○議長(
渡辺雄爾君) 日程第2、
追加議案を上程いたします。 議案第122号から議案第126号及び諮問第3号を
一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。永松市長。(市長 永松悟君登壇)
◎市長(永松悟君) それでは、令和2年第3回杵築市議会定例会に提出いたしました
追加議案等について、提案理由の説明を申し上げます。 まず、議案第122号
教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについては、本市教育委員の安藤博昭氏が令和2年11月17日をもって任期満了となるため、後任として小野本良二氏を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものです。 次に、議案第123号公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについては、本市公平委員の穐吉文博氏が令和2年12月15日をもって任期満了となるため、同氏を再任したいので、地方公務員法第9条の2、第2項の規定により、議会の同意を求めるものです。 次に、議案第124号から議案第126号までの固定資産評価審査委員会の委員の選任つき、同意を求めることについては、本市固定資産評価審査委員の阿部敬一氏、土谷美恵子氏、及び門岡俊一氏の任期が、令和2年11月17日をもって満了となるため、阿部敬一氏、及び土谷恵美子氏を再任、また、門岡俊一氏の後任として古屋照生氏を選任したいので、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものです。 次に、諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、本市人権擁護委員の工藤美喜氏が、令和2年12月31日をもって任期満了となるため、同氏を再度推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものです。 何とぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(
渡辺雄爾君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第122号から議案第126号及び諮問第3号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺雄爾君) 異議なしと認めます。よって、議案第122号から議案第126号及び諮問第3号は、委員会付託を省略することに決しました。 これより質疑に入ります。御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺雄爾君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺雄爾君) 意見もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第122号から議案第126号及び諮問第3号は、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺雄爾君) 異議なしと認めます。よって、議案第122号から議案第126号及び諮問第3号は原案のとおり同意されました。 ここで、
議員提出議案及び閉会中各委員会の
継続審査を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺雄爾君) 異議なしと認めます。よって、これらを日程に追加し、
追加日程第1及び
追加日程第2として議題とすることに決しました。────────────
△
追加日程第1
議員提出議案第3号・
議員提出議案第4号 ────────────
○議長(
渡辺雄爾君)
追加日程第1、
議員提出議案第3号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し、地方税財源の確保を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。提出者、小春稔議員。(15番 小春稔君登壇)
◎15番(小春稔君)
議員提出議案第3号
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財源の急激な悪化に対し、地方税財源の確保を求める意見書。 上記の議案を別紙のとおり地方自治法第112条及び杵築市議会会議規則第14条の規定により提出をいたします。 令和2年9月17日。 提出者、市議会議員小春稔。 賛同者、堀典義、真砂矩男、藤本治郎、田原祐二、真鍋公博、以上の各議員であります。
新型コロナウイルス感染症の影響に伴う、地方財源の急激な悪化に対し、地方税財源の確保を求める意見書。
新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は戦後最大の経済危機に直面している。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税、地方交付税など、一般財源の激減が避けがたくなってきております。地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災、減災、雇用の確保など、喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染対策にも迫られ、地方財源は巨額の財政不足が生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることは予想される。よって、国においては令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。 1つ、地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することがないよう、発行額の減少に努めるとともに、償還財源を確保すること。 2、地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。 3、令和2年度の地方税収入は大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。 4、税源の偏在性が小さく、税収は安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税、地方税の政策税制については、積極的に整理合理化を図り、新設・拡充・継続にあたっては有効性、緊急性を厳格に判断すること。5、とりわけ固定資産税は市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹に影響する見直しは土地、家屋、償却資産を問わず、断じて行わないこと。さきの緊急経済対策として、講じた特例措置は臨時・異例の措置として、やむを得ないものであったが、本来、国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置として、期限の到来をもって確実に終了すること。 以上、地方自治法99条の規定により、意見書を提出する。 令和2年9月17日。大分県杵築市議会。各関係機関殿。 以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(
渡辺雄爾君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第3号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺雄爾君) 異議なしと認めます。よって、
議員提出議案第3号は、委員会付託を省略することに決しました。 これより議案の質疑に入ります。
議員提出議案第3号に対する御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺雄爾君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。議案に対する御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺雄爾君) 意見もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。
議員提出議案第3号は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺雄爾君) 異議なしと認めます。よって、
議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。 次に、
議員提出議案第4号地方財政の充実強化を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。提出者、堀典義議員。(1番 堀典義君登壇)
◎1番(堀典義君) 議会最終日、提案が続いておりまして大変お疲れさまです。最後に近い議案でございますので、よろしくお願いいたします。壱五一会、堀典義。 地方財政の充実強化を求める意見書を提案いたします。 提出者、杵築市議会議員堀典義。 賛同者、杵築市議会議員田中正治、同じく泥谷修、同じく阿部素也、同じく多田忍。 これより、意見書を読み上げ提案いたします。 なお、
議員提出議案第3号と趣旨が同じ部分がございますので、提案前文は省略をいたします。 地方財政の充実強化を求める意見書。 2021年度の政府予算と地方財政の検討にあたっては、地方財政歳出歳入を的確に見積もり、健全な地方財政の確立を目指すよう、政府に以下の事項の実現を強く求めます。 1、社会保障、感染症対策、防災、環境対策、地方交通対策、
人口減少対策など、増大する地方自治体の財政需要を的確に把握し、これに見合う地方一般財源総額の確保を図ること。 2、子育て、地域医療の確保、介護や
児童虐待防止、生活困窮者自立支援など、急増する社会保障ニーズへの対応と、人材を確保するための社会保障予算の確保、及び地方財政措置を的確に行うこと。 3、新型コロナウイルス対策として、新たに政府が予算化した
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金や、
新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金については、2020年度の補正予算にとどまらず、感染状況は実態における財政需要を把握しつつ、2021年度予算においても、国の責任において十分な財源を確保すること。 4、地方交付税におけるトップランナー方式の導入は、地域の実情を無視し、本来交付税に求められる財源保障機能を損なう算定方式であることから、廃止・縮小を含めた検討を行うこと。 5、まち・ひと・しごと創生事業として確保されている1兆円について、引き続き同規模の財源確保を図ること。 6、会計年度任用職員制度における当該職員の処遇改善に向けて、引き続き所要額の調査を行うなどして、その財源確保を図ること。 7、森林環境譲与税の譲与基準については、地方団体と協議を行い、林業需要の高い実態への譲与額を増大させるよう見直すこと。 8、地域間の財源の偏在性の是正に向けては、偏在性の小さい所得税等を対象に、国税から地方税への税源移譲を行うなど、抜本的な改善を行うこと。また、各種税制の廃止、減税を検討する際には、自治体財政に与える影響を十分検証した上で代替財源の確保をはじめ、財政運営に支障が生じることがないよう対応を図ること。 9、地方交付税の財源保障機能、財源調整機能の強化を図り、市町村合併の算定特例の終了への対応、小規模自治体に配慮した段階補正の強化など、対策を講じること。 10、地方財政の財源不足額は依然として4兆5,000億円強と前年度を超える規模の財源不足があることから、地方交付税の法定率を引き上げ、臨時財政対策債に頼らない地方財政を確立すること。 以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出する。 以上であります。議員各位の御賛同をお願いいたします。
○議長(
渡辺雄爾君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第4号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺雄爾君) 異議なしと認めます。よって、
議員提出議案第4号は、委員会付託を省略することに決しました。 これより議案の質疑に入ります。
議員提出議案第4号に対する御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺雄爾君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。議案に対する御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺雄爾君) 意見もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。
議員提出議案第4号は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺雄爾君) 異議なしと認めます。よって、
議員提出議案第4号は原案のとおり可決されました。────────────
△
追加日程第2 閉会中各委員会の
継続審査に関する件 ────────────
○議長(
渡辺雄爾君)
追加日程第2、閉会中各委員会の
継続審査に関する件を議題といたします。 議会運営委員会、議会活性化
特別委員会及び市民会館調査
特別委員会の
継続審査については、それぞれの委員長から会議規則第111条の規定により、お手元に配付の一覧表のとおり申し出がございました。 お諮りいたします。 各委員長の申し出のとおり、それぞれ閉会中の
継続審査とすることに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺雄爾君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり閉会中の
継続審査とすることに決しました。────────────
○議長(
渡辺雄爾君) 以上をもちまして、今期定例会に付議されました議事は全て終了いたしました。 これにて令和2年第3回定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。────────────午前11時38分閉会──────────── 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 令和2年9月17日 議 長 渡 辺 雄 爾 署名議員 泥 谷 修 署名議員 田 中 正 治 署名議員 二 宮 健太郎...