊・由良地区) 議案第82号 町の区域の変更について(泊・由良地区) 議案第83号 町の新設について(和泉南部地区) 議案第84号 市道路線の認定について 議案第85号 松山市基盤整備促進事業計画概要書の変更について(久谷町奥久谷地区ほ場整備事業)  (委員長報告.質疑.討論.表決)日程第3 委員会の閉会中の継続審査について  (表 決)日程第4 議員の海外派遣について  (説明.質疑.討論.表決)日程第5 議案第86号 公平委員会委員の選任に関し同意を求めることについて  (説明.質疑.討論.表決)日程第6 議案第87号 固定資産評価審査委員会委員の選任に関し同意を求めることについて  (説明.質疑.討論.表決)日程第7 議案第88号 人権擁護委員候補者の推薦について  (説明.質疑.討論.表決)日程第8 意見書案第7号 年金給付額の据え置きを求める意見書について 意見書案第8号 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)における拉致問題及び核問題の早期解決を求める意見書について  (説明.質疑.討論.表決)   ──────────────── 本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第67号~第71号、第74号~第85号日程第3 委員会の閉会中の継続審査について日程第4 議員の海外派遣について日程追加 農業委員会選任委員の解任請求について日程追加 議案第89号日程第5 議案第86号日程第6 議案第87号日程第7 議案第88号日程第8 意見書案第7号・第8号   ──────────────── 出席議員(46名)  1番  大 亀 泰 彦  2番  武 井 多佳子  3番  福 岡 玲 子  4番  雲 峰 広 行  5番  小 林 宮 子  6番  横 山 博 幸  7番  友 近   正  8番  今 村 邦 男  9番  篠 崎 英 代  10番  小 路 貴 之  11番  丹生谷 利 和  12番  八 木 健 治  13番  土井田   学  14番  栗 原 久 子  15番  寺 井 克 之  16番  三 好 通 昭  17番  きくち 伸 英  18番  宇 野   浩  19番  一 橋 邦 雄  20番  砂 野 哲 彦  21番  渡 辺 英 規  22番  玉 井 忠 司  23番  井 原 美智子  24番  西 本   敏  25番  逢 坂 節 子  26番  上 岩 静 雄  27番  野 口   仁  28番  豊 田 実知義  29番  佐々木 英 晶  30番  松 岡 芳 生  31番  田 坂 信 一  32番  吉 岡 政 雄  33番  池 本 俊 英  34番  川 本 光 明  35番  菅   正 秀  36番  御手洗   健  37番  三 宮 禎 子  38番  丹生谷 道 孝  39番  山 本 立 夫  40番  中 西   智  41番  大 木 正 彦  42番  永 山 幹 雄  43番  上 田 初 一  44番  松 下 長 生  45番  白 石 研 策  46番  大 西 弘 道   ──────────────── 欠席議員(0名)   ──────────────── 事務局出席職員職氏名  事務局長     團 上 和 敬  事務局企画官   岡 部 久 雄  庶務課長     岡 田   久  議事課長     高 橋   潔  調査課長     成 川 謙 一  調査課主幹    折 手   均  議事課主幹    上 岡 幹 夫   ──────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長       中 村 時 広  助役       稲 葉 輝 二  助役       木 村 俊 介  収入役      松 村 哲 夫  総務部長     森 岡   覚  総務部企画官   郷 田 耕 造  企画財政部長   井 伊 澄 夫  企画財政部水資源担当部長           藤 原 俊 彦  企画財政部企画官 石 丸 允 良  財政課長     玉 井 徳 雄  市民部長     久 保 浩 三  市民部支所担当部長嶋 田 幸 成  保健福祉部長   真 鍋 明 英  保健福祉部社会福祉担当部長           松 井   豊  環境部長     浮 穴 義 夫  都市整備部長   冨 岡 保 正  都市整備部都市開発担当部長           徳 永 常 継  下水道部長    渡 部   剛  建設管理部長   雲 峰 廣 志  産業経済部長   大 西 正 気  産業経済部農林水産担当部長           丹 下 正 勝  消防局長     宍 戸 厚 志  教育長      中 矢 陽 三  教育委員会事務局長武 井 正 浩  教育委員会委員長 森 山 純 一  監査委員     菊 池 和 夫  公営企業管理者  渡 辺 滋 夫  公営企業局管理部長重 見 憲 司   ~~~~~~~~~~~~~~~~       午前10時11分開議 ○丹生谷道孝議長 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付の日程表第6号のとおりであります。   ──────────────── ○丹生谷道孝議長 まず、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第78条の規定により、議長において23番井原議員及び24番西本議員を指名いたします。   ──────────────── ○丹生谷道孝議長 次に、日程第2、議案第67号ないし第71号及び第74号ないし第85号の17件を一括議題といたします。 本件に関し、各委員長の報告を求めます。まず、栗原文教消防委員長。 〔栗原久子文教消防委員長登壇〕 ◆栗原久子文教消防委員長 文教消防委員会の報告を申し上げます。 当委員会に付託されました議案4件の審査結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、いずれも全会一致の決定であります。 以下、審査の過程におきまして特に論議がなされました事項について、その概要を申し上げます。 まず、消防局関係についてであります。議案第67号松山市一般会計補正予算中、歳出9款1項3目消防施設費について、委員から、西部支署の建設規模についてただしたのであります。これに対し理事者から、平成5年に鉄筋コンクリート造2階建て、約600平方メートルの規模で建設した東部支署を基準として考えているが、西部支署には石油コンビナート化学工業地帯の火災対応用特殊車両を配備していること、また現支署敷地内にある老朽化した倉庫を撤去して支署に併設する計画であるといった点などを考慮し、今後建設規模について検討したいとの答弁がなされたのであります。さらに、他の委員から、議案第80号財産の取得について、高所放水車に関連して、苫小牧市において石油タンク火災があったことにかんがみ、石油コンビナート地域の石油タンク火災への対応についてただしたのであります。これに対し理事者から、石油コンビナート地域の火災については、西消防署に泡原液搬送車、大型化学消防車、大型高所放水車の特殊車両3台、いわゆる3点セット、西部支署には、化学消防ポンプ自動車、10トン水槽車を配備し、対応している。また、火災出動計画により、第1出動において、西消防署の3点セットを含む消防車両等17台が出動するとともに、特別防災区域内の事業所で構成する共同防災組織の3点セットが1セット出動するほか、当該各事業所にも消防車両を配備していることから、これらの車両により対応するとの答弁がなされたのであります。 次に、教育委員会関係であります。まず、議案第67号松山市一般会計補正予算中、歳出10款5項13目埋蔵文化財費に係る公有財産購入費5億7,252万5,000円についてであります。このことについて理事者から、久米官衙遺跡群遺構保全事業に関する土地の公有化に必要な経費との説明がなされたことに対し、委員から、経費の内訳及び土地単価についてただしたのであります。これに対し理事者から、土地開発公社所有の土地は2,045.85平方メートルの購入費が2億7,342万4,000円、1平方メートル当たりの土地単価については、宅地のため約13万3,000円であり、そのほかに民有地2,991平方メートルの購入費が2億9,910万円、1平方メートル当たりの土地単価については、農地のため約10万円であるとの答弁がなされたのであります。これに関連して、他の委員から、久米官衙遺跡に関する事業が完了し、一般に公開できる時期についてだたしたのであります。これに対して理事者から、久米官衙遺跡は、東西500メートル、南北400メートルの地域にわたり、今回はその中でも最も重要な箇所に絞って国からの史跡指定を受けたものであり、今後はさらに追加指定を受け、将来的には史跡公園として活用したいと考えている。そのため、財政事情や国の判断といったことも関係してくることから、整備完了時期は未定であるとの答弁がなされたのであります。これを受けて委員から、時間が要するのはいたし方ないが、部分的にでも整備が完了したところがあれば、徐々にでも公開していってはどうかとの要望がなされたのであります。これに対し理事者から、平成14年度で来住廃寺跡の公有化が完了したことに伴い、今年度に整備検討委員会を設置して、その中で今後の対応を検討していきたいとの答弁がなされたのであります。 このほか、1、湯月公園体育施設条例の制定に関連し、県から市へ体育施設が移管される中、現在利用している方々への配慮方について、2、の・ボール野球大会の開催方法及びルールの周知等について、3、第16回全国生涯学習フェスティバルにおける松山市独自事業の全国発信について、それぞれ質疑応答がありました点、付言いたしております。 以上で、文教消防委員会の報告を終わります。 ○丹生谷道孝議長 次に、八木市民福祉委員長。 〔八木健治市民福祉委員長登壇〕 ◆八木健治市民福祉委員長 市民福祉委員会の報告を申し上げます。 当委員会に付託されました議案1件の審査結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであります。 以下、当委員会で特に論議されました事項2点について、その概要を申し上げます。 まず第1点は、議案第67号平成15年度松山市一般会計補正予算中、3款1項8目老人福祉費に係る仮称鷹子福祉センター整備事業についてであります。本件は、昭和41年に建設された現在の鷹子老人福祉センターが、築後37年を経過し、老朽化が著しく、また施設が狭隘で十分なサービスができないため、平成16年度に建てかえを計画しており、そのための設計委託料、地質調査費等であります。施設の概況は、鉄筋コンクリート3階建て、約1,900平方メートルを予定、1階を駐車場、2階部分をデイサービスセンター、3階部分を老人福祉センターとして整備を予定しているものであります。このことについて、委員から、1、老人福祉センターの設置状況及び市内東西南北に満遍なく建設整備を行うことについて、2、建てかえ期間及びその間のデイサービス利用者への対応について、3、建てかえにおいて利用者の意見を反映することについて、以上3点についてただしたのであります。これに対して理事者から、まず老人福祉センターの設置状況については、現在鷹子老人福祉センター以外に、中村老人福祉センター総合福祉センターに設置している松山市老人福祉センターの計3カ所がある。また、市内東西南北に満遍なく建設整備を行うことについては、今後検討していきたい。次に、建てかえ期間については、現施設の取り壊しに1カ月、建設に8カ月程度かかり、合わせて約1年を要する。その間のデイサービス利用者への対応については、現在いきがいデイサービスを利用している方は1日16名程度いるが、近隣の社会福祉法人3施設に代行措置をお願いする予定である。次に、建てかえにおいて利用者の意見を反映することについては、地元や高齢クラブ連合会の会員等に話を聞き、反映している部分もあるが、今後細部については、本設計する段階で利用者等の意見を聞きながら設計したいとの答弁がなされた後、委員から、今後とも利用者の意見集約に努め、利用者の立場に立った施設をつくってほしいとの要望がありました点、申し添えておきます。 第2点は、3款2項児童福祉費についてであります。まず、委員から、1、児童扶養手当の受給者の推移について、2、母親クラブの利用者数について、以上2点についてただしたのであります。これに対して理事者から、まず児童扶養手当の受給者の推移については、平成12年度が4,686人、13年度が4,873人、14年度が5,052人、15年8月に支給した人数は4,797人となっており、年々増加傾向にある。次に、母親クラブの利用者数については、ことしから名称を未来クラブと改め、市内に18クラブあり、会員数は662名であるとの答弁がなされたのであります。これを受けて委員から、1、母親クラブの会員数が非常に少ない。今後、さまざまな面において同クラブが子育ての手助けになるということを思えば、多くの方に利用してもらいたい。そのための行政としての取り組み方はどうか。2、本年10月1日から年金の物価スライドの関係から、児童扶養手当が減額されるが、本市としてどのように受けとめているのか。以上、2点についてただしたのであります。これに対して理事者から、まず母親クラブの拡充に向けた今後の取り組み方については、国のモデル事業で母親クラブにおける子育て支援モデル事業を推進していくこととなるが、その中で、母親クラブの啓蒙、啓発、さらには新たな母親クラブの掘り起こし等を行いながら、同クラブの拡充あるいは新設という形で進めていきたい。次に、児童扶養手当が減額されることに対しての見解については、本市としては、今後受給者に対する就労支援に努めていきたいとの答弁がなされたのであります。また、他の委員から、父子家庭に対する支援体制を検討することについてただしたのであります。これに対し理事者から、父子家庭に対する支援状況について、中核市の調査を実施したところ、児童扶養手当を支給している市はなかった。本市においても、現在父子家庭に対する助成制度はないが、リストラ等によって生活に困難を来している方々もいることから、今後支援できる体制も検討したいとの答弁がなされた後、本件異議なく、原案可決と決した次第であります。 以上のほか、1、児童クラブ指導員の待遇の改善方について、2、児童の安全対策について、3、2次救急を担う病院群輪番制病院の周知方及び設備整備補助金の支給実績について、それぞれ質疑応答、あるいは今後の検討方を求める意見がありました点、付言いたしておきます。 以上で、市民福祉委員会の報告を終わります。 ○丹生谷道孝議長 次に、三好建設企業委員長。 〔三好通昭建設企業委員長登壇〕 ◆三好通昭建設企業委員長 建設企業委員会の報告を申し上げます。 当委員会に審査を付託されました議案第81号新たに生じた土地の確認について(泊・由良地区)及び議案第82号町の区域の変更について(泊・由良地区)の審査の結果につきましては、お手元配付の委員会審査報告書のとおり、いずれも全会一致の決定であります。 議案第81号は、泊・由良地区の4件の埋立地が、それぞれ埋め立て免許を受け、埋め立て竣工の許可を得、地方自治法第9条の5第1項の規定により、本市地区内の土地であることを確認するもので、また議案第82号は、地方自治法第260条第1項の規定により、4件の埋立地を泊町、由良町に編入し、町の区域を変更するものであり、詳細な説明を徴した後、別段異議なく可決と決した次第であります。 以上で、建設企業委員会の報告を終わります。 ○丹生谷道孝議長 次に、上岩環境整備委員長。 〔上岩静雄環境整備委員長登壇〕 ◆上岩静雄環境整備委員長 環境整備委員会の報告を申し上げます。 当委員会に審査を付託されました議案9件の審査結果は、お手元に配付の委員会審査報告書のとおりでありまして、以下、特に論議がなされた事項につきその概要を申し上げます。 まず、議案第75号ないし第77号の公共下水道北部浄化センター管理棟の建設及び電気工事並びに汚泥濃縮棟の建設工事に係る工事請負契約の締結についてであります。このことについて、委員から、1、共同企業体を選定した基準及び理由について、2、管理棟建設費3億1,531万5,000円の内訳について、それぞれただしたのであります。これ対して理事者から、1、選定した基準については、共同企業体は、複数の業者が建設を行うことに合意した事業組織であり、中小建設企業の振興や施工の確実性、円滑な施工の確保等を図るため、共同企業体で実施することとした。理由については、建設工事は可能な限り分離分割していきたいと考えている。プラント類は従来一括発注であったが、平成11年から土木建築工事、機械設備工事、電気設備工事というように分離分割発注方法を採用している。今回も国の補助基準を考慮した発注基準の中で分割できるものは分割し、地元企業に配慮している。また、管理棟については、分割できない要件があったことから、地元業者の受注機会をふやすため、3社の分担施工方式による共同企業体で発注をした。この分担施工方式は、実質的には分離分割方式に近いものである。2、管理棟建設の内訳については、建設主体工事が約2億6,000万円、電気機械設備工事がそれぞれ約3,000万円であるとの答弁がなされたのであります。これを受けて委員から、本来1億8,000万円以上の請負契約は議決が必要であり、単体に分割すると、今回のような3,000万円程度の電気機械設備工事は議案に上がってこないことになるが、地元企業を育成する観点からも、なるべく分離分割をして地元企業に仕事が行き渡るようにしてはどうかただしたのであります。これに対して理事者から、入札方法については、基本的には設計内容によるところが大きいが、処理場及びポンプ場の設計積算については、国土交通省、都市地域整備局、下水道部が策定した下水道積算要領をもとに積算している。今後は、補助事業であることから、国、県との協議や他の市町村の動向も見きわめながら、可能な限り分離分割発注をしてまいりたいとの答弁がなされたのであります。これを受けて委員から、この分担施工方式は、香川県や徳島県で採用され、新しい分離分割方式としての流れが出てきている。松山市も、新しい分離分割方式を試みたかと思うが、今後もこうした分担施工方式を実施するのか。また、請負金額の総額を公表しているが、分割した部門別に金額を公表できないかただしたのであります。これに対して理事者から、入札制度の改正についてはいろいろ努力をしており、予定価格の公表とか、低入札調査価格制度や、公募型指名競争入札等を採用し、地元企業への発注を心がけ、地域経済の活性化にも役立てている。新たな分担施工方式については、結果を見て、反省すべき点があれば見直し、今後も健全な入札制度の改善に努めたい。部門別金額の公表については、現在は部門別の金額は公表していない。ただ、今回の管理棟建設工事の入札は本市で初めての分担方式を採用したところであり、設計書には建築主体、建築電気、建築機械工事の金額がそれぞれ算定されているが、予定価格については、従来に準じて総額を公表した。しかし、分担方式については、今後各工種ごとに金額を公表することも建設工事入札及び契約審査委員会で検討していきたいとの答弁がなされたのであります。さらに委員から、この請負契約には2人の議員が関係する企業体が入っていると聞くが、その役職及び受注内容についてただしたのであります。これに対して理事者から、役職については、1人は代表取締役であり、1人は兄弟が社長をしていると聞いている。受注内容については、地方自治法に兼業禁止規定があり、それに加えて、議会において市が発注する公共工事の請負に関し、40%を超えることのないよう決議をしているので、それを十分尊重して、その範囲内での発注に努めている。ただ、完成工事高は年度によりかなり変動があるので、基本的には受注者が自覚して行うのがベストだと思われる。公共工事を請け負う者は、必ず経営審査を受けなければならないが、その中にある完成工事高を参考にすると、過去の受注高は、高い人でも20%以下であるとの答弁がなされたのであります。これを受けて委員から、受注企業体に議会関係者が参加していることなどから、この請負契約議案には反対であるとの意見が述べられましたが、挙手多数で同意と決した次第であります。なお、工事請負契約の入札については、可能な限り分離分割方式を採用し、地元企業の活用を図るよう強く要望する意見がありましたことを付言いたしておきます。 次に、議案第67号平成15年度一般会計補正予算(第2号)中、4款1項8目地球温暖化対策事業及び住宅用太陽光発電システム設置補助事業についてであります。このことについて委員から、1、地球温暖化対策事業では、テレビやラジオ、新聞を活用して、市民に対して地球温暖化防止の啓発を行うとあるが、具体的にどのようなことを行うのか。2、住宅用太陽光発電システム設置補助の上限及び業者への価格指導、また設置者に対して負担をかけることになるが、その費用対効果について、以上2点につきただしたのであります。これに対して理事者から、1、本年11月から来年の2月までの4カ月間で、テレビ、ラジオのコマーシャルを400回程度、新聞、情報誌への掲載を12回程度実施し、その内容は、特に松山を意識して、過去50年間の桜の開花時期やセミの初鳴きなどの気象情報を掲載し、松山市の温暖化が進んでいることをより身近に取り上げていきたいと考えている。2、太陽光発電システム設置補助は、4キロワット当たり60万円を上限としている。また、業者に対して価格指導は行っていない。費用対効果については、設置者に対して負担してもらう部分は出てくるとは思うが、次世代によい環境を残していくためにも、化石燃料による発電だけではなく、クリーンな太陽光による発電もあるということを理解してもらい、選択してもらう。なお、設置者への説明はしっかりとしていきたいとの答弁がなされたのであります。これを受けて委員から、本市発行の「松山市の温暖化の事情」という冊子によると、既に85.1%もの市民が地球温暖化に関心があるとされているが、これらの人々へは具体的な取り組みまで踏み込んで啓発していくべきではないかとただしたのであります。これに対して理事者から、今後は身近な問題として市民や事業者の協力を得られるよう、具体的な行動として、無理むだのない節電や省エネを啓発していきたいとの答弁がなされ、本件了とした次第であります。 このほか、1、ビル屋上緑地化及び風力発電の補助について、2、ごみの終末処理を焼却以外の方法とすることについて、3、道路標示の維持管理について、4、鉄道高架に伴う千舟町空港線のアンダー部分を埋め戻すための費用について、5、伊予鉄郡中線沿いの県道松山松前伊予線の歩道整備について、6、街路樹の安全管理について、質疑応答あるいは要望がありました点、付言しておきます。 以上で、環境整備委員会の報告を終わります。 ○丹生谷道孝議長 次に、寺井産業経済委員長。 〔寺井克之産業経済委員長登壇〕 ◆寺井克之産業経済委員長 産業経済委員会の報告を申し上げます。 当委員会に付託されました議案4件の審査結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりでありまして、いずれも原案可決と決した次第であります。なお、一部委員から、議案第67号、7款2項2目観光資源開発費中、仮称坂の上の雲記念館整備事業について反対である旨意思表明があり、挙手をもって原案可決と決した点、申し添えておきます。 以下、審査の過程におきまして特に論議されました事項3点につきその概要を申し上げます。 まず第1点は、議案第67号平成15年度松山市一般会計補正予算中、歳出6款1項3目農業振興費についてであります。このことについて委員から、農作業受委託調整事業に関連して、遊休農地が隣接する松前町に比べ8%とかなり多いが、農地の貸し借りにおいて、借りる人に対し助成するなど、抜本的な改革の必要についてただしたのであります。これに対して理事者から、遊休農地解消についての貸し借りの補助は、県において、14年度、15年度2カ年で認定農業者が新たに農地を借りた場合、契約期間に応じて補助が出ている。15年度に補助が終了することから、市独自で今後は検討してまいりたいとの答弁がなされたのであります。これに関連して、他の委員から、消費者に好評である地産地消を拡大すれば、耕作放棄地の減少につながると考えるがどうかとただしたのであります。これに対して理事者から、地産地消は安全性も高く、国全体の流れであり、現在農協系統でも取り組んでおり、市として何ができるか具体的に検討していきたいとの答弁がなされたのであります。また、別の委員から、認定農業者農作業受委託集積事業について、農業従事者が高齢化する中、認定農業者は200人と増加しており、担い手を育成する意味で評価できるが、堀江地区の現状及び今後この事業を拡大していく予定はあるのかとただしたのであります。これに対して理事者から、堀江の福角地区においては、6戸の認定農業者が組織をつくり事業実施する以前は、耕作面積が2ヘクタールであったが、経営の規模拡大により8.2ヘクタールと地域全体の4割近くを担うようになり、今後他の地域にも広げたいとの答弁がなされたのであります。 第2点は、歳出6款3項2目林業振興費についてであります。このことについて委員から、林業の振興策として、県内産の木材を使った公共施設の建設や、民間が行う建築に対する補助についてただしたのであります。これに対して理事者から、市の公共施設においては、保育園や集会所の建設で木造建築が実現している。また、県内産の木材を一定以上利用した場合、補助の制度もできているとの答弁がなされたのであります。これに関連して、他の委員から、林業にも専門の指導者を置いて方向づけをし、将来的な展望を持って取り組んでほしいとの意見がありました点、付言しておきます。 第3点は、議案第67号、7款2項2目観光資源開発費中、仮称坂の上の雲記念館整備事業についてであります。このことについて委員から、事業全体に多額の費用が使われようとしているが、それだけの費用対効果が期待できるのかとただしたのであります。これに対して理事者から、今旅行形態は以前と比べて変わってきている。松山には松山城と道後温泉、最近では坊っちゃん列車がある。だが、それでは一度来ただけで終わってしまう。どうすればリピーターにつながるかを考えると、もう一度来てみたいと思わせるような仕掛けが今後は肝要ではないかと考える。坂の上の雲のまちづくりを進めることは、ひいては観光産業にも必ず寄与するとの確信を持っているとの答弁がなされたのであります。これを受けて委員から、リピーターを求めるなら、観光客が松山に何を期待して来るかをとらえなければならないが、箱物で魅力がつくれるとは思えない。もっと市民との意見交換を深め、いろいろな観光資源を掘り起こすべきではないか。テレビ放映に間に合うよう急いでいるが、長期的展望に立って松山の観光行政を考えた場合、一過性で終わってしまうのではないかとただしたのであります。これに対して理事者から、この記念館は、平成11年度の基本構想、平成12年度の基本計画を受けて準備を進めてきたもので、NHKの大河ドラマの映像化に合わせてつくるものではない。また、この建物は単なる箱物ではなく、市民の交流機能、松山市の歴史文化を全国に発信するガイダンス機能をあわせ持ったものとして建設するものである。そして、現在進めている市民塾の中からボランティア、NPOの立ち上がりを期待して、市民参加をつなげ、さらに勉強会、わいわいトーク等にできる限り出向いてまちづくりの機運を高めていきたいとの答弁がなされたのであります。 以上のほか、1、農業費の中で使われているわかりにくい事業名の改善方について、2、城山の景観整備への配慮方について、それぞれ質疑応答、あるいは今後の検討方を要望する意見がありました点、付言いたしておきます。 以上で、当委員会の報告を終わります。 ○丹生谷道孝議長 次に、丹生谷利和総務企画委員長。 〔丹生谷利和総務企画委員長登壇〕 ◆丹生谷利和総務企画委員長 総務企画委員会の報告を申し上げます。 当委員会に審査を付託されました議案1件の審査結果は、お手元配付の委員会審査報告書のとおり、全会一致の決定であります。 以下、審査の経過概要を申し上げます。 まず、議案第67号平成15年度松山市一般会計補正予算の歳入関係部分は、ただいま各常任委員長から報告がありました歳出予算関係部分の裏づけ財源として42億672万9,000円を計上するもので、当初予算との累計では1,434億127万2,000円となり、対前年同期との比較では5.83%の増となっております。理事者より、今回の予算編成方針について説明がなされたのでありますが、その概要を申し上げますと、まず仮称坂の上の雲記念館建設に係る実施設計委託及び土地開発基金で先行買収していた建設用地の買い戻しを初め、老朽化している鷹子老人福祉センター及び西消防署西部支署の施設更新に向けた設計委託等のほか、市単独による生活道路の整備、農道、ため池、かんがい排水路の改良、下水排水路の整備等、また国の都市再生本部の支援を受け、外国人観光客にも対応できる案内標識の検証実験などを行うほか、新たな産業の創出と雇用の促進を図るため、超高速大容量通信網を整備する事業者への補助、さらには国、県の補助内示が得られた久米官衙遺跡群の用地購入費等に所要の予算措置を講ずることとしたとの説明がなされたのであります。 この後、歳入全部及び歳出11款1項について詳細な説明を徴したのでありますが、特に議論されましたのは、ミニ市場公募債発行事業についてであります。理事者から、今回計上しているのは、主に公募債発行に伴う証券の原版作成料及び券面印刷代並びに制度啓発用チラシ、ポスターの印刷代、新聞広告2回分及び引き受け金融機関に対する募集引受手数料等であるとの説明がなされたのであります。この理事者の説明を受けて委員から、従来の起債に比べ、ミニ市場公募債は本市が独自に発行できるなど、その裁量権は大きくなっているが、財政状況が厳しくなる中、発行に際しての基本的な指針についてはどうかただしたのであります。これに対して理事者から、従来の起債に比べ、条件面で一定の裁量がきく面はあるが、基本的には現在策定している健全な財政運営のガイドラインの全体枠の中で考えており、今までの起債額と別に枠を設けて発行するものではない。ただし、従来市債の多くを政府系資金で引き受けてもらっていたが、制度改革に伴い、どうしても融資が抑制的になってきていることから、今後は全国的に公募債発行により、地方公共団体が直接市場から資金調達する方向にシフトしていくものと予測されるとの答弁がなされたのであります。さらに委員から、今回発行の公募債は、坂の上の雲記念館を初めとした関連事業に充てるとのことだが、今後は道路等他の事業にも充当していくのか、また公募債発行のメリットにつきただしたのであります。これに対して理事者から、公募債は、記念館建設のほか、坂の上の雲まちづくり関連事業として、センターゾーンあるいはサブセンターゾーンの道路施設等社会資本の整備にも充当していく。また、発行のメリットについては、現在借り入れている政府系の資金の方が借入利率において有利な面はあるが、市民から直接投資をしていただくことによるまちづくりへの参加意識の高揚が図れる点について大いに期待しているとの答弁がなされたのであります。また、別の委員からは、日本一のまちづくりを進める本市においては、金利も日本一に設定するなど、本市に夢を与えるような公募債にしてはどうかただしたのでありますが、理事者から、金融商品という性格上、現時点ではどの程度の金利になるのかわからないものの、発行時点における国債や東京都債などの金利も参考にし、これらの債券よりは高い設定にしたいとの答弁がなされたのであります。この理事者答弁を受けて、他の委員から、今後公募債の発行が増加していく見通しの中で、金利を高くし過ぎると市の負担が過重になるのではないかただしたのであります。これに対し理事者から、今回は5億円程度の発行であるが、今後規模を拡大していくと市の負担も重くなるため、他の自治体との比較も考慮しながら、適正な金利水準に保っていきたいとの答弁がなされたのであります。最後に、委員より、今回の発行により集めた資金は、坂の上の雲記念館等の建設費に充当すると聞いているが、この資金を第三セクターやPFI等の事業に充当することができるのかただしたのであります。これに対し理事者から、国の解釈としては、一部でも補助が入ると、PFIの手法を使った場合、民設民営では補助の対象とはなりにくいというのが現在の解釈であるため、現時点で今回の記念館建設にPFIの手法を導入するとなると、本市単独の予算で実施しなければならないことになる。なお、ミニ市場公募債で資金調達したものが第三セクターやPFI実施の事業に充当できるかどうかは現在のところ不明であるとの答弁がなされたのであります。さらに委員から、今後本市独自で調達した資金を民間とのタイアップなどによって利用することはできないのかただしたのでありますが、理事者より、現在のところそこまでの規制緩和はなされていないとの答弁がなされた後、本件了と決した次第であります。 その他、ミニ市場公募債発行事業に関して、1、購入者への情報公開及びメリット付与について、2、印刷や広告、企画等の公平な発注について、3、証券を紛失した場合の対応について、4、購入対象者について、5、引き受け金融機関の選定方法について、それぞれ質疑応答あるいは要望等ありました点、付言いたしておきます。 以上で、総務企画委員会の報告を終わります。 ○丹生谷道孝議長 以上で、各委員長の報告は終わりました。 委員長報告に対する質疑は、発言通告がありませんので、直ちに討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可します。まず、井原議員。 〔井原美智子議員登壇〕 ◆井原美智子議員 私は、日本共産党議員団を代表して、今議会に上程されたうち、議案第67号松山市一般会計補正予算中、7款商工費、2項2目観光資源開発費及び議案第75号、77号公共下水道北部浄化センター工事請負契約の締結に関して反対の討論をいたします。 まず第1は、商工費、観光資源開発費中、仮称坂の上の雲記念館整備事業8億8,957万1,000円についてです。今回の補正予算は、記念館の建設用地を土地開発基金から買い戻し、実施設計に取りかかるための予算です。今議会で初めて記念館の規模が明らかにされ、4階建て、延べ床面積約3,000平方メートルで、建設費は15億円程度になるとのことです。土地代を含めると30億円余にもなります。これから展示品や管理費などを含めると、最終的にどのくらいの市民の税金が費やされるかわかりません。私は、先日市民公募による坂の上の雲まちづくりの市民塾を傍聴させていただきました。市民の自由な発想でまちづくりを進めていこうというものですが、この中でも市民から、松山のまちづくりを小説「坂の上の雲」で行うことには無理があること、この財政難のときに、これだけの市民の税金を使ってやることに疑問を感じる、もっと失業で生活困難になっている市民や福祉に使うべきであるなど、批判の声が出ていましたけれども、これは多くの市民の偽らざる声ではないでしょうか。そして、城山の景観を何とか保持してほしい、もっと松山の歴史や文化の多様な掘り起こしに力を入れてほしいなどの声が多くの方から出されました。公募で集まった市民の意欲を大事にして、時間をかけ、みんなが合意できるまちづくりを進めていかなければなりません。我が党は、これまで坂の上の雲を軸にしたまちづくりに対して、市民の盛り上がりが部分的であることや、全国どこにもない一小説をテーマとしたまちづくり、観光を主軸としたまちづくりではなく、市民全体が住みやすい、環境や福祉に配慮したまちづくりが、観光客にとっても訪れたい町であることを主張してきました。テレビ放映に焦点を当ててさまざまな取り組みが行われているようでありますが、本会議でも他の議員から言われていたように、金沢や岡山などの全国の例が示しているように、テレビ放映による観光客の増加は一過性のもので、それに対して巨額を投じてよいのか、財政難の折から、優先順位が間違っていると言わなければなりません。このような巨額を投じて箱物建設は必要ありませんし、そんなお金があるのであれば、子供たちの医療費を6歳まで通院も無料にするとか、子ども育成条例で親も子も縛るのではなく、30人学級の実現で一人一人を大事にする教育、シルバーパスに対する補助など、市民の願いにこたえるべきであり、このような予算に対しては反対をいたします。 第2点は、議案第75号及び議案第77号公共下水道北部浄化センターの工事請負契約について反対をいたします。議案第75号は、公共下水道北部浄化センター管理棟建設工事で、杉野工務店・北四国エアコン・共立電気特定建設工事共同企業体が3億1,531万5,000円で落札をいたしました。この競争入札には16社が参加し、1社が失格、1社が辞退する中で、予定価格に対して、何と95%という高値で落札をしています。また、議案第77号は、同じく北部浄化センターの第1汚泥濃縮棟建設工事で、奥村・松下、これも特定建設工事企業体が3億3,810万円で落札をしています。この競争入札には6社が参加をし、予定価格に対して、94.6%で落札をしました。いずれも落札価格が予定価格に対して、95%と高く、談合によるものとの疑惑の声が市民から上がっています。しかも、今まではこのような工事は分離分割でできるだけ地元業者にも仕事が発注できるように努力をしてきたにもかかわらず、その流れをあえて踏襲せず、今回限りの特定建設工事共同企業体を組み、しかも議員のかかわりの深い企業が参加しているやに聞いておりますが、残念ながら環境整備委員会で我が党が厳しく追及しました。理事者の答弁は納得できるものではなかったわけです。しかし、その疑惑が払拭されないまま賛成多数で可決をされてしまいました。建設企業委員会は、環境整備委員会の討議でも、建設管理部も県の指導もできるだけ分離分割発注でやっていきたいという意向は持っていたようであります。しかし、一体どこでこのような一括発注の仕組みで窓口を狭めたのでしょうか。今回議案にかからない公募型一般入札の久枝1号汚水管工事は、予定価格に対して、66.6%、書類等の保管倉庫新築工事主体工事は、予定価格に対して、落札価格が76%とかなり低くなっています。なぜ議案としてかかる1億8,000万円以上の工事が限りなく予定価格に近いのか、不自然と言わなければなりません。この間、我が党は談合を排除し、透明性を高めることや、コストの縮減、客観性など、入札制度の改善を繰り返し求めてきましたが、今回も市民から疑惑が寄せられ、大変残念であります。このような疑惑が起こらないように、談合排除に一層の努力が求められます。 以上、3件について反対の理由を申し上げ、私の討論といたします。議員の皆様の賛同をよろしくお願いいたします。 ○丹生谷道孝議長 次に、武井議員。 〔武井多佳子議員登壇〕 ◆武井多佳子議員 私は、未来派ネットワーク篠崎議員と意見集約し、議案第67号一般会計補正予算、歳出7款2項1目観光資源開発費のうち、仮称坂の上の雲記念館整備事業、8億8,957万1,000円について、反対の討論を行います。 私たちは、平成14年度12月議会において、松山市総合計画基本構想に反対をいたしました。その大きな理由として、まちづくりには市民の声が大いに反映されるべきにもかかわらず、行政主導であることを挙げておりました。今議会の提案説明で市長は、第5次松山市総合計画において「坂の上の雲をめざして」を基本理念に掲げ、市民との協働のもと、「憧れ 誇り 日本一のまち 松山」の実現に向けて全力を注いでいると述べられました。しかし、21世紀に目指すべく市民参画においては、政策の形成の段階から市民とともにつくり上げていく、そのことこそが何より重要であり、行政には市民の力を引き出すべく協働していくことが求められているのです。しかるに、坂の上の雲のまちづくりは、当初から懸念されていたとおり、行政がつくった計画に後から市民が参加するという相変わらずの行政主導と言わざるを得ません。市民塾を立ち上げたとはいえ、計画はどんどんと進められています。その先には2006年の小説ドラマ化に向けて早急に観光事業を推し進めるという姿勢が見え、仮称坂の上の雲記念館整備事業においても同様のことが言えます。まず、資料調査は現在進行中で、何を展示するのかも見えてこない。せっかくのまちづくり関連支援、交流部門も、ほとんど市民にそのことが知らされていません。これでは箱物ありきの公共事業型観光ではないかという市民の声が届いてくるのも当然です。今回、実施設計に当たる予算が計上されていますが、既に委託先は記念館設置専門委員会で決定され、正式な入札制度を踏まず、随意契約を結ぶ方向にあります。多額の公金を用いるのですから、もっと慎重かつ市民に対して透明性のある形をとるのは当然と考えます。市長は、松山市の財政状況について、経常収支の上昇を懸念されておりましたが、この記念館の維持経費には年間3億円余りが必要ともお聞きしました。右肩上がりの経済が望めない今日、観光という名の箱物行政はもう過去の話です。松山に暮らし、働き、学び、憩う人々が輝く等身大のまちづくりを願い、この事業に異議を唱えるものです。 ○丹生谷道孝議長 次に、篠崎議員。 〔篠崎英代議員登壇〕
    ◆篠崎英代議員 私は、議案第75号、第77号についての反対討論を行います。 この討論は、フィフティネット武井議員と意見集約をしたものとして述べさせていただきます。 両議案とも工事請負の締結についてでありますが、この議案を付託された私の所属する環境整備委員会において、多数の委員から疑問の声が上がりました。委員会では、所管の下水道部と所管外の建設管理部にも参加を依頼して議論するという状況でした。 議案第75号は、公共下水道北部浄化センター管理棟建設工事請負契約における審査を内容とするものです。一般競争入札で、請負人は杉野工務店・北四国エアコン・共立電気特定建設工事共同企業体です。落札価格は3億1,531万5,000円で、落札率は95%となっています。また、議案第77号は、公共下水道北部浄化センター第1汚泥濃縮棟建設工事の請負契約に関するものです。一般競争入札で、請負人が奥村・松下特定建設工事共同企業体となっており、落札価格が3億3,810万円で、落札率は95%となっています。松山市としては初めて取り入れた入札方式で、分担施工方式という方法を採用したということでした。共同企業体による入札方法ということには変わりなく、分離分割発注と比較して地元企業の参入が狭められていることの指摘が当委員会においての多くの意見でした。松山市の方針は、地元企業に配慮する方向であるにもかかわらず、なぜこの方式を採用したかについての質問に対して、建設管理部の答弁では、気づいたときは、下水道部がこの方針での設計を既に県に上げており、今から設計を手直しすることは事業のおくれにつながるという下水道部の言で決定されたというものでした。建設管理部は、分離分割発注をあくまでも進めようとしたと言うのですが、この行き違いには疑問があります。また、落札したそれぞれの共同企業体には、松山市議会議員2名が関係する企業が含まれています。委員会では、多くの委員から分離分割発注を行ってできるだけ地元が潤うようにしていくべきだとの声が上がっていました。理事者側が今後もその方向をとるということで、この議案に対して、私を含む2名以外の5名の議員の賛成を得ました。できるだけ地元企業にと言いながら、議員の関係企業が仕事をとっていくのは問題ではないでしょうか。議員は、いち早く情報を得やすい立場にあります。公平とは言えないのではないでしょうか。松山市では、1990年3月に、議員の公共事業の契約請負について、議員と配偶者または3親等内の血族及び姻族の経営する企業並びに議員が事実上の支配力を持つと思われる企業は、市が発注する公共事業の請負に関し、地方自治法第92条2の立法の趣旨のもと、40%を超えることのないよう自粛することを決議しています。50%まで認められているのに、10%も削減した厳しい自粛であるとの見方もあるようですが、2001年12月に決議した川之江市では、市は、議員及び配偶者または3親等内の血族及び姻族の経営する企業及び議員が事実上の支配力を持つと思われる企業に対し、請負契約対象者としないこととするとして、一切の公共事業請負契約を禁止しているのです。このような厳しい内容は、川之江市ほか県下の6市でも同様となっています。いずれも、議員兼業禁止の地方自治法第92条2について、その運用に当たって不明確な点もあり、市民の疑惑を招かないものとするために、市議会議員の公共事業の請負契約の対象除外を決議しているというものです。この状況で見ると、松山市における議員の公共事業の請負契約に関する規定の甘さが浮き彫りになってきます。現下の不況、また公共事業削減が図られている現状で、いかに市民に仕事が回るかを考えていかないといけない市議会議員が、率先して新しい方式での落札を得たというこの事態に、私同様疑問を抱かない市民はいないのではないですか。今後、松山市においても、県下の他市同様議員を公共事業請負契約の対象除外とするよう、決議の改正も踏まえた上で、この議案に反対するものであります。 以上で終わります。 ○丹生谷道孝議長 討論を終結、採決に入ります。 念のため申し上げます。各委員長の報告結果は、お手元配付の委員会審査報告書のとおりであります。 採決は分離して行います。 まず、議案第67号についてを採決いたします。 本件は、各委員長の報告どおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○丹生谷道孝議長 起立多数であります。よって、本件は原案可決することに決しました。 この際、地方自治法第117条の規定により、菅議員の退席を求めます。 〔菅 正秀議員退席〕 ○丹生谷道孝議長 次に、議案第75号工事請負契約の締結について(公共下水道北部浄化センター管理棟建設工事)を採決いたします。 本件は、環境整備委員長の報告どおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○丹生谷道孝議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決しました。 この際、除斥議員の入場を許可します。 〔菅 正秀議員入場〕 ○丹生谷道孝議長 この際、地方自治法第117条の規定により、松下議員の退席を求めます。 〔松下長生議員退席〕 ○丹生谷道孝議長 次に、議案第77号工事請負契約の締結について(公共下水道北部浄化センター第1汚泥濃縮棟建設工事)を採決いたします。 本件は、環境整備委員長の報告どおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○丹生谷道孝議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決しました。 この際、除斥議員の入場を許可します。 〔松下長生議員入場〕 ○丹生谷道孝議長 次に、残余の議案第68号ないし第71号、第74号、第76号及び第78号ないし第85号の14件を一括採決いたします。 本件は、各委員長の報告どおり原案可決あるいは同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○丹生谷道孝議長 御異議なしと認めます。よって、本件は各委員長の報告どおり原案可決あるいは同意することに決しました。   ──────────────── ○丹生谷道孝議長 次に、日程第3、委員会の閉会中の継続審査についてを議題といたします。 決算特別、総務企画、文教消防及び市民福祉の各委員長から、目下委員会において審査中の認定第1号、第2号、議案第72号、議案第73号及び請願12件につき、会議規則第101条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。 採決は分離して行います。 まず、議案第73号、請願第17号、第18号、第23号及び第24号の5件は、市民福祉委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○丹生谷道孝議長 起立多数であります。よって、本件は市民福祉委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 次に、議案第72号及び請願第19号ないし第22号の5件は、文教消防委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○丹生谷道孝議長 起立多数であります。よって、本件は文教消防委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 次に、認定第1号、第2号、請願第11号及び第14号ないし第16号の6件は、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○丹生谷道孝議長 御異議なしと認めます。よって、本件は各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。   ──────────────── ○丹生谷道孝議長 次に、日程第4、議員の海外派遣についてを議題といたします。 本件は、お手元に配付いたしております議員派遣一覧表のとおり、平成15年度松山市議会海外都市行政視察団として議員を派遣するものであります。 以上で、説明は終わりました。 これより質疑に入ります。──質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○丹生谷道孝議長 御異議なしと認めます。よって、本件については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。──討論を終結、採決に入ります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております平成15年度松山市議会海外都市行政視察については、派遣を承認することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○丹生谷道孝議長 起立多数であります。よって、本件派遣は承認することに決しました。 なお、お諮りいたします。ただいま承認を得ました議員の派遣に関し、変更がありました場合の措置については、議長に委任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○丹生谷道孝議長 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。 この際、お諮りいたします。農業委員会選任委員の解任請求についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○丹生谷道孝議長 御異議なしと認めます。よってこの際、農業委員会選任委員の解任請求についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。 本件を議題といたします。地方自治法第117条の規定により、きくち議員の退席を求めます。 〔きくち伸英議員退席〕 ○丹生谷道孝議長 御説明申し上げます。 農業委員会等に関する法律第12条第2項の規定により、本市議会から推薦いたしましたきくち議員は、今般一身上の都合により、農業委員会選任委員を辞任したい旨の申し出があります。よって、本市議会は同法第17条の規定により、市長に対してその解任請求を行うものであります。 以上で、説明は終わりました。 本件に対し御意見等はありませんか。──御意見なしと認めます。 お諮りいたします。きくち議員の農業委員会選任委員の解任を請求することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○丹生谷道孝議長 御異議なしと認めます。よって、本件、解任請求することに決しました。 きくち議員の入場を許可します。 〔きくち伸英議員入場〕 ○丹生谷道孝議長 ただいまから11時35分まで休憩いたします。       午前11時22分休憩   ────────────────       午前11時35分再開 ○丹生谷道孝議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 この際、お諮りいたします。議案第89号農業委員会選任委員の推薦についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○丹生谷道孝議長 御異議なしと認めます。よってこの際、議案第89号農業委員会選任委員の推薦についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。 本件を議題といたします。地方自治法第117条の規定により、三好議員の退席を求めます。 〔三好通昭議員退席〕 ○丹生谷道孝議長 御説明申し上げます。 本市議会から推薦いたしました農業委員会選任委員のうち、きくち議員の一身上の都合による解任に伴い、その後任委員の選任につき、三好議員を推薦するものであります。 以上で、説明は終わりました。 本件に対し御意見等はありませんか。──御意見なしと認めます。 お諮りいたします。三好議員を農業委員会選任委員に推薦することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○丹生谷道孝議長 全員起立であります。よって、三好議員を選任委員に推薦することに決しました。 三好議員の入場を許可します。 〔三好通昭議員入場〕   ──────────────── ○丹生谷道孝議長 次に、日程第5、議案第86号公平委員会委員の選任に関し同意を求めることについてを議題といたします。 これより提案理由の説明を求めます。稲葉助役。 〔稲葉輝二助役登壇〕 ◎稲葉輝二助役 議案第86号公平委員会委員の選任に関し同意を求めることについて御説明申し上げます。 公平委員会委員のうち、伊賀上美智子氏は、来る10月4日をもって任期が満了となりますので、その後任者として新たに門屋淳子氏を選任いたしたく、提案を申し上げた次第でございます。 門屋淳子氏は、吉藤四丁目に在住され、年齢は62歳でございます。同氏の略歴を申し上げますと、昭和38年に愛媛大学教育学部を卒業後、周桑郡三好町立楠河小学校に奉職され、温泉郡川内町立西谷小学校校長、松山市立久枝小学校校長、松山市立潮見小学校校長等を歴任された後、平成13年3月、定年退職された方でございます。したがいまして、人格、識見ともにすぐれ、適任と存じますので、よろしく御同意のほどお願い申し上げます。 ○丹生谷道孝議長 以上で、説明は終わりました。 本件に対する質疑は、発言通告がありません。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○丹生谷道孝議長 御異議なしと認めます。よって、本件については委員会の付託を省略することに決しました。 本件に対する討論は、発言通告がありません。よって、討論を終結、採決に入ります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第86号公平委員会委員の選任に関し同意を求めることについては、同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○丹生谷道孝議長 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。   ──────────────── ○丹生谷道孝議長 次に、日程第6、議案第87号固定資産評価審査委員会委員の選任に関し同意を求めることについてを議題といたします。 これより提案理由の説明を求めます。稲葉助役。 〔稲葉輝二助役登壇〕 ◎稲葉輝二助役 議案第87号固定資産評価審査委員会委員の選任に関し同意を求めることについて御説明申し上げます。 固定資産評価審査委員会委員のうち、竹田耕三氏は、来る10月4日をもって任期が満了となりますので、その後任者として、重ねて竹田耕三氏を選任いたしたく、提案申し上げた次第でございます。 竹田耕三氏は、保免上一丁目に在住され、年齢は52歳でございます。同氏の略歴を申し上げますと、昭和48年、福岡大学法学部を卒業後、司法書士事務所に勤務され、昭和58年、事務所を開設し、司法書士として御活躍の傍ら、現在は愛媛県司法書士会副会長を務められており、また平成12年10月から1期、当該委員会の委員として御尽力いただいている方でございます。したがいまして、人格、識見ともにすぐれ、適任と存じますので、よろしく御同意のほどお願い申し上げます。 ○丹生谷道孝議長 以上で、説明は終わりました。 本件に対する質疑は、発言通告がありません。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○丹生谷道孝議長 御異議なしと認めます。よって、本件については委員会の付託を省略することに決しました。 本件に対する討論は、発言通告がありません。よって、討論を終結、採決に入ります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第87号固定資産評価審査委員会委員の選任に関し同意を求めることについては、同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○丹生谷道孝議長 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。   ──────────────── ○丹生谷道孝議長 次に、日程第7、議案第88号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 これより提案理由の説明を求めます。木村助役。 〔木村俊介助役登壇〕 ◎木村俊介助役 議案第88号人権擁護委員候補者の推薦について御説明申し上げます。 本市人権擁護委員のうち、木村尚人氏及び岡 和子氏は、来る10月31日をもって任期が満了となりますので、その後任の候補者として重ねて木村尚人氏及び岡 和子氏を推薦いたしたく、提案申し上げた次第でございます。 各氏の略歴を申しますと、まず木村尚人氏は、道後喜多町に在住され、年齢は49歳でございます。昭和54年、鳥取大学医学部を卒業後、関東逓信病院、現在のNTT東日本病院に勤務され、昭和58年7月、松山精神病院、現在の松山記念病院へ移られた後、平成12年4月から同病院の副院長として御活躍される傍ら、平成12年11月から1期当該委員として御尽力いただいている方でございます。 次に、岡 和子氏は、御幸二丁目に在住され、年齢は63歳でございます。昭和33年、愛媛県立今治南高等学校を卒業後、今治市に奉職され、昭和38年、同市を退職の後、現在は民生委員、児童委員として御活躍される傍ら、平成12年11月から1期、当該委員として御尽力いただいている方でございます。 したがいまして、お二方とも人格、識見ともにすぐれ、広く社会の実情に通じ、人権擁護委員として適任と存じますので、推薦についてよろしく御同意のほどお願い申し上げます。 ○丹生谷道孝議長 以上で、説明は終わりました。 本件に対する質疑は、発言通告がありません。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○丹生谷道孝議長 御異議なしと認めます。よって、本件については委員会の付託を省略することに決しました。 本件に対する討論は、発言通告がありません。よって、討論を終結、採決に入ります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第88号人権擁護委員候補者の推薦については、同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○丹生谷道孝議長 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。   ──────────────── ○丹生谷道孝議長 次に、日程第8、意見書案第7号年金給付額の据え置きを求める意見書について及び第8号朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)における拉致問題及び核問題の早期解決を求める意見書についての2件を一括議題といたします。 お諮りいたします。本件については、会議規則第37条第2項の規定により、提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○丹生谷道孝議長 御異議なしと認めます。よって、本件については提案理由の説明を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。──質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○丹生谷道孝議長 御異議なしと認めます。よって、本件については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。──討論を終結、採決に入ります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第7号及び第8号の2件は、原案可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○丹生谷道孝議長 御異議なしと認めます。よって、本件は原案可決することに決しました。   ──────────────── ○丹生谷道孝議長 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。   ──────────────── ○丹生谷道孝議長 これにて本日の会議を閉じ、平成15年第3回定例会を閉会いたします。       午前11時46分閉会    ────────────────────────────────    地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                    松山市議会 議  長  丹生谷 道 孝                          議  員  井 原 美智子                          議  員  西 本   敏...