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令和 4年第1回定例会(第2日 3月18日)

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  1. 愛南町議会 2022-03-18
    令和 4年第1回定例会(第2日 3月18日)


    取得元: 愛南町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-18
    令和 4年第1回定例会(第2日 3月18日)             令和4年第1回愛南町議会定例会会議録(第2号)                   招集年月日 令和4年3月18日(金曜)                   招集場所 愛南町役場議場                   開議 3月18日 10時00分宣告 1.議事日程  日程第 1 会議録署名議員指名  日程第 2 一般質問  日程第 3 第22号議案 令和4年度愛南町一般会計予算について  日程第 4 第23号議案 令和4年度愛南町国民健康保険特別会計予算について  日程第 5 第24号議案 令和4年度愛南町後期高齢者医療特別会計予算について  日程第 6 第25号議案 令和4年度愛南町介護保険特別会計予算について  日程第 7 第26号議案 令和4年度愛南町小規模下水道特別会計予算について  日程第 8 第27号議案 令和4年度愛南町浄化槽整備事業特別会計予算について  日程第 9 第28号議案 令和4年度愛南町温泉事業等特別会計予算について  日程第10 第29号議案 令和4年度愛南町旅客船特別会計予算について  日程第11 第30号議案 令和4年度愛南町公共用地先行取得事業特別会計予算につ               いて  日程第12 第31号議案 令和4年度愛南町上水道事業会計予算について  日程第13 第32号議案 令和4年度愛南町病院事業会計予算について
     日程第14 第33号議案 愛南町道路線認定について  日程第15 第34号議案 愛南町道路線認定について  日程第16 第35号議案 愛南町道路線廃止について  日程第17 発議第 1号 小山地区太陽光発電事業調査に関する決議  日程第18 発議第 2号 ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議  日程第19 議員派遣件  日程第20 閉会中所管事務調査等申出について 2.本日会議に付した事件  議事日程第1から日程第20 3.出席議員(14名)   1番 尾 崎 惠 一       2番 嘉喜山   茂   3番 池 田 栄 次       4番 吉 田 茂 生   5番 少 林 法 子       6番 石 川 秀 夫   7番 金 繁 典 子       8番 鷹 野 正 志   9番 原 田 達 也      10番 佐々木 史 仁  11番 中 野 光 博      12番 山 下 正 敏  13番 那 須 芳 人      14番 吉 村 直 城 4.欠席議員(0名) 5.説明ため出席した者職氏名    町長          清 水 雅 文    副町長         木 原 荘 二    教育長         児 島 秀 之    総務課長        浅 海 宏 貴    企画財政課長      立 花 慶 司    消防長         中 平 英 治    会計管理者       早 川 和 吉    税務課長        山 本 光 伸    町民課長        中 田   章    農林課長        吉 村 克 己    水産課長        長 田 岩 喜    建設課長        濵   哲 也    商工観光課長      兵 頭 重 徳    環境衛生課長      山 本 正 文    水道課長        池 田 洋 輔    保健福祉課長      幸 田 栄 子    高齢者支援課長     土 幡   淳    学校教育課長      岩 井 正 一    生涯学習課長      清 水 雅 人    防災対策課長      守 口 庸 夫    国保一本松病院事務長  赤 松 邦 彦    内海支所長       横 山 修 治    御荘支所長       猪 野 博 基    一本松支所長      尾 﨑 弘 典    西海支所長       吉 田 潤 一 6.職務ため出席した者職氏名    事務局長        本 多 幸 雄    局長補佐        小 松 一 恵                 午前10時00分 開議 ○議長(原田達也) ただいま出席議員は14名です。定足数に達しておりますので、ただいまから本日会議を開きます。  本日議事日程は、お手元に配付とおりです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――             ◎日程第1 会議録署名議員指名 ○議長(原田達也) 日程第1、会議録署名議員指名を行います。  本日会議録署名議員は、会議規則第124条規定により、3番、池田議員と4番、吉田議員を指名します。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                ◎日程第2 一般質問 ○議長(原田達也) 日程第2、一般質問を行います。  金繁議員質問を許します。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) それでは、一般質問、始めさせていただきます。  まず一つ目質問、一本松支所庁舎を新たに建設したいと意向について。  愛南町急激な人口減少と、全国平均既に約3倍ある公共施設膨大な維持費が、将来にわたり町民大きな負担となることが予測されている中、なぜ新築検討が必要なか、まずは町民に説明が必要ではないか等について伺います。  一本松支所庁舎整備については、昨年3月に町が発表した公共施設個別施設計画には、一本松保健センターを維持、長寿命化を図り使用する。一本松支所複合化を検討していると明記されています。  しかし、昨年12月議会定例会において、一本松支所庁舎新築案5億5,880万円について、愛南町財政状況、経常収支比率99.5%に関連して質問したところ、町長からは「新築は今時点で一切する気はないです。」と明快にお答えいただきました。  ところが、その7日後議会では、「建てることもあるんではないかと思っております。」と訂正され、今後、議員各位御意見を伺いながら、基本構想を作成した上で、理解が得られる対応を行ってまいりたいと発言されました。  そして、早速2月16日議員全員協議会において、一本松支所庁舎整備について議会と協議を始めたいと話がありました。しかし、具体的に何を協議するか不明確でしたので町に確認したところ、一本松保健センター複合化案はゼロベースとことでした。  そこで伺います。  1、一本松支所庁舎整備について、ゼロベースとは何を意味しますか。  2、個別施設計画、昨年3月に発表しています。ここにあります一本松保健センター複合化からゼロベースに変更するにあたり、どのような協議を執行部で行いましたか。町民に知らせましたか。  3、議会と協議したい整備内容は具体的に何ですか。  4、新たに庁舎を建築することを検討するには、町民意見を聞くべきではないですか。それは基本構想が完成する前に、策定過程において必要なではないですか。  以上です。 ○議長(原田達也) 金繁議員から答弁分割で質問がありました。  初めに、一本松支所庁舎を新たに建設したいと意向について、愛南町急激な人口減少と全国平均既に約3倍ある公共施設膨大な維持費が将来にわたり町民大きな負担となることが予測されている中、なぜ新築検討が必要なか、まずは町民へ説明が必要ではないか等について、理事者答弁を求めます。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 金繁議員質問にお答えをします。  まず、第1質問、一本松支所庁舎を新たに建設したいと意向について、1点目一本松支所庁舎整備について、ゼロベースとは何を意味するかについてですが、一本松支所庁舎整備在り方については、これまで行政協力員や懇話会委員の皆様に多様な御意見を頂いてまいりましたが、町としては、先般議員全員協議会でも御説明したとおり、現段階では、何も具体的な整備方針を定めていない状況にあるということであります。  2点目個別施設計画にある一本松保健センター複合化からゼロベースに変更するに当たり、どのような協議を行ったか、また、町民へ周知はについてですが、一本松保健センターについては、支所機能と複合化可能性を含めて検討しているということで記載をしておりましたが、具体的な整備方針は決定したものではありません。なお、変更に当たり、どのような協議を行ったかということについては、12月定例議会答弁で「町として、一本松支所在り方について、総合的な判断下、議員各位御意見を伺いながら、基本構想を作成した上で、理解が得られる対応を行ってまいりたいと考えております。」と答弁をそのように申し上げており、考えに変更はなく、町民へ周知も行っておりません。  3点目議会と協議したい整備内容についてですが、まずは老朽化が著しい支所庁舎及び周辺施設現況を視察していただく機会を設け、その課題認識共有をさせていただくとともに、今後支所庁舎整備に対する率直な御意見を伺いたいと考えております。  4点目新たに庁舎建築を検討する際には、町民意見を聞くべきではないか、また、それは基本構想策定過程で必要ではないかについてですが、1点目答弁でも述べたとおり、これまで一本松地域を代表する住民皆様に御意見を頂いてまいりましたが、一本松地域皆様方にとっては、支所庁舎は必要不可欠な施設であることを踏まえ、今後、議員各位御意見を伺いながら、基本構想案を作成した上で、より多く皆様多様な御意見を伺ってまいりたいと考えております。  以上、第1質問に対する答弁といたします。 ○議長(原田達也) 金繁議員、11について再質問ありますか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) では、1について、一本松支所庁舎整備について、ゼロベースとは何を意味しますかとお聞きしたところ、懇話会の委員から意見を頂いて現在時点では何も具体的方針は決めていないということです。ゼロベースということですので、せっかくつくった公共施設総合計画、そしてそれに基づいてできた個別計画、これ7年かけて1,000万余りお金かけて今も見直してますよね。せっかく決めた具体的に全庁的に各課が一生懸命つくったこの計画を、なぜ何も決まっていないというふうに言ってしまえるんでしょうか。この個別計画をつくった意義ってどういうふうに考えていらっしゃいますか。 ○議長(原田達也) 尾﨑一本松支所長。 ○一本松支所長(尾﨑弘典) 今御質問について、お答えをさしていただきたいと思います。  個別施設計画につきましては、先般議員全員協議会でも御説明をしましたけれども、平成29年度に耐震化、第二次診断をする必要性があり、第二次診断をして以降、庁舎現状というを確認をする中で、様々な今後庁舎耐震化問題、それから耐震化ができない場合問題等々につきまして、検討をしているという状況は御説明をしたとおりでございます。  その過程において、個別施設計画におきましても、現在検討しているという状況を掲載をしておるという状況にしておりました。  以上です。 ○議長(原田達也) 立花企画財政課長。 ○企画財政課長(立花慶司) 私ほうから、策定に7年間要したという御発言がございましたので、その点について状況を報告さしていただければと思います。
     公共施設等総合管理計画につきましては、今回は改定ということで、7年間を要しているわけではございません。その点につきましては、2月16日全員協議会ところで要点ほうを報告さしていただきました。  まずは、総合計画公共施設在り方につきましては、平成27年度、28年度2か年かけまして、初めて公共施設等総合管理計画を策定をしております。その後、平成30年度から令和元年度にかけまして、それぞれ施設管理担当課において個別施設計画策定を行っております。最初に申し上げましたように、今回、国指針改定を踏まえて既存計画を改定するというところで、これまで計画には取り組んでいるところであります。  以上です。 ○議長(原田達也) 質問ありませんか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 企画財政課長ほうから7年間ではなく4年程度ですかね、という説明がありました。それにしても長い期間です。これは国からつくるようにということで求められてつくったものです。ほか町とかを見ますと、しっかりと、後でも出てきますけれども、施設削減、床面積削減目標とか、かなり具体的に事実に基づいてつくっています。愛南町もそこまでではなくとも個別計画をつくったわけですから、これをしっかりと尊重するべきではないでしょうか。  先ほど、尾﨑一本松支所長から二次診断等々あってということがありましたけれども、二次診断、耐震化診断は平成30年に終わっているんですよね。この個別計画というは令和3年3月に発表されています。十分第二次診断結果を踏まえて個別計画を出しているはずです。個別計画を軽んじているんじゃないですかね。 ○議長(原田達也) 尾﨑一本松支所長。 ○一本松支所長(尾﨑弘典) 個別施設計画記載につきましては、先ほど御説明したとおり、検討状況過程にあるという状況をお伝えをしているということで、別に軽んじている状況で記載をしているつもりはございません。  以上です。 ○議長(原田達也) 質問ありませんか。 ○7番(金繁典子) いいです。 ○議長(原田達也) 12について再質問ありますか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 個別施設計画中にある一本松保健センター複合化から、今回ゼロベースということに変更するに当たって、執行部で協議を行ったか、それから町民に知らせたかということなんですれども、協議は12月定例会以後なされていないようですね。町民へ知らせましたかという点についても、お知らせを行っていないということです。  この庁舎、一本松町民にとってはもちろん大事なものなんですけれども、そういう意味でも個別計画中にしっかりとその案を具体的に入れたわけです。  で、町民にとっては、今、個別計画しかホームページを見ることができない、広報あいなんでもお知らせをしていない。まずは、これこういう状況にありますということを町民に知らせるべきではないですかね。 ○議長(原田達也) 木原副町長。 ○副町長(木原荘二) 私ほうからお答えをさせていただきます。  この個別施設計画件につきまして、若干誤解というか、もう一度私ほうで確認というか説明をさせていただけたらと思います。  まず、一本松支所については耐震化がないから今後耐震工事有無を検討したいということで表記にしております。もちろん新築とかどういうふうな方法ということは決定してないので、その辺記載はありません。  もう一つ、保健センターとその公民館については、現状施設を維持し、長寿命化を図り使用すると。ですから、まだ使用できるので当面使用をすると。その中で一本松支所複合化を検討しているという二段表記をさせていただいております。と申しますは、要は耐震化ない一本松支所については、今後、協議をして頂く過程中で、保健センターや公民館にその支所機能を移転する可能性があるかもしれないということで、残す2つ施設について、もしかして支所機能を持たすかも分からないので、複合化を検討するというような表記にしておりますので、仮に、例えば一本松支所が今新たに建てますよ、ある施設保健センターと公民館機能を持ってきますというような表現にはなってないんで、その点はひとつ御理解をいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに質問ありますか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 個別計画ほうは、今もホームページで見られるんですけども、一本松代表皆さんが行った懇話会ほう結果、答申書ということで一旦は議会ほうにも出ましたけど、これ町長諮問がなかったので意見書だったということを聞いています。これ意見書内容もホームページには、こちらほうは一旦は載せられたかと思うんですけれども、今は削除されています。せっかく行った懇話会ですので、やっぱりこれも町民にしっかりと知らせないといけないんじゃないでしょうか。広報あいなんなりで、内容についても知らせて、今どういう状況で話合いをしているかということは知らせるべきだと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(原田達也) 尾﨑一本松支所長。 ○一本松支所長(尾﨑弘典) 私ほうからお答えをさしていただきたいと思います。  ホームページに掲載期間につきましては、懇話会につきましても通常計画もそうですけども、おおむね1か月程度掲載をしているということで御理解をしております。懇話会会議録につきましては、議員御指摘点もございましたので、3月末まで見ていただけるような形にはしておりますけども、町民、先ほどから御指摘ある今現況周知ということも含めて、私も現場立場として、今職員安全性確保、来庁者が来られたとき安全確保っていうも非常に危惧される状況にありますので、今回、見ていただくということになって、非常にある面では事業が進んでいるなという安心感を持っておりますけども、もちろん地域住民方々にとっても非常に大切な、先ほど副町長が申しましたように必要不可欠な施設だと認識を私もされていると感じておりますので、そこは早急に事業を進めながら整備方向性がどういう方向で今後進めていくかということも踏まえて、早くお知らせしたいなという気持ちは持っております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに。金繁議員、3回目です。 ○7番(金繁典子) 広報あいなんに掲載するべきではないですかという質問には答えていただいておりません。愛南町、高齢化進んでます。どれだけ方が、町民がホームページ御覧になられますか。見てくれ言うたって見れん、そういう人が多いんじゃないですか。あらゆる手段を使って、これ大事なことですから、何億というお金を使う町民ため施設です。しっかりといろんな媒体を使って、紙媒体でも告知するべきではないですか、お知らせしていかんと、今状況を。違いますか。 ○議長(原田達也) 尾﨑一本松支所長。 ○一本松支所長(尾﨑弘典) 懇話会の委員の方々意見書につきましては、多岐にわたって現況施設状況、それから委員の方々が周辺施設状況も踏まえて、将来的にこうしたほうがいいんではないかというような内容にはなっております。広報につきましては、おおむねどういうふうな内容検討をされたということは、掲載をさしていただいたと認識をしております。  今御指摘点につきましては、状況を踏まえながら、そういうことも含めてこれから進めていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 13について、再質問ありますか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) この庁舎について整備について、議会と協議したい整備内容は具体的に何ですかという質問に対し、町長御答弁で、まず議会に課題を認識していただいて、今後について率直な意見を頂きたいということでした。  で、先ほどから出てまいります耐震化第二次診断ですよね、これ平成30年、4年前に行われているんですよね。そのときにですね、なぜ議会と協議をしなかったんでしょうか。私、むしろこれ今も耐震化に問題ある庁舎内で職員方が働かなければならないという、このことほうが問題ではないかと思います。これなぜ4年間も議会と話し合わずに、これ緊急課題だと思うんですけれども、県にも報告しているんですよね、問題がありましたと、平成30年3月に。なぜ動かなかったんですか。 ○議長(原田達也) 尾﨑一本松支所長。 ○一本松支所長(尾﨑弘典) 耐震診断実施状況につきましては、先ほど御説明したとおり、愛媛県耐震化促進計画に基づきまして、第二次診断を県に報告するというような義務が発生した関係で、診断をしたということで、議員も御承知ことだと認識をしております。  その後、耐震診断をした以降、耐震診断につきましては、議員ほうにも御説明をさしていただきましたけども、3階部分についてはもう耐震補強基準値を下回っているというような形で撤去が必要だという結果でございました。  その結果を受けて、耐震補強した場合概算工事費用というも算定をしております。それ以降、いろいろ検討する中でですね、まだ状況を踏まえながら、様々な先ほど御説明したとおり、3年2月議員全員協議会中でも懇話会設置状況と検討今までした経緯というは御説明をさしていただいておりますけども、今現在、そこにつきましては地震等関係もございますけども、早急に先ほど御説明したとおり、事業を進めているという認識を持っておりまして、今まで4年間何もしなかったということではないと御説明さしていただけたらと思います。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 何もしなかったわけではないということです。もちろんそうでしょう。ただですね、これ緊急事態ですよね。危険な建物中で職員方が働かないといけない。これ4年間に議会に話しましたか。 ○議長(原田達也) 尾﨑一本松支所長。 ○一本松支所長(尾﨑弘典) お答えをさしていただきたいと思います。  30年度につきましては、現況につきまして、当時一本松地域議員方々には耐震診断、耐震補強改修費用等も含めまして、御説明はさしていただきました。  それ以降、調整会議をしながら耐震診断をする以前に建て替えをする場合に、補強する場合につきましても、今現庁舎経過年数がもう51年、その当時は51年でございましたけども、そういうものをかなり費用をかけて補強するべきなか、そういう議論も含めまして、もろもろ検討をしていたという状況で、アスベスト問題も含めまして、それ以降手順としては順番に改修、その他改修も含めて検討をしてきたという状況で、議会ほうには先ほど御説明したとおり、3年2月懇話会設置ときに際しまして、検討状況については御説明していただいております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに。  金繁議員、3回目です。 ○7番(金繁典子) ですので、令和3年までその耐震診断、第二次耐震診断、そして県にこれは問題があると報告した後4年間、議会には、議会では何も協議しなかったんですよね。その点を聞いてるんですよ。それはなぜですか。 ○議長(原田達也) 尾﨑一本松支所長。 ○一本松支所長(尾﨑弘典) 今、議員御指摘とおり、議会については、3年2月までは議会ほうに状況報告はしていなかったという状況ではあります。  それ以降、もろもろ庁舎場合耐震改修、補強工事も含めて、周辺施設状況に仮に支所が移転した場合、いろんな想定をしながら事業を進めておりました。そういうことで、議員議会へ報告というはできておりませんでした。  以上です。 ○7番(金繁典子) 議長、なぜという答え、明快にお願いします。 ○一本松支所長(尾﨑弘典) すみません、もう一度。 ○7番(金繁典子) なぜ議会と協議をしなかったかという点について、明快なお答えをお願いします。4年間。 ○一本松支所長(尾﨑弘典) その都度事業をどういうものを検討していくかということについては、政策調整会議をしながら、事業を進めていたということで、議会に説明できなかったというは、今ほど御説明したとおり、いろんな想定をするため事業を実施するということで、説明できてなかったということです。  以上です。 ○議長(原田達也) 14について、再質問ありますか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 新たに庁舎を建築することを検討するには、町民意見を聞くべきではないか、それは基本構想を完成してしまう前にその策定過程において住民参加、参画が必要ではないですかという質問をさせていただきました。町長ほうからは一本松代表住民方たちに懇話会をつくっていただいて、話をしたと。一本松方たち意見というは必要不可欠だと考えているということでした。  もちろんそうです。ただですね、これもう一つ愛南町なんですよね。全体町民お話を聞くことが大切です。まして今、愛南町14年も前に自治基本条例出ています。その中には参加ではなく参画、参画大事さがとうとうとうたわれています。すばらしい条例です。もう一つ愛南町なんですから、住民参画でこの庁舎について検討するべきではないでしょうか。その策定過程において、住民に参画していただくことが必要ではないでしょうか、町長にお伺いします。 ○議長(原田達也) 清水町長。 ○町長(清水雅文) お答えします。  ただいま金繁議員質問ですけど、全くそのとおりであるかなというように思ってます。今後ですね、そういったことないように、しっかりと取り組んでまいりたいというように思います。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。 ○7番(金繁典子) はい。 ○議長(原田達也) 次に、2質問を許します。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) それでは、2つ目質問です。  公共施設管理計画実効性を確保するために。  過去に建設された膨大な公共施設老朽化が進み、その維持管理費が将来にわたり財政に大きな負担となってきます。自治体財政はどこも厳しく、人口減少により公共施設利用需要も減っていくため、国は全国自治体に対し、公共施設等全体を把握し、長期的視点に立ってその総合的かつ計画的な管理を行うため公共施設等総合管理計画策定を求め、これは平成26年、さらに個別施設ごと具体的な対応方針を定めるよう求めていました。  愛南町も、ここ約7年かけてと通告書には書きましたが、先ほど企画財政課長ほうから訂正ありました、4年程度ですかね、かけてコンサルタントだけで1,100万円、この1,100万円中には現在総合計画見直し料も入っています。支払って両計画を作成しています。  しかし、その内容を見ると、公共施設削減数値目標を設定せず、実際に町民がどれだけ施設を利用しているか稼働率に基づかずに個別計画が策定されているなど、計画具体性、効果に疑問が残ります。  愛南町には既に全国平均約3倍公共施設があり、建物だけで460施設、総延べ床面積24万5,211平米あります。人口1人当たり、令和元年度末時点町民人口で割ると、11.41平方メートルあります。そして、維持費に今後20年間約362億円、年平均約18億円が必要とされています。  一方で愛南町人口は急激に減り続け、令和2年度1万9,601人から令和22年には約5,000人減って、1万4,481人、27%も減ると町ほうでも予測されています。住民1人当たり維持費負担は増大するばかりです。  そこで伺います。  1、効果的な施設計画を策定するなどためには、実際に町民がどれだけ施設を利用しているかを知る稼働率把握が必要ではないですか。なぜ把握しないでしょうか。  2、なぜ削減数値目標を設定していないでしょう。これは国ほうが求めています、もちろん義務ではありませんけれども、求めておられます。町民公共施設維持費負担増大について、どのようにお考えでしょうか。  3、公共施設維持管理の現状と課題を町民に共有し、意見を聞くべきではないでしょうか。これから施設在り方を住民参画で検討するべきではないでしょうか。  4、各課が管轄する膨大な公共施設全体総量を全体としてどうするか、統合化を含めた効率的な施設在り方について、有効な計画を策定するためには全庁的な体制を構築する必要があるではないでしょうか。具体的にどのような体制をお考えですか。  以上です。 ○議長(原田達也) 2公共施設管理計画実効性を確保するために、理事者答弁を求めます。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 次に、第2質問、公共施設管理計画実効性を確保するためにについて、1点目なぜ施設稼働率を把握しないかについてですが、観光施設や公民館など、公共施設特性によっては稼働率で利用状況を計りかねる施設もあるため、各施設利用状況は、利用者数及び稼働率等により確認をしております。  2点目公共施設削減数値目標を設定しない理由と、維持費負担増大についてですが、公共施設削減については、地方公共団体が担う役割や状況により取り組む必要があると考えていることから、公共施設削減数値目標は掲げておりません。  公共施設維持費については、施設状況、将来人口見通しや地域住民に与える影響を考慮した上で、これまで内海支所をDE・あ・い・21に、御荘支所を御荘文化センターに統合したほか、平成29年3月に公共施設等総合管理計画を策定して以降、10施設を解体するなど取組を推し進めており、必要とされる公共施設は大規模改修により施設長寿命化を図るなど、今後も維持経費削減に努めたいと考えております。  3点目公共施設現状と課題を町民に共有し、施設在り方を住民参画で検討すべきについてですが、公共施設は、ただいま答弁と同様に、地方公共団体が担う役割、また地域要望により整備されている施設も多くあることから、公共施設在り方については、まずは各施設関係団体と協議を行い、利用者から寄せられる意見などを参考に検討してまいりたいと考えております。  4点目公共施設全体総量をどうするか、統合化を含めて効率的な施設在り方、有効な計画を策定するには、全庁的な体制を構築する必要があるではないかについてですが、公共施設全体総量については、施設特性や地理的要件を考慮すると、住民に必要とされる施設は多くあり、ただ単に数値で計り総量を判断することはできかねるものと考えております。  全庁的な体制については、公共施設等管理計画を取りまとめております企画財政課を総括課とし、各施設を管轄する各担当所属においては、施設状態や利用状況を踏まえて、施設在り方を検討し取り組むこととしております。  以上、第2質問に対する答弁といたします。 ○議長(原田達也) 金繁議員、21について再質問ありますか。  金繁議員。
    ○7番(金繁典子) 稼働率を把握することが必要ではないですかという質問に対し、町長ほうから施設特性によっては難しいものもあるけれども、利用者数とか稼働率も把握しているとおっしゃいましたかね、それ、いいですかね。じゃあ、稼働率に基づいて個別計画もつくっていたということでよろしいんですかね。 ○議長(原田達也) 立花企画財政課長。 ○企画財政課長(立花慶司) お答えさしていただきます。  稼働率状況を踏まえて、各所管する担当課において個別計画ほうは策定をしております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに質問ありますか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 今回、情報公開請求さしていただきました。この間ずっと個別計画に至る何か庁舎内でいろんな協議とか指示されている文書等を見せていただいたんですけれども、稼働率言葉が全くなかったんですよね。ですので、把握されていないかと思ったんですけれども、じゃあ稼働率については何%使用率、部屋ごとに、できれば時間帯ごとに通常は出しますけれども、そういう客観的な稼働率数字というが全て施設について出ていたということでよろしいでしょうか。出ていないものがあれば、その施設はどこだったか、教えてください。 ○議長(原田達也) 立花企画財政課長。 ○企画財政課長(立花慶司) お答えさしていただきます。  まず、稼働率捉え方について、総括する企画財政課考え方について、まず説明をさせていただきます。  先ほど町長答弁でもございましたが、一部施設については稼働率で指標を図ることとしております。金繁議員が言われましたように、時間帯云々で全て状況を把握しているわけではございません。稼働率を図っております施設を申し上げますと、高齢者入所施設、こちらにつきましては、施設に定員を設けておりますので、こういった施設につきましては稼働率で計れるというふうに捉えております。  具体的に申しますと、城辺高齢者共同住宅につきましては、実際入居部屋日数を入居可能日数で割り戻したというところで稼働率を捉え、令和2年度につきましては、84.7%稼働率、養護老人ホーム南楽荘につきましては、年間入所日数を年間定員数で割り戻した率を稼働率として捉え、98.3%でありました。  最初に申し上げました施設形態で定員数をというところではあるんですけれども、町が管理します町営住宅につきましては、稼働率という定義ではございませんが、入居率というところで指標ほう計ることとしております。  直近状況を申し上げますと、町が管理する住宅全体入居率は83.2%というところでございます。全て施設、稼働率についてというところもございましたので申し上げますと、最初に申し上げましたとおり、全て施設は稼働率で計っておりません。その理由を申し上げますと、観光施設につきましては、一定空間にどれだけ方が来られ利用したか、スポーツ施設につきましても、平面的な空間にございますので、そこ施設をどの程度方が利用したかというところで、利用人数で指標を掲げております。  また、保育施設も公共施設等であるかと思うんですけれども、こちらにつきましては、保育サービスを提供する上で、適切な管理ができていなかった場合、トラブルが生じて保育業務に支障が発生した件数などという形で指標を掲げ、毎年状況を確認をしております。情報公開請求記録中で、稼働率やり取りがなかったという御指摘ございました。確かに記録中ではそういった記述はございませんし、実際記憶中で話になるんですけれども、稼働率がどうかは私自身も把握はしておりません。  ただ、事業管理の中で公共施設につきましては、事業管理を行う中でマネジメントを行っております。それぞれ公共施設維持管理事業という形で大多数は掲げておりまして、その中で毎年状況は確認をしておりませんので、推測ではありますが、会議中でそういったバックデータがあることを前提に協議をしたというところがあるので、当該会議においてはそういったやり取りがなかったではないかなというふうに推測をしております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありますか。  金繁議員、3回目です。 ○7番(金繁典子) じゃあ、稼働率を把握していない施設もたくさんあったということですね。非常に残念です。といいますは、平成29年第3回定例会9月議会にですね、私、この公共施設個別計画、総合計画質問さしていただきました。その中で、執行部ほうからはっきりとこう言われています。稼働率把握は個別計画を検討していく上で必ず必要となってくる情報ですと、ですので私は信じておりました、稼働率を出していただけると。  例えば、先ほど企画財政課長ほうから利用者数で計っているところもあるとおっしゃいましたけれども、これは稼働率ではありませんよね。これ絶対的な数であって、例えば保健センター、年間5,000が利用しますと言ったところで、それは健診ときに1日1,000人、2,000人来ました。そしたら年間365日うち数日しか使っていませんでしたということもあるわけです。これは稼働率ではありません。人数というは。  ですので、今後PDCAサイクル、計画・実行・評価・改善ということをしっかりやっていきますと見直し中にも書いてあります。見直すときには、必要があると認めるときは、これ主観的な理由ではなくて、こういうきちっとした客観的な基準を、稼働率という基準を図って、だからこそ有効、効率的な施設利用ができると思うんですよ。だから、国もこれPDCA進めてると思うんですよ。主観的に欲しいからつくらんといけんけん、そんなことではなくて、もちろんそれも大事ですけど、客観的な稼働率を必ず入れるようにしていただきたい、検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか、町長。 ○議長(原田達也) 清水町長。 ○町長(清水雅文) お答えします。  今言われた質問についてですけど、ただ、集会所であるとか、地区ですね、そういう施設については把握できるし、できますけど、そういう施設もあるのでそれはできないんやけんど、全体的に考えてできるものについてはやっていきたいと、そしてできない施設も結構あるんではないかというふうに考えております。 ○議長(原田達也) 立花企画財政課長。 ○企画財政課長(立花慶司) 総括する担当課として指標捉え方について、回答させていただきます。  先ほど答弁と重複するところもございますが、御了承ください。  金繁議員が言われました、例えば保健センター、例えば利用人数であれば、状況が把握できない、適切な稼働をしているか、施設特性で判断できないという御意見もございました。他方、例えばなんですけれども、保健センター、通常平日であれば開設をしております。金繁議員が言われましたように、健診等で利用する場面、あるいはその事業ではなくて随時いろんな相談で来所される方もいらっしゃいます。そういった定義で捉えますと、保健センター中で行っている業務が、総体的に稼働率というところでは、やはり計りかねるというふうに考えております。開いている、閉まっているという単純なお話ではないかなというふうに思っております。  個々事業に対してそういう捉え方をしておりますので、総括する企画財政課としましては、施設特性に応じて利用人数、あるいはトラブル件数、そういった考えを持って指標を掲げております。  以上です。 ○議長(原田達也) 22について再質問ありますか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) じゃあ、確認です。前向きなお答えを町長からいただきました。稼働率把握ができる施設については、今後検討していくということでよろしいでしょうか。一言お願いします。 ○議長(原田達也) 清水町長。 ○町長(清水雅文) お答えします。  そのようにします。 ○議長(原田達也) ほかに質問は。 ○7番(金繁典子) いいです。 ○議長(原田達也) 23について、再質問ありますか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 公共施設維持管理の現状と課題を町民に共有して、住民参画でこれから施設在り方を検討するべきではないですかという質問に対し、町長ほうから各施設関係団体とか利用者意見を聞きながら進めるということです、ぜひそうしていただきたいですが、そこにはやはり住民参加、パブリックコメントとか町が用意する場所に来ていただいて意見を聞くとかということではなく、だけでなく、やっぱりこれ参画、自治基本条例にあります住民が意思決定過程から参加できる形式、参画でやっていってほしいと。合意形成を町民とつくっていってほしいということが私趣旨です。そういう意味と捉えて、先ほど答弁はそういう意味と捉えてよろしいでしょうか。 ○議長(原田達也) 立花企画財政課長。 ○企画財政課長(立花慶司) そのように捉えていただいて間違いございません。  以上です。 ○議長(原田達也) 金繁議員。 ○7番(金繁典子) 間違いないということで、ぜひそうしてください。  この自治基本条例、14年前この議会で通されたとき、町長は議員さんだったとお聞きしております。この条例を通された御自身としても、ぜひ今後は参画で進めるということを、町長御意見をいただきたいですが、いかがでしょうか。 ○議長(原田達也) 清水町長。 ○町長(清水雅文) 先ほど担当が答えたとおりです。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに質問はありますか。 ○7番(金繁典子) ないです。 ○議長(原田達也) そしたら、24について再質問ありますか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 4は各課が管轄する膨大な公共施設全体総量を今後どうするかっていうことを、有効に、有効な計画をつくっていくためには、全庁的な体制を構築する必要があるではないですかと質問さしていただきました。町長御答弁では、単に数字だけではなくて企画財政課が取りまとめ役をして、各課から上がってくる状況を取りまとめて計画をしているということでした。  でですね、これだと今までと変わらないんですよね。これまで会議録、一切文書、情報公開で見せていただきました。確かに保健関係ものは保健福祉課が取りまとめ、それを企画財政課に全部集約してこの計画ができてるということです。それだと、いまだに縦割り行政ままなんですよね。人口が減って、町民ために、本当に有効かつ効率的な施設管理計画をつくるには、横断的な全庁的な取組が必要だと思うんです。実際、国もそれを進めておりますし、危機感を持ったほか自治体では、もうそういう頭を切り替えて横断的なチームをつくってやっているわけです。  こうしていかないことには、本当に有効な公共施設管理計画できないと思うんですね。ぜひ、今後ですね、こういう縦割り上がってくるものを取りまとめてざっと出すんじゃなくて、しっかりと皆さん全庁的に協議していく、そして先ほどお約束いただいたように、町民参画でやっていくためには、縦割りではできないと思うんですよ。やっぱり横断的に、そして住民参画で、これ大変な作業ですからね、合意形成するというは。だからこそ、全庁的な体制を構築してほしいというが私質問意図です。いかがでしょうか、御検討いただけないでしょうか、今後。 ○議長(原田達也) 木原副町長。 ○副町長(木原荘二) お答えいたします。  総合管理計画、ようやく今まで合併して旧5町村ごとにその財産台帳はありましたけど、そのバックデータとなるものがない状況であったものが、ようやく公共施設管理計画に基づいて全てデータを積み上げたもので全体が把握できるようになりました。  ということで、今ようやくそういう段階に来て、途上でもあるということも踏まえまして、もちろん横断的に検討していくことは当然必要なんですけど、それをするためにも中核となる課も必要でありますので、一応、今ところ企画財政課を中心に検討をしながらですね、その中でどういうふうに進めて行くが一番ベストなかというような方向が見えましたら、また考えさせていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに質問。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 今副町長お話で、中核となる課は必要であるということです。もちろんそうです。ただですね、今、取りまとめていらっしゃる企画財政課、非常にたくさんお仕事を抱えていらっしゃいますよね。この公共施設の管理計画というは、もう今やほかいろんな自治体では、役場中で一番花形事業であるというぐらい、非常に重大なものです。財政的にも最も重要重大な課題一つだと思います。  そこをですね、今段階、今現状では愛南町役場中で企画財政課職員方が兼務でされているわけですよね。これではとてもできませんよね。今後、必要が出てきたら考えるというようなお答えだったと思うんですけれども、これ待ったなしだと思いますよ。人口も急激に減っていく中で、保健センター保健センター、別施設は別施設、もう旧町全てに残していくっていうことは大変難しくなるわけですよ。私、計算してみたら、このままいったら4人家族で令和22年には、年間50万円、公共施設維持費だけで、それだけ負担しないといけなくなるとい状況になります。だから、これチェックさしていただいているんですよ。  それができる体制を整えていただきたい。お役所ですから、なかなか変えるということは難しいかもしれませんけれども、頑張るところは頑張っています。ぜひですね、右肩上がり時代ではない、右肩下がりなんですよ。それ全庁的な頭切替えが必要だと思います。そういう意味で、これぜひチャレンジしていただきたいんですが、いかがでしょう、もう一度副町長、お伺いします。 ○議長(原田達也) 木原副町長。 ○副町長(木原荘二) もう一度お答えさしていただきます。  現状、その公共施設総合管理計画ができた背景には、その決算関係を公会計化すると、その中で財産台帳がどうしても必要になるというような経緯もありまして、企画財政課が持ったということがあります。ですから、その財産台帳として公共施設管理計画ということも考えると、現状は、やはり企画財政課で中核をもっていただいて、でそれぞれ財産管理、行政財産であるとか、普通財産につきましては、それぞれ個別課がやっぱり責任を持つべきところなので、その辺も踏まえてですね、改めて研究課題とさせていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに。金繁議員、3回目です。 ○7番(金繁典子) いろんな経緯があり、たくさん仕事を抱える中で大変だと思います。これ、住民参画でやるとなったら本当に大変なことになりますので、こうせざるを得なくなってくると思います。申し上げにくいですが、やはりやっているところはやっているんですよね、ほか自治体。ですので、ぜひ前向きに考えて検討していただきたいと、再度念押しさしていただきます。答弁は結構です。 ○議長(原田達也) 次に、3質問を許します。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 三つ目質問をさせていただきます。  旧西海中学校とその周辺を西海地域約1,100人広域防災拠点とする目的で、新たな町道、これは旧西海中学校から旧西海有料道路、4メートル幅で356.3メートル町道を新たに造ろうと、このブルー線ですね、ここに中学校、そしてこのオレンジラインが旧有料道路です。そこを結ぶブルーライン、これを新たな町道として防災目的ために建設されようとしております。  予定事業費は1億6,780万円です。その位置づけと防災優先順位について、お伺いします。  南海トラフ地震など、大規模災害に備え、旧西海中学校周辺を西海地域約1,100人広域防災拠点とし、その避難者はヘリコプターで連れて来る。そのために、新たな町道を建設したいと昨年5月に町から議会に話がありました。  そのつい2か月前には、旧西海中学校は県えひめ企業立地ガイドに登録され、売却や貸付け対象になっていると議会で指摘されておりました。  旧西海中学校が売出しや貸出しに出されること自体、議会に説明はなかったようでしたし、旧西海中学校周辺を広域防災拠点にすることも事前に議会に説明はありませんでした。  昨年愛南町決算では、経常収支比率が99.5%と県内で最も硬直化した財政となりました。自由に使えるお金がほとんどなくなっているという状態です。一方で防災に関しては、津波被害際には雨風をしのげる避難所がない地区が城辺や御荘中にも、そして西海などにも町内にはたくさんあり、また、西海地域では由良半島住民は菊川小学校まで避難しなければならない状態ままです。1月震度4地震では、外泊石垣が崩れましたが、大地震際には石垣倒壊が多発、空き家倒壊も心配されておりますけれども、狭い生活道路が塞がれて避難できない状況が発生することも予想されます。  そこで、さき定例会で、町全体防災プランをつくるということを最優先にして、個々事業は優先順位を決めて進めるべきではないか質問しました。  しかし、この点については町からは何も報告はなく、先月全員協議会でこの町道建設を来年度予算に入れると説明がありました。  そこで、優先順位について協議について尋ねたところ、町長からはやれるところからやると、町道を建設するという回答でした。  そこで、さらに協議内容議事録開示請求も求めましたが、その結果は非開示。理由は方向性を決定するものであったため、議事録は作成していないとことでした。  そこで伺います。  1、方向性、優先順位について協議をされましたか。どのような協議をされましたか、その出席者と内容を伺います。  2、方向性、優先順位協議内容について、議会、町民に説明するべきだとは思われませんか。  3、防災対策優先順位意思決定は、町民にとって命に関わる重大問題です。意思決定過程を文書に残し、町民へ説明責任を果たすべきではないでしょうか。  以上です。 ○議長(原田達也) 3旧西海中学校とその周辺を西海地域約1,100人広域防災拠点とする目的で、新たな町道(旧西海中学校から旧西海有料道路4メートル幅356.3メートル)を4年かけて建設する(事業費1億6,780万円)計画について、その位置づけと防災優先順位について、理事者答弁を求めます。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 次に、第3質問、新たな町道建設計画位置づけと、防災優先順位について、1点目方向性、優先順位について協議したか、また、出席者と協議内容はについてですが、昨年12月23日に内部協議として政策調整会議を開催し、西海地域災害応急対策や避難対策、仮設住宅対策を協議する中で、孤立する可能性高い西海地域において、当該道路について、その重要性を改めて確認し、最優先的に取り組む事業であり、当初予算に計上し、計画的に実施することで、意見一致を見ております。  出席者については、自分と、副町長、教育長、総務課長、企画財政課長学校教育課長、生涯学習課長、建設課長、防災対策課長であります。  2点目協議内容を議会、町民に説明すべきとは思わないかについてですが、昨年12月に政策調整会議で協議した結果を踏まえ、先月議員全員協議会において、町道樫月竹倉線新規道路改良事業について、ルート、事業費及び計画期間等説明を行っております。町民へ説明については、昨年10月西海地域行政協力員会議や11月住民説明会で、これまでにも最優先課題として説明を行っておりますので、改めて説明をすることは考えておりません。  3点目意思決定過程を文書に残し、町民へ説明責任を果たすべきではないかについてですが、町民へ説明責任については、ただいま答弁したとおりでありますが、防災・減災対策は、地域と一体となって取り組むことが重要であり、行政協力員会議や自主防災会防災学習会等において、丁寧に説明し、理解を得ながら、地域に合った対策を考え、取り組んでまいりたいと考えております。  なお、内部協議について会議録作成に関する指摘ですが、各所属において、直面する課題や今後方針、あるいは緊急的な対応等々、日々発生する事案等について、関係者により自由に意見交換をすることによって、最善方策を導くため場であって、意思決定過程等を記録に残すことは考えておりません。
     以上、第3質問に対する答弁といたします。 ○議長(原田達也) 金繁議員、31について再質問ありますか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) この西海道路を最優先にするという協議を12月30日にしたというお答えでした。定例会ときに、町長ほうからとにかくどこが重要でどこが重要ではないと、そういう順位はこれはつけるべきではないとおっしゃっていたんですけれども、そしてまた木原副町長ほうは全員協議会ほうで、全体的にできるところから取りかからせていただくということで優先順位を考えないということだったんですけども、12月30日にはここを最優先にしたと。最優先にするということは、ほかいろんな課題を洗い出して、その中で優先順位をつけなければいけませんよね。いろんな問題、私、この質問中で書いてます、問題について由良半島こととか協議していただいたんでしょうか。 ○議長(原田達也) 守口防災対策課長。 ○防災対策課長(守口庸夫) お答えします。  この12月内部会議については、町防災対策方向性等確認しながら、その防災対策取組事業について確認をしております。その中で、先ほど町長答弁にありましたとおり、西海災害応急対策、避難対策、仮設住宅対策で必要なということで、この道路については最優先的に取り組む事業であるということを確認しております。  その他内海地域についても、ある程度危険な状況であるとか、そういうはその場で協議はしております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。 ○7番(金繁典子) いいです。 ○議長(原田達也) それでは、32について再質問ありますか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) その優先順位協議内容について、議会、町民に説明するべきだと思いませんかという質問に対して、町長ほうから西海一部地域で最優先課題である、住民説明会を行ったということなんですけれども、全町でやっぱり意見を聞かないと聞いたことには、優先順位つけられないじゃないですか。いろんな課題ありますよ、由良半島方たちも、そして西海中でも西浦、中泊、外泊方たちは、とても西海中学まで行けないとか、とても魚神山から菊川小学校まで行けない、それまでに死んでしまう、崖崩れが起きてとても行けない、ヘリコプターなんてとんでもない、そういうお声たくさん出てるんですよ。そういう町民声に応えるためにも、まずは説明をするべきではないですかね、これ、優先順位にしましたということを。 ○議長(原田達也) 守口防災対策課長。 ○防災対策課長(守口庸夫) お答えします。  先ほど町長答弁にもありましたように、10月行政協力員会議と、11月に住民説明会ほうでこの道必要性、重要性については私ほうから説明をしております。  今後、この件について協議内容とか説明は今ところ考えておりませんが、先ほど3点目町長答弁でもありましたように、この防災対策は地域一体となって取り組むことが重要であると考えております。今後については、行政協力員や地域方、地域そういう自主防災会等でその地域によって取組が、対策が違ってくると思いますので、そういうを丁寧に説明して意見をいただきながら対策を取っていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 清水町長。 ○町長(清水雅文) ちょっと私からもお答えします。  優先順位っていうはですね、特に防災件については、命に関わることであって、しゃくし定規に行かん部分がたくさんあるんですよね。先日もですね、先日いうか近日いうかあれなんです、こういうこともありました。救急車が入らないところがあったんで、その道を広げたいと。広げたらそこまで行けれるということがありまして、地区方にも相談した。そのためには土地を空けてもらわんといかん、それでないと道が広がっていかん。ところが、そういうを優先的に言えば早くしてあげたいけど、土地が分けてもらえんのでできないと。早くやらんといけんことがあったとしても、優先的に、順位にしたら下ほうになるかも分からんし、そういうできないことはできんとなりますよね。  ですから、防災について、最初に言うたようにこれ優先順位をつけれんと、やれるところからやっていかんと、やっぱりいかんと私は思います。特に言うたように防災についてはですね、ほか件とまた違って、順位を決めてこれをやらんといけんというんじゃなくて、できるところからやるというが自分方針であります。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 防災課長ほうから西海地域で説明会をしたと、それから町長ほうからはやれるところからやるというお答えでした。でもそれでいいんでしょうか。町内には、たくさん地域住民方たちが不安に思ってます。これ、まちづくりアンケートにもしっかりと結果出てるんですよね、その不安が。町外に移住したいと思っている人、愛南町1割近くもいるんですよ。そのうち4人に1人が、災害が心配だからとおっしゃっています。これだけ多いんですよ。そして、今後まちづくり、力を入れてほしいと思っているが防災・減災推進であると、これ5割、約5割方がこう思っているんですよ、半分近いということですよ。  一部地域だけに力を入れているだけではいけないんじゃないですか、やれるところからやるでは。やっぱり全町的にしっかりと意見を聞いて、優先順位をつけてやっていかないと、命をまず守るというところからやっていただかないといけないと思いますけど、どうでしょう。 ○議長(原田達也) 清水町長。 ○町長(清水雅文) お答えします。  やっぱりそれ当然ですよ。命が一番大事な、だから、この命に関することについては、やらんといけんと、優先的にやると、それもですね、順位決める必要ない、やれるところからやらなんだら、やって進んでものはいかないと。ですから、各5か町村全部どこもそうです。どこが大事とかどこを早くせんといけんことない。要望があってそこに視察行ったらこれは早くせんといかんなというところがあったら、決めとったことでも後回しになる場合もあるし、早くやらんといけんことについては、優先的に即やっていきたいというふうに考えております。それが自分仕事だと思っております。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。 ○7番(金繁典子) いいです。 ○議長(原田達也) 次に、33について再質問ありますか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 3つ目はこの防災順位対策順位、優先順位について、意思決定は命に関わる大事なことなので、その過程を文書に残して町民へ説明責任を果たすべきではないですかという質問に対して、日々発生する事案なので意思決定を残す必要はないということですけれども、これ文書規程変えてもらいましたよね、去年6月議会後。法律と同じすばらしい規程に愛南町文書規定変わりました。町民へ説明、現在及び将来未来住民に対する説明責任を果たすため、意思決定について文書を残すという内容にしてもらっています。これについてまずいかがお考えでしょうか。 ○議長(原田達也) 木原副町長。 ○副町長(木原荘二) お答えいたします。  先ほど町長答弁中でも触れておりましたが、内部協議につきましては、本当に日々何件も持ち上がる、それぞれ担当課検討事案について、それをいかに対応するか、一堂に会して一定理解というか、共通認識を持つというが内部協議であります。基本的には私ところに相談があったとして、これはもう全員でいろいろな意見を交わそうと思うことについては、1対1で私と決めるんではなくて、必ず町長を交え、総務課長、そして企画財政課長を含めて内部協議を持って、それぞれ忌憚ない意見をお互いに言って、それを基にどのような方向に進めていくがいいか、結論まではいかずともぜひこういう形で検討していこうということで回を重ねて、一定方向を見ておるというような、本当に内部で協議事項ですので、もう毎回それを会議録に残すというようなことはできませんので、一応その点は御理解をいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(原田達也) 金繁議員。 ○7番(金繁典子) ある程度は理解しますが、ただその結論さえ残していないじゃないですか。情報公開請求しても結論さえ出てこないんですよね。少なくとも説明責任は果たさんといかん、それは、自治条例にも書いてますよね。自治条例14条2項には、町政運営に関することについて、その内容ほか意思決定過程における必要性、または妥当性を住民に分かりやすく説明する責任を有しますと。これは執行部責任ですよね。この説明責任についてはいかがお考えですか。 ○議長(原田達也) 木原副町長。 ○副町長(木原荘二) お答えをいたします。  今まで協議したことについて、それぞれ主管となる担当課がどのようにその結果を書き残しとったかということについてまで、私ほうで確認はできておりませんけど、内部協議をもってそこである一定結論が出たことについては、結論についてはきちっと明記したり、もし聞かれてもいついつ内部協議でこういう方針になりましたということについては、きちっと結論が出せるように対応したいと思います。  以上です。 ○議長(原田達也) 金繁議員、3回目です。 ○7番(金繁典子) 今、副町長から前向きなお答えをいただきました。期待しております。  でですね、今日私、3つ質問をさしていただきました。これ実は1つテーマで聞かせていただきました。改めてこの自治基本条例見させていただいて、本当にすばらしい内容です。でも実際には住民が主役と言いながら置き去りになっているんじゃないかと思われるこの公共施設在り方、それからこの町道、大事な予算も大きい事案について、十分な説明、それから告知さえなされていないという状況です。これ、自治基本条例にある住民参画、町民が主役であるっていうことを実現していくためには、やはり庁舎内で意識改革、これからは参画とさらに進んだ協働、これは総合計画にもうたわれてますけど、協働を原則とするということをしっかりとやはり庁舎内で共有して、研修して、マインドを変えていっていただきたいということなんです。  そして、組織体系というものもこれまで縦割りだけではなくて、やはり全庁的な調整も必要になる。参画と協働っていうを、やはり組織体系柱とするように、これから前向きに動いていってほしいと思います。  これ、住民が主役という言葉、副町長が当時職員として提案されたすばらしい言葉だと聞いております。いかがでしょうか、ぜひ前向きに今後取り組んでいただけないでしょうか。 ○議長(原田達也) 木原副町長。 ○副町長(木原荘二) 合併前とき主役は住民という言葉を今持ち出していただきましたけど、我々その行政を推進していく中で、当然住民ためにという強い思いを持ってあらゆる施策を計画し、実行するように移しております。ただ、どうしてもですね、御存知かと思いますけど、もちろん全て案件について参画というわけにはまいりません。これから、当然重要な案件につきましては、そういう機会を設けながら、それこそ住民参画下、行政を推進していくように心がけていきたいと思います。  以上です。 ○議長(原田達也) これで、金繁議員質問を終わります。  暫時休憩します。  11時30分より再開します。               午前11時18分 休憩            ―――――――――――――――――               午前11時30分 再開 ○議長(原田達也) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問における再質問際に、通告にないような関連質問等が見受けられますので、十分に注意をしていただきますよう、お願いをしておきます。  それでは、次に池田議員質問を許します。  池田議員。 ○3番(池田栄次) 公明党池田でございます。  まず、一般質問に先立ち、3月16日深夜福島県沖を震源とする地震で被災された方々にお見舞いを申し上げます。  それでは、一般質問通告書に基づいて質問さしていただきます。  1、新型コロナワクチン追加接種と5歳から11歳ワクチン接種について。  新型コロナウイルスオミクロン株拡大により、全国で感染者数高止まりが続いています。愛南町では、関係機関迅速な対応、町民感染防止行動によって小康状態が続いています。しかし、愛媛県内では感染者高止まりが続いており、近隣市町でも感染者が出ています。感染力強いオミクロン株へ対応に当たって、ワクチン3回接種は発症予防、重症化予防要となる観点から、追加接種速やかな実施がなされています。また、小児感染者は増加傾向にあり、保育所や学校で感染拡大により家庭内で中・高年世代へ感染する等観点から、緊急蔓延予防ために実施するという趣旨を踏まえ、今後、流行する変異株状況、ワクチン有効性・安全性に関するこれまで一定程度知見、諸外国における小児へ接種対応状況等を勘案して、総合的に判断し、5歳から11歳接種が実施されています。できるだけ早く安全に多く町民方に、接種を受けていただくことが必要と考えます。  そこで、質問させていただきます。  1、ワクチン3回目接種現状と今後工程、接種による効果や副反応、留意事項情報提供状況について、見解を伺います。  2、5歳から11歳ワクチン接種現状と今後工程、接種による効果や副反応、留意事項等情報提供状況について、見解を伺います。 ○議長(原田達也) 池田議員から答弁分割で質問がありました。  初めに、新型コロナワクチン追加接種と5歳から11歳ワクチン接種について、理事者答弁を求めます。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 池田議員質問にお答えをします。  まず、第1質問、新型コロナワクチン追加接種と5歳から11歳ワクチン接種について、1点目ワクチン3回目接種現状と今後工程、接種による効果や副反応、留意事項等情報提供状況についてですが、3回目ワクチン接種は、12月17日より医療従事者から先行して開始をしており、接種率は3月14日現在で、65歳以上が84.7%、18歳以上が57.2%となっております。  接種券発送は、64歳以下方も含め2回目接種から6か月を経過した方に順次、案内を進めているところであります。3月中には9月に接種した方へ発送を完了し、4月には2回目接種完了者8割接種が完了する予定であります。  また、接種による効果や副反応、留意事項等情報提供については、広報、ホームページ、接種券送付時にチラシを同封し、情報提供に努めております。  2点目5歳から11歳ワクチン接種現状と今後工程、接種による効果や副反応、留意事項等情報提供状況についてですが、5歳から11歳ワクチン接種は、3月7日から町内小児科医院で小児用ワクチンを使用し、個別接種で開始しております。  接種券は、全対象者へ送付を完了し、現在は4月18日まで予約受付をしており、予約状況は、11歳が41.6%、全体では22.6%といった状況であります。  今後は、予約状況を見ながら予約枠を拡充する一方、4月からは県立南宇和病院も接種医療機関として追加をします。  なお、接種による効果や副反応、留意事項等情報提供については、1点目と同様に、接種券送付時に国が作成している保護者向けパンフレット同封や、ホームページ、広報等で情報提供に努めておりますが、子供接種場合、保護者も子供も不安な点もあろうかと思いますので、細やかな情報提供や相談対応が必要であると考えております。  以上、第1質問に対する答弁といたします。 ○議長(原田達也) 池田議員、11について再質問ありますか。  池田議員。 ○3番(池田栄次) よそ地域では、ファイザーとモデルナ社接種種類によってファイザーがいいとかモデルナがいいとかということで、なかなか接種が進まないということも聞いております。また、医療機関で個別接種をやっておられるようですが、その医療機関、この医療機関がいい、あの医療機関がいいということで、接種速度に支障を来しているということはありませんか。 ○議長(原田達也) 幸田保健福祉課長。 ○保健福祉課長(幸田栄子) お答えします。  まず、ファイザー社とモデルナ社ワクチン違いによる接種状況ですが、現在、ファイザー社とモデルナ社ワクチン、大体4対6でモデルナ社ワクチンほうが多く供給されている状況です。そのような中で、特に大きくファイザーがいいからという形で待たれるという方が多いよりかは、やはりかかりつけ先生下で接種をしたいというところで、そこ医療機関が空くところを待つっていう方が少しおられるような傾向が見受けられます。  現在ところ、接種枠はあるんですが、この年度末ということで、追加接種による副反応等を心配されてか、少し今、予約速度が少し落ちてきているといったような状況が見られます。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。 ○3番(池田栄次) ありません。 ○議長(原田達也) 12について、再質問ありますか。  池田議員。 ○3番(池田栄次) 新型コロナワクチン接種を受ける、または受けないことによって、差別やいじめなどが起きることがないように学校等においてはどのように幼児、児童・生徒に指導し、また保護者方に理解を求めているでしょうか、伺います。 ○議長(原田達也) 岩井学校教育課長。 ○学校教育課長(岩井正一) 私ほうからお答えさしていただきます。  今議員が言われたように、差別やいじめというところなんですけれども、本町で新型コロナウイルス感染症が最初に2年ほど前に発生したときに、非常に一般方々が誹謗中傷も含めて混乱したというふうに捉えてまして、そのときから、やはり子供人権教育という分野で、そういうことが起こらないように、学校ほうには随時指示を出してそういう教育を含めてやってきております。そして、ワクチン接種についても、これはあくまでも強制するものでなくって、保護者方々を中心に必要性を感じ接種するものでありますので、その辺、強制的になったりとかすることがいいとか、悪いとかということが起こらないように、学校現場には日々そういう情報共有、また、伝達等をしているところでございます。
     以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  池田議員。 ○3番(池田栄次) 今、情報を伝えていただいて指導もしていただいとるということですが、もしワクチン接種に伴う差別やいじめなどが発生した場合相談窓口は設置されているでしょうか。 ○議長(原田達也) 岩井学校教育課長。 ○学校教育課長(岩井正一) 学校で起こった場合、また、児童・生徒場合に関しては、学校からうちほうに相談が入るようになっておりますし、また、県人権教育課ほうとも、そういった場合は連携を取ってやっていく。また、こちら人権教育担当課ほうとも連携しながら、そういう対応をしていくというふうに考えております。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。 ○3番(池田栄次) ありません。 ○議長(原田達也) 次に、2質問を許します。  池田議員。 ○3番(池田栄次) 2、アコヤガイ稚貝大量死について。  アコヤガイ稚貝3年連続で大量死によって、町内母貝養殖業者は経営的にも精神的にも窮地に追い込まれています。愛媛県真珠養殖は稚貝を育てる母貝養殖業者と、その貝を使って真珠を育てる真珠養殖業者に分かれており、母貝激減は真珠業界全体に影響します。一刻も早い原因究明が求められていましたが、国水産研究所教育機構と愛媛県によって原因新種ウイルスが特定されました。本町重要な産業であり、生産量全国一愛媛県真珠産業を守り、母貝養殖業者経営安定を図るために、早急な支援策が必要と考えます。  そこで質問させていただきます。  1、大量死現状と現在支援状況について、見解を伺います。  2、今後支援対策について、見解を伺います。 ○議長(原田達也) 2アコヤガイ稚貝大量死について、理事者答弁を求めます。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 次に、第2質問、アコヤガイ稚貝大量死について、1点目大量死現状と現在対策についてですが、本町母貝養殖は、国内生産量約5割を占めております。大量死現状は、平成30年生産量が734トンであったものが、令和2年では249トンと約3分の1に減少しております。この状況を受け、我が国真珠産業を見てみますと、真珠は輸出重点品目でホタテに次ぐ第2位輸出額を誇っておりましたが、大量死により330億円から75億円に激減し、母貝業者、真珠業者経営悪化はもとより、日本真珠産業が危機に瀕しております。  本町は、甚大な被害を受けている真珠産業再生と事業継続を図るため、緊急支援対策や大量死原因究明、病気に強い貝づくりを、関係機関と緊密に連携し、総括的に取り組んでまいりました。  緊急支援対策は、品種改良アコヤガイ無償配布や、稚貝代半額補助、国支援金ほかに町中小企業者経営安定化支援金や、持続化給付追加金、母貝養殖緊急対策資金利子補給など、きめ細やかな支援を行っております。また、稚貝不足に対応するため、施設を改修し夏緊急生産にも取り組んでおります。  大量死原因としては、国や県研究により新種ビルナウイルスであることが判明をいたしました。PCR検査法も確立され、今後より効果的な防疫対策が可能になります。病気に強い貝づくりは、選抜育種によりへい死率改善が図られており5割以上生き残る品種も見つかっております。研究が進むにつれ、近親交配による遺伝子弱体化が指摘され始め、ペルシャや中国系親貝を新規導入し、環境変化に強い多様性品種開発にも着手をしております。  2点目今後支援対策についてですが、原因特定と病原体を検出をするPCR検査法が確立されたことから、来年度、技術職員を新規採用し、国や県、南水研と連携下、町でウイルス検査ができる体制を整備をいたします。  養殖海域海水や貝に病原体がいるかどうかをモニタリング調査し、病原体が増殖する時期や環境条件解明及び、病原体いない海域を特定することで、異常死抑制を図ることとしております。また、選抜育種を継続し、へい死率低い親貝を使った試験生産や、種苗生産施設を改修し生産能力向上と防疫対策強化を図るとともに、病気発生状況に応じ、速やかな緊急支援対策を行ってまいります。  本町真珠産業を再興することは、日本真珠産業発展に寄与すると言っても過言ではありません。日本真珠産業存続は、重要産地である本町母貝養殖再生が必要不可欠であると考えます。直面する問題は大量死に留まらず、高齢化や後継者不足も顕在化してきております。喫緊課題に対し、あらゆる対策を講じ一刻も早い真珠産業復興を図ってまいりたいと思っております。  以上、第2質問に対する答弁といたします。 ○議長(原田達也) 池田議員、21について再質問ありますか。 ○3番(池田栄次) ありません。 ○議長(原田達也) 22について、再質問ありますか。  池田議員。 ○3番(池田栄次) 今、技術的なこととかそういうことは伺ったんですが、金銭的な支援というとこで、具体的にどのようなものを考えておられるか、また、お答え願いたいと思います。大変重要な産業でありますので、真珠産業が衰退するということは愛南町にとっても、大変町損害を与えますので、その辺を長く産業として残していくために、金銭的な支援というもお考えがあったらお聞かせください。 ○議長(原田達也) 長田水産課長。 ○水産課長(長田岩喜) 私ほうからお答えをさしていただきます。  金銭的な支援につきましては、今年度も実施をしましたへい死が起きた場合稚貝代半額補助を考えております。へい死状況にもよりますけれども、併せて稚貝無償配布ですね、こういったものももう既に実施をしております。1月ふ化、3月5日に配布をさしていただいたものにつきましては、1人当たり約2万貝稚貝を無償で配布をさせていただいております。  そのほかに母貝緊急資金利子補給、こういったものにも取り組んでございます。  以上でございます。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。 ○3番(池田栄次) ありません。 ○議長(原田達也) 次に、3質問を許します。  池田議員。 ○3番(池田栄次) 3、防災力向上に、気象防災アドバイザー活用を。  近年豪雨災害では、災害リスク情報が明らかになっていない場所で多く被害が発生しました。地球温暖化など影響により、自然災害が激甚化・頻発化しており、随時的確な防災対応が求められる中、防災インフラ等整備が進められています。このハード面整備とともにより正確迅速に情報を収集発信し、被害を最小限に抑える行動を促すためソフト面取組も重要です。過去災害発生事例など記録や河川流量推移などリアルタイム情報を融合し、できる限り狭い区域で具体的な被害を予測し、避難指示等を発令する体制整備が有意義であると考えます。  今後は、事態予測や防止、避難などについて気象防災アドバイザー活用が対策一助になると考えます。見解を伺います。 ○議長(原田達也) 3防災力向上に、気象防災アドバイザー活用を、理事者答弁を求めます。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 次に、第3質問、防災力向上に、気象防災アドバイザー活用をについてですが、気象防災アドバイザーについては、平時は、日々気象解説、職員や住民を対象とした気象勉強会・講演会実施や防災訓練へ協力、地元気象台と橋渡し役として、また、非常時には、地域における今後気象状況見通し等詳細な分析、気象状況に関する災害対策本部員へ状況説明など支援が期待できると承知をしております。  昨年12月に松山地方気象台長が来庁され懇談した折にも話を伺っておりますが、現在県内には着任できる気象防災アドバイザーがいないことも伺っております。  松山地方気象台では、県内地域ごとに担当チームが編成され、愛南町と気象台とホットラインも構築されており、非常時においては、今後気象見通しや解説など支援を受けております。平時には、本町防災担当者と見える関係を構築をするとともに、日頃から防災上関心事項、ニーズ把握等を行うため、気象台職員が本町を訪問し、情報交換等を実施をしております。  今後、気象防災アドバイザー拡充が図られましたら、防災力向上を図る観点からも、任用形態を含め活用について考えてみたいと思っております。  以上、第3質問に対する答弁といたします。 ○議長(原田達也) 池田議員、再質問ありますか。  池田議員。 ○3番(池田栄次) もう一度確認さしてください。  気象台ほう、防災アドバイザー人員等整備が整えば、本町として防災アドバイザーを活用するという意向があるということでしょうか。 ○議長(原田達也) 清水町長。 ○町長(清水雅文) お答えします。  そのとおりです。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。 ○3番(池田栄次) ありません。 ○議長(原田達也) ないようですので、これで池田議員質問を終わります。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) 暫時休憩します。  13時30分より再開します。               午前11時55分 休憩            ―――――――――――――――――               午後 1時30分 再開 ○議長(原田達也) 休憩前に引き続き会議を開きます。  中野議員より、欠席届が出てきましたので、受理をしておきました。  報告しておきます。  次に、少林議員質問を許します。  少林議員。 ○5番(少林法子) 失礼します。  まず、1、愛南町豊かな自然と調和とれた再生可能エネルギー電気発電促進に関する条例早期改正を求めるということです。  再生可能エネルギーは促進をうたわれながらも、その一方で不十分な施工による災害発生恐れや、立地地域でトラブル、山林伐採による自然や景観破壊、事業終了後施設放置に係る懸念等が全国的な課題となっています。そのため、太陽光パネル設置を規制する条例を定める自治体が増え、本町でも平成28年に愛南町豊かな自然と調和とれた再生可能エネルギー電気発電促進に関する条例、いわゆる再エネ条例を定めました。  前回12月議会一般質問で、私はこの再生エネルギー条例不備を2つ面から指摘し、早急な改正を求めましたところ、それに対する町答えは、令和3年3月議会に条例全部改正案を提出したが、議会が否決したので、議会意思を尊重して改正はしないというものでした。  そこで、町出した全部改正案及び3月議会議事録を確認いたしました。それを基に、再度条例改正を求めたいと思います。  1、令和3年3月定例議会で、改正案大きな争点は11条でした。これまでは行政協力員、地区同意が必要だとしていたものを、それを改正案では削除しています。議会側が改正案を否決した大きな理由は、行政協力員は、これまで太陽光発電にいろいろ関わってきた、にもかかわらず、この改正案ことを一言も話していないはおかしい。まず、行政協力員会を開いて、彼ら意見を聞き理解をいただいてから議会に提案するが筋であると。つまり、否決したと言っても内容が駄目というではなく、改正案をつくる過程が不十分であるから出し直せという意味合いものです。  そこで質問します。あれから1年、行政協力員会を開きましたか。もし開いていないであれば、その理由も説明してください。  2、令和3年3月議会である議員がこう述べています。地域で調べてみると、ほとんど行政協力員が地区代表として同意をもらい、同意書を作ることは重要だと考えてていると。西予市でも、事業計画周知及び自治会同意義務づけが明記されています。太陽光発電設置は、公共性高いものですから、環境破壊や災害発生などおそれがあるので、地区同意は必要だと思いますが、どのようにお考えですか。  3、他市町では、条例とともに施行規則中で客観的な基準が示されています。例えば、栃木県佐野市では、事業区域内におけるのり面勾配が垂直方向1メートルに対する水平方向2メートル勾配を超える場合は云々とさらに細かく決まっています。このように土砂災害防止具体的な数値基準があります。また、景観保全に関しては、再生可能エネルギー発電設備が周囲道路等から見えないように、低木、目隠しとなるフェンス等が設置されていることという地域もあります。また、緩衝地帯を造れと、その規模を細かく定めている市や町もあります。  本町規則には、このような客観的な基準がありません。ほとんどが提出書類規定です。このような客観的な基準が必要だと思いますが、どのようにお考えでしょうか。  4、令和3年3月議会で、町長は条例に不備がある部分については、しっかりとした形で整理していく、条例改正には、小山件があったことも一部間違いない事実である、今後ことを考えますと、時間がないと述べ、条例改正必要性、早急性を強調しておられます。条例改正に着手する予定をお聞かせください。  以上4点お願いまします。 ○議長(原田達也) 少林議員から答弁分割で質問がありました。  初めに、愛南町豊かな自然と調和とれた再生可能エネルギー電気発電促進に関する条例早期改正を求める、理事者答弁を求めます。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 少林議員質問にお答えをします。  まず、第1質問、愛南町豊かな自然と調和とれた再生可能エネルギー電気発電促進に関する条例早期改正を求めるについて、1点目行政協力員会を開いたか、開いていなければその理由はについてですが、現在ところ、条例改正説明に関する行政協力員会は開催をしておりません。その理由といたしましては、今年度当初に開催予定でありました、行政協力員総会において改正案内容や同意書取扱いについて、御説明する予定で事務を進めておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大影響で当会議が中止となったことから、資料のみ配布をさせていただき、感染が落ち着いたら改めて説明会等を行う計画でありました。  しかしながら、その後も感染予防観点から会開催はできませんでしたが、太陽光発電施設設置が最も多い一本松地区において、行政協力員会会合が昨年7月20日に開催され、当会で条例改正における説明機会を頂けたので説明を行い、意見交換を行っております。  2点目地区同意が必要と思うがどう考えるかについてですが、景観破壊や災害発生に対する対策一つとして、事業者は、関係地区、事業区域関係者に対し説明会を開催し、事業計画周知、地区意見を聴取することが必要と考えております。また、事業者は事業計画について地元地区理解が得られるよう努め、地区から申出に対し、誠意をもって対応することとしておりますので、事業者対応を明確にする意味においても、今後、同意書是非について、説明ができていない地域意見等を聞きながら、今後方向性について協議してまいりたいと考えております。  3点目本町規則には客観的な基準等がないがどう考えるかについてですが、客観的な基準は、経済産業省再生可能エネルギー電気調達に関する特別措置法施行規則規定をはじめ、資源エネルギー庁事業計画策定ガイドラインや、本町太陽光発電施設設置に関する指針におきまして、事業者に講ずるよう明記されておりますので、本町施行規則では基準等は設けておりません。  4点目条例改正に着手する予定についてですが、条例改正時期については、1点目、2点目でも答弁いたしましたように、説明ができていない地区意見を聴取するとともに、内容についても、今後、再生可能エネルギー固定価格買取制度改正に伴う規制強化動向を注視しながら、対応してまいりたいと考えております。  以上、第1質問に対する答弁といたします。 ○議長(原田達也) 少林議員、11について再質問ありますか。  少林議員。 ○5番(少林法子) 今、コロナで会ができないので大方ところは資料配布のみと、7月20日に一本松だけは行ったということでしたけど、コロナ禍というはなかなか理由にならないではないかと思います。コロナが落ち着いていた時期は十分にありましたし、実際11月、西海町道地域説明会、福浦、船越で多数住民を集めてやっておりますから、一本松とか城辺とかいうふうに区切って行政協力員会をすれば十分できたではないかと思います。  では、このまだできていないところに関して、どのようにやっていくおつもりでしょうか。お聞かせください。 ○議長(原田達也) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) お答えします。  今後方向といいますか、会開催予定ですが、一応、今考えておりますが新年度、4月末に開催予定行政協力員総会において説明さしていただき、同意書是非について協力員皆様から忌憚ない御意見を頂けたらと考えておりますが、開催が困難な場合は、一本松地域と同様に、地域個別会合で御説明にお伺いできにればと考えております。また、その各地域会合日程が決まりましたら、随時説明していきたいと考えております。
     以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  少林議員。 ○5番(少林法子) そうですね、4月、また行政協力員も代わる頃ですね、ぜひお願いをしていただいたらと思います。一本松は説明をしたということですが、行政協力員意向はどのようなことだったでしょうか。 ○議長(原田達也) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) お答えします。  昨年7月20日火曜日、18時から一本松支所会議室におきまして、8名行政協力員参加下、太陽光発電事業現況及び問題、あと課題等を説明いたしました。併せて、そのときに条例改正案に伴う内容説明、特に議会ほうから御意見がありました同意書件につきましても、協力員皆様から意見を頂いております。その中で同意書につきましては、確かに必要という方もいらっしゃいましたし、また、地区独自で協定書を事業者と締結しとるというような意見もございました。今後はその事務をどのようにすればよいかという御意見も頂きましたが、特に改正案に対する意見等はございませんでしたので、先ほど答弁でもありましたが、説明ができていない地域御意見を頂きながら、今後方向性を協議していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。 ○5番(少林法子) 結構です。 ○議長(原田達也) 12について、再質問ありますか。  少林議員。 ○5番(少林法子) 先ほど答弁で関係者と説明会をして意見聴取をすると、ここところはあまりよく分かりませんでした。地区同意を私は必要だと思いますが、特に区長は負担だとは言ってないわけです。反対に、区長仕事として重要だと言っているわけですが、にもかかわらずその部分が削除して、地区ことを役場が決めようとするでは、おかしくないかというふうに私は思います。設置された後も影響を受けたり長く付き合うことになるは地区です。ですから、地区同意はそのままでよいと思うですが、いかがでしょうか、明確にお答えください。 ○議長(原田達也) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) お答えいたします。  確かに発電事業に対しまして賛否は各地区ごとにいろいろあるかとは思います。その中で、地区内様々な意見を集約し、取りまとめすることに対する負担軽減を図るため、同意書に代わる協議報告書や地区意見に対する事業者対応などをまとめたものを事業者が作成し、その内容を地区が確認、了承すれば代表者が押印するような形で条例改正ほうは提案させていただきました。  同意書削除というよりは、地元地区に事業者がきちんと説明、承諾された確認書類によって変更するような形にしていましたので、決して同意書というがなくなるというわけではございません。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに。  少林議員。 ○5番(少林法子) 先ほど申しましたように、今、負担軽減と、削除したではなくて地区確認をしてということに変えただと、確かにそうなんですけれど、先ほども申しましたように、区長は負担だと言ってないんですよね。はい。で、また3月議員からこういうも出ておりました。このやり方であると、業者が提出することになっていると、その話合いことを。途中で改ざんすることもできるではないかという意見もあったと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(原田達也) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) お答えします。  地区ほうから負担ではないという意見もございましたが、私ほうにはちょっとなかなかまとめるが難しいっていう意見ほうもございました。そういう意味も含めた上で、こういう形を条例改正ほうはさしていただきました。  また、改ざんという言葉になりますが、それは最終的に事業者がその議事録なり書類などを作成した上で、これでよろしいですかと地区代表者方に確認をしていただいて、地区代表者方がそれは特に問題ない、これでいいですよと言うて、初めて押印していただくような形になりますので、改ざんというはなかなか難しいではないかなと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。 ○5番(少林法子) はい、分かりました。 ○議長(原田達也) そしたら、13について再質問ありますか。  少林議員。 ○5番(少林法子) 先ほど経産省規定とか本町施行規則には客観的な基準を書かれていないが、経産省規定その他そういうものを業者ほうに示しているということでよろしいでしょうか。それが分かるような、施行規則中に、我々町民がさっと見て分かるような形ところに、それを明記すべきではないでしょうか。 ○議長(原田達也) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) お答えします。  事業を事業者が実施する場合には、先ほど言いました関係法令とかガイドライン、それを熟知した上で申請になるかと思います。ちなみにその法律施行規則第5条関係におきましては、事業認定基準が明記されております。その内容としましては、事業計画が明確かつ適正に定められること、設備を適切に保守点検及び維持管理のために必要な体制を整備し実施することなど、いろいろ当該設備に関する法令、条例規定を遵守することと明記されております。また、先ほども言いました計画策定ガイドライン、こちらほうでは関係法令及び施行規則に基づき遵守が求められる事項に、その目的に沿って適切な事業実施ため推奨される事項についてを詳細にこちらほうは記載しております。その中で、適切な事業実施ため必要な措置、運用及び管理、地域活用に関する事項、撤去及び処分に関する事業を明記しております。  あと、本町における設置に関する指針では、景観上、防災安全上、地区と関係構築、そこら辺を細かく講ずる内容を明記しておりますので、そこら辺は事業者ほうもよく理解されておるとは思いますが、そのときにはまたうちほうからもそこら辺周知徹底を図っていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  少林議員。 ○5番(少林法子) それでは、ちょっと直接お聞きしたいですが、例えばうちであれば、のり面勾配に対するその数値的な、何ぼに対して何ぼ以下だったら、以上だったらこうするとかいうはありますか。それから、目隠しとなるフェンス等、周囲自然中にいきなり人工物が見えないようにする、そういう規定がありますでしょうか。それから、太陽光発電周りに緩衝地帯を何メートルものに対しては何メートルというような、そういう具体的数値ものはありますか。取りあえずこの3点、あるかどうかをお答えください。 ○議長(原田達也) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) まず、数値関係ですが、数値ほうは施行規則ほうにはうちほう、明記しておりません。ただ、条例改正案ときに、勾配、発電事業に関する関係法令として急傾斜崩壊による災害防止に関する法律がございます。その内容としましては、30度以上急傾斜を急傾斜地と定義しております。それは都道府県知事により指定されるものでございまして、その区域内においては工作物設置または改造、のり面、切り土、そこら辺を行う際には知事許可が必要とされており、設置を抑制するものとなっております。  なお、こちらにつきましては、本町指針において、土地傾斜で勾配がきつく土地災害等が想定される場所には設置をしないような形を明記しておりますので、これは上位法を準用して対応したいと考えております。ちなみに改正案では25度以上水平1メートル、垂直0.46メートルぐらい勾配でいけたら、この30度よりかなり厳しい規制になると思いますので、そこら辺を改正案ではちょっと提案したいと考えております。  目隠しフェンスにつきましても、同じようにこれはガイドライン及びうち指針ほうに載っております。フェンス等、柵、色彩周辺環境調和、そこら辺あたりも細かく明記されておりますので、そこら辺も併せて事業者ほうには説明して対応していただきたいというような形で、指導していきたいと考えております。  あと、ちょっと回答になるかどうか分かりませんが、新しい条例案では、事業抑制地域という形で関係法令に遵守した、例えば自然公園法内とか、先ほど言いました土砂対策区域とか、そこら辺については事業者ほうに事業ほうはしないでほしいというような形で呼びかけていきたいと、努めるような形で考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。 ○5番(少林法子) 結構です。 ○議長(原田達也) 14について再質問ありますか。  少林議員。 ○5番(少林法子) 先ほどは具体的な数値が、基準があるということで安心をいたしました。  さて、4なんですが、条例改正がこれは必要だ、早急だと随分町長は言われてるんですよね。なのに議会が否決すると全部改正を一気に取り下げて、この1年間何も言っておられません。本気で改正が必要だと思っているんでしょうか。思っているならば、行政協力員難しい面は時間がかかるかもしれませんが、それ以外部分、直すところ、ここ条例はオーケーかとか、ここはどのようにすれば議会はオーケーかというふうに粘り強く訂正案を出し続けて、1条でもええからやれるとこを少しずつ改正するべきではないですか。そういう擦り合わせをしていかないと、この条例穴、抜け道、たくさんあります。そうやって一つ一つ改正していくおつもりはないか、お聞きしたいと思います。 ○議長(原田達也) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) お答えします。  先ほど議員も言いましたように、町長ほうが3月ほうで改正必要性や早急性をということを答弁してはおりますが、提案時は確かに改正必要性や早急性を考えておりましたが、1点目でも御説明しましたが、地区意見を聴取するとともに、まず一番、この同意書というが一番ネックになっていると思いますので、これをまずクリアしていくとともに、内容についても、先ほど議員ほうも御提案いただきましたが、再度、今国再生可能エネルギー制度というが改正はかなりどうも進めよるみたいなことがあります。その動向も注視しながら、それも加味したような形改正案にしていけたらなという考えではおりますので、もうしばらくお時間を頂けたらと今思っております。  以上です。 ○議長(原田達也) 木原副町長。 ○副町長(木原荘二) 私ほうからも、1つお答えをさしていただきます。  昨年3月議会におきまして、議員質疑に対し私ほうから個人や企業財産権や営業権を区長同意書是非によって侵害すること法的な根拠に対する懸念があるということを答弁させていただいておりました。で、当時その点を問われるような事案が実際に想定されておりました。ですから、例えばもし地区同意がないということで、地区がそのことで訴えられるということがあっては、町としては大変申し訳なく思う、そういう状況下にありましたので、同意書削除によりまして、地区権限を少しでも緩和することによって、条例改正をさしていただきたいというような答弁をさしていただきました。  それから約1年たったわけですけど、確かに太陽光発電設置に絡む問題は各地で発生し、また、その設置是非に関する訴訟自体もかなり多く起こされております。中でも、条例は違憲であり無効であるという条例自体を営業自由を保障した憲法に違反するというような訴訟も起こっておるようで、こういうことについては、ぜひ動向注視もしてみたいというふうには思っておりますので、それらことも踏まえて、今後対応についてはしっかりと考えていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  少林議員。 ○5番(少林法子) 今御回答を聞いて、確かに他人土地ですよね。その財産権というものと、あるいは公共性、地域自治というものとこの兼ね合いが、なかなか難しいかもしれません。そちらほうは十分話し合いをして、またバランスいいところを見つけていただいたらと思います。  ただ、この1年間は結局変わってないわけですよね、条例。現行条例では、一度許可したらおかしいところがあっても、今不許可にできないことになっておりますね。町長も、この条例には抜け道がたくさんあるということ、これ直さんといけんということも認めておられます。先ほども言いましたように、改正を重ねていってよりよいものに近づけていただきたい。愛南町自然は愛南最大魅力一つです。それが損なわれないように、早くする必要がある、そういう工事も見受けられます。  業者が悪いんではないですね、法に抜け道があるからです。その早急性部分条例改正について、御予定、もう一度お伺いしたいと思います。 ○議長(原田達也) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) お答えします。  先ほど、町長、副町長からも答弁があったと思いますが、まずは先ほど言いましたように地区意見をやっぱり聴取して、ちゃんと地区ほう意見をちゃんと踏まえた上条例改正に進めていければと思います。で、先ほども答弁しましたが、併せて国法改正、動向を注視しながら、内容ほうは改めて精査していきたいという形を考えておりますので、大変申し訳ないんですけど、時期的なものは確約というはちょっと難しいかもしれませんが、可能な限り対応してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。 ○5番(少林法子) はい、いいです。 ○議長(原田達也) 次に、2質問を許します。  少林議員。 ○5番(少林法子) 2、学校統廃合進捗状況と今後予定についてです。  令和3年8月、愛南町学校統廃合検討委員会からこれから望ましい教育環境と学校再編について答申が出されました。教育長から議員へ上蓋文書には、今後、保護者へ説明会を行い協議する予定であること、続いて、地域へ説明会を行い御理解をいただき、それらを基に再編計画を策定すると書かれています。  以前保護者説明会でも保護者、地域意向を十分に聞きながらと説明をしています。学校統廃合は保護者だけでなく、地域全体にも大きく関わる問題です。  そこで、現在進捗状況等についてお尋ねします。  1、今後スケジュールはどうなっていますか。  2、保護者、地域と話合いは予定していますか。  3、内海中学校再編時期について、1年早める方向に変更があるようです。どのような経緯で変更したか、いつどのような形でそのように決まったかという経過を御説明ください。  4、内海中学校再編時期について、直接地域声を聞く機会、保護者声を聞く機会を持ったでしょうか。  以上、4点です。 ○議長(原田達也) 2学校統廃合進捗状況と今後予定について、理事者答弁を求めます。  児島教育長。 ○教育長(児島秀之) 第2質問、学校統廃合進捗状況と今後予定について、1点目今後スケジュールについてですが、2月から3月初旬にかけて、各学校現職及び来年度PTA会長・副会長と意見交換を行いました。  まだ、具体的に再編方向性が定まっている状況ではありませんが、今後は、保護者意向が整った学校については、地域住民を対象とした意見交換に出向いてまいりたいと考えております。その後、方向性が見えてきた段階で、再編計画素案作成に入り、5月を目途に計画を策定したいと考えております。  2点目保護者、地域と話合い予定についてですが、1点目でお答えしたとおりであります。  3点目内海中学校再編時期を1年早める方向に変更した経緯についてですが、これまで保護者と意見交換等中で、どの学校においても、教育委員会側から一方的に、再編時期を具体的にお示ししたり、明言したりしたことはありませんし、現時点で、再編時期が決定しているものでもありません。  決まってもいない再編時期について、御質問では、1年早める方向に変更があるとされておりますが、どこから出た話なか分かりかね、こちらといたしましても、そういう出所不明な情報を議員から流されることに困惑しているが正直なところであります。  よって、この質問に関しては、お答えしようがございません。  4点目内海中学校再編時期について、直接、地域や保護者声を聞く機会を持ったかについてですが、令和3年10月に行った答申書内容説明会中で、再編時期も含め意見交換を行いました。  次に、令和4年2月PTA会長等と意見交換中でも話し合いました。地域と意見交換は、これまでお答えしたとおり、保護者意向を受けた上で、今後、開催していく予定としております。  以上、第2質問に対する答弁といたします。 ○議長(原田達也) 少林議員、21について再質問ありますか。  少林議員。 ○5番(少林法子) では、今後スケジュールについて、この2、3月に各校区で意見交換会をすると、そして再編方向が保護者意見が大体固まったところは、地域ほうへ説明をし、再編計画素案を5月にするということでしたですね。その意見まとまりというは、今状況ではいかがですか。5月に一応全部出そうな感じでしょうか。 ○議長(原田達也) 児島教育長。 ○教育長(児島秀之) お答えいたします。  なかなかこの問題については、デリケートな問題であり、各学校それぞれ意見交換進捗状況も異なります。一律に保護者意見交換が終わって、一律に地域中に入っていくようなスケジュールはこちらとしても立てておりません。できるところから話合いを行って、5月計画策定に持ち込みたいと考えております。  以上です。
    ○議長(原田達也) ほかにありますか。 ○5番(少林法子) 結構です。 ○議長(原田達也) 次に、22について再質問ありますか。  少林議員。 ○5番(少林法子) 2お答えではないですが、1つ入れてほしいことがあります。答申書3ページに児童・生徒が地域に出向いて地域学習をするよう連携に位置づけをしますとか、地域特色を生かした活動を地域と学校が一緒になって取り組むとか、地域行事、地域人材活用にさらに努めるとかいうようにあります。ですから、統廃合ことだけではなく、地域どのような地域と取組をぜひ継承したいか。 ○議長(原田達也) 少林議員、統廃合について質問をしてください。 ○5番(少林法子) もちろんですが、はい。その際に、そういうことも含めた話合いをぜひしていただきたい。 ○議長(原田達也) 岩井学校教育課長。 ○学校教育課長(岩井正一) ちょっとどこまで関連があるか分かりませんが、せっかく問うていただいたので、お答えしたいと思います。  当然、答申書にあるものは尊重しながら、計画を策定していく段階で考えていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありますか。 ○5番(少林法子) いいです。 ○議長(原田達也) 23について再質問ありますか。  少林議員。 ○5番(少林法子) 3番再編時期、内海中学校について、全面否定をされましたが、そのこれまでやった議事録、録音でもいいですし、議事録は残っておりますでしょうか。 ○議長(原田達也) 岩井学校教育課長。 ○学校教育課長(岩井正一) 記録としては取っております。今、現在進行形でいろいろ保護者等と意見交換もしておりますし、また保護者忌憚ない御意見もありますので、その辺は慎重に取り扱いたいと考えておりますし、先ほど教育長からお答えしたように、議員が問われたこと事実自体が我々話合い中ではないので、我々も先ほど言ったようにお答えしようがないということで、困惑しているが正直なところでございます。  以上です。 ○議長(原田達也) 少林議員。 ○5番(少林法子) 言った言わないということになってしまいますが、一応、町民ことを考えて、言わしていただきます。  そういうことはないということでした。けれど、内海中学校複数保護者から御連絡をいただきまして、内海中学校多数保護者やあるいは教職員に対して、来年いっぱいで内海中学校は終わりらしいねと外部から情報を言われると。これは保護者にとって寝耳に水であると。これを調べてくれということで、調査を開始しました。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) それは事実とは確認できたんですか。 ○5番(少林法子) 複数方から証言を今から言うですが、よろしいですか。 ○議長(原田達也) 教育長、これは事実じゃないんでしょう、どうなんですか。  岩井学校教育課長。 ○学校教育課長(岩井正一) 保護者がそうおっしゃったっていうところは、私どもでは一切把握してございませんし、その会合等中で年度を決めました、1年早めますということは一切ございません。 ○5番(少林法子) よろしいでしょうか。 ○議長(原田達也) ほかに。 ○5番(少林法子) 会参加者から証言を得ました。2月28日、内海中学校の管理職及び先ほどPTA会長等が話ところで、1人方に意見をお聞きしたらなるべく早く統合をお願いしたいと。それでは5年度からにしますかという話があったと複数聞いております。参加者です。  次、その後、3月に同じように御荘中学校区で同様会がありました。そこで、内海中学校は4年度で終了するという発言があったというふうに参加者から聞いております。  そこが出どころでなければいきなりそういうは出てこないですが。 ○議長(原田達也) それは事実なんですか、本当に。 ○5番(少林法子) 私が取材した事実です。  では、これは絶対ないわけですね。ということは。 ○議長(原田達也) いいですかね、ちょっと少林議員、答弁が。  児島教育長。 ○教育長(児島秀之) お答えいたします。  先ほど私が冒頭で答弁したが全てでありまして、今、保護者と話合いをしている最中で、その後、地域中に入っていくという話合い過程であります。その中で、保護者ほう意見もいろいろ出ております。それを一つ一つ取って、発言を一つ一つを取ってこれで決定したと言われても、こちらとしても答えようがありません。内海中学校再編時期について、決定している事実は何もございません。  以上です。 ○議長(原田達也) よろしいですか。  少林議員、3回目です。 ○5番(少林法子) 私は統廃合に反対しているわけではないです。ただただ手順をきちんとしているかというもの確認ではありますが、はい。  では、全くそういう事実はないから、心配はないということなんですね。今、これを私に話をした小中学校保護者等関係者方も見てくれていると思います。ということで、よろしいですね。 ○議長(原田達也) 岩井学校教育課長。 ○学校教育課長(岩井正一) 心配はないかというところは、ちょっと意味が分からないんですけども、その事実に関しては、こちらで今決定しているものはないという、そういう事実はございません。今話合い過程中ですので、いろいろな御意見は当然出て、そこは受け止めながら進めていっている段階ということでございますので、議員が質問して決められたというような事実はないということでございます。 ○議長(原田達也) 24について、再質問ありますか。 ○5番(少林法子) いえ、ありません。 ○議長(原田達也) これで、少林議員質問を終わります。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) 暫時休憩いたします。  2時半より再開します。               午後 2時18分 休憩            ―――――――――――――――――               午後 2時30分 再開 ○議長(原田達也) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――     ◎日程第3 第22号議案 令和4年度愛南町一般会計予算について ○議長(原田達也) 日程第3、第22号議案、令和4年度愛南町一般会計予算についてから、日程第13、第32号議案、令和4年度愛南町病院事業会計予算についてまで11議案は、提案理由説明を終えております。  日程第3、第22号議案、令和4年度愛南町一般会計予算についてを議題といたします。  質疑方法は、初めに歳出科目、1款議会費から4款衛生費について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  那須議員。 ○13番(那須芳人) 2款総務費、127ページをお開きください。  監査委員のここには監査委員の報酬が書かれております。かつて同僚であった議員も前に言われたと思うんですが、監査委員の、特に識見を有する委員ですね、議会選出ではなくて、報酬が低いんではないかと。監査委員は年間に40日から50日拘束されます。10時から16時までびっちりと拘束なので、この数字ではあまりにも低いと思います。  どこでその報酬を決められるか分かりませんが、そういった議員報酬や特別職報酬、あるいはこういったものを議論をしてはどうかと、そういう開催を依頼するような議会で発言も何回かあったというように思いますが、町長、どのようにお考えですか。 ○議長(原田達也) 浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) 私ほうからお答えさせていただきます。  昨年3月定例会で議員ほうから報酬審議会開催をということで、町長ほうが令和3年度中に開催をすると答弁をしております。それで、少し開催は延期とかになって遅れたんですけど、今月3日に報酬審議会を開きまして、今、答申書準備をしております。来週中には監査事務局、それから議員ほうにもお示しができる準備で進めておりまして、その後、ホームページほうでお示しをした後公表をしたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに。那須議員。 ○13番(那須芳人) それからですね、あと愛南町には協議会、審議会、委員会といったものがございます。それぞれ報酬とか費用弁償とか謝礼とかっていった形で出されております。また、これは支所とか、それから保健センターなんか宿直業務ありますね、これ委託業務です。委託料金額なんかも妥当かどうかといったところで、そういったものを総合的に一度見直すべきではないかと思うんですが、いかがですか。 ○議長(原田達也) 浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) 今、議員がおっしゃられたように、総合的に見直す機会をつくることを検討さしていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(原田達也) よろしいですか。  ほかにございませんか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 1款から4款までということで、1款総務費、4款衛生費についてお伺いします。幾つかあります。よろしくお願いします。  まず、総務費、75ページですね、広告料、これ決算ときにも質問させていただいたんですけども、事業説明資料中には説明がないので入れるようにしてもらえませんかというふうに求めて、検討すると言っていただいたんですが、その検討結果、こういう答えが来ました。時節柄広告など、広告企画提案に賛同して広告を掲載する場合は費用対効果を問うものではないと。また、事業実施手段として媒体に広告を掲載した場合は、当該事業ごとに事業評価を行っているので、事業として広告費だけを抜き出すことは必要でないという2点理由から、事業説明には載せませんというお答えでしたね。  過去これまで総務課が出す広告料詳細を見させていただいたところ、確かに時節柄広告として暑中お見舞いですとか、伊方町長に期待しますとか、松野町長に期待しますとか、こういう社交辞令的な広告、たくさん出していらっしゃいます。これ公費として必要ですか。  それから、2つ目理由、事業実施事業ほうで広告費を取ればいいではないかと思いますよ。事業ごとに事業効果行っているので広告だけ抜き出すことは必要ないって言われますけど、例えば商工観光課がイベントするときに広告費を出します。そこ広告費でいいじゃないですか。これ事業に総務課がなぜ出すか、そこも理由がないと思います。  ということで、この広告料70万円はかなり多いというか、公費で出す理由が私には分かりません。説明もないので、説明をお願いいたします。  それから2点目、109ページ、男女共同参画推進事業、こっちはたった21.5万円なんですよね。そのうち15万円が補助金、町内個人や団体など、男女共同参画を盛り上げてくれるところにお金を出しますということなんですけれども、これ愛南町男女共同参画現状って、かなり遅れてるという認識はないですか。まちづくりアンケートでも、男性ほうが優遇されていると感じているアンケート結果、70.2%、町民7割が男女共同参画社会になってないと感じているわけですよね。ここはもっと主体的に力入れてもらわないといけないと思うんですよ。この庁舎中もそうやないですか。今、ここに課長さん2人しかいません。1割にもなってないということですよ。  この前お伺いした男性育児休業条例ができて非常に喜ばしいことですけれども、令和2年実績がなかった。そして、なおかつ育児休業男性取得数値目標も設定してない。庁舎内でももっともっと男女共同参画に全庁的に、横断的に取り組む必要があるんじゃないでしょうか。この21.5万円で一体何ができるか、この惨たんたる状況を見過ごしているではないかと、厳しいですが指摘さしていただきます。お答え願います。  3点目、防災に関して、103ページ、105ページ、12月議会で家屋耐震診断等、もっと予算を取るようにと求めさしていただきました。その結果、若干予算を増やしていただきました。防災全体で1,519万円増えました。求めておりました耐震診断無料化、設計費補助増額、そして家屋転倒防止対策補助金も行うということになりました。ぜひ、これを全額、満額使ってもらえるように頑張っていただきたいんですけれども、なかなか町民方たち意識としても、年やけんもうええっていう方もいらっしゃると思います。ただ、前もお話しましたが、黒潮町などでは、やっぱり大工さんとか工務店と役場職員方が連携して、町民へ働きかけなど努力を一生懸命されてます。やり取りされていて、御存知だと思いますけど、ぜひそういう啓発活動、それから大工さんたちと連携も取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  そして最後、衛生費です。まず205ページ、犬猫愛護事業、これも数年前から求めてまいりました。ようやく50万円予算を取っていただきまして、雌猫1万円、雄猫5,000円補助が出るようになるということで、大変喜ばしく思います。ただですね、これ地域猫活動自体を、やっぱりほか先進的な町、松山市などように行政がバックアップして、猫は迷惑だという方と一緒に動いていただかないと、なかなか野良猫を保護したり殖えないようにしたり、そういう活動できないです。その辺実際地域猫取組、今後どのように、ぜひ前に進めていただきたいですが、どのようにお考えかお聞かせください。  同じく衛生費最後です。205ページ、同じページですかね。ごみ処理に、今、愛南町では2億5,000万円トータルでかかっております。まちづくりアンケートとかを見るとですね、ごみ減量化とか堆肥化をやっているという方が非常に少ないんですよね、11.6%。生ごみというは、前教えていただきましたが、やはり重量が多くて結局ごみが増えているという結果になるんですけれども、なかなかかわら版とかで一生懸命広報はしていただいているんですが、それを見てじゃあやろうと思っても、なかなか始められない方もいらっしゃると思います。一方で町内には、ぼかしを作っていらっしゃる方、生ごみを堆肥化されている方たくさんいらっしゃいますので、ぜひ連携して取り組んでいただきたい、これこそ行政と住民連携、協働ができる分野ではないかと思います。御検討いただけたらと思いますがいかがでしょうか。  以上、多くなり恐縮ですが、お願いします。 ○議長(原田達也) 浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) 私ほうから、広告必要性についてお答えをさしていただきます。  その広告必要性と併せて、今後は掲載基準を設けることなども含めまして、調査研究を続けていきたいと考えております。近隣市町ほうに確認をしましたら、発行部数を掲載する判断にしていないところとか、届け出る範囲を掲載する判断材料にしているところ、いろいろありまして、総合的にこれから判断して必要性も考えて、今後、対応していきたいと考えております。また、執行についても、精査して執行をしていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 立花企画財政課長。 ○企画財政課長(立花慶司) 私ほうからは、予算書109ページ、男女共同参画推進事業につきまして、金繁議員御質問、現状、遅れている認識はあるかというところについて、まずお答えをさせていただきます。  町におきましては、男女共同参画取組につきましては、計画推進を図り取り組んでいるところであります。計画進捗状況につきましては、毎年評価点検を行い、報告書として取りまとめて公表もさせていただいております。  そういったところを踏まえまして、取組状況につきましては低下している指標ほう、基本施策が低下している項目も複数ございます。そういったところを踏まえまして、取組について遅れはあるというふうに感じております。
     そのような背景を踏まえまして、令和元年度から議員ほうから事業費がちょっと少ないではないかという御指摘もあるんですが、令和元年度から男女共同参画に係る学習支援事業補助金ということで、普及啓発を図ってまいりたいというふうに計上をさせていただいております。  残念ながらこれまで実績ほうが上がっておりませんが、町内に所在します企業さん、関係団体等に普及啓発に努めていきながら、また、こういった事業があることはケーブルテレビを使って周知も行っていきたいというふうに準備を進めておりますので、そういったところで少しずつ取組ほうを推進してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 守口防災対策課長。 ○防災対策課長(守口庸夫) 私ほうから、耐震診断についてお答えします。  今、議員が言われたように、来年度、耐震診断費用については、無償、無料化をしております。その後耐震改修工事に移るには、まず耐震診断をしてからでないと工事ほうには移れませんので、とにかく来年度はこの無料化した耐震診断について、積極的に周知を、いろいろな手段を使いまして周知をしていきたいと考えております。その中で、その診断する設計士と、実際工事をする施工業者と、そういうとこと連携を取りながら、十分にやっていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) まず、205ページ地域猫繁殖制限措置事業補助金でございます。これは今年から新たに新規事業として行っております。4年度から新規事業という形で提案さしていただいております。これは議員が言われましたように、飼い主いない猫不必要な繁殖制限並びに周囲に対する迷惑未然防止を図ることを目的とやっております。それで、今後方向性なんですが、一応今年度まで愛媛県獣医師会による支援事業ほうをやっておりました。実を言うと希望頭数はやっぱり30匹以上というような形方向があって、結果は医師会ほう調整によって毎年2匹ぐらいでしか調整できませんでした。  こういう方々について、こここの事業部分を周知するとともに、先ほど言われました新年度行政協力会、あそこでも周知させていただくとともに、環境かわら版、今年度は6月、そして10月、11月、3月で、一応いろいろと提案させていただいております。特に11月につきましては、この地域猫保護活動について愛媛県地域猫活動ガイドライン、こういうを載せておりますので、この地域猫について進め方とか考え方ほう、皆さんに周知していきたいと考えております。  次に、207ページ担当課ほうでは環境保全推進事業というを行っております。これは、本事業は環境保全に資する製品購入をするものに対して、町環境保全推進事業補助金交付要綱に基づきまして、補助金を交付するものでございます。それはわかしおの石けんやコンポストっていうが対象になります。昨年と同じ予算20万円という形で計上をさせていただいておりますが、大体毎年26件ぐらい要望が来ております。  それで、一応これも環境かわら版、今回は4月号しかちょっと載せておりませんが、それ周知を図るとともに、この分につきましては、特にわかしおについては、漁協で販売していただいておりますので、その漁協とも連携を取りながら販売促進ほうに努めていければなと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 金繁議員。 ○7番(金繁典子) 幾つも前向きなお答えをいただきました。期待しております。ぜい実行をお願いします。  男女共同参画推進について、もう一度お聞きします。  取組に遅れがある部分もあるということで、改善も考えていらっしゃるということです。ただですね、やはりこれも一般質問と同じ公共施設の管理と同じなんですけど、結局これ、担当方が兼任でされているだけではないですかね。やっぱり全庁的な取組でやっていただかないといけないと思うんですよ。ぜひ、町長、副町長、この遅れを認識していただいて、横断的に、本来は全庁的に定期的に会議をするというようなことも以前男女共同参画計画中には書かれてありました。10年ぐらいたちますけど、何回会議しましたかと、各課長が参加されてやるはず会議、何回されましたかと聞きましたらゼロ回ですという答えでした。そこから進んでいないんじゃないかと思うんですよ。  ぜひですね、これは力を入れて全庁的にお声かけ、トップからお声かけいただいて実行していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(原田達也) 木原副町長。 ○副町長(木原荘二) お答えいたします。  その企画財政課で兼任で担当が扱っているという状況、人員削減が一方では言われ、片や専属でみたいな話にもなってくるんですけど、その中でもどうしても取り組むべきその辺重要度、優先順位を考えながら、積極的に今朝ほど総合管理計画と同じように横断的にですね、そういったプロジェクトもつくるなり、いろいろと考えて動いていきたいと思います。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  嘉喜山議員。 ○2番(嘉喜山 茂) 113ページ、デジタルトランスフォーメーション推進会議共同事業負担金について、お伺いをいたします。  この負担金については、人材育成とか、デジタルディバイド解消ため共同負担金とは聞いております。自治体におけるデジタルトランスフォーメーションについては、デジタル技術やデータを活用して住民利便性を向上させるとともに、デジタル技術やAI等活用により業務効率化を図り、人的資源を行政サービスさらなる向上につなげ、行政効率化、高度化を図るものと言われております。  当初予算においては、このような経費はここしか見当たらないわけなんですが、今後、愛南町においてデジタルトランスフォーメーションをどのように進めていくかお伺いをいたします。 ○議長(原田達也) 浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) デジタル化についてお答えをいたします。  国ほうがオンライン化を推進しております31手続うち、市町村対象は27手続があります。内訳は子育てが15、介護が11、被災者支援が1というところです。この27手続中で、各市町が共通に利用可能なシステムを令和4年度中に愛媛県が構築する計画であります。ただし、愛南町機関システムと連携させるためには、さらに別3つ設備、システム等を導入させる必要があります。その導入費用については、3つ施設で約2,000万円、デジタル基盤改革支援補助金2分の1対象になっております。それで、愛南町基幹システムはその27手続が全て入っているシステムではありませんので、申請頻度が高いものから、今後、順次導入をしていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 嘉喜山議員。 ○2番(嘉喜山 茂) ということは、その中で1個ずつ切り出して導入はできるということなんでしょうか。それとも新たに全体基盤をやり直した上で、導入するということでしょうか。 ○議長(原田達也) 浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) 先ほど説明しましたように、3つシステムがなくても基幹システムに溶け込ます作業を職員でやれば、マイナポータルを、27手続ができると、県が構築をすればですけど、その中3つ設備をどうするかというは、今後、導入するかどうかは町ほうで検討課題だと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 嘉喜山議員、3回目です。 ○2番(嘉喜山 茂) ちょっと話が変わるわけなんですけど、そのコミバス運営ですが、乗車率低迷が続いており、その利用は低いけどやはり人話を聞きますと、柏崎とか脇本地区とか、利用する声も聞いております。私としては、福祉タクシー制度を含めICTを活用してデジタルトランスフォーメーションをすることにより、運行効率化を図り、町内隅々まで住民確保を図るべきと思います。またですね、今回、城辺幼稚園等解体に関する予算も計上されておりますが、担当課を1つにすればですね、ある意味デジタルトランスフォーメーション、効率化、働き方改革につながると思うわけです。予算を伴わずともこういった問題から1つずつ改革を進めていくべきと思うんですが、いかがお考えでしょうか。 ○議長(原田達也) 浅海総務課長。 ○総務課長(浅海宏貴) コミバスなんですけど、一応、言われるように各地区からそういう意見が出ればですね、また要望に対してはその都度検討をして、実現可能なものは実施して利用者利便性向上、運行効率化を今後図ってまいりたいと考えております。  また、DX推進については、すぐに新しい取組っていうを始める予定は今ところありませんが、デマンド交通検討なども併せて、今後、調査・研究を行ってまいりたいと考えております。  あと、財産の管理なんですけど、一応切り分けは行政財産と普通財産という切り分けで、今回あいなん幼稚園につきましても、行政財産から所管替えをして財産管理審査会を開いて普通財産に所管替えをした後に、総務課ほうで処分を行うという形になろうかと思いますので、総合的にどうするっていうふうな協議は、今後必要だとは考えておりますが、その都度そういう対応をしていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) ほかにないようですので、次に、6款農林水産業費から8款土木費までを行います。  質疑されるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  山下議員。 ○12番(山下正敏) 245ページです。上段から5番目にスマ養殖事業化推進事業費補助金とあります。これはたしか五、六年前に中村知事肝煎りで媛貴海養殖だと思います。それに対して国・県で半分、町で半分2,331万7,000円が補助金として出されております。  私は本当にこれ、先日テレビでも放映がありましたが、全身トロ魚ということで、我々大変養殖に期待をしております。しかしながら、この五、六年もたって、まだその養殖業者が2軒、2社しかない、そしてその営業内容もこの2,300万という補助金に頼っている状態ではないかと思います。  今後これ普通なら五、六年たつともう養殖も成功して自社努力で補助金なしに営業していくものだと、我々は期待をしておりました。現在状況と今後方向について、お尋ねします。 ○議長(原田達也) 長田水産課長。 ○水産課長(長田岩喜) お答えをさしていただきます。  スマにつきましては、御承知ように南洋系魚種でございまして、高水温に強いという特性があります。一方、宇和海海水温につきましては、ここ30年間で0.8度から1度上昇しているというふうな状況になってきております。この水温上昇とともに、赤潮発生とか、また新たな魚病とかが発生してきております。当然、魚種層も北上してきておりまして、近い将来、今特産でありますマダイ、ブリ、こういったものが、魚類層がだんだん北の方に北上していくというふうなことも考えられます。  そういった中で、将来を見越して温暖化に強い魚ということで開発が始まったがこのスマでございます。平成22年に南水研から研究がスタートいたしまして、約5年で完全養殖に成功しております。マグロは大体30年かかるんですけれども、最近技術革新によりまして、5年で完全養殖ができるようになっています。  この完全養殖におきまして、平成27年から日本発スマ試験養殖がスタートをいたしました。  当初は非常に養殖技術が難しいということで、なかなか媛スマというか媛貴海ですね、媛貴海2.5キロ以上で脂質25%というふうなものがなかなか出現しなくて、昨年なんですけれども、それ以下媛スマは全身大トロというスマですけれども、もう一つはリーズナブルな全身中トロ媛スマというふうなブランドを開発をしまして、今、推進を始めているところでございます。  補助につきましては、先ほど議員言われたようにですね、年間に2,300万、2業者、これマグロ業者でございますけれども、補助しております。うち、2分の1が県補助金です。残りさらに2分の1が国補助ということで、実質4分の1町からは補助というふうなことになってございますけれども、27年からずっと補助を続けてきておりますので、ただ、先ほど申し上げましたように、媛スマにつきましては、種苗導入が5月なんですけれども、年内に出荷ができるようになっています。したがいまして、リスクが少ないということと、あと増肉係数が非常によくやってきているということで、補助金は2分の1から10分の3、3割にカットをしております。  引き続きマーケットインも取り入れながらですね、補助金についてはまた見直しをしていく必要があろうかというふうに思っております。   ただ、やはり先ほどマグロ業者というふうにお話しましたけれども、どうしても生餌で養殖ということで、今ところはマグロ業者2社ということなんですけども、実はペレットで養殖も今研究がスタートしてまして、ペレットである程度増体が確保できるようになれば、一般業者にも普及ができるかなというふうに考えてございます。  現状としては以上でございます。 ○議長(原田達也) よろしいですか。  山下議員。 ○12番(山下正敏) 結局、今ところ2社だけということで、これ2社だけ開発というか、それで養殖開発ということでは、町内養殖業者に対しても余り影響がないので、ぜひともペレットによる研究をぜひ進めていってもらうことと、そして、もう一つ、今、タイに関する養殖、加工技術、大変愛南町は先進地でありまして、大変タイ養殖業者、喜んでいると思います。しかし、愛南町は養殖はタイだけではありません。ハマチもあればシマアジもある、ほか魚もあります。そのほか他種支援についてもお尋ねします。 ○議長(原田達也) 長田水産課長。 ○水産課長(長田岩喜) まず、ペレットにつきましては、選抜育種という方法で、南水研が開発した特許を使ってですね、そういったペレットでも飼えるような魚を、今選抜をしていっているところでございます。  それから加工品につきましては、今、主にタイというふうな形ものをとっておりますけれども、先日セブン&アイ・ホールディングスが西武と、それからそごうを子会社、切り離したということで、コンビニ需要というが、今から鮮魚世界にも入ってくるというふうに思っていますので、ぜひタイ以外もですね、そういったコンビニ需要を狙った商品開発が必要になってこようかというふうに思っております。  あと、冷凍所在につきましても、先ほどスマもそうなんですけれども、LAほうに輸出をですね、これはカーボンニュートラルといって段ボールを使った輸出を今検討をしているところでございます。ですから、タイ以外につきましても、そういった輸出も含めて、今、調査をやっているというふうな現状でございます。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにございませんか。  少林議員。 ○5番(少林法子) 263ページです。宇和海海域公園サンゴ保護に対して70万円ということになっております。愛南町というとチラシにもですね、このサンゴ、グラスボート等がある一大産業だと思っているですが、温水化によるサンゴ白化とか、オニヒトデ食害等あると思うですがこれで食害被害等について効果はどのように、これで間に合うでしょうか。あるいはサンゴ移植とかをしている地域もございますが、そのようなからするとこれでは間に合わないではないかと思ったりもするですが、お願いします。 ○議長(原田達也) 兵頭商工観光課長。 ○商工観光課長(兵頭重徳) お答えいたします。  宇和海海域サンゴ保護対策事業として、サンゴを食べますシロレイシガイダマシ、オニヒトデ駆除を行っております。今年度につきましては、10回駆除回数がありまして、ダイバー、総勢55名方が駆除に当たっております。シロレイシガイダマシにつきましては、43と、ひととき数よりも大分減りましたが、オニヒトデにつきましては334体ということで、数は例年よりも少しずつ同じような状態で増えております。  ただし、一番駆除場所が西海地区から由良半島塩子地区ほうに北上しておるということで、サンゴを食べるオニヒトデ状況も変わってきておりますので、そういった駆除場所も変えながら、効果的なサンゴ保全につなげていきたいと考えております。  サンゴ植え付けとかについては、今ところまだ具体的に展開はしておりませんが、今後またそういったものも体験ツアーとかそういうものらにも入れるような発信もしていきたいと考えています。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  石川議員。 ○6番(石川秀夫) 233ページ有害鳥獣補助事業ですけども、鹿とかイノシシとかは、わなとか鉄砲で捕れるんですけど、猿はですね、特にここ二、三年については、この御荘貝塚から三島団地、西海についてもかなり増えているということで、頭数管理がかなり必要なんじゃないかということで、その猿頭数を削減するような、この金額で足りるんかないうような気はしてるんですけども、思い切ったこの1とか2年とかということで、頭数管理はする必要があるんじゃないかなということで、お伺いします。 ○議長(原田達也) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) 農林課からお答えいたします。  猿被害について、それによって頭数管理をということですが、この有害鳥獣駆除につきましては、奨励金として1匹当たり2万2,000円という形で猿に当たってはお支払いをしとる予算になっております。  猿につきまして、現在今年度より地域によって、地域でよく出没をされる御荘地区から始めておるんですが、専門家によって追い払いについて講習をしております。また、地域によってモデルガン等、追い払い銃等が必要というところであれば、町ほうからお貸しをする事業を行っております。  また、令和4年度からはモデルガン購入に対して補助、また地域で追い払いに使う花火等、また、山林等、耕作放棄地等場所について、隠れ家になっとるというところにつきまして、地元で行う作業につきまして、燃料費等補助を新しく新設をしております。  また、今後につきましては、各地域へ、関係地域へ専門家による講習等を行うように考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 石川議員。 ○6番(石川秀夫) 追い払いだけでは頭数管理はできないわけで、この県とか国にはそういうわなで、大きな柵ようなわなで捕るような技術とかあるはずなので、追い払うだけではですね、この母数は減らないわけで、頭数管理をいかにしていくかが一番大事なことじゃないかなというふうに思うんですが、その辺り対策について、今後、考えているようなことがあれば、お伺いします ○議長(原田達也) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己)お答えいたします。  少し言い忘れたんですが、その頭数管理、今議員がおっしゃったような大きな箱わなについて、2基設置をしております。実際には猟友会にお願いをして餌づけから始まるわけですけど、そういう形で今、実績的なものを図っております。以前につきましては、西海地区、内海地区には大きな箱おりがあって、そこで対策をしていたというところは聞いてますが、今後におきましてもそれが有効的であれば、1基250万程度かかりますが、そういうところにはまた検証を重ねながら実施をしていこうと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 3点お伺いします。  まず、220ページ農業振興費です。お米原価割れということが去年起きたと聞いています。このままではもう米作りできないと、若い人もよう作らんという事態が発生してきています。先日勉強会、予算審査会中で、水産課ほうでコロナ禍でマダイ養殖業者さんが深刻な事態に陥ってマダイを子ども食堂に提供したというすばらしい取組を紹介していただきました。この米農家さんに対しても、何か持続可能な米作りができるように、何か対策はお考えではないでしょうか。国が以前は原価補償をしていたところ、今はなくなったということで、でもアメリカとかはしてるんですよね。だから、国がやらないからといってほっていたら本当に地方は衰退してしまうわけでして、ぜひ考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  次に、248ページ商工費、総務費ですね、これ昨年と変わらず5,930万円ということになっています。これ歳入ほうを見ると、町税も減り財産収入も減ると来年度、という中で、自主財源としてひとえに寄附金収入大幅増、5億5,000万も増えたというところが大きく収入を支えてくれているんですけれども、普通、民間団体でしたらこれだけ売上げを伸ばしたら、次年度、もっと投資をしようということで予算は増やすが通常ですけれども、伸びしろもそれだけあると期待できると思うんですが、この総務費、人も増やさないということかもしれませんが、それで大丈夫なか。残業とかいろいろ大変だったと思うんですけれども、これで大丈夫なかというところをお聞かせください。
     そしてですね、3点目は土木費277ページ単独事業で、町道弓立越田線、これ私議員になってから、平成28年度決算から頂いていて、チェックしたんですけれども、全部これまで決算見て来年度3,000万円を入れると、トータルで1億7,000万円ほどこの町単独、越田弓立線に使っているということになります。これ、平成28年度以前は幾ら使っていたんでしょうか。また、事業全体像ですね、これ今回説明資料中に事業説明もなかったので、ぜひ、全体像、いつから幾ら使っていつまで続く、実際町民方から聞くんですよ、あそこいつまでやるっていうお話を。お聞かせください。  以上、3点お願いします。 ○議長(原田達也) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己)農林課から米価についてお答えいたします。  現在、農林課、米価格について、JA取扱い単価について、10年間少し見させていただきました。平成23年度につきましては、6,750円、平成24年度につきましては特別に高いというところで8,250円、それ以降につきましては、一番低いところで平成26年が4,850円、それと令和2年度につきましては6,750円、令和3年産につきましては、今年度については5,950円というような形で推移しております。これはJA買取りという形単価になっておりますけど、現在につきましては、平成16年から販売自由化というところが関わってきております。それにつきましては、個人売り、新鮮市等ほかところですね、MIC等でも個人で売られとるというところはあります。そういうところにつきましては、やはり付加価値等をつけた上で、もう少し高い値段で売られているではないかとは感じております。  実際に米価下落というところなんですけど、そこにつきまして、町として対策としましては、今までに米直接支払交付金、先ほど議員も言われたように、1反当たり7,500円交付というところが廃止されました翌年平成30年度より水利組合電気料補助金交付を行っております。また、令和2年度につきましては、JAが事業実施主体でありますが、えひめ米政策改革支援事業において、高品質な主食用米1等級へ増産を考えまして、それから色彩選別機、または自動調整式もみすり機を県、町またはJA資金でつくっております。また、令和4年度におきましては、JAえひめ南が稲作農家向上を考慮しまして、収量が多いとされます全農が推奨する「にじきらめき」試験栽培をするということになっております。また、令和3年産につきましては、農協ほう聞き取りによりますと、豊作であったという形で単価は落ちたものの、量的な豊作であったため、所得については2年度と影響はあまりないんだろうということで、お聞きをしております。  その対策についてなんですけど、以上事業対策と、農林水産省が、今対策につきましては水田農業高収益化推進としまして、高収益作物へ転嫁事業を図っております。それとあと水田利用直接支払交付金につきましては、町ほう愛南町農業再生協議会ほうで行って、反当たり幾らか支払いをしております。  以上事業対策等は農林水産省が推進し、また町ほうも国に合わせまして推進をしている、このような事業につきまして拡大を図ることも視野に入れるべきだとは考えております。また、JAえひめ南稲作部会や県農業指導班等と関係団体と協議により、現状把握を踏まえ、今後対策について調査・研究を行いたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 兵頭商工観光課長。 ○商工観光課長(兵頭重徳) お答えいたします。  商工、総務ほうにつきまして、予算が昨年と変わっていないということで、ふるさと納税等増額に当たって、この予算で大丈夫なかというような御質問だったと思うんですけど、ふるさと納税、おかげさまをもちまして7億円を突破するということで、過去最高金額を計上することができました。  来年度はそれに少し上乗せをして8億を今回予算を計上さしていただいております。現状につきましては、今年度と同等な事務作業をするということを想定はしておりますけど、昨年末多大な業務につきましては、やっぱり改善せないけんかなと、担当課長としても思っております。  それにつきましては、外部ですね、業務委託ですね、それも早い段階で視野に入れてですね、有効的なふるさと納税事務ができるように、検討をしているところであります。  以上です。 ○議長(原田達也) 濵建設課長。 ○建設課長(濵 哲也) 御指摘町道弓立越田線につきましては、何年計画で事業費はという問いですが、長いスパンで実施されております。平成25年度から令和7年度まで13年間、これに延長が710.8メートル、事業費が13年間で総額が3億6,000万に上る予定です。  今現在25年から令和3年度まで実質投入額が、2億2,300万円程度になっております。そして、ここが1工区、2工区と分かれておりまして、今申し上げたが1工区、第2工区につきましては、令和8年度から16年度まで9年間がございますが、これにつきましては、現在ところ未定となっております。  以上です。 ○議長(原田達也) 金繁議員。 ○7番(金繁典子) 商工費ほう、もう一回お聞かせください。  去年と同等事務作業になるんじゃないかということで、でも早めに対処していくということで、補正予算もできるので、ぜひそうしていただけたらと思います。ただ、組織としてですね、これは町長、副町長にお聞きしたほうがいいかもしれません。これだけ伸び代があると期待できる分野です。四万十町とか高知町、結構頑張っていますよね。これも横断的に商工観光課だけじゃなくて農林、水産、いろんな課から人を集めて、例えば四万十町ですとにぎわい創出課という課をつくって、ふるさと納税も含み町全体魅力を発信して、収入も、例えば四万十町ですとふるさと納税だけで今19億ですか、かなり伸びているということです。やっぱりこれも組織的な取組が必要になってくるんじゃないかと思います。1つ課だけに任せておくんじゃなくて、いろんな課で若い人、いろんなアイデア持っていると思います。ぜひですね、横断的なチームをつくって、にぎわい創出課ような、アグレッシブにチャレンジしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(原田達也) 木原副町長。 ○副町長(木原荘二) お答えいたします。  現在ですね、本当に商工観光課奮闘によりまして、ふるさと納税7億円突破ということで、本当に町PRに貢献をしてもらっており、大変感謝をしております。  そういう中で、実は商工観光課中に横断的に戦略を練るため営業戦略係というを以前配置をして、そこが現在ふるさと納税を全面的に持っているというような状況中で、農林、水産、商工、その他関係する課を横断的に動かして運用をしております。そういうこともあって、こういう実績につながっているところもあります。  この実情を鑑みて、4年度は先ほど業務委託できる部分外部委託をするということと併せて、一応、会計年度任用職員を1人配置をするようにして、その費用については総務費人件費で見ております。また、それで運用しながらですね、またその職員が正規職員でないとやはり機能しないとか、いろいろな経緯を見ながらですね、次なるまた戦略を練っていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) ほかに質疑がないようなので、次に9款消防費から14款予備費について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  嘉喜山議員。 ○2番(嘉喜山 茂) 303ページ、南宇和高等学校教育振興協議会補助金について、お伺いをいたします。  この補助金については、南宇和高校教育振興を図るため補助金でありますが、南宇和高校魅力化推進事業経費については入っていないと聞いております。  本件については、昨年9月議会で入学生増加につながる魅力化推進ため調査・分析を行い、具体的なプラン提案を委託する予定と予算を計上をしており、今後、計画を作成するものと思います。  南宇和高校入学生は減少が続いておりまして、現在3学級、今後も入学生が減ると分校化や募集停止、統合など学校再編対象となってくる可能性があります。  高校がなくなると子育て世帯流出、また人口減少、就業人口減少、ひいては愛南町衰退につながると思われます。他分校ようにですね、閉校にさせないためにも、子育て支援、まち活性化ため町も全面的な支援体制を取るべきと考えるわけですが、現在検討状況についてお伺いをいたします。 ○議長(原田達也) 岩井学校教育課長。 ○学校教育課長(岩井正一) 私ほうからお答えさしてもらいます。  ちょうど今日が県立高校入試発表でございまして、昨年度南宇和高校は1クラス減ったわけなんですが、今年度は何とかまた元に戻る、戻らないかというふうに思っております。  それで、今、議員言われたように、本当に高校今後ことが、やはり町いろんなものに影響するという御心配を、まさしく我々も本当に喫緊課題というふうに捉えておりまして、また、先ほど御紹介あった委託費をもって、今後、ちょうど今先般から高校側とどういう柱が望ましいかとか、そういった協議、意見交換を始めております。  それによって、取り組む内容というは今後固まっていくと、それによってまた予算化ということも考えて行く方向になろうかというふうに思っております。  以上です。 ○議長(原田達也) 嘉喜山議員。 ○2番(嘉喜山 茂) 全面的に支援することが愛南町ためと思うわけなんですが、思い切った経費を早急に予算に計上して取り組むべきと考えるんですが、どのように考えておりますか、お伺いをいたします。 ○議長(原田達也) 児島教育長。 ○教育長(児島秀之) 私ほうからお答えをさせていただきます。  御指摘事業趣旨からして、単年度、数年間ぐらいで終わるような事業ではないと考えますので、相当量財政出動が必要かと考えます。  よって、その事業財源確保方策も検討しつつ、今、議員御指摘大きな予算、大胆な予算でしょうか、そこら辺について予算獲得を目指したいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにございませんか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 353ページ東海公民館施設改修工事2,928万円について伺います。  先日予算審査会ほうで、農林課長ほうから森林環境譲与税使い道として公共施設木質化も考えられるというお話がありました。ぜひですね、地元産木材を使った温かみある、人が集まっていきたいと思える場所にしていただきたいと思います。木質化目的で、譲与税、使うことは可能かどうか。もし、すぐには無理だということであれば、地産地消木材を少しでも使うという取組を、ぜひ今回こそチャレンジしていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(原田達也) 清水生涯学習課長。 ○生涯学習課長(清水雅人) お答えいたします。  今回ですね、東海公民館施設改修工事はですね、主な工事内容といたしましては、外壁等改修、電気設備改修となっておりまして、木質化ができる工事部分というはですね、全体事業費僅か2%ということになります。議員御指摘少しでもということで答弁させていただきますと、この件について木質化ができるかどうか、農林水産課に確認をして、県ほうに問合せをしたところですね、森林環境譲与税使途としては、まだ要検討ですよというような回答をいただいていますので、今回につきましては譲与税使途としては使わないという形を取りたいと思いますが、今後発生する公民館等社会教育施設など改修もありますので、その際には森林環境譲与税使途方針であるとか、または木質化、地産地消ですね、方針などを確認しながら進めていきたいと思います。  以上です。 ○議長(原田達也) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) 森林環境譲与税について使途について御説明をいたします。  先ほど、社会教育課清水課長申したところとダブるかもしれませんけど、森林環境譲与税使途につきましては、林野庁より各市町考え方を重視し、実施を図ることとされていますが、今回、愛媛県ほうに確認をしたところ、既存補助事業がある場合については優先的に補助事業採択を行うべきであると。また、森林整備、間伐等森林整備が森林環境譲与税使途趣旨であり、その他においては林野率低い都市部を考慮した使途であるとことであり、その他木質化等なんですが、その他を選択した場合は会計検査等に耐え得る理由が必要であると。今回につきましてそういうところを現在計画中に入れていこうかと思っているところですが、しかしながら、本町においては事業主体となります南宇和森林組合が担い手となっておりますが、森林整備が必要とされる面積に対しまして、愛南町、現在、森林組合が事業をしております事業量を踏まえた上で考慮しますと、年間作業量が非常に5ヘク、10ヘクと少なくなってきます。その分につきまして森林環境譲与税基金額が毎年増加すると推定はされます。このため、今後におきましては、会計検査動向も踏まえまして、森林整備を担う人材育成及び確保、森林有する公益的機能に関する普及啓発、また木質化、木造化に対する木材利用促進について、使途利用計画を図るべきだとは考えております。  今後につきまして、また調査研究を積み重ねながら、計画を立てていこうと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) ほかに質疑がないようですので、歳出分を終わります。  暫時休憩します。  3時45分より再開します。               午後 3時34分 休憩            ―――――――――――――――――               午後 3時45分 再開 ○議長(原田達也) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、歳入全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、歳入分を終わります。  次に、第2表、債務負担行為及び第3表、地方債について、まとめて行います。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。               (「議長」と言う者あり) ○議長(原田達也) 金繁議員、どのような。動議ですか。 ○7番(金繁典子) 動議を提出したいと思います。よろしいでしょうか。 ○議長(原田達也) はい。 ○7番(金繁典子) 動議を提出します。  第22号議案、令和4年度愛南町一般会計予算に対する修正動議を提出します。 ○議長(原田達也) ただいま、金繁議員から第22号議案、令和4年度愛南町一般会計予算に対する修正動議が提出されました。  本動議に賛成方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  所定賛成者がありますので、本動議は成立しました。  暫時休憩します。               午後 3時46分 休憩            ―――――――――――――――――               午後 3時58分 再開 ○議長(原田達也) 休憩前に引き続き会議を開きます。  第22号議案、令和4年度愛南町一般会計予算に対し、修正動議が提出されています。  これを本案と併せて議題とし、提出者説明を求めます。
     金繁議員。 ○7番(金繁典子) 令和4年3月18日  愛南町議会議長 原田 達也 殿  動議発議者 愛南町議会議員 金繁典子、同少林法子。  第22号議案、令和4年度愛南町一般会計予算に対する修正動議を提出いたします。  上記動議を、地方自治法第115条3及び愛南町議会会議規則第17条第2項規定により別紙修正案を添えて提出します。  提出理由  令和4年度愛南町一般会計予算、8款2項3目道路新設改良費町道樫月竹倉線道路改良工事に係る予算については、次理由により反対であり削除を求めます。  愛南町内には、津波・地震災害際に自宅に戻れなくなった住民らが滞在する指定避難所さえない地区がいまだにたくさんあります。海岸沿いで地震際には津波も押し寄せることが想定され、道路寸断などにより孤立する危険性もある内海地域、西浦全域、東海、深浦、赤水など地区に避難収容施設が存在せず、なおかつ備蓄食糧・物資も不十分なままであることは、これら地域住民命を危険にさらします。由良半島町民は菊川小学校まで避難をしなければならない状況で、大きな地域間格差が存在します。  一方で、旧西海中学校周辺を広域防災拠点にし、西海地域住民1,100人をヘリコプター輸送も駆使して広域防災拠点に集めることは、西海地域住民からも疑問声が出ています。西海地域で説明会さえ開かれてない地域もあります。このような状況を放置したまま、今、旧西海中学校周辺を防災拠点とするため新たな町道新設予算を計上する根拠は極めて薄弱です。  愛南町防災全体構想を作成し、防災対策優先順位を決め、それに従った予算計上を強く求めます。  それでは、修正箇所説明をいたしますので、別紙を御覧ください。  第22号議案、令和4年度愛南町一般会計予算に関する修正案  第22号議案、令和4年度愛南町一般会計予算一部を次ように修正する。  第1条中、「141億9,000万円」とあるを「141億4,800万円」に改めます。これは予算書7ページに記載部分です。  そして、次に、第1表歳入歳出予算一部を次ように改めます。  予算書9ページを御覧ください。  国庫支出金、国庫補助金に2億9,543万2,000円と計上されているところ、2,300万円をマイナスし、2億7,243万2,000円に修正を求めます。  同じく次ページ、10ページ町債5億9,240万円が計上されているところ、1,900万円マイナスを求め、5億7,340万円に修正することを求めます。  次に、第3表地方債から「町道樫月竹倉線道路改良事業」を削除します。これは、予算書412ページを御覧ください。  (6)その他ところに85億2,107万5,000円が計上されているところ、ここから町債分1,900万円を減額し、85億207万5,000円に訂正することを求めます。  以上で修正案説明を終わります。 ○議長(原田達也) 説明が終わりました。  質疑方法は、修正案全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  尾崎議員。 ○1番(尾崎惠一) 執行部ほうにお伺いをいたします。  今、赤字で示されたところ全般についてお伺いをいたしたいと思います。  旧西海中学校を西海地域住民防災拠点として利活用をすることに関しては、私は西海地区出身者として、以前から根強い地域住民方から要望があると認識をしております。今回は、そのため新たな町道建設ということなんですけれども、一般質問ほうでも説明がありましたが、この件に関しては工事期間は4年で、総額は1億6,780万円、そのうち今年度予算は今説明があったように一般会計予算として道路新設改良費が4,000万、そして土地購入費が200万、合わせて今年度は4,200万と説明を受けております。その財源について、かなり部分が国庫補助金ほうで賄われるという部分、説明を受けました。  今回町道建設に当たって実質的な国と町財政負担割合について、もう一度改めてお伺いをいたしたいと思います。それと併せて現在99.5%となっております経常収支比率については、どのような影響があるか、執行部ほうにお伺いをいたします。 ○議長(原田達也) 濵建設課長。 ○建設課長(濵 哲也) お答えします。  国庫補助金補助率というところで、今ところ57.5%、4,000万円に対して57.5%になりますので2,300万円。その補助裏につきましては、全て起債で賄うことになっております。  以上です。 ○議長(原田達也) 立花企画財政課長。 ○企画財政課長(立花慶司) 私ほうからは、経常収支比率についてお答えさせていただきます。  道路整備に利用する経費につきましては、投資的経費に当たるため、経常収支比率に与える影響はございません。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  鷹野議員。 ○8番(鷹野正志) 今、地区要望という言葉を聞いたんですが、以前からこの道路いうか場所に関してですね、地区要望はあったかどうか。それ確認をしたくて、理事者に質問いたします。 ○議長(原田達也) 濵建設課長。 ○建設課長(濵 哲也) 地区要望があったかということですが、平成30年に船越地区から出ております。遡りますと、平成25年にも出ております。  以上です。 ○議長(原田達也) 鷹野議員。 ○8番(鷹野正志) ということはですね、地区から出た要望で、今回その防災に対する一時避難場所ではなく西海地域全体広域的な防災拠点としてこの道路を造るという、その方向性でよろしいですか。その認識でよろしいでしょうか。 ○議長(原田達也) 清水町長。 ○町長(清水雅文) お答えします。  その、あの件については先ほど答弁あったように、以前から要望がありました。ただですね、そのときも一応こちらほうで、地権者ほうにも一応声かけしましたけど、そのときには土地を分けてもらえるところまで話にならなかったということでですね、一時的には皆さんも諦めたような形でしたけども、再度こういう形に、今回みたいにですね、災害ときにはということで、ぜひあそこ学校はずっと何も使わないような感じになっとると、非常にもったいないなということでですね、そういう形で有効利用したらいいんじゃないかということで、再度アタックさせてもらいましたら、気持ちよくですね、そういうことならばということで分けてもらえるということになったんで、こういう形結果的に提案したわけですけど、この中ヘリコプター分がついてますけど、1,100人もヘリコプターで運ぶいうことは、これはそういうこと一切ないです。ただですね、地区説明に行ったときも、一応、大きな地震が来て津波が来るとなったら、恐らく皆さん高台に逃げるように一応避難路もつけてます。そこで津波が収まった時点で、夜家に帰ったら家が全然傷んでなかったいう人はもちろん家に帰るでしょうし、ただ家が使えなくなっている人もあると思います。そういう方ために、一時的に避難する。それは一時的で済むか結果的にして長い期間おらなければならないことになるかも分かりません。そういう方ために、今西中ところを有効利用したらええんじゃないかということで動きました。  ですからですね、道が閉ざされたら動けれない。そういう人ためにはですね、津波が収まった後、船で行くこともできるし、どうしてもいうときにはヘリコプターとかそういう自衛隊とかですね、利用さしていただいて、そしてそこに地理的にも長くなるかも分かりません。そういうときために、今回この提案をさしていただいたということです。ぜひとも御理解いただきたいと思います。 ○議長(原田達也) 石川議員。 ○6番(石川秀夫) この西海町地区ですね、場所柄から言えばですね、私は御荘高畑地区高畑からもアクセスできるような道があります。ちょっと細いんですけど、それと中浦、尻貝線からもアクセスできるので、西海にとどまらずあの一体避難所になるんじゃないかなということで、私はそういうふうに思うんですが、金繁議員にちょっとお尋ねしたいんですが、高速道路も反対されてですね、今回道路も、この道路も反対やということで、道路が嫌いなんでしょうか。 ○議長(原田達也) 金繁議員。 ○7番(金繁典子) 高速道路に反対していると、今、石川議員から言われました。私、高速道路には反対していないと、議会ではっきり2回お伝えしております。これは議事録にも残っておりますので、御確認ください。  今後、そのような事実に基づかない、私発言に関して間違ったことを言われることは、この場内でも場外でも控えていただきますよう、お願いいたします。 ○議長(原田達也) 石川議員。 ○6番(石川秀夫) 平成29年やったかな、陳情に全議員がですね、金繁議員以外が陳情に行ったということは、これはもう紛れもない事実で、陳情に行かなかったということは、私は反対だったという認識です。だからそういう発言をさしていただきました。 ○議長(原田達也) 金繁議員。 ○7番(金繁典子) この道には関係ない質問ですけれども、関連質問でもないですが、一応、お聞きしていただいたのでお答えします。  あそこで東京に行かなかったことが高速道路に反対しているではないかと推測されるということですけれども、私、はっきりと全協中でも申し上げました。本会議中でも質問中で言いました。町民方にどこを通るか、この高速道路が、それを知らせないまま、私は一緒に行くことはできませんということです。それは町民方たちから聞いたんですよ。高速道路は欲しいけどもっと山ほうを通ると思っていたと、そしたら町中を通る、これやったら要らん、そういう声が緑中からも上がってました。ですので、あのとき東京に行くときルートはもう決まってたんですよ、このルートで行きますと。ですので、町民方に知らせないうちにこの3つうち1つルートを選んで陳情に行くと、勝手に行くということは、私は町民代表としてできないという理由です。高速道路に反対したではありません。  質問されたのでお答えしました。関係ないですけれども。 ○議長(原田達也) 石川議員、関連質問は控えてください。 ○6番(石川秀夫) 先ほど、ちょっと場所柄から言えばですね、御荘もアクセスできるということで、この今後ですね、高畑線もあるとは思うんですけども、この御荘からアクセスも考えたようなこの道路改良工事になっているかどうかいうことを質問したいと思います。執行部ほうに。 ○議長(原田達也) 清水町長。 ○町長(清水雅文) お答えします。  高畑線はもちろん越えさえしたら学校に行きますよね。それと尻貝ほう、あちらは恐らく今まま道路で改良も要らんやないかと思います。そして中浦近辺、やっぱり高畑からあそこ近辺人らも、避難するところがなかったらそこ西中ですよね、来てほしいし、そして逆に節崎ほうあの近辺ですね、馬瀬とか、あちら方も避難するとこがなかったら道路、恐らく有料道路は前有料道路は大丈夫と思いますので、そこからも運べるし、できれしですね、家とか何か、住むとこがなくなった人なんか、ひょっとしたら長期的になるかも分からん、そういう人ためにですね、校舎もあるし体育館もあると、そしてグラウンドが広い、そこにまた仮設住宅も造ることもできるということで、やっぱり今そのまま置いとくはもったいないなということで、今回、皆さんに提案さしていただきました。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに質疑ありませんか。  池田議員。 ○3番(池田栄次) 執行部に伺います。  今、町長がちょっと言われたんですが、当該地区に、西海学校跡地、今言われとるところに、仮設住宅は建てる計画が、計画といいますか仮設住宅、将来災害状況にもよりますが、長期に及ぶときは仮設住宅も建てるということですか。  それともう一つ、その仮設住宅を建設するのに、被災してから何日以内に建てなさいとか、何か月以内に建てなさいとかっていう縛りといいますか、決まりはあるんですか。 ○議長(原田達也) 守口防災対策課長。 ○防災対策課長(守口庸夫) 今仮設住宅だけ、私ほうからお答えします。  まず、西海中学校グラウンドについては、応急災害対応が終わり次第仮設住宅建設に取りかかる予定で考えております。  仮設住宅に対しては、被災した日から2週間以内、2週間以内に建てるようになっております。今ところ、西海中学校なんですけど、95棟、3人入ったとして285人ぐらい仮設住宅を、地震・津波が発生してから2週間以内に着工するということで、建築期間についても二、三週間早い時期で建てなければいけないということになっております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありますか。  嘉喜山議員。 ○2番(嘉喜山 茂) 執行部にお伺いをいたします。  私はこの道路、防災拠点へアクセス道路というよりも、生活道路として側面が強いんじゃないかなと前々から思っておりました。そういう理解でもよろしいんでしょうか。その理由づけがどうしてもちょっと弱いなと思うわけなんで、いかがでしょうか。 ○議長(原田達也) 濵建設課長。 ○建設課長(濵 哲也) 災害時にも活用できる生活道路にはなります。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  那須議員。 ○13番(那須芳人) 277ページ道路改良工事4,000万分については、私は大賛成でおります。この4,000万がないことには次残り1億2,000万余りは続かないわけで、途中でぽしゃっとなるわけですね。  今回、この当初予算4,000万を賛成します。で、残り1億2,000万、3,000万あたりを、もう少し圧縮してこれを2年で完成するとか3年で完成するという町ほう方針というはございますでしょうか。 ○議長(原田達也) 濵建設課長。 ○建設課長(濵 哲也) 今ところ、その圧縮して2年というふうなことは今ところ想定はしていませんけども、全協でも、そしてこの本会議でも申し上げたとおり、今ところ4年計画で考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) ほかにないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論は、初めに原案賛成者、次に原案及び修正案反対者、次に原案賛成者、次に修正案賛成者順で行います。  初めに、原案賛成者討論ありませんか。  山下議員。 ○12番(山下正敏) 私は、原案に対して賛成討論をいたします。
    ○議長(原田達也) 討論、5分以内でお願いします。 ○12番(山下正敏) 短くやります。  本来、防災計画とは、町全体総合計画とそれぞれ旧5か町村で地域防災計画をつくり、それぞれ両輪で町民生命・財産を守るため、事業を推進していくものだと思います。  もし今回修正予算で4,200万円を削減するということになれば、地域防災計画後退にもなります。  そして、何より西海地区、特に船越地区多く人たちから強い要望であり、また歴代過去区長、役員皆さんこれまで努力と西海地区皆さん強い要望と願いを踏みにじることになります。  我々議員は、町民代表であり町民声を行政に届け実現することでなければなりません。そういう意味において、この修正案には賛成することはできません。  最後に、愛南町議会議員皆さん常識、良識ある判断を期待して、賛成討論といたします。 ○議長(原田達也) 次に、原案及び修正案反対者討論はありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) ないようですので、次に、原案に賛成者討論はありませんか。  鷹野議員。 ○8番(鷹野正志) 原案に賛成いたします。  私は、原案に賛成立場で討論いたします。  私は、7年前まで消防団長をさしていただきました。そのとき、この場所がですね、町防災訓練をするという予定でした。あいにく台風で中止にはなったんですが、この地区は、場所は高台にもあるし、隣には避難施設である西海保健センターもあるし、防災拠点には最適だと思っておりました。また、このことは当時消防長ともいろいろ話して、やっぱりここが西海拠点だよねという話もさせていただきました。  町ほうも、先ほど地区要望云々ということを聞きましたけど、10年ほど前から将来はこの場所が防災拠点になるべく場所だという認識はあっただと思います。  現在、旧有料道路は 1次緊急輸送道路になっています。今度建設する道路がそれを補填する2次緊急輸送道路になればいいなとも思っておりました。ここにきて、この道路が必要ないというその考えはちょっとおかしいと思います。道路を建設しないとなれば、避難所まで、この場所までに土砂災害警戒区域ないし特別警戒区域を通らなければなりません。そのことは分かっていると思います。もし、道路が寸断されたらどうするか、あのとき造っとけばよかったじゃ済まされない問題です。  早期に着手すべき施策だと私は思っております。  また、先ほど中学校グラウンドはヘリコプターで人を運ぶというふうな、この動議にも載っておりますが、あそこは単なるヘリコプター発着場であると、発着ができるというだけです。災害になってヘリコプターなんか来ないですよ。ただ、あそこ場所はですね、仮設住宅も造れます。災害廃棄物場所にもなります。自衛隊設営、また、復旧工事とき車両乗り入れ、あるいは機材を置ける、そういった拠点にもなります。  各地区にある一時避難場所、山高台にある一時避難場所とは全然違うところです。また、そういうふうになる場所だというふうに私は思っております。被災した後その拠点活用ということも考えていただきたい。災害対応にはもってこい場所だというふうに私は思っております。それにも、大型車が通る道が必要だというふうにも思っております。いざ災害が起きたとき、迅速、的確、そして安全、これが防災基本です。町ほうも第三次防災計画、基本計画、あるいは地域国土強靭化計画等々、防災には力を入れております。また、先ほど確認しましたら地区要望もありました。それに沿って建設をしていこうとする。何も問題ないと思っております。 ○議長(原田達也) 残り30秒。 ○8番(鷹野正志) はい。かえって遅いというふうに思います。  この道路建設なくしては住民命は守られないと思っております。  以上、賛成討論といたします。 ○議長(原田達也) 次に、修正案に賛成者討論はありませんか。  少林議員。 ○5番(少林法子) 私は修正案に賛成立場から意見を述べさせていただきます。  失礼します。  私は修正案に賛成立場です。その理由1つは、全体計画不透明さです。閉校した校舎に関しましては、私は以前から公に使用希望を取るなどして計画的に有効利用してほしいと要望してまいりましたけれど、けれどこの旧西海中学校が町民知らない間に昨年3月まで頃には売りに出されていたと。そして5月になって急にここを拠点にしたいと言ったり、全く透明性と計画性に欠けるなというふうな印象を持っております。  また、町長は優先順位はつけないとおっしゃっておりますが、その町長姿勢は行政トップとしてはあり得ないことではないでしょうか。  命が関わるから順位をつけないとおっしゃいましたけれど、例えば大勢重傷者がいるときでもトリアージで優先順位を決めたりします。お金は無限ではありませんから、どんな政策であれ目的、全体計画、優先順位を決めてやっていくが行政ではないでしょうか。  それから、修正2つ目は、防災支援地域間格差が大き過ぎる点なんですね。大地震を生き残るためには、3つ優先順位があると言われています。  まずは地震そのもので命を落とさない、避難できないほどに大けがをしないことです。ですから、第一に大事なは家耐震化と家具固定です。地震で生き残ったら、次、2番目に大事なが津波で死なないこと。そのために高台へ一時避難場所、そこまで整備が必要になってきます。そして最後、3つ目が町がやろうとしている避難生活、仮設住宅生活、そういうところ整備になります。これを三段跳びホップ・ステップ・ジャンプに例えますと、ホップが耐震化、ステップが一時避難整備、ジャンプがこの仮設住宅となりますが、町は西海地区にはホップ・ステップ・ジャンプ最後段階を今やろうとしておられます。けれど、町内を見渡しますと、内海、西浦全域、東海、深浦、赤水等、多くところでホップ・ステップ段階でさえできてないところがたくさんあるんですよ。最も命危険にさらされているところを救うが優先順位ではないでしょうか。  例えば由良半島場合、先端網代地区まで9つ集落がありますが、道はたった1本でほとんどが1車線です。半島ほうになりますと、大型車が通ると垂れ下がった木枝ががんがん当たるようなとこもあるような道なんです。小さい湾海岸部にへばりつくように集落があって、高いところに家はありません。海岸沿いに道が走っているために、津波が来れば当然道も集落も飲み込まれます。段々畑も30年近く放置され、荒れ果てています。地震が発生すると、当然土砂崩れや倒木で道は寸断されて孤立します。住民はそのリアス式急斜面を上って一時避難場所へ行くしかないんです。  先日、住民から貴重な証言をいただきました。以前、地域防災説明会でこんな指導があったそうです。二、三か月間自力で暮らすことになる可能性があるので、その準備をしてくださいと。しかしですね、避難道が崩れそうなところがあり、一時避難場所はそこで立ち往生するぐらいことしかないです。住民はせめて各集落高台に雨風がしのげる建物が欲しいと言っています。簡素なものでいい、プレハブでいいからと言っているんです。  西海、特に福浦ほう、大変よく自主的に防災やってらっしゃいますけど、ほとんど地域はそこまでやれていません。それは住民甘えなでしょうか、町に依存し過ぎなでしょうか。地域によって事情は異なります。高齢化で自分たちはできないため諦めている地域もあります。子供からお年寄りまで一堂に会する行事もなくなり、婦人会も青年団もなくなり…… ○議長(原田達也) 残り30秒。 ○5番(少林法子) 地域コミュニティ、地域一体感が崩壊しているとこもあるんです。それは地域責任でしょうか。遅れているところはほっておくでしょうか。ぜひこの地域間格差を埋めるが行政ではないでしょうか。西海町道整備を必要ないと言っているではありません。まず、全て地域に一時避難場所と一時避難場所整備、簡素でいいので一時生活できる建物、備蓄、これを確保してほしい、これが私意見です。  どうか御賛同ください。ありがとうございました。 ○議長(原田達也) 傍聴者は静かにしとってください。  ほかに討論ありませんか。  原案賛成者ありませんか。  石川議員。 ○6番(石川秀夫) 私は、原案に賛成する者であります。  ことわざ中に、隗より始めよという言葉があります。できることから先にやっていくと。防災というは待ったなしになっているは、この全議員ですね、認識は一つだと私は思っています。だからこそ、できることから加速的にですね、やっていくべきだというふうに思ってます。  特に今回西海道路についてはですね、御荘からもアクセスできると、御荘からも避難できるという町長から答弁もありましたんで、この活用ができる地域というはかなり大きな地域をカバーした避難所になるであろうということが予想されております。  とにかくできることから加速度的にですね、やっていくということに私は賛成しております。 ○議長(原田達也) ほかに討論ありませんか。  金繁議員、修正案に賛成ですね。 ○7番(金繁典子) 活発な討論がされて、大変うれしく思います。  幾つか御指摘、修正案に反対された方から御指摘に対して、少し反論させていただきます。  この竹倉線、私は必要ないとは言っていません。ここを押さえてください。提出理由中に書いてあります、令和4年度愛南町一般会計予算にここ、この道路予算を乗せることに反対であり、削除することを求めています。一番最後ところにも書いてありますけど、私主張はですね、地域間格差もある中、これを放置したまま、今、西海中学校周辺を防災拠点とするため新たな町道新設予算を、今計上する根拠は極めて薄弱ですと。まずは防災全体構想を作成して、防災対策優先順位を決めて予算計上を強く求めますというものです。  ですので、この道自体、造ること自体に反対して必要ないと言ってるではありません。  それからですね、先ほどこの西海中学校周辺を広域防災拠点にすること、西海地域住民1,100人をヘリコプター輸送も駆使して集めるということを理由中に書いてありますけれども、この点に関して御指摘がありました。ここにヘリコプターは来ないということですね。ただですね、町ほうから説明でこういう発言があったので、私は書いています。ヘリコプターで、私が、道が崖崩れがあったりして道が通れなくなって、どうやってそこにたどり着くんですかとお聞きしたときに、ヘリコプターで輸送を考えていますということでした。ヘリコプターが来ないということであれば、そもそもこの町ヘリコプターが来るという計画自体が、やはりかなり不安定なものではないかと思います。  それからですね、ほかに道があるという御指摘もありました。まさにその点に注目していただきたいんですね。ここは旧西海中学校から旧有料道路に結ぶ道が既にあります。ここは旧西海町焼き場あった道で、今も普通自動車が通れます。1キロもない、500メートルぐらい道じゃないかと思います。スムーズに私も普通車で通ることができました。ですので、この今道を造ろうとしている地域には、第二次避難所もある、道もあるんです。スペア道があるんです。片や、先ほどから申しております由良半島、西浦、東海、深浦などなど地域では、道が1本しかないかつ海岸沿い津波が来たらもう崩れてしまう、崖崩れもある、そして海岸沿い集落というは生活道路も狭い、石垣が崩れて、空き家が崩れて、第一次避難所さえもたどり着くことができない、そういう不安を抱えた方がたくさんいらっしゃいます。  先ほど、この道を造る地区要望があったということですけれども、そういう緊急事態に陥る、ホップ・ステップと同僚議員が言いましたけれども、一時的な避難さえままならない地域方たちがたくさんいる、そういう方たち声、そういう要望こそ緊急で聞かないと、まず実現してあげないといけないんじゃあないでしょうか。  これはですね、昨年総務文教委員ほうで調査もいたしました。由良半島については広域避難所を…… ○議長(原田達也) 残り30秒。 ○7番(金繁典子) 整備するべきではないか、ヘリコプターがホバリングできるヘリポートを造るべきではないか、そして避難道整備をするべきではないかという懸念をここ本議会で報告させていただきました。できれば全て防災対策を一挙にやりたいです。しかし、人的リソースも有限です。優先順位、命を守るために、確実に守るために何が必要かという優先順位をつけるがまさに政治仕事です。 ○議長(原田達也) 時間です。 ○7番(金繁典子) 以上で私討論を終わります。 ○議長(原田達也) ほかに討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) これで討論を終わります。  これより第22号議案、令和4年度愛南町一般会計予算を採決します。  まず、本案に対する金繁議員ほか1名から提出された修正案について採決を行います。  お諮りします。  本修正案に賛成方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  起立少数であります。  よって、修正案は否決されました。  次に、原案について採決します。  お諮りします。  原案に賛成方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  起立多数であります。  よって、第22号議案、令和4年度愛南町一般会計予算については、原案とおり可決されました。  お諮りします。  時間内に本日全日程を終了することができないと思われますので、会議時間を60分間延長したいが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 異議なしと認めます。  60分間延長いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第4 第23号議案 令和4年度愛南町国民健康保険特別会計予算について ○議長(原田達也) 日程第4、第23号議案、令和4年度愛南町国民健康保険特別会計予算についてを議題といたします。  質疑方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、歳出分を終わります。  次に、歳入全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  嘉喜山議員。 ○2番(嘉喜山 茂) 16ページ、一般被保険者国民健康保険税について、お伺いをいたします。  保険税税額については、所得割、資産割、均等割、平等割により算定し決定されておりますが、最近は資産割を廃止する自治体も増えております。廃止主な理由としては、利益を生まない居住用等資産にも課税されていること。資産割は固定資産税と重複課税と捉え方が強いこと、三つ目が所得がない方にも資産割は課税されるため、低所得者層負担となっていることなどであります。すみません、もう一つ、後期高齢者医療制度では資産割課税が採用されていないことなどであり、愛南町においても、もうそろそろ検討すべき時期ではないかと考えるわけですが、どのように考えているかお伺いをいたします。 ○議長(原田達也) 山本税務課長。 ○税務課長(山本光伸) お答えいたします。
     まず、県内資産割賦課導入状況なんですけども、資産割を課さない3方式を導入しているが6市町、そして資産割を課す4方式を導入しているが14市町という状況であります。  また、愛南町における資産割賦課状況につきましては、令和3年9月実態調査とき状況なんですけども、国保加入する全世帯に占める資産割を賦課している世帯割合は、約58%です。また、賦課総額に占める資産割割合は、約9%となっております。国民健康保険税における資産割につきましては、嘉喜山議員御指摘とおり、利益を生まない住居にも課税される、固定資産税が算定基礎となるため、二重負担感がある、所得がなくても資産割が課税される、そのほかにも固定資産保有が必ずしも経済的負担能力を表すものではないとか、町外に所有する資産には賦課されないというような不公平感も指摘されております。  ただ、反面、所得割を補完する財源として所得や景気変動に影響されない安定的な財源を確保できるという側面も持っております。  こうしたことから、今後、現在国民健康保険税税率を改定する必要が生じた場合において、資産割賦課についても併せて協議してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに。  嘉喜山議員。 ○2番(嘉喜山 茂) そういう理由分かるんですが、やはり外部意見も聞いてほしいわけなんで、その国保運営協議会とか、そういったものに聞く予定はあるか、お伺いします。 ○議長(原田達也) 山本税務課長。 ○税務課長(山本光伸) お答えいたします。  国民健康保険特別会計状況につきましては、令和2年度におきましては法定外繰入れはないものの、単年度収支は約5,800万程度赤字だったと記憶しております。また、令和3年度におきましても、現時点段階なんですけども、法定外繰入れが避けられないような状況となっております。したがいまして、近いうちに保険税率改定について協議が必要ではないかと考えておりまして、令和3年度決算を見極めた上でですね、資産割是非を含め総合的に運営協議会において、まずは運営協議会において総合的に協議してまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第23号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案とおり決定することに賛成方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、第23号議案、令和4年度愛南町国民健康保険特別会計予算については、原案とおり可決されました。  暫時休憩します。  5時ちょうどに再開します。               午後 4時51分 休憩            ―――――――――――――――――               午後 5時00分 再開 ○議長(原田達也) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第5 第24号議案 令和4年度愛南町後期高齢者医療特別会計予算について ○議長(原田達也) 日程第5、第24号議案、令和4年度愛南町後期高齢者医療特別会計予算についてを議題といたします。  質疑方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、歳出分を終わります。  次に、歳入全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第24号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案とおり決定することに賛成方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、第24号議案、令和4年度愛南後期高齢者医療特別会計予算については、原案とおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第6 第25号議案 令和4年度愛南町介護保険特別会計予算について ○議長(原田達也) 日程第6、第25号議案、令和4年度愛南町介護保険特別会計予算についてを議題といたします。  質疑方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、歳出分を終わります。  次に、歳入全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第25号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案とおり決定することに賛成方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、第25号議案、令和4年度愛南介護保険特別会計予算については、原案とおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第7 第26号議案 令和4年度愛南町小規模下水道特別会計予算について ○議長(原田達也) 日程第7、第26号議案、令和4年度愛南町小規模下水道特別会計予算についてを議題といたします。  質疑方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  嘉喜山議員。 ○2番(嘉喜山 茂) 131ページ設計委託料に関連してお伺いをいたします。  この委託料につきましては、機能維持を行うためものであって、経営改善ためものではないと聞いております。本町排水対策については、昨年12月議会定例会産業厚生常任委員所管事務調査報告において、集落排水施設7施設現状と課題について大きく3つ提言をしております。  一つ目として、町営浄化槽事業も含め一つ事業と捉え、早期使用料金均一化による収益改善、二つ目として、施設統廃合や町営浄化槽事業へ転換等による経営効率化、三つ目として、排水設備工事費等に対する補助金引上げや空き家、空き地等有効活用であります。  この報告については、12月と遅かったため、経営改善ため経費は当初予算には計上できなかっただろうと思うわけです。しかしながらですね、そのとき当時担当課と意見交換中で、この意見については両方とも同じ認識であったと思うわけです。その後、もう既に検討は始められていると思うわけなんですが、その現在状況、今後取組方針について、お伺いをいたします。 ○議長(原田達也) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) お答えいたします。  確かに131ページ設計委託業務、この件につきましては、今年度完成しました漁業保全計画、漁集分なんですが、漁業集落排水について機能保全計画ができましたので、その分につきまして施設設備更新、改修とかいう設計業務委託となっております。  ただこれは、今、国及び県ほうに事業計画案ほうを提出しております。その内容で審査中でございますので、その協議内容によってまたここら辺金額は変わるかもしれませんので、一言お伝えしておきます。  それで、先ほど議員がおっしゃられた産業厚生常任委員会で提言といいますか、ということなんですが、まず、料金一元化ということがあると思います。その一元化につきましては、今はまだちょっと12月議会ということで、まだ2か月程度しかたっていませんので、まだ担当課レベルで協議内容という形にはなります。今後、理事者も含め詳細を進めていきたいと考えてはおりますが、中でも使用料均一化っていうは担当課でも一つ課題と捉えております。確かに今下水道と浄化槽単価というは違っておるは確かでございます。また今回、この両特別会計ほうは、令和6年度から公営企業会計法に伴う企業会計ほうに移行されますので、そのときに財務状況明確化や透明化向上を図りまして、使用料見直しを検討課題一つと捉えて進めていくわけですが、そこではやはり住民生活影響らもかかってくると思います。そこら辺を配慮するとともに、理解を得ながら適正な、まず公平な負担となるような方向で料金体系を検討していくということは、今、考えておりますので、そういう形で進めていけたらなという考えでおります。  次が、浄化槽統廃合、転換ことなんですが、これも実を言うとこの漁業集落排水施設この機能診断中で、一応一つ課題という形で業者ほうに依頼をしておりました。その中でこれちょうど成果ほうが出ましたので、その報告ができればと思います。この保全計画報告書によりますと、平碆地区と家串地区処理場については、統合が可能という結果になりました。そこら辺は維持管理費とそういうことを、費用対効果とかそういうも考えた上で、それはまだ地区説明会もあるとは思いますけど、そこら辺は統合という形で進めていけたらなという考えではおります。
     あと、油袋と網代地区になるんですが、これはやっぱり地理的、また距離的要件で統合というはやはり無理でした。結局、それと併せて浄化槽転換についてもこの同業務で試算しております。その結果、経済比較結果ですけど、それが現状維持が最も安いと試算されたため、現状ままで運営していきたいと考えております。  なお、農集ほうにつきましてはですね、令和元年度までに実施しました機能診断に基づいた保全工事を実施しておりますので、今後も現況ままで運営を行っていきたいと考えております。  あと、排水とか空き家関係なんですが、まだちょっと今課内でも協議中であります。今後もほか課題につきましても、随時解決に向けた方向性ですかね、それを協議しながら、この移行業務報告書に基づき、課題解決とか、必要な事務、業務に対しましては、やはりちょっと専門的な知識というも必要だと思いますので、そこら辺は委託をするなど、いろいろそこら辺中で予算措置検討とか提案を今後していきたいと思いますので、またできたらと思っております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、歳出分を終わります。  次に、歳入全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第26号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案とおり決定することに賛成方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、第26号議案、令和4年度愛南町小規模下水道特別会計予算については、原案とおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第8 第27号議案 令和4年度愛南町浄化槽整備事業特別会計予算について ○議長(原田達也) 日程第8、第27号議案、令和4年度愛南町浄化槽整備事業特別会計予算についてを議題といたします。  質疑方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、歳出分を終わります。  次に、歳入全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第27号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案とおり決定することに賛成方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、第27号議案、令和4年度愛南町浄化槽整備事業特別会計予算については、原案とおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第9 第28号議案 令和4年度愛南町温泉事業等特別会計予算について ○議長(原田達也) 日程第9、第28号議案、令和4年度愛南町温泉事業等特別会計予算についてを議題とします。  質疑方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、歳出分を終わります。  次に、歳入全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第28号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案とおり決定することに賛成方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、第28号議案、令和4年度愛南町温泉事業等特別会計予算については、原案とおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第10 第29号議案 令和4年度愛南町旅客船特別会計予算について ○議長(原田達也) 日程第10、第29号議案、令和4年度愛南町旅客船特別会計予算についてを議題とします。  質疑方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 歳出205ページ、2,200万ほど歳出されますね。ほとんどが施設経営費ということです。歳入はそれほとんど一般会計から繰入金で賄うということですよね。これ、予算説明書ほうにですね、書かれております。今後、利用者数は、この旅客利用者数は減少していると。今後取組について書かれています。指定管理者だけ取組方法では成果向上は見込めないと考えています。観光事業主管課と各支所、指定管理者を含めた民間事業者が連携し、町観光事業についてビジョンを共有し取り組むことができるであれば、向上余地はあると考えていますと。まさにそのとおりだとうなずきました。  これ、ぜひ実現してほしいんですけれども、具体的にどのようなことをお考えでしょうか。 ○議長(原田達也) 吉田西海支所長。 ○西海支所長(吉田潤一) お答えいたします。  旅客船まず増加をするが大事だと思っております。それに対しましては、ホームページ充実やSNSを使った日々活動発信等、様々な方法で認知度を上げていくことが大切だと考えております。  それから、それによってそれに受けられる快適性、利便性を向上させることが多く集客につながると考えております。それで、指定管理者が事業をしやすいように町としても連携していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 金繁議員。 ○7番(金繁典子) SNSとかホームページから情報発信するということですが、ここ4つところに書いてある、私が先ほど読み上げましたところすばらしいポイントは、やっぱり連携していくと、それは観光事業主管課と各支所指定管理者を含めて民間事業者が連携し、町観光事業についてビジョンを共有し取り組むことができるんであればということです。連携、どういうふうにされますか。  例えば、協議会をつくるとか、何か一つでも具体的なことをお願いします。 ○議長(原田達也) 吉田西海支所長。 ○西海支所長(吉田潤一) お答えいたします。  この観光船協議会については、つくる方向で考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、歳出分を終わります。  次に、歳入全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。
     質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第29号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案とおり決定することに賛成方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、第29号議案、令和4年度愛南町旅客船特別会計予算については、原案とおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第11 第30号議案 令和4年度愛南町公共用地先行取得事業特別会計予算について ○議長(原田達也) 日程第11、第30号議案、令和4年度愛南町公共用地先行取得事業特別会計予算についてを議題といたします。  質疑方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、歳出分を終わります。  次に、歳入全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第30号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案とおり決定することに賛成方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、第30号議案、令和4年度愛南町公共用地先行取得事業特別会計予算については、原案とおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第12 第31号議案 令和4年度愛南町上水道事業会計予算について ○議長(原田達也) 日程第12、第31号議案、令和4年度愛南町上水道事業会計予算についてを議題とします。  質疑方法は、予算書全般についてを行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 18ページ、負債部で企業債だけでも借金30億円、水道ほうで抱えています。町民アンケートを見ると、愛南町水道に対する満足度はとても高いです。ただ、現実的には大変厳しい、苦しい状況だと思います。先頃、全協で説明いただいた今月から実行される水道戦略ですね。この中に人口減少による給水収益が減少する一方で、水道施設施設設備更新に多く経費が必要となることから、健全な事業運営に必要となる財源確保が厳しい状況であると、今後5年毎料金改定を検討していきますと書かれていました。  なおかつ、そこ11ページには浄水場及び施設維持管理について、包括的な民間委託をしていくということも書かれています。これは町民ライフライン、水道はとても大切なライフラインです。こういう料金改定を5年ごとにしていかなければならない苦しい状況、それから民間委託を考えている、これ民間委託して逆に水質が落ちたりとか、水道料金が上がったりっていうことが、現実でEU中では一旦民営化したものを公営化、戻している国もあります。安易に進めてほしくない。ですので、ぜひですね、私ポイントは早めに町民皆さんと協議をしてほしい、話し合う機会を持って、今後どうしたらいいか、この苦しい状況を切り抜けるためにはどういうことが考えられるかということを共に協議してほしいと思います。  いかがでしょうか。 ○議長(原田達也) 池田水道課長。 ○水道課長(池田洋輔) 金繁議員御質問にお答えします。  全協ほうでも説明さしていただいたとおり、経営戦略的には民間委託とか、全て選択肢を検討していって、その方向模索をしてやっていくんですが、スケールメリットも含めて決定ではございませんので、その部分もまた検討しながら、皆さんに御意見をお聞きしながら進めていくという形になります。  以上であります。 ○議長(原田達也) 金繁議員。 ○7番(金繁典子) 皆さん意見を聞きながら進めていくということで、ぜひお願いします。一方ですね、水道審議会ですか、審議をされてますよね。ただ、一般町民方にも分かる形でぜひ広く広報を、コミュニケーションをしていただきたいんです。さき最近松山市議会でも執行部から出された水道料金値上げ、これ必要性周知が市民に十分になされていないということで、継続審議になってます。早め早めにぜひ広報あいなんでもこういう状況なんですと、皆さんと説明会、意見交換会をしたいですということを各地各地で、お忙しくて大変でしょうけれども、そういうことも視野に入れて、審議会だけではなく町民とコミュニケーションを図っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(原田達也) 池田水道課長。 ○水道課長(池田洋輔) 議員御提言とおり、ホームページ等で審議会内容公表等は行っておりますが、その辺はまたいろいろと広域化ほう推進プラン計画もございますので、いろいろと周知方法を検討していきたいと思っております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) ほかにないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第31号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案とおり決定することに賛成方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、第31号議案、令和4年度愛南町上水道事業会計予算については、原案とおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第13 第32号議案 令和4年度愛南町病院事業会計予算について ○議長(原田達也) 日程第13、第32号議案、令和4年度愛南町病院事業会計予算についてを議題とします。  質疑方法は、予算書全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第32号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案とおり決定することに賛成方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、第32号議案、令和4年度愛南町病院事業会計予算については、原案とおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――       ◎日程第14 第33号議案 愛南町道路線認定について        日程第15 第34号議案 愛南町道路線認定について        日程第16 第35号議案 愛南町道路線廃止について ○議長(原田達也) お諮りします。  この際、日程第14、第33号議案、愛南町道路線認定についてから、日程第16、第35号議案、愛南町道路線廃止について3議案について、続けて提案理由説明としたいが、これに御異議ありませんか。
                 (「異議なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 異議なしと認めます。  これより、直ちに議題とします。  提案理由説明を求めます。  濵建設課長。 ○建設課長(濵 哲也) 第33号議案、愛南町道路線認定についてから、第35号議案、愛南町道路線廃止についてまで、3議案について、一括して提案理由説明をいたします。  この3議案うち、第33号議案及び第34号議案2議案は、いずれも道路法第8条第2項規定による町道認定を行うもので、第35号議案は、同法第10条第1項規定による町道廃止をいたしたく提案するものであります。  それでは、まず初めに、第33号議案について説明をいたします。  平畑内尾串線ですが、2ページ位置図とおり増田地区になります。  3ページを御覧ください。  赤で着色した部分は、国土交通省において国道56号増田視距改良工事が実施されていた区間で、昨年12月18日に新たに供用が開始されました。  このたび、それまで国道56号として使用していた黄色に着色した部分を町道として引継ぎを受けるものであります。  1ページにお戻りください。  本路線起点は愛南町増田4732番1地先で、終点が愛南町増田4331番1地先となります。延長は923.0メートル、幅員9.3メートルから36.5メートルであります。  次に、第34号議案、愛南町道路線認定について、説明をいたします。  樫月竹倉線ですが、2ページ位置図とおり船越地区になります。  3ページを御覧ください。  黄色で着色した部分が、今回、認定を受けようとする樫月竹倉線で、旧西海中学校と県道平城高茂岬線をつなぐ道路であります。  1ページにお戻りください。  起点は愛南町船越1番地先で、終点が愛南町船越37番1地先となります。延長は356.3メートル、幅員5メートルから21.2メートルであります。  最後に、第35号議案説明をいたします。  平山北2号線廃止であります。2ページ位置図とおり平山地区になります。  3ページを御覧ください。  黄色で着色した部分が平山北2号線であります。  1ページにお戻りください。  本路線は、農林課において御荘平山地区水利施設等保全高度化事業を実施するため、愛南町御荘平山1460番地先から愛南町御荘菊川1429番地先まで延長1,258.9メートル町道を廃止し、農道として事業を展開する農林課に引継ぎをするものであります。  以上、第33号議案から第35号議案まで3議案提案説明とします。御審議ほどよろしくお願いいたします。 ○議長(原田達也) 説明が終わりました。  これより第33号議案、愛南町道路線認定について質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第33号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案とおり決定することに賛成方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、第33号議案、愛南町道路線認定については、原案とおり可決されました。  次に、第34号議案、愛南町道路線認定について質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第34号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案とおり決定することに賛成方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  起立多数であります。  よって、第34号議案、愛南町道路線認定については、原案とおり可決されました。  次に、第35号議案、愛南町道路線廃止について質疑を受けます。  質疑ありませんか。  石川議員。 ○6番(石川秀夫) この町道を廃止するに当たってですね、この終点地区にですね、まだ民家がありまして、住民が2名ほどいらっしゃるんですが、この町道を廃止したときメリット・デメリットといいますか、道路維持・保安・管理含めて、ちょっとお聞かせいただけたらと思います。 ○議長(原田達也) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) 農林課からお答えいたします。  今回事業、町道廃止につきましては、現在農林課所管であります県営事業におきまして、農道整備計画に合わせて廃止としております。この分につきましては、生活道路も併せた道路整備という形で考えておりますので、現状としたら変わることはないとは思っております。また、維持管理につきましても、農林課が責任を持って完成後には引き取った上で維持管理はするという計画で思っております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第35号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案とおり決定することに賛成方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、第35号議案、愛南町道路線廃止については、原案とおり可決されました。  お諮りします。  時間内に本日全日程を終了することができないと思われますので、会議時間を60分間延長したいが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 異議なしと認めます。  60分間延長いたします。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第17 発議第1号 小山地区太陽光発電事業調査に関する決議 ○議長(原田達也) 日程第17、発議第1号、小山地区太陽光発電事業調査に関する決議を議題といたします。  趣旨説明を求めます。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) 発議第1号、小山地区太陽光発電事業調査に関する決議  上記議案を、別紙とおり愛南町議会会議規則第14条第1項及び第2項規定により提出いたします。  令和4年3月9日  提出者 愛南町議会議員 吉村 直城  賛成者 愛南町議会議員 中野 光博  小山地区太陽光発電事業調査に関する決議  地方自治法第100条第1項規定により、次とおり小山地区太陽光発電事業事務に関する調査を行うものとする。                    記  1 調査事項
     小山地区太陽光発電事業事務に関する事項  2 特別委員設置  本調査は、地方自治法第109条及び委員会条例第6条規定により、委員6人で構成する小山地区太陽光発電事業調査特別委員会を設置し、これに付託して行う。  3 調査権限  本議会は、1に掲げる調査を行うため、地方自治法第100条第1項及び同法第98条第1項権限を、小山地区太陽光発電事業調査特別委員会に委任する。  4 調査事項  小山地区太陽光発電事業調査特別委員会は、1に掲げる調査が終了するまで、閉会中もなお調査を行うことができる。  5 調査経費  本調査に要する経費は、30万円以内とする。  提案理由を説明申し上げます前に、時系列で参考資料を添付しておりますので、参考にお目通ししていただきたいと思います。  それでは、提案理由を説明いたします。  昨年3月議会で、議会憲法とも言うべき議会基本条例を制定し、全て会議を公開とし、また、新人議員を中心に議会活性化特別委員会を設置し、活発な意見中改革に取り組んでいこうとしております。  御承知ように、町民から負託を受けた議会は、行政追随機関ではありません。本事件、事実は当初議会に報告すらなく、隠ぺいされようとされ、また、取消し理由3項目はつくられた架空事実でした。それを現地調査上確認し、理事者協議上「不許可」とし、行政手続をしないまま、いきなり事業者に通知をいたしました。なお、行政手続法第13条には、許認可を取り消すとき、不利益処分となるべき者について意見陳述ため手続を取らなければならないとうたわれております。この重要な手続さえもしない一連行為。これを、「一生懸命に仕事する職員に対し失礼だ。行政ミスだ。」と発言した同僚議員もおられましたが、単なるミスでない事実は明々白々です。  行政活動は内容が正しいだけでなく、手続も適正でなければならない、これが法治基本であります。全くなっておりません。さらに、事実調査、原因究明もしないまま、詳細も知らされないまま、町虚偽答弁、虚偽報告をうのみにしたまま幕を閉じてしまうでしょうか。おかしいことをおかしいとなぜ言わないか、なぜ聞かないか。現地調査は議会基本はずです。議会報告会あの3年前ですか、席で「選挙の時だけお願いします。それだけ議員か。」とある女性町民悲痛な叫びを思い出していただきたいと思います。それが町民代弁者たる議会は一体何をしているか、町民、その怒りが12月請願となり、そして今回署名につながったではないでしょうか。反対されてこられた議員支持者、応援団中にも署名されている方は何人もいるはずです。町民1,575人意思を我々議会はどう捉えるでしょうか。  町には顧問弁護士がおりながら、相談しながらやってきたと答弁はされました。しかし、途中から本事件だけを新たな弁護士に依頼し、今もって、町民はおろか議会にさえも詳細を知らされることなく、時間が経過するばかりで何意味があるでしょうか。町民血税は既に使われ始めております。この1年間コストも考えていただきたい。そして、町民は何も知らされぬまま、いずれ賠償問題は予算とともに議会にかかってくるはずです。今ままで、内容適否を正しく判断できるとは思えません。間違った町へ対処を議会まで間違ってしまっては、何ため議会なか、存在意義すらありません。  しっかりとした原因究明に基づく事実調査、そして再発防止対策こそ、監視機能を併せ持つ議会役割と責務はずです。  ちょうど2年前ですか、議会活性化、当時特別委員研修会で指導をしていただいた行政専門大正大学江藤俊昭教授は、「協議中を理由に町が答弁しないからこそ、むしろ議会は百条調査特別委員会を設置し、答えさせなければならない。それが議会役割だ。」と、議会信頼失墜を大変懸念しておられます。  要望書にある「議員は町民代表として仕事をしてください。」と。そして再度申し上げます。1,575人署名重みを我々議会はどう受け止めますでしょうか。この期に及んで反対される議員方々、どうかその理由を堂々と発言され、採決に臨んでいただきたいと願い、しがらみ、偏見、感情にとらわれることなく、公平・公正な眼で判断いただきたく、再々、再原因究明に係る百条調査特別委員設置を求めるものでございます。  以上、提案理由説明を終わります。 ○議長(原田達也) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。  佐々木議員。 ○10番(佐々木史仁) 吉村議員にお伺いをいたします。  町民1,575名ですか、この署名、記名かもしれませんけど、大変な御苦労をされたと思います。  吉村議員自らこの記名署名運動に賛同されたんですか。どうでしょう。  それと、今回この要望書を提出された愛南町を明るくする会、その会、私もよく分からんですがどういう団体か、その団体が分かれば説明していただけたらと思います。 ○議長(原田達也) 佐々木議員、考える会じゃないですか。 ○10番(佐々木史仁) 考える会です。すみません。ちょっと分からんので、そこら辺をちょっと。 ○議長(原田達也) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 1番目回答ですが、私も依頼を受けましたので、何軒か、何人か署名に回りました。お願いに行きました。お願いにというは個別ではなくてですね、行きました。  2番目考える会ですか、これはですね、私に聞かれても請願で、佐々木議員も請願とき出席されとったんやないですか。 ○議長(原田達也) 佐々木議員。 ○10番(佐々木史仁) 私はね、中身も十分にまだ見ていません。それで、1,575人署名確認もしてません。それで、その原本を本人が置いて帰るんかと思ったらこれは預かって帰りますということで、持って帰りました。あとは議長、それと私と愛媛新聞、女性方2人、それから事務局長ですか、立会い下、受け取ったわけです。それで、中身は私はまだ精査をしてません。内容、誰がどういう人物名前書いとるかというも、私はまだ見てません。それで、この団体趣旨も私は十分理解はしていないつもりです。  それで吉村議員、そこら辺が分かれば丁寧に説明していただいたらと思います。 ○議長(原田達也) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 質問もらったんですけども、佐々木議員、副議長でしょう。議会執行部でしょう。私にこれ聞かれるはどうかと思うんですけども、そのとき同席されてなかったんですか、これ討論会じゃないんですけども。 ○議長(原田達也) 佐々木議員。 ○10番(佐々木史仁) 同席はしてました。 ○議長(原田達也) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) これ、質疑受けますけども、これまた質疑、議長判断されてどうですか、同席はしていました、私に聞かれてもそこまで詳細に、なぜそのとき聞かなかったんですか。執行部におられたんだったら。 ○議長(原田達也) 3回終わりました。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  嘉喜山議員。 ○2番(嘉喜山 茂) まず最初に、3ページ理由書中で、この案件は行政手続法に係るものように書かれているわけですが、なぜ行政手続法に該当するか、その理由をお伺いいたします。 ○議長(原田達也) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 質疑を受けたんですけども、これ議長判断してください。  関係議員から質疑を受けるいうことは、どんなもんなんですか。  議長、判断してください。 ○議長(原田達也) 関係議員、それは関係ないと思いますけど。  答弁してください。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) 答弁はできますけども、私は関係議員だと思っておりますんで、回答はいたしません。 ○議長(原田達也) 山下議員。 ○12番(山下正敏) 私、議運の委員長として、今提出者発言、関係議員だから発言はしませんということですよね。そうでしょう。質疑に対して発言しない、何が関係議員なんですか。その根拠は何な。関係議員と今発言した根拠、説明願います。 ○議長(原田達也) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 今まで経過を聞いてください。私は除斥対象でも117条で発言をいたしました。議長に対して。そして、町長も個人名を上げて全員協議会で今嘉喜山議員を呼んで、こうこうで確認したというは、全員協議会で皆さん聞いたとおりでしょう。  今までに皆さん聞いたとおりでしょう、今までにこれ昨年3月から入ってきているわけですけども、全てそこ中に特に今、議運の委員長、山下議員からありましたけども、1点目、2点目、質疑中であったでしょう。そこ中で、2017年2月、業者に関係課長が止めたと。これは百条提案中でも私したでしょう。請願中でもありました。それで、関係ないと言えますか。 ○議長(原田達也) 山下議員。 ○12番(山下正敏) 私に質問されても困る。私があなたに質問しとるんで。関係を説明してくれと言ったら今説明したでしょう。それでいいんですよ。私に質問する必要ないですよ。分かりましたか。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  山下議員。 ○12番(山下正敏) 私はまず3点提出者に質問いたします。  まず最初に、町虚偽答弁、報告をうのみとあるが、この虚偽答弁、報告を、何をもって虚偽答弁報告というか、まず1点。  次に、間違った町へ対応、何を根拠に間違った対応なか。  この趣旨説明中段に、間違った対応という説明があるでしょう。間違った町へ対応ではと。分かりませんか。それ何が間違った町へ対応なか。  それともう一つ、本事件だけ新たな弁護士を、弁護士に依頼したという説明を受けていますが、本件だけですよね、弁護士に新たな弁護士に依頼したということは。  まずその3点について質問をいたします。 ○議長(原田達也) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 3点まず1点、虚偽答弁ですけども、今まで皆さん方もお聞きとおり、私は何回も百条調査委員中でも言い、そして3月あの長い一般質問中でもやってまいりました。そこ中で、どれだけ皆さん、確認されましたか。  一つ例を挙げます。町長は、だますつもりはなかったとは言いましたけども、我々に2月17日に報告が協議会にあったは、5名で行ったという報告。ところが、本議会一般質問に入る前に、訂正で6名。通告書を出した後に訂正で人数が増えて町長も同席したと。1か月前2月17日には、私が一般質問中でも触れたでしょう。こんなさらっとした質問でいいんですかと。そのとき報告事項、ここに用紙ありますけども、5名で謝罪に行ったということやったでしょう。それが1点。いやいや人数じゃないんです。町長なんです。だから一般質問で私が食い下がったでしょう。町最高責任者が行くいう重みをどうなんですかと。  そこもあります。  2点目、何やったっけ。                (発言する者あり) ○14番(吉村直城) これはですね、間違った町へ対応というは、皆さんお聞きとおり、るるあったでしょう。時系列にあれした、ちょっと参考にしてもらいたいと思うんですけども、全て間違ってたでしょう。そうじゃなかったんですか。いやここで皆さんにお聞きするつもりはないですけども、間違った対応があったからこういう形になって長引いてきとるわけでしょう。じゃなかったんですか。そういうことです。  3点目、弁護士です。弁護士はですね、あの一般質問中でも皆さんお聞きとおり、町顧問弁護士に相談しながらやってきてたんですよ。マツモトさんに。それが、途中から皆さんもお聞きように協議会で話あったでしょう。えっと、新たな弁護士にと。当初は、行政は途中までマツモト弁護士と相談しながらやってきとったんですよ。それは答弁中であったでしょう。私が何回も食い下がりました。ほんで、それは条例をつくり、そして規則、いわゆる協力金分で。そこ中でこれ弁護士と相談したんですかと私聞きました、議事録読んでください。そしたら、相談してきましたという答弁はちゃんと出とるでしょう。 ○議長(原田達也) 山下議員、3回目です。 ○12番(山下正敏) 2回目でしょう。あれは別やけん。  今、吉村提出者から、本事件だけ新たな弁護士と、この趣旨説明中で載っておりますが、今回、愛南町が顧問弁護士以外に相談した事案はまだあるんですよ、別に。風力発電中でも、顧問弁護士から専門弁護士に相談しとるんですよ。こういう大事な趣旨説明を、間違った惑わすような趣旨説明を書いてもらっては困ります。  議長、ここ部分訂正を求めます。まず。間違ってるでしょう。あなたは本案件だけ、本事件だけ、って先ほどおっしゃったでしょう。以前に、風力でも町は専門、顧問弁護士以外専門弁護士に相談しとるんですよ。こういう動議を出す場合は、しっかりと根拠ある内容で趣旨説明をしていただきたい、そういう意味で訂正を求めます。 ○議長(原田達也) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 訂正求めるいうて言われたんですけども、あのいいですか、これは顧問弁護士と相談しながらきてたことなんですよ。この太陽光部分は。先ほど説明したでしょう。それが何でここで途中から代わっていくか。聞いてください。代わっていくか。先ほど言われた風力発電どうのこうのいう部分は、これは最初からそういう形でやられよったでしょう。私は議会ですから、行政側人間やないからちょっと分からんですけども、詳しいんですか、そういう点は。  だから、私はですね、今、説明……                (発言する者あり) ○議長(原田達也) 訂正ですかね、訂正を求めとんでしょう。 ○12番(山下正敏) そうです。今、吉村議員意見が、何か顧問弁護士に相談しながら風力場合は最初からやっておったというようなことですが、風力場合も、顧問弁護士と相談して、顧問弁護士よりは専門弁護士に相談したんです。今回場合も同じことなんです。町顧問弁護士と相談して、顧問弁護士都合もあり、専門弁護士に依頼して、そのかわり、発生する費用、よく出たでしょう、発生する費用、それは別にほか弁護士に依頼しても、金額はほとんど変わらないんです。  訂正する気はないんですか。 ○14番(吉村直城) ありません。 ○12番(山下正敏) この大事な議会虚偽答弁ですよ、これ、虚偽報告。 ○議長(原田達也) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) あのですね、ここでやり取りするつもりはないですけども、よく聞いてください。私が言っている意味はですね、いいですか、顧問弁護士と相談しながら3月一般質問から踏まえて、全部顧問弁護士と相談しながら規約もつくったと、協力費件でいう答弁をずっとされてきとったんです。ところが、途中からですよ、途中から今度新たな弁護士、先ほど山下議員言われた部分は、専門家でしょう。今回専門家ですか、オオシマさんは。私もオオシマさん、よく知ってますよ。途中から何でオオシマさんに代わったんですか。それを私は言っとるんですよ。  最初からオオシマさんでくるんだったら山下議員言われるはそのとおりなんです。それで相談されるとか、そして専門方だから専門家にあれしたいうことだったらいいんですけども、町いわゆる条例、いわゆる向こうに文書で通知することも含めて、弁護士と相談してという部分は、出てるでしょう。町からもらった資料中に。そういうことです。  以上です。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) 山下議員、もう訂正はしないということなんで。それで終わって。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  那須議員。
    ○13番(那須芳人) 発議書中で、2回同じ数字が出ております。町民1,575人意思を議会はどう捉えるかということと、もう一度最後ほうに1,575人署名重みをどう受け止めますかというふうに問いかけられております。  私もそれを読みましたけれども、逆に吉村議員、今まで請願を含めて3回百条委員設置議決をしました。それは僅差ではなくてダブルスコアだったです。その大差重みというが、吉村議員はどうお考えでしょうか。 ○議長(原田達也) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) これは議会は、多数決ですから、おっしゃるとおり重みは重みで感じております。  ただしですね、ただし先ほども言いましたように、請願が出、そして今度署名を添えて出てきたという中で、私はこの重みをどう捉えるか、再度皆さんにそのお願いしていこうということです。議決は皆さんですから、皆さん意思でしてください。だから言っておるでしょう、そういうことです。 ○議長(原田達也) ほかに。  石川議員。 ○6番(石川秀夫) この理由説明中に署名署名とありますが、私は署名も見たことないし、実際、この議会事務局ほうにも保存されてません。この署名は一体どこにあるんでしょうか。 ○議長(原田達也) 石川議員、その記名は事務局にあります。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) 署名かな。 ○6番(石川秀夫) 署名と書いています。発言も署名ですから。 ○議長(原田達也) 署名はありません。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 私は、添えられた部分いうは見てません。いわゆるここに持ってこられて先ほど誰ですか、言われましたけども、これだけ署名、1,575名が集まったと、これを持っていくんやという、行ってきたということは聞きました。で、次日ですか、新聞報道でこうこうでこうやったいうことを、皆さん読まれたとおりです。  以上です。 ○議長(原田達也) 石川議員。 ○6番(石川秀夫) この理由中にですね、署名もないのに署名署名という、これも一つ虚偽じゃないでしょうか。本人が、吉村議員が確認されて署名と、書かれているんだったら分かりますけども、確認もされてない、ここで署名と書かれた上に今日発言も署名やと。これは私は訂正するべきやと思いますけど。 ○議長(原田達也) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 署名確認はさせていただきました。  以上です。署名です。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) 石川議員。 ○6番(石川秀夫) 私は署名を現物を確認して、この文章を書かれたかという質問なですが、確認はされてないということですね。 ○14番(吉村直城) してます。さっき言ったじゃないですか。 ○6番(石川秀夫) いやいや、見ていないと言われたじゃないですか。 ○14番(吉村直城) 上の分をです。上の分を見てない。署名は確認しました。 ○6番(石川秀夫) 1,500枚を確認したということですか。 ○14番(吉村直城) はい、1,575人確認しました。 ○6番(石川秀夫) どこで確認したんですか。どこで。我々議会事務局にも届いていないものをどこで確認したんですか。 ○議長(原田達也) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 佐々木議員質問中で答えたでしょう。でしょう。そういうことです。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) ないようなので、これで質疑を終わります。  続いて、討論を行います。  討論ありませんか。  嘉喜山議員。反対。 ○2番(嘉喜山 茂) 私は、この決議に反対立場で討論をいたします。  まず、最初に現地状況、条例について認識に相違があるようですので、これら2点について述べます。  現地状況についてですが、役場が不許可とした当時、土地造成工事は斜面に土を盛ったような状態であり、斜面等にはひび割れが入っておりました。現在は、造成工事をやり直していて、当時とは土地状態が違いますが、いまだに土砂流出や農地浸水被害など、下流域に影響を及ぼしております。  次に、条例についてです。  条例とは、町長が議会に提案し、議会が議決をした後施行、つまり、効力を発揮するものであり、法に基づき制定するもので、一職員が勝手につくれるようなそんな組織、仕組みとはなっておりません。この再エネ条例については、FIT法対象再生可能エネルギー施設で太陽光発電に限らず法律規制対象とならない施設を規制対象としておりますが、欠点は制定時には設置に係る技術的基準がなかったことから、設置基準、許可取消し等規定を入れていない、いわば事業者善良な良識に期待した条例であり、条例目的である再生エネ推進、地域活性化、協働、エネルギー多様化など、そういったものが置き去りにされていることは残念であります。  では、本論に入ります。  この百条委員設置については、機会あるごとに動議等が提出されておりますが、根拠に乏しい主張が多く、常識で考えれば分かることですが、役場がこのような訴訟にも発展するような事案を架空事実としてでっち上げることができるとお思いでしょうか。条例問題点でも述べましたが、危険性事実はあったが盛土等に関し技術的裏づけがなく、法定根拠に乏しいため危険性事実を取り下げたが本当とこだろうと思います。  次に、地方自治法100条は、議会による事務調査権限を定めたものでありますが、百条委員会を設置した場合、私も含め法的知識に乏しい議員が職員をはじめ関係者から架空事実等を含む言い分を聞き取り、結論を見出せるとは思えません。委員調査範囲にも目的上範囲制約、司法権、検察権、執行機関、基本的人権と関係など限界があり、裁判官が裁判を行うに当たって重大な影響を及ぼすような調査をすることはできないこととされており、裁判と勘違いされているではないでしょうか。  聞いただけ、調べただけ、判断できずに信憑性ない報告になるは目に見えており、これこそ税金、時間無駄遣いであります。  今回件は、故意でも重大な過失でもありません。住民ためにした指導そのものは間違っているとは思いません。このような後ろ向きなことはこれで終わりにして、前向きに町将来を議論していくべきです。  以上ことから、本議案には反対いたします。 ○議長(原田達也) ほかに討論ありませんか。  少林議員。賛成ですか。 ○5番(少林法子) はい、賛成から意見を述べます。  事が始まって2年1か月です。町が業者に謝罪してからも1年4か月なんですね。この間に町民にも議会にも詳しい経過説明がないと、その間も町民お金を使って弁護士を雇って出費を重ねている。これだけ町に労力と損害を与えている事件であるにも関わらず、職員誰も処分を受けていない。これ普通会社なら考えられないことですよ。  ですから、それに対して数名同僚議員は町長へ何度も説明を求めましたけれど、答弁が曖昧であると。  そこで町が説明できないんなら、調査特別委員会、百条委員会を設立しよう、そしてきちんと解明しようとしたわけですが、その提案は毎回議会で否決されている。  この状況を見て、ついに住民が立ち上がった、百条委員会を設置して、原因解明してほしい旨請願を議会に提出しましたけれど、これまた議会に否決されています。  そこで、住民は今度は1,575名署名者名簿を添えて、再度提出しているというが、この今に至っているわけじゃないですか。  百条委員設置に反対し続けている議員皆さん、この署名1,575名重みが分かりますでしょうか。私も署名活動集めたことがありますけれど、署名していただく方はとても少ないんですよ。たとえ趣旨に賛同していても、ごめんね、親戚に公務員がいるからとか、商売や仕事に差し障りがあるといけないので署名まではできんよという方が大変多いんですよ。したがって、この勇気ある1,575名署名人後ろには、2倍、3倍支持者がいると考えたほうがいい。それでもこの要望を却下しますか。  私は不思議でならないです。選挙のときは皆さん声を町政に届けますと言っておきながら、このような町民要望を無視していく。一体どちらを向いて政治をしているでしょうか。傍聴席で、そしてテレビでこの議会を見てくださっている町民皆さん、しっかり見てください。どの議員が本当に町民ほうを向いて仕事をしているか、はっきりと分かると思います。  事実関係を調査解明し、町民が納得できる方向と解決策を町民に提示する、これは議員として本分ではないですか。  まだ時間ありますね。さっきから聞いてると、要望は本当なんかとか、署名やないやろうとか、弁護士が何とかとか、本質的なことからずれてずれている、そういう会になってきています。本質は町民声をどう生かすかです。  それから、先ほどある議員がもう過去ことをと言われましたが、町がおかしいことではないと言うんならば、ですから百条委員会開いて事実を明らかにして、町ほうが正しかったと、それでよいではありませんか。事実を解明したいだけなんです。町を痛めつけようとか、そういうつもりではないでしょう。ぜひ、議員皆さんには、各自議員として良心に従って、百条委員設置へ賛同することを期待しています。  終わります。 ○議長(原田達也) ほかに討論ありませんか。  尾崎議員。反対ですか。 ○1番(尾崎惠一) 反対です。  それでは、反対討論をさせていただきます。  この太陽光発電事業問題につきましては、議会や全員協議会において町側説明を聞き、その都度審議をし、分析もしてまいりました。町側も不適切であったことを認め謝罪をしております。今後は、このような不適切な処分はしないように、法や条例などをしっかり把握し、業務に当たるように願うものであります。  我々議員も町行政執行をしっかりと観察をしてまいりたいと考えております。  百条委員会につきましては、議会最後手段として、どうしても踏み切らなければならないときに設置すべきものであります。町は弁護士を立てて事業者と損害賠償交渉中であり、まずはその結果を待つことが重要かと思います。その結果が満足でなければ、改めてここで百条委員会等手だてをすべきであり、現時点で百条委員設置必要性はないと考え、反対するものであります。 ○議長(原田達也) ほかに討論ありますか。  金繁議員、賛成ですか。 ○7番(金繁典子) はい。  この小山における太陽光発電事業問題について、百条委員会を設けて議会が調査するよう、これまでも3回本会議で取り上げられてきましたが、賛成議員が少なく実現できていません。今回は町民方たちが多数署名を集めて百条委員設置を求める要望書を議会に提出しました。私は今回も賛成します。  町民立場に立ってみてください。一生懸命働いて税金を納めている。県内でも個人所得が最下位から2番、生活が苦しいという町民方もたくさんいらっしゃいます。税金は一円たりとも無駄なく使ってほしい、有益に使ってほしいとみんな思っているはずです。にもかかわらず、町が法律上条例上間違ったことをして、にもかかわらず一切責任を取らないまま相手方と金額交渉、補償額交渉を1年半も続けて、その間、町民血税を使い続けているんです。1年半前9月に町が行った不許可処分は手続に不備がありました。不許可処分という強制力を伴う不利益な処分を行うには、行政手続法上相手方に釈明機会を与えなければならないところ、町はこの手続を行っていません。  私はこの不許可処分に関する一切文書を情報公開請求しました。文書が出てきました。不許可処分決裁書、そして相手方から手続が適法ではなかったではないかと指摘され、それについててんまつ書も作っている。そして、相手方に対し町が法定める行政手続に基づいていなかった事実を認めて謝罪している謝罪文書もある。この謝罪文書一部は議会でも共有されてますよね。客観的にも主観的にも法令違反があったことは明白で、まずは責任を負うべき方が責任を取るべきではないでしょうか。地方公務員法により通常なら不適切な事務処理をした公務員は懲戒処分対象となるんです。愛南町執行部はなぜ責任を取らず、取らせずいることができるんでしょうか。執行部が自浄能力を失っていると言わざるを得ないではないでしょうか。  だからこそ、議会がこれをずるずると許すではなく、百条委員会を立てて調査をし、責任を取るべき者が取るよう勧告をするべきではないでしょうか。  町は一切責任を認めている、相手方とは損害賠償額お金を幾らにするか交渉しかしていない、1年半もですよ。事実は争っていないんですから。だからこそ、多く町民が今回声を上げました。議会が本来監視機能を果たすよう求めているんです。間違いは誰にでもあります。間違ったことをしたら謝ると同時にきちんと責任を取るという当たり前ことをする。そしてまた、前を向いて町民ために堂々と仕事をしていただきたい。そんな当たり前ことさえ今執行部に期待することが難しくなっているとは、これ異常自体ではないでしょうか。  執行部が自ら自浄作用を働かせることができないであれば、議会が動かなければこの事態を正常化することはできません。  昨年末に調停は不調に終わり、今後は相手方から裁判が提起される可能性があります。そうすると、裁判費用だけで数百万円かかるでしょう。 ○議長(原田達也) 残り30秒。 ○7番(金繁典子) その上に相手方へ損害賠償が発生します。通常処分を直ちに行うこと、そして裁判になる前にまずは調停不調までにかかった費用を一部でも責任者は払うべきでは、負うべきではないでしょうか。町民血税を使うではなく、そう思うが町民普通感情ではないでしょうか。町民声に応えられるは私たち議員しかいません。 ○議長(原田達也) はい、時間です。 ○7番(金繁典子) 町民期待に応えて議員議会職務を全うしましょう。  以上で私討論を終わります。 ○議長(原田達也) ほかに討論ありませんか。  池田議員。反対ですか。 ○3番(池田栄次) 反対討論です。  今回問題は、町対応や行政手続に不適切があったことが原因だと認識しております。経緯や現在状況も、議会に対して可能な限り説明されていると認識しております。町側不適切な行政手続を認めた上で、代理弁護士による協議、調停が行われ、調停不成立となり、事業者回答待ち状態と認識しております。その結果が決定した後に、その結果を踏まえて議会で議論すべきと考えます。  以上理由から、本議案に反対いたします。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに討論ありませんか。  吉田議員。反対ですか。 ○4番(吉田茂生) はい。  私は、この決議に関しまして反対討論をいたします。  私たち議員は、真実に基づいて常に判断しなければなりません。今回太陽光発電問題につきましては、太陽光発電乱開発による環境美化問題や土砂災害等弊害を懸念して取った町対応が、条例規定にない法的根拠に乏しい対処だったために、条例確認不足による行政上事務的な処理が不適切だったということであります。これが全て原因だと思います。  これに対して、町側は不適切な対応を全面的に認め、事業者に謝罪を行っております。また、賠償金問題につきましても、裁判所による2回調停結果、事業者側賠償金額積算根拠提示がなかったために不成立となっております。これが私が知り得ている全て事実であります。  すなわち、この事業者側賠償金額に妥当性がないという結果が今出ております。  今後、事業者側が裁判するようになれば、法下で判断し、解決すべき問題であろうと考えています。現段階において、百条委員会を設置しても新たな事実、これは出てこないと判断し、私は反対答弁といたします。
     以上です。 ○議長(原田達也) ほかに討論ありませんか。  石川議員。 ○6番(石川秀夫) 反対討論です。 ○議長(原田達也) 反対ですか、はい。 ○6番(石川秀夫) 百条委員会設置について要望を2月25日にコロナ禍中で多数記名簿を添えて提出され、その努力には敬意を表します。また、この1年で4回百条委員会設置要望を動議及び請願等で執念を持って取り組まれている賛成議員には、頭が下がる思いです。  しかしながら、愛南町が今やらなければならないことは、もし賠償金支払い責任が愛南町にあるならば、最優先して御迷惑をおかけした第三者へ賠償を早急に完了すべきだと考えております。  賛成議員もお聞きとおり、愛南町も2022年1月31日に第2回目調停で賠償金額積算根拠を提示するように開催しましたが、その提示がなく、調停が不成立となったと、2月16日議員全員協議会で執行部より説明がありました。すなわち、第三者から賠償金額について積算根拠を提示されないことは、現在賠償金額を先方から自ら妥当性がないことを証明した可能性があるということです。  また、清水町長前回説明では、係争中ため詳しいことは答弁を控え、係争が終了すれば町民へ説明すると発言がありました。百条委員設置に賛成議員は、積算根拠を明示できなく、調停が不成立したことを2月25日に要望書が提出されるまでに記名された町民に説明をされたでしょうか。議員は検事や裁判官ではありません。百条委員会を30万円予算で立ち上げたところで、結論は火を見るより明らかで、町民血税を百条特別委員会で無駄遣いすることになります。結論が得られない議論を長時間重ね予算を無駄遣いする百条委員会を設置した場合、賛成議員はどう責任を取るでしょうか。  賛成議員は自ら署名活動されたとお聞きしておりますが、執行部から発信された情報を正確に町民へ伝える義務があります。係争が終了した場合、町長から説明を受けたときに、疑義が生じた場合にはそれから百条委員会を設置しても遅くはないはずです。いきなり百条委員会を設置しろと何度も要望するは、あまりにも乱暴な議論だと思います。  新聞報道によりますと、愛南町を考える会代表は、百条委員会を設置しなければリコールするぞと報道されております。リコールする場合はあくまで議会を解散して議員選挙することを目的としておりますが、リコールが成立した場合は、住民投票と議会議員選挙で約5,000万血税が必要になります。賠償金が発生しない可能性がある中、百条委員会を設置しなければ、果たして5,000万をかけてでも議員選挙をすべきなか、これもまた非常に乱暴な議論にしか思えません。  憲法15条には全て公務員は全体奉仕者であって、一部奉仕者ではないとあります。 ○議長(原田達也) 残り30秒。 ○6番(石川秀夫) 私は、愛南町全体奉仕者であるべきと考え、百条委員設置決議には断固として反対します。  高速道路も延伸されるようになり、議会は10年後、20年後愛南町まちづくり、愛南町発展、生産性高い未来議論をすべきです。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに討論ありますか。  鷹野議員。 ○8番(鷹野正志) 反対討論です。 ○議長(原田達也) はい、反対討論。 ○8番(鷹野正志) 反対立場で討論します。  私は前回、前々回と考えは全く変わっておりません。もう理由とかは、先ほどから出ているようになっておりますので、言いたいことだけ言います。  今、議会がやらなきゃいけないことは、条例見直しや業者間と協議、方法、このような事案が二度と起きないよう是正改善する、そういった議論をするが我々議員として監視機能、政策機能を持つ責務ではないでしょうか。  昨年7月に起きた熱海土砂災害盛土問題ような重大な過失がある事案ならともかく、今回問題は公益的見地から見ても、町民に不利益を与えるような重大な事件ではなく、調査特別委員会を設置してまで妥当性、有効性はないと考えます。  したがって、特別委員設置必要はなく反対いたします。  以上、反対討論といたします。 ○議長(原田達也) ほかに討論ありませんか。  佐々木議員。 ○10番(佐々木史仁) 反対討論です。 ○議長(原田達也) 反対ですか。 ○10番(佐々木史仁) 私は、反対立場で討論させていただきます。  百条委員会設置は、過去3回否決され、今回で4回目になりますが、この一連行為はまさに議会制民主主義に反する行為だと危惧をしております。このままこの件は幕を閉じるかでございますが、町は最終的には町民に十分説明をすると言っております。何ら問題はないと思っております。  今大事なは、ウクライナ問題など、世界中が大変なときであります。ここ愛南町もガソリン値段が上がり、小麦、いろんな商品が値上がりすると思います。そのためには、我々議員は将来愛南町ために子育て、教育、人口減少、防災、空き家対策、コロナ、近い将来開通します高速道路とき受入体制など、我々議員は協議、議論を深めなければならないと思います。それが我々議会役割だと思っております。  今、この問題で後戻りはできません。  以上、本議案反対討論といたします。 ○議長(原田達也) ほかに討論ありませんか。  山下議員。賛成ですか、反対ですか。 ○12番(山下正敏) 反対です。  私は、反対立場で討論をさせていただきます。  今回で4回目提案です。今回は今までと違った内容が出てきて、説得力ある動議提案かと思っていました。しかしながら、今回は今まで違うは、1,575名署名がついておりました。その署名重みは十分分かっております。今まで同僚議員意見中でも、町は行政ミスを認めて謝罪して、相手出方を待っていると。その内容については、お互い相手方と交渉が終わった後決着がついた後説明をするという説明を受けております。  今回、私で8人目反対討論です。これは普通では考えられません。先ほど1,575名署名重み分かりました。しかし、私たち今8人議員後ろには、我々支持者、本当に1,575名3倍か4倍この動議に反対意見があるんです。我々は町民代表としてその町民意見を、声を、やっぱり議会で訴えなければならないと思っております。  百条委員設置を反対しているわけではないんです。町から説明があった後、しっかりと議論をして時として百条委員設置であればそれをやって議決したらやったらいいんです。これは多く町民は町説明後でいいという多く声がある。  以上説明で、私は反対討論とさせていただきます。 ○議長(原田達也) ほかに討論ありませんか。  那須議員。 ○13番(那須芳人) もう賛成討論ありませんか。 ○議長(原田達也) 賛成ですか、反対ですか。 ○13番(那須芳人) 反対させていただきます。  反対討論いたしますけども、そんなに言うことはございません。ですがせっかくですので。  この発議は、定例会初日3月8日要望書に基づいた発議と捉えております。百条委員会設置件については、過去三度も否決したにもかかわらず、また提出されたということで、表現が難しいですが、頑張っておられるんかなと。ただ、私たち意見も聞いていただけないだなというふうに思います。  その三度も提出された百条委員会設置議案も、その否決は僅差ではなくて大差で議決であったというふうに私は捉えておりますし、それはまたすなわち町民意思と言えると思います。  それを数力でというような言葉を使われますけれども、それで決めつけるであれば、議会制民主主義否定ということであり、多数決を不条理と捉えるであれば、議会で議決は何をもって最終的にすればいいかと、逆に私は問いたいと思っております。  それぞれ反対した議員にも支援者がいます。その町民声を聞いております。三度にわたり否決した要望書、請願書、今回百条委員設置、その多く町民声であり、再々提出はその町民声を逆に無視をしていると思います。  新聞報道によりますと、このたび要望書提出者は、これが否決されれば議会解散リコール運動に切り替えるとことで、大変に驚きました。どんな手を使ってでも圧力をかけて自分たち意思を通そうとする力に、私たちは負けてはなりません。議員信念までその圧力で支配しようとするその力に私たちは負けてはならないと思います。  吉村議員が発議中で言われました、しがらみ、偏見、感情にとらわれることないよう呼びかけて、反対討論をいたします。 ○議長(原田達也) ほかに討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、発議第1号を採決します。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 先ほど質疑中で出てきました関係者ということなんですけど、これ地方自治法117条除斥手続をしたほうがいいんじゃないかということだと思うんですけど、それはしなくていいんですかね。 ○議長(原田達也) 除斥については、この最初に、この議題に入るときにしなくてはいけないです。今はもう審議に入って、もう採決ときになっておりますので、除斥は受け入れることはできません。  これより、発議第1号を採決します。  お諮りします。  本案は原案とおり決定をすることに賛成方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  起立少数であります。  よって、発議第1号、小山地区太陽光発電事業調査に関する決議は否決されました。  お諮りいたします。  時間内に本日全日程を終了することができないと思われますので、会議時間を30分間延長したいが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 異議なしと認めます。  30分間延長します。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第18 発議第2号 ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議 ○議長(原田達也) 日程第18、発議第2号、ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議を議題といたします。  趣旨説明を求めます。  佐々木議員。 ○10番(佐々木史仁) 発議第2号、ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議  上記議案を、別紙とおり愛南町議会会議規則第14条第1項及び第2項規定により提出します。  令和4年3月18日  提出者 愛南町議会議員 佐々木史仁  賛成者 愛南町議会議員 尾崎惠一、同嘉喜山茂、同池田栄次、吉田茂生、少林法子、石川秀夫、金繁典子、鷹野正志、中野光博、山下正敏、那須芳人、吉村直城、以上、全員であります。  ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議  ロシア軍は、2月24日ウクライナに侵攻した。これは、ウクライナ主権及び領土侵害であり、武力行使を禁ずる国際法深刻な違反であるとともに、国際秩序根幹を揺るがす行為として断じて許されない。  そのロシア軍事攻撃により、子供を含む民間人犠牲者が多数出ている。さらに、ロシア軍は3月4日、稼働中原発を攻撃し制圧した。これは、前代未聞大惨事にもなりかねない行為であり、伊方原子力発電所を有する愛媛県自治体にとっても、断じて容認することではない。  また、プーチン大統領は、核兵器使用もちらつかせており、唯一戦争被爆国国民として世界恒久平和を願う気持ちを踏みにじるものである。  愛南町議会は、ロシア軍による即時攻撃停止と完全撤退を強く求めるとともに、日本政府においては、ウクライナ在留邦人安全確保や我が国へ影響対策に万全を尽くし、国際社会と連携し、世界恒久平和実現に向け、一日も早く平和的に解決することを強く求める。  以上、決議する。  令和4年3月18日  愛南町議会  以上であります。 ○議長(原田達也) 説明が終わりました。  これより質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。
     討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、発議第2号を採決します。  お諮りします。  本案は原案とおり決定することに賛成方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、発議第2号、ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議は、原案とおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――              ◎日程第19 議員派遣件 ○議長(原田達也) 日程第19、議員派遣件を議題とします。  議員派遣件について、配付とおり派遣することにしたいと思います。  御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 異議なしと認めます。  よって、議員派遣件については、配付とおり派遣することに決定いたしました。  この際お諮りいたします。  ただいま決定いたしました議員派遣内容につきまして、諸般事情により変更が生じる場合には、議長に一任を願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 異議なしと認め、そのように決定したいと思います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――         ◎日程第20 閉会中所管事務調査等申出について ○議長(原田達也) 日程第20、閉会中所管事務調査等申出についてを議題とします。  各委員長から会議規則第72条及び第74条規定により、所管事務調査等申出一覧表とおり閉会中所管事務調査等及び継続審査申出がありました。  お諮りします。  各委員長から申出とおり、議会運営に関する事項及び議長諮問に関する事項については議会運営委員会に、各常任委員調査事項及び審査事項については所管各常任委員会が閉会中所管事務調査等及び継続審査を実施することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 異議なしと認めます。  よって、各委員長から申出とおり、閉会中所管事務調査等及び継続審査を実施することに決定いたしました。  これで、全日程は終了しました。  閉会に当たり、町長より挨拶があります。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 令和4年3月議会定例会閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  議員各位におかれましては、3月8日初日以来、多数議案につきまして、慎重なる御審議をいただき、適切な御決定を賜りましたことに対しまして、厚くお礼を申し上げます。今定例会におきまして、議員各位から頂きました御意見、御指摘等につきましては、しっかりと受け止めさせていただき、今後町政運営に当たってまいります。また、令和4年度当初予算をはじめ、今年度から繰越予算につきましても、適正執行に努め、町民暮らし安全・安心確保と、活力と希望ある「愛顔あふれるまちづくり」を推進してまいりたいと考えております。  また、初日当初予算提案説明中でも申し上げましたように、令和4年度は、第3次総合計画前期基本計画スタート年となりますので、引き続き、まち・ひと・しごと総合戦略をはじめとした各種計画下、将来愛南町姿を見据えた施策見直し、再構築を図りながら、特色ある農林水産物、豊かな自然や伝統・文化など愛南町自然を最大限に生かした事業を展開してまいりたいと考えておりますので、議員各位御理解と御協力をお願い申し上げます。  さて、先月12日には、魅力ある持続可能な四国地域づくりを支援するローカルSDGs四国におきまして、河内晩柑であります愛南ゴールドを使ったまちづくりを提案・実践している南宇和高校が、ユース部門で見事、大賞に輝きました。審査員からも「国際的な視野広がりや地域活性化など多様な成果を出している本物活動」と高く評価をされました。  愛南ゴールド存在をアピールしていただきましたことは誠にありがたく、今後においてもさらなる挑戦に期待するものでありますが、ちょうど、本日、徳島市で開催されました「エシカル甲子園 2021」にも四国ブロック代表として出場され愛南ゴールドと特産マダイをコラボいたしました商品開発、東京五輪・パラリンピック選手村へ食材提供、海洋ごみ回収取組など、その成果や今後展望などについて発表されたことと思います。  また、先月2日には、学校法人松山大学と連携協力協定を締結をいたしました。松山大学には、これまでも、コロナ禍で流通が滞り社会問題となった養殖マダイ消費拡大に向けたプロモーション活動を積極的に実践をしていただきました。学生柔軟な発想・企画力など、若い力から生まれたこの取組は、産学官連携事業、愛南マダイ応援プロジェクトに発展し、最終的に松山大学と愛南町連携協力協定に結びつきました。今後は、この協定に基づき、産業振興や人口減少対策、安心・安全環境共生まちづくり、人材交流や育成など課題に連携して取り組んでまいります。  最後になりましたが、今週に入り急に暖かくなり、桜便りも近づいてまいりましたが、春寒はまだひとしお、議員各位におかれましては、くれぐれも御自愛いただき、ふるさと愛南町ために、ますます御活躍されますことを祈念申し上げまして、3月議会定例会、閉会に当たって挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。 ○議長(原田達也) これをもって、令和4年第1回愛南町議会定例会を閉会します。               午後 6時59分 閉会 上記とおり会議次第を記載して、その相違ないこと証するため署名する。        議     長        会議録署名議員        会議録署名議員...