鳴門市議会 > 2005-02-18 >
02月25日-01号

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  1. 鳴門市議会 2005-02-18
    02月25日-01号


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    最終取得日: 2021-09-09
    平成17年  2月定例会(第1回)          平成17年 鳴門市議会会議録 (第2号)鳴門市告示第11号 平成17年鳴門市議会第1回定例会を次のとおり招集する。 平成17年2月18日                        鳴門市長   亀 井 俊 明 1 期   日  平成17年2月25日 2 場   所  鳴門市議会議場    ──────────────────────────────────           平成17年2月25日(会期22日中第1日目)              議 事 日 程 第 1 号 諸般の報告第1 会議録署名議員の指名について第2 会期の決定について第3 議案第 2号 平成17年度鳴門市一般会計予算   議案第 3号 平成17年度鳴門市国民健康保険事業特別会計予算   議案第 4号 平成17年度鳴門市老人保健事業特別会計予算   議案第 5号 平成17年度鳴門市介護保険事業特別会計予算   議案第 6号 平成17年度鳴門市公共下水道事業特別会計予算   議案第 7号 平成17年度鳴門市公設地方卸売市場事業特別会計予算   議案第 8号 平成17年度鳴門市産業団地開発事業特別会計予算   議案第 9号 平成17年度鳴門市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算   議案第10号 平成17年度鳴門市文化会館事業特別会計予算   議案第11号 平成17年度鳴門市光熱水費等支出特別会計予算   議案第12号 平成17年度鳴門市水道事業会計予算   議案第13号 平成17年度鳴門市運輸事業会計予算   議案第14号 平成17年度鳴門市モーターボート競走事業会計予算   議案第15号 鳴門市職員定数条例の一部改正について   議案第16号 鳴門市特別職の職員の給与及び旅費の支給に関する条例の一部改正について   議案第17号 鳴門市特別職の職員の退職手当に関する条例の一部改正について   議案第18号 鳴門市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について   議案第19号 鳴門市ふるさと活性化基金条例の一部改正について   議案第20号 鳴門市老人ホーム条例の廃止について   議案第21号 鳴門市国民健康保険条例の一部改正について   議案第22号 鳴門市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について   議案第23号 鳴門市公民館条例の一部改正について   議案第24号 鳴門市手数料徴収条例の一部改正について   議案第25号 鳴門市農業委員会の選挙による委員の定数等に関する条例の一部改正について   議案第26号 鳴門都市計画撫養土地区画整理事業施行規程に関する条例等の廃止について   議案第27号 鳴門都市計画東浜土地区画整理事業施行規程に関する条例の一部改正について   議案第28号 委託施行者と鳴門市との間におけるモーターボート競走施行に伴う場間場外発売事務の委託に関する協議について   議案第29号 鳴門市と受託施行者との間におけるモーターボート競走施行に伴う場間場外発売事務の委託に関する協議について   議案第30号 市道路線の認定及び廃止について   議案第31号 工事請負契約の締結について(クリーンセンター造成工事)   議案第32号 工事請負契約の締結について(鳴門市リサイクルプラザ建設工事)   市長所信表明及び提案理由説明    ──────────────────────────────────平成17年第1回定例会           地方自治法第121条に基づく説明員一覧表 通知者名     職名          氏名 市長       収入役         潮  崎  焜  及  君          政策監総務部長事務取扱 豊  井  泰  雄  君          企画調整部長      板  東  久  男  君          市民福祉部長      岩  瀬     肇  君          環境衛生部長      長  浜     宏  君          経済部長        西  谷     茂  君          建設部長        小  倉  眞  穗  君          競艇部長        泉     和  久  君          水道部長        中  谷     宏  君          運輸部長        泉     良  一  君          消防長         矢  野  正  夫  君          総務部理事兼企画官(危機管理対策担当)                      谷  崎     徹  君          市民福祉部副部長人権推進課長                      横  川  俊  彦  君          福祉事務所長      藤  田     博  君          衛生センター所長    森     正  和  君          クリーンセンター建設推進局長                      平  野  悦  男  君          総務部参事財政課長  冨  田  崇  夫  君          市民福祉部参事児童福祉課長                      三  宅  敏  勝  君          総務部           総務課長       喜  多     哲  君           人事課長       田  村     豊  君           税務課長       大  岩     賢  君           企画官(行政改革担当)岡  島  睦  郎  君          企画調整部           政策調整課長     磨  見  義  彦  君           情報政策課長     鯉  淵     勝  君           秘書広報課長     中  村  誠  司  君          市民福祉部           市民課長       矢  野  満  夫  君           市民活動推進課長   鉄  野  美  穂  君           保険課長       岡  田  信  之  君           高齢障害福祉課長   仁  木  直  喜  君          環境衛生部           環境政策課長     廣  川  多  門  君           衛生センター管理課長 山  内  秀  治  君           衛生センター業務課長 大  石  耕  司  君           クリーンセンター建設推進局次長                      古  林  達  夫  君           クリーンセンター建設推進局管理課長                      米  本  公  一  君           クリーンセンター建設推進局工務課長                      岩  城     保  君          経済部           商工観光課長     矢  金     満  君           農林水産課長     斎  藤  俊  雄  君           耕地課長       中  本  慎 次 郎  君          建設部           管理課長       満  村  幸  久  君           土木課長       後  藤  敏  彦  君           高速道路対策課長   富  士  秋  広  君           都市計画課長     森  北  伸  年  君           鳴門市公園整備事務所長広  田  正  則  君          競艇部           管理課長       大  島  茂  幸  君           事業課長       田  村  邦  夫  君           会計課           会計課長       富  士  孝  子  君          水道部           業務課長       浜  川  博  満  君           施設課長       山  下  隆  道  君          運輸部           運輸課長       野  口  泰  助  君           消防本部           消防総務課長     山  本  繁  利  君           予防課長       米  田  栄  治  君           警防課長       島  田  正  幸  君           消防署長       宮  崎     明  君 教育委員会委員長 教育長職務代理者教育次長岩 久 保  和  義  君          教育委員会           教育総務課長     三  木  義  文  君           学校教育課長     喜  多  良  雄  君           生涯学習課長     松  前  敏  夫  君           教育委員会参事人権教育課長                      鍋  島  健  治  君 監査委員     監査委員事務局長    福  居  達  夫  君 選挙管理委員会委員長          選挙管理委員会事務局参事事務局長                      佐  藤  重  明  君 農業委員会会長  農業委員会事務局長   金  澤  章  裕  君    ──────────────────────────────────            本日の会議に付した事件 諸般の報告日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 会期の決定について日程第3 議案第2号から議案第32号     市長所信表明及び提案理由説明    ──────────────────────────────────            出  席  議  員 (25名)  議長  藤  田  茂  男  君  1番  三  津  良  裕  君  2番  明  野  尚  文  君  3番  泉     理  彦  君  4番  工  藤  武  重  君  5番  野  田  粋  之  君  6番  坂  東  成  光  君  7番  矢  野  善  治  君  8番  山  本     秀  君  9番  横  井  茂  樹  君  11番  森     恒  吉  君  12番  池  田  正  恵  君  13番  柿  本     公  君  14番  斎  藤  達  郎  君  15番  佐  藤  絹  子  君  16番  宮  崎  光  明  君  17番  橋  本  国  勝  君  18番  松  下     保  君  19番  板  東  一  岳  君  20番  秋  岡  芳  郎  君  21番  川  田  達  司  君  22番  田  渕     豊  君  23番  中  西  久  雄  君  24番  秦  野     卓  君  25番  平  岡  朔  郎  君    ──────────────────────────────────            出  席  議  員 (1名)  10番  近  藤  龍  彦  君    ──────────────────────────────────             説明のため出席した者  市長      亀 井 俊 明 君  収入役     潮 崎 焜 及 君  政策監総務部長事務取扱        企画調整部長  板 東 久 男 君          豊 井 泰 雄 君  市民福祉部長  岩 瀬   肇 君  環境衛生部長  長 浜   宏 君  経済部長    西 谷   茂 君  建設部長    小 倉 眞 穗 君  競艇部長    泉   和 久 君  水道部長    中 谷   宏 君  運輸部長    泉   良 一 君  消防長     矢 野 正 夫 君  福祉事務所長  藤 田   博 君  クリーンセンター建設推進局長                             平 野 悦 男 君  総務部   総務部参事財政課長         総務課長   喜 多   哲 君          冨 田 崇 夫 君  教育長職務代理者教育次長          岩久保 和 義 君  監査事務局長  福 居 達 夫 君  選管委参事事務局長                             佐 藤 重 明 君  農委事務局長  金 澤 章 裕 君    ──────────────────────────────────             議会事務局職員出席者  事務局長    田 淵   功    次長      中 野 直 人  係長      滝 川 勝 正    書記      竹 下 聡 一  書記      杢 保 マユミ    ──────────────────────────────────     午前10時48分 開会 ○議長(藤田茂男君) これより平成17年第1回定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。 まず、議長会関係会議の概要を御報告申し上げます。 去る2月1日、全国公営交通事業都市議長会第71回総会が東京都で開催されました。平成17年度公営交通事業に係る政府予算案等についての講演と事務報告の後、平成15年度決算及び平成17年度予算を原案のとおり決定するとともに、平成16年度運動結果並びに平成17年度運動方針についてを協議し、決定してまいりました。 次に、2月3日、全国市議会議長会第78回評議員会が東京都で開催されました。一般事務報告及び各委員会から報告の後、三位一体改革の確実な実現に関する決議、平成16年度の補正予算並びに平成17年度の予算を原案のとおり決定するとともに、平成17年度における地方行財政の諸問題、今地方議会に望まれることについての講演を受けてまいりました。 次に、2月15日、全国高速自動車道市議会協議会第31回定期総会が東京都で開催されました。高速自動車道の諸課題についての講演と事務報告の後、平成15年度決算及び平成17年度予算を原案のとおり決定するとともに、平成17年度の運動方針、会議、運動日程についてを協議し、決定してまいりました。 次に、2月16日、広域行政圏市議会協議会第36回総会が東京都で開催されました。市町村合併の動向と今後における制度改革の展望についての講演と事務報告の後、平成15年度決算及び平成17年度予算を原案のとおり決定するとともに、平成17年度の運動方針を協議し、決定してまいりました。 以上が会議の概要であります。 関係資料は、いずれも事務局に保管しておりますので、必要に応じてごらんいただきたいと思います。 次に、市長からお手元へ配付のとおり、議案の提出通知がありました。 次に、市長及び各委員長等から、地方自治法第121条の規定に基づく説明員として出席通知のありました者の職、氏名を一覧表として配付いたしております。 次に、監査委員から2月分の例月出納検査の報告がありましたので、配付いたしております。 諸般の報告は以上のとおりであります。 これより本日の日程に入ります。 本日の議事日程は、お手元へ配付の議事日程表のとおりであります。 朗読は省略いたします。    ────────────────────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名について ○議長(藤田茂男君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により          2番 明野尚文君          25番 平岡朔郎君を指名いたします。    ────────────────────────────────── △日程第2 会期の決定について ○議長(藤田茂男君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 おはかりいたします。 今期定例会は、本日より3月18日までの22日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって会期は、本日より3月18日までの22日間と決定いたしました。    ────────────────────────────────── △日程第3 議案第 2号 平成17年度鳴門市一般会計予算      議案第 3号 平成17年度鳴門市国民健康保険事業特別会計予算      議案第 4号 平成17年度鳴門市老人保健事業特別会計予算      議案第 5号 平成17年度鳴門市介護保険事業特別会計予算      議案第 6号 平成17年度鳴門市公共下水道事業特別会計予算      議案第 7号 平成17年度鳴門市公設地方卸売市場事業特別会計予算      議案第 8号 平成17年度鳴門市産業団地開発事業特別会計予算      議案第 9号 平成17年度鳴門市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算      議案第10号 平成17年度鳴門市文化会館事業特別会計予算      議案第11号 平成17年度鳴門市光熱水費等支出特別会計予算      議案第12号 平成17年度鳴門市水道事業会計予算      議案第13号 平成17年度鳴門市運輸事業会計予算      議案第14号 平成17年度鳴門市モーターボート競走事業会計予算      議案第15号 鳴門市職員定数条例の一部改正について      議案第16号 鳴門市特別職の職員の給与及び旅費の支給に関する条例の一部改正について      議案第17号 鳴門市特別職の職員の退職手当に関する条例の一部改正について      議案第18号 鳴門市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について      議案第19号 鳴門市ふるさと活性化基金条例の一部改正について      議案第20号 鳴門市老人ホーム条例の廃止について      議案第21号 鳴門市国民健康保険条例の一部改正について      議案第22号 鳴門市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について      議案第23号 鳴門市公民館条例の一部改正について      議案第24号 鳴門市手数料徴収条例の一部改正について      議案第25号 鳴門市農業委員会の選挙による委員の定数等に関する条例の一部改正について      議案第26号 鳴門都市計画撫養土地区画整理事業施行規程に関する条例等の廃止について      議案第27号 鳴門都市計画東浜土地区画整理事業施行規程に関する条例の一部改正について      議案第28号 委託施行者と鳴門市との間におけるモーターボート競走施行に伴う場間場外発売事務の委託に関する協議について      議案第29号 鳴門市と受託施行者との間におけるモーターボート競走施行に伴う場間場外発売事務の委託に関する協議について      議案第30号 市道路線の認定及び廃止について      議案第31号 工事請負契約の締結について(クリーンセンター造成工事)      議案第32号 工事請負契約の締結について(鳴門市リサイクルプラザ建設工事) ○議長(藤田茂男君) 日程第3、議案第2号から議案第32号までの31議案を一括議題といたします。 市長の所信表明及び提案理由の説明を求めます。     〔市長 亀井俊明君登壇〕 ◎市長(亀井俊明君) 本日、第1回定例会を招集いたしましたところ、議員皆様方におかれましては、公私何かと御多忙中にもかかわりませず御出席をいただき、まことにありがとうございます。 まず初めに、Jリーグチームの誕生、まことにおめでとうございます。昨年12月6日に開かれましたJリーグ臨時理事会におきまして、徳島ヴォルティスJリーグへの入会が承認されました。これまでのJリーグチーム誕生に向けた選手や関係者の皆様の御努力に対しまして、改めて感謝申し上げますとともに、心からお喜びを申し上げる次第でございます。 いよいよ3月5日にJリーグが開幕をいたします。本市では、3月12日のホームでの第1戦を皮切りに、シーズンを通じほぼ2週間に1回、プロサッカーの迫力ある試合がホームグラウンドの鳴門総合運動公園で繰り広げられることとなります。大いに活躍していただき、徳島県及び鳴門市の名を全国にとどろかせていただくとともに、県民、市民から愛されるチームとなることを願っております。 本市といたしましても、四国初のプロスポーツチームとして、地域の活性化やスポーツ振興に寄与されることを期待しており、今後におきましても、運営会社や県などと十分連携しながら、Jリーグを通じてにぎわいによる経済効果や魅力あるまちづくりが図られますよう、積極的に協力してまいりたいと考えております。 また、昨年12月17日に、JR西日本バス及び本四海峡バス共同運行により、JR大阪駅から淡路島の福良を経由して、直接大塚国際美術館までの高速バス新規路線が開通したところでございます。本市を起終点とする高速バス路線は画期的な新規路線であることから、観光振興の絶好の機会であり、この路線を有効に活用し、より一層鳴門公園地域観光振興につなげてまいりたいと考えております。 次に、新春を飾る今回の第51回徳島駅伝には、ゲストランナーとして、アトランタ、シドニー、そしてアテネオリンピックと3大会連続出場を果たしました大麻町出身の弘山晴美選手徳島県民にそのいだてんの雄姿を披露し、またシドニーオリンピック女子マラソンに出場いたしました市橋有里選手が鳴門市チームの一員として参加し、沿道の駅伝ファンを沸かし、我が鳴門市チームも2位の好成績をおさめることができました。これもひとえに市民の皆様方の熱い御支援と関係者の皆様方の御協力のたまものと深く感謝を申し上げます。 また、心配をおかけいたしておりました本市大麻町の日本たばこ産業株式会社跡地に、発光ダイオード蛍光体生産で世界一の半導体企業であります日亜化学工業株式会社の進出が正式に決定し、関係の皆様方ともども今後の発展に大変大きな期待を寄せますとともに、市といたしましても全面的な協力をしてまいりたいと考えております。 今期定例会には、平成17年度鳴門市一般会計予算案を初め数多くの議案について御審議をいただくことになっておりますが、これら提出議案の御説明に先立ち、市政に取り組むに当たっての私の所信の一端を申し上げ、議員各位を初め市民皆様方の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 昨年は、日本列島各地で豪雨や台風による災害が多発するとともに、新潟県中越地震においては、建物や道路など甚大な被害に見舞われ、地域住民の方々は精神的にも経済的にも大きな痛手を受けられております。 また、県内におきましても、我が市も含めた4市で徳島県では初めて自然災害被災者生活再建支援法が適用されるなど、まことに痛ましい限りでございます。自然の猛威の恐ろしさを改めて認識させられますと同時に、本市の災害に対する備えをより一層充実させ、市民の生命と財産を守るため、災害に強いまちづくりに引き続き取り組んでまいる所存でございます。 さらに、去る12月26日に発生いたしましたスマトラ沖大地震は、マグニチュード9.0という想像を絶する大きさであり、これに伴う津波によりまして、主な被災12カ国の住民のみならず、日本人も含めた世界各国の人々など、一部の報道によりますと、死者・行方不明者の数は約30万人以上と報じられております。心ならずもこれらの災害に遭遇され、被害に遭われた皆様方に対しまして、重ねて心からお見舞いを申し上げる次第でございます。 鳴門市を取り巻く社会経済環境に目を移しますと、我が国経済はバブル崩壊後の長期にわたる景気低迷期から、個人消費や設備投資を中心に堅調に回復しつつありますが、雇用環境などは依然として厳しい状況にあります。 こうした状況の中、国におきましては、地方にできるものは地方にという地方分権の理念のもと、地方の自由度を増すため、平成17年度において1兆7,000億円余りに上る国庫補助負担金の廃止・縮減のほか、国から地方への税源移譲、地方交付税の総額抑制・見直しから成る国と地方の税財政改革、いわゆる三位一体の改革が推進されているところであり、本市におきましても、臨時財政対策債の削減など、財政環境は一層厳しい状況となっております。 このように、本市を取り巻く環境がより厳しい状況にありまして、本市の財政は、前期の行政改革に積極的に取り組んだ結果、将来的には一筋の光は見えつつも、依然として危機的な状況にあり、このまま何ら手だてを講じることもなく現状のまま推移すれば、平成20年度にも準用財政再建団体に転落するという状況にございます。 こうした本市財政の厳しい状況のもと、昨年は聖域なき改革をスローガンに掲げ、財政健全化に向けた道筋を確かなものとするため、さまざまな改革に向けた取り組みを行ってまいりました。 本年におきましては、改革の実施をより具体化、明確化するため、第5次鳴門市総合計画、行政改革後期実施計画及び財政健全化計画の3計画を本市の三位一体の改革と位置づけまして、3つの計画の積極かつ着実な推進をことしの目標に掲げ、施策の選択と集中に努め、行政改革の推進を図り、ごみ問題など本市のさまざまな重要課題に積極的に取り組んでまいる所存でございます。 新ごみ処理施設建設事業についてでございます。 平成15年に鳴門市の単独施行となって以来、起業用地の引き取り、都市計画決定、県への焼却施設設置届等の事務手続につきましては、ほぼ予定どおり進んでいるところでございます。 現場での工事用仮設道路の整備工事につきましては、昨年9月9日に再開し、測量や伐採等、工程に沿って鋭意工事を進めておりましたが、一部地元住民の阻止行動がございまして、工事が予定どおり進められていないことなどから、工事の円滑な実施を図るため、やむを得ず苦渋の選択として、昨年12月3日に一部地元住民の阻止行動に対しまして、妨害排除の仮処分申請を提出いたしたところでございます。 また、焼却施設につきましては、国の補助採択の基準に係る運用が変更になったことや関係機関の御理解と御協力によりまして、補助採択が認められました。 さらに、リサイクルプラザにつきましても、国と地方の行財政改革、いわゆる三位一体の改革における国庫補助金等の削減から、補助金制度自体の廃止が懸念される事態となったことを受け、16年度の補助事業として前倒しすることとなり、補助採択を認めていただいたところでございます。 今後におきましても、工事と並行しながら地元住民の皆様方とは話し合いを続けさせていただきまして、18年度中の施設の供用開始に向けまして最大限の努力をしてまいりたいと考えておりますので、一層の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。 次に、行財政改革の取り組み状況についてでございます。 本市におきます行財政改革につきましては、何としても自治権が制限されます準用財政再建団体には陥らないという強い信念のもと、行政改革後期実施計画、財政健全化計画に基づきまして、積極的に推進しているところでございます。 財政の健全化への取り組みにつきましては、財政健全化計画に沿ってほぼ計画どおり進んでおりまして、17年度当初予算にもその内容を反映させているところでございます。 具体的には、歳入面におきまして、滞納整理班の設置などを初めとした市税徴収率の向上対策や軽自動車税率の見直しを行い、また償却資産税課税客体の的確な把握による市税の増収に努めるなど、安定した自主財源の確保に向け取り組んでいるところでございます。 一方、歳出面におきましては、職員数の削減及び実情に即した適正な特殊勤務手当の見直し等による人件費の減額や、民間ができるものはできるだけ民間にゆだねるという観点から進めております老人ホームの民営化や、それに伴います扶助費歳出の削減などにも努めております。 さらに、後期実施計画の大きな取り組みの一つでございます組織の抜本的な見直しにつきましては、内部事務管理部門の効率化、省力化などを図るため、来年度から総務部と企画調整部を統合しまして、企画総務部として改組することといたしております。 また、公営企業におきましては、経営の独立性と機動性を高め、企業の経営の健全化を図っていくため、競艇事業に地方公営企業法の規定の全部を適用いたしますとともに、企業局を設置し、最高責任者である企業局長を広く一般から公募するなど、経営改善に向け積極的に取り組んでいるところでございます。 今後におきましても、積極的に行財政改革を推進し、簡素で効率的な行財政システムの確立を図るため、新たに行政評価制度を導入し、市民サービスの向上に努めてまいりたいと考えております。 次に、災害に強いまちづくりについてでございます。 前段でも申し上げましたが、近年の地球温暖化などによる異常気象から、さまざまな災害が発生をいたしております。本市におきましても、日本へ上陸した台風10個のうち7個による被害を受けまして、特に本市においては、初めて避難勧告を発令した台風23号では、記録的な豪雨と高潮の影響で、住家276世帯が床上浸水するなどの被害が発生し、防災や減災に対する抜本的な対策の必要性を痛感いたしますとともに、その重要性を再認識いたしたところでございます。 これらのことを教訓にいたしまして、災害緊急整備事業として、災害時における避難所への物品の備蓄や調達体制、また消防団の資機材の整備を計画的に進めることといたしております。 また、ケーブルテレビ災害情報提供システムのなお一層の整備を図り、現在提供いたしております災害情報のEメール配信サービスや市公式ホームページをより身近なものにするとともに、このたび国土交通省の御協力によりまして、旧吉野川河口に設置される予定の津波監視用カメラのライブ映像を提供していただきまして、より一層災害情報の充実を図ることといたしております。 さらに、昨年度の台風などによる災害の要因の解消策や東南海・南海地震対策の推進を図るため、徳島大学と連携しながら、本市防災対策の指針でございます地域防災計画を抜本的に見直し、より実践的な防災対策を推進するように取り組んでまいります。 また、市民の皆様方の防災意識も高まりつつあり、自助、共助の理念のもと、既に市内4地区に6団体の自主防災組織が結成されるとともに、他の各地区におきましても、自主防災組織の結成に向けた動きも多く見られるようになってまいりました。今後とも市内全域に自主防災組織が結成されますよう、より一層の促進などを図ってまいりたいと考えております。 次に、教育振興計画の策定についてでございます。 教育を取り巻く社会の変化は、国際化、高度情報化の進展、科学技術の進展、少子・高齢化の進行、生活意識の変化、価値観の多様化、分権型社会への移行など、一層進展することが予測をされています。 このような状況の中、国におきましては、教育基本法の改正を初めさまざまな教育改革が行われようとしておりまして、県におきましても、これらの状況に対応するため、既に徳島県教育基本構想が策定をされております。 こうした状況を踏まえまして、鳴門市におきましても、教育の目標を明確にし、新しい時代に即した教育の改革、振興を着実に推進していくことが何よりも重要でありますことから、平成17年度より鳴門市教育振興計画の策定を行うものでございます。 この教育振興計画の策定に当たりましては、人権尊重の精神を基調とし、家庭教育、学校教育及び社会教育の緊密な連携のもと、すべての市民が生涯を通じて自主的に学び、充実した人生を送ることのできる生涯学習社会の実現を目指し、総合計画における、郷土を愛し、思いやりに満ちた次代を担う人づくりを推進してまいりたいと考えております。 次に、通学路の安全確保についてでございます。 近年、子供たちが通学時に犯罪に巻き込まれるケースが多く、ニュースなどでもたびたび報道されております。これらの犯罪から子供たちを守り、安全に安心して学び、遊べる地域づくりを推進するための施策といたしまして、市内の教職員及び保護者の皆様方の車に防犯啓発用のマグネットシールを張っていただきまして、市内の巡回を強化したいと考えております。市民の皆様方の御理解と御協力によりまして、子供たちを犯罪の魔の手から守ることに全力を傾ける所存でございます。 次に、少子化対策についてでございます。 近年、国を初め本市におきましても、核家族化、女性の社会進出等によりまして、急速に少子化が進展し、児童及び家庭を取り巻く社会環境が大きく変化をいたしております。このため、子どものまち宣言をした鳴門市におきましても、安心して子供を産み育てることができる環境整備や地域での育児に関する情報や相談を含めた相互援助の支援を図ることが急務になっております。 このような中、子育てをされている市民の皆様から最も御要望の多かった仕事と育児の両立を支援し、安心して働くことのできる環境づくりを整備するとともに、子供を持つすべての親を支援するための地域の子育て支援の拠点づくりのため、ファミリーサポートセンターを設置することといたしました。 このシステムは、夫婦共働き等で不意な残業や急な用務で保育所や幼稚園等への送迎ができない場合、また子供を一時預けたいときなど手助けが必要なとき、育児の応援を依頼したい人、つまり利用会員と育児を応援できる協力会員が育児についてお互いに助け合う地域の応援ネットワークでございます。今後、地域におきます仕事と家庭の両立支援及び子育て支援の拠点として、期待はますます高まることが予想されております。 ファミリーサポートセンターの設置につきましては、施設の有効活用を図るため、撫養児童館跡を利用して、本年9月からの開設を予定をいたしております。 次に、「健康なると21」についてでございます。 市民の皆様の健康づくりとして策定中のこの計画は、病気の早期発見、早期治療という2次予防にとどまることなく、生活習慣の改善による積極的な健康づくりを推進する1次予防を主眼とし、積極的にみずからの生活習慣の改善に取り組むことを基本として、行政、各種団体を初め地域住民の皆様すべてが健康づくりに関する支援や環境整備を目指す計画として策定しているものでございます。この計画をもとに、市民の皆様を対象とした健康教室や幼児フッ化物塗布及び高齢者の方の歯科相談事業など、市民の皆様の健康づくりにより一層取り組んでまいりたいと考えております。 次に、第2次鳴門市地球温暖化対策実行計画についてでございます。 平成13年3月に鳴門市地球温暖化実行計画を策定し、本市の事務及び事業に関して、省エネルギー、リサイクル等の取り組みを行ってまいりました。 さらに、京都議定書の発効により、行政みずからが率先して温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいくことが責務であると考えられます。 そこで、鳴門市環境基本計画に定める重点実施事業の一つである鳴門ほどよい生活プロジェクトの施策として、市役所すべての施設を対象といたしまして、平成18年度から平成22年度までの5カ年を計画期間とする第2次鳴門市地球温暖化対策実行計画を策定し、温室効果ガス削減のモデル事業所として取り組んでまいりたいと考えております。 次に、不法投棄監視市民パトロール事業についてでございます。 近年、心なき者によりまして、ますます不法投棄が後を絶たず、各地域では大きな悩みとなっております。 こうした中、新年度より大麻町板東地区の有志の皆様方によりまして、不法投棄の監視や投棄状況の情報収集などを行う監視体制の組織を発足していただけることとなりました。本市といたしましても、新年度から実施されます板東地区の市民パトロール事業をモデル地区として指定し、一部助成をするものであり、まさしく市民の皆様との協創によります不法投棄の監視について、大いに期待をいたしているところでございます。 次に、国際交流についてでございます。 ことしは日本におけるドイツ年の年でございます。本市では、日本におけるドイツ年を記念し、6月5日に開催されますベートーヴェン「第九」交響曲演奏会を中心に、多彩な事業を計画いたしております。 この記念すべき年に開催する「第九」交響曲演奏会に、JETプログラムの国際交流員や企業関係者等の在日ドイツ人の方々に呼びかけ、本市市民及び日本国内の「第九」関係者と合同で、国際平和と永遠の友愛を合唱したいと考えております。 「第九」は、昨年10月に調印された欧州憲法にその最終楽章の「歓喜の歌」が欧州連合の国歌として盛り込まれていますように、ドイツを代表すると同時に、平和と友愛を象徴する国際的な音楽であり、今後も「第九」を日独国際交流のシンボルとして発展的に継承してまいりたいと考えております。 また、本市ドイツ館では、日本で唯一常設のニーダーザクセン州展示コーナーを設置し、日本におけるニーダーザクセン州の情報発信を行ってまいりました。開設5周年並びに日本におけるドイツ年を記念し、展示コーナーを拡充、リニューアルすることといたしております。この開幕式典には、ニーダーザクセン州政府首相の訪問も予定されており、市民の皆様方ともどもに御歓迎を申し上げたいと考えております。 さらに、ドイツ年を記念し、「第九」やドイツ兵俘虜収容所を題材とした映画、仮題でございますが、「歓喜」が制作されることとなり、本市といたしましても、地元市として県と連携しながら、制作にできる限りの協力を行い、本市の知名度の向上と観光の振興など、地域経済の活性化を図ってまいりたいと考えております。 次に、国民文化祭とくしま2007への対応についてでございます。 昭和61年に東京都で第1回大会が開催されまして以来、毎年全国各地で開催されてまいりました国民文化祭が、徳島県におきまして平成19年度に第22回大会として開催されることとなっております。国民の文化活動への参加の機運を高め、文化の向上を目標として、音楽はもとより、踊り、演劇、美術展など、文化全般を幅広く披露するものでございまして、本市では、第九フェスティバル、大茶会、そして洋舞フェスティバルの3事業を開催する予定にいたしております。来年度、本市において、早々に鳴門市実行委員会的な組織を設立し、具体的な計画の策定を行う予定でございます。 平成18年度は、全国に本番大会の参加を募りながら、プレ大会を開催して、本番に向けた大会運営のあり方を養いたいと考えております。 また同時に、平成18年度には、日本全国から100名規模の著名な文化人が集まり、日本各地にある文化や情報について議論をする日本文化デザイン会議の開催も計画されております。本市といたしましても、同会議へ全面的に協力を行ってまいりたいと考えており、平成19年度の本番に向けまして準備を進めてまいる所存でございます。 次に、四国横断自動車道の整備促進についてでございます。 現在、設計協議を進めています13次区間、小松島鳴門間につきましては、徳島県内の3市を結ぶ大変重要な区間であり、県全体の発展には必要不可欠な道路でございます。同区間が整備されることによりまして、地域経済の発展に資するだけではなく、緊急医療時や近い将来に発生が懸念されております東南海・南海地震におきます緊急輸送路として大きな期待が寄せられるなど、さまざまな観点から早期完成が望まれております。 こうしたことから、本市といたしましても、地元対策協議会との早期調印に向けまして、日本道路公団や県と緊密な連携を保ちながら、設計協議を重ねているところでございます。 今後におきましては、鋭意、地元対策協議会との調印を調えまして、調印が調った地区から順次周辺対策事業に着手するなど、できる限り早い時期に開通することができますよう、積極的な対応を行ってまいりたいと考えております。 それでは、平成17年度当初予算について御説明を申し上げます。 本市の財政状況につきましては、思うように景気回復が進まず、歳入の根幹をなす市税の大幅な伸びは期待できず、また三位一体の改革による臨時財政対策債などにつきましても、さらに削減となることも予想され、非常に厳しい財政運営を余儀なくされております。 こうしたことから、予算査定におきましても、前例にとらわれない柔軟な発想で予算の質の一層の転換に努め、施策、事業の効率化を図るとともに、事業の必要性、緊急性、効果性、後年度負担などを厳しく吟味、精査し、より一層事業の選択と集中に取り組みながら、「いきいき未来に輝く交流拠点都市なると」づくりに資する施策の着実な実行を図ってまいるよう、限られた財源を重点的かつ優先的な配分に努めたところでございます。 この結果、平成17年度一般会計の予算規模は、真に必要な重要課題に取り組むべく集中した予算としたことから、前年度に比べ0.3%微増の220億2,400万円といたしました。 以下、一般会計予算について御説明を申し上げます。 まず、歳入でありますが、厳しい社会状況の中、市税につきましては、法人や個人所得などの大幅な伸びは期待できませんが、軽自動車税の超過税率の適用を実施するなど、前年度より0.9%の増収を見込んでおります。 地方交付税につきましては、地方財政計画の全体像で示された率等を勘案して予算を計上いたしております。 地方特例交付金でありますが、これは税制改革による恒久的な減税に伴う地方税の減収額の一部を補てんするために交付されるものであり、前年度実績及び地方財政計画をもとに計上いたしております。 また、利子割交付金、地方消費税交付金、ゴルフ場利用税交付金、地方譲与税につきましては、それぞれ前年度の実績や今後の見通し等を勘案して計上いたしております。 分担金及び負担金につきましては、農業用施設整備事業分担金等を計上いたしております。 使用料及び手数料につきましては、受益者負担の原則に基づき、利用実績等を勘案し計上いたしております。また、鳴門工業高校の授業料等につきましても、他の県立高校の授業料等に合わせ改定いたしております。 国庫支出金及び県支出金につきましては、それぞれの事業量、現行の負担率及び補助率により積算し、計上いたしております。 財産収入及び寄附金につきましては、土地建物貸付収入、利子及び配当金、不動産売払収入、福祉関係寄附金を見込んで計上いたしております。 繰入金につきましては、財政調整基金から財源不足を補てんするために所要の額を繰り入れますとともに、ふるさと活性化基金、福祉基金及び水産業振興基金からはそれぞれの事業目的に沿って繰り入れをいたしました。また、水道事業会計の利益剰余金の一部を過去の出資に基づきまして、一般会計へ納付いたします繰入金を計上いたしております。 諸収入につきましては、収益事業収入としてモーターボート競走事業会計から3,000万円を、また県から受託していますウチノ海総合公園管理事業受託収入を計上いたしております。 市債につきましては、国の地方債計画を踏まえ、適債事業を選択し、積算計上するとともに、市税の減収分の補てん措置として減税補てん債を、また地方財政計画における財源不足の補てん措置として臨時財政対策債をそれぞれ計上いたしております。 続きまして、歳出予算の主なものについて御説明申し上げます。 まず、総務費におきましては、災害に強いまちづくりに取り組むべく、徳島大学環境防災研究センターとの共同研究により、実践的な防災対策を推進するため、地域防災対策徳島大学連携事業を行います。また、国土交通省の協力により、津波監視用カメラからの映像が放映できるケーブルテレビ災害情報提供システム整備事業や、東南海・南海地震や台風など自然災害に備え、必要な資機材などの整備を図るための災害緊急整備事業などに係る所要額を計上するとともに、地域の連帯や相互扶助のまちづくりを推進するためのコミュニティー関係経費、ボランティアやNPO活動を支援するための事業関係経費、民間活力の喚起と支援を行う市民活動支援センター設置事業、日本におけるドイツ年記念協賛事業を、さらには広域行政や市町村合併について調査研究を進めるための広域連携調査事業に要する経費などを計上いたしております。 次に、民生費についてでございますが、子どものまち宣言に伴う子どものまちづくりに向けた施策を展開するための子どものまち推進事業経費や地域における育児に関する相互支援活動を目的としたファミリーサポートセンター事業などに係る経費を計上いたしております。また、放課後児童健全育成のための活動支援費や生きがい活動などの支援をするための老人福祉対策事業に要する経費などを計上するとともに、国民健康保険事業、老人保健事業、介護保険事業の各会計への繰出金などを計上いたしております。 衛生費につきましては、市民の健康を守るための保健対策推進事業経費、小児救急の医療体制を確保するための支援経費、健康相談に伴う相談事業経費など、健康に暮らせるまちづくりに資する経費を計上いたしております。また、資源ごみ回収事業に係る経費、合併処理浄化槽の整備に対する支援経費、電気式家庭用生ごみ処理機購入費に対する補助金を初め、ごみ減量対策経費や焼却灰、不燃ごみの市外搬出経費等を計上するとともに、徳島東部臨海処分場整備に伴う負担金や新ごみ処理施設整備事業経費など、環境行政に必要な経費を計上いたしております。 農林水産事業費につきましては、漁業者と農業者の連携によりまして、地場産品のブランド化や地産地消を確立するための産地育成事業費を計上したほか、猿、イノシシから農作物の被害を防ぐための鳥獣被害対策事業、さらには農業基盤整備事業や沿岸漁業整備開発事業及び漁港改修事業、森林病害虫防除事業など、農林水産業の振興に必要な経費を計上いたしております。 商工費につきましては、商工業振興事業費や企業誘致推進費、地場産品振興対策費などを計上いたしております。このほか、観光振興対策事業としまして、瀬戸内4都市広域観光事業に要する経費やドイツ年記念映画制作に係る補助金、伝統的工芸品振興事業補助金及び観光情報センター管理運営経費などを計上いたしております。 土木費では、東南海・南海地震に備え、広域避難所への避難経路に指定されている市道にかかる主要な3橋梁の耐震設計、耐震工事を行う橋梁耐震化事業、また四国横断自動車道周辺対策事業、明神日出線道路整備事業など、所要額を計上するとともに、県営事業負担金を計上いたしております。 河川費、港湾費及び砂防費につきましては、河川改良事業及び浸水対策事業、排水機場整備事業やがけ崩れ対策事業など、所要額を計上いたしております。 都市計画費につきましては、ドイツ村公園整備事業等を計上するとともに、徳島県より受託いたしておりますウチノ海総合公園の管理運営に係る管理委託費や公共下水道事業特別会計への繰出金など、所要額を計上いたしております。 住宅費といたしましては、国、県の補助制度を活用し、木造住宅耐震診断支援事業に係る所要額のほか、公営住宅全般の管理運営経費や住宅新築資金等貸付事業特別会計への繰出金等を計上いたしております。 次に、消防費についてでございますが、災害に備え、老朽化の進んだ車両、機材等の更新を図るため、救助工作車等を更新する経費や消防施設整備事業として、消防分団の小型動力ポンプ積載車の購入及び消防団への救命ボートの配備などに必要な経費を計上するとともに、消防分団施設の改良に必要な所要額等を計上いたしております。 次に、教育費につきましては、教育に関する中・長期的な教育内容、教育環境整備等の指針を示す教育振興計画策定事業や英語教育のさらなる充実を図るため、小学校専任として外国青年の英語指導助手を1人増員し、3人体制とするための経費などを計上いたしております。このほか、不登校児対策のための教育相談事業、生涯学習の充実事業、史跡等の環境整備事業、スポーツ振興助成に係る経費など、所要額を計上いたしております。 公債費につきましては、長期債の元利償還金及び一時借入金利を計上いたしております。 続きまして、特別会計予算について御説明を申し上げます。 まず、国民健康保険事業特別会計についてであります。 歳出につきましては、医療費実績や受給者の見込み等から算出した保険給付費のほか、老人保健事業への拠出金、介護納付金、保険事業費など、事業の運営に必要な事務費などを計上いたしております。 なお、国保財政の健全化を図る観点から、保健予防活動の充実や医療費の適正化に努めることといたしております。 次に、老人保健事業特別会計についてであります。 歳入につきましては、支払基金交付金、国庫支出金、県支出金、繰入金をそれぞれの負担額に応じて算出した額を計上いたしております。 歳出につきましては、医療費給付費等の見込みに基づいて計上いたしております。 次に、介護保険事業特別会計についてであります。 歳入につきましては、被保険者からの保険料及び負担割合に基づく国県支出金並びに支払基金交付金などを計上いたしております。 歳出につきましては、これまでの実績等により、介護保険サービス給付費などを見込んだほか、財政安定化基金拠出金、介護認定審査経費など、事業運営に要する経費をそれぞれ計上いたしております。 次に、公共下水道事業特別会計についてであります。 歳入につきましては、建設事業費に係る国庫支出金、市債、繰入金などを計上いたしております。 歳出につきましては、汚水施設建設事業として、桑島、斎田地区に布設する汚水の管渠工事費及び管渠設計費を計上するとともに、長期債の元利償還金など所要額を計上するとともに、流域下水道事業に係る県営事業負担金を計上いたしております。 次に、公設地方卸売市場事業特別会計についてであります。 歳入につきましては、青果・水産部門の取扱高の実績見込みを勘案し、市場使用料等を計上いたしましたほか、収支不足を補うための一般会計からの繰入金などを計上いたしております。 歳出につきましては、市場の施設管理経費及び運営経費等を計上いたしております。 次に、産業団地開発事業特別会計についてであります。 歳入につきましては、既存誘致企業からの事業用地貸付収入及び長期債利子払いに要する経費について、一般会計からの繰入金を計上いたしております。 歳出につきましては、土地の維持管理費及び長期債元利償還金について予算計上をいたしております。 次に、住宅新築資金等貸付事業特別会計についてでありますが、歳入につきましては、これまでの貸付事業に係る貸付事業収入及び収支不足額を補うための住宅新築資金等地方債償還基金からの繰入金を計上するとともに、歳出につきましては、長期債元利償還金及び事務経費を計上いたしております。 次に、文化会館事業特別会計についてであります。 歳入につきましては、文化会館使用料及び一般会計からの繰入金等を計上いたしております。 歳出につきましては、自主事業に要する経費を計上いたしましたほか、施設の修繕工事費や管理運営費及び長期債利子を計上いたしております。 光熱水費等支出特別会計につきましては、電気料、水道料、電話料に係る予算を集中管理することにより、事務処理の合理化を図っているところでありまして、各会計で見込まれております所要額を計上いたしております。 続きまして、企業会計予算について御説明を申し上げます。 まず、水道事業会計についてであります。 収益的収入につきましては、実績等により見込んだ給水収益及び加入金を計上いたしましたほか、受託工事収益などを計上いたしております。 収益的支出につきましては、配水に要する管理経費等を計上いたしております。 また、資本的収入につきましては、石綿管更新事業に係る国庫補助金及び流域下水道支障配水管移設補償費、企業債などを計上いたしております。 資本的支出につきましては、石綿管の更新事業、配水管の布設替え、配水施設の改良など、水の安定的な供給を図るための建設改良費を計上いたしております。 運輸事業会計についてであります。 収益的収入につきましては、乗り合い収入、貸し切り収入などを計上いたしましたほか、国、県、市からの生活交通路線維持費補助金などを計上いたしております。 収益的支出につきましては、バス運行に要する経費等を計上いたしております。 資本的収入につきましては、県からの運輸事業振興助成交付金を計上いたしております。 資本的支出につきましては、停留所整備経費等を計上いたしております。 次に、モーターボート競走事業会計についてであります。 収益的収入のうち舟券売上金につきましては、1日平均売り上げを本場分1億2,600万円、ボートピア土佐分1,300万円、合わせて1億3,900万円と見込んでおりますが、16年度当初予算における見込み額1億4,800万円と比較いたしますと、6.1%の減となっております。 収益的支出につきましては、売り上げに伴います払戻金、交付金のほか、開催経費など所要額を計上いたしておりますが、経費全般にわたり厳しい削減を行い、健全経営に向けた予算といたしております。 資本的支出につきましては、場内雨水排水機増設工事を実施いたしますほか、放映センター機器改良工事やボートピア土佐映像設備改良工事、また場内施設の改修工事など、ファンサービスの向上を図るための建設改良費を計上いたしております。 以上が各会計予算の概要でございます。 続きまして、条例、その他の議案について御説明を申し上げます。 まず、議案第15号鳴門市職員定数条例の一部改正についてでありますが、平成17年4月1日の機構改革及び今後の職員数の適正化を考慮し、職員定数の見直しを行うものであります。 次に、議案第16号鳴門市特別職の職員の給与及び旅費の支給に関する条例の一部改正についてでありますが、本市の厳しい財政状況を考慮し、平成10年4月から実施しております市長、助役及び収入役の給与及び期末手当の減額措置について、さらに1年間延長するものでございます。 次に、議案第17号鳴門市特別職の職員の退職手当に関する条例の一部改正についてでありますが、平成15年10月から実施しております特別職退職手当の減額措置について、企業局長を除く市長、助役及び収入役のみの適用とするため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第18号鳴門市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定についてでありますが、地方公務員法が改正され、地方公共団体の人事行政についての公正性、透明性を高めることを趣旨として、その運営等の状況を市民に公表することが義務づけられたことから、人事行政の運営等の状況の公表に関しまして、必要な事項を定めるものでございます。 次に、議案第19号鳴門市ふるさと活性化基金条例の一部改正についてでありますが、基金のより効率的な活用を図るため、目的が類似している基金を統合することとしたことから、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第20号鳴門市老人ホーム条例の廃止についてでありますが、鳴門市老人ホームを本年4月より民間移管することに伴い、条例を廃止するものでございます。 次に、議案第21号鳴門市国民健康保険条例の一部改正についてでありますが、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第22号鳴門市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてでありますが、教育長の給与及び期末手当の減額措置について、三役と同様に1年間延長するものであります。 次に、議案第23号鳴門市公民館条例の一部改正についてでありますが、大麻町板東地区に新たに公民館を設置することに伴い、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第24号鳴門市手数料徴収条例の一部改正についてでありますが、船員法が改正され、船員の雇い入れ契約が公認制から届出制に改められたことから、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第25号鳴門市農業委員会の選挙による委員の定数等に関する条例の一部改正についてでありますが、農業委員会等に関する法律が改正され、選任委員の選出方法等が見直されたことから、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第26号鳴門都市計画撫養土地区画整理事業施行規程に関する条例等の廃止についてでありますが、昭和42年から実施してきました土地区画整理事業のうち、既に事業が完了いたしました事業に関する条例を廃止するものであります。 次に、議案第27号鳴門都市計画東浜土地区画整理事業施行規程に関する条例の一部改正についてでありますが、不動産登記法の全部改正に伴い、条文中の字句の整理を行うものであります。 次に、議案第28号委託施行者と鳴門市との間におけるモーターボート競走施行に伴う場間場外発売事務の委託に関する協議について及び議案第29号鳴門市と受託施行者との間におけるモーターボート競走施行に伴う場間場外発売事務の委託に関する協議についての2議案でありますが、モーターボート競走施行に伴う場間場外発売事務の受委託に当たり、地方自治法第252条の14の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第30号市道路線の認定及び廃止についてでありますが、市道1路線の認定及び1路線の廃止につきまして、道路法第8条第2項及び第10条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第31号及び議案第32号工事請負契約の締結についてでありますが、いずれも地方自治法第96条第1項第5号並びに鳴門市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 議案第31号につきましては、クリーンセンター造成工事に係るものでありまして、2月16日に株式会社大林組四国支店との間で仮契約を締結いたしております。契約金額は5億1,975万円となっております。 議案第32号につきましては、リサイクルプラザの建設に係るものでありまして、2月23日に株式会社クボタとの間で仮契約を締結いたしております。契約金額は14億2,800万円となっております。 以上のとおりでございます。よろしく御審議を賜りまして、原案どおり可決いただきますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(藤田茂男君) 次に、去る1月28日をもって助役を退職されました牧田 久君よりごあいさつの申し出がありますので、これを許可いたします。     〔前助役 牧田 久君登壇〕 ◎前助役(牧田久君) 本会議の席上におきまして、私の退職のあいさつの機会を与えていただきました議長さんを初め議員の皆様方に厚く御礼を申し上げる次第でございます。 このたび一身上の都合によりまして、去る1月28日、市長に退職を願い出ましたところ、お許しをいただきました。 私が本市助役に御選任をいただきましてから4年7カ月の長きにわたりまして、微力ながら市政に対して尽力をしてまいりました。その間、議員各位には温かい御指導、御鞭撻をいただきまして、本当にありがとうございました。 顧みますと、私が助役に就任いたしました当時は、鳴門市の財政を支えておりました競艇事業からの繰入金が急激に減少いたしまして、競艇事業の立て直しが急務とされておりました。その中で、競艇事業の合理化と新生プランの策定、さらには新生プランに沿った施設の改修でございますとか、大型ビジョンの導入など、私にでき得る限りの経営努力を続けてまいりました。 また、亀井市長のもとで第5次総合計画、財政健全化計画、行政改革後期実施計画の策定や本市の重要課題に携わらせていただきまして、将来の鳴門市のために「いきいき未来に輝く交流拠点都市なると」の実現に向けまして、時には職員に対しても限界を超える厳しいことなんかをお願いをいたしまして、また職員に対しまして忍耐と努力もお願いをしてきたところでございます。職員の方々もそれによくこたえていただきまして、本当に私を支えて助けてくれました。厳しい時期ではございましたが、亀井市長並びに市議会の皆様方の御指導のもと、職員とともに苦労を分かち合い、励まし合いながら、鳴門市のまちづくりに参加できましたことは、終生忘れ得ぬ思い出になるものと思います。 きょうまで御指導いただきまして、議員の皆様方を初め御協力をいただきました市民の方々、また支えていただきました職員の方々に対しましても、改めて厚く御礼を申し上げる次第でございます。 私は、本日をもって皆様ともお別れをいたしますが、今日までの不行き届きはどうかお許しを賜りまして、今後も変わらぬ御交誼をお願いをする次第でございます。 最後になりましたが、謹んで鳴門市の限りない発展を祈念いたしますとともに、皆様方がいつまでも御健康で本市発展のために御活躍をくださいますことを心から念じまして、退職のあいさつといたします。本当に長い間どうもお世話になりました。ありがとうございました。(拍手) ○議長(藤田茂男君) 次に、牧田 久前助役退任に当たって、市長よりごあいさつの申し出がありますので、これを許可いたします。     〔市長 亀井俊明君登壇〕 ◎市長(亀井俊明君) 牧田助役の退任に当たりまして、あいさつの機会を与えてくださいました議長並びに議員の皆様方に御礼を申し上げます。 牧田さんには、平成12年6月以来4年7カ月にわたりまして私の両腕となり、市政の発展にお力添えを賜りました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。 牧田さんからお話がございましたように、牧田さんが助役に就任されました当時は、鳴門市は準用財政再建団体への転落が危惧され、財政的に先の見えない状況でございました。厳しい環境の中にありまして、職員の先頭に立ち、行政改革という困難な道筋を地道に、しかも着実に切り開いていただきました。また、本市の最重要課題であります環境行政にも一定のめどをつけていただいたわけであります。 一方で、まちづくりの基本となります新しい総合計画の必要性を力説され、第5次の総合計画や財政健全化計画、そしてそれを実現するための行政改革後期実施計画を初め、輝かしい鳴門の未来を創造するための各計画の策定に指導的役割を果たされますとともに、お話のございました競艇事業の立て直しにも大きな成果を上げていただきました。 牧田さんの愛情あふれるすぐれた御人格とさまざまな状況に的確に対応される見識と判断力は、万人の広く認めるところでございます。おかげで、来年度よりは、厳しいながらも出口の光が少し見えてきたのではないかと感じ始めてはおりますが、依然として厳しい状況にあるということには変わりはございません。牧田さんの残されました、こうした成果を一層確実なものとするため、今後は議員の皆様方の御協力を賜りながら、職員と一丸となって「いきいき未来に輝く交流拠点都市なると」づくりに取り組んでまいる所存でございます。 惜別の情を禁じ得ませんが、牧田さんには新たな分野において新しい道を歩まれるとのことでございます。必ずや所期の目的を達成されまして、新天地での御活躍を御期待申し上げますとともに、今後とも鳴門市の発展のため、変わらぬ御指導、御協力を賜りますようお願いを申し上げます。牧田さんの今後の御健勝にての御活躍と御多幸を心よりお祈り申し上げまして、意を尽くせませんが、お礼のあいさつとさせていただきます。牧田さん、ありがとうございました。     〔議長 藤田茂男君登壇〕 ○議長(藤田茂男君) 牧田助役が退任されるに当たりまして、議会を代表いたしまして一言お礼のごあいさつを申し上げます。 牧田 久様におかれましては、平成12年3月に徳島県企業局長を退職された後、同年6月16日に本市の競艇業務担当助役として御就任され、その後平成15年7月からは一般業務を担当されるようになり、名実ともに本市の大黒柱として、本年1月28日をもって退職されるまでの間4年7カ月にわたり、本市の市政全般にわたりまして一方ならぬ御尽力をいただきました。 この間、財政状況の悪化や新ごみ処理施設建設の問題などさまざまな問題が山積みする中で、長年徳島県庁において敏腕を振るわれた経験と実績を生かされ、常に真摯な姿勢で誠実に本市を取り巻く難問に取り組まれ、一定の成果を上げてこられたことに対しまして、深く敬意を払うとともに、心から感謝申し上げます。 本市にとりましては、これからもまだまだイバラの道が続くと思われますが、理事者の方々には、今後とも牧田助役の熱意を忘れることなく、さまざまな難問に取り組まれることを希望いたします。 退任後は、御出身地の市長選挙に出馬されるとのことでありますが、見事大願を成就されますよう御祈念申し上げております。 これからは非常に多忙な日々が続くとは存じますが、どうかお体には十分御自愛いただきますとともに、ますますの御健勝をお祈りいたしまして、簡単措辞ではございますが、お礼の言葉とさせていただきます。本当にありがとうございました。     〔議長 議長席に着く〕 ○議長(藤田茂男君) 以上をもって本日の議事日程はすべて終了いたしました。 おはかりいたします。 明2月26日から3月1日までの4日間は、議事の都合及び市の休日のため休会といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって明2月26日から3月1日までの4日間は休会とすることに決しました。 次会は3月2日午前10時から再開いたします。 本日はこれをもって散会いたします。     午前11時56分 散会...