別府市議会 2003-12-09 平成15年第4回定例会(第3号12月 9日)
余言として言いますが、浜口総理大臣の補佐をし、大蔵大臣として、当時国家予算の四割を占める海軍予算に果敢な大なたを振るったのが、大分県の日田出身の井上準之助大蔵大臣であります。この方も一年後にやはり右翼の凶刃に倒れております。 ですから、財政改革とか構造改革というのは、やはり命をかけなければやれないような大変なことなのですね。
余言として言いますが、浜口総理大臣の補佐をし、大蔵大臣として、当時国家予算の四割を占める海軍予算に果敢な大なたを振るったのが、大分県の日田出身の井上準之助大蔵大臣であります。この方も一年後にやはり右翼の凶刃に倒れております。 ですから、財政改革とか構造改革というのは、やはり命をかけなければやれないような大変なことなのですね。
浜口総理大臣は、昭和恐慌の最中、金本位制への復帰、ロンドン海軍軍縮条約締結に伴う、海軍予算の大削減を実行しました。その結果、右翼の暴漢に東京駅頭で狙撃された時、浜口首相の口から発せられた言葉は「男子の本懐である」であります。生命を賭してとは申しませんが、公僕である市の職員もせめて職を賭しての意気込みで、日々の行政に当たってもらいたいと思います。