◆議員(江副康成) 先日、古賀
のため池に行ってみると、ちょうど地元
の方
の草刈りが終わったところでした。 切った草丈が短かったので、何回目なんですかと聞いたところ、5回目ということでした。 スパイダーモアという横移動できる自走式草刈り機でしたが、作業者は、機械と一緒に土手をついて歩く必要があるので、足を滑らせて転落しないように、長靴にスパイクをつけて、3名、3台による作業でございます。 ところで、私は、8月
の最後
の日曜日、町内、原古賀町
の原古賀ため池で、今年2回目
のため池
の草刈りでした。 若手中心に25名による刈払い機で、背丈ほどもある草を刈る共同作業でございます。 3名で5回、延べ15名。 一方で、人海戦術
の草刈りはというと、25名
の2回で、延べ50名。 高齢化による担い手不足
の中、これを見ても、目指すべき方向性は明らかだと思います。 なぜ自走式草刈り機は5回かかってる
のか。 近隣住民から
の要望もあるかもしれませんが、自走式は、草丈が高い等、草刈りがスムーズにできないという制約がございます。 これは重要なことでございまして、こまめな
管理が必然的に結びつき、いつもいい状態に保つことができます。 近年、進歩が著しい安全性
の高い
ラジコン草刈り機、ため池
の草刈りでは、導入すべきだと強く感じております。 数十センチメートル伸びれば刈ろうかというインセンティブが働きます。 刈り始めると、あっという間に刈り上がります。 また、斜面40度までなら、一般的な、どの
ラジコン草刈り機も、横転することもなく作業ができ、のり面
の角度最大35度である鳥栖市内
のため池なら、どこでも対応可能でございます。 まずは、市
の管理となった古賀ため池から、自ら
ラジコン草刈り機を使ってみませんか。 そして、鳥栖市
のため池全体に普及させてみたらどうかと思いますが、いかがでしょうか。 そのためにも、鳥栖市で
ラジコン草刈り機を購入してみませんか。 御答弁、よろしくお願いいたします。
○議長(松隈清之)
宮原経済部長。
◎経済部長兼
上下水道局長(宮原信) 江副議員
の御質問にお答えいたします。
農業用ため池の堤体
の草刈りは、ひび割れや漏水など
の異常を早期に発見するために必要でありますが、近年、高齢化や人手不足により、ため池
の草刈りを行う
管理体制が脆弱化しております。 このような状況でございますので、国
の制度であります、
多面的機能支払交付金や
スマート農業の導入支援事業など
の補助制度を活用した自走式草刈り機や
リモコン式草刈り機の導入をしていただくなど、草刈り作業
の省力化を図ることについて検討していただきたいと考えているところでございます。 以上、御答弁とさせていただきます。
○議長(松隈清之) 江副議員。
◆議員(江副康成) 部長もちょっとためらわれたんですけれども、このような答弁では、農林行政は自ら汗を流すんではなく、補助メニューを活用して支援する
のが我々
のスタイルな
のではと受け止められてしまいます。 しかし、河内ダムは、今をもって農林課
の所管でございます。 28水
の大水害を教訓に、大木川
の上流にダムを造り、農業用ダムと治水ダムを兼ねたものとして維持
管理されております。 現在
のため池は、農業用
の機能はある程度保ちつつ、流域に住まれている方々を豪雨から守るため
の大きな役割も期待されております。 私は、古賀ため池
の管理の在り方は、今後
の市内
のため池
の行く末を占う試金石になると思いますし、これからも注目してまいります。 また、これまで市道のり面
の草刈りは、誰がすべきかという問題点が指摘されていますが、どうしても、隣接あるいは近隣
の方々に頼る場面は、当面なかなかなくならないと、残念ながら思います。 私
の班は、毎月
の溝掃除
の際、男性
の多くは、夏場は草刈り機を持参して、水路と道路沿いを草刈りしています。 自分
の住む身近な環境整備と思って、市道のり面でも、誰でも文句も言わずに草を刈っております。 自走式草刈り機は、二、三十万円はします。 刈払い機も安くて数万円から、背負い式なら10万円はします。 そこで、鳥栖市が購入費
の何割かを補助する制度を新たに設けることにより、鳥栖市として、感謝と、ボランティアに対する何らかの配慮を示すことが必要じゃないかと思う
のは私だけでしょうか。 次に、耕作放棄地についてですが、事前に、農業
委員会に問い合わせたところ、農地面積が減少傾向にある中で、遊休農地は逆に増加傾向にあります。 遊休農地は、令和3年度は率にして0.68%、反対に、耕作率は99.32%となり、環境維持に農業がいかに貢献されているか、農業が崩壊すると、大変なことになると思った次第であります。 それを踏まえて、水張休耕田についてお尋ねします。以前は水張減反と言っておりましたけれども、今は減反政策がございませんので、水張休耕田と呼ばせていただきます。 耕作放棄地は、令和3年度は、面積にして約10ヘクタールであり、これは、維持
管理課
管理面積約7ヘクタールと比較しても大変大きな数字でございます。 単純に放置すれば、草が伸び放題、害虫やスズメなど
のすみかとなり、環境を悪化させるのみならず、近隣耕作地にも被害を及ぼすことになります。 一方で、耕作できないまでも、田植時に耕し、そして、水を張った田んぼには、シラサギ、アオサギ、カモなどが飛来し、そして、そのままそこで暮らすこともあり、水辺
の癒し
の空間にもなっています。今日も朝、そうした光景を目にしました。 兵庫県豊岡市、茨城県野田市に行政視察に行った際、そこは
コウノトリゆかりの地となりますが、そこでとれる米は、
環境維持支援米として高く売れていると聞きました。
農地利用最適化推進活動により、農地は農地として利用することが望ましいことは言うまでもありませんが、米作りも大変難しい作業であり、誰でもできるものではございません。 最悪、耕作できないときでも、雑草対策として、また、環境対策として、最低に水張休耕田にはしてもらうことを徹底すべきと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(松隈清之)
宮原経済部長。
◎経済部長兼
上下水道局長(宮原信) 江副議員
の御質問にお答えいたします。 水張休耕田における効果につきましては、水張によって雑草
の発芽を抑制することや、水棲動植物が生息する場所になることから、田園環境
の保全につながるものと聞き及んでおります。 水張休耕田
の取組を推進することにつきましては、他市町で
の取組などを参考に調査・研究してまいりたいと考えております。 以上、御答弁とさせていただきます。
○議長(松隈清之) 江副議員。
◆議員(江副康成) 絶滅危惧種
のコウノトリというインパクトはあるとして、シラサギ、アオサギ、カモがすんでいる環境とコウノトリが飛来する環境は、時期がずれはしますが、同じであります。 また、今年初めには、佐賀県白石町にもコウノトリが飛来し、数か月滞在したと聞きます。 いずれ鳥栖市も舞い降りないとも限りません。
スマート農業へ
の取組と併せて、水辺
の雑草対策、住みやすい田園環境を守るため、鋭意取り組んでもらいたいとお願いいたします。 それでは、次
の項目、
デジタル・ガバメント実行計画についてお尋ねいたします。 自治体
の情報システムの標準化、共通化が目標時期を2025年、令和7年度とし、それに向けて、各自治体が対応を準備しています。 また、それに合わせて、人材を確保、育成し、AI・RPA
の利用推進も推し進められています。 ところで、その実行計画
の中で、2023年度3月末までと期限を設けられている
のが、自治体
の行政手続
のオンライン化であり、マイナンバーカード
の普及促進であります。 それでは、
自治体行政手続のオンライン化、その取組及び今後
のスケジュールについてお尋ねしますが、まず、子育て、介護等
の手続
のオンライン政策について、その進捗状況を御答弁ください。 また、その他
の手続
のオンライン化について、
デロイトトーマツコンサルティングと業務提携し、進められていますが、その進捗状況について御答弁ください。
○議長(松隈清之)
松雪企画政策部長。
◎
企画政策部長(松雪努) おはようございます。 江副議員
の御質問にお答えをいたします。 行政手続
のオンライン化に関し、
自治体DX推進計画による子育て関係、介護関係等
の27手続につきましては、今年度末
の稼働を目指し、子育て関係
の手続については、申請情報等を現行システムに取り込む改修を含め、現在作業を進めているところでございます。 この27手続以外
の行政手続
のオンライン化につきましては、外部に調査及び分析業務を委託することといたしまして、本年4月にプロポーザルを実施し、その内容を審査した上で、5月に、議員御質問
のとおり、
デロイトトーマツコンサルティング合同会社と契約を締結したところでございます。 6月から7月にかけまして、庁内
のシステム環境調査及び各課にどのような行政手続がある
のかなど
の洗い出しを行い、必要に応じ、ヒアリングを実施したところでございます。 現時点におきましては、受託業者において、ヒアリング結果
の分析及び検討、行政手続
のオンライン化に向けた、短期、
中長期的ロードマップの策定、優先的に
オンライン化する行政手続に係る
システム調達仕様書の作成等を行っているところでございます。 調査・分析等
の結果に基づき、優先的に
オンライン化する行政手続につきましては、来年度
のシステム導入に係る予算措置等も含めた検討や、実施に向けた準備を行い、円滑な導入に努めてまいりたいと考えております。 また、優先的に
オンライン化する行政手続以外
の手続に関しましては、日々進歩しておりますパッケージシステム
の状況等
の調査、導入に向けた検討を行うなど、市民サービス
の向上、業務
の効率化
の早期実現に引き続き努めてまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 江副議員。
◆議員(江副康成) まず、受託業者
デロイトトーマツコンサルティングは、優先的に
オンライン化する行政手続に係る
システム調達仕様書の作成等を行っているという答弁ございました。 最も興味深いところではございますが、まだ内容については一切公表できない状態と
のこと。 ただ、
システム調達仕様書の作成を行っているということから、次
のステップへはいつでも行けるものと受け取りました。 私が期待するところは、新庁舎が防災拠点として生まれ変わるところなので、防災関連
のシステムが完備される
のではと期待しております。 ちなみに、先行する27手続
のうち、1つは罹災証明書ということなので、いい線しているかもしれません。 それと、もう一つが、福祉タクシー、福祉バス
の決済システムです。 運転免許証を返納された方々が、日常生活、交友関係を保つため、福祉タクシー、福祉バスに乗りやすくするシステムです。 それと、あれだけ頼りにしていた両親も、煩雑な
管理は面倒な年になってきました。 投薬履歴
管理、検査データ、これらが、マイナンバーカードで、必要なときに引っ張り出すことができれば、大変ありがたいです。 子は育てばいずれ離れていきますが、介護は長いお付き合いでございます。 優先的に
オンライン化する行政手続以外
の扱いである、日々進歩しているパッケージシステム
の活用でもいいから、短期、中期的ロードマップに明記されることを期待しております。 ここ
の辺りを詳しく聞きたかった
のですが、全て10月中下旬頃
の最終報告後ということなんで、私
の期待
の部分だけ、まずはお話ししました。 今度は、聞いていて疑問に思う点でございます。 27手続は、半額国庫補助というインセンティブつきですが、15ある子育て関係手続は、申請情報等を現行システムに取り込む改修を含め、順調に進んでいるということです。 言い換えれば、現行なかった介護関係手続11手続は、システムに取り込む改修までには至ってないということです。 それでいい
のかどうか。 限られた情報しかない私には、判断つきませんが、介護を担う鳥栖地区広域市町村圏組合
の管理者でもある橋本市長がリーダーシップを持って、この機会に、半額補助がある、この期限までに進めなくてよかった
のかどうか疑問が残ります。 それと、27手続以外
の優先的に
オンライン化すべきものは、
システム調達仕様書の作成まで行っているという点です。 そうしたとき、来年は市長
選挙でもあり、当初予算は骨格予算、6月に肉づけ予算となります。 予算がなければ先に進めません。 新年度
の予算となれば、半年
の空白期間が生じてしまい、失われる時間は大きいと言わなければなりません。 やることを前提に
デロイトトーマツコンサルティング合同会社と契約した
のだから、12月補正予算で上げてしかるべきではないかと申し上げて、次にまいります。 マイナンバーカード
の取得状況についてお尋ねします。 2022年度末、100%取得という大きな目標がありますが、現在
の取得状況についてお尋ねします。
○議長(松隈清之) 吉田
市民環境部長。
◎
市民環境部長(吉田忠典) おはようございます。 江副議員
の御質問にお答えいたします。 本市におけるマイナンバーカード
の普及状況でございますが、本年7月末時点におきまして、交付枚数が3万2,620枚、人口に対して
の交付率が44.1%となっております。 マイナンバーカード
の普及促進
の取組につきましては、本年4月1日から、庁舎市民コーナーにマイナンバーカード特設コーナーを設置し、専用タブレットによるオンライン申請受付を実施いたしております。 申請書等へ
の記載
の必要がなく、本人確認後、職員による写真撮影だけでマイナンバーカード
の申請手続が完了するため、市民
の皆様には、とても好評をいただいております。 また、乳幼児健診やがん検診等
の集団検診
の際に、保健センターで申請受付を行ったり、まちづくり推進センターや市内企業等へ
の出張申請も実施しているところでございます。 そのほか、市ホームページに、御自宅で御家族
のカード申請ができるよう、スマートフォンによる申請方法
の動画を掲載したり、元サガン鳥栖
の選手で、市
の特命応援団長でございます高橋義希さんによるSNS
のPR動画配信など、マイナンバーカード
の普及促進に努めております。 現在、国において、最大2万円分
のポイントがもらえるマイナポイント第2弾が実施されております。 マイナポイント
の申込みにつきましては、今月までにマイナンバーカードを申請した方が対象となります。 そこで、10日、翌11日
の土曜日と日曜日及び今月第4週
の24日と25日
の土曜日、日曜日に、フレスポ鳥栖
の貸しスペースにおいて、臨時
のカード申請受付コーナーを開設することといたしております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 江副議員。
◆議員(江副康成) 国
の交付率が45.9%に対して、鳥栖市は44.1%ということで、全国的な傾向とはいえ、全国平均を下回り、鳥栖市は若干苦戦しているところではあります。 以前、住基カードというマイナンバーカードに似た取組がありましたが、住基カードは最終的に5%
の普及率だったことと比べると、現時点で1桁多い44.1%
の取得率は、善戦してるとも言えます。 住基カードが駄目だった反省に立ち、機能連携、様々な場面で使えることが売りになっています。 SUGOCAカードで、電車をタッチ・アンド・ゴーで乗り継ぐことが当たり前に思う鳥栖市民にとっては、マイナンバーカードが日常生活
のパスポートになる社会が容易に想像できます。 御答弁にあったように、鳥栖市が、様々な推進ツールや機会をつくって普及させようとしている熱意は、私も大いに感じるところでございます。 答弁
の中に、市ホームページに、御自宅で御家族
のカード申請ができるよう、スマートフォンによる申請方法
の動画掲載とありましたが、これを見ると、親子関係にあるものだけに限らず、スマホで
の申請に慣れた方が、これから申請したい人
の分も、そのスマホから申請を手伝ってあげることもできるようです。 また、まだ申請されていない方には、QRコードを読み込むと、あなただけ
の申請書作成画面になる申請用紙も送られております。 デジタル手続社会において、マイナンバーカードはパスポートです。 海外旅行用
のパスポートは、海外に行く人だけ必要で、取得する、しないはその人
の判断です。 しかし、世界的にデジタル化社会に移行している中で、日本もその例外ではなく、マイナンバーカードを持たずして、これから
の市民生活、社会生活ができる
のか、全く想像できません。 また、総務省
の資料によると、これから日本
の未来を背負っていかなければならない子供たち
の取得率が、平均より10%近く悪い数字であります。 全国的な傾向ではありますが、鳥栖市教育
委員会としてどう思われるか、御答弁よろしくお願いします。
○議長(松隈清之) 天野教育長。
◎教育長(天野昌明) おはようございます。 江副議員
の御質問にお答えをいたします。 国が、今年度末までに、ほぼ全国民がマイナンバーカードを持つことを目指している中、児童生徒
の取得状況に課題が見られることについて、承知しているところでございます。 このマイナンバーカードは、これから
のデジタル社会で暮らしていくために、子供たちにとって手放せないカードであると認識をしております。 そのため、教育
委員会では、デジタル庁、総務省から配付されました、リーフレットを保護者宛てにメール等で配付し、取得
のお願いをしたところでございます。 学校教育
の中では、現在、マイナンバーカード自体
の学習はあっておりませんが、中学3年生
の社会科公民的分野
の学習で、社会保障制度等について学習をする際に、マイナンバーカードが健康保健証として使用できること、本人確認
の書類として使用できることなど、マイナンバーカード
の利便性について説明をしております。 また、中学2年生
の家庭科
の学習では、クレジットカードなど
の身近なカード類
の学習をする際に、マイナンバーカードにも触れて、その利便性について紹介をしております。 今後につきましても、国や県から
の要請に沿いながら、児童生徒、または、その保護者に対して周知を図っていくとともに、関連する学習時に周知していく必要があると考えております。 以上、御答弁とさせていただきます。
○議長(松隈清之) 江副議員。
◆議員(江副康成) こちらに、教育
委員会からもらったリーフレットですけれども、マイナンバーカード、これから
の暮らしに欠かせない一枚ということで、これを読むと、本当によく分かりますし、今からは必要なんだと思っていただけると思いますが、学校でも話題に上るように、鳥栖市役所にあるようなポスターでも見ていただいたらと私は思っております。 デジタル社会、デジタル手続社会へ
のパスポート、マイナンバーカードをぜひお求めください。 それでは、次に行きます。 鳥栖スタジアム
のシート改修について。 鳥栖スタジアム
の観覧席シートは、座席幅や座席ごと
の間隔が狭く、サッカー観戦していると窮屈に感じるので、改修
の必要がある
のではないかと前回に続けてお尋ねします。 あの後、多く
の人から賛同
の言葉を頂くと同時に、改善費用ぐらい鳥栖市は出せない
のかと叱咤激励を受けました。 SSP構想――SAGAスポーツピラミッド構想は、国民スポーツ大会を最初に開く佐賀県としては、大変タイムリーでインパクト
のあるものです。 その中
の頂点に位置するがプロスポーツであり、鳥栖市にはサガン鳥栖と久光スプリングスがあり、SSP構想
の中核的なまちであります。 大分前になりますが、議員視察で、鹿島アントラーズ
の本拠地、鹿嶋市に行かせてもらいました。 その縁もあってか、担当する教育
委員会スポーツ振興課からいろいろとお話を聞くことができました。 本件については、鹿島スタジアムもシートは広くはないが、そこまでではないということでした。 それより、新スタジアム建設
の話が持ち上がっているので、その中で、最近
の傾向に合わせてシートも改善されるんではないかということでした。 また、併せて、グラウンドが充実しているとお聞きしましたがと話を向けると、サッカーができるグラウンドが、民間を含めると、30面まではないが、それ近くありますということでした。 全て天然芝ということでありました。 鹿島アントラーズは、オリジナル10といって、Jリーグ発足時からトップリーグにいる横浜マリノス並ぶ最強チームです。 Jリーグ100年構想
の申し子である、その鹿嶋市
の方たちが、サガン鳥栖
のある鳥栖市を一度見てみたい、サガン鳥栖
のチームづくり、特に若い世代
の活躍は目を見張るものがありますねと言われています。 Jリーグ100年構想とSSP構想は、同根
のような気が私にはしています。 前置きが長くなりましたが、そういう全国的にも注目されているサガン鳥栖、駅前不動産スタジアムであります。 ぜひ早期
の改修をお願いしたい。 アビスパ戦で、博多
の森陸上競技場、天皇杯ロアッソ熊本戦
の応援では、熊本県民総合運動公園陸上競技場に行きましたが、シート幅が広く、快適だった
のを覚えています。 御答弁よろしくお願いします。
○議長(松隈清之) 佐藤
スポーツ文化部長。
◎
スポーツ文化部長(佐藤敦美) おはようございます。 江副議員
の御質問にお答えいたします。 鳥栖スタジアムにつきましては、平成8年に完成しており、当時
のJリーグスタジアム基準に基づき、観覧席シートを設置しておりますが、議員御指摘
のとおり、近年建設されたJリーグ
のホームスタジアムなどと比較した場合、座席幅や座席ごと
の間隔が狭いことは把握いたしております。 スタジアム
の観覧席シートは、設置から26年が経過しており、一般的なシート
の耐用年数である30年を迎えることから、改修が必要となります。 また、改修
の際には、現在
のスタジアム基準を満たすために、既設シートよりも幅が広いものを設置する必要があることも認識いたしております。 スタジアム観覧席シート
の改修費用につきましては、議員御紹介
の熊本県民総合運動公園陸上競技場や、同時期に改修されました東平尾公園博多
の森球技場
の事例を参考にいたしますと、鳥栖スタジアム
の観覧席シート
の全てをリニューアルするためには、5億円以上
の経費が必要となることが想定されます。 このようなことから、改修
のためには、例えば、複数年にわたって改修を行うことで、財政負担
の平準化を図ることなどを検討する必要があるものと考えております。 観覧席シート
の改修を行うことは、観戦環境
の向上につながるものと考えますが、観覧席シート1席当たり
の大きさが、ホームゲーム
の集客数及び収益へ
の影響もあるため、今後は、ホームチームである株式会社サガン・ドリームスと
の連携を密に図ることはもとより、本市
の公共施設中長期保全計画へ
の計上や、財源
の確保など、改修へ向けた議論を進めてまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 江副議員。
◆議員(江副康成) 複数年にわたって改修を行うことで、財源負担
の平準化を図ることという答弁がございました。そうした方針であるならば、まずはバックスタンド1階席を考えてみたらどうかと思います。 ホーム戦は必ず駅スタに駆けつけていますが、アウエーはDAZNで見ることが専らです。 そして、ホーム戦でも、家に帰って、川井監督
のコメントを楽しみにDAZNを見る習慣もできました。 DAZN
の、クラブチームへ
の収益金配当に当たって、視聴率にウエートがあるとお聞きしております。 サガン鳥栖ホーム戦を、サッカーファンがDAZNを通して見られることも意識すれば、テレビに映りやすいバックスタンド
の1階席は、両端までいっぱいになった客席をお見せしたい。まずは、ここから取りかかっていただきたい。 来シーズンに間に合うように、これも12月補正に計上していただけないでしょうかとお願いして、最後
の質問に移ります。
仮称山浦スマートインターについて。 4選を果たされた橋本市長は、その公約において、山浦スマートインターチェンジを進めることを公約に掲げておられました。 味坂スマートインターチェンジ(仮称)もめどが立っている昨今、事業化に向けて進めるべきではないでしょうか。 私、あるいは自民党鳥和会から、国交省をはじめ、主要なところに陳情を重ねているところでは、衆目一致して、橋本市長から
の申入れがあれば、前向きに検討するという話ばかりです。 御答弁よろしくお願いいたします。
○議長(松隈清之)
福原建設部長。
◎建設部長(福原茂) 江副議員
の御質問にお答えいたします。 味坂スマートインターチェンジ(仮称)
の整備につきましては、現在、インターチェンジ本体及び周辺道路において、鋭意工事を進めているところでございまして、事業開始から五、六年とされている一般的な開業時期に向けて、遅滞ないよう、引き続き取り組んでまいりたいと考えております。 次に、山浦スマートインターチェンジ(仮称)についてでございますが、これまで、制度内容など、国から
の情報収集等をはじめ、インターチェンジ
の実現性を判断するため
の基礎調査に取り組みまして、その内容につきましては、国や県、NEXCO西日本など
の関係機関と勉強会を行い、幅広い議論や御意見をいただいたところでございます。 また、当該スマートインターチェンジは、令和3年3月に策定した鳥栖市都市計画マスタープランへ
の位置づけを行っており、今後、目標とすべきまちづくり
の方向性を示すことで、広域的な交通体系や、まちづくり
の観点から
の検討を進めるきっかけとなり、国など
の関係機関と
のさらなる情報共有や議論が一層深まるものと考えております。 今後は、幹線道路網
の整備状況及びまちづくり
の方向性、ストック効果等を踏まえつつ、本市が進めております各種事業
の進捗状況や財政状況、将来見通しを見極めながら検討していく必要があるものと認識しており、当該スマートインターチェンジ
の事業化
の時期は未定でございますが、事業化を見据え、引き続き国をはじめとした関係機関と
の情報共有や要望活動等に取り組んでまいりたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。
○議長(松隈清之) 江副議員。
◆議員(江副康成) 大変重要で、また、貴重な御答弁ありがとうございました。 これまで、制度内容など、国から
の情報収集をはじめ、インターチェンジ
の実現性を判断するため
の基礎調査に取り組みまして、その内容につきましては、国や県、NEXCO西日本など
の関係機関と勉強会を行い、幅広い議論や意見をいただいたところでございますという答弁でございました。 スマートインター
のときには、どこを見ても別添ということで、スマートインターチェンジ
の検討・整備というスケジュール表がございまして、その囲み
のところを申しますと、スマートインターチェンジ
の準備段階(地方で
の計画検討・調整段階)において、国として必要性が確認できる箇所等について、箇所を選定し、国が調査(直轄調査)を実施し(準備段階調査)。 準備段階調査における準備会で
の検討や調整が整い、関係機関で構成される地区協議会で決定された実施計画書が提出された箇所につき新規事業化。 これが大きな柱ということでございますが、普通地方自治体で
の検討、地方整備局や会社――会社という
のはNEXCO西日本――で適宜応相談ということで、インターチェンジ
の必要性
の確認をするわけなんですけれども、先ほど
の答弁には、必要性、その次
の段階だと思われる実現性において、地方
のほうで計画検討、調整する
のには、広域的検討ということで、まず必要性
の検討をやって、その後、概略検討、詳細検討という段階に入っていきます。 そして、整い始めたら、地区協議会というところで、実施計画書
の策定・提出という形になるんですが、あえて必要性じゃなくて、実現性を判断するため、基礎調査に取り組みましてということで、一つ先
の段階まで行っていただいているんだなと、私は思った次第でございます。 次に、幹線道路
の整備状況及びまちづくり
の方向性、ストック効果等を踏まえつつ、本市が進めておる各種事業
の進捗状況や財政状況、将来見通しを見極めながら検討していく必要があると認識しておるとあります。 この中で、まちづくり
の方向性とありますが、既に鳥栖市都市計画マスタープランが作成され、それを具体化するために、現在、調整区域における地区計画
の運用基準を策定
の上、都計審に諮問されております。 新鳥栖駅を拠点性
の一つとして、民間活力を持ってまちづくりを進めるためには、セットとして、山浦スマートインターチェンジを設置しなければならない。 ストック効果を出すためには、経験ある方なら、自明
の論理でございます。 そして、当該スマートインターチェンジ
の事業化
の時期は未定ではございますが、事業化を見据え、力強く、そして、引き続き国をはじめとした関係機関と情報共有や要望活動にも取り組んでまいりたいと考えておりますと、力強く示していただきました。 この議場
の中では、福原部長がこの分野で最も専門性が高い方と思いますが、国交省九州地方整備局から、出向でありますが、来ていただいて本当によかったなと思っております。 引き続き事業化
の段取りを先導していただきたい。 私はもっとずっといていただきたいと思うとともに、ステップアップして、鳥栖市
のためにもっと頑張っていただきたいと感じているところでございます。 終わります。
○議長(松隈清之) 暫時休憩いたします。 午前10時50分休憩 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 午前11時3分開議
○議長(松隈清之) 再開いたします。 休憩前に引き続き、一般質問を続行いたします。 次に、中村直人議員
の発言を許します。中村議員。
◆議員(中村直人) 立憲民主党議員団
の中村直人でございます。 今回、3項目について質問いたします。 まず、市政
の現状と課題についてお聞きします。 橋本市長は、2019年
の市長
選挙で、にぎわい
のある便利な鳥栖市に、健康長寿日本一へ、たくましく育て!子育てしやすいまちへ、暮らし
の基盤整備で、安全安心
の確保、元気で活力あふれるまちへ、などなど
の主要な公約を掲げて戦われ、4期目
のスタートを切られまして、今日を迎えられているわけでありますけれども、これまで
の市政運営について、市民にはいろんな評価があると思いますが、橋本市長自身
の自己評価はどのようにされている
のか、まず、お聞きします。 新産業集積エリア
の問題は、アサヒビール
の進出によって一歩前進はしましたが、周辺と
の環境整備や、交通問題など、さらに取り組まなければならないと思いますし、市長自ら1丁目1番地と言われるところ
の鳥栖駅周辺整備につきましても、将来に向けて
の鉄道高架問題や、駅舎整備など、課題が残されています。 新鳥栖駅周辺
の整備、新幹線
の分岐駅へ
の対応、温水プール
の建設、自然災害等へ
の対応・対策、少子高齢化対策などなど、行政がやらねばならない課題が山積をしているわけですが、この課題に取り組むためには、残された期間を考えると大変厳しいものになると思います。 そこで、これら
の課題
の解決、前進に向けては、次期市長
選挙で勝利をされ、継続するしかないと思いますが、指摘いたしました課題に対する考えや所感も含めて
の次期市長
選挙へ
の対応についてお聞きをしておきます。 次に、プラスチック資源循環促進法についてお聞きします。 プラスチック資源循環促進法が4月に施行され、容器包装プラスチックに加えて、製品プラスチック
の多くをリサイクル
の対象とすることが自治体
の努力義務となったわけですが、その法
の内容はどういうことか、お聞きします。 また、この対策についてどう取り組まれている
のか、お聞きします。 また、消費する私たち住民
の意識
の問題もあると思われますが、意識向上
の対策や、教育
の場で
の資源やリサイクルに関する取組等も大切ではないかと思いますが、教育現場で
の取組などがあれば、お示し願いたいと思います。 最後に、公立中学校
の部活動
の地域移行についてお聞きします。 公立中学校
の部活動改革について、議論を重ねていたスポーツ庁
の有識者会議が、6月、休日
の運動部活動を地域
のスポーツ団体に委ねる地域移行を推進し、2023年度から
の3年間を改革集中期間と位置づける提言をまとめました。 その提言
の主なものは、公立中学校
の運動部活動は、近隣
のスポーツ団体等に委ねる地域移行を目指し、休日から段階的に推進する。 地域移行は、2023年から2025年度
の改革集中期間に全国で進め、平日については、休日
の進捗状況を検証し、できるところから取り組む。 運営や指導は、総合型地域スポーツクラブ、スポーツ少年団、プロチーム、大学などが担う。 参加する生徒は、スポーツ団体等に会費を払う。 負担が大きくならないよう、自治体や国も支援をする。 経済的に困窮する家庭に対しては、自治体
の補助、国
の支援を検討する。 希望する教員が移行先でも指導できるよう、自治体が兼業・兼職規定を整備するなどなどがあるようですが、どう対処される
のでしょうか。 私は、これまで
の部活動
の位置づけなど、幅広い検証が必要ではないかと思います。 部活動は、教育課程外とされながらも、学校教育
の一環と位置づけられていますから、先生たちはいつまでも関わり続けなければなりません。 働き方改革
の一環であれば、役割分担を明確にして、負担軽減につなげていかなければならないと思います。 先生と生徒、さらには学校と
の関係、また、総合型地域スポーツクラブや各種目団体と
の連携も大変重要になると思います。 指導者
の確保や補償問題、指導者養成
のため
のいろんな手だてなどなど、環境整備も大切です。 このように考えますと、教育現場だけでなく、自治体全体で取り組む必要があると思います。 学校現場
の状況や、受皿となる地域
の環境
の整備状況など、どうなっている
のか。より詳細に検証し、多く
の理解
の下で進めていかなければなりません。 以前、社会
の週休2日制に合わせて、子供たちにもゆとりある教育をするために学校週5日制が設けられましたが、あれから20年ほどたちますが、その当時から、地域社会と
の連携などなどが言われていましたけれども、今日までずるずると時間が過ぎた
のではないでしょうか。 今こそ真剣に考えていかねばならない問題だと思われます。 部活動は、単に運動面だけ
の問題ではなく、文化面
の部活動もありますから、なおさら幅広い議論が必要です。 いずれにしましても、部活動
の地域移行問題は、あらゆる方面に関わりがありますから、受皿となる関係団体と
の協議が重要になると思います。 調整役
のコーディネーター
の配置なども含め、今後
の対応をどのようにされる
のか、お聞きします。 教育
委員会だけでなく、スポーツ文化
の観点から
の対応も必要ですので、関係する課から
の答弁を求めて、私
の一般質問を終わります。
○議長(松隈清之) 橋本市長。
◎市長(橋本康志) おはようございます。 中村議員
の御質問にお答え申し上げます。 私は、平成19年3月、第6代鳥栖市長として、市民
の皆様
の御支持を頂戴し、今日に至るまで
の4期15年6か月
の間、鳥栖市
の発展に努めてまいりました。 その間、日本全体が人口減少、高齢化社会へと向かう中において、本市は一貫して人口増加を続けてまいりました。 本市における人口増を支えてきた企業誘致も順調に推移してきた一方で、現在、企業誘致
の受皿となる用地が不足する事態に直面をしております。 また、平成23年には、九州新幹線
の開通に伴い、新鳥栖駅が開業するとともに、駅前には、九州唯一
の重粒子線がん治療施設が開設をされたほか、仮称でございますが、味坂スマートインターチェンジ
の設置も決定して、現在工事が進んでおります。 これもひとえに、本市
の交通結節点として
のポテンシャル
の高さ
の表れであり、先人
の皆様をはじめ、市民
の皆様、そして、市議会
の皆様
の努力や御協力
の結果であると感じております。心から御礼を申し上げます。 一方で、ここ数年は、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言
の発出や、未曽有
の自然災害など、これまでに経験したことない事象へ
の対応が求められるなど、市政運営
の難しさを痛切に感じているところでもございます。 このような状況を総括する上においても、これまでに掲げてまいりました公約に関して、思い
の一端を述べたいと思います。 ただいま中村議員から御紹介をいただきました5つ
の主要な公約は、それぞれに、鳥栖市が向かうべき方向性を示すものとして、さき
の市長
選挙において、お示しした事項でございます。 今任期中における様々な取組
の中から主立ったものを申し上げますと、にぎわい
のある便利な鳥栖市に関しましては、新産業集積エリア整備について、県と緊密な連携を取りつつ、共同で事業を進め、アサヒビール株式会社
の誘致につなげることができ、市民
の皆様からも喜び
の声を多く頂戴しております。 まずは、同社
の操業開始に向けて着実な事業
の進捗に努めてまいります。 次に、仮称でございますが、味坂スマートインターチェンジ周辺道路
の整備に関しましては、地権者
の皆様をはじめ、関係各所
の皆さん
の御協力により、令和6年
の供用開始に向け、事業を進めてまいりました。 国道3号に関しましては、鳥栖拡幅と永吉交差点改良による4車線化、鳥栖久留米道路
の4車線道路新設を進めてまいりました。 生活道路
の整備に関しましては、田代大官町・萱方線をはじめ、轟木・衛生処理場線などについて、道路幅
の拡幅や橋梁
の架け替えなど、安全な通行に資するよう努めてまいっております。 健康長寿日本一へに関しましては、2024国スポ・全障スポへ向けた施設整備として、市民球場、市民体育館につきましては、大規模改修を完了し、陸上競技場につきましては、現在、鋭意大規模改修に取り組んでおります。 また、新たなスポーツ拠点として大いに期待されます、久光スプリングス練習拠点につきまして、SAGA久光スプリングス株式会社及び久光製薬株式会社と本市が締結いたしました連携協定に基づき、駅前不動産スタジアムに隣接する市有地に、令和5年春
の完成に向け施設整備を進めていただいております。 さらに、市民公園に隣接する県有地を中心に計画をされておりますサガン鳥栖U-15練習拠点整備につきまして、その進捗に協力をしてまいりたいと考えております。 なお、新型コロナウイルス感染症対応に関しましては、感染防止に係る対策をはじめ、ワクチン接種、感染症
の流行による経済面へ
の影響を軽減するため
の商品券
の発行や事業者支援を進めてまいりました。 たくましく育て!子育てしやすいまちへに関しましては、子ども
の医療費助成
の通院医療費について、対象を中学生まで拡大するとともに、なかよし会
の待機児童解消に向け、鳥栖北小学校をはじめ、鳥栖小学校における施設整備を加速させてまいりました。 併せて、小中学校
の大規模改修に関しましても、年次計画を持って進めてまいりました。 暮らし
の基盤整備で、安全安心
の確保に関しましては、本市
の防災拠点
の中核をなす市庁舎
の建設に着手し、令和5年5月
の開庁に向け、整備を進めてまいりました。 次期ごみ処理施設につきましては、焼却施設が令和6年度、リサイクル施設が令和11年度
の稼働に向け、整備が進められております。 また、想定を超える規模
の豪雨による浸水被害に対する対策につきましても、河川
のしゅんせつをはじめ、護岸
の改修や排水路
の整備、水位計や監視カメラ
の設置などを進めてまいりました。 元気で活力あふれるまちへに関しましては、コンビニエンスストアにおいて発行可能な諸証明
の追加や、「書かない窓口」実現に向けて事業を進めているところでございます。 また、企業立地奨励金制度
の見直しによるさらなる投資と、雇用機会
の拡大に資する取組をはじめ、市内創業者に対する支援を進めてまいりました。 また、最近増えてまいりました、IT関連企業を中心とした事務系企業
の誘致に向け、オフィススペースを整備する事業者へ
の支援や、技術系
の履修コースを持つ学校と
の連携協定なども進めてまいっております。 農業基盤整備に関しましては、経営体育成基盤整備事業を推進するとともに、確実な進捗に努めてまいりました。 これら
のことを踏まえまして、4期目
の市長任期も終盤に差しかかる状況に際しまして
の、私自身による評価といたしましては、市民や議会
の皆様をはじめ、関係者
の皆様
の御理解、御協力により、実現できたものが数多くある一方で、実現に向けた道筋をお示しできていない項目が残っているものがあるという
のが正直なところでございます。 様々な課題もございますけれども、現在取り組んでいる事業は、本市
の将来を見据えた上で、どれも重要なものばかりであり、私が今まで築き上げてきた関係を生かし、これからも、国、県をはじめ、関係者
の皆様と
の連携を密に図りながら、スピード感を持って、着実に取り組んでいく必要があると強く感じております。 そのため、市政を預かる者として、今まで積み上げてきたものを基礎に、これからもさらに積み上げ、それぞれが抱えている課題を解決し、実現に向けた道筋を示すことが、私
の使命であると考えております。 中でも、私
の政治家を目指す原点とも言える鳥栖駅周辺整備事業につきましては、財政上
の問題など、クリアすべきことは多々ございますけれども、時機を逃すことがないよう、現在、JR九州と課題
の整理を行う協議を始めたところでございます。 以上
のことを踏まえまして、私を応援してくださる多く
の皆様と意見交換をし、熟考を重ねました結果、来年2月に予定されております市長
選挙に挑戦をし、市民
の皆様
の御判断を仰ぎたいと考えております。 残る市長任期につきましても、事業
の進捗をはじめ、課題解決に向けた取組など、精いっぱい努力をしてまいる所存でございます。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 吉田
市民環境部長。
◎
市民環境部長(吉田忠典) 中村議員
の、プラスチック資源循環促進法について
の御質問にお答えいたします。 プラスチックは、丈夫で軽く、安価で、さらに加工しやすいという特性があり、ペットボトルをはじめ、私たち
の身の回り
の様々な製品に多く使用されております。 しかし、きちんと処理されずに、川や海など自然界に流出すると、半永久的に分解されず、生態系に大きな影響を与えるおそれがあります。 こうした海洋プラスチック問題へ
の対応や、国内処理と脱プラスチック
の推進などが求められており、このような背景から、プラスチック
の資源循環
の推進を目的として、プラスチック資源循環促進法が制定され、本年4月に施行されております。 このプラスチック資源循環促進法、いわゆるプラスチック新法では、プラスチック主要製品
の設計及び製造段階、販売及び提供、並びに排出段階、回収及びリサイクル段階
の3つ
のそれぞれ
の段階において、リデュース、リユース、リサイクル
の3Rに再生可能資源へ
の代替を意味するリニューアブルを加えた3Rプラスリニューアブル
の原則を推進することとなっております。 具体的には、プラスチック
の使用については、過剰な使用
の抑制等をした上で、必要不可欠な使用については、技術水準、安全性、機能性、経済的な状況等にも配慮しつつ、再生プラスチック、紙・バイオマスプラスチック等
の再生可能資源へ
の切替えや、徹底したリサイクルを実施し、それが困難な場合には、燃料として、熱回収エネルギー利用を図ることで、プラスチック
のライフサイクル全般を通じて、資源循環を促進すること等が定められております。 プラスチック
の資源循環に向けては、事業者、消費者、国、地方公共団体等
の全て
の関係主体が参画し、相互に連携しながら、環境整備を進めることが重要であります。 プラスチック新法では、そもそもごみを出さないよう設計するという、サーキュラーエコノミー、いわゆる循環経済
の考え方が取り入れられており、具体的な例といたしましては、製品
の設計、製造段階では、構造
の減量化や長寿命化、材料
の変更によるプラスチック
の使用及び廃棄
の削減を図り、提供事業者は、ストロー、スプーン、歯ブラシやハンガーなど
の使い捨てプラスチック製品について、消費者
の必要、不要といった意思確認
の徹底、紙や竹など、代替素材へ
の変更、販売、使用後
の製品
の自主回収及びリユース、リサイクルなど、提供方法
の工夫が求められております。 市町村
の責務といたしましては、プラスチック資源
の分別回収及び再商品化に必要な措置を講ずるよう努めなければならないとなっております。 現在、本市では、容器包装プラスチックにつきましては、真木町にございます鳥栖市資源物広場で回収し、みやき町に所在する鳥栖・三養基西部環境施設組合リサイクルプラザへ搬入した後、構成市町である1市2町分がまとめられ、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会を通してリサイクル事業者へ引き渡され、今年度は、様々なプラスチック製品
の成形材料となるペレットに再商品化されております。 自治体
の努力義務となりました、その他
の使用済みプラスチック使用製品
のさらなる回収及び再資源化、再商品化につきましては、近隣自治体
の先行実施状況や課題等
の情報収集を行っており、今後、次期ごみ処理施設整備事業に関わる2市3町で
の協議、調整を図る必要があると考えております。 その中で、分別回収及び再商品化
の実施、または、燃料として
の熱回収エネルギー利用など、使用済みプラスチック使用製品
の資源として
の考え方を整理し、分別回収実施
の有無、実施する場合には、回収品目、数量
の想定や、品質確保
の方法、収集及び一時保管場所
の確保、回収方法、再商品化に関し、安定、継続して処理可能な委託先
の確保など、様々な課題について費用対効果を考慮しながら、検討をしていく必要があると考えております。 消費者でございます市民
の皆様におかれましても、環境配慮設計
の商品を購入する、マイボトル、マイスプーンを使用するなど、これまで
の使い捨てる生活を見直し、プラスチックごみを出さないエコなライフスタイルへ
の変革が求められることから、市報等で
の広報、学校や町区などへ
の出前講座等
の機会を活用し、長期的、持続的に啓発を続けてまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 天野教育長。
◎教育長(天野昌明) 教育現場で
の環境教育
の重要性は高く、市内小中学校においても、子供たちは、生活科、理科、社会科及び総合的な学習などにおいて、発達段階に応じて学習をしております。 例えば、小学4年生は、社会科
の単元「ごみ
の処理と利用」において、廃棄物を処理する事業について、処理
の仕組みや再利用に着目して学習をし、資源
の有効性について、自分たちができることを考えます。 関連して、リサイクルプラザ
の見学をしたり、環境出前講座で講義を聞いたりするなどして、学びを深めております。 小学5年生は、家庭科で3R、リデュース、リユース、リサイクルやリペア、リフューズを加えた5Rについて学習をしたり、社会科で、公害や環境対策等を学習したり、教科横断的に関連づけて学習をしたりしております。 中学校では、1年生技術科で、「持続可能な社会
の実現」という単元、2年生社会地理的分野で、「資源・エネルギーと産業」という項目、3年生理科で、「地球
の明るい未来
のために」という単元などを通して、資源循環
の促進に関する学習をしております。 そのほか、小中学校ともに、総合的な学習において、SDGs
の取組について学習をしたり、学校全体
の取組として、ペットボトルやキャップ
の回収を行ったりしております。 今後も、外部人材や関係機関を活用したり、タブレット型端末を活用したりすることにより、体験活動や探求的な学習を通して、児童生徒が課題意識を持って学びに向かうことができるよう努めてまいりたいと思います。 次に、公立中学校部活動
の地域移行についてお答えいたします。 スポーツ庁と文化庁
の有識者会議において、それぞれ休日
の部活動を地域に移行すると
の提言が正式にまとめられ、令和5年度から7年度
の末
の3年間を改革集中期間とする方針が打ち出されました。 佐賀県では、SAGABUKATSUミライプロジェクト
委員会が立ち上げられ、その中で、現状や課題
の分析が行われ、佐賀県が目指す改革
の方向性等について議論を重ねられ、改革
のモデルパターンが提案をされました。 こうした流れ
の中、本市
の今後
の方向性については、協議
の緒についたばかりでございます。 具体的には、5月に鳥栖市総合型地域スポーツ・レクリエーションクラブ、フィッ鳥栖と教育
委員会で協議をし、県
の方針
の確認と課題
の洗い出しをいたしました。 その後、スポーツ振興課とも情報共有をし、中学生
のスポーツ活動に関する調査を依頼するなどして、その結果を踏まえて、6月に教育
委員会内で課題
の確認をし、今後
の見通しについて協議をいたしました。 課題点としましては、受皿となるスポーツ団体等
の整理や、指導者
の確保、スポーツ施設
の確保や、大会
の在り方など
の整理、指導者へ
の謝金等による保護者
の負担増、事故発生時
の対応に係る指導体制
の構築などがございます。 そのような中、8月には、文科省から2023年度予算
の概算要求に80億円超を盛り込む方針が示され、自治体にコーディネーターを配置して体制整備をすること、指導者確保
のため
の人材バンク設置
の後押しや、経済的に困窮する家庭へ
の財政的な支援をすることなど
の対応策が出されました。 県
の動きとしましても、先日行われましたGM21ミーティングにおいて、人材バンク
の設置や、保護者負担軽減
のため
の国へ
の財政支援
の働きかけなど
の要望が出されるところでございます。 本市としましても、国や県
の動きも注視しながら、学校関係者、保護者代表、関係課、関係機関等と教育
委員会において、準備
委員会を立ち上げ、県から提案されたモデルパターンを参考に、当市
の現状に合う地域移行
の在り方を探っていきたいと考えております。 加えて、2つ
のプロスポーツホームタウンである鳥栖市として
の取組が考えられないかということも併せて検討してまいりたいと考えております。 以上、御答弁とさせていただきます。
○議長(松隈清之) 佐藤
スポーツ文化部長。
◎
スポーツ文化部長(佐藤敦美) 中村議員
の御質問にお答えいたします。 公立中学校部活動
の地域移行につきまして、本市
のスポーツ団体及び文化芸術団体を所管しておりますスポーツ文化部といたしましては、地域移行
の受皿とされております総合型地域スポーツクラブをはじめ、スポーツ協会や文化連盟に加盟する団体等と
の橋渡し役として
の関わりを求められているものと認識いたしております。 引き続き、教育
委員会において、公立中学校部活動
の地域移行について検討がなされていく中で、スポーツ文化部といたしましても、連携を図りながら対応してまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 暫時休憩いたします。 午前11時34分休憩 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 午後1時8分開議
○議長(松隈清之) 再開いたします。 休憩前に引き続き、一般質問を続行いたします。 次に、緒方俊之議員
の発言を許します。緒方議員。
◆議員(緒方俊之) 皆さんこんにちは。自民党鳥和会、緒方俊之でございます。 一般質問に入る前に一言。 6月
の一般質問におきまして、私、コロナ禍で
の鳥栖市
の今後についてということで、鳥栖市長と教育長にお尋ねしました。 鳥栖市におかれましては、感染対策費をイベント等につけていただきまして、3年ぶりに夏祭り、無事開催することができました。 どうもありがとうございます。 教育長におかれましては、学校事業、運動会等において、昨年は運動会、家庭から1人
の観戦だったんですけれども、今年10月に行われます運動会においては、家庭2人
の観戦ができるということで対応していただいております。 ありがとうございます。 それでは、通告に従いまして、今回、3点質問させていただきます。 1点目に、アサヒビール工場について質問いたします。 6月26日に、アサヒビール工場が、鳥栖新産業集積エリアに移転するプレスリリースがありました。 21万平方メートル、91億円で売却。固定資産税、年間5億円と
のことです。 鳥栖市にとって大変うれしいニュースだと思います。 鳥栖市は、これまで2回
のビール工場誘致活動を行ってきたということを伺いました。 50年ほど前、キリンビール工場誘致、1995年には、サッポロビール九州工場
の誘致を行ったと聞いております。 当時はどのような誘致活動を行ってきた
のか質問いたします。 残り
の質問は、質問席にて行います。
○議長(松隈清之)
宮原経済部長。
◎経済部長兼
上下水道局長(宮原信) 緒方議員
の御質問にお答えいたします。 当時、本市は、北部丘陵新都市
の産業用地を誘致予定地といたしまして、鳥栖商工会議所や県など
の関係機関と連携し、誘致活動を行っておりました。 また、商工会議所などが中心となって、誘致活動を支える、エビス会が発足し、市を挙げて
の誘致が進められておりました。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 緒方議員。
◆議員(緒方俊之) それでは、今回、アサヒビール工場が鳥栖に移転するということで、どのような誘致活動を行ってきた
のか、教えていただいてよろしいでしょうか。
○議長(松隈清之)
宮原経済部長。
◎経済部長兼
上下水道局長(宮原信) 緒方議員
の御質問にお答えいたします。 今回
のアサヒビール工場移転に対する誘致活動につきましては、企業
の投資行動に関わることから、その時期や、やり取りについて具体的に申し上げることは差し控えますが、同社において、博多工場
の移転先候補地
の一つとして検討をいただいておりました。 その結果、複数候補地
の中から本市を選定いただいたものと認識しております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 緒方議員。
◆議員(緒方俊之) ありがとうございます。 私が思う
のは、今回アサヒビール工場
の移転に対して、新産業集積エリア
の農地法違反や用地交渉など
の遅れで、延び延びになったことで、たまさか
のタイミングでアサヒビール
の移転
のタイミングにちょうど合ったから、今回、アサヒビール工場が新産業集積エリアに移転することが決まったんじゃないかなと。 鳥栖市さんが頑張って誘致活動を行ったことでアサヒビールさんが決定したんではないんじゃないかなと思うんですよね。 それであれば、アサヒビールさん、また、地域住民
の皆さん、お互いウィン・ウィンで、アサヒビール工場
の2026年
の操業を迎えていただきたいなと思っております。 特に、地域住民
の方は、急な話だったので、うれしい反面、不安等もいっぱい抱えてある
のかなと思います。 そこで、8月10日に地元説明会が開催されました。 その内容と、どのような質問があったか、お尋ねします。
○議長(松隈清之)
宮原経済部長。
◎経済部長兼
上下水道局長(宮原信) 緒方議員
の御質問にお答えいたします。 去る8月10日に旭まちづくり推進センターにおきまして、造成工事に伴う地元説明会を開催し、造成工事
の内容や雨水
の排水対策などについて説明をいたしました。 その中で頂いた主な御意見といたしましては、工事に伴う周辺道路
の渋滞や、抜け道等へ
の対応について、周辺道路
の整備計画について、肥前旭駅北側
の踏切について、新設する水路や調整池
の容量について、新工場
の敷地内に地域住民
の災害時
の避難場所を確保することについて、調整池
の再検証について、ビール園
の計画についてなどでございました。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 緒方議員。
◆議員(緒方俊之) 今回、地元
の皆様から様々な意見や要望が出てると思うんですけれども、周辺道路整備、また、JR肥前旭駅周辺整備、雨水対策と、今後どのように考えている
のか、教えていただいてよろしいでしょうか。
○議長(松隈清之)
宮原経済部長。
◎経済部長兼
上下水道局長(宮原信) 緒方議員
の御質問にお答えいたします。 地元説明会で
の御意見に対する今後
の対応につきましては、関係各課と協議、連携いたしまして、現状と課題を整理し、佐賀県やアサヒビール株式会社とも情報共有を図りながら、まずは、必要な調査や検証及び関係機関へ
の要望などを行ってまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 緒方議員。
◆議員(緒方俊之) 地域住民
の方々が納得するよう、整備を進めていただきたいと思っております。 それでは、アサヒビール工場
の鳥栖市移転が決まりまして、様々な問題を抱えてあると思うんですけれども、地域を盛り上げるためにも、アサヒビールさんと共同でコラボレーションしたイベント等を開催していったらどうかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(松隈清之)
宮原経済部長。
◎経済部長兼
上下水道局長(宮原信) 緒方議員
の御質問にお答えいたします。 本市といたしましては、アサヒビール株式会社が立地いただくことで、地域
の活性化につながることを期待しているところでございます。 また、多く
の市民
の皆様に、アサヒビール
の工場が鳥栖に来てくれてよかったと言ってもらいたいと願っておりますので、アサヒビール株式会社とコラボレーションし、地域
の皆様と一緒になって、いろいろなイベントや企画を実施していければと考えて考えております。 そのためにも、まずは、同社
の操業スケジュールに間に合うように、造成工事を完了させることが重要であると認識しております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 緒方議員。
◆議員(緒方俊之) 造成工事を完了させることは、当然
のことだと思っておりますので、それは確実にしていただきたいと思います。 地域を盛り上げるためにも、創業前にもいろいろイベント等、できることがある
のかなと思いまして、提案をちょっとさせていただきたいなと思っております。 まず、周辺地域住民
の方々
の賛同が必要だと思うんですけれども、JR肥前旭駅
の駅名を片仮名
のアサヒ駅に変更するとか、アサヒビールさん
のロゴ
のAsahi駅にするとか、そういうことも面白い
のかなと。 また、旭駅周辺でビアガーデン等を定期的に開催して、操業まで
の間、地域住民で盛り上がるとか。 あと、市長は音楽がすごく好きだと聞いております。 ラ・フォル・ジュルネも、私、何回か行かせてもらいました。 そこで、朝日山で、アサヒビールとともに、鳥栖フェスを開催したらどうかなと。朝日山は、新鳥栖
の駅前にございますので、九州中から
の集客が見込めるんではないかと。それも定期的、年に1回
の開催として、年に1回、九州中、全国から鳥栖に人を運んで、鳥栖が盛り上がっていけたらなと思っております。 アサヒビールと市と民間と、面白いイベント等、どんどん開催して、もっともっと楽しい鳥栖市をつくっていけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、2番
の質問に移りたいと思います。 プレミアム商品券についてでございます。 8月末で第1弾が終了して、今、第2弾
の売出しが始まってると思います。 新型コロナウイルス感染拡大を受けた地域経済
の回復
のために、全国、同じようなクーポン券、プレミアム商品券等
の事業が行われておるんですけれども、商品券等以外に何かほか
の政策はない
のか伺いたいと思います。 よろしくお願いします。
○議長(松隈清之)
宮原経済部長。
◎経済部長兼
上下水道局長(宮原信) 緒方議員
の御質問にお答えいたします。 本市では、新型コロナウイルス感染症
の感染拡大
の影響を受けた地域経済
の回復
の対策といたしまして、クーポン券事業、プレミアム付商品券事業を実施しているところでございます。 その効果といたしましては、日常
の消費以上に、クーポン券や商品券を契機とした消費拡大や、クーポン券、商品券
の使用期限を設けることで、コロナ禍で落ちた売上げを早めに回復させる効果もあり、商品券事業は、経済対策として、事業者支援だけでなく、昨今
の物価高騰対策として
の側面もあることから、非常に有効な施策であると認識しております。 また、クーポン券発行事業における取扱い店へ
のアンケート
の結果、90%以上
の事業者
の方がよかったと評価していただいたところでございます。 次に、商品券事業以外
の地域経済
の回復に向けた施策に関しましては、現時点で具体的に検討いたしておりませんが、今後、施策を講じる場合につきましては、他市
の事例等を収集するとともに、各商工関係団体にも御意見を伺いながら実施してまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 緒方議員。
◆議員(緒方俊之) ありがとうございます。 それでは、次に、8月末で終了しましたプレミアム商品券第1弾
の電子版とっとちゃんPAY
の換金率についてお伺いさせていただきます。
○議長(松隈清之)
宮原経済部長。
◎経済部長兼
上下水道局長(宮原信) 緒方議員
の御質問にお答えいたします。 本市初
の試みでございました電子商品券、とっとちゃんPAYにつきましては、発行額2億5,000万円、換金額2億4,962万9,163円で、発行額に対する換金額
の割合である換金率は99.85%となっております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 緒方議員。
◆議員(緒方俊之) 今回、この質問させていただいた
のが、換金率で99.85%ということで、非常に高いなと僕は思っております。 それが、市民
の方から、とっとちゃんPAY、256円残ってるんだけど、これどうしたらいい
のかとか、そういう意見があって、それに対して市も対策していただいておりましたので、よかったなと思います。 そこで、とっとちゃんPAYが、毎回ログインしてパスワードを入力して、とっとちゃんPAYが使いにくいということで聞いておりまして、毎回レジ
の前でログインして、パスワードを打ってってするもんですから、もうレジ
の後ろには行列が出来てるんですよね。 その辺、次
の第2弾では、とっとちゃんPAYがより使いやすいよう改善される
のか質問させていただきます。
○議長(松隈清之)
宮原経済部長。
◎経済部長兼
上下水道局長(宮原信) 緒方議員
の御質問にお答えいたします。 第1弾
の電子商品券、とっとちゃんPAYでは、スマートフォン
の設定によって、使用するたびにパスワードを入力しなければならず、使いにくいといった声をお聞きしております。 第2弾
の電子商品券、とっとちゃんPAYアプリでは、使用するたびにパスワードを入力しなくてよい仕組みといたしておりますので、その点は改善されるものと考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 緒方議員。
◆議員(緒方俊之) 使いやすくなる
のではと、よかったと思います。 市民
の方も、どんどん使っていただけたらと思います。 それで、各郵便局で引換え販売等を行っておるんですけれども、郵便局員から聞いたところ、もう混雑し過ぎて業務にならないという声も多々聞きました。 郵便局以外にも販売所を増やすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(松隈清之)
宮原経済部長。
◎経済部長兼
上下水道局長(宮原信) 緒方議員
の御質問にお答えいたします。 プレミアム付商品券第1弾では、事前申込み
の必要
のない一般販売で、販売初日に、各郵便局に購入希望者が多数詰めかけ、混雑となりました。 その要因といたしましては、事前予約販売が、はがきで申し込む方法だけであったこともあり、商品券
の発行数
の半分程度であったことなどが挙げられると考えております。 第2弾につきましては、予約販売で完売できるように、はがきで
の申込みに加え、新たに、ホームページからネットでも申込みできるようにしております。 なお、第2弾でも、予約販売で完売できなかった場合は、一般販売を行う予定としておりますが、その際は、商品券
の在庫数を十分考慮し、販売場所
の選定を行いたいと考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 緒方議員。
◆議員(緒方俊之) ありがとうございます。 一般販売を行う場合は、販売所等、混雑、混乱が起こらないよう、場所
の選定を行っていただいて、実施していただきたいと思います。 それでは、3点目、最後
の質問でございます。 こちら
のポスターを見ていただきたいと思います。 このポスターは、自衛官守る会というところ
のホームページから取らせてもらいました。 こちら
の団体は、自衛隊員や消防士、警察官など、安心して仕事ができる環境を整備している団体でございます。 日々、地域
のために働いてある公務員
の方々が、制服姿でコンビニや商店で買物したり、トイレを借りたりしているだけで、公務中にサボっているなど
のクレームを入れる者や、スマートフォンで隠し撮りをしてSNSにアップし、やじを入れる者などおります。 公務員
の皆様が、自分
の仕事に誇りを持ち、安心して仕事に取り組んでいただけるように、このポスター掲示事業を推進し、鳥栖市から広く地域に広げていっていただきたいと思っております。 いかがでしょうか。
○議長(松隈清之) 石丸総務部長。
◎総務部長(石丸健一) 緒方議員
の御質問にお答えいたします。 公務中
のコンビニエンスストアで
のトイレ立ち寄りや水分補給について、鳥栖・三養基地区消防事務組合をはじめ、関係機関に現状についてお聞きいたしましたが、救急については、管轄内
の受入れ医療機関が多く、幸い長時間搬送になることがほとんどなく、患者搬送後、病院内にてトイレ休憩や水分補給を済ませていると
のことでした。 また、鳥栖警察署にお聞きしたところ、強盗や振り込め詐欺
の防止
の観点から、コンビニエンスストア等を制服で
の特別警戒立寄所としており、警察官が立ち寄り
の際に、トイレ休憩や、その勤務時間
の特殊性から、飲食物を購入することもありますが、最近は、一般
の方
の理解が進み、制服で
の立ち寄りについてクレームが寄せられることは少ないと
のことでした。 議員御指摘
の、自衛隊、消防、警察
の公務中
のコンビニエンスストア等
の利用につきましては、業務や勤務時間
の特殊性から必要な場合があると思いますので、そのような他
の行政機関から市に相談があった場合には、必要に応じ、周知に努めてまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 緒方議員。
◆議員(緒方俊之) 答弁、ありがとうございます。 クレームは少ないということですよね。 でも、ゼロではないわけです。こういうクレーム等を入れる方々がいっぱいおると思います。 私、ほか
の関係機関
の数名
の方とお話しさせていただくことがありました。 今回、このようなことを市議会で質問を取り上げていただくということは、とてもありがたいことだと言っていただいておりました。 早急に取りかかっていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(松隈清之) 暫時休憩いたします。 午後1時32分休憩 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 午後1時43分開議
○議長(松隈清之) 再開いたします。 休憩前に引き続き、一般質問を続行いたします。 次に、西依義規議員
の発言を許します。西依議員。
◆議員(西依義規) 皆さんこんにちは。新風クラブ
の西依義規です。 今回は、2点について御質問をいたします。よろしくお願いします。 まず、1点目です。 鳥栖
の玄関口!鳥栖駅周辺整備
の再スタートをということで質問させていただきます。 午前中
の中村議員
の御質問
の中で、市長が5期目にかける決意を述べられました。 その中でもありました鳥栖駅について、いろいろ詳しく聞いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 まず、繰り返しになると思いますけど、1項目、この鳥栖駅
の議論が再スタートできる
のは、先ほど緒方議員
の質問もありました、新産業集積エリア
の事業
のめどが、私も一番かなと思いましたんで、このめどが立った今、鳥栖駅周辺整備
の議論が再スタートできるのではっていうことを、再度確認
の意味を込めて御質問します。 以降
の質問は、質問席からさせていただきます。
○議長(松隈清之) 橋本市長。
◎市長(橋本康志) 西依議員
の御質問にお答えをいたします。 鳥栖駅周辺整備事業につきましては、平成30年12月に、財政上
の理由で断念したことを踏まえ、事業再開に向けた、可能な取組としまして、これまで土地開発基金へ
の積立てを行ってきております。 事業を断念した当時、山積する大型事業を抱え、全て
の事業を並行して進めていくことは、本市
の財政上、困難でありましたことから、市民
の皆様
の安全と安心
の重要性を鑑みまして、(仮称)健康スポーツセンター整備事業や鳥栖駅周辺整備事業などに優先をし、防災拠点として
の市庁舎
の建設を決断したところでございます。 その後、新産業集積エリアにアサヒビール
の進出が決定したほか、(仮称)味坂スマートインターチェンジ、国道3号鳥栖拡幅、国道3号鳥栖久留米道路をはじめとする市
の東部における開発が進むなど、鳥栖市を取り巻く状況が変わっていきつつございます。 こうした周辺環境
の変化を踏まえ、鳥栖駅周辺整備事業につきましては、財政的にも、実現可能な方策
の検討に向け、鳥栖市
の将来像を見据えた議論を深めるとともに、関係機関と
の調整を図ることが重要であると考えております。 先ほど中村議員
の御質問にお答えをしましたとおり、JR九州と課題
の整理を行うなど、課題解決に向けた準備に取りかかったところでございます。 これからしっかり議論を積み上げてまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 西依議員。
◆議員(西依義規) 市長から再スタート宣言をしていただきまして、ありがとうございます。 本当、4年間待ってたんですよね。 お金
の面とかいろんな、先ほど
の新産業集積エリアとかいろいろあったんで、なかなか手がつけられなかったけど、このタイミングで再スタートを始めるというお答えを頂きました。 じゃあ、その前提で今からずっとお話をさせていただきます。 まず、資料
の1つ目に、整備イメージパースという
のが皆さん
の御手元にもあると思うんですけど、これは、平成12年に鳥栖市が描いたパースです。 私が書いたわけじゃありません。 これは、その前に、連続立体交差
の絵があるんですよ。その後にこの絵があるんで、これは、連続立体交差にはなってなく、駅も橋上駅じゃありません。 今
の駅舎で、ただ、違う
のは、この土地区画整理事業、きれいに道路が入って、今
の中央市場とかもきれいになってるし、フレスポ
の辺は、大体そのまま。 ただ、本通りも違いますね、本通りもビルが建って、こういうまちを描かれた平成12年
の絵を、皆さんにまずお見せします。 僕が今回質問したい
のは、前回断念した124億円で、橋上駅と連絡通路とか駅西交差点駅広だけで124億円だけで、はい終わりっていう事業が、果たして費用対効果と市民
の理解を得られるかっていうところについて、私は大変疑問があります。 だから、この絵を、諸先輩方、当時20年前ぐらいに描かれた絵どおりにはいかないと思うんですけど、どれぐらい
のエリアで鳥栖駅周辺整備を思っておられる
のかをずっと聞いていきたいと思っております。 ということで、2つ目、前回
の、橋上駅と自由通路、駅前広場、そして、駅西交差点
の整備では、124億円で効果が限定的ではないかという質問をさせていただきます。 よろしくお願いします。
○議長(松隈清之)
福原建設部長。
◎建設部長(福原茂) 西依議員
の御質問にお答えいたします。 前回計画しておりました整備内容につきましては、鳥栖駅周辺におけるまちづくり
の課題を解決する手段として計画したものであり、歩行者
の東西移動や、駅利便性
の強化、駅前広場
の交通結節機能
の向上、また、西側駅前
の複雑な交差点形状
の改善による交通安全対策など、課題解決について
の効果が見込めるものであると考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 西依議員。
◆議員(西依義規) 効果が見込めるものっていう、この効果が見込めるものが限定的じゃないかって言っているんですよね。 それ
の事業には、こういった交通安全対策とか東西等
の効果が見込めるけど、それが限定的じゃないかと。 限定的とよく使われる
のが、東口設置
のときは、必ずまちづくりに効果が限定的という
のはよく使われますけど、私が言っている
のは、もう東口じゃなくて、この橋上駅連絡通路じゃなくて、もっともっと、鳥栖駅
の今後30年、50年先を見据えたような計画にしていかないかん
のじゃないかという意味合いで限定的と使わせていただきました。 では、限定的じゃなくするために、資料2を御覧ください。 平成12年には及びませんけど、取りあえず、できる範囲で思った事業を、一個一個聞いていきたいと思います。 まず、駅東ですよね、今、サンメッセとスタジアム、マンションが3棟ほどありますけど、駅東に民間
の再開発事業、ここに3,000平米を2つ書いております。 それで、この民間再開発事業という
のが、この間建設経済常任
委員会で視察に行きました、次
の資料を見ていただいて――順番がちょっと違うかな、刈谷駅北地区整備事業という図があるんですけど、それをイメージして、この駅東側にこの民間再開発事業と合わせて、また、ペデストリアンデッキ
の整備事業を見てきましたんで、そういったことで事業ができないかということについてお尋ねをいたします。
○議長(松隈清之)
福原建設部長。
◎建設部長(福原茂) 西依議員
の御質問にお答えいたします。 前計画では、鳥栖駅東側
のまちづくり施策として、鳥栖駅東側公有地
の土地活用
の方向性を整理し、民間開発用地として、都市型住宅地と都市整備用地
の設定を行っておりました。 都市型住宅地では、良好な都市型住宅
の導入促進を図るため、中高層マンション等
の都市型住宅
の立地促進により、質
の高い都市空間
の形成を目指すこととし、都市整備用地では、新たな都市機能
の導入促進を図るため、住宅に加え、商業や工業を含め、新たな都市機能
の導入を目指すこととしていたところでございます。 なお、議員御提案
の、建物と接続して設けられる、歩行者専用
の高架建築物であるペデストリアンデッキにつきましては、新たな橋梁
の設置となるため、整備や維持
管理の経費が高額となることから、考えておりません。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 西依議員。
◆議員(西依義規) 民間開発用地
の都市型住宅については、前回
の構想でも入ってたんで、可能性があるような御答弁ですけど、歩行者デッキに関しては、経費が高いんで考えておりませんというお答えでした。 この刈谷駅
の北地区
のこの図を見ていただきたいんですけど、多分、この間、視察に行ってお話伺ってましたけど、民間開発ですよね、それに、補助金として国から4.3億円、県から2.1億円、市からも2.1億円。 上が店舗で、一番上にマンションが81戸建っているという、住居と事務所と店舗という構想で、刈谷駅
の人口規模と鳥栖駅がどうか分かりませんけど、私としては、こういったものも誘発しながら、この鳥栖駅をもっともっと価値を高めていただきたいと思っております。 では、次、図でいきますと京町ビルですよね。ここ
の、フレスポ
の駐車場
の横に書いてます。 何でここを言うかというと、やっぱり、鳥栖駅、駅舎がきれいになったとしても、駅から降り立ったと、この鳥栖
の街に。 それで、例えば、フレスポ、本通り側を見たときに、やっぱり視野が、ある程度、再開発に埋まっとかんと、駅だけきれいになって、じゃあ街に出たら、前
のままかって。 やっぱり、市民
の方々も、駅だけきれいにして、何っていうことになりますんで。 この件に関して、いろいろ関係機関があるとお聞きしましたんで、まずは、その方々
の御意見を聞いて、例えば、再開発等も含めて、この鳥栖駅周辺整備という基本計画に入れることは可能かどうか。また、その関係機関に働きかけてはどうかについてお尋ねをいたします。
○議長(松隈清之)
福原建設部長。
◎建設部長(福原茂) 西依議員
の御質問にお答えいたします。 京町ビルにつきましては、本市主導
の整備計画へ追加することは考えておりません。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 西依議員。
◆議員(西依義規) ここだけは、しっかり断言されましたよね。 いや、分からんやないですか、関係機関に、老朽化してきていますと、後10年、20年もつかなっていうお話
の時、じゃあ一緒にやりませんかって。 隣に駅
の1等地ですよ、この間、市
の駐車場造って、あんなところ駐車場造っちゃいかんでしょう、普通は。 ただ、私は一時的なものだと思って、建設経済常任
委員会でも、しっかり賛成いたしましたけど、駅
の真ん前を、やっぱり、鳥栖市が何かやるときに、関係機関
の方々、もちろん、区分所有とかもあるらしいので、いろんな権利が複雑と思いますけど、この機会に、例えば、国家100年
の計とか言うじゃないですか。 鳥栖市、じゃあ50年
の計
のときに、この機会にいかがですかと。 もちろん、理想としては、本通も、東町も、大正町もとも思いますけど、もちろん、駅に降り立って見ると、ここだけでも何かできんかなと思って、御提案させていただきました。 今後変わるかもしれませんので、今回はこの答弁で分かりました。 全部反対っぽいことで終わりみたいな気がしてきまして、次は5番ですね。 駅西側
の中央市場周辺も土地区画整理事業等で整備計画に加えてはどうかということを質問させていただきます。 勝手に図を書きました。 これ、皆さん分かりますか。 基本構想で出たやつを、まず薄くして、それを上からかぶせて、それに新たな交差点が出来たんで、そこ
の交差点に、この中央市場付近、京町等を入れております。 土地区画整理事業ということで、尼寺さん
の家まで行かんぐらい
の、ちょうど、あの道
のこっちぐらい
の絵を書いております。 この2ヘクタール
の土地区画整理事業等で整備計画に加えてはどうかについてお尋ねをいたします。
○議長(松隈清之)
福原建設部長。
◎建設部長(福原茂) 西依議員
の御質問にお答えいたします。 追加
の整備につきましては、経費が加算されることになるため、非常に難しいと考えております。 まずは、前回計画した、都市インフラと位置づけられる駅舎、自由通路、駅前広場に加え、周辺道路、交差点など、行政が行うべき整備をしっかりと進めていく必要があると考えており、このことが地元
の機運醸成につながり、結果として、民間投資等
の呼び水になってくるものと考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 西依議員。
◆議員(西依義規) 考え方が、市役所
の考え方と一般
の人たち
の考え方......、じゃあ、会社を経営されてる人
の考え方って、追加
の整備につきましては、124億円に断念したんで、これ以上、西依、何を言ってるんだと、もっと金かかるやんかと、じゃないですよ。 124億円
の効果をもっと広めたいために、例えば、先ほど言った、駅東に1棟40億円で、2つで80億円。そこにペデストリアンデッキを20億円かけて造って100億円。 この中央市場周辺
の図も、この間行った、愛知県知立市
の図を入れてますんで、見ていただくと、うちが今、2ヘクタール
の土地区画整理事業を言ってる
のですが、ここは6.76ヘクタール
の土地区画整理事業と。 もちろん、この用地が、民間
の土地だけでも4ヘクタール
の土地区画整理事業をされようとしております。 それで、これ見ていただくと、もちろん、国、県、市債発行して、移転移設費に49億円、約50億円出されております。 それで、ずっとそのまましておくんですかって話ですよ。中央市場なり駅周辺を今後50年も100年もずっとあのままにするんですか。 僕は、誰かがせないかんと思うんですよ。 きっかけは、やっぱり、鳥栖駅をするときかなと思うし、それに付随した鳥栖駅周辺整備を、やっぱり描いていくべきだと思うんですよ。 それで、僕が思うんですけど、鳥栖駅周辺整備をするなら、それこそ、地元
の京町とか、まず、地元に話に行って、もう一回、こういう絵を描きたいと、どう思いますかという話もして、ひょっとして何十年か前、断念した空気と全然違うかもしれんし。 このタイミングで、じゃあ町で一枚岩になろうという気運ができるかもしれん。それは分からんやないですか。 やっぱり諦めてはいけんと思うんで、ぜひこれも御検討していただきたいなと。 平成12年
のときは、相当広い図だったんで、これはどうかなと。 もちろん、それでもできんことはないんでしょうけど、しっかり、やっぱりこの事業
の是非を検討していただきたいなと思ってます。 次、6番目は、駅から中央公園まで
の道路。 この間、会派
の視察で松山市に行きまして、このまちなかウォーカブル推進事業を見てきました。 そこは、車線を潰して、歩道を広げて、駅前
の道路、要は、外にお店が出せるような感じで、幅広い歩道を加えられて、松山城に行くところは、2車線
の道路をわざわざ一方通行にして、その分、歩行空間をゆったりして本当に歩きやすいような政策をされておりました。 それで、思う
のは、図を出しますと、駅を降り立ちました、駅広から交差点からちゃちいかもしれんけど、中央公園まで、取りあえずは200メートルぐらいを、そういった歩きたくなるような、そういった事業をしてはどうかについてお尋ねをいたします。
○議長(松隈清之)
福原建設部長。
◎建設部長(福原茂) 西依議員
の御質問にお答えいたします。 前計画では、鳥栖駅から中央公園まで
の区間を、駅につながるシンボルロードと位置づけ、歩行者等
の安全性、快適性を確保するとともに、良好な環境空間、沿道景観を形成するために、広い歩行空間を設けることを計画していたところでございます。 議員御提案
のまちなかウォーカブル推進事業につきましては、「居心地が良く歩きたくなる」まちなかづくりを推進する事業として、国土交通省が令和2年度に創設された事業であり、この事業が本市に適用可能かどうかにつきましては、詳細に検討する必要があると考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 西依議員。
◆議員(西依義規) それ
の参考資料として、国交省
のまちなかウォーカブル推進事業という1枚
のファイルをつけております。 本当、歩きたくなるようなまちづくりということで、脱クルマ社会、鳥栖駅をきれいにするとなると、駅とバスという公共機関をつないで、駅前を自家用車がどんどん通っているよりも、やっぱりこういった歩く空間を造っていく
のが、今後、考えられるんじゃないかと思いますんで、ぜひこういう事業等を参考にいろいろ検討していただきたいと思います。 ここまでいろいろ言ってきましたけど、この地図には載ってないですね、最後は、前回も聞いたんですけど、高橋、県道でいうと、鳥栖停車場曽根崎線。 やっぱり、基里
の方というか、駅
の東
の方、皆さん、あそこが渋滞して、2車線で、緊急車も朝夕はなかなかというお話がずっとあります。 前回、質問させていただいたときは、駅
の方針が決まらんので、道路は扱えませんというふうなお答えでしたんで、現実的には、JRさんと、この間、ここまで行ったんですね、124億円で設計出来て、鳥栖市が、お金がないけん、すいませんって。 だけど、JRさんはもうここで止まっているんですよ。 じゃあ、鳥栖がここに上がるんで、多分、124億円で、橋上駅と連絡通路と駅前広場と交差点をするっていうところだと思うんですよね。 金額は知らないですよ、あと10億円まけてくれんですか......、分かりませんけど、橋上駅なんですよ、だから、もう、線路は上がらないんですよ。 ならば、都市計画道路
の一本真っすぐを貫く
のか、それとも、今ある高橋を3車線なり4車線にする
のかっていうところしかないんで。 私は、前回言いました3車線――曽根崎方向だけ2車線で整備して、県に働きかけてはどうかと。 もちろん、県道なんで、県でしてくださいじゃあちょっと虫がよすぎると思うんで、やっぱり鳥栖市も何らかの、一緒にやりますぐらい
のやつで、そういったところ
の調整はできないかどうか、お尋ねをいたします。
○議長(松隈清之)
福原建設部長。
◎建設部長(福原茂) 西依議員
の御質問にお答えいたします。 議員御提案
の、現道
の曽根崎方向のみを2車線に拡幅し、全体
の車線数を3車線にする案でございますが、一般的に、3車線は4車線と比較いたしますと、必要となる事業用地が少なくなることから、施工性が向上するとともに、事業費
の抑制にもつながることが期待されます。 しかしながら、当該道路につきましては、議員御承知
のとおり、本市東西を連絡する重要な幹線道路であり、道路交通ネットワーク
の重要性を考えますと、4車線に比べ、交通容量が減少する3車線では、交通処理
の改善につながらない懸念もあると考えられます。 一方で、県道鳥栖停車場曽根崎線
の本鳥栖交差点から曽根崎西交差点におきまして、曽根崎西交差点方向に進行する車線で交通混雑が発生していることにつきましては、本市も把握いたしております。 このような状況を踏まえ、道路
管理者である佐賀県東部土木事務所と、混雑緩和につながる交差点改良について
の協議を行っていますが、事業用地
の取得や、隣接市道
の車両通行止めが必要になるなど
の課題もあることから、現時点において具体的な取組内容
の選定には至っておりません。 今後につきましては、交通混雑
の緩和に向けて、引き続き、佐賀県東部土木事務所と協議を行うとともに、交通処理
の課題などについて
の慎重な検証が必要であると考えております。 以上、お答えとさせていただきます。
○議長(松隈清之) 西依議員。
◆議員(西依義規) 3車線にするよりも、まずは、曽根崎西交差点
の渋滞緩和、混雑緩和を、いや、ぜひそれだけでもやってくださいよ。 しっかりよろしくお願いします。 鳥栖駅についていろいろお話をさせていただきましたけど、本当、私が一番心配してる
のは、駅だけで120億円も使ったとって言われる
のが、とても心配なんですよね。 いろいろ考えました、駅を造ることに何かプラスはないかと。 例えば、駅舎がきれいになると、じゃあ、駅舎
の資産価値が50億円あると。 それに対する固定資産税は入りますよね――後で調べといてください。 入るんじゃないかなと思いますし、やっぱり、いろいろプラスをしっかり探してくださいよ、この事業をもしするなら。 今
のまま
の駅で、言っちゃいけんけど、人
の財産を造ってやって、120億円では、多分、「えっ」ってなりますんで。 ぜひその辺も、これは市長
の仕事か担当課
の仕事か分かりませんけど、しっかりそこを言っていかないと、やっぱりなかなか説得力はないというか、私が今日御提案したところも、1個か2個入れていただいて、少し膨らませていただけると、鳥栖がこれから変わると、要は投資なんですよね。 例えば、アサヒビールが来ましたと。 もちろん、アウトレットも来た、鳥栖は何か元気があるねって。 じゃあ、企業も鳥栖に投資しようと思えるようなやつを、鳥栖市も鳥栖駅周辺でやっていただきたいと。 企業誘致は得意かもしれませんけど、鳥栖駅周辺整備は全く進んでないし、土地区画整理事業も、やるとも言わない。 ぜひそこを、鳥栖
のイメージ、もう一個、鳥栖駅が変わることでプラスがあるとすれば、やっぱり鳥栖
のイメージ、鳥栖
のブランディングが――昔聞いた話ですけど、鳥栖駅に関東辺りから来て、鳥栖駅に降り立ったら、左遷されたというようなぐらいがっかりしたという話を聞いたことがありますんで。 やっぱり駅を降りた風景が――高速道路から鳥栖
の街を見ると、すごいじゃないですか、とても7万人には見えんような活気が見えるんですけど、鳥栖駅
の場合は、何か違うなと思いますんで、市長、ぜひ5期目、よろしくお願いします。 では、すいません、次に行きます。 次は、子育て家族を応援!子育て支援と子育てに係る経済的負担
の軽減をということでございます。 これは、もちろん、今度市長が5期目に出られるなら、もう公約に入れていただきたいぐらいにいろいろ御提案しますんで、今回は担当部署とかから答えていただきますけど、ぜひよろしくお願いします。 まず1つ目です。 多く
の議員
の方が御質問、御提案をされております、保育所
の入所待ち児童
の現状と、市独自
の解消策についてお尋ねします。
○議長(松隈清之) 古賀健康福祉みらい部長。
◎健康福祉みらい部長(古賀達也) 西依議員
の御質問にお答えいたします。 本市におきましては、特定
の園へ
の入所を希望されているなど
の理由により、保育所入所を待たれている入所待ち児童は、ほとんどが0歳から2歳児
の児童となっております。 各年度当初
の2歳児以下
の入所待ち児童数は、令和2年度で70名、令和3年度で71名、令和4年度で53名となっております。 今年度におきましては、入所待ち児童数は減少いたしておりますが、解消までには至っていない状況でございます。 入所待ち児童
の解消
のため
の方策といたしまして、令和2年度に策定いたしました、第2期鳥栖市子ども・子育て支援事業計画
の方針に従いまして、保育施設と協議を重ね、市民ニーズに沿った2歳児以下
の保育利用定員
の拡充に努めているところでございます。 しかしながら、定員を拡充するためには、より多く
の保育士が必要であり、保育士
の確保が課題となっております。 このことから、保育補助者
の雇用拡大やICT化
の推進等
の支援策に順次取り組んでおり、働きやすい職場環境を、それぞれ
の保育施設にて整えていただくことで、保育士確保や離職防止を図っているところでございます。 また、令和4年度からは、保育士1人当たり月額上限5万円
の家賃を助成する、保育士宿舎借り上げ支援事業を開始し、さらなる保育士
の新規雇用に努めているところでございます。 今後も、保育士確保
のため
の支援策を継続するとともに、制度活用
の推進や、保育施設に就職を検討されている方へ
の制度
の周知を図り、入所待ち児童
の解消に取り組んでまいりたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。
○議長(松隈清之) 西依議員。
◆議員(西依義規) 令和2年、3年で70名程度、令和4年度、本年度は53名と、ちょっと少なくはなってますけど、それでも、まだ入所待ち児童はいらっしゃるということでございます。 それで、独自政策も、家賃
の支援事業を本年度からされておりますんで、まだ成果は出てないかもしれませんけど、これだけじゃなくて、いろんな他市
の政策等もぜひ御検討いただければと思っております。 それで、次
の質問
のときに資料を、この子育てに係る経費負担
の軽減で、鳥取県
の事業を入れさせていただきました。 もちろん、これ県事業なので、我々だったら、佐賀県と一緒にやりましょうって、県に御提案をしていただきたいと、やっぱり思うんですよね。 一つは、この家庭で子育てをしたいと考えている方に、経済的負担
の軽減。 これは大前提として、もう一つ思う
のは、この入所待ち児童、0歳、1歳、2歳って絶対なくならない。 やっぱり、預けるよりも、家で見ようっていう確率がある方を、何とか家で、0歳、1歳、2歳ぐらいまで見てくださいっていう制度として、鳥取県は、こういった、1歳に達するまで
の児童ですけど、そうやって鳥栖市でも、そういった、家で子供を育てようと思ってる方に、例えば、月額3万円とか
の給付を、そういう制度を実施してはどうかについてお尋ねをいたします。
○議長(松隈清之) 古賀健康福祉みらい部長。
◎健康福祉みらい部長(古賀達也) 西依議員
の御質問にお答えいたします。 現在
の保育制度に関しましては、保育を必要とする世帯に対して、それぞれ
の児童が必要とする保育
の量
の範囲内において、行政
の責務
の下、保育を実施しているところでございます。 また、2歳児まで
の児童におきましては、世帯
の収入や世帯
の子供
の人数等に応じて、保育料を負担していただいております。 このような中、子育て支援といたしまして、保育料
の国基準額から
の引き下げ及びお子さんが多い多子世帯へ
の半額免除や全額免除を実施しており、非課税世帯と合わせまして、約1割
の世帯は保育料無料となっているところでございます。 一方で、保育所を利用せずに、家庭で子育てをされる世帯に対しましては、子育て
の負担感、不安感を軽減することなどを目的といたしまして、乳幼児訪問事業や、子育て支援センター事業
の充実を図っているところでもございます。 このようなことから、保育を必要とされる方には保育
の提供を、家庭保育をされる方、並びに家庭保育を希望されている方には、保育
の支援を通じて子育てしやすい社会
の実現を目指してまいりたいと考えております。 したがいまして、現時点では、家庭保育をされる方に対する現金給付
の支援は考えていないところでございます。 以上、お答えとさせていただきます。
○議長(松隈清之) 西依議員。
◆議員(西依義規) 額的には厳しい御提案だと思いますが、考え方を変えると、0歳、1歳、2歳は、保育料要るんですよね。 ただ、半額免除等いろいろあって、1割
の世帯は保育料無料だと。この1割
の世帯は、家では見ないですよね、無料なんで。 じゃあ、その保育をするには、鳥栖市もいろんなお金がかかるし、保育士が足りない。それでまた入所待ち児童が増える。 やっぱり、家で見ましょうよっていう、こういった制度、お金だけが全てとは思わんですけど、例えば、いろんなものを無料にするとか、家で見てる子育て、保育所にやらずに家に見ている方々にも、ぜひこういった考え方を、頭を切り替えて、税金をあまり使っていらっしゃらない方なんで、そういったところに補助をする
のは、考え方としてはおかしくない
のかなと思いますんで、一提案として御検討ください。 では、次は3番、病児保育。 これは、子ども・子育て支援計画に載ってるんで、私も何回かずっと聞いてるんですけど、いまだに始めましたっていう声を聞かないんで、開始できない理由、病児保育事業を開始できない理由は何かをお聞きします。
○議長(松隈清之) 古賀健康福祉みらい部長。
◎健康福祉みらい部長(古賀達也) 西依議員
の御質問にお答えいたします。 児童が入院治療を要しない病気療養中、または、病気
の回復期で、集団生活が困難な期間に保護者が就労等により看病ができない場合、一時的に専用
の施設で保育と看護を行う事業として、病児・病後児保育事業がございます。 現在、未就学児
の病後児児童につきましては、市内私立保育所及び企業主導型保育事業所で実施しております。 しかしながら、病児保育につきましては、市内
の医療機関や、医療機関と
の連携が想定される私立保育所等で
の事業実施に向けまして、国
の補助金制度
の活用等
の説明と合わせて御相談し、対応等について検討をお願いしてきたところでございますが、実施には至っていないところでございます。 病児保育
の事業実施
の課題につきましては、当該児童を病院、診療所、保育所等に附設された専用スペース、または、事業
のため
の専用施設が必要であることや、調理室を設けることも条件となっており、事業所
の施設整備に費用を要することが考えられるところでございます。 また、職員
の配置におきましても、利用児童数に応じて、常駐
の看護師及び保育士
の確保を要することとなっております。 さらには、小児
の対応が可能な医師と
の連携も課題となるところでございます。 現在、病児保育事業におきましては、新型コロナウイルス感染症
の影響等により、全国的に利用者が減少している状況を踏まえて、提供体制を安定的に確保するために、令和3年度から、国
の補助基準額が約200万円引き上げられ、利用人数に関わらない基本額が704万円と増額されているところでございます。 しかしながら、現時点では、業務が逼迫いたしております医療機関等において、事業
の取組に向けた協議を進めることが困難な状況となっており、実施に向けた進展は図られておりません。 このようなことから、市内で
の事業実施には至っておりませんが、今年度から、小郡市と病児及び病後児保育事業
の相互利用について協定を締結いたしております。 病気療養中
の小学6年生
の児童まで、小郡市
の病児保育施設に直接登録して、利用ができるようになったところでございます。 今後も、市内で
の事業開始に向けて働きかけを続けていくとともに、市外
の病児保育を実施している施設
の広域的利用受入れについて近隣自治体等へ
の御相談を検討してまいりたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。
○議長(松隈清之) 西依議員。
◆議員(西依義規) 聞いていたら、コロナなんで、医療機関も忙しいんで、協議をしてないっていうことですよね。 ただ、小郡市と
の協定については、一歩前進かなと思います。 また、鳥栖市単独じゃ難しいんであれば、近隣自治体と、ぜひそういった相互利用に向けて、もっと市民
の皆さんが使いやすいような事業にしてください。 では、次はバスです。 また次
の資料、資料7番
のつるバス・つるワゴン特別乗車証という埼玉県
の鶴ヶ島市
の事業を資料に載せております。 この市は、マタニティ・フリーパス、妊婦
の方と、子育て応援フリーパス、小学校に入学するまで
の子を連れた保護者と、健康長寿課から、70歳以上
の高齢者、障害福祉課から障害者、全部無料という市
の事業です。 こういったことをやられてる先進自治体もありますんで、鳥栖市でも、例えば、そういった未就学児とか、無料でバスに乗れる、こういったフリーパスを導入してはどうか、お尋ねをいたします。
○議長(松隈清之) 古賀健康福祉みらい部長。
◎健康福祉みらい部長(古賀達也) 西依議員
の御質問にお答えいたします。 本市における移動支援といたしましては、鳥栖市社会福祉協議会
の鳥栖市ファミリー・サポート・センター事業
の送迎サービスを御利用いただいているところでございます。 この事業に加えまして、令和3年度には、新型コロナウイルス感染症
の拡大に伴い、産前産後
の時期に里帰りや実家から
の応援が困難な方をはじめ、新生児がいる子育て世帯を支援するため、鳥栖市子育て支援クーポン券発行事業において、市内
のタクシー事業者による移動支援を実施したところでございます。 本年度は、子育て世帯等へ
のアンケートを行う予定といたしておりますので、移動支援を含めまして、よりよい子育て支援につながるよう努めてまいりたいと考えております。 以上、お答えとさせていただきます。
○議長(松隈清之) 西依議員。
◆議員(西依義規) 前回聞いたら、全く考えておりませんということだったんで、今回はアンケートを行う予定なんで、そういった声が出たら、考えてもいいよというお答えだった
のかなと思いますんで。 もちろん、予算と
の関係がありますけど、お願いします。 ただ、その予算と
の関係ということで、資料をもう一個つけております。最後
の8番
の資料。 議員になってからずっと、地方バス路線事業っていう
のが、何でかなと思っております。これは、結局、赤字補填ですよね、路線バス
の。令和2年度決算で4,919万7,000円を支出されております。 ミニバスにも払っておりますんで、例えば、これ書いてますけど、これを、どうして5,000万円払わないかん
のかと、バス会社に。 5,000万円払わないかんなら、何もせんで払う
のか、例えば、50%ぐらい
の、ここでいうと2,450万円ぐらい使って、その分
の無料券配っても、どうせ5,000万円払わないかんので。 私はそういった形で、この財政面はクリアできるんじゃないかなと思います。 例えば、下
の75%だったら、無償化事業に3,600万円使って、バス会社には1,200万円をお支払いします、足して4,900万円です。 だから、この3,600万円でどれだけ
の人が無料になるかと計算したら、1回300円として、12万人。 それが、果たして高齢者、障害者、妊婦
の方、子育て世代
の方で、鳥栖市
のどれぐらいが乗っていける
のかぐらいは算出してもいい
のかなと。 もっと言えば、ミニバス、令和2年度決算で、業者さんには629万円ですけど、年間利用者数は1万5,863人で、もともと収入が300万円ぐらいしかないんですね、200円もらって。 高齢者
の方々、子育て世代
の方々を無料にしますと、無料になるなら乗ろうかっていう方が、例えば、倍になったとしても、支出が634万円で済む。 バスに乗らん、乗らんじゃなくて、もっと、そういう移動手段に困られている方に、そういった政策をする優しいまちっていうか、そういった政策も、もっともっとしていただけたらなと思っております。 一応、計算しましたので、ぜひ御覧ください。 では、その下にも書いてあります、給食費無償化について。 今度、公会計になるんですよね。だから、これを機に、私会計
のときはいろいろやれなかったことが、公会計になったらできると思うんで、例えば、一部補助、一子目は頂きますけど、二子、三子は無料ですとか。 一部学年無償化――神埼市だったかな、小学6年生と中学3年生だけ無料です。 全学年でも、小学1年生から中学3年生まで無償化等を検討してはどうか、お尋ねいたします。
○議長(松隈清之) 小栁教育部長。
◎教育部長(小栁秀和) 西依議員
の御質問にお答えいたします。 本市におきまして、食材費として保護者に学校給食費を負担していただいている根拠といたしましては、学校給食法第11条第2項
の規定によるところです。 学校給食費
の無償化や一部補助を実施する場合、多額
の費用が毎年継続して必要となることから、限られた財源
の中で、その実施について判断する必要がございます。 例えば、全学年を無償化
の対象とする場合、今年度
の5月1日現在
の児童生徒数、年間当たり
の給食費を基に計算いたしますと、毎年、小学校で約2億1,500万円、中学校で約1億2,000万円、合計では約3億3,500万円
の費用負担が見込まれます。 こうしたことを勘案した結果、現時点においては、学校給食費
の無償化や一部補助を実施する
のは困難であると考えております。 また、経済的に厳しい御家庭に対しましては、就学援助など
の経済的支援制度について、市
のホームページや入学説明会、学校窓口などで周知し、支援を図っているところでございます。 以上、お答えとさせていただきます。
○議長(松隈清之) 西依議員。
◆議員(西依義規) 多分、行政マンとしては100点満点
の答弁だと思うんすよ。 だって、学校給食法に書いてありますよね、保護者が負担するって。 それはそれでいいとして、ただ、やっぱり、こういったことを政治マターというべきかどうか分かりませんけど、多分、行政とか職員さんから上がることは絶対ないですよね、多分。 例えば、ここに、先ほどお答えいただいた分で、人数、5月1日現在
のカウントと、私が聞いた人数と多少違うと思うんですけど、あらかた先ほど部長がお答えしていただいた金額だと思うんですよね。 中学生が1億2,000万円程度、小学生が2億1,500万円程度で、就学援助等
のお話もありましたんで、扶助費ということで、当初予算見たら、中学校で大体1,900万円、小学校で2,700万円等々がもう既に鳥栖市から材料費を払われておりますんで、それ差し引いて、プラスアルファでいうと、中学校でプラス1億円、小学校でプラス1億8,700万円、合計で2億8,800万円
の予算が要るということです。 ただ、私が最後、質問する
のは、例えば、中学校給食を無償化するのに、これ見たら、1億円かかるんですよね。 私はもちろん、中学校にでも子供はいませんので、対象者ではありません。ただ、それこそ、天野先生とかしよった頃から、中学校給食、いつ始まるか、いつ始まるか、私
の娘
の時には、もう始まりませんでしたけど。 やっぱり、市民
の理解が要ると思うんです、何をやるでも。 例えば、中学校給食費を無償化しますよ、年間1億円、毎年要りますよ。これは、市民
の理解は得られると思うんですけど、これ、最後市長なので、市長に聞きますけど、市長
の見解をお尋ねいたします。 お願いします。
○議長(松隈清之) 橋本市長。
◎市長(橋本康志) 西依議員
の御質問にお答え申し上げます。 議員御案内
のとおり、中学校給食費
の無償化を実施する場合には、就学援助などで既に公費で負担している分を除けば、現在
の算出条件で新たに財源として1億円程度が毎年毎年必要になってまいります。 中学校給食費
の無償化につきましては、子育て世代
の皆様にとっては負担軽減になりまして、子育て支援策
の一つとして受け入れられる
のではないかというふうに思いますが、先ほど部長から答弁をいたしましたように、併せて、財源どうするかという
のは、常に考えていかなければいけないというふうに思っております。 現在、鳥栖市では、子ども・子育てに関する様々な福祉施策、学校施設を含む公共施設等総合
管理計画に基づきます、各公共施設
の改修事業や、新庁舎建設事業をはじめ、味坂
のスマートインターチェンジ、あるいは、国スポ・全障スポ
の施設整備など、多く
の事業に取り組んでおります。 本当に財源が限られる中、突発的な事業に際しても柔軟に対応していくことが求められているというふうに思います。 原則的には、学校給食法
の規定により、保護者
の皆さんに御負担いただくものというふうに考えております。 議員
の御指摘もございますので、子育て支援策
の一つとしては、考える余地があるものというふうに思っておりますので、様々な観点から考えてみたいと思っております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 西依議員。
◆議員(西依義規) 最後に振り絞っていただきまして、一言頂きましたんで、何とか救われたなと思いながらも、こういう話題って、やっぱりいろんな世代間衝突もあり、地域
の話もあるんで、なかなか難しいと思うんですけど、この鳥栖市全体で子ども・子育てをやっていこうという機運は、私はできる
のかなと、鳥栖市民
の中で。 もちろん、教育もそうでしょうし、子育て、保育もそうでしょうけど、だから、いやいや、あがな人たちばっかりお金使ってっていう方もひょっとしていらっしゃるかもしれませんけど、私としては――もちろん高齢者、大事ですよ、ただ、子ども・子育てに力を入れて、鳥栖市
の将来を担っていただける方を、やっぱりどんどんどんどんつくっていくことが、我々とか高齢者
の方々にも、最終的にはプラスになっていくと思いますんで、ぜひ今度
の、来年市長選に、今日いろいろ御提案したものを1個でも言っていただけると、私
のこの一般質問、甲斐があったかなと思いますんで、よろしくお願いします。 以上で終わります。ありがとうございました。
○議長(松隈清之) 暫時休憩いたします。 午後2時40分休憩 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 午後2時53分開議
○議長(松隈清之) 再開いたします。 休憩前に引き続き、一般質問を続行いたします。 次に、中川原豊志議員
の発言を許します。中川原議員。
◆議員(中川原豊志) 自民党鳥和会
の中川原でございます。 まず、質問に入ります前に、6月または3月定例会
の折に話題となりました、JR無人駅、肥前旭駅、肥前麓駅、田代駅、3つ
のトイレ
の再開が、先月よりできることになりましたこと、ありがとうございます。 しかしながら、使用を中止する前に、もっと市民
の意見を聞くなど、慎重に協議をしていただきたかったと思うところもございますんで、今後、市民に寄り添った市政運営をよろしくお願いいたします。 では、通告に従い、順次質問いたします。答弁
のほど、よろしくお願いします。 先ほど、緒方議員からもございましたけれども、新産業集積エリアに進出予定
のアサヒビール九州工場に伴う造成工事
の地元説明会が、8月10日、旭まちづくり推進センターにて開催されております。そのとき
の参加者から
の御意見、御要望、課題など、主なものをまずお聞かせください。 以降
の質問は、質問席より行います。
○議長(松隈清之)
宮原経済部長。
◎経済部長兼
上下水道局長(宮原信) 中川原議員
の御質問にお答えいたします。 去る8月10日に、旭まちづくり推進センターにおきまして、造成工事に伴う地元説明会を開催し、造成工事
の内容や雨水
の排水対策などについて説明をいたしました。 その中で頂いた主な御意見といたしましては、工事に伴う周辺道路
の渋滞や抜け道等へ
の対応について、周辺道路
の整備計画について、肥前旭駅北側
の踏切について、新設する水路や調整池
の容量について、新工場
の敷地内に地域住民
の災害時
の避難場所を確保することについて、調整池
の再検証について、ビール園
の計画についてなどでございました。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 中川原議員。
◆議員(中川原豊志) ありがとうございます。 周辺道路
の整備計画や、水路、調整池
の容量、肥前旭駅北側
の踏切など、様々な御意見があったということでございます。 そこで、私
のほうから再度、改めて幾つか御質問をさせていただきます。 まず、雨水対策についてでございますが、当時、説明をされました資料では、昨年8月
の豪雨時
の24時間雨量を参考に説明をされておりました。 観測地点や降雨量に違いがあり、疑問を持つ声もございました。 一部では、24時間雨量が408ミリを超えたというデータも質問
の中にございました。 これら
のことについて、まず、調整池
の容量についてどういう見解をお持ちな
のか。 また、予定地
の西側には緑地帯が計画をされております。この緑地帯
の雨水は、西側
の水路に流れ込むとお聞きをしております。現在
の計画水路
の容量で大丈夫な
のか、お教え願います。 よろしくお願いします。
○議長(松隈清之)
宮原経済部長。
◎経済部長兼
上下水道局長(宮原信) 中川原議員
の御質問にお答えいたします。 まず、1点目
の調整池に関する見解についてお答えいたします。 本市が、調整池
の容量について検証した雨量
のデータは、田代外町にございます佐賀地方気象台鳥栖観測所
の観測史上1位
の値である昨年8月13日
の1日当たり
の降水量332.5ミリ
のデータを用いて検証し、計画している調整池
の容量で足りることを御説明いたしました。 説明会では、参加された方が調べられた観測所
の場所が元町であり、市が検証に使用した田代外町
の観測所
のほうが旭地区から遠く、ふさわしくないということ。 また、8月13日
の降水量は、元町
の観測場では408ミリであり、再検証すべきと
の御要望がございました。 後日確認しましたところ、御意見いただいたデータ
の観測所
の場所は、元町ではなく、本市が検証したものと同じ田代外町
の観測所
のデータでございました。 また、市が検証した8月13日
の1日当たり
の降水量は、時間でいいますと、午前0時から24時まで
の降水量でございましたが、408ミリ
の降水量は、8月13日
の昼
の12時から翌日8月14日
の昼
の12時まで
の24時間
の雨量でございました。 今回、御要望いただいた408ミリ
のデータを用いて再検証を行いましたところ、計画している調整池
の容量で足りることを、改めて確認したところでございます。 次に、2点目
の計画水路
の容量についてお答えいたします。 新産業集積エリア、西側
の隣接区域から
の雨水排水につきましては、開発区域内に新たに水路を設置することとしております。 その新設水路
の容量は、隣接区域に降った雨水を、余裕を持って排水できるだけ
の容量を計算した上で確保することとしており、従前と変わらずに排水できる計画としております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 中川原議員。
◆議員(中川原豊志) 降雨量については、昨年8月13日
の24時間
の雨量が332.5ミリであり、御指摘
の408ミリは、13日昼12時から14日昼12時まで
の降雨量と。 確かに、24時間
の雨量としては、この408ミリ
のほうが数値的には多いということで、再検証していただいたと。 それで、再検証した結果、現在計画している調整池
の容量で十分事をなすという答弁
のようでございます。 また、西側
の水路についても、新設する水路
の容量で十分排水できるという計画ということでございます。 では、次に、工事が開始されますと、工場
の車両、特にダンプなどが多くなります。 もともと旭は交通量
の多いところでございますが、工事用車両が増えると、さらなる渋滞を招く
のではないかと心配する声も多うございました。 そこで、ダンプなど
の工事用車両は、1日当たりどの程度増える
のか。 また、工場用車両
の進入経路はどうなっている
のか、御説明をお願いします。
○議長(松隈清之)
宮原経済部長。
◎経済部長兼
上下水道局長(宮原信) 中川原議員
の御質問にお答えいたします。 造成工事に係る工事用車両
の出入りにつきましては、日によって増減がございますが、1日当たり40台から200台程度を予定しております。 次に、その工事用車両
の進入経路につきましては、主要地方道久留米基山筑紫野線と、県道中原鳥栖線が交差する真木町交差点から、新たに切り替えられました県道中原鳥栖線
の鳥南橋を渡りまして、新産業集積エリアに進入し、同じルートを通って退出することとしております。 また、当初計画しておりました、堤防道路を使用し、新産業集積エリア北側から進入するルートについては、現時点で通行する予定はございません。 なお、工場用車両
の通行時間帯は、午前9時から午後4時30分までとし、周辺道路における通勤時間帯
の渋滞と重なることがないようにしております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 中川原議員。
◆議員(中川原豊志) 工事用車両等につきましては、1日当たり40台から200台程度を予定しておると。 また、進入経路は、中原鳥栖線、東側
のほうから進入して、そちらから出ていくと。 当初計画をしていた安良川堤防道路
の進入は、現時点で予定をしていないということ
のようでございます。 通行時間は、午前9時から午後4時30分までとし、通勤時間帯とならないようにしているということでございます。 では、次に、工事中に振動や騒音、また、粉じん、汚泥とか汚水、トラックについたタイヤ
の泥とか、そういったものも発生する
のかなと思いますが、その対策はどのようにされる
のか、お教え願います。
○議長(松隈清之)
宮原経済部長。
◎経済部長兼
上下水道局長(宮原信) 中川原議員
の御質問にお答えいたします。 造成工事中は、開発区域
の外周に高さ3メートル程度
の仮囲いを設置いたします。 また、建設機械
の使用に当たりましては、低騒音、低振動型
のものを使用するなど、騒音や振動、粉じん対策に努めるとともに、開発区域内で
の工場用車両
の通行に当たりましては、徐行するなどし、工事現場内においても、周辺へ
の影響を少なくする取組に努めてまいります。 次に、工事中
の汚泥、汚水など
の対策に関しましては、工事現場から
の退出
の際には、あらかじめタイヤに付着した泥を落とすなど
の対策や、開発区域内に、仮設
の水路や沈砂池などを設け、周辺水路に土砂が流出しないような対策を講じてまいります。 なお、工事に際しましては、工事現場内及び周辺
の状況を注視し、周辺
の皆様に、できる限り御迷惑をおかけすること
のないよう努めてまいります。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 中川原議員。
◆議員(中川原豊志) 工事期間中は、3メートル程度
の仮囲いをし、低騒音、低振動
の機械を使用すると。 また、粉じん対策もしっかりと努めていくと。 汚泥や汚水対策も、タイヤに付着した泥などを落とすなど、周辺住民に迷惑をかけないよう努めるということでございます。 それでは、隣接する中原鳥栖線や、安良川
の河川道路等
の整備
の状況、また、下野交差点から肥前旭駅――下野交差点から北側に回って、あさひ新町をぐるっと回る道路ですが、この道路
の整備計画等についてお教え願います。
○議長(松隈清之)
宮原経済部長。
◎経済部長兼
上下水道局長(宮原信) 中川原議員
の御質問にお答えいたします。 初めに、県道中原鳥栖線についてでございますが、現在、佐賀県が事業者となり、下野交差点から鳥栖市浄化センター付近まで
の区間において、道路改良事業が進められており、去る8月25日に、新しい鳥南橋切替えが行われたところでございます。 次に、安良川河川道路につきましては、当該道路が市道上分・島線を兼用していることから、堤防整備と併せて市道
の整備が行われるものでございます。 現在、国土交通省が事業者となり、鳥南橋
の安良川右岸から、宝満川右岸
の下野水天宮付近まで
の区間において堤防整備が進められており、水路整備及び盛土工事を予定していると聞き及んでおります。 最後に、今後
のあさひ新町周辺
の道路整備に関しましては、関係各課と協議、連携いたしまして、現状と課題を整理し、佐賀県やアサヒビール株式会社とも情報共有を図りながら、まずは、必要な調査や検証及び関係機関へ
の要望などを行ってまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 中川原議員。
◆議員(中川原豊志) 中原鳥栖線は、下野交差点まで道路改良工事が進められており、8月25日に、新しい鳥南橋へ
の切替え工事が行われたと。 実際、8月25日に新しい鳥南橋を通りますと、切り替えられておりますが、車線が入り組んでおりまして、安全かなというふうな不安をまだまだ持つところでございます。さらに事業が進められることを希望しております。 また、安良川
の河川道路でございますが、国土交通省により堤防整備が行われており、水路
の整備、または、盛土工事が予定をされていると。 工期については、まだ不明だというふうな情報をお聞きしております。 あさひ新町周辺道路
の整備については、現状と課題を整理し、県やアサヒビールと情報を共有し、調査検証を行い、関係機関へ要望するということ
のようでございます。 では、近くにあるJR肥前旭駅でございますけれども、今後利用者も増えることと思いますが、駅
の東側には、アサヒビールが工場を建設されることもございますんで、肥前旭駅に東口
の設置ができないものか、市
の見解をお伺いします。 また、駅
の北側
の踏切でございますが、交通量も増えることも考えられます。 幅員が狭くて、離合すらできない状況でございます。 ここ数年
の豪雨
の時に、儀徳
の中原鳥栖線
のアンダーパスが冠水し、通行できなくなった折には、この踏切に交通車両が集中し、大渋滞を起こしております。 この機に、踏切
の拡幅工事も検討をしたらいかがでしょうか。 見解をお伺いいたします。
○議長(松隈清之)
宮原経済部長。
◎経済部長兼
上下水道局長(宮原信) 中川原議員
の御質問にお答えいたします。 肥前旭駅
の東側出入口及び北側踏切
の拡幅に関しましては、関係各課と協議、連携いたしまして、現状と課題を整理し、佐賀県やアサヒビール株式会社とも情報共有を図りながら、操業開始後
の利用状況を踏まえた上で、関係機関へ
の要望などを行ってまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 中川原議員。
◆議員(中川原豊志) ありがとうございます。 アサヒビール株式会社
の操業開始後
の状況を踏まえた上でというふうな答弁でございますが、できましたら、少しでも前倒しができて、やっぱり利用者がスムーズに利用できるような状況を少しでも早く協議をしていただきたいというふうに思います。 では、今幾つか質問させていただきましたが、このような状況について、改めて地元説明会等をされる予定はある
のかどうか、お教え願います。
○議長(松隈清之)
宮原経済部長。
◎経済部長兼
上下水道局長(宮原信) 中川原議員
の御質問にお答えいたします。 今後
の地元説明会に関しましては、工場建設前まで
の間に、アサヒビール株式会社によって、地元説明会を行う計画があると聞き及んでおります。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 中川原議員。
◆議員(中川原豊志) ただいま
の答弁によりますと、今後は、アサヒビール株式会社さんが、工場を建設する前に地元説明会をするという説明でございます。 ということは、その前に、今回
の造成工事
の地元説明会で様々な御意見があり、いろんな要望事項もございました。 当時
の状況を見ますと、地元
の方が、決して納得されたというふうには思えない状況でございます。 市、または、業者から再度説明会を開催してはいかがであろうかな、していただきたいと、重ねてお願いしますが、見解を再度お願いします。
○議長(松隈清之)
宮原経済部長。
◎経済部長兼
上下水道局長(宮原信) 中川原議員
の御質問にお答えいたします。 去る8月10日に開催させていただいた造成工事に伴う地元説明会におきまして、工事請負契約
の締結に関して、議決が得られ次第、工事着手させていただく旨
の御説明はいたしております。 また、地元説明会で
の意見に対する対応につきましては、現状と課題
の整理や調査、検証及び関係機関へ
の要望が必要なものもございますが、そうでないものにつきましては、既に対応しているところでございます。 本市といたしましては、工事請負業者によるものも含めまして、造成工事
の着手前に、改めて工事説明会を開催する予定はございません。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 中川原議員。
◆議員(中川原豊志) 今後については、造成工事に対する地元説明会
の計画はないということ
のようでございます。 もう少し、いろんな市民
の不安を払拭するためにも、市民に寄り添った説明会なりを再度やっていただきたいというふうに要望をしておきます。 アサヒビール
の進出は、地元もすごく喜んでるところでございます。これは、県
のほうでいろいろ段取りをしていただいて、進出が決定したものと把握をしております。 気持ちよく鳥栖市に進出していただき、予定どおりに開業できるよう、鳥栖市としては、やはり、様々な課題、例えば、1筆残っている農地もございます。 そういった課題を解決していただき、アサヒビールさんに気持ちよく進出していただくことを願うところでございますんで、ぜひその辺
のところを改めて検討していただきたいというふうに申し上げます。 では、次に、市長にお伺いします。 本日も中村議員
のほうからも質問ございましたけれども、市長
の任期も、4期目があと半年となっております。 今まで
の市長任期中
の15年と6か月、自己評価で構いませんが、成果と、また、やり残した課題等があれば、それについてお聞かせ願います。
○議長(松隈清之) 橋本市長。
◎市長(橋本康志) 中川原議員
の御質問にお答えをいたします。 私は、平成19年3月、第6代
の鳥栖市長として、市民
の皆様
の御支持を頂戴をし、今日に至るまで
の4期15年6か月
の間、市民
の皆様をはじめ、市議会
の皆様方
の御協力を賜りながら、鳥栖市
の発展に努めてまいりました。 その間
の市政運営に関しましては、常によりよい鳥栖市
の実現を目指してきたところでございますが、その取組と課題について申し上げます。 まずは、全国的に人口減少が問題とされる中、本市
の人口は一貫して増え続けてまいりました。 また、民間事業者
の調査結果ではございますが、本市
の住みよさといった観点でも、高い評価を頂いてまいっております。 このことに関しましては、保育所
の整備や医療費助成
の拡充など、子育て環境を充実してきたことがございますとか、教科「日本語」へ
の取組を進めたこと、道路整備を推進してきたことにより、安全と安心
の確保につながったこと、また、九州唯一
の重粒子線がん治療施設
の誘致をはじめ、健康診断や予防接種を受けやすくする取組を進めてきたことなども寄与してきたものというふうに考えております。 一方で、鳥栖市に住みたいが、土地がない、物件がないといった声を聞くことも増えてまいっておりますので、住宅地に関する新たな方策
の検討が急がれているというふうにも考えております。 次に、新産業集積エリアに対するアサヒビール株式会社
の進出決定といった報告をいたしましたけれども、企業誘致に関しましても、一貫して取り組んでまいっております。 その結果、企業誘致に関しましては順調に推移してきた一方で、事業用地
の引き合いに対し、供給が追いつかないという課題に対しても、早急な対応が必要であるというふうに考えております。 次に、市民生活に直結する事業といたしましては、次期ごみ処理施設整備事業に関しまして、構成市町と協力しながら施設整備を進めてまいりました。 また、2024国スポ・全障スポを契機として、市民公園一帯
の整備をはじめ、体育施設
の改修を進めているところでございます。 一方で、私が政治を志すきっかけでもありました鳥栖駅周辺整備事業に関しましては、山積する各種大型事業
の調整
の中で、財政上
の課題を解決することがかなわず、現在
の計画による整備を見送るという判断をせざるを得ない状況に至りました。 このことに関しましては、課題解決に向けた方策
の検討が必要だと考えておりますが、関係する皆様と
の調整を含め、まだ実現可能な方策を示すには至っていない状況でございます。 最後になりますけれども、私
の市長任期
の間には、熊本地震をはじめ、度重なる豪雨災害、新型コロナウイルス感染症
の流行など、想定を超える事象にも見舞われました。 これら
の課題に関しましても、市民
の皆様
の安全と安心
の重要性を鑑みまして、(仮称)健康スポーツセンター整備事業や鳥栖駅周辺整備事業などに優先をして、防災拠点として
の市庁舎
の建設を決断いたしましたことや、浸水対策を軽減するため
の様々な処置を講じてきたこと、新たな感染症被害を軽減するため
の処置や、感染症
の影響により落ち込む市内経済を下支えする施策など、現在進行中
のものも含め、精いっぱい取り組んでまいってきたところでございます。 以上、これまで
の市長任期における取組と課題
の一端をお示しいたしました。 これら
のことを踏まえまして、4期目
の市長任期も終盤に差しかかる状況に際しまして
の、私自身における評価としては、先ほど中村議員
の答弁でも申し上げましたとおり、実現に向けた道筋をお示しできていない項目も残っているというふうに考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 中川原議員。
◆議員(中川原豊志) ありがとうございます。 市政運営に関しては、常によりよい鳥栖市
の実現を目指し、取り組んできたということで、いろいろな成果、または、やり残したことについて
の課題も述べていただきました。 改めてそこで、市長
の4期目
の任期、あと半年ほどでございます。 そこで、このやり残したことについて、最後、この残余期間にどのようにお取り組みになる
のか、お教え願います。
○議長(松隈清之) 橋本市長。
◎市長(橋本康志) 中川原議員
の御質問にお答えを申し上げます。 これまで
の首長任期におきまして、依然として実現に向けた道筋をお示しすることができてない事業に関しましても、市長任期
の最後
の最後まで取組を進めることが私
の責務であると考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 中川原議員。
◆議員(中川原豊志) 市長任期最後
の最後まで取り組むと。 できれば、もっと具体的に何をどう取り組む
のか、お示ししていただきたかったというふうに思います。 では、市長任期期間中に、鳥栖駅周辺整備も途中で断念をされました。 市庁舎を建設するために、健康スポーツセンター整備事業も中断しております。 都市計画道路見直し検討懇話会も、同時に、中断というか、なくなっております。 次期ごみ処理施設に当たりましては、当初予定をしておりました真木町
の場所が、汚染物質等が検出されたことにより、リサイクルプラザを別
の場所に建設しなくちゃいけないようになり、この汚染物質
の調査にも、数多く
の財政
の支出がされております。 これら、私にとっては、無駄な経費というふうに発言させていただきますが、無駄な経費が発生したことに対し、市長はどのようなお考えな
のかをお聞かせ願います。
○議長(松隈清之) 橋本市長。
◎市長(橋本康志) 中川原議員
の御質問にお答え申し上げます。 議員から御指摘をいただきました、鳥栖駅周辺整備事業、並びに関連事業でございますとか、(仮称)健康スポーツセンター整備事業、次期ごみ処理施設整備に係る関連事業などに関しては、不測
の事態
の対応も含めまして、その時々
の状況に対して、適切に判断をした結果であるというふうに考えております。 これら
の事業は、本市にとって欠くこと
のできない重要な取組でございますので、これまで
の投資を無駄にすることがないよう、これからも事業を進めてまいる所存でございます。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 中川原議員。
◆議員(中川原豊志) それぞれ
の事業について、本市にとって重要な取組であり、無駄にならないよう事業を進めていくということでございますが、今さら、これら
の事業
の経費が無駄にならないよう進めていくにはどうしたらいい
のでしょうか。 鳥栖駅周辺整備事業では、鳥栖ビル跡地は残っているものの、7億円ほど費やされております。 4期目
の任期期間中、先ほど協議を進めたという話もございましたが、何ら鳥栖駅周辺整備については、動いていないという状況でございますし、健康スポーツセンターについては、設計が2,500万円ほどでございましたか、この健康スポーツセンター
の建設予定地
の隣には、今後、サガン鳥栖
のU-15
の練習場が予定もされております。ぴったりと横につくような形になろうかなといったところで、本当に健康スポーツセンターがここに建設できるかどうかも分からない状況だと思います。 都市計画道路見直し検討懇話会も白紙
の状況でございまして、次期ごみ処理施設
の建設予定地を真木町に選定した
のも市長だと認識しております。 リサプラ、並びに調査費、多分、汚染物質
の調査費が4億5,000万円ほど、リサプラ
の建設用地と鳥栖市が追加で支出するお金が5億円ほどかかっております。 市長が言われます、そのときそのとき
の判断に間違いはなかったかもしれませんが、実質、これだけ
の経費がかかっており、決して戻ってくるものではございません。 民間
の企業等であれば、もう既に倒産をしている可能性すらあります。 無駄でないとする市長
の感覚がいかがなものか、私では分かりませんが、市
の財政を費やした責任を感じられていない
のかなと思うところでございます。 いや、ごめんなさいと一言でも言っていただければ、私もここまで申しませんが、反省されていないような状況でございます。 再度、市長
のこの経費について、無駄ではなかったとおっしゃるんであれば、見解をお願いします。 無駄だったと思えば、ごめんなさいと言っておいていただきたいというところでございますが、見解をお願いします。
○議長(松隈清之) 橋本市長。
◎市長(橋本康志) 中川原議員
の御質問にお答えをいたします。 鳥栖駅周辺整備事業や、(仮称)健康スポーツセンター事業などに関しましては、現時点において、実現に向けた道筋を示してきておりません。 しかしながら、いずれ
の事業につきましても、本市にとって欠くこと
のできない重要な事業でございますので、その時々
の状況
の変化を捉え、最良最善
の選択をすることこそが、市政を預かる者
の責務であるというふうに考えております。 したがって、これら
の事業につきましても、一歩一歩前進をさせ、皆様
の御期待に応えることで、責任を果たしてまいりたいと考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 中川原議員。
◆議員(中川原豊志) これら
の事業を一歩一歩前進させることで責任を果たすということでございます。 今まで何もしてこれなかったように思えるんですが、帰っては来ない経費、何ら反省しているような感じには取れません。 先ほど申しましたように、市長
の判断にそのときそのとき
の状況で間違いはなかったかもしれませんが、これだけ
のお金が、やっぱり無駄な経費としてかかっております。 この15年、いろんな成果を市長は先ほど述べられましたが、時折、失敗もされております。その失敗は、全て職員任せに聞こえて仕方がございません。ぜひ、失敗は失敗と認める勇気も必要だなと私は思います。 では、最後に、市長
の退職金についてお伺いします。 市長は、市長就任1期目
の退職金は、お受け取りになっておりません。 2期目、3期目は、お受け取りになっております。 私は、これだけ市
の財政に迷惑をかけてるんであれば、4期目はどうされる
のかなというふうに思いますが、市長
の4期目
の退職金
の考え方について、お示し願います。
○議長(松隈清之) 橋本市長。
◎市長(橋本康志) 中川原議員
の御質問にお答えをいたします。 これまでも、この御質問を受けて、同じお答えをしてきておりますけれども、1期目
の任期に係る退職手当につきましては、それまで私は民間
の畑をずっと歩んできておりまして、議員
の経験もなかったこと、ましてや、行政経験
のない初心者という感覚を持っておりましたことから、支給しないとする条例を提案し、議決をいただいております。 2期目、3期目
の退職手当につきましては、その間、様々な状況に対し、一定
の役割を担ってきたところでございまして、退職手当につきましては、既存
の条例に従った対応をしてまいっております。 4期目
の退職手当につきましても、同様に現行
の条例に従った対応になるものと考えております。 以上、お答えといたします。
○議長(松隈清之) 中川原議員。
◆議員(中川原豊志) 1期目は初心者であったんで、頂かなかった。 2期目、3期目はそれなりに頑張ったんで、もらったと。 4期目も条例に従ってということで、お受け取りになるという判断かなと思います。 先ほど申しましたように、私とすれば、市
の財政に大きな無駄な経費を費やしてしまったと。その責任は大きいものがあるんじゃないかなというふうに思っております。 市長
の判断を最後までお聞きしたい、最後
の最後まで検討していただきたいなというふうに思います。 以上で質問を終わります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
○議長(松隈清之) お諮りいたします。本日
の一般質問はこの程度にとどめ、残余
の質問は来週12日に続行したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、残余
の質問は来週12日に続行することに決しました。 本日はこれをもって延会いたします。 午後3時34分延会...