東かがわ市議会 2020-12-02
令和2年総務常任委員会 本文 開催日:2020年12月02日
付託されている2議案につきまして、上村市長から既に説明を受けておりますが、委員各位におかれましては、円滑に議事を進め、更に納得のいくまで議論され、適正妥当な議決に達せられますよう切望してあいさつといたします。
6:
◯久米委員長 ありがとうございました。
これより会議を開きます。
ただいまの出席委員は定足数に達しております。よって、委員会条例第16条により、委員会は成立いたしました。
御案内のように、当委員会に付託されておりますのは、配付されております委員会付託区分表のとおりでございます。
議案の審査の進め方については、配付しております審査日程表のとおり、担当課より補足説明を受けた後、質疑、討論、採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
7:
◯久米委員長 御異議なしと認めます。
それでは、議案第2号 東かがわ市若者定住促進条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
地域創生課からの補足説明を求めます。
酒井地域創生課長。
8:
◯酒井地域創生課長 皆さん、おはようございます。それでは補足説明させていただきます。
若者定住促進条例の一部改正について、今回の改正の概要は、昨日、市長からの提案説明のとおりでございます。なお、追加資料1ページに、この条例に基づく補助金の年度別件数、中古住宅購入に係る年度別の補助上限額への未到達の件数、空き家リフォーム事業補助金の状況を審議資料として提出しております。
今回の改正では、この資料の2にあります補助上限金額への未到達数の多さを鑑み、補助率を引き上げております。平成23年度から令和元年度まででは、中古住宅への補助65件中38件が補助上限額の50万円に達しておりません。これを補助率50パーセントに引き上げたと想定しますと、これまでの65件のうち63件が補助上限に達することとなります。
また、その下にあります3、4で空き家リフォーム事業補助金の資料をお付けしておりますが、中古住宅に関しましては、若者定住促進補助金に併せて空き家リフォーム事業補助金や耐震助成制度を活用すれば、新築建売住宅の補助上限額100万円以上の支援ができるようになっております。
補足説明は以上です。よろしくお願いいたします。
9:
◯久米委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
それでは、質疑のある方は挙手願います。
中川委員。
10: ◯
中川委員 おはようございます。先ほど、追加資料で説明を受けました。その中で、中古物件に関してということで説明を受けたんですが、この中古物件の定義といいますか、どの範囲からとか、その限定はどうお考えなんでしょうか。
11:
◯久米委員長 橋本主査。
12:
◯橋本主査 中古物件の定義に関してなんですけれども、基本的には過去に居住者のいらっしゃった物件というふうに定義しております。
13:
◯久米委員長 中川委員。
14: ◯
中川委員 希望されてる住民の予定の方が、今言われた中古物件は全体として登記してる分の物件やと思うんですけど、それにはこれは耐震でも基準がきつくなったのは、神戸の震災から以後、基準がきつくなりました。先ほども言われた耐震の補助金とかほかの補助金も合わせたら、若者のその希望者の希望に沿える金額にしたいということだと私は理解しとんですけど、その中古物件もいろいろな中古物件があると思うんです。もう古いと言やあ、今、古民家を再生するようなものも中古物件ですね。それとか、民間の分譲会社が建てて、まだ売れてないんですけど、経年、2年、3年以上経ってる分も、これ現実に言うたらもう中古ですよね。その辺りの見方いうんは、受けた時点でどうお考えになるのか、最後にお聞かせください。
15:
◯久米委員長 橋本主査。
16:
◯橋本主査 御指摘いただきました点につきまして、建売で既に分譲されておるものにつきましては建売というくくりがございまして、それにつきましては、新築物件と同様の補助を現状しております。
以上です。
17:
◯久米委員長 ほかに質疑のある方いらっしゃいますか。
大田委員。
18:
◯大田委員 この条例は、若者の東かがわ市での住宅取得に対して支援金を講じることにより、市内への定住を促進する目的として施行されております。平成23年度10月より、5年ごとで行っております。その際に、今年度は3年になっております。それについてお伺いいたします。
19:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
20:
◯酒井地域創生課長 執行を延ばしまして3年とさせていただきました1つの根拠としましては、やはり将来的に見直していかなければならないということは当然あろうかと考えております。そういった制度を踏まえて、1年ごとに見直すことも当然必要ですし、今後、大きいセットとしては3年は見ていきたい。ただし、当然、その中にはそれを待たずにもう考えていかなければならない機会もありますので、まず大きい目標としては3年間これをやっていきたいというようには考えております。ということで、5年とか10年とかいうスパンでなくて、永年でなくて、見直すことも加味しまして3年ということでさせていただいております。
21:
◯久米委員長 大田委員。
22:
◯大田委員 先ほどの答弁で、平成30年度に5パーセントから10パーセントに見直しております。そういうことも踏まえて、そういうことがあると理解してよろしいでしょうか。
23:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
24:
◯酒井地域創生課長 そのとおりでございます。
25:
◯久米委員長 大田委員。
26:
◯大田委員 市長は昨日の提案理由の中で、中古物件の購入に関しては空き家リフォーム補助や耐震制度等も併用できるケースもあることから、補助金の上限枠は現状維持すると述べられております。昭和57、8年くらい以降建設された物件は、もう耐震はされております。そういうことは、優良物件になると考えます。先ほどの課長の説明の中で、補足資料の1ページ、令和元年7件の未到達があったいうことが示されております。この年だけが突出しているのか分かりませんが、そうしたことも踏まえまして、今のこの10パーセントから50パーセント、それは本当に若者に対していいことだと思います。しかし、500万円以下の中古物件に関しては50万円の上限がございます。そうしたことによってこの件数は少なくなってくるか分かりませんが、500万円以上の中古物件ございます。市のホームページの空き家バンク登録制度、そちらのほうも調べましたところ、件数的に言いましたら、450万円以下が10件ぐらいですね。11月30日現在です。それで、500万円以上、1,000万円以上が14件ございます。そうしたところは、500万円以下に対しては50万円のところにこれはいけると思うんですね。だけど、それ以上のところに関しては何のメリットもないような気がいたしますが、その点についてどういったお考えかお伺いいたします。
27:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
28:
◯酒井地域創生課長 先ほど冒頭の市長のあいさつにもありましたとおり、新築建売の取得につきましては100万円が上限ということで、中古に関しましては50万円ということでございますけれども、空き家リフォームの制度を活用していただく等をして、新築と同等、それ以上の支援を行政としてはできるなということで、パッケージとして捉えております。そういった意味も込めて、今回は補助上限額は変えずに、なるべく補助上限額に達するものの件数を増やすということを込めまして補助率を引き上げたいうことでございます。
29:
◯久米委員長 大田委員。
30:
◯大田委員 それは分かっております。私が聞いたのは、中古物件でも優良な物件、500万円以上とかそういうところがあります。例えば600万でしたら、半分だったら300万ですよね。でも、ここで50万円の縛りがございますね。そういうことを言ってるんですが、そこのその辺りの物件に関してのお考えはいかがですかということを聞いてるので、それについて答弁お願いします。
31:
◯久米委員長 橋本主査。
32:
◯橋本主査 委員御指摘の点につきまして、先ほどの課長の答弁と重複する部分もあろうかと思いますが、空き家バンクを見ていただきました香川県の空き家暮らしに登録されている物件かと思うんですけれども、あちらに登録されております物件につきましては、空き家リフォームの補助を受ける場合には前提条件がございまして、あちらのサイトに登録されている物件であるということが必要になってまいります。仮に、委員御指摘の500万円の物件を購入されたとしたら、若者住宅の取得としては50万円が上限になってまいりますけれども、あそこに登録されておれば、空き家リフォームを活用することができてまいります。それを受けた場合には、150万円までの上限を受けることができてまいります。また、住宅の取得に関しましては、平均取得価格等を確認しましたところ、新築物件につきましては大体2,500万円程度、中古物件につきましては大体700万円程度となっておりますので、その取得額の割合からも一定差を付けていくのが合理性があるのかなというふうに考えております。
以上です。
33:
◯久米委員長 大田委員。
34:
◯大田委員 私が聞いてるのは、そのリフォームの中に、昭和58年ということになったら1980年、そのくらいの物件もあるんですよね。そしたら、もうリフォームも耐震もしなくても、中古物件でもかなり高い金額ですよね。そういったことを望んでる若者もいらっしゃると思うんですよね。だから、500万円以下、その辺りのところで満額の50万円が、ちょっとのことで40万円、例えば30万円、20万円、満額50万円行ってないところはよく分かります。しかし、それ以後のこの件数を見ても、そちらのほうが多いわけですよね。そしたら、そこに関しましては、50パーセントのところで、先ほども言いましたように600万円でしたら300万円ですよね。新築も一緒ですよね。だけど、そこは50万円でないですか。そういうところにお考えはなかったのですかと聞いてるから、そこに関してはないのだったらない、あるのだったらあると、そういうお答えを頂きたいと思います。
35:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
36:
◯酒井地域創生課長 優良な中古物件で、ある程度価格の高い物件についての話だと思いますけども、これにつきましては、この条例改正を提案してますこの条例の中の補助金で考えましたら、新築建売物件とのバランスというのを加味して据え置くということで考えました。
37:
◯久米委員長 ほかに質疑のある方いらっしゃいますか。
大田委員。
38:
◯大田委員 この若者定住、市長も本市の最重要課題と考えてるということをいろんなところで述べられております。新築を購入する方もおいでます。それから、新築にはちょっと届かないけども、定住したいという方もいます。それは同じく、東かがわ市の同じ若者ですよね。そしたら、その若者たちがこの若者定住事業に乗っかって、1人でも多くの方が定住していただける、そういうことだと思うんですよね。そうした場合、この条例、出てきてますけど、先ほども何度も言ってるように、その辺りのところも加味すると、少し納得のいかない点があるんですが、例えば市長は定例会で、平成29年度、10年間の期間で策定した東かがわ市空き家等対策計画について、中間見直しのため令和3年度に空き家の実態調査を予定しているいうことも示されました。これ作った当時は新築だったんですが、それから10年経っております。そしたら状況も変わってきて、空き家がいっぱい増えてきております。その辺りも踏まえてすると、ちょっといかがかないうところがあるんですが、その点についてはいかがでしょうか。
39:
◯久米委員長 市長。
40: ◯上村市長 若者世代に移住、定住していただく、そのための住まいをどうしていくかという点につきましては、委員御指摘のとおりだと感じております。住宅に関しましては今回の提案を、住宅の中でもまた中古物件に関しては今回のような提案をさせていただいておりますし、また働く場であったり生活環境というところで複合的にパッケージ的に考えていくことというのが最も重要でないかなと思っております。
この中で、中古住宅を考えるときに、例えば先ほど職員からも申し上げましたとおり、新築、あるいは建売の家を取得するときと、その中古物件を取得するときのまた金額も大きく変わってきます。そことの差というのも考えなければならないですし、委員御指摘のとおり、優良物件であればという話でも申しますと、それこそ新築の物件でも、例えば1,500万円の家もあれば2,500万円、3,000万円、それをもっと超える家もあるわけで、ただその中でも補助という形は一定にさせていただいての割合、上限の中でやらせていただいております。なので、実際にその上、もっといい家をというところの方々に関しましては、それなりの投資が市民の皆さん個人で必要となってきますし、ただそこで少しでも取得できるように今回の補助政策を考えておりますので、そこのバランスであったり、そこに対する投資に見合った形での提案をさせていただいてるところでございます。
41:
◯久米委員長 ほかに質疑のある方おられますか。
朝川委員。
42: ◯朝川委員 市長に確認をさせていただきたい。先ほど、酒井課長から3年間の時限での今回の提案ということで、その3年間でも見直す必要が出てくれば見直しをする、そういう検討するというようなことの説明だったんですけど、そういうことで今後、現状の今回の提案をそのまま行った中ででも、来年度、再来年度中により良い効果がもっと上がるという見通しが出れば、その条例改正の提案の可能性があるというふうに受け止めとってよろしいですか。その点だけお願いします。
43:
◯久米委員長 市長。
44: ◯上村市長 委員御指摘のとおりでございます。3年間という形で条例上は組んでおりますけども、必要があれば毎年の見直しもしていきたいと考えております。特に、来年度に当たりましては、さきの定例会の中でも申し上げておるところではございますが、まずは市内の中古物件というか空き家の状況、その空き家に住めるのか否かも含めて、どの地域にどれぐらいのどの程度の空き家があるのかという調査も、現在、検討を進めております。加えて、空き家リフォームのほうで、市内の事業者だけでなく、そのリフォーム事業者は市外の事業者にも対象にしていいんでないかという議論も進めております。なので、来年度1年もそうですし、またそれ以後も、空き家そのものの状況もそうですし、行政から提供している各種支援策や制度の変更によって状況は変わってくるというふうに感じておりますので、その点に関しては柔軟に対応していきたいと考えております。
45:
◯久米委員長 ほかに質疑のある方いらっしゃいますか。
大田委員。
46:
◯大田委員 先ほど同僚委員が見直しの方向があるということをお考えになってるいうことをお伺いしましたので、またこの50パーセント、上限が50万円、それらが良いか悪いか、またその辺りもしっかりと、これ条例改正しまして4月から施行されますよね。そうした中で検証しながら、もっと必要なもっとより良いところがあるのであれば見直していただけると再度確認したいんですが、そういうことでよろしいでしょうか。
47:
◯久米委員長 市長。
48: ◯上村市長 委員お見込みのとおりでございます。中古物件全体であったり、市からの助成制度や制度変更によるその影響を鑑みながら、都度、見直していきたいと考えております。
49:
◯久米委員長 ほかに質疑のある方いらっしゃいますか。
(「なし」の声あり)
50:
◯久米委員長 なければ、これにて質疑を終結いたします。
ここで暫時休憩します。
(午前 9時54分 休憩)
(午前10時05分 再開)
51:
◯久米委員長 休憩を解いて再開します。
これより、議案第2号の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
52:
◯久米委員長 ないようですので、これにて討論を終結いたします。
これより、議案第2号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
53:
◯久米委員長 御着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第2号 東かがわ市若者定住促進条例の一部を改正する条例の制定については、原案のとおり可決することに決しました。
続きまして、議案第12号 指定管理者の指定について(翼山温泉)を議題といたします。
地域創生課からの補足説明を求めます。
酒井地域創生課長。
54:
◯酒井地域創生課長 それでは、指定管理者の選定についての概略を御説明させていただきます。
8月14日に募集告示を行い公募を開始したところ、まず7者から参加表明書の提出がありました。10月9日に申請書類の提出期限として募集しましたが、最終的には今回御提案のkanemitsu株式会社1者から指定管理者指定申請書の提出があり、受理いたしました。申請書類を確認し、10月30日に指定管理者選定審議会に選定の適否について諮問した結果、指定管理候補者として指定することが適当であるとの答申を受け、提出された事業計画書なども精査し、同者を指定管理候補者として選定したものでございます。
また、本件の審議資料といたしまして、候補者提出の事業計画書、収支計画書、利用者数計画書、指定管理者選定審議会の議事録、候補者の事業実績、これまでの指定管理料の推移及び翼山温泉の修繕料の推移を追加資料として提出しております。
なお、以前から施設の老朽化も課題となっておりますが、営業継続に支障のある設備系の修繕費として本議会へ補正予算として併せて上程しております。
以上、補足説明とします。よろしくお願いいたします。
55:
◯久米委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
それでは、質疑のある方、挙手願います。
田中久司委員。
56: ◯田中(久)委員 3点ほどお伺いしたいと思います。
まず1点目、料金設定。500円という料金設定について、どう今後お考えになっておられるかお聞きしたいのがまず1点です。
あと、従業員の雇用計画について、既存スタッフの再就職等も含めて今後の計画、分かる範囲でお聞かせ願いたいと思います。
あともう1点、ほかの観光資源、例えばキャンプ場とかほかの観光資源との連携についても議事録の中にもうたわれていましたけども、行政としてどのような形でそれを支援していくのか、具体的なお考えがあるのであれば、それをお聞きしたいと思います。また、新たな取り組みとかいうんを考えておられるんでしたら、それも含めてお伺いしたいと思います。
57:
◯久米委員長 では、分かる範囲で。
佐藤グループリーダー。
58: ◯佐藤グループリーダー まず、料金設定でございますけども、今現在の条例上の400円という形でございますので、計画のほうでは400円という形で提案がございます。
それと、雇用計画につきましては、選定審議会のほうの資料9ページのほうにも、選定審議会時に確認したところがございますけども、9ページの一番最上段のところでございますけども、経営に当たっての人数配置等を確認したところ、大体7、8人程度の利用で計画しておるようでございます。それと、先ほど質疑のあります再雇用につきましては、また今現在の指定管理者とkanemitsu株式会社とのほうでのまた協議の中で決定していただけるかなと思っております。
それと、観光資源のほうにつきましては、課長のほうから申し上げます。
59:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
60:
◯酒井地域創生課長 周辺の観光施設との連携、行政としてどう考えるかというところでございますけれども、もちろん今回指定管理いただく業者の方にもしっかりと地域との連携を取っていただきたいと考えておりますけど、私どもとしましても観光協会と連携しまして、観光連携会議等に参加していただくということを踏まえながら、地域の観光事業者とまずは顔見知りになっていただく。その後、いろんな事業、例えばパッケージの割引券とかそういうのも考えていただいたらと思いますし、それから地域の住民の皆さんとも話せる機会もできたらつくっていって、地域の皆さんと一体となって温泉を盛り上げていただくということができたらなと思っております。
以上でございます。
61:
◯久米委員長 井上委員。
62: ◯井上委員 まず、収支計画の部分を見るに当たって、現状、現況がどうなっておるかということであります。令和2年度の11月はもう急なんで無理ですが、4月から10月まで、その月の入場者数、入浴者数、それについてお聞きしたいと思います。
63:
◯久米委員長 古井主査。
64: ◯古井主査 今年度の入浴者数を含めました総利用者数の実績でございます。4月から10月までの累計を前年度と比較をいたしますと、前年比で55パーセントの利用者となってございます。
本年10月の総利用者数につきましては、3,581名で報告が上がってきております。
以上です。
65:
◯久米委員長 暫時休憩します。
(午前10時14分 休憩)
(午前10時14分 再開)
66:
◯久米委員長 休憩を解いて再開します。
古井主査。
67: ◯古井主査 本年の4月から10月の累計の利用者数でございますけども、2万2,395名となってございます。
以上です。
68:
◯久米委員長 井上委員。
69: ◯井上委員 コロナ禍ということで、大変お客の数が減っておるということで、その辺りを想定してこの収支計画書も出てきたんだろうと思います。この資料の表を見てみますと、それぞれ会社概要また事業計画の中でも調べ尽くしたというふうな先方の考えの中でのこの定義ということであります。当初は赤字赤字、令和5年度で黒字、7年度で営業損益黒字、こういう数字になっておるんですが、執行部側としてこの数字が、チェックしたんだろうけど、これのとおり行くと思っておるんでしょうか。その点についてお答え願います。これから先、不透明なことは確かに分かるんですが、その辺りのトータル的な考え、これをお示し願いたいと思います。
70:
◯久米委員長 佐藤グループリーダー。
71: ◯佐藤グループリーダー まず、収支計画のほうの令和3年度、令和7年度の計画の赤字の部分でございますけども、それに伴います下段のほうの利用計画数のほう、先ほど申しましたようにコロナ影響のところも加味しての来館人数と想定をしておりますけども、大体6万人から7万人で推移をしとった施設でございますので、それに近くなれば、そこの赤字の部分、収益の部分も少し低くなってくるかなと、そういった見込みは持った上で、こちらを提出を受けて精査したところでございます。
72:
◯久米委員長 井上委員。
73: ◯井上委員 それと、審議会の議事録等にも載っておるんですが、修繕料1,000万円を想定しておるという言及があります。その点について、過去のいろんな修繕等記載されておりますが、1,000万円ということでどのようなことを想定されておるのか、その点についてお聞きしたいと思います。
74:
◯久米委員長 古井主査。
75: ◯古井主査 前回の閉会中の調査案件のときにも申し上げたように記憶しておりますけども、大物で言いますと、ボイラーそれからサウナヒーターの交換が必要かと考えてございます。サウナにつきましては、本定例会の補正予算で上程をさせていただいております。それから、それに付随する細々な修繕物は、今後、発生はしていくのかなと想定はしております。
以上です。
76:
◯久米委員長 井上委員。
77: ◯井上委員 先方の事業計画の中で言いますと、4ページ、修繕業務、ここのところに言及されておるんですが、今までの経験を生かして日々の点検等で修繕対応を行うと、異常があれば早急に、そういうことで書かれております。その点、10万円という金額の設定があって、10万円以上は役所がという協定書の内容になるんでしょうが、先方が徹底的にそれぞれの箇所箇所を点検していく場合、施設としての老朽化、これはもう誰もが認めておると思います。だから、幾らでも、これが悪い、これが悪い、この点が悪いということが出てくる可能性があります。その点についてどのように執行部側はするのか、その点についてお答え願いたいと思います。
78:
◯久米委員長 佐藤グループリーダー。
79: ◯佐藤グループリーダー 当然、市のほうとしましては、施設の安全に関わるような故障であったりとか補修が必要な箇所については、もう市のほうが修繕費用として投資をせざるを得ないかなと考えますが、日常の点検業務につきましては、こちらのkanemitsu株式会社のほうの業種のほうにも総合ビルメンテナンス業というようなところもありますので、そういったノウハウを活用していただいて、そういった修繕費の軽減を図っていただくとか、そういったところを協議してまいりたいと考えております。
それと、修繕につきましては、またこちら指定を受けました協定書も巻きますので、リスク負担というような考え方もございますので、そちらの中で協議をして実施してまいりたいと考えております。
80:
◯久米委員長 井上委員。
81: ◯井上委員 協議をしてということでありますが、もう今までのいろんな指定管理の部分を見てみますと、多分に役所側におんぶにだっこ、そういった感が感じられます。これは私だけかもしれませんが、そういったことで感じております。その点、安全面、これは当然、役所のほうが対応しなければならないと思いますが、その点十二分に、とにかく指定管理料が1,100万円、5年間で5,500万円。これはもうどこからお金持ってくるか、福祉とはいえ、これだけの税金、一般財源で投入するわけです。だから、公平性、妥当性、過去の委員会の中でも議論がありましたが、その点、結局、利用する人はもう固定されとるんですわ。前回、前々回の資料でしたか、固定客がもう45パーセントということでもあります。だから、その固定客に対してこの1,100万円という金額を投入するような、一方から見ればそういう形で取られます。その点、過去にいろいろ議論があって今回こういう形になりましたが、その辺りの公益性、妥当性、この点を十二分に踏まえた上で今回この提案になっとんですが、その点、十二分に理解していただいて、特に協定書の部分、リスク負担の部分、その点に留意願いたいと思います。その点について、答弁願います。
82:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
83:
◯酒井地域創生課長 もちろん、現場のこの指定事業者からはいろいろ多分要望が出てくると思っておりますが、先ほども佐藤リーダーのほうから説明がありましたとおり、まずは安全性は担保していくというところの市としてのスタンスで、そういったものにつきましては市のほうで検討していかなければいけない修繕事項だと思っております。ただ、この
総務常任委員会で今まで議論していただきましたとおり、市の方向性としては基本的に大きいスタンスとすれば廃止の方向でございます。そういった中で、この翼山温泉の建物を大きく長寿命化させるということは非常に難しいかなと考えております。そういった観点も踏まえながら修繕事項については検討していって、安全性とそれから設備面については、できるだけ対応できるものは対応していくということで考えていきたいですし、お客さんが固定化してますという話につきましては、先ほど観光の話もさせていただきましたけど、市民の方にもたくさん入っていただくように、私どももしっかり周知をして、またそれから指定事業者のほうからのサービスとPRもしっかりしていただいて、皆さんでたくさん入っていただくような行政としての努力もしていきたいと思っております。
以上です。
84:
◯久米委員長 ほかに。
工藤潔香委員。
85: ◯工藤(潔)委員 指定管理者が決まったということは大変喜ばしいことでございますが、やはり市民の立場としては、指定管理者が変わって、新たな試みですとかサービスという面でどういうものがあるのかというところだと思います。現指定管理者と大きく変わるような内容が今の時点で分かっていることがあれば、お聞かせ願いたいと思います。
86:
◯久米委員長 古井主査。
87: ◯古井主査 特段の大きな変更はないかと思っておるんですけども、まず営業時間につきましては、午前10時から午後9時までということで、今現在と変わりございません。細かいところになるかもわかりませんけども、定休日が今もございますが、月に1日なのが月に2日に増える予定でございます。
あと、自主事業の話になるんですけども、宿泊の事業を今、停止というか受入れをしておらない状況なんですけども、一応4月から宿泊客も受入れを再開するという予定でございます。
以上です。
88:
◯久米委員長 工藤潔香委員。
89: ◯工藤(潔)委員 それと、資料の中でも、キャンプ場や周辺施設との連携を図るとありましたが、こういうような取り組みを今後していく場合、市のほうにしても周知の方法として市のホームページ等で、今後、市民の皆さんに周知していくのか、そこら辺りお伺いいたします。
90:
◯久米委員長 佐藤グループリーダー。
91: ◯佐藤グループリーダー 御提案のとおり、当然、他の施設もそうなんですけども、指定管理者と連携して実施してまいりたいと考えております。
92:
◯久米委員長 ほかに質疑のある方いらっしゃいますか。
大田委員。
93:
◯大田委員 何点か質疑させていただきます。まず、資料を頂きましたkanemitsu株式会社の概要の中で、2ページ、運営方針のところで、「kanemitsu株式会社事業部Iの所属としながら」ということがあるんですが、これはどういうことか説明いただきます。とにかく、親会社とかそういうほかのがしとるということですか、ではないんでしょうか。
94:
◯久米委員長 佐藤グループリーダー。
95: ◯佐藤グループリーダー kanemitsu株式会社としての事業の部署の捉え方のくくりの名称でございますので、親会社とかそういったものではございません。
96:
◯久米委員長 大田委員。
97:
◯大田委員 先ほど同僚委員が言った点で、2点、再度確認いたします。
まず1点目、人件費のことですが、資料の8ページ、これだけ自主事業で先ほども言ってた宿泊施設、そちらもするということで、このフロントサービスから1人、2人、食堂調理人1人、それから清掃1人、こういう体系で交代しもって7、8人というんでしょうけど、これかなり老朽化してる施設ですので、清掃等、相当人数がかかると思うんですが、その点はいかがかということと、もう1点、収支計画表、先ほど質疑があったと思うんですが、先般頂いた資料の中に翼山温泉決算額詳細という表がございます。その中で、31年度、指定管理料846万8,000円です。それで、入浴者数は6万7,410人。こういう状況の中でも営業損益280何万円と出ております。こちらのほうしっかりと検討されたと思うんですが、ここでは令和7年度に営業損益は700万円黒字ということを示されてるんですが、その辺りはちょっと理解しにくいので、説明いただけたらと思います。2点。
98:
◯久米委員長 佐藤グループリーダー。
99: ◯佐藤グループリーダー まず、人件費の考え方でございますけども、御提案にあります7、8人というところに関して、常時雇用してシフトとして正規雇用のほうの人数かと捉えますけども、それ以外の部分、例えば清掃であったりとかいう部分に関しては、パート、時間雇用とかという対応でするというようなことではお伺いしておりますので、この7、8人プラスアルファの人数で運営は賄うかなと聞いております。
100:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
101:
◯酒井地域創生課長 令和7年度の収支計画で最終700万円ほどの黒字という計画ということで、できるのかということだと思いますけれども、これにつきましては、入浴者数につきましては、今、創裕にやっていただいてるものと、今年はちょっと違いますけど、昨年までと同様の入浴者数を見込んでおりまして、こんだけの黒字が出るのかという話なんでしょうけど、計画によりますと、これにつきましては管理費のほうである程度、この会社のノウハウ、テクニック等を駆使して抑えていくことによりまして、そういった利益を上げていこうということだと思っております。そこに関しましては、この会社自体がそういったノウハウをたくさん持っているというふうに私は判断しております。
以上です。
102:
◯久米委員長 大田委員。
103:
◯大田委員 それでは、現在の指定管理者が今、創裕が管理してくださっていると思うんですが、翼山温泉に対して従業員は何人いるのかお伺いいたします。
それと2点目ですが、管理費とおっしゃいましたが、これ電気代、水道代、年間120万円から130万円とありました。その辺りは、要るものは要るとして、どの辺りを工夫されるのかちょっと分からないんですが、2点お願いします。
104:
◯久米委員長 古井主査。
105: ◯古井主査 まず、現在の翼山温泉の従業員数なんですけども、正社員が1名のパート6名、計7名で聞いております。
それから、先ほどの管理費のどの部分を工夫するかという点なんですけども、細かいところを確認いたしますと、人件費ですとか、あと本社の管理費ですとか、そういったところを抑えて計上されております。
以上です。
106:
◯久米委員長 大田委員。
107:
◯大田委員 ちょっと私、分かりにくいんですが、管理費の中に人件費が含まれてるんですか。指定管理の中でないんですか。提示されている3,000万円の中に先ほど言った7人の人件費が含まれていると理解することですか。数字が合わんだろう。
108:
◯久米委員長 答弁を求めます。
酒井地域創生課長。
109:
◯酒井地域創生課長 指定管理委託料の中に、その人件費とかも計算して市のほうから出す予定でございますけれども、事業者の計画としての出ていくお金としての人件費として管理費の中に含まれておるということでございます。
110:
◯久米委員長 大田委員。
111:
◯大田委員 ちょっと理解に苦しむんですが、例えば120万円から130万円の電気代が要りますね。そうすると、管理費の中で1,500万円になりますよね。そのほか、いろんなところの管理費があると思うんですよね。例えばメンテナンスとか、そういうのでこの管理費がここに含まれていると理解してたんですけど、今、何か人件費がここに入っているいうことを言われたので、ちょっと分かりにくいので質疑してるので、例えば7人がどのくらいの人件費か分かりませんけど、パートにしましてもやっぱり1年間働いていただくのであればそれなりの報酬を支払うと思いますので、そこら辺が7人掛ける何百万円にしたら、これよく分からないんですけど。
112:
◯久米委員長 佐藤グループリーダー。
113: ◯佐藤グループリーダー まず、管理費の3,000万円の内訳の中には、当然、人件費が入ってございます。それと、管理運営するに当たっての例えば光熱水費であったりとかいう費用が含まれておりますし、その人件費の部分に関しては管理運営をするに必要な人件費ということで数値を積算したものがこの3,000万円という積み上げになっておりますので、含まれておるという考え方でございます。
114:
◯久米委員長 大田委員。
115:
◯大田委員 管理するための人件費と理解すればよろしいですね。
116: ◯佐藤グループリーダー はい。お見込みのとおりでございます。
117:
◯久米委員長 ただいま収支計画書について幾つか質疑がありました。この辺り、ほかの委員でおありの方、是非。
大田委員。
118:
◯大田委員 何でこういう質疑をするかというと、本当に今までの指定管理者ができなかったことを、今度新しい方が市民のためいうことで手を上げていただいて5年間やってくださるということに決定してるのであれば、できるだけ本当にその方に頑張っていただきたいという思いもあるからこそ、こういう質疑をしてるんですけど、例えばこの5年間でこれだけの数字を出されてること、本当にいろいろ検討されたと思うんですけど、私たちにしてみれば、ちゃんとそこら辺りを審議していただかないと、5年間といってもすぐ5年間ぐらい来ると思いますので、今、質疑しております。
続けてよろしいですか、委員長。
119:
◯久米委員長 はい。
120:
◯大田委員 先ほどの同僚委員が言ってましたが、指定管理を受けていただいて、これ大規模改修はしておりません、この施設において。それで、委員会の中でも、耐用年数は令和3年4月であと9年くらいということを聞いております。それで、この建物は平成2年4月に2億5,000万円ぐらいで建てた施設と聞いております。
そうした中、令和元年8月の
総務常任委員会閉会中の調査時の資料の中で、翼山温泉の大規模改修には必要経費2億円とありました。そして、この改修財源は合併特例債等を想定していること、令和5年までに要予算計上ということを説明いただきました。先ほど、ある程度安全なところを直していくとおっしゃってたんですが、もしも大規模改修とかが発生した場合、市の方向性としてどのようにお考えになっているのかお伺いいたします。
121:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
122:
◯酒井地域創生課長 この
総務常任委員会の閉会中の案件としても御審議いただいた、私どもが提案しているとおりでございまして、建物に大規模改修、今の建物はどうしても使えない状態になってきたというものでありましたら、もうこの建物自体は廃止、やむを得ないと考えております。
123:
◯久米委員長 大田委員。
124:
◯大田委員 そしたら、この5年間の間にそういうことが起こったとしたら、指定管理者と協定等は巻いてると思うんですが、その時点で廃止となるんですか。
125:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
126:
◯酒井地域創生課長 そのケースもなきにしもあらず、可能性もあると思ってますので、そういったときには指定管理者も協議は必要ですけれども、その旨をお伝えしていかなければならないなと考えております。
127:
◯久米委員長 井上委員。
128: ◯井上委員 今の話なんですが、極端に大規模という場合はもう建物は廃止するということで、ちょっと微妙なニュアンスだったと思うんですが、もう一度、その温泉施設自体はもう廃止するというのか、どういう意味でおっしゃったんでしょうか。その点、答弁願いたいと思います。
129:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
130:
◯酒井地域創生課長 閉会中の委員会で御審議いただいた方向性で言いましたら、基本的には温浴施設は集約していくという話でございますので、建物を廃止するということにつきましては基本的に温浴施設を廃止するというようになってくると、今現時点では考えております。
131:
◯久米委員長 井上委員。
132: ◯井上委員 その廃止の部分は役所側の部分であります。一方で、指定管理者のkanemitsu株式会社の都合と申しますか、それでこの指定管理を辞退したいというようなことが発生した場合にはどう対応されるのか、その点についてお答え願います。
133:
◯久米委員長 佐藤グループリーダー。
134: ◯佐藤グループリーダー そちらに関しましても、リスク負担というようなところの考え方もございますけども、基本的にkanemitsu株式会社側、指定管理者側から運営がもう継続が困難であるというような提案をこちら市としても受けることはできますので、その受けた際に協議をしていくような形になろうかと考えております。
135:
◯久米委員長 井上委員。
136: ◯井上委員 kanemitsu株式会社、県の指定を受けて、ルポール讃岐、これを運営しておるということであります。ところで、執行部側は、実際、このルポール讃岐、現地に行って見たんでしょうか、その点。また、ホームページ等もありますが、その点チェックといいますか、閲覧しておるのかどうか、その点についてお答え願います。
137:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
138:
◯酒井地域創生課長 ルポール讃岐を現地に見に行ったかどうかということにつきましては、私は最近は行っておりません。過去に会議等で行ったことはございます。
それから、ホームページ等につきましては、いろいろ中身を見させていただいたり、それに基づく企業の活動についてはヒアリングさせていただいております。
139:
◯久米委員長 井上委員。
140: ◯井上委員 それぞれの立場で忙しいいうのは分かります。課長は行ってないということでありますが、誰かやっぱり職員、担当課のほうで、これは見に行くべきであります。いろんな人、食事に行ったり等々でちらっとはあるだろうとは思いますが、やはり実態を把握しておくと、そういうことは必要であろうかと思います。
ホームページのほうも私も見ましたが、さほど情報発信の部分で、これはすごいなというようなことが見受けられません。事業計画等ではいろいろ話も出ておりますが、その点について、これはもう計画は計画ではあるんですが、これをやってもらわないと、この収支計画書、これはとてもでないけど無理だろうと思います。その点についてどう指導していくのかと、協定書の中の部分にも入るかもわかりませんが、その点についてお答え願いたいと思います。
141:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
142:
◯酒井地域創生課長 先ほど私どもの説明でもありましたとおり、双方で当然PRしていかなければいけないことでございますので、市のほうのPRも十分していきますけれども、事業者のホームページ等でも、こういった温浴施設を私たちが経営してますよということをしっかりPRしていくように求めていきたいと考えております。
143:
◯久米委員長 工藤潔香委員。
144: ◯工藤(潔)委員 先ほど同僚委員からの質疑にありましたように、建物の大規模改修は基本考えていないと、使えなくなった時点で廃止と、また温浴施設は集約していくというのが市の方向性ということでしたので、この新しく指定管理者が決まったこの5年間の間に、時代の流れや地域のニーズに合った新しい温浴施設の在り方というのを探っていくというのも大事と思うんですが、そこら辺り市の方向性として考えているのかお聞きします。
145:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
146:
◯酒井地域創生課長 この施設自体の在り方は、当然、メインとしては温浴施設ということであろうかと思いますけれども、ほかの民間の温泉施設に行きましても、そのお風呂に入るだけということでなくて、多機能な施設ということも考えられます。そういったことを指定管理事業者とともに研究もして、事業者に提案もしてみてということをやっていけれたらと思ってます。例えば、今の創裕の新しい施設でありましたら、私も新しいなと思ったのは、ああいったところに理髪店が入っているとか、何かそういった付加価値が付くようなサービスも検討できたらもっと人が集まるんでないかなと。市民の方が入っていただくことによって、入浴者数が増えることによって、さらにサービスが良くなっていく、付加サービスが付いていくという流れができてくればもっといいのかなと思ってますし、それに踏まえて、地域の皆様との話し合う機会などをこしらえた中で、市民へのサービス、それから市民に入っていただくという気持ちも作っていけれたらなというように考えております。温浴施設は温浴施設ですけれども、温浴施設でないような方向からの検討もしなければならないなというふうに考えます。
147:
◯久米委員長 ほかに質疑のある方。
大田委員。
148:
◯大田委員 先ほど同僚委員がルポール讃岐の視察は行ったかいうことで、職員のほうは行ってないということでございましたが、私は行ってまいりました。現在は、ここに書いてますが、料理のほうは新型コロナウイルス感染症の関係かやっておりません。これはもともと県が管理してたところを委託でkanemitsu株式会社が行っているということ。現在、宿泊もほとんどございません。新型コロナウイルス感染症関係でいうことだと思うんですが、そういった今、状況であるということは確認しております。
先ほどから何度も言うんですが、指定管理の人も商売人ですよね。もうけなあかんということですよね。そしたら、これ5年後、一応5年ぐらいまですると黒字になるかなということ。市の方向性としたら、大規模改修になったときは、もうそのときは協議をしながら廃止する方向に行くと。そしたら、この温泉施設を、これ耐用年数は10年ぐらいですね。しかし、これを市としては何もなかって存続できるのであればずっとしていくのか、ずっとこれを継続していくのかと、どこかで決断をしないといけないときが来ると思うんですが、そこに関してどのようにお考えになっているのか、市長にお伺いしてよろしいでしょうか。
149:
◯久米委員長 市長。
150: ◯上村市長 まず、市の全体的な方向性としては、先ほど地域創生課から申した方向性に変わりありません。委員御指摘のとおり、どこかで決断をしなければならないと思っております。それがまた市の都合なのか、施設の都合なのか、はたまた利用者それぞれのニーズの低下も含めた様々な複合的な要因があると思います。その点に関しましては、もちろんどこかで決断をしなければならないものではあると思っておりますので、それがいつになるかというところはこの場ではなかなか申し上げられませんけども、そういう決断をするときはもう十分覚悟はしております。
151:
◯久米委員長 大田委員。
152:
◯大田委員 それは市長がおっしゃるように、いつかはちょっと分からないと思うんですが、一応これはリミットというか耐用年数は10年というところは決まっておりますので、その後を例えばまたどういう形にするかいうことも踏まえて検討するということでよろしいんでしょうか。
153:
◯久米委員長 市長。
154: ◯上村市長 委員お見込みのとおりでございます。現在の温浴施設の建物も含めたそれぞれの事業をどうするかというのは、先ほど地域創生課長から申し上げたとおりでございますし、またその施設も含めたその地域をどうしていくかというのは、これはまた指定管理者もそうですし、地域住民の皆様とももちろんお話ししていかなければならないことでもありますので、そういう点も踏まえまして考えていきたいと思っております。
155:
◯久米委員長 ほかに質疑のある方。
田中久司委員。
156: ◯田中(久)委員 今までも何度も出てきておりますが、新型コロナウイルス感染症のこと、新型コロナウイルス感染症については先のことは予測できないということはもう十分理解はするんですが、9ページの議事録にもあるように、この状況の中でも5,000人顧客を増やしていくという計画を前提での事業計画だと思います。県外の観光客も含め、新規開拓、あるいは既存のお客様、また改めての掘り起こしとか、その辺りは絶対必要な、これは引田地区のみならず東かがわ市全体で抱える大きな問題ではないかというふうに考えますので、何度も繰り返しにはなりますけども、その辺りをこの新型コロナウイルス感染症はもう発生から言いますと1年経ってますので、2年、3年と続いたとき、やはり民間の会社だったらマイナス要因も考えて、プラスマイナス振り幅を考えていろんな計画を立てますが、少し、良く言えば強気の計画といいますか、悪く言うと甘い計画と、そんな感じが否定できないんですけれども、その辺りは改めて何度も聞きますけども、執行部としてどうお考えなのかお聞きしたいと思います。
157:
◯久米委員長 酒井地域創生課長。
158:
◯酒井地域創生課長 収支計画を見ますと、まず今回の新型コロナウイルス感染症の影響というのは、まず計画の中にしっかり入れていただいておりますけれども、田中委員のおっしゃられたとおり、新型コロナウイルス感染症の長期化がどこまでいくかというのは、私たちも正直予測できないところでございますので、その点につきましては、例えばリスク分担の中での話とか当然出てきますので、その後の状況を見ながら相談しながら進めていきたいと思ってますけれども、今の時点での計画としてはある程度しっかりした計画を作られていると、私どもは考えております。
159:
◯久米委員長 ほかに質疑のある方いらっしゃいますか。
大田委員。
160:
◯大田委員 今回は翼山温泉の議案審査でございますが、この
総務常任委員会でこの温浴については何回も何回も継続調査してきております。先ほど市長がおっしゃったように、温泉そのものについても地域住民といろいろと話をしたりということで決めていきたいということでした。あとの2つも、ちょっと聞いていいか分かりませんが、そのようにあとの温泉に、これはいかんな、やっぱり。やめときます。
161:
◯久米委員長 ほかに質疑のある方いらっしゃいますか。
(「なし」の声あり)
162:
◯久米委員長 なければ、これにて質疑を終結いたします。
これより、議案第12号の討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
163:
◯久米委員長 ないようですので、これにて討論を終結いたします。
これより、議案第12号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
164:
◯久米委員長 御着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第12号 指定管理者の指定について(翼山温泉)は、原案のとおり可決することに決しました。
以上で、当委員会に付託されていました議案の審査は終了いたしました。
委員の皆様は大変お疲れ様でした。また、市長はじめ執行部の方々には、心より厚くお礼申し上げます。
これをもちまして
総務常任委員会を閉会いたします。
(午前10時52分 閉会)
会議の経過を記載し、その相違ないことを証するために署名する。
東かがわ市議会総務常任委員長
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