以上の経過により、当委員会に付託されました議案第3号令和4年度四日市市一般会計補正予算(第3号)、議案第16号令和4年度四日市市一般会計補正予算(第4号)及び議案第17号令和4年度四日市市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、いずれも別段異議なく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
これをもちまして、予算常任委員会の審査報告といたします。
5:
◯議長(森
康哲議員) 次に、総務常任委員長にお願いします。
伊藤嗣也議員。
〔総務常任委員長(
伊藤嗣也議員)登壇〕
6:
◯総務常任委員長(
伊藤嗣也議員) 総務常任委員会に付託されました議案につきまして、当委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。
議案第4号四日市市税条例等の一部改正につきましては、地方税法等の一部改正に伴い、関係する規定を整備しようとするものであります。
委員からは、DV被害者等が登記名義人である場合の措置について、実際の運用においては、住所の削除や別の住所の設定などの際に事務的なミスが発生しないよう確実に行っていく仕組みはできているのかとの質疑があり、理事者からは、住民基本台帳法上の支援措置の申請に基づいて情報システムに入力し、事務を行う際には一目で分かるようになっていることに加え、固定資産課税台帳の閲覧申請などがあった際には本人確認を徹底しており、細心の注意を払って運用しているとの答弁がありました。
これを受けて、委員からは、人の命に関わる重要な部分であるため、事務的なミスがないようにしっかりと運用してほしいとの意見がありました。
以上の経過により、当委員会に付託されました議案につきましては、別段異議なく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
これをもちまして、総務常任委員会の審査報告といたします。
7:
◯議長(森
康哲議員) 次に、教育民生常任委員長にお願いします。
森川
慎議員。
〔教育民生常任委員長(森川
慎議員)登壇〕
8:
◯教育民生常任委員長(森川
慎議員) 教育民生常任委員会に付託されました関係議案につきまして、当委員会の審査の経過と結果をご報告申し上げます。
議案第10号工事請負契約の締結につきましては、高花平小学校改築工事に係る建築工事について、工事請負契約を締結しようとするものであります。
委員からは、総合評価方式における評価点の算出方法について確認したいとの質疑があり、理事者からは、評価点は、価格評価点が70点、技術評価点が30点という配分としている。価格評価点は入札金額に応じて点数が決まり、技術評価点は、地域要件、企業要件、技術者要件、技術力に応じて点数が決まる。契約の相手方は価格評価点において3位であったが、技術評価点において、施工実績などの企業要件、技術要件、また、今回の技術提案に対する技術力が高く評価され、総合的に1位となったとの答弁がありました。
続いて、議案第11号及び議案第12号工事請負契約の締結につきましては、高花平小学校改築工事に係る建築電気設備工事及び建築機械設備工事について、工事請負契約を締結しようとするものであります。
委員からは、1者しか応札がなかったり最低制限価格での応札が複数あったためにくじにより決定されたりするような状況は公共工事の競争性が確保できているとは言い難いため、調達契約課と協議しながら改善してほしいとの意見がありました。
次に、議案第13号動産の取得につきましては、教員用タブレット端末一式を取得しようとするものであります。
委員からは、ウクライナ情勢の影響により
ICT機器の調達が困難となっている事情は理解するが、指名した9者のうち7者が辞退したことは調査不足であったと考えるとの意見がありました。
また、他の委員からは、納入期限を9月末とした仕様書に問題があったのではないかとの質疑があり、理事者からは、教員用タブレット端末の不足は喫緊の課題であり、できる限り早く整備したいとの思いから納入期限を夏休み中の8月末に予定していたが、業者への調査により9月末に遅らせた経緯がある。そういった中で2者しか応札ができなかったことは、今後の反省材料としていきたいとの答弁がありました。
以上の経過により、当委員会に付託されました4議案については、いずれも別段異議なく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
なお、付託されました議案以外の委員会の所管事務についてでありますが、四日市市民生委員推薦会、四日市市社会福祉協議会理事会、四日市市障害者施策推進協議会について調査を実施いたしましたことを申し添えます。
これをもちまして、教育民生常任委員会の審査報告といたします。
9:
◯議長(森
康哲議員) 次に、産業生活常任委員長にお願いいたします。
平野貴之議員。
〔産業生活常任委員長(
平野貴之議員)登壇〕
10:
◯産業生活常任委員長(
平野貴之議員) 産業生活常任委員会に付託されました関係議案につきまして、当委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。
議案第5号四日市市自転車競技条例の一部改正につきましては、今後予定している四日市競輪場の大規模施設整備に備え、他の競輪場を借り上げて四日市競輪を開催できるよう、関係する規定を整備しようとするものであります。
委員からは、他の競輪場との調整の見通しは立っているのかという質疑があり、理事者からは、中部地区内の7競輪場で調整を行うが、今年度については、可能な限り他の競輪場を借り上げての開催をしなくて済むように努めたいとの答弁がありました。
議案第8号工事請負契約の締結につきましては、楠体育館キュービクルほかの更新工事について、工事請負契約を締結しようとするものであります。
委員からは、これらの工事は順次でなく同時並行で進めていくのかとの質疑があり、理事者からはそのとおりであるとの答弁がありました。
また、委員からは、楠緑地関連施設における設備の耐用年数はどの程度で、現在は何年が経過しているのかとの質疑があり、理事者からは、耐用年数は20年から25年程度であり、平成7年のオープンから27年が経過しているとの答弁がありました。
また、他の委員からは、一般競争入札の結果、全て同額となり、くじ引で業者を決めたことについて、競争原理が働いておらず、問題ではないかとの質疑があり、理事者からは、検討しなければならない部分があるかもしれないが、今回の入札結果を受け止めて上程したものであるとの答弁がありました。
これを受け、委員からは、入札の在り方について庁内で議論の場が設けられた際には問題提起をすべきであるとの意見がありました。
議案第9号工事請負契約の締結につきましては、四日市競輪場ナイター照明の更新工事について工事請負契約を締結しようとするものであります。
委員からは、安価となることが見込まれるリース契約での更新としなかったのはなぜかとの質疑があり、理事者からは、競走路を照らすナイター照明の更新については、可能な限り工期を短くすることや修繕が必要となった場合に迅速に対応することが求められるため、リースではなく事業者に発注し、市が維持管理を行う方式としているとの答弁がありました。
以上の経過により、当委員会に付託されました3議案につきましては、別段異議なく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
なお、付託されました議案以外の所管事務についてでありますが、四日市市美術展覧会運営委員会の開催状況について調査を実施いたしましたことを申し添えます。
これをもちまして、産業生活常任委員会の審査報告といたします。
11:
◯議長(森
康哲議員) 次に、都市・
環境常任委員長にお願いいたします。
太田紀子議員。
〔都市・
環境常任委員長(
太田紀子議員)登壇〕
12:
◯都市・
環境常任委員長(
太田紀子議員) 都市・環境常任委員会に付託されました議案につきまして、当委員会における審査の経過と結果をご報告申し上げます。
まず、議案第6号四日市市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部改正につきましては、クリーンセンターへの不適切な廃棄物の搬入を防止し、市民の利用実態に合わせた適正な料金体系とするため、一般廃棄物の処理手数料を改めようとするものであります。
委員からは、廃棄物の重さの量り方に関する質疑があり、理事者からは、計量器の精度上、10kg単位でしか量れないとの答弁がありました。
これを受けて、委員からは、市民に手数料の改定内容を分かりやすく周知してほしいとの意見がありました。
また、他の委員からは、条例改正により不適切な廃棄物の搬入を防止する効果はあるのかとの質疑があり、理事者からは、一定の効果があると期待しており、継続的に効果を確認していきたいとの答弁がありました。
また、委員からは、市民への改正内容の周知方法について質疑があり、理事者からは、市の各種広報媒体に加え、クリーンセンターの入り口に内容を掲示するなどして市民へ周知するとの答弁がありました。
また、他の委員からは、不適切な廃棄物の搬入とは何かとの質疑があり、理事者からは、例えば建築業者が産業廃棄物の畳を一般廃棄物と偽って持ち込むことがあるとの答弁がありました。
また、他の委員からは、不法投棄への対応も並行して行うべきだが、どのような対策をするのかとの質疑があり、理事者からは、丁寧なパトロールを継続していくとの答弁がありました。
これを受けて、委員からは、不法投棄が増えることを想定して対策を進めてほしいとの意見がありました。
また、他の委員からは、SDGsや脱炭素の観点から、焼却に伴うコークスの使用量の低減について再考するべきではないかとの質疑があり、理事者からは、二酸化炭素の排出削減は大きな課題の一つと認識しており、情報収集をしつつ、着実に取り組んでいきたいとの答弁がありました。
関連して、他の委員からは、廃棄物の処分費用について、民間業者とクリーンセンターとではどれだけの差があるのかという質疑があり、理事者からは、一般廃棄物と産業廃棄物とでは違いがあり、さらに民間業者ごとに差があることから、単純に比較できないとの答弁がありました。
次に、議案第7号四日市市営住宅条例の一部改正については、国の通知により、DV被害者の市営住宅の入居に関し、入居できる者の範囲を広げようとするものであります。
委員からは、DV被害を受ける可能性がなくなった後も入居が継続できるのかとの質疑があり、理事者からは、収入基準などの市営住宅の入居資格に当てはまる限り、本人の意思で入居継続することができるとの答弁がありました。
また、委員からは、DV被害者が入居するという情報が周囲に伝わるおそれはないのかとの質疑があり、理事者からは、入居情報を住宅管理人だけに伝えるとの答弁がありました。
次に、議案第14号市道路線の認定につきましては、道路法に基づき、開発行為等による小林47号線ほか6路線の認定を行おうとするものであり、別段質疑及び意見はありませんでした。
以上の経過により、当委員会に付託されました3議案については、いずれも別段異議なく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
なお、付託されました議案以外の委員会の所管事務についてでありますが、令和3年度第3回四日市市営住宅入居者選考委員会について調査を実施いたしましたことを申し添えます。
これをもちまして、都市・環境常任委員会の審査報告といたします。
13:
◯議長(森
康哲議員) 委員長の報告はお聞き及びのとおりでございます。
委員長の報告に対し、ご質疑がございましたら
発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
14:
◯議長(森
康哲議員) 別段、ご質疑もありませんので、質疑を終結いたします。
本件につきましては、討論の通告がございませんので、討論なしと認めます。
これより議案第3号令和4年度四日市市一般会計補正予算(第3号)ないし議案第14号市道路線の認定について、議案第16号令和4年度四日市市一般会計補正予算(第4号)及び議案第17号令和4年度四日市市介護保険特別会計補正予算(第1号)の14件を一括して採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は、委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
15:
◯議長(森
康哲議員) ご異議なしと認めます。よって、本件は可決されました。
───────────────────────────
16: 日程第2 発議第4号 四日市市議会特別委員会の設置について
◯議長(森
康哲議員) 日程第2、発議第4号四日市市議会特別委員会の設置についてを議題といたします。
お諮りします。本市議会に、各種既存計画や事業、構想の関連性についての調査検証、四日市市全体としての将来的なあるべき都市の未来像についての考察を行うため、11名の委員をもって構成する四日市市の将来都市像に関する調査特別委員会を設置することにいたしたいと思います。
なお、同特別委員会は、令和5年2月定
例月議会最終日まで存続することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
17:
◯議長(森
康哲議員) ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
この際、同特別委員会の委員の選任を行います。
お諮りします。委員会条例第6条第1項の規定により、
四日市市の将来都市像に関する調査特別委員会委員に、
伊藤昌志議員 井上 進議員 荻須智之議員 加納康樹議員
笹井絹予議員 笹岡秀太郎議員 早川新平議員 樋口龍馬議員
三木 隆議員 森 智子議員 山口智也議員
以上のとおり指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
18:
◯議長(森
康哲議員) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました方々を四日市市の将来都市像に関する調査特別委員会委員に選任することに決しました。
なお、同特別委員会は、正副委員長の互選のため、第1委員会室において委員会を開催されるようお願いいたします。
暫時、休憩いたします。
19: 午後1時21分休憩
───────────────────────────
20: 午後1時31分再開
21:
◯議長(森
康哲議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、四日市市の将来都市像に関する調査特別委員会における正副委員長の互選の結果を報告いたします。
四日市市の将来都市像に関する調査特別委員会
委員長 樋口龍馬議員 副委員長 山口智也議員
以上のとおりであります。
───────────────────────────
22: 日程第3 休会について
◯議長(森
康哲議員) 日程第3、休会についてを議題といたします。
お諮りします。明日7月1日から8月28日までは休会といたしたいと存じますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
23:
◯議長(森
康哲議員) ご異議なしと認め、明日7月1日から8月28日までは休会とすることに決定いたしました。
───────────────────────────
24:
◯議長(森
康哲議員) この際、ご報告申し上げます。住民監査請求の要旨の通知が参っております。既に会議システムに配信しておりますので、ご了承願います。
───────────────────────────
25:
◯議長(森
康哲議員) 以上で、6月定
例月議会の日程は全部終了いたしました。
次回は、8月29日に会議を開きます。
本日は、これをもって散会いたします。
連日にわたり、ご苦労さまでございました。
26: 午後1時32分散会
───────────────────────────
地方自治法第123条第2項の規定に基づき署名する。
四日市市議会議長 森 康 哲
四日市市議会副議長 石 川 善 己
署 名 議 員 井 上 進
署 名 議 員 豊 田 祥 司
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