中津市議会 > 2022-09-28 >
09月28日-08号

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  1. 中津市議会 2022-09-28
    09月28日-08号


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    令和 4年 9月定例会(第3回)令和4年9月28日 午前10時00分招集出席議員 (24名) 1番 小住利子    2番 恒賀愼太郎  3番 中村詔治    4番 荒木ひろ子 5番 川内八千代   6番 三上英範   7番 松葉民雄    8番 山影智一 9番 本田哲也   10番 相良卓紀  11番 木ノ下素信  12番 大内直樹13番 三重野玉江  14番 林秀明   15番 角祥臣    16番 髙野良信17番 藤野英司   18番 中西伸之  19番 吉村尚久   20番 大塚正俊21番 千木良孝之  22番 須賀要子  23番 古江信一   24番 草野修一欠席議員 (なし)地方自治法第121条による出席者(24名)市長         奥塚正典     副市長          前田良猛教育長        粟田英代     病院・診療所事業管理者  是永大輔参与         滝口定義     三光支所長        柳友彦本耶馬渓支所長    屋形義晴     耶馬溪支所長       髙田悟山国支所長      伊藤幸博     総務部長         榎本厚企画観光部長     松尾邦洋     福祉部長         上家しのぶ生活保健部長     勝見明洋     商工農林水産部長     大下洋志建設部長       松垣勇      上下水道部長       小川泰且消防本部消防長    佐藤哲      市民病院事務部長     秋吉勝治会計管理者      横尾律子     教育委員会教育次長    黒永俊弘秘書広報課長     藤田泰吉     総務部総務課長      門脇隆二財政課長       那須幸人     総合政策課長       高尾良香出席した議会事務局職員(3名)局長         神礼次郎     次長           榎本常志議事係主幹(総括)  徳永憲二議事日程 第1.委員長報告 第2.委員長報告に対する質疑 第3.討論 第4.採決 第5.追加議案上程    意見書第10号 子どもたちに豊かな学びを保障し、地域に根ざした学校教育が守られるための環境づくりを求める意見書    以上、1件上程~提案理由説明~質疑~委員会付託省略~討論~採決本日の会議に付した事件 議事日程に同じ ─────────────────────────────────────────────── ○議長(中西伸之)  ただいまより、第3回中津市議会定例会が再開し、本日の会議を開きます。午前10時00分 お諮りいたします。本日、執行部から議案を一部訂正したい旨の申し出がありました。この際、議案訂正の件を本日の日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 異議なしと認め、議案訂正の件を日程に追加し、議題とすることに決しました。 議案訂正について、議題といたします。 執行部から議案訂正の説明を求めます。総務部総務課長。 ◎総務部総務課長(門脇隆二)  今議会に提出しています、令和3年度主要なる施策の成果の事業内容の欄で、お手元に配付しています資料のとおり誤りがございました。謹んでお詫びを申し上げます。お手数ですが、御訂正くださいますようお願いいたします。 ○議長(中西伸之)  お諮りいたします。 ただいま議題となっています議案訂正の件につきましては、これを承認することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認め、議案訂正の件についてはこれを承認することに決しました。 日程第1、委員長報告に入ります。 議第64号から議第75号までの計12件を一括議題として、各委員長の審査結果の報告を求めます。 まず、総務企画消防委員長にお願いいたします。 ◎総務企画消防委員長(大内直樹)  おはようございます。総務企画消防委員会の審査の結果を御報告申し上げます。 本定例会において、当委員会に付託されました決算議案を除く各案件につきましては、9月16日に委員会を開催し、審査の結果、お手元に配付してあります委員会審査結果表のとおり決定いたしました。 なお、審査の過程で質疑等がありますので、その概略を併せて御報告申し上げます。 議第64号 令和4年度中津市一般会計補正予算(第3号)。歳出、第2款 総務費、第1項 総務管理費について、基金管理事業費1億3,829万5,000円の内訳と、補正後の基金の残高は幾らになるかとの質疑に対し、予算積立による内訳は令和3年度駐車場事業の収益分が1,541万5,000円、令和3年度の土地売払収入分が2,288万円、令和3年度決算積立分が1億円、合わせて1億3,829万5,000円となっています。今回の、9月補正後の見込みで申し上げますと、残高の見込みは5億7,747万8,000円ですとの答弁がありました。 また、今後どれくらいの基金を積み立てていく考えなのかとの質疑に対し、今後の積み立ての額ということで申し上げますと、今年度新たに5か年計画を策定いたしました中津市行政サービス高度化プランに、公共施設整備基金の残高を7億円以上確保するということを基本目標として設定していますので、まずはその金額を目標に積み立てを行っていきたいと考えていますとの答弁がありました。 また、代表質問で、学校の校舎の躯体部分については、おおむね80年間使用することになると答弁があったが、公共施設管理プラン内で設定されている7億円では到底足りないと思うがいかがかとの質疑に対し、公共施設の適正管理のために、中津市では公共施設管理プランという40年間の長い計画を持っています。これは一般会計が負担する公共建築物について、将来どれだけ更新費用がかかるかということを機械的に計算しています。 今後の財政負担を予測して、それに見合う金額を設定しますが、将来どのくらいの費用がかかるかということは、現時点では不明な点もあります。何十億という金額は、現実的ではございませんので、行革プランの令和8年度までの期間内に、7億円以上を最低限確保していきたいという目標を立てているところですとの答弁がありました。 次に、採決にあたり討論を求めましたところ、討論はなく、全員異議なく、原案可決と決しました。以上、総務企画消防委員会の審査の経過と結果の御報告といたします。 △(別紙) ・総務企画消防委員会審査結果表┌───────────────────────────────────────────┐│議案番号  件名                               審査結果│├───────────────────────────────────────────┤│議第64号 令和4年度中津市一般会計補正予算(第3号)            原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第72号 中津市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について       原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第75号 財産の取得(高規格救急自動車)について              原案可決│└───────────────────────────────────────────┘ ○議長(中西伸之)  次に、教育産業建設委員長にお願いいたします。 ◎教育産業建設委員長三重野玉江)  教育産業建設委員会の審査の結果を御報告申し上げます。 本定例会において、当委員会に付託されました決算議案を除く各案件につきましては、9月20日に委員会を開催し、審査の結果、お手元に配付してあります委員会審査結果表どおり決定いたしました。 なお、審査の過程で質疑並びに意見等がありましたので、その概略を併せて御報告申し上げます。 議第64号 令和4年度中津市一般会計補正予算(第3号)。歳出、第11款 災害復旧費、第1項 農林水産施設災害復旧費、第1目 農地及び農業用施設災害復旧費の農地と災害復旧工事補助金について、補助率と申請農家数の予定はとの質疑に対し、補助率は普通災害の80パーセントで計上しています。申請件数は旧中津市内が1件、本耶馬渓地域が4件、耶馬溪地域が39件、山国地域が28件、合わせて72件ですとの答弁がありました。 また中津市の災害復旧の補助金交付要綱では、普通災害の場合は補助率が8割、激甚災害の場合は補助率が9割となっているが、被災した農家としては災害の種類に関係なく、被災したということには変わりはないと思うが、補助の公平性についての考えはとの質疑に対し、この制度は国の補助事業の対象とならない40万円以下の小災害に対するための、対応するための市独自の事業であり、国の制度に準じて要綱を定めていますとの答弁がありました。 次に、議第66号 令和4年度中津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について。一般会計に559万7,000円を繰り戻しているが、供用地域の拡大や加入者を増やす取組みなど、農業集落排水が直面する課題に対応するような検討はしなかったのかとの質疑に対し、供用地域の拡大については、市としては農業集落排水計画区域外合併処理浄化槽による個別処理で行う考えであり、現在は改修がしやすいよう補助金を手厚くしています。 また、加入件数を増やす取組みとしては、以前は個別訪問などをしていましたが、現在は新型コロナウイルスの関係で難しいところもありますので、徐々に広報活動をしていきたいと考えています。本件に関しては、一般会計からの繰入金を減額しているので、今後検討していきたいと考えますとの答弁がありました。 それに対して委員より、簡単に一般会計から繰入れたから返すということではなく、必要な課題があれば、その対応をぜひ検討してほしいとの意見がありました。 次に、議第74号 耶馬渓風物館設置条例の一部改正について。入館料を無料にすることとなった要因はとの質疑に対し、近年の有料エリア入館者数の減少と日本遺産のガイダンス施設としての利活用の2点の理由が挙げられます。 1点目の有料エリア入館者数の減少については、令和元年度の中津市歴史博物館開館にあわせ、枌洞穴の展示物など一部を耶馬渓風物館から中津市歴史博物館に移設したこともあり、有料エリアの入館者数が近年減少しています。 2点目の日本遺産のガイダンス施設としての利活用については、令和5年3月に名勝やばけいが指定100周年を迎え、令和5年度には青の洞門・羅漢寺インターが竣工することもあり、今後は耶馬渓風物館を日本遺産のガイダンス施設として利活用を進めていきたいとの答弁がありました。 それに対して委員より、観光とのタイアップを考えたときに、無料化せずとも価値があるものであれば、人はお金を出してでも来ると思うので、そういった発想で企画をしていけばお客は集まると思うとの意見に対し、博物館は博物館法で基本的には無料と定められており、特別な理由があれば有料にしてもよいこととなっています。 より多くの方に歴史文化に触れあう機会をつくってもらえるよう無料としました。教育委員会としては、耶馬渓風物館を耶馬渓の魅力だけでなく、競秀峰にまつわる歴史などを紹介する中で、中津市全体の魅力を知ってもらうガイダンス施設と位置付けてやっていきたいと思っています。 観光面でも寄与できるような施設となるよう、しっかりと企画を充実させていきたいと思いますとの答弁がありました。 次に、採決にあたり討論を求めましたところ、討論はなく、全員異議なく、原案可決と決しました。以上、教育産業建設委員会の審査の経過と結果の御報告といたします。 △(別紙) ・教育産業建設委員会審査結果表 ┌───────────────────────────────────────────┐│議案番号  件名                               審査結果│├───────────────────────────────────────────┤│議第64号 令和4年度中津市一般会計補正予算(第3号)            原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第66号 令和4年度中津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)    原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第68号 令和4年度中津市小規模集合排水事業特別会計補正予算(第1号)   原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第71号 令和4年度中津市下水道事業会計補正予算(第1号)         原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第74号 耶馬渓風物館設置条例の一部改正について              原案可決│└───────────────────────────────────────────┘ ○議長(中西伸之)  次に、厚生環境委員長にお願いいたします。 ◎厚生環境委員長(小住利子)  おはようございます。厚生環境委員会の審査の結果を御報告申し上げます。 本定例会において、当委員会に付託されました決算議案を除く各案件につきましては、9月21日に委員会を開催し、審査の結果、お手元に配付してあります委員会審査結果表のとおり、決定いたしました。なお、審査の過程で質疑がありましたので、その概略をあわせて御報告申し上げます。 議第64号 令和4年度中津市一般会計補正予算(第3号)、歳出、第3款 民生費、第1項 社会福祉総務費、第1目 社会福祉総務費物価高騰対策緊急支援事業費について、対象施設数サービスつき高齢者向け住宅は対象となるのかとの質疑に対し、支援事業は公定価格によりサービス料が定められている施設を対象に、物価高騰に伴う電気代を補填する内容で、対象施設は高齢者施設290施設、障がい者施設99施設となっており、サービスつき高齢者向け住宅は、県から正規の事業実施要領等が来ていないので確定ではありませんが、今回の支援事業の対象外と認識していますとの答弁がありました。 また、委員より、今後も電気料金などの値上がりが予想されるが支援はいつまでの期間となるのかとの質疑に対し、来年3月までの支援事業となりますとの答弁がありました。 次に、同款、同項、第9目 障害者福祉費医療的ケア児者支援事業費について、該当者数の把握状況と補助対象者はとの質疑に対し、障害者手帳所持等障害福祉係にて把握している方が24名います。補助対象者人工呼吸器、酸素療法、経管栄養、中心静脈カテーテル、透析治療といった医療的ケアを在宅で受けている医療的ケア児者となりますとの答弁がありました。 議第70号 令和4年度中津市病院事業会計補正予算(第1号)について。電子カルテの更新に伴い、現行システムの導入から10年経過したことによる患者対応の複雑化や、現場の効率化を見据えてのプロポーザル実施による債務負担行為の増額ということだが、補正限度額が倍近い金額になっており、それだけの効果はあるのか。また、現場の声をどのように反映したのか、との質疑に対し、コスト面を考慮すれば現行の業者と契約するのが最も安くなる可能性が高いのですが、現場職員からいろんな要望が出ており、昨年10月に現行システムに対するアンケート調査を実施し、それに対する現行業者からの回答もいただきました。 さらに、今年3月には他の業者のシステムのデモ説明会を実施し、その中で、今の電子カルテの弱い部分、他のシステムの強い部分なども分かり、他の業者も含めてプロポーザルを実施することとなりましたとの答弁がありました。 これに対し委員より、システム更新による市民にとってのメリットはとの質疑に対し、例えば今のシステムでは持参薬のチェック機能に弱い面があり、システム更新されることで医療事故を未然に防ぐことができ、患者の安全性がより担保されることが一番のメリットと思われます。また、業務のICT化が進むことで働き方改革にもつながり、手の空いた分、他の業務に人員を充てられるという面も考えられますとの答弁がありました。 議第73号 中津市手数料条例の一部改正について。マイナンバーカードを利用してできることなど、具体的な利便性についての広報の取組みはとの質疑に対し、コンビニ等に設置している多機能端末機を使った際の交付手数料の改正の施行日は11月1日で提案しており、本条例を可決いただければ施行日に向けて、市報やなかつメールなどで多機能端末機を使って交付手続をした際の交付手数料が減額になることを周知したいと思います。 また、今後本庁舎1階の市民ホールにも多機能端末機を設置する予定であり、直接市民課へ交付手続に来られた方へ「多機能端末機を利用すれば、手数料が減額になります」と案内できますし、操作が不慣れな方も職員が操作方法を教えることで、次回からは最寄りのコンビニで交付手続ができるといったように活用が広まると思いますとの答弁がありました。 これに対し委員より、窓口負担が減ることで適正な人員配置も検討しなければならないが、その点も踏まえているのかとの質疑に対し、マイナンバーカードの活用促進は、行政のワンストップサービスの一環であり、市民の利便性向上とともに行政の効率化にもつながります。 多機能端末機の利用者が増えることで、窓口担当の職員を他の業務に振り分けるなど、より効率的な人員配置ができると考えていますとの答弁がありました。 また、他の委員よりマイナンバーカードを推進するにあたっての事業所への働きかけはとの質疑に対し、事業所に対しては3年前から商工会議所等を通じて、5名以上などある程度まとまった人数の申請があれば職員が出向いて、出張申請サポートを実施しています。最近であればダイハツ九州株式会社から依頼があり、日程調整をしているところですとの答弁がありました。 次に、採決にあたり討論を求めたところ、議第73号 中津市手数料条例の一部改正について、コンビニなどでマイナンバーカードを利用して、多機能端末機で住民票などを取得した際の交付手数料を引き下げるという提案内容ですが、説明ではその目的が「マイナンバーカードの普及のため」とありました。いろんな特典を付けなくてはマイナンバーカードが普及しないということは、本来国民の生活に必要とされていないのではないか、ひいては制度への信頼がないということではないでしょうか。 個人情報保護についても疑問が残ったままで、手数料を引き下げるマイナンバーカードを使ってコンビニでも取得をとするやり方に疑問を感じます。 また、今回の条例改正が施行されたとしても、コンビニがない地域の方は取り残されたままで、サービス受給のアンバランスが生まれることにもなります。さらに、手数料引き下げによる減収分は、マイナンバーカードを利用しない一般市民の負担にもなってくるということも疑問に感じますので、議第73号については反対したいと思いますとの反対討論がありました。 よって、反対討論のありました議第73号については、挙手採決の結果、賛成多数につき、原案可決と決しました。 他の案件につきましては、討論はなく、全員異議なく 、原案可決と決しました。以上、厚生環境委員会の審査の経過と結果の御報告といたします。 △(別紙) ・厚生環境委員会審査結果表┌───────────────────────────────────────────┐│議案番号  件名                               審査結果│├───────────────────────────────────────────┤│議第64号 令和4年度中津市一般会計補正予算(第3号)            原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第65号 令和4年度中津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)    原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第67号 令和4年度中津市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第69号 令和4年度中津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)     原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第70号 令和4年度中津市病院事業会計補正予算(第1号)          原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第73号 中津市手数料条例の一部改正について                原案可決│└───────────────────────────────────────────┘ ○議長(中西伸之)  以上で、委員長報告を終わります。 日程第2、委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。(「なし」と言う声あり) 質疑なしと認めます。 これで委員長報告に対する質疑を終わります。 日程第3、討論に入ります。各委員長は報告いたしました議案12件を一括議題といたします。 討論の通告がありますので、発言を許します。 川内八千代君。 ◎5番(川内八千代)  おはようございます。日本共産党川内八千代です。 私は、議第73号 中津市手数料条例の一部改正について、反対の立場で討論をいたします。この議案は、コンビニなどでマイナンバーカードを利用して、多機能端末機で住民票などを取得する際の交付手数料を引き下げるという提案です。 市の説明では、その目的はマイナンバーカード普及のためということでした。マイナンバーカード普及のためにはいろいろな宣伝やポイントを付けるなどといった、実にあの手この手で税金をかけて策が行われています。こういうやり方に担当のデジタル担当大臣自身が、こういうあめをどんどん出すのは邪道だ。邪道ではあるけれどもというような、まともなやり方ではないということを自ら物語っています。 そうまでしなければマイナンバーカードが普及していかないということ自体、このことを考えなければいけないわけで、邪道であるが邪道でも何でも進めていくのだというような担当大臣がいうくらい進まないのは、これを推奨する政府に対して、国民的な信頼が寄せられないということであると思います。 金融や医療、資産などの個人情報をつなげれば完全な管理社会、監視社会が出来上がることへの心配があると思います。個人情報は守られるのだという、行政は説明を行いますけれども、情報漏洩はそれでも頻発しています。 このような状況の中で、マイナンバーカード普及のための手数料改定は、この担当大臣のいう邪道の策の一つでありまして認められないと思います。実際に、このカードを利用する場合を考えてみても、マイナンバーカードを利用してコンビニで住民票、戸籍謄本など取るということを安くできるのなら、市役所まで来て交付する際の手数料も安くできるのではないでしょうか。 コンビニ利用ができない地域の人は、最寄りの支所に行ってもらいますと説明がありましたけれども、支所ではコンビニと同様に安くできるのでしょうか。また、コンビニ利用した人が安くなった分は、ほかの人たちの負担となります。こういう不合理な面、不公平な部分が発生することにもつながりますので、こういう点については納得できないので、この議案には反対をいたします。以上、討論といたします。 ○議長(中西伸之)  これで討論を終わります。 日程第4、採決に入ります。 念のため採決の方法を申し上げます。 各委員長が報告いたしました議案のうち、反対討論のありました案件については起立採決いたします。続いて、反対討論のなかった案件については、簡易採決の方法により一括して採決いたします。 これより採決を行います。 初めに、議第73号を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は原案可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(起立多数) 着席ください。 起立多数であります。 よって、議第73号は原案のとおり可決されました。 次に、議第64号から議第72号まで及び議第74号並びに議第75号、計11件を一括して採決いたします。 以上、11件については、各委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、以上11件については、各委員長の報告のとおり決しました。 暫時休憩いたします。午前10時29分 ○議長(中西伸之)  再開いたします。午前10時30分 日程第5、追加議案上程に入ります。 意見書第10号を上程いたします。 提案者から提案理由の説明を求めます。 須賀要子君。 ◎22番(須賀要子)  新生・市民クラブの須賀要子です。 意見書10号 子どもたちに豊かな学びを保障し、地域に根ざした学校教育が守られるための意見書について、提案理由の説明をさせていただきます。 地方創生地域の活性化などの取組みが進められてきているにもかかわらず、人口減少、少子高齢化、過疎化など、地方を取り巻く状況は厳しく、その結果として学校の統廃合が進められています。 そのような中で、学校は校外学習や学校行事など、地域の学校として保護者や地域との連携しながらともに歩んできた歴史があります。 また、地域の拠点としての役割も果たしてきました。現在、統廃合により地域から学校がなくなるばかりではなく、新型コロナウイルス感染症の対応の中で、保護者や地域とのつながり、理解を得ながら、連携した取組みが期待されるところであります。 しかしながら、2011年10月以降、人材育成として大分県教育委員会が行っている採用後、対象者が広域的な異動を短期間で頻発にする人事異動ルールは、地域の子どもや保護者、地域そして学校及び教職員にとって多くの課題があります。 地域に根ざした教育の障壁となりつつあります。地域に根ざした学校教育や子どもたちの豊かな学びを守るための意見書です。議員各位におかれましては、子どもたちに豊かな学びを保障し、地域に根ざした学校教育が守られるための意見書の趣旨を御理解いただき、御賛同くださるようお願いいたします。 ○議長(中西伸之)  これより、意見書第10号を議題として質疑に入ります。 質疑の通告はありませんので、これで質疑を終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっています意見書第10号については、中津市議会会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。よって、意見書第10号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより、意見書第10号を議題として討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 山影智一君。 ◎8番(山影智一)  おはようございます。意見書第10号 子どもたちの豊かな学びを保障し、地域に根ざした学校教育が守られるための環境づくりを求める意見書の反対討論をいたします。 激動する世界経済情勢、国際化、情報化の荒波は待ってくれません。私たちの子どもたちはこの変革する世界、社会経済情勢の中で生き抜く力、まずは得て、国際化・情報化のそれぞれの地域社会に活躍し、明るく豊かな国、社会、地域をつくり、その上で一人ひとりの幸せを享受してもらうためには、これまでも、これからも教育の重要性は変わりません。 国、社会、地域づくりの基は、人づくり教育です。世界史的な歴史的転換点の今、教育現場におけるGIGAスクール構想の下、ICT教育の拡充が図られ、さらにコロナ禍等により新たな教育スタイルの実現が強く望まれ、次世代を担う子どもたちの教育人材の育成、確保、充実が求められています。 今、親も子も社会も価値観が多様化し、それによる教育職員の多忙化と相まって教育教員不足も深刻な課題となっています。また、長きにわたって学校教職員だけでは子どもたちの豊かな育ち、学びは確保することが困難だといわれ続けています。 教職員一人ひとりが子どもたちと向き合う時間をより確保し、できるだけ本来の教務、生徒指導に集中するとともに、教職員も一人の生活者としてワークライフバランスを進めていけるよう、一層の教育現場の環境整備と教育人材の育成・確保が求められています。 これらの課題解決のため、少人数学級の推進、教育支援員、補助員、事務補助員、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーなどの専門支援員等の拡充、部活動では部活動指導員等の制度化など、新たな人材支援が進められてきています。また地域とのつながりでは、学校と保護者、地域の皆さんがともに知恵を出し合い、一緒に協働し、子どもたちの豊かな成長を支える、地域とともにある学校づくり、いわゆるコミュニティ・スクールが県内でも、中津市でも推進され、学校を地域の中心としてつながり、継続的に支援する取組みがなされてきています。 これらの全体的な取組みを背景に、大分県教育委員会では平成20年の教育委員会、教員採用等汚職事件以降、県民の信頼回復とともに全県九州でも下位であった小中学校の生き抜く力の根本である学力等の向上を目指し、大分県の教育改革に真摯に取り組んできました。 そのような観点の中で、平成24年度以降からは芯の通った学校づくりの取組みと合わせて、この広域異動制度がスタートしました。広域異動制度の目的は、全県的な教育水準の維持向上、教員の意識改革、若手教員の人材育成、キャリア形成など、これまで重点的な取り組みがなされてきました。 その成果として、教職員の都市部への偏在を是正し、全県域に町職員が適正に配置され、臨時講師比率の格差では平成20年度に27パーセントと最大であったものが、令和2年度には7.4パーセントに縮小し、教育人材の地域間格差は是正されてきています。 また、県内各地域の優れた取組みが共有され、一人ひとりの教職員がせっさたくまする環境もできています。その結果、現在では県内のそれぞれの学校現場の努力により、全県的な教育水準の向上が図られ、小中学校では全国でも上位、九州では1、2位の学力を維持し、体力向上等の面とも合わせて多くの成果を上げています。 提出された意見書では、保護者や地域とのつながりの希薄化、避難所としての学校の課題、教職員の異動の負担や希望などがかなわないこと、将来設計への不安、広域異動制度による教育人材が集まらないなどが指摘されています。 しかし、ここまで述べてきた社会情勢、子どもたちや県民・市民の求められる教育のこと、それに伴う教育環境の整備、人材支援、地域とのつながりの構築、そして県教委のこの広域異動制度等をはじめとする、諸施策の目的や成果が顧みられていません。 意見書の指導指摘にある教員採用募集人数が少なくなっていることは、大きな課題です。その原因の大きな一つは、教師の多忙や負担が大きいというイメージがあります。 また、現場の意見を聞くと30代、40代のベテラン教師の不足による各学校の年齢の偏在も大きく、教育現場の管理、人材育成、子どもたちへの教育・指導など、バランスあるパフォーマンス、バランスあるマネジメントが難しくなっていると伺います。 しかし、だからといって教員採用募集人数が少なくなっていることが、一概にこの広域異動制度であるということにはなりません。今後、少子化により教員を希望する絶対数もさらに減少し、県内でもますます都市部出身教員や都市部を希望する教員の比率が大きくなってきます。 この広域異動制度が始まり10年が経過し、その教員採用条件は県内どこでも赴任できるものとなっています。県内の都市部や周辺部へ教員を適正に配置し、県内全ての子どもたちが等しく一定水準の教育を受けられる環境をつくっていくためには、一定の広域的な調整、この広域異動制度が必要です。 そして、制度の適正な運用により採用時から広い視野に立った教育現場の実践により、さまざまな経験を積み、高い教育力・人間力の習得にもつながります。一人ひとりの教職員が夢を持ち、自己実現に励み、さらに意欲をもって教育実践をすること、そのことが子どもたちに還元されることが期待されています。 確かに、意見書の趣旨にあるそれぞれの教職員の採用後のライフステージに応じた個別事情を、全て希望をかなえることは物理的にも難しい状況だと感じます。しかし、既に県教委では、教育現場の意見を踏まえ、異動年数の弾力的な運用、2地域目以降の異動年数を原則3年から原則4年にすること等や、教職員の家族構成・ライフステージに応じて結婚や育児・介護など、個別事情にもできるだけ対応できるよう制度の見直しにも取り組まれています。 今、一人ひとりの教職員が教育にさらに誇りと使命感を持ち、保護者や地域と協働し支え合いともに子どもたち、市民、県民の思いに応えていくための施策展開が強く求められています。広域異動制度については、教員の社会的役割と意義、子どもたちや県民・市民の想い、関わる教職員の使命と義務、そしてそれに伴う諸施策を全体として見て、教職員のライフステージに応じたライフワークバランスが図れるよう、できる限り運用されることは当然のことです。 よって、意見書については社会的情勢や大分県教育行政のこれまでの背景と取組み、広域異動制度等の目的や成果、県教委のライフワークバランスへの取組みと現状が考慮されておらず、全体を網羅的に捉えてではなく、一方ある一部の主張のようにも受け取られ、教育行政の信頼を取り戻し、教育改革に成果を上げてきた広域異動制度等を骨抜きにしてしまうのではないかという懸念が生じます。 大分県教育、中津市の子どもたちに真に求められる教育環境を創造していく立場の中津市民を代表する市議会として、この意見書を決定し大分県等に要望することは、これまで教育現場で一生懸命汗を流し努力してきた教育改革の歩みに対し不適当だと考えます。以上のことにより、反対いたします。 ○議長(中西伸之)  吉村尚久君。
    ◎19番(吉村尚久)  おはようございます。新生・市民クラブの吉村尚久です。 今、反対討論がありましたけれども、最初に確認しておきたいのは、この意見書第10号 子どもたちに豊かな学びを保障し、地域に根ざした学校教育が守られるための環境づくりを求める意見書についてということで、私、賛成の立場で討論を行いますけれども、単純に広域異動を否定しているわけではありません。このことをまず確認をしておいていただきたいと思うのです。 私は、この意見書の中に頻繁かつ広域異動に課題があると言っているわけで、広域異動だけのみを課題があると言っているわけではないということを、まずそこを確認しておきたいと思います。 反対討論の主張の中では、このこと広域異動のことについて随分と触れられたように思いますので、そのことをまず確認しておきたいと思います。 そして、県教育委員会がこの課題について解決に向けて取り組んでいるということについても評価していないわけでもありません。そのことも十分承知しておいていただきたいと思います。 しかし、まだ多くの困りや悩みを持つ教職員から、そして保護者や地域から、そして教員を目指す人たちから、そういう困りや悩みが聞こえてきているということを分かってほしいと思います。 頻繁に行われる異動により、結婚・妊娠・出産・通勤・居住の拠点などにおいて、将来設計が立てにくいという声や、そのような異動ルールがあるならば違う県で採用試験を受けて教員を目指すという声があること。 さらに、このまま教員を続けるか、それとも好きでなった教員を続けるために他県を受け直すか迷っていると。思い悩んでいるという声、特に女性教員にそういう声が多いという現実を知ってほしいのです。分かってほしいのです。 大分県しかないこの異動ルールに該当している現場の若い教員の声を紹介したいと思います。往復170キロメートルの長距離通勤をしています。おおむね10年3人事地域異動があるため、生活拠点が決められません。多くの地域や学校を経験した方がいいという考えも分かりますが、少子化問題を考えるならば女性の妊活や子育てしやすい環境について、もっと配慮した人事ルールを考えてほしいと思います。 異動希望を第3希望まで書くようになっているにもかかわらず、全く違った地域への異動になりました。この異動で結婚・妊娠・出産といった今後の人生設計が狂ってしまいました。何度もやめたいと思いました。今も続けるかやめるか考えない日はありません。どうして大切な人と離れて、一人で働き暮らしているのだろうと。 女性の体にはタイムリミットがあります。あまりにつらいです。この異動ルールがある中で、いろんな思いを抱えながら目の前の子どもと向き合い、教育活動をしていることを分かってください。 このような思いを受け止めるとともに、子どもの学びや成長を保障するためにも、福岡県に隣接し課題が顕著に現われやすい中津市だからこそ、中津市議会として意見書を出すことにより、県教育委員会が進めていることにより実効性があるものとしていただきたいのです。 頻繁かつ行き過ぎた広域異動はなるべく起こらないこと、十分配慮することを求め、子どもたちに豊かな学びを保障し、地域に根ざした学校教育が守られるための環境づくりを求める意見書について、賛成いたします。 ○議長(中西伸之)  これで討論を終わります。 これより採決に入ります。意見書第10号を採決いたします。 本件は起立採決の方法により採決いたします。 本件は、原案のとおり意見書を提出することに賛成の諸君の起立を求めます。起立のまましばらくお待ちください。(起立同数) ○議長(中西伸之)  着席ください。 可否同数であります。 よって、地方自治法第116条の規定により、議長により本件に対する可否を裁決いたします。本件については、議長は否決と裁決いたします。 よって、意見書第10号は否決されました。 次に、総務企画消防委員長及び教育産業建設委員長並びに厚生環境委員長から、議第52号から議第63号までの決算議案12件について、中津委員会会議規則第72条の規定により、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。(「異議なし」と言う声あり) 御異議なしと認めます。 よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 以上で、本定例会の全日程を終了いたしました。 これで令和4年第3回定例会を閉会いたします。 △議事終了 午前10時53分上記、会議の経過を記録して、事実と相違ないことを証するため、ここに署名する。 中津市議会議長  中 西 伸 之 署 名 議 員  相 良 卓 紀 署 名 議 員  角   祥 臣・令和4年第3回中津市議会定例会提出案件議決結果表 ┌───────────────────────────────────────────┐│議案番号  件名                               議決結果│├───────────────────────────────────────────┤│議第52号 令和3年度中津市一般会計決算の認定について            継続審査│├───────────────────────────────────────────┤│議第53号 令和3年度中津市国民健康保険事業特別会計決算の認定について    継続審査│├───────────────────────────────────────────┤│議第54号 令和3年度中津市農業集落排水事業特別会計決算の認定について    継続審査│├───────────────────────────────────────────┤│議第55号 令和3年度中津市介護保険事業特別会計決算の認定について      継続審査│├───────────────────────────────────────────┤│議第56号 令和3年度中津市小規模集合排水事業特別会計決算の認定について   継続審査│├───────────────────────────────────────────┤│議第57号 令和3年度中津市サイクリングターミナル事業特別会計決算の認定       ││      について                             継続審査│├───────────────────────────────────────────┤│議第58号 令和3年度中津市後期高齢者医療特別会計決算の認定について     継続審査│├───────────────────────────────────────────┤│議第59号 令和3年度中津市ケーブルネットワーク事業特別会計決算の認定に       ││      ついて                              継続審査│├───────────────────────────────────────────┤│議第60号 令和3年度中津市病院事業会計剰余金の処分及び決算の認定について  継続審査│├───────────────────────────────────────────┤│議第61号 令和3年度中津市診療所事業会計剰余金の処分及び決算の認定について 継続審査│├───────────────────────────────────────────┤│議第62号 令和3年度中津市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について  継続審査│├───────────────────────────────────────────┤│議第63号 令和3年度中津市下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について 継続審査│├───────────────────────────────────────────┤│議第64号 令和4年度中津市一般会計補正予算(第3号)            原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第65号 令和4年度中津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)    原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第66号 令和4年度中津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)    原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第67号 令和4年度中津市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第68号 令和4年度中津市小規模集合排水事業特別会計補正予算(第1号)   原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第69号 令和4年度中津市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)     原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第70号 令和4年度中津市病院事業会計補正予算(第1号)          原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第71号 令和4年度中津市下水道事業会計補正予算(第1号)         原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第72号 中津市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について       原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第73号 中津市手数料条例の一部改正について                原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第74号 耶馬渓風物館設置条例の一部改正について              原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│議第75号 財産の取得(高規格救急自動車)について              原案可決│├───────────────────────────────────────────┤│報告第26号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率      ││       の報告について                             │├───────────────────────────────────────────┤│報告第27号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく資金不足比率の      ││       報告について                              │├───────────────────────────────────────────┤│報告第28号 専決処分報告について(和解及び損害賠償の額の決定)           │├───────────────────────────────────────────┤│報告第29号 専決処分報告について(和解及び損害賠償の額の決定)           │├───────────────────────────────────────────┤│報告第30号 債権放棄の報告について                         │├───────────────────────────────────────────┤│意見書第9号 安倍晋三元首相の国葬に反対し、弔意の強制を行わないことを求め      ││       る意見書                            否  決│├───────────────────────────────────────────┤│意見書第10号 子どもたちに豊かな学びを保障し、地域に根ざした学校教育が守ら     ││        れるための環境づくりを求める意見書              否  決│└───────────────────────────────────────────┘┌───────────────────────────────────────────┐│以上26件 原案可決(議案)                          12件││      否決                                 2件││      継続審査(議案)                          12件│└───────────────────────────────────────────┘...