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  1. 大分市議会 2022-06-23
    令和 4年経済環境常任委員会( 6月23日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    令和 4年経済環境常任委員会( 6月23日)                 経済環境常任委員会記録 1.開催日時    令和4年6月23日(木)午前10時5分開議~午前11時4分散会 2.場所    第5委員会室 3.出席委員   委員長  泥谷  郁   副委員長  仲家 孝治   委 員  倉掛 賢裕   委  員  仲道 俊寿   委 員  阿部剛四郎   委  員  髙野 博幸   委 員  堤  英貴   委  員  国宗  浩   欠席委員    な し 4.説明員   (環境部)
       池永環境部長林環境部審議監、新納環境部次長清掃施設課長、    大石環境部次長ごみ減量推進課長後藤環境対策課長内藤廃棄物対策課長、    三原清掃業務課長野崎環境対策課参事池辺ごみ減量推進課参事、    笠木ごみ減量推進課参事河野廃棄物対策課参事塚崎清掃施設課参事、    三浦清掃業務課参事 5.事務局出席者    書記 藤澤 孝洋 6.審査案件等   (環境部)   【予算議案】    議第46号 令和4年度大分市一般会計補正予算(第2号)       〔承認〕         第3条 債務負担行為の補正 第3表中         1追加 ・新環境センター整備事業   【報告議案】    報第2号 専決処分した事件の承認について             〔承認〕         (令和3年度大分市一般会計補正予算(第8号))         第1条 歳入歳出予算の補正             歳出 第4款 衛生費(子ども医療助成費保健所費、上水道                        費を除く。)   【報告事項】    ①野津原地区の『騒音に係る環境基準の指定』と『騒音及び振動の規制地域の見直     し』(案)について    ②令和4年度大分市環境展について    ③家庭ごみ有料化制度導入後の家庭ごみ排出状況と今後の取組等について    ④新環境センター整備事業について    ⑤高齢者等世帯に対するごみ出し支援について    ⑥家庭ごみ収集エリアの見直しについて   【協議事項】    評価対象事務事業の選定について                 会議の概要                              令和4年6月23日                              午前10時5分開議 ○泥谷委員長   おはようございます。ただいまから経済環境常任委員会を開会いたします。  それでは、審査に入る前に、委員会運営について2点確認をしておきます。  初めに、自由討議についてです。委員の皆様からの要求がある場合、または委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。ただし、審査や調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等については、委員会において決定したいと思います。  議会基本条例において、議会は議員相互の自由な論議により、議論を尽くして合意形成を図るよう努めるとされております。委員会審査のより一層の充実を図るため、自由討議の積極的な活用をお願いいたします。  次に、反問権についてです。委員の質問、政策提言等に関し、執行部は委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようお願いいたします。ただし、委員による新たな事業提案に対し、必要となる予算の組替えなどの数値的なものや統計的な事項についての反問は、原則としてその対象となりませんので、よろしくお願いいたします。  また、審査に当たり、執行部の出席者については、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、申合せに基づき、改めて議案及び質疑、質問に関する説明員に限定し、調整しております。また、マスク着用を認めておりますので、御了承をお願いいたします。なお、執行部は大きな声ではっきりと発言するようお願いいたします。  また、例年行っております人事異動に伴う執行部の転入者、昇任者の自己紹介につきましては、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、お手元の機構図に代えさせていただきます。  それでは、審査日程に従い、環境部の審査を行いますが、ここで、池永環境部長から発言を求められていますので、許可いたします。 ○池永環境部長   審議前の貴重なお時間をいただきまして、誠にありがとうございます。環境部を代表いたしまして、御挨拶をさせていただきます。  泥谷委員長、仲家副委員長をはじめ委員の皆様方には、平素から環境行政の推進に格別の御指導、御高配を賜っておりますことに、厚くお礼を申し上げます。  また、このたび、全国市議会議長会から在職25年表彰を受けられました仲道俊寿委員に対しまして、心からお喜びを申し上げます。これまでの長年にわたる御功績に対しまして、深く敬意を表しますとともに、今後の御健勝とますますの御活躍を御祈念申し上げます。  本日、委員の皆様方に御審議いただく事項は、予算議案1件、報告議案1件、報告事件6件でございます。  予算議案といたしましては、新環境センター整備事業に係る債務負担を設定するものでございます。  また報告議案といたしましては、令和3年度事業費の確定に伴い、専決処分した事件の承認についての審査をお願いするものでございます。  報告事項につきましては、野津原地区の騒音に係る環境基準の指定と騒音及び振動の規制地域の見直し(案)について、外5件でございます。  詳細につきましては、後ほど担当課長が御説明いたしますので、慎重御審議の上、御決定を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。 ○泥谷委員長   それでは、審査に入ります。  まず、予算議案の議第46号、令和4年度大分市一般会計補正予算第2号、第3条債務負担行為の補正、第3表中のうち環境部所管分について、審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○後藤環境対策課長     〔予算書④5ページ~ 債務負担行為の補正について説明〕 ○泥谷委員長   ただいま説明がありましたが、報告事項④の新環境センター整備事業について関連がありますので、報告を受けてから、予算議案の審査をしたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○泥谷委員長   それでは、新環境センター整備事業について、報告を受けます。 ○新納環境部次長清掃施設課長   まず、1番の整備事業受託候補者の選定案を御覧ください。  新環境センターの整備を行う事業者の募集、評価、選定を行うため、今年2月18日に、学識経験者等で構成される新環境センター整備事業受託候補者選定委員会を設置いたしました。  去る6月7日の第3回選定委員会において、入札公告書類等に関する審議が完了しましたことから、本定例会にて提出している整備事業に係る債務負担行為について、議決をいただけましたら、7月1日をめどに入札公告手続を進める予定としております。  なお、本事業に係る債務負担行為の提出に当たりましては、負担金を拠出していただく事業構成市においても、債務負担行為として予算議案を提出しております。  今後の日程につきましては、表のとおり、前回の報告から変更はございません。  次に、2番の新環境センターにおける供用開始時期を御覧ください。  新環境センター整備事業に係る事業期間は、令和4年3月25日付にて公表した実施方針において、民間事業者へ意見、質問を募集したところ、黄色の四角囲みに記載していますとおり、工事週休2日制に係る働き方改革への対応や、資材の供給不足等社会情勢上のリスクを理由に、複数の企業から設計、建設期間を延伸してほしい旨の意見、要望が提出されたところでございます。  本市といたしましては、適切な工期の確保は、事業者の参画を促す重大な要素であることから、設計、建設期間を当初令和9年3月31日としていたものを、半年間延伸し、令和9年9月30日としたいと考えております。  また、既存施設佐野清掃センター及び福宗環境センター周辺自治会の皆様へは、期間延伸に関する事項について、丁寧な説明を行い、御理解をいただいておりますことを御報告申し上げます。  今後、7月1日を予定しております入札公告にて、設計、建設期間を延伸した事業期間で、正式に公表する予定でございます。  なお、新環境センターでのごみ受入れ開始時期につきましては、試運転の計画と直結することから、契約事業者と協議を行い、時期が確定した段階にてお示しする予定としております。  次に、右側、右上の3番、運営事業費負担の考え方を御覧ください。こちらは、別添の新環境センター整備事業に要する費用負担の協定書も併せて御覧ください。  新環境センターは、事業構成市6市のごみを処理するための施設であることから、整備に当たっては、ごみ量を基本とした応分の負担をいただくこととしております。  建設段階における負担割合につきましては、平成31年3月29日に締結した協定書にて、各市の将来の排出ごみ量の予測値を基本とした負担を行うものとしていますが、このたび、建設・運営を合わせた債務負担行為を設定するに当たり、さきに締結した協定につきまして、運営期間を含めたものに改めたところであります。  運営事業費の負担につきましては、現行の佐野、福宗の両施設の運営に係る負担の考え方と同様、当初設定した施設規模による割合50%と、搬入した年度の実績による割合50%とを合算して各市の負担割合を決定する方針としており、各市のごみ減量の取組を一定程度反映できるよう設定しております。  次に、4番の特別高圧電線路の整備を御覧ください。  新環境センターでは、ごみを焼却した際の熱を利用し発電することとしており、場内で消費した余剰分を場外へ送電するための電線路を整備する必要がございます。  当初、新環境センター予定地から西側3キロメートルほどの地点を走る大分県企業局線に接続するため、最短距離を結ぶ自営線を鉄塔にて整備する方針としていましたが、接続先である大分県企業局線につきまして、以下の課題が生じております。黄色の四角囲みを御覧ください。  大分県企業局線につきましては、現在九州電力送配電株式会社も使用しており、新環境センター余剰電力を送電する場合、容量が不足する区間があり、容量を増強する工事が必要となります。現状の鉄塔では、既存電線以上の負荷に耐えられないことから、鉄塔を近隣に建て替えた上で、3者が送電可能な容量の電線を敷設する必要がございます。また、増強工事に当たりましては、経済産業省令にて、原因者負担の原則とされており、今回は新環境センター整備に伴う電線接続であることから、事業構成市6市の費用負担となります。  次に、右の航空写真を御覧ください。  費用負担を軽減する観点から、白の点線で示した当初ルートではなく、オレンジの点線で示した選定ルート案のように、県道や市道等の道路沿いを電柱で結ぶ電線路を設置し、自営線の設置費用の軽減を図るとともに、接続点から大南変電所までの区間のうち、増強が必要な区間を約7キロメートルから約3.5キロメートルに縮小することを検討しております。  最後に、下の青の四角囲み電線路整備事業に係るスケジュール案を御覧ください。  現在、自営線部分につきましては、今年度設計及び用地購入の発注を予定しており、令和6年度をめどに敷設工事の予算案を提出したいと考えております。  また、下段の企業局線につきましては、大分県企業局、九州電力送配電株式会社、大分市の3者で、今後確認書を交わす予定としております。  確認書の内容につきましては、九州電力送配電株式会社増強工事を行った上で、今後の維持管理を行うことや、既存電線路の撤去を大分県企業局が行うこと、また増強工事及び撤去の費用の負担については、大分市を含めた6市で行うことを確認する内容となる予定です。  今後3者で確認書を交わし、お互いの意向を確認できましたら、令和4年第3回定例会にて、増強工事に係る補正予算案を提出し、議決がいただけましたら、九州電力送配電株式会社接続契約申込みを行いたいと考えております。 ○泥谷委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆様で質疑はありませんか。 ○倉掛委員   特別高圧線整備に関してですが、概算で、当初ルートと、どの程度コストが違いますか。 ○新納環境部次長清掃施設課長 
     最近の負荷構造等があることから、確定の数値は頂いておりませんが、当初話し合ったとき、大方30億円ぐらいになります。選定ルート案では、単純に言えば半分ぐらいになるのかとは思うのですが、現在九州電力に依頼をかけておりまして、若干の上昇はあるのかと思います。 ○倉掛委員   今の選定ルートにかかるお金と、前の既存のかかる差はどれぐらいですか。 ○新納環境部次長清掃施設課長   現時点では、約15億円の差がある試算しております。 ○倉掛委員   選定ルート案のほうが15億円安い。分かりました。 ○泥谷委員長   ほかにありませんか。 ○倉掛委員   今の話と合わせて、半導体云々の話もあったのですが、現状、半導体が入りにくくなっているということは、やっぱり価格も上がってくるだろうと思いますし、そのほかの材料費も、それから燃料も、その影響というのはどの程度現れるのでしょうか。影響があるのか、ないのかという問題、どの程度影響がありますか。 ○新納環境部次長清掃施設課長   委員のおっしゃるとおり、最近の社会情勢等を考えると、なかなか幾らこれから上昇というのは、そういうグレーなところはあろうかと思います。今回、債務設定を行いますが、当然事業者からの見積りを基に、全国的な状況等を加味しながら、また今度、7月1日に入札公告を行いますので、基本的には、よほどの急激な増加がない限り、これからの物価変動のリスクが、予定価格予算限度額との差額の中で、カバーできるのではなかろうかという形で考えております。 ○倉掛委員   既に半導体等の影響が出てきていますので、ずれ込んできているという中で、今の状況であれば、ずれ込めばずれ込むほど、また原価も上がってくると思います。だから、入札不調とか、そうならないように、ぜひとも御配慮いただきたいと要望しておきます。 ○泥谷委員長   ほかにはありませんか。  〔「なし」の声〕 ○泥谷委員長   ないようですので、質疑はこれで終結いたします。  次に、討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○泥谷委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  それでは、本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○泥谷委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたしました。  次に、報告議案の報第2号、専決処分した事件の承認について令和3年度大分市一般会計補正予算第8号、第1条歳入歳出予算の補正、歳出第4款衛生費のうち環境部所管分について、審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○後藤環境対策課長     〔説明書② 86ページ~、第4款衛生費のうち環境部所管分について説明〕 ○泥谷委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆様で質疑はありませんか。 ○倉掛委員   行政代執行というのは、よく分からないのですが、やったということですか。 ○内藤廃棄物対策課長   亀柳機動建設における浸透水の排水処理の件です。 ○倉掛委員   分かりました。ありがとうございます。 ○泥谷委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○泥谷委員長   ないようですので、質疑はこれで終結いたします。  次に、討論はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○泥谷委員長   ないようですので、討論はこれで終結いたします。  それでは、本案は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」の声〕 ○泥谷委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたしました。  以上で、本委員会に付託されました環境部所管分の審査は終了しました。  それでは、ここで執行部より報告事項の申出がありましたので、説明を受けたいと思います。  まず、野津原地区の騒音に係る環境基準の指定と騒音及び振動の規制地域の見直し(案)について、報告を受けます。 ○後藤環境対策課長   まず、1、目的でございますが、現在野津原地区では、騒音の環境基準が指定されておらず、騒音や振動の規制地域規制基準が、一部を除き設定されてない状況にあり、このことは、その他の地域と均衡を欠く状況になっております。  今回の見直し案では、野津原地区全域について環境基準を定め、騒音規制法振動規制法規制地域の指定を行うことで、野津原地区に居住する市民の皆様の生活環境を保全することを目的としております。  次に、2、経過を御覧ください。  野津原地区の騒音や振動の規制については、平成17年1月1日の編入に伴い、県が指定した地域をそのまま受け継いだため、騒音・振動の規制が適用されない地域が存在しております。また騒音に係る環境基準については、大分県から権限移譲を受けた平成24年3月15日に、県の指定をそのまま受け継ぎ、野津原地区については、指定せずに告示を行っております。  環境基準の指定の見直しが、おおむね10年ごとに行うことと、処理基準で規定されていることから、平成24年から10年となる今年度、野津原地区について、新たな環境基準を定め、あわせて、現行の騒音規制法の地域の見直しと、振動規制法の地域の指定を行い、野津原地区に居住する皆様の生活環境を保全するとの判断に至ったところでございます。  次に、3、見直し方針案を御覧ください。真ん中の②の見直し案の表と、その下にあります3つの大分市の図を御覧ください。  野津原地区の全域につきまして、騒音に係る環境基準を定め、騒音規制法及び大分市騒音防止条例振動規制法規制地域といたします。  騒音に係る環境基準の類型はB類型、騒音規制法及び大分市騒音防止条例の区分につきましては第2種区域、振動規制法の区分につきましては第1種区域を設定し、いずれも野津原地区と隣接する大南地区と同等のものとなっております。  最後に、今後の予定を御覧ください。  今後の予定といたしまして、令和4年8月に予定しています第1回大分市環境審議会にて諮問し、その後、市民意見公募を行い、その結果を踏まえ、10月に予定しております第2回大分市環境審議会で御審議いただく予定でございます。  環境審議会より答申が得られた後は、告示、周知期間を経て、令和5年4月1日からの施行を予定しております。  なお、本件の見直し案につきましては、区域の変更のみであり、条例の改正は必要ございません。 ○泥谷委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さんで質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○泥谷委員長   次に、令和4年度大分市環境展について、報告を受けます。 ○後藤環境対策課長   大分市環境展は、6月の環境月間期間中に、環境問題について、さらなる理解と環境保全意識の高揚を図るため、例年開催している行事でございますが、昨年、一昨年と、新型コロナウイスル感染症拡大防止のため中止としており、今回3年ぶりに開催したところでございます。  なお、新型コロナウイルス感染症対策として、出入口を設け、来場者の皆様に検温、消毒などの御協力をお願いし、開催しております。  開催日時は、6月4日の土曜日午前10時30分から午後2時まで、会場はガレリア竹ドーム広場にて、テーマは、「COOL CHOICE 賢く冷まそう 地球の未来」といたしました。  次に、参加団体及び内容等でございますが、別紙の報告事項2、資料を御覧ください。  こちらは、市報6月1日号に掲載したものでございます。今回も環境保全活動団体などと連携し、15のブースを設け、市内に生息する爬虫類などの生き物の展示や、身近な端切れを使った工作などのブースを出展いたしました。  また、水素コーナーにおきましては、燃料電池自動車の展示のほか、燃料電池で発電した電気を音響設備に使い、燃料電池自動車が、非常用電源として活用できることもアピールしたところでございます。  ステージイベントにつきましては、環境ポスターの表彰式や、大分東高校農業部の皆さんによるSDGsの取組の発表などを実施したところでございます。  当日の来場者は約900人でございました。  恐れ入りますが、報告事項2へお戻りください。  6の来場者のアンケート結果でございますが、373人に回答をいただきました。環境展の内容の満足度では、満足が58%、ほぼ満足が22%で、満足とほぼ満足を合わせて80%であり、来場者の方にはおおむね満足をしていただいたと考えております。  最後に、来場者からの感想でございますが、生き物を減らさないよう環境を大事にしたい、ビニール袋をできるだけ少なくして、リサイクルに取り組もうと思うなどの感想が寄せられたところでございます。  今後とも、環境保全活動団体と連携する中で、市民の皆様が環境問題を身近に感じ、環境保全の理解を深めていただける環境展を目指してまいりたいと考えております。 ○泥谷委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆様で質問等はありませんか。 ○仲道委員   ほぼ満足と、やや不満って、これは同じだと思います。だから、満足が80%じゃなくて、やや不満が24%いるという感覚の中で、来年度どうするか考えてほしいと思います。 ○泥谷委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○泥谷委員長   次に、家庭ごみ有料化制度導入後の家庭ごみ排出状況と今後の取組等について、報告を受けます。 ○大石環境部次長ごみ減量推進課長   まず、1、家庭ごみ有料化制度導入後の排出状況ですが、(1)燃やせるごみについては、家庭ごみ有料化制度導入前年の平成25年度から令和3年度までの排出量と、平成25年度と比較した増減量、増減率を掲載しております。令和3年度は8万6,858トン、平成25年度比で3,649トン、4%の減少となっております。令和2年比では827トン、1%の増加となっております。  ページ右側の(2)燃やせないごみにつきましても、燃やせるごみと同様に、増減量、増減率を掲載しております。令和3年度は5,480トン、平成25年度比で359トン、7%の増加となっております。令和2年度比では265トン、4.6%の減少となっています。  次のページを御覧ください。
     (3)資源物についても、増減量、増減率を掲載しております。表の右下を御覧ください。令和3年度は合計で1万9,867トン、平成25年度比で1,299トン、6.1%の減少となっております。令和2年度比では36トン、0.2%の減少となります。  ページ右側、2の不適正排出不法投棄野外焼却の状況ですが、まず、(1)不適正排出ですが、違反袋による排出は、オレンジ色の燃やせるごみでは、有料化導入当初の平成26年度の1日平均673袋が、令和3年度には47袋となっております。また青色の燃やせないごみでは、同様に841袋から98袋となっております。  次に、(2)不法投棄野外焼却ですが、制度導入前から著しい件数の増加は見られません。  次のページをお願いいたします。  3、課題ですが、(1)家庭ごみ有料化制度導入の効果は維持されているものの、平成30年度以降、燃やせるごみの排出量は増加傾向となっており、燃やせないごみの排出量も増加傾向ですが、令和3年度は微減となっております。  また、コロナ禍における新しい生活様式の定着により、家庭ごみの増加が懸念されますが、3きり運動の周知啓発など、リフューズ、リデュースの取組強化を図っていく必要がございます。  (2)ごみステーションでの違反袋は大幅に減少していますが、費用負担の公平性を確保するため、ごみステーション等での周知啓発を継続する必要がございます。  次の4、今後の取組ですが、(1)燃やせるごみや燃やせないごみの減量を推進するためには、4Rについて、メディア等を通じた周知啓発を行ってまいります。  (2)大分市公式アプリ内のごみ関連機能の利用者拡大に取り組み、適正分別、適正排出の徹底を図ります。  (3)食品ロスの削減に取り組むことで、燃やせるごみに含まれる生ごみの減量を図ります。  (4)違反袋の発生地区への指導、説明会やごみステーションでの早朝啓発活動などにより、適正な分別排出について、周知を図ってまいります。  (5)不法投棄につきましては、監視員のパトロールや監視カメラ設置による未然防止、野外焼却につきましては、市報、ホームページによる啓発、早期での現地指導を行ってまいります。  ページの右側、5のその他ですが、参考として、平成25年度から令和3年度までの事業系の可燃ごみの排出量をグラフ化しています。令和3年度は4万6,937トンで、令和2年度比で109トン、0.2%減少しております。令和元年度までは増加傾向にありましたが、令和2年度からは減少に転じており、コロナ禍の影響で企業活動が停滞したことが原因として考えられます。  家庭ごみの排出量につきましては、コロナ禍の影響により在宅時間が増加しており、テイクアウト、デリバリーなど巣籠もり消費、片づけなどが家庭ごみの増加の原因として考えられます。 ○泥谷委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆様で質問等はありませんか。 ○倉掛委員   1点質問です。レジ袋有料化が環境省からなりましたので、その影響をどう分析をされていますか。 ○大石環境部次長ごみ減量推進課長   レジ袋そのものについては、組成調査というんですが、ごみとして廃棄されたもの、例えば、資源プラを見るんですが、レジ袋単体を調べたりはしてないので、実際にどれぐらいのレジ袋がごみとして出されているかということは把握できていません。 ○倉掛委員   単体で把握は、なかなか難しいと思うのですが、何らかの現象は現れているはずだと思います。ところが、それが目に留まらないということは、今のところ、特段良いも、悪いも影響がないという認識でいいですかね。  答えやすいように、私見を申し上げると、さほど効果はないと思うので、実際大分市はどうなのかなというので、お聞きしておきます。 ○大石環境部次長ごみ減量推進課長   先ほども申しましたけれども、具体的な数字の調査等ができてないので、数字は分からないという状況ではございます。  プラスチックのごみとしては、レジ袋自体が、割合として多いものではないという認識はしていたのですが、国の取組としてレジ袋有料化制度を導入しているという状況であると思います。 ○倉掛委員   大分市は、エコバッグなどを積極的に呼びかけてはいないのですか。 ○大石環境部次長ごみ減量推進課長   取組としてはやっていますが、コロナ禍であったので、啓発物品として配ったりはしていますが、エコバッグ自体、買物時には、物を入れやすい状況があるので、エコバッグを啓発物品として配ったりしているんですが、お知らせとしては積極的とは言えない部分はあるかと思います。 ○倉掛委員   万引きとかも増えるのでという理由だろうと思うし、今聞いたら、表現が適切かどうか分からないんですけど、そこまで積極的には推進はしてないという感じに捉えたので、逆に僕は安心しています。さっきのレジ袋有料化の話とつながってくると思うんですよね。直結していることだと思うんですけど、だから、効果がある、ないというのは、明確にしておかないといけないんじゃないかと思います。さほど効果がないものを、一生懸命お金をかけてやったところで、世の中はそんなによくならないし、だとするならば、ほかのところにもっとエネルギーを割いたほうがいいのかなということがあったので、確認をさせていただきました。あくまで確認なので、答えは要りません。  このごみの数値、対前年度比の増減率を出すんですけど、大分市も人口減少に入ってきました。やっぱり対人口比とか、それからもっと言うなら、生産年齢人口比だとか、経済比率、対経済比、いわゆる大分でのGDP的なものが増える、増えないによっての比率というものも、見れるような資料として、毎回つけていただけるとありがたいです。多分、人口減のほうが、率が高いと思うので、ぜひそういう資料の作り方をしていただけるとありがたいと思います。 ○泥谷委員長   ほかにありませんか。  〔「なし」の声〕 ○泥谷委員長   次に、高齢者等世帯に対するごみ出し支援について、報告を受けます。 ○三原清掃業務課長   本市では、家庭から排出されるごみ等を、自ら所定のごみステーションまで搬出することが困難な高齢者、障害者等の世帯に対し、ゴミ等の排出に係る負担を軽減することを目的に、令和4年1月1日から、対象世帯への戸別収集を開始しております。  1、申請件数及び決定件数についてですが、5月31日現在、申請件数は122件、決定件数は101件、現地調査中や、集合住宅の共用部分の利用に係る承諾書等の書類の提出待ちが21件となっております。  次に、申請件数の推移についてですが、1月24件、2月16件、3月38件、4月19件、5月25件となっており、毎月20件ほど増えてきている状況でございます。  次に、3、利用者からの声についてですが、玄関前まで収集に来てくれるので、転倒の心配がなく助かっている、申請手続はケアマネジャーがしてくれてよかった、無理をしてごみステーションまで行かなくてよくなった、職員から分別について丁寧に教えてもらい大変ありがたかった等の声をお聞きしており、今のところ大きな問題は生じておりません。  今後も引き続き、市民の皆様に関しまして、市ホームページなどを通じて制度の周知を図ってまいります。 ○泥谷委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さん、質問等はありませんか。 ○仲道委員   資料のお願いです。1番の表の中の3番、市長が特に必要と認めた方の決定14件と審査中6件がどういう事例なのか、後で資料をください。  それから審査中の15件と6件の中に、駄目だろうというような事例があれば教えてください。これは認められませんという事例があるのかどうか。 ○三原清掃業務課長   こちらにございます審査中15件と6件については、調査の日程調整中、あるいは書類の提出をお願いしている状況でございまして、順調に行けば、この21件については、実施が可能であると考えております。 ○泥谷委員長   ほかにはよろしいでしょうか。  〔「なし」の声〕 ○泥谷委員長   次に、家庭ごみ収集エリアの見直しについて、報告を受けます。 ○三原清掃業務課長   まず、1、今回の見直しに至った理由といたしましては、ごみ収集量は、近年の大規模開発やマンション建設、人口分布の変遷に伴い、地域によって増減しているため、現在の収集エリアによる収集業務に不均衡が生じております。そのため、令和5年度に市内全域の収集業務委託が更新されるのに合わせ、収集エリアに応じて、ごみ収集車1台当たりの収集量を均一化し、業務の効率化を図ることで、市民サービスの向上につなげるため、収集エリアの見直しを行いたいと考えております。  次に、見直しに伴う収集カレンダー番号及び収集曜日の変更についてですが、特に市民の方への影響が大きいと考える点といたしまして、収集エリアの見直しにより、約3割の自治区でごみ収集カレンダー番号及び収集曜日が変更となる見込みでございます。  例といたしまして、2枚目につけております別紙1を御覧ください。  こちらは、ごみ収集カレンダーの一月分を拡大したものですが、御覧のように、7種類の品目ごとに色分けをしており、それぞれの収集曜日が定まっています。今回の収集エリアの見直しにより、上段の現行カレンダーの火曜日・金曜日の可燃物収集が、下段の変更後カレンダーのように月曜日・木曜日に代わったり、資源プラが水曜日・木曜日から火曜日・水曜日に代わるなど、収集曜日とカレンダー番号が変更となる自治区がございます。  続きまして、資料の1枚目にお戻りください。  3、今後のスケジュールについてですが、本委託業務に関する予算につきましては、令和4年度第1回定例会において、令和8年度までの債務負担行為について御承認いただいております。今後、入札事務を経て、10月からは変更のある自治会へ周知を開始いたします。市民の皆様には、ごみ出しに関し、混乱を招かないよう丁寧な対応に心がけてまいります。  また、ごみ収集カレンダーの配布は、令和5年2月下旬からを予定しております。  次に、実施時期についてですが、令和5年4月1日からとなります。  最後になりますが、本年3月の第1回定例会で、公明党を代表しての国宗委員から御質問いただいた中で、家庭ごみ収集運搬民間委託業務等の見直しについて、民間事業者が、週6日勤務にならないような配慮も必要ではないかという御質問でございましたが、見直しについては、現行の収集サイクルを変更する必要があり、様々な課題整理を行う必要があるため、今回の委託契約期間中は、現在の体制を維持したいと考えております。  今後、次回の委託更新時期でございます新環境センターの開設に合わせ、引き続き調査研究を行ってまいりたいと考えております。 ○泥谷委員長   ただいま説明がありましたが、委員の皆さん、質問等はありませんか。  〔「なし」の声〕 ○泥谷委員長   以上で、本日予定の環境部関連の審査は終了しました。  執行部から、その他として何かありませんか。  〔「ありません」の声〕 ○泥谷委員長   委員の皆様から、その他として何かありませんか。  〔「なし」の声〕 ○泥谷委員長   それでは、最後に、明日24日金曜日の予定を確認いたします。  24日金曜日は、午前10時から開会しますので、よろしくお願いいたします。  引き続き委員のみで協議を行いますので、委員の方以外は御退室をお願いいたします。  〔執行部退席〕 ○泥谷委員長   それでは、第3回定例会において、令和3年度決算審査の一環として行う事務事業評価の対象となる事務事業評価対象事務事業の選定を行います。  お手元に各会派から提出されました対象事務事業一覧表と、先日の事務事業選定調整会議において確認いたしました留意事項をお配りしておりますので、これを踏まえて、3事業以内を選定したいと思います。  選定するに当たり、お配りしております留意事項を書記に朗読させます。 ○書記   それでは、お手元にお配りしておりますA4縦の資料1、評価対象事務の選定に当たっての留意事項を御覧ください。  事務事業評価を実施した事業については、翌年度の予算議案の審査において、評価に対応した反映状況の報告を受けた上で、予算について承認しているものであり、その後の常任委員会において、事業の進行を監視していくのが原則である。  これまでに事務事業評価を実施した事業については、予算議決との整合性の観点から、選定することについて疑義が生じることから、前年度に実施した事業は選定しないこととする。  なお、2年以上前に実施した事業については、原則は選定しないことが望ましいが、新たな状況が生じている可能性もあることから、そうした部分を俎上にのせ、委員会で十分議論する中で、明確な選定理由がある場合においては評価対象とする。 ○泥谷委員長   それでは、留意事項にありますように、2年以上前に実施した事業につきましては、原則は選定しないことが望ましいですが、新たな事情が生じている可能性もあることから、委員会で十分議論する中で、明確な理由がある場合においては、評価対象とすることでよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○泥谷委員長   それでは、そのようにいたします。  次に、評価対象事務事業の選定方法についてお諮りいたします。  選定の際に、委員の皆様で自由に討議を行っていただく、その中で、評価対象事務事業を決定したいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○泥谷委員長 
     それでは、そのようにいたします。  なお、議論を深めてもなお、討議の中でまとまらなかった場合は、選定したい事務事業の番号と事務事業名を全委員から口頭で挙げていただき、票数が上位の事務事業を評価対象事務事業に決定したいと思います。  また、票数が同一のため絞り込めない場合は、同票数の事務事業について、私を除いた委員の皆様の挙手で決し、挙手同数の場合は、委員長の裁決としたいと思いますが、よろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○泥谷委員長   それでは、そのようにいたします。  なお、お手元には参考資料として、平成24年から令和3年に当委員会で選定された評価対象事務事業の評価結果をお配りしております。  それでは、自由な討議による選定を始めます。  まず、お手元の資料から選定したい事務事業とその選定理由について、委員の皆様の意見をお願いいたします。 ○仲道委員   1つ目が11番のチャレンジ創業大分市創業者応援事業、2つ目が15番、この網かけは何ですか。 ○泥谷委員長   平成27年に1回評価しています。 ○仲道委員   平成27年だったらいいと思います。あと、公明党で1つ選んでもらえれば、委員会構成がよくなると思います。 ○国宗委員   8番の有害鳥獣対策事業費も、平成25年に評価しているのですが、まだまだ足りないとか、対策がとどいていないという話も聞くので、拡充になるか、ならないか別にして、もう一回、今の現状を確認したらどうかと思っております。 ○泥谷委員長   ほかの委員さんからは御意見はありますか。  〔「なし」の声〕 ○泥谷委員長   御意見をまとめますと、8番、11番、15番でよろしいでしょうか。  〔「異議なし」の声〕 ○泥谷委員長   それでは、この3事業を事務事業対象事業に選定いたします。  次に、今、選定されました事業の理由についてでありますが、ここに書かれている内容でよろしいでしょうか。  8番、有害鳥獣対策事業費は、平成25年度に事務事業評価を実施、拡充となったが、近年有害鳥獣が身近に出没しているため、改めて事業の評価が必要であるということでありますけれども、よろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○泥谷委員長   それでは、そのようにいたします。  11番、チャレンジ創業大分市創業者応援事業については、選定理由が自由民主党と社会民主クラブの2つありますけれども、文言としてはどうしましょうか。 ○倉掛委員   もう、合わせてください。増加につながっているのか、必要な経費の支援を行って、安定的な経営や雇用の創出につながっているか。 ○仲道委員   文言は正副委員長に一任します。 ○泥谷委員長   分かりました。  15番、アートを活かしたまちづくり推進会議補助金はどうしましょうか。 ○仲家副委員長   これは、皆さん覚えていると思いますが、トイレンナーレとか、いろいろやっていましたが、今はもう跡形もなくなっている。それで、まだこのアートを活かしたまちづくりという文言が残っているような感じがして、一度事業を見直すべきだということであります。 ○堤委員   これは商工労働観光部の事業として属していて、文化政策と産業政策は、結構相性はいいというのは昔から言われていて、ただ、相関関係だけで、実際これが大分市の各種の政策、産業とかにどれだけの効果があるかというのは、分からないのですが、国勢調査を調べて、どれだけ相関があるのかなとは思ったんですよね。大分市は昔から西洋音楽とか文化にも経路依存というか、ずっと引き継がれていると思うので、個人的には割とそういうところで、すごく差別化できるものだと思っていますので選びました。 ○阿部委員   事業の検証を行うでいいんじゃないですか。 ○泥谷委員長   文言は正副委員長に任せていただいていいですか。  〔「よし」の声〕 ○泥谷委員長   次に、ただいま選定いたしました評価対象事務事業については、事務事業評価をより深めるため、決算審査に入るまでの間、議員個人、各会派による調査研究のほか、委員会ごとの調査研究を行うこととなっております。今年の当委員会としての調査研究はいかがいたしましょうか。 ○仲道委員   特に、しなくていいんじゃないですか。 ○泥谷委員長   よろしいですか。  〔「異議なし」の声〕 ○泥谷委員長   なお、本日決定しました評価対象事務事業の選定結果につきましては、私から議長に報告し、その後定例会閉会後の議会運営委員会において、議長から各委員会の選定結果を報告した後、市長に通知することになっておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、これで閉会します。大変お疲れさまでした。                              午前11時4分散会...