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令和3年予算決算常任委員会 本文 2021-03-19

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  1. 小松島市議会 2021-03-19
    令和3年予算決算常任委員会 本文 2021-03-19


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2021年03月19日:令和3年予算決算常任委員会 本文                        [開会 午前10時00分]  -委員長開会宣告省略-                       [農業委員会事務局より議案説明] ◎ 津川副委員長  以上で,農業委員会事務局からの説明は終わりました。  これより,農業委員会に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  196ページから199ページの次の項目が少しずつ変動があるのですけど。4番の農地情報システム経費,5番の農業者年金事務費,7番の農地有効利用支援事業,8番の農地法に基づく事務の適正実施支援事業,これは,少しずつ増減があるのですけど,どうしてでしょうか。 ◯ 添木農業委員会事務局長  農業について説明させていただきます。大事業4,農地情報システム経費につきましては,農地情報システムデータ更新及び保守メンテナンス業務の委託料,及び農地情報公開システム更新委託料でございます。更新委託料,予算額81万4,000円で,前年度80万3,000円と比較して1万1,000円の増となっております。これは,農地情報公開システム更新委託料に係るシステム作業の人件費の増が要因となっております。  大事業5,農業者年金事務費につきましては,独立行政法人農業者年金基金より業務委託されている農業者年金業務でございまして,予算額28万2,000円で,前年度28万1,000円と比較して1,000円の増となっております。農業者年金事務費は,年金事務に係る旅費,需用費,役務費,使用料を計上させており,前年と比較して旅費積算の1,000円増が経費となっております。  大事業7,農地有効利用支援事業につきましては,国の補助を活用した県の補助事業で,優良農地を確保し農地の有効利用を図るため,農地集積の推進活動並びに農業委員等の資質の向上のための活動を実施しておりまして,予算額53万9,000円,前年度75万4,000円と比較して21万5,000円の減となっております。増減の要因といたしましては,旅費の減額16万3,000円のほか,郵便代の役務費,使用料で合わせて5万2,000円を減額されたものでございます。  大事業8,農地法に基づく事務の適正実施支援事業につきましては,こちらも,国の補助を活用した県の補助事業でございます。農地法に基づき農業委員会が行う事務に要する経費として,遊休農地や耕作放棄地の解消を目的とした利用状況を調査,把握する事務経費でございまして,予算額17万7,000円,前年度33万1,000円と比較して15万4,000円の減となっております。増減の要因といたしましては,こちらで予算しておりました報償費6万円を委員報酬の活動実績報酬と重複するため減額したほか,需用費,役務費,使用料について,実績に応じて9万4,000円減額されたものでございます。 ◎ 津川副委員長  ほかに質疑ございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川副委員長  質疑なしと認めます。  よって,農業委員会に対する質疑を終結いたします。
     理事者交代のため小休いたします。                        [休憩 午前10時07分]                        [再開 午前10時08分] ◎ 津川副委員長  再開いたします。  次に,農林水産課から説明願います。                        [農林水産課より議案説明] ◎ 津川副委員長  以上で,農林水産課からの説明は終わりました。  これより,農林水産課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 四宮委員  直接予算に入るかもわからんのですけど,今,国のほうからさまざまな業種に対してのコロナ禍における,販売が減少したりとかする分についていろんな補助とか補填とかがあると思うのですけど,聞いたところによると,都市部の東京とか大阪で,今回,緊急事態宣言云々があって,販売が落ちた店舗についてはあれなのですけど,地方から生産農家の方が,直接,都市部の業者とやりとりしておる所で販売が減少したりする分についての,コロナに対する補助みたいなのは,今のとこ,小松島市ではないのですか。というか,報告というか,申請はないのですか。 ◯ 牛田農林水産課長  ただいま御質問いただきました,コロナ対策というか,販売店等さんへの支援というようなお話だったかと思うのですけど,生産者ですよね,はい。そしたら,現在のところ,市のほうでそのような制度のほうはございませんが,国のほうの予算メニューというものはまだ十分確認はできていない部分もあるのですが,そこらで対応ができる部分がありましたら,予算のほうも活用をさせていただいて事業の検討をしていきたいとは考えておりますが,今の時点ではそういった事業メニューのほうはございません。 ◎ 四宮委員  生産業者で都市部とかに出される,出荷されておるところの現状というのは,ある程度,売り上げが減少しているとかいうのも,まだそこまでは把握もできていないということですか。 ◯ 牛田農林水産課長  このたびのコロナウイルスに対する影響についてですけど,基本的に,飲食店さんに物を卸している業者さんについては,確かに,かなりのダメージは受けられていると思います。一方で,自宅で食べる内食,そのあたりの需要というのは一定程度あると思われていますので,そこらへの影響というのはそんなに大きい影響はないとは思うのですが,多少なりの影響はあると思うのですが,一番ダメージを受けられているのは飲食店さんとお取引されている生産者というのは認識しております。 ◎ 近藤委員  タブレットナンバーの49の2の中で予算反映等改善書のシートの中で,先ほど御説明ございましたけれども,今,農家の方へとか飲食店がダメージを受けている,それから,コロナに対しての手を打つ補助金とか,そういうようなことも考えていかなければいけないという中で,今後,6次産業化に向けてのブランド化,広く市民にも,また,広い範囲で知っていただくということが1点でありますが,先ほどの四宮委員さんのことの観点で行きますと,そのように,たくさん育てられた農作物に対してこのような災害を受けられた,実際に,まだ今も復興作業が続いていますようなところも報道でなされておりますので,そういうところに,せっかく育てた野菜類等が送られるシステムというのですか,出荷体制のシステムというのが,そういう復興に対するような計画というのは,今の時点ではないのでしょうか。お教え願えますか。 ◯ 牛田農林水産課長  ただいま御質問いただきました,コロナの影響によってダメージを受けられている生産者さんへの支援というようなお話だったかと思うのですけど,先ほども申しましたが,現行の市の制度ではそういう制度のほうは,今,御用意はできていないのですが,国の補助制度とかそのあたりを研究する中で,そういう復興につながるような補助メニュー等があれば,当然,市のほうでも採用して取り入れていきたいとは考えておりますので,その点,御理解いただけたらと思います。 ◎ 近藤委員  ありがとうございます。つくっている方は,非常に長い期間,労力と気持ちを込めてつくっております。そのようなものを,できる限り広く復興等にも役立てていただくと,それをまたありがたいと受け取る方もいらっしゃるわけですから,そこのところをうまく利用していただいて両方共を助けるという仕組み,それも1つのアイデア,方策ではないだろうかというように捉えることができると思います。現に,つくっている方がそのように,役立つようなことで使いたいと,古くなってしまうのはもったいないというような,そんな声も聞いている中で,要望ですけれども,そういう方向性もよろしくお願いいたします。 ◎ 橋本委員  四宮委員さんと近藤委員さんの質問とも関連するのですけど,コロナによって農林業を営まれている方が,収入が減ったということに対する補填制度というのが国のほうであるのですよ。その制度を利用して,小松島市内の農林業の方が既に国に申請をしております。小松島市独自の制度ではないのですよ。相当大きな金額になっております。市のほうで,それを,恐らく,国が窓口だから,国に照会したら,小松島市内の農家の方がこの制度を何人が利用をしておるのか,あるいは,金額は何ぼになるのかということは出とるはずなのですよ。調べてもらえますか。 ◯ 牛田農林水産課長  ただいま御指摘いただきました事項につきましては,確かに,国が直接,市を通らずに行っている事業もございまして,そちらの分につきましては正確な数字というのは把握しておりませんので,関係機関等に問い合わせるなりして数字のほうは確認させていただきたいと思います。 ◎ 橋本委員  調べてくださいね。よろしくお願いいたします。 ◎ 松下委員  予算反映等改善書の強い農業づくり交付金事業ですけど,令和3年度については事業者がいなかったということですけど,これの取り扱いといいますか,どういうふうに広報周知,先方さんがおって手挙げ方式みたいなところになってくると思うのですけど,どういうふうに,周知であったりとか全体に取り扱っているような状態なのですか。これを使いませんかというふうな形ですけど。 ◯ 牛田農林水産課長  ただいま御質問いただきました強い農業づくり交付金事業でございますが,どのような形で制度を周知しているかという御質問につきましては,基本的には,本事業につきましては,一定規模,5,000万円以上の事業費が必要であったり,そういう大きな事業になりますので,そのあたりは事前に市の農林水産課なりに事前に,こういう事業で経営を拡大したいとかを考えているのですけどという形で,事前に大体相談のほうがございますので,その時点で,こういう制度でこういう形で利用できますかねというようなお話はさせていただいているところでございます。 ◎ 松下委員  恐らく,金額が大きくなるので,市内でそれぐらい投資してから農業できる人というのは限られてくるからこういった形になってくると思うのですけど,何が言いたいかと言うたら,広く周知することというのと,一定の限られたメンバーだけというふうな形に捉えられかねないのです。要は,密室でというのではないのですけど,限定的になるから仕方がない面はあるのですけど,例えば,異業種から参入だとか,新規から,市外から来るとかいう可能性も十分あり得る可能性もありますので,もう少し,広報的に,もう少し周知するという作業が,恐らく,必要なのでないかなと思いますので,そのあたりはどうですか。 ◯ 牛田農林水産課長  御質問いただきました,広く周知したほうがいいのではというような御指摘だったかと思うのですが,こちらにつきましては,確かに,事業規模が大きいので,なかなか,やろうかというような事業者さんがいない中で,当然,制度の周知自体も,対象者の方は,多分,少ないかもしれませんが,できるだけ広く制度を理解していただくような周知方法を考えていきたいなとは考えております。 ◎ 松下委員  それと,当初予算のほうの13,人・農地問題解決推進事業の18,負担金,補助及び交付金のところですけど,これ,前年から農業次世代人材投資資金,ないし,強い農業担い手総合支援交付金,これ,下がっているのは,意味合い的には,手挙げで対象がおらんとか,そういったものですか。教えてください。 ◯ 牛田農林水産課長  人・農地問題解決推進事業におきます前年度予算との増減の理由ということで,主な要因といたしましては,農地中間管理機構を通じて自作地を担い手に貸しつける農業者に対する機構集積協力金で640万円ほど,あと,農地集積・集約化に取り組む地域への機構集積協力金で950万円ほどの減となっております。  前年度から予算が大きく減となっている理由につきましては,当初予算では実績等を勘案した予算計上となっておりまして,こちらの申請時期というのが12月末までというような形になっておりますので,もし不足が生じるような場合は,対象者の申請状況等を見ながら対応のほうをさせていただきたいと考えております。 ◎ 南部委員  予算書のほうで210ページの多面的機能支払交付金事業で少し聞かせてください。多面的機能支払交付金補助事業自身は450万円,5%程度の減になっているのですけど,旧組織で編成に今年度なっているのですが,大きく組織編成が変わったとか,一組織に対する補助額が変わったような変動があるのでしょうか。 ◯ 牛田農林水産課長  御質問の活動組織等の変化等につきましては,前年度と大きく変わりはないのですが,実際,予算の計上の仕方としましては,前年度の実績等を勘案する中で,現在の8,300万円という形に計上のほうはさせていただいております。 ◎ 南部委員  年度,数年,長くかけて5年でしたっけ,5年かけての計画で動いている事業で,変わりがあったので,どういう状況かなと確認させていただきました。  また,202ページの農業振興費負担金・補助金のほうで少し聞かせてください。負担金のほうで吉野川流域林業活性化センター負担金の徳島支部に負担金を出している理由って何かあるのですか。下記の2つの負担金に関しては理解できるのですが,徳島市の支部になると思うのですけど,これに参加しているのは,もともと,小松島市も入ってやっていたのか。そういうのも含めて教えていただければと思いまして,お願いします。 ◯ 牛田農林水産課長  ただいま御質問いただきました吉野川流域林業活性化センターの負担金につきましては,もともと,小松島市は森林組合のほうも徳島市のほうに属しておりまして,こちらの流域林業活性化センターの負担金につきましても,従来から徳島市のほうに属しているというふうになっております。 ◎ 南部委員  これができたときから小松島市は一緒に参画してやっているということでよろしいですかね。わかりました。ありがとうございます。 ◎ 四宮委員  さっき,農業者のこと言うたのですけど,ここ,農林水産課ということで漁業についても一緒だと思うのです。特に,小松島市だったら,ハモとか,いろんなそういう魚介類とか,そういうのでも県外に出荷される所は多いと思うのです。そこも一緒に含めて,また,国の動きを,アンテナを張って見ていただけたらと思います。 ◯ 牛田農林水産課長  御指摘のとおり,農林水産課ですので,水産業のほうも,当然,そのようにさせていただきたいと考えております。 ◎ 津川副委員長  ほかに質疑ございませんか。 ◎ 吉見委員  202ページの18番の中山間地域直接支払事業補助金は櫛渕で6地区と言うたのですけど,101万円減になっていますけど,どういうことでしょうか。 ◯ 牛田農林水産課長  ただいまの質問にお答えさせていただきます。こちらの中山間地域直接支払事業につきましては,活動組織の取り組みに対して補助単価のほうが設定されておりまして,大きく言いますと,取り組み内容によって違うのですが,例えば,水路,農道等の管理活動のみをする組織につきましては8割の単価,一方,これプラス8割の取り組み,プラス集落戦略計画みたいなものを作成すると10割の単価になりまして,こちらの地域においての取り組み内容の相違によって101万円の減というふうになっております。 ◎ 吉見委員  ということは,そんなにできなかったということですか。 ◯ 牛田農林水産課長  こちらの事業につきましても,5カ年事業になっておりまして,取り組み面積自体はほぼ前年とほぼ同じぐらいの面積となっておりまして,実際に活動組織さんが活動する内容が変わったということでございます。 ◎ 吉見委員  205ページの環境保全型農業直接支払事業補助金が508万円で53万円減ですけど,これも,そういうことでしょうか。 ◯ 牛田農林水産課長  こちらにつきましても,有機農業というか,環境保全型の農業の取り組み面積に応じて単価のほうが設定されておりまして,こちらは,令和2年度の取り組み面積のほうが3,872アールに対しまして,令和3年度予算では4,268アールと396アール増加したことによってこちらの増額となっております。 ◎ 吉見委員  減額でしょう。 ◯ 牛田農林水産課長  令和3年度の予算額は508万5,000円,令和2年度が455万5,000円ですので,増額です。 ◎ 吉見委員  206ページ,11番の生物多様性農業推進事業で補助金が250万円,20万円減ですけど,これは,重要なのではないのでしょうか。 ◯ 牛田農林水産課長  本事業につきましては,委員さんおっしゃるとおり,有機農業関係,有機農業を支援するというような事業でございまして,本事業につきましては,オーガニックエコフェスタの開催や有機農業者の育成,また,生物多様性保全の取り組みなど,小松島市生物多様性農業推進協議会への取り組みに対する補助金が主な事業内容となっておりまして,前年度予算より20万円減となっている主な要因といたしましては,協議会のほうで開催します研修とかで,従前ですと講師を県外のほうから招いての研修とか講習というのをやっていたのですが,昨今の新型コロナウイルスの影響もございまして,講師を招く研修会からリモートにするなど,研修会の実施方法の見直しをしまして,結果として20万円ぐらいの減となっております。 ◎ 吉見委員  209ページの15番,就農定住支援事業が8万円で16万円も減っているのですけど,どうしてでしょうか。 ◯ 牛田農林水産課長  本事業につきましては,UIJターンなど就農定住する方に対して地域に定着するまでの間の家賃を補助するというような制度となっております。今回の予算計上に当たりましては,直近3カ年の実績,平成30年度,平成31年度は24万円,令和2年度は実績がないという状況の中で,原課といたしましては,令和3年度予算についても1名分の24万円のほうを予算要求していたところですが,財政課の事業の選択と集中を行う中でと,あと,直近の実績等を勘案し8万円というような結果となっておりますが,年度途中の申請等により予算が不足するような場合には補正対応をしていただくというふうにお聞きしております。 ◎ 吉見委員  同じ209ページの排水機場等管理費が,10番の重油代が23万円で46万円も減と思うのですけど,これは,どういうことでしょうか。 ◯ 牛田農林水産課長  御質問の重油代につきましては,本課が所管しております石見川排水機場の管理運営に係るものとなっております。重油代の変動につきましては,年度によって,台風とか大雨の状況によって変動はございますが,令和3年度予算につきましては,直近の実績等を勘案した中で予算計上させていただいておりまして,結果として46万円ほどの減となっている次第でございます。 ◎ 吉見委員  ということは,雨が降らないとかそういう予想でやっているというわけですか。 ◯ 牛田農林水産課長  そのあたりは,なかなか予測も難しいので,直近の決算あたりを参考にさせていただいております。 ◎ 吉見委員  ということは,もし増水とかそういうことがあればまた補正でやるというわけですか。 ◯ 牛田農林水産課長  そうですね。もし台風が多い年とかであれば,当然,重油代のほうも増えますので,そういう不測の際にはそういった対応になるかと考えております。 ◎ 吉見委員  215ページの3番の水産振興費負担金・補助金193万円で,漁業共済組合の負担金が,令和1年が28万円,2年が144万円,3年が26万円というふうに変動があるのですけど,これは,共済といったら保険ではないのでしょうか。 ◯ 牛田農林水産課長
     御質問の漁業共済につきましては,御指摘のとおり,保険制度でございまして,こちらにつきましては,災害等によりまして漁獲金額が減少した際の損失補償をする共済制度のほうでございます。この制度は,平成18年度から徳島県の水産振興公害対策基金と沿海の自治体のほうが漁業共済加入促進対策事業として漁業共済の加入を促進し漁業経営の安定化を図るというような目的で,沿海の各市町につきましても共済掛金の一部について応分の負担を行ってまいっておりました。  予算額の増減につきましては,令和元年度にかけて加入者のほうが大きく増えまして,平成30年度決算で申しますと,平成30年度,25万8,000円だったものが令和元年度では143万3,000円となっております。令和3年度予算につきましては,こちらの制度の見直しのほうを図りまして,制度創設から10年余り経過しており,漁業共済の加入促進という当初の目的のほうが一定程度達成されたという判断のもと,従来の共済掛金の助成という直接的な支援から,共済制度を維持していくというような観点から,地元漁業協同組合が行う共済手続に係る事務的な支援と制度の見直しのほうを図って,令和3年度予算につきましては26万3,000円を計上させていただいております。 ◎ 吉見委員  201ページの2番の鳥獣被害防止事業,補助金となっているのですけど,これ,前年度は負担金だったのですが,補助金になっているのはどういうことでしょうか。 ◯ 牛田農林水産課長  本事業につきましては,小松島市鳥獣被害防止計画に基づき,本市職員はもとより,農業協同組合と猟友会から構成する小松島市有害鳥獣捕獲対策協議会を設置しておりまして,その組織に対する負担金として支出しておりましたが,事業の性格等を勘案する中で,また,財政課とも協議をした結果,支出費目としては補助金のほうが適切ではないのかというような結論になりましたので,令和3年度予算から補助金として予算計上のほうをさせていただいております。 ◎ 吉見委員  負担金というのは,例えば,予算にもありますように,100万円を使ったと,100万円を出したと,そしたら,それを全部使ってしまえと。補助金というのは,100万円出したと,80万円を使おうと120万円使おうと補助金を出したとこの勝手やという意味でしょうか。 ◯ 牛田農林水産課長  定義的な話になるのですが,負担金につきましては,市が特定の利益を受ける場合に,市の一定の義務,責任がある場合,市が応分の金額を支出するものとなっておりまして,例えば,ある団体,いろんな組織で構成されている団体があったとして,そこに対する負担割合を決めて一定程度負担するというような,すみません,上手に言えないのですが,そういう形で,一方,補助金につきましては,当然,補助額はあるのですが,団体さんの活動によって,実績状況等に応じて丸々の補助額を全部執行するというようなわけではなく,当然,余れば補助金の額は調整するというような形にはなると思います。 ◎ 吉見委員  令和元年9月に一般質問しまして,回答で厳正な調査,審査を行うというお答えをもらっています。そうした,令和2年度の決算まで,令和1年度とその前,過去2年間の審査は確実にやったのでしょうか。 ◯ 牛田農林水産課長  御質問の決算処理の検証というようなお話だったかと思うのですが,令和2年度の負担金の支出に際してですが,令和元年度の決算の状況を検証いたしまして,繰越金のほうがございましたので,令和2年度の負担金の額につきましては,繰越金を差し引いた額を市の負担金として支出のほうをしておりまして,令和元年9月定例会議で御指摘いただいた事項に沿って処理のほうはさせていただいております。 ◎ 吉見委員  そしたら,これは,100万円というのは予算だけで,実際に令和2年度に負担金で出したお金は減額したということですか。 ◯ 牛田農林水産課長  御質問の令和2年度の負担金の予算額につきましては,当初,100万円でございましたが,実際の予算の執行に当たり調整をさせていただいております。令和3年度予算につきましては,先ほどお話もありましたが,令和2年度決算がまだ終わっておりませんので,そこらの状況も勘案しながら,執行の段階で調整のほうはさせていただきたいとは考えております。 ◎ 吉見委員  幾ら執行したのでしょうか。 ◯ 牛田農林水産課長  令和2年度の本市の負担金としてお支払いした額は51万3,157円となっております。 ◎ 吉見委員  ということは,それは,まだ決算審査には,次の決算審査に出てくるというわけですね。  そしたら,令和3年度の100万円は,とりあえず100万円やったと,それで,執行はまた別やということですね。 ◯ 牛田農林水産課長  令和3年度の予算につきましては,事業計画案,そのあたりも踏まえて100万円は計上させていただいておりますが,委員おっしゃられますとおり,令和2年度の決算のほうの状況も確認しながら額のほうは決定させていただきたいと思います。 ◎ 吉見委員  これは,わからないですけど,なぜ,そういうふうに,100万円の予算があるのに51万円しか執行できなかったということは確認していないのでしょうか。 ◎ 津川副委員長  小休します。                        [休憩 午前10時52分]                        [再開 午前11時00分] ◎ 津川副委員長  再開いたします。 ◯ 牛田農林水産課長  先ほど御質問いただきました件につきましてお答えさせていただきます。協議会の事業費自体は変わりないのですが,繰越金があったため,実際の市なりJAさんの負担のほうが少なくなったということでございます。 ◎ 吉見委員  では,今回は繰越金はないのですか。 ◯ 牛田農林水産課長  令和2年度決算につきましては,今,集計といいますか,決算処理をしている段階ですので,繰り越しがあるかどうかというのは今の段階では確認のほうはできておりません。 ◎ 吉見委員  今まで減額したとかは全部実績でやっているというのですけど,これだけは,実績は51万円なのに100万円の予算というのはどういうことでしょうか。 ◯ 牛田農林水産課長  予算の段階では,協議会の全体の事業費として予算のほうを立てるようになりますので,繰越金は考慮せずに,当初予算の時点では,通常必要な事業費のほうを計上させていただいておりますので,市の負担分としても100万円というような形で予算計上のほうをさせていただいております。 ◎ 吉見委員  おかしいでしょう。例えば,100万円予算をつけて,それで,繰越金があったから51万円になったということは,これ,51万円しか実績がないのでしょう。そしたら55万円とかそれぐらいで行くのと違いますの。 ◯ 牛田農林水産課長  御質問の令和2年度の決算状況というのがどれだけ繰り越しになるかどうかというのはわかりませんので,当初,令和3年度の全体の事業費を考える中で,市としては,通常の事業に必要な額として100万円のほうを予算計上させていただいております。執行の段階では,当然,先ほど申しましたとおり,決算の状況とかも勘案しながら実際の執行はさせていただきたいと考えております。 ◎ 吉見委員  今まで質問したやつは,質問して増減があるのはどうしてですかと言ったら,実績が減ったから下げたとか増えたとかいうふうに,今,お答えしてくれましたね。これは,減っているのに,なぜ同じ,令和1年度,令和2年度,令和3年度というように同じ100万円ずつ行くのですか。おかしいでしょう。51万円しか実績がないのに何で100万円行くの。ほかの計算方式と整合性というかな,僕はそんなのは知らないけど,が合わないのと違いますの。 ◯ 牛田農林水産課長  先ほども申しましたが,協議会自体の全体の事業費,そこを積み上げていく中で,市の負担分であったりJAさんの負担分であったりというものでは考慮のほうはいたしますが,前の年の繰越金が幾ら残るというようなことが現段階では把握できませんので,そこは考慮せずに予算のほうは計上させていただいております。 ◎ 吉見委員  100万円でJAから20万円ぐらい出とると,たしか,聞いたと思うのですけど,全体の事業費に補助金を出すのではなしに,これは,鳥獣被害防止のやつに出すのでしょう。だから,別勘定になっているのでしょう,これは。別勘定になっているのに何で全体のことを言わないかんのですか。 ◯ 牛田農林水産課長  昨年度までは,市は負担金,JAさんのほうも負担金という形で負担をしておりますが,こちらについては協議会全体の事業費に対する補助という形になっております。 ◎ 吉見委員  たしか,僕が決算書を見たときには別勘定になっていましたよ。そういう決算書ではなかったのですか。全体の鳥獣被害防止の100万円と20万円,120万円は全体の事業になっているのですか。そうではないでしょう。 ◯ 牛田農林水産課長  御質問の協議会の予算につきましては,猟友会さんへの委託も当然ございますし,あと,協議会運営の事務費的な事業費というのもございますし,協議会費として会議費,そのあたりも計上されておりまして,これらの積み上げが全体の予算額となっておりまして,それに対する市の補助,JAさんの補助というような形になっております。 ◎ 吉見委員  それでは,決算書を見せてくださいよ。 ◯ 牛田農林水産課長  そしたら,後ほど見ていただきたいと思います。 ◎ 吉見委員  これ,見てからでないと返事ができないので,また後でやらせていただけますか。 ◎ 津川副委員長  わかりました。 ◎ 池渕委員  今の関連でお聞きしたいのですけど,そもそもですよ,この協議会の会計管理者,事務局運営というのはどなた様がしているのですか。 ◯ 牛田農林水産課長  御質問の事務局につきましては市の農林水産課で,あと,監査的な監事という立場ではJAさんと市の職員がなっております。 ◎ 池渕委員  会計処理は市がやっているということで,市の職員がやられているということでよろしいのですか。 ◯ 牛田農林水産課長  先ほど申しました会計監査のほうは市とJAさんのほうに監事として,協議会全体の会計処理のほうにつきましては市のほうでやっております。 ◎ 池渕委員  となれば,市が事務局会計処理をされておるということがあって,繰越額がわからないというのがようわからないのだけど。何でわからないのですか。自分とこの職員さんがしよるのでしょう。それで,今の段階で全く繰り越しの見込額も何にもわからないのですか。それもおかしい話でね。どれぐらいの見込みですぐらいはあって当然と思うのだけど,いかがですか。 ◯ 牛田農林水産課長  全く把握ができていないというわけではないのですけど,猟友会さんへの委託料であったり,そのあたりの最終的な決算書類とかがまだ上がってきていないので,大体幾らという形では,今の段階ではお答えできないというような状態でございます。 ◎ 池渕委員  今3月ですよね。委託料って,では,いつ払ったのですか。 ◯ 牛田農林水産課長  申し訳ございません。今,手元に資料のほうを持ち合わせておりませんので,後ほど御報告させていただけたらと思います。 ◎ 池渕委員  委託料はもう既にお支払いしとるのですよね。いかがですか。 ◯ 牛田農林水産課長  御指摘のとおり,委託料につきましては,日付は今把握できておりませんが,お支払いのほうはできていると思います。ただ,協議会の事務経費的なものがまだ確定していないので最終的な額が出ていないというような,現在処理しているところでございます。 ◎ 池渕委員  ごめんなさいね。全くもって不明瞭なお答えで,お金を払っているけど,いつ払ったかわからないというのも,会計処理を市職員がしよるのでしょう。そこ,矛盾があると思います。後ろの課員さんとかで,行ってすぐ日時がわかるのだったら,それは調べてきていただいたらええ話だと思うので,特段ないのですけど。では,支払った額は幾らなのですか。 ◯ 牛田農林水産課長  御質問の委託料につきましては120万円となっております。 ◎ 池渕委員  よくわからないのだけど,どういうことだろうか。去年度,今年度やな,正確に言うたら。新年度は,これ,100万円つけとるんやね。そしたら,昨年度に関しては,では,150万円とか200万円だったという中の委託料が120万円お支払いしたという,そんな考え方なのですか。 ◯ 茨木産業振興部長  すみません,私のほうからお答えさせていただきます。小松島市有害鳥獣捕獲対策協議会へのこのたびの補助金ということで予算づけをさせていただきまして,有害鳥獣捕獲対策協議会につきましては,本市農林水産課,地元の各地区の農業者,そして地区の猟友会,また,JAで構成している団体でございます。事務処理等につきましては所管の農林水産課のほうで処理をさせていただいておりまして,監査のほうについてはJAというような御説明をさせていただきました。  有害鳥獣捕獲対策協議会の目的でございますが,農産物等の被害防止を地域ぐるみで防止しようという試みで協議会を発足いたしまして,大きな活動としまして,捕獲おりの設置等をして農作物の被害を防止する。また,それぞれの捕獲計画の策定でありますとか,研修会,そういったものを通じまして地域で有害鳥獣を防止していこうというような目的でございます。これ,令和元年度の実績でございますけれども,令和元年度のほうの決算といたしましては126万1,578円というようなことでございまして,この中の,令和元年度は負担金でございましたので,小松島市で100万円,そして,JAのほうでは45万円という,双方足しての収入でございまして,その中でこの会を運営しております。  先ほどの,実績でというようなことでございますが,前回の議会での御指摘も踏まえまして,協議会のほうに繰越金がございましたので,まずは,そこの部分と次年度の予算を比べて,執行がもしあれば,まずは繰越金を使っての処理というようなことで,減額して53万円等の額を執行する予定ということになりまして,令和3年度については,事業計画の中で,例年ですと百四,五十万円程度の中で,JAと市の負担の中でそれぞれの会議から有害鳥獣の捕獲業務,これについては,捕獲おりのえさ代とか処理費等々,そういった維持管理,こういったものへの経費でございまして,その分について,特に,捕獲おりの設置管理,そして,有害鳥獣のための処理等については地元の猟友会に委託をしておりまして,その分が例年120万円程度というようなことでございまして,残りについては,各種会議費でありますとか有害鳥獣の対策のためのそれぞれの諸経費,いろんな防護をするための道具を買ったり,そういったもろもろの経費に入れるものがございまして,最終的な決算額というのは詰めてはおりませんけれども,大体,例年それぐらいの経費がかかっておりますので,御理解いただければというふうに思っております。 ◎ 池渕委員
     120万円の実績がかかったって今おっしゃったのですけど,それってどういうことですか。 ◯ 茨木産業振興部長  これも,あくまで令和元年度の実績でございますけれども,そこでの支出決算額については126万1,578円という協議会での実績でございます。 ◎ 池渕委員  であれば,令和2年はお幾ら万円をされたのですか。 ◯ 牛田農林水産課長  先ほど申しましたように,全体の集計というのがまだできておりませんが,先ほど言いました猟友会の委託料に関しましては120万円となっております。 ◎ 池渕委員  実績が,今年度,五十数万円と言いよったんよね。だけど,委託料は猟友会に120万円を既に払い済みということですか。そのあたりが,こっちも整理がつかないのだけど,どういうことかいな。先ほどの吉見委員の答弁の中では,実績ベースで五十数万幾ら払いましたっておっしゃられたけど,今のお話だったら令和2年120万円払いましたっておっしゃったのやけど,どちらが正解ですか。 ◯ 牛田農林水産課長  ただいまの御質問ですが,令和2年度予算,今年度予算につきましては,先ほども,繰り返しになるかもしれませんが,市のほうから51万3,157円,JAさんのほうから23万920円。あと,令和元年度の繰越金のほうが45万5,923円ございまして,協議会の歳入予算といたしましては120万円でございます。それで,支出のほうですと,令和2年度では猟友会の委託料の120万円しか歳出予算としては事業計画のほうを上げておりませんので,歳入歳出同額の120万円というような予算となっております。 ◎ 池渕委員  多分,立場が,協議会費を出す側の答弁と事務局側の答弁とが,今,何というのですか,妙になっていたから,今ので整理は,それでついたのですけど,そもそも,繰越金が今回で,これ,ゼロにするのかなあというようなイメージがするのですけど,繰越金の扱いを,今まで,では,どうされてきたのですか,これ。 ◯ 牛田農林水産課長  これまでの前年度繰越金につきましては,手元に過去の決算状況等を持ち合わせていないのですが,繰越金が生じた場合は,そのまま翌年度予算に計上のほうをしていたと思います。 ◎ 池渕委員  あと,吉見さんが資料を求めていますので,それも過去のベースも併せて付随資料で提出していただくような形でお願いいたします。 ◯ 牛田農林水産課長  後ほど,提出のほうをさせていただきます。 ◎ 吉見委員  209ページの16,6次産業化支援事業で350万円,令和1年で800万円で令和2年で100万円,今度350万円になっているのですけど,令和1年と令和2年の実績はどういう実績があったのでしょうか。  残っているやつだけでいいのですけど,例えば,こういうやつでこれが残って販売できていますよと,そういうのでいいのですけど。 ◯ 牛田農林水産課長  御質問にお答えさせていただきます。令和元年度に市の6次産業化ネットワーク事業の補助金を活用されて商品開発に取り組まれた事業所さんは3事業所さんございまして,そのうち,現在も商品として販売なりをされているものにつきましては1件でございます。 ◎ 吉見委員  1件の売上高というのはどれぐらいあるのでしょうか。 ◯ 牛田農林水産課長  御質問の売上高については把握のほうはしておりませんが,現在も,商品名を出してあれですけど,市のふるさと納税の返礼品やインターネットでの販売というのが続けられております。 ◎ 吉見委員  売上高というのを見ないと6次産業化支援事業をする意味がないでしょう。例えば,これ,残っているけどほとんど売れていないとか,爆発的に売れているとか,そういうことを検証しないと,やる意味がないのと違いますか。  今まで,実績とかそういうので予算を減らしたり増やしたりしよるのでしょ。6産業化支援事業も,実績とかそういうのを把握しないと,何で予算がつけられるのですか。やるだけ,私はやっていますよということをするために予算をつけているのですか。 ◯ 茨木産業振興部長  委員御指摘の件でございますけれども,確かに,6次産業化支援事業で新たな商品の開発支援というふうなことで進めております。商品がヒットして売れるかどうかというところはなかなか難しいところでございますけれども,まだ,そういうふうな開発だけでなくて,今後,そういう商品がどういうふうに販売されてこれからできるかというあたりも含めて,支援なり今後の状況を見ていきたいというふうに思っておりまして,そこのあたりの検証も踏まえて,これから制度のほうを運営してまいりたいと考えております。 ◎ 吉見委員  それは,部長,おかしいでしょう。開発した商品が,人員の研修とかそういうのだったらわかりますよ。10人でやったけど,10人が参加したけど,どれだけ成長したかというのはわからないと,3年,5年たたないとわからないというのだったらわかりますよ。商品の開発にお金をかけてやっているのだったら,商品が幾ら売れているか,幾ら,どうなっているか,販路はどうかというとこまで,資料を把握してやっていかないと予算をつける意味がないのと違いますか。300万円を全部人員とかそういうセミナーばっかりに使うのではないのでしょう。商品開発という1つも入っているのでしょう。そしたら,商品が,何回も言うように,どうなっているかと言わないと商品開発の意味がないのと違いますか。 ◯ 牛田農林水産課長  御指摘の,本年度予算,令和3年度予算には350万円,6次産業化支援事業という形で予算計上させていただいておりまして,こちらの事業の内訳を申しますと,先ほどの6次産業化ネットワーク事業,商品開発等に係る支援でございますが,こちらにつきまして100万円,あと,インターンシップ研修,先ほどおっしゃられていました,そのような研修で200万円。それと,改正食品衛生法に対応するための研修費ということで50万円という内訳になっております。  先ほど御指摘いただいております,商品開発した後まで検証するべきではないかというようなお話があったのですが,現行の市の補助要綱に基づいてやっている事業でございまして,そこでは,新商品の開発や販路開拓の取り組みまでを支援するというような形の制度設計となっておりますので,おっしゃられますように,そのあたりの,後の検証というものも必要かとは思うのですが,現時点の制度設計としてはそういう形でお願いしたいと考えております。 ◎ 吉見委員  今,聞き漏らしたので,国の計画ということですか。 ◯ 牛田農林水産課長  市の補助要綱でございます,商品開発に係る部分は。 ◎ 吉見委員  市の要綱だったら変えたらいいのではないですか。 ◯ 牛田農林水産課長  委員さんの御指摘も踏まえまして検討のほうはさせていただけたらと思います。研究のほうをさせていただきたいと思います。 ◎ 吉見委員  研究ではないでしょう,これは。商売人だったら,絶対,自分がつくった商品が,コラボしても何でもですよ,自分が市の補助を受けてつくった商品が売れているか売れていないかというのは,つくった商売人というの,その人が知っているはずですよ。だから,そこを,補助というか,補填ではないね,援助していくのが市の役目ではないのですか,と思うのだけど。 ◯ 茨木産業振興部長  委員御指摘のとおり,こういった商品開発をして,新しい商品を開発して,それを販売して販路拡大につなげていくと,こういう一連の流れというのは非常に大事であろうかと思います。また,その後のフォローアップについても,今後しっかりとそういうのを検証していかなければならないというふうに思っておる次第でございまして,今回の6次産業化支援事業については,主に開発にかかる諸経費等についての支援ということで,その後の販売戦略とか販売の拡大については,また,追ってそういった部分をさらに検証してまいりたいと考えていますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員  つくるのはつくったと,後は知らんわというふうな感じでしょう。開発したらそれを大きくするのが市の役目と違いますの。6次産業化支援事業というか,支援やから。それがポシャってしまったらあかんでしょう。それで,これだけかけて1件しか残っていないというのでしょう。それでは,努力が実っていないというふうに僕だったら感じますけどね。 ◯ 茨木産業振興部長  今後,商品がこれからどういうふうに販路拡大して売れていくかという,非常にその次の大きなステップになるかと思います。そういう中で,先ほど課長のほうからも御答弁したように,ふるさと納税の返礼品とか,市で支援できるような部分を積極的に活用してまいりたいと考えておりますので,また,そういったふるさと産品の部分としていろんな場面でのPRとか,そういうのにもまたつなげてまいりたいと考えております。 ◎ 吉見委員  そういうふうにやっていかないと予算をつけて支援する意味がないので,市のコンセプトというのですか,何か,それは,開発するまでだと言うのだったら,コンセプトというのかな,何かそれを変えてくださいや。これを,検討しますやない,もっと検討しますと言ったら,誰かが言ったように,何にもせんことというふうに理解しますのでね。だから,検討のもう一つ上の答えが欲しいのですけど。 ◯ 茨木産業振興部長  先ほど,私,検討してまいりたいというようなことですけれども,決して,やらないというようなことではございませんで,これから本当に積極的に,そういった部分についても,フォローアップといいますか,開発者とともに,どういうふうな支援ができるかということも踏まえて考えてまいりたいと思っております。 ◎ 南部委員  吉見委員が言う,寄り添う支援というのは本当に今後も必要だと思うのですけど,多分,今回の事業自身は,企業側から商品開発をしたいという形での補助なので,市側がこういう補助でという枠組みではなくて,商品開発をする補助に対して,多分,企業側が手を挙げていただいたものになると思います。なので,こういう補助の,吉見委員のお話の方向性で行くのであれば,予算の補助の仕方をいろいろ変えながらやっていただきたいという形だと思うのですが,私自身も以前お話しさせていただきました,課を超えて,これ,農林水産課だけではなくて商工観光課も含めて,それぞれの課が単独でやっていくという事業主体自身が,少し,未来志向がなくて単発的になってしまうのではないかなと私自身も思います。なので,吉見委員が言われるような,寄り添う支援といいますか,長い目で見て方向性をつくっていく支援というのも今後求めてお願いさせていただきたいと思います。御返答はよろしいです。よろしくお願いいたします。 ◎ 津川副委員長  ほかに質疑ございませんか。 ◎ 井内委員  当初予算の213ページ,那賀川農地防災事業についてお尋ねしたいと思います。毎年388万円少々の負担金が捻出されておりますけれども,この事業につきましては,私の認識では,国営総合農地防災事業については平成8,9年にスタートして現在まで至っておると思うのですけども,内容につきましては御存じの方は多いと思うのですが,那賀川の北岸から管工事によって,農地の下にずーっと管を埋めていって,櫛渕町,立江町,坂野町ぐらいまで管工事をやって,それから最終の和田島町につきましては,現在の北岸用水を活用して農地に水が潤うというふうな事業だと思うのですけども,平成8,9年にスタートして二十数年たっているのですよね。全体の達成率のパーセンテージはわかりますか,現在の。 ◯ 牛田農林水産課長  御質問の当該事業の進捗率につきましては,現時点でこちらのほうで数字のほうは持っておりませんが,事業年度で申しますと,当初計画では令和3年度に着工というか,工事が完了する予定だったのが,令和5年,2年程度延びるというようなお話のほうはお伺いしております。 ◎ 井内委員  これは,本市だけの事業でなしに,当初スタートした時点では,阿南市と,現在,阿南市に全部を合併しておりますが,羽ノ浦町,那賀川町,小松島市,この4市町でスタートしたと思うのですよね。南岸の達成率も,私,阿南市あたりには聞いてみたいと思うのですけども。あと二,三年,令和5年で終了するんですか。早くやらないと,農地自体の受益面積,水に対する受益面積あたりも,スタートした時点から大分減っていると思いますよ。ですから,毎年,これは,388万1,000円ですか,負担金を出すのもよく検討して,そら,工事の期間中までずっと,多分,負担金は要るのだと思うのですけども,早く,工事の完成を私は望んでおりますので,もし,後々工事が遅れるのでしたら,また,私も知識を得たいと思うので教えていただけたらと思います。 ◎ 津川副委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川副委員長  質疑なしと認めます。  よって,農林水産課に対する質疑を終結いたします。  理事者交代のため小休いたします。                        [休憩 午前11時37分]                        [再開 午前11時39分] ◎ 津川副委員長  再開いたします。  先ほどの農林水産課に対する質疑でございますが,産業振興部の審査・審議をしている段階でありますので,また後ほど,農林水産課より御説明いただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。  次に,商工観光課から説明願います。                        [商工観光課より議案説明] ◎ 津川副委員長  以上で商工観光課の説明は終わりました。  これより商工観光課に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。 ◎ 南部委員  イースト徳島のことについてを聞かせいただきたいのですが,先ほども農林水産課のほうで話もさせていただきましたが,1万5,000円という形だったので,負担金のことで,無駄ではないかというような話を,私自身は一言言うことはしなかったのですが,こういう外部団体に対して小松島市が参画する以上,内容の濃いものにしていっていただきたいなと思うのですが,イースト徳島自身,例年なかなか小松島市の意義が見出せなくなってきているのではないかなと思うのですが,いかがでしょうか。 ◯ 田中商工観光課長  発足当初から議会にも御説明させていただいたのですが,せっかくこういった強みのある団体ができますので,小松島市が参画する以上,ここのメリットを最大限取っていくためにイーストでやっていただくことが1つと,それと,小松島市自身が単独で観光地づくりを取り組んだ上でイーストさんのほうで情報発信をしていただくと。ですから,市単独での取り組みがすごく重要になってくるということで,観光ビジョンを立てて,今で言いますと観光物産協議会というものを発足させていただいて,地元での担い手づくりであったり商品づくりの取り組みをスタートさせていただいておりますと。売り物がないと観光勝負になりませんので,あくまでもPRできる素材と体制をつくった上で,広域であるDMOと連携して最大限のPRであったりをしていただくという考え方でおりますが,DMOの効果につきましては,私自身,市の担当者としては十分効果を感じております。  といいますのは,例えば,昨年度も今年も体験型の商品の作成支援というのをDMOの中でやっていただいておりまして,DMOとしては,年間,15から20の新商品をつくるというような目標数値があったときに,広域ですから1団体1つというのが当たり前の話なのですけれども,そこを交渉することによって,言い方がおかしいですけども,うちだけでも少しでも多く,こういう素材がありますのでぜひお願いしますという交渉を繰り返しまして,他団体よりも多く商品の開発支援に入っていただいたり,あと,ネットにはDMOがつくったSNS関係のインスタグラム,SNSなどで,ツイッターその他もろもろのフェイスブックの情報発信をしておるのですけれども,大体月に三,四本ぐらいの発信をしていただいております,ツール3つぐらいで。この中で,広域なので順番に発信していくというのが当たり前の話なのですけれども,できるだけずうずうしく,うちにはこんなのがありますというのを入れ込んでいくことによりまして,回数を1つでも多く取るというようなこともさせていただいております。  それと,DMOの活動としまして,なかなか見えにくいのですが,団体旅行の営業活動,関西方面に営業員が自家営業でDMOが動いていただいております。徳島市周辺の団体旅行を獲得してくるときに近畿圏の旅行代理店と交渉しているのですけれども,ツアーの中にあいさい広場を立ち寄り場所として入れていただきたいということは,必ず,営業の場で言っていただきたいというような交渉もしておりまして,新年度に,初めてなのですけれども,九州の旅行代理店で徳島周遊88カ所のコースなのですけれども,それであいさい広場にバスを入れていただくというのも,DMOさんの営業の中で交渉を入れていただいてあいさい広場さんに接続ができたというふうな事例がございますので,こういったことを,1回事例を踏んだら,次からこういうサービスができますというようなこともDMOの営業員の方に入れさせていただいて,強力に,私らではできない営業していただいているというようなところの効果も感じておりますので,決して無駄ではないというような肌感は担当としては感じておりますし,さらに,このところ,小松島市はこの広域エリアで一番最南端になりますので,私としては,一番不利な地域になるかなと。鳴門市からの導入で一番南部寄りになります,東部で言いますと。ですので,何とぞ,ひとつよろしくお願いいたしますという交渉で連携を密にしていくという体制を引き続きやっていきたいと思っておりますので,御理解いただけたらと思います。 ◎ 南部委員  イースト自身は,多分,小松島市の負担額自身も大きいと思いますし,今までは,人材まで派遣をしてイースト徳島自身の運営に尽力を小松島市としてもかけていたのが,今後,小松島市の内容において,もっと活用できる材料をたくさんつくってイースト徳島と一緒にやっていくという方針に変わってきているという話をお伺いすることができたので,本当に,今後も活用する以上は結果を求めていただけるような状況にしていただきたいなと思いますので,よろしくお願いいたします。  続いてもよろしいですか。 ◎ 津川副委員長  どうぞ。 ◎ 南部委員  すみません。昨年度のコロナ感染症対策支援事業で商工観光課が担当されていた事業自身が8,000万円とか9,000万円とか,それぐらい合計があったと思うのですが,たしか,本年度を見させていただくと大分少なくなってきていると思うのです。もちろん,おとといですか,新型コロナウイルス感染症対策推進課のほうの地域商品券事業がこれと同等に活用されるとしては,本年度支援額としては大きいのかもしれないのですが,商工観光課として,これだけ額が減ったという形で地域の商業に対して,対応できるのかどうかというのをお聞かせいただければと思いまして。 ◯ 田中商工観光課長  昨日の新型コロナウイルス感染症対策推進課のほうからも御説明あったと思うのですが,実は,商品券の販売につきましても,予算は新型コロナウイルス感染症対策推進課でついておるのですけれども,商工会議所へ行っていただく,地域の実情を一番よく知ってございます商工会議所,それと,我々商工観光課が企画段階から入っておりまして,制度設計を先週ずっと商工会議所の方とさせていただいております。私もずっと入っております。商品券だけではなくて事務費も含めて全て地域に落ちるという座組みでやっていきましょうという方向で商工会議所の方と,今,座組み設計をさせていただいております。
     考え方なのですけれども,予算としては新型コロナウイルス感染症対策推進課につけさせていただいたのですが,役割分担等をお考えいただけたらと思います。我々も当然入っておりますしずっと協議もしております。ただ,手数の問題という形だとあれなのですけれども,座組みとして制度設計ができて流れたところは新型コロナウイルス感染症対策推進課のほうでお願いをしたいと。その分,我々は,今回,先ほどの予算の説明でも言いましたけれども,中小企業診断士の方と一社でも多く企業訪問をかけてまいりたいということもございまして,事務の課をまたいで役割分担,連携事業と思っていただけたら助かるのですけれども,ただ,商品券について我々が全くかんでいないわけではなくて,当初設計から具体の制度設計について今ずっとさせていただいておりますし,今後も入っていくという方針で変わりございませんので,一番最初に,昨年度はみらい飯ということで飲食店支援をさせていただいたのですけれども,この前の南部委員さんからの御指摘もありましたように,今は,全事業種がかなり広範囲にわたって今年度1年間は傷んでおりますので,飲食店だけではなくて幅広い御支援ができるものということで商品券の制度設計をさせていただいて予算を出させていただいておりますので,事業費,中小企業支援という意味でのコロナ対策の予算としては前年度以上のものというふうに私としては考えておるのですけれども,御理解いただけたらと思います。 ◎ 南部委員  前回質問したときに,セーフティネットも含めて,今後,お金借りたものを返していかないといけないという事業主の方の御負担も今年に入ったらだんだん出てくると思います。細かい対策・対応が必要になってくると思いますので,本当に,寄り添って支援をしていただけるような形,国のほうも,次の支援というのも多分出てきてくれるのだろうと私も期待しておりますので,ぜひ,御支援をしていただければと思います。御回答は要りませんのでよろしくお願いいたします。 ◎ 津川副委員長  午後1時まで休憩いたします。                        [休憩 午前11時56分]                        [再開 午後 0時57分] ◎ 津川副委員長  再開いたします。  午前中に引き続き部局別審査を行います。  質疑はございませんか。 ◎ 橋本委員  午前中の議論とも関連するのですけど,コロナの関係で,商品券の事業について商工会議所とタイアップをしてやるというふうに御答弁があったと思うのですけど,そうしますと,商工会議所の会員でなければ商品券事業にお店の方は参画できないのですか。 ◯ 田中商工観光課長  今,そのあたりの制度設計を商工会議所と相談しているところでございますが,今回は地域支援ということでございますので,限定する予定ではございません。 ◎ 橋本委員  小松島市内の自営業者は日銭で商売しておられる方が多いのですよ。商品券を使ったときに,その事業者に,市当局になるのですかね,お金が回ってくるのはどのぐらいかかりますか。 ◯ 田中商工観光課長  そのあたりにつきまして,今,随時協議しているところですので,今日の御答弁は控えさせていただきたいのですが,予算をいただいて,それから契約ということになりますし,それの前段でどういうスキームで行くかという事前打ち合わせのほうはさせていただいておりますけれども,事業者目線での制度設計にしていくということについては変わりございませんので,今日の御答弁はこの辺にさせていただけたらと思います。 ◎ 橋本委員  ぜひとも,商品券を使ったお店に早くお金が届くようにしてもらわないと,何カ月も先にならないとお金が届かないようでは,うちは商売が回らないわと,参加しませんという人も出てきますので,そこは,よろしくお願いいたします。 ◎ 津川副委員長  ほかにございませんか。 ◎ 広田委員  224ページ。この間,先に予算案が出ておった関係で客船入港歓迎事業でいろいろ書いてあるのですけど,今年,いつどのぐらいの船が入るかはわかっていますか。 ◯ 田中商工観光課長  まだ県のほうから公表があったかなかったか,たしか,まだ出ていなかったと思いますので,詳細は控えさせていただくのですけれども,お盆に現段では3隻の予定がございます。 ◎ 広田委員  お盆ということは,12日,13日,14日か13日,14日,15日のいずれかということやね。 ◯ 田中商工観光課長  そうでございます。 ◎ 広田委員  また,具体にわかりましたら,すみませんが,なるべく早く周知のほうをよろしくお願いしたいと思いますので。 ◎ 津川副委員長  ほかに質疑ございませんか。 ◎ 吉見委員  217ページの役務費,街路灯撤去費67万円ですけど,昨年度と同額ですけど,これは,LEDに変更でしょうか。場所とか全体の数とか残数とかを教えていただけますか。 ◯ 田中商工観光課長  商工観光課で実施しているのは過去に設置した商店街の街路灯の撤去のみをしているところでございますが,当然,撤去したままというわけにはいきませんので,都市整備課の新設事業と連携しながら,させていただいております。撤去後の製品につきましてはLEDを基本として再設置の形でさせていただいております。  新年度の事業の予定場所についてはまだ決定しておりませんが,管理しているのは,今,全67灯でございまして,当面,設置年数の古いものからということで考えておりますが,私のほうで当面の撤去対象と考えている街路灯は43本ということで考えております。 ◎ 吉見委員  217ページ,12番の委託料,地域事業者継続支援業務委託料が1,086万円あるのですけど,令和2年度の創業支援事業100万円がないのですけど,この中に含まれているのでしょうか。 ◯ 田中商工観光課長  こちらの地域応援事業のほうにつきましては,令和2年度のコロナ対策予算として追加補正でお願いしました事業の継続事業ということで考えております。中身につきましては先ほど御説明したとおりなのですが,委員さん御指摘の令和2年度の創業支援事業100万円につきましては,今年度は,実は,コロナ禍の中で,創業支援から,新たに創業する方の支援というよりは,コロナ対策のほうに本課のほうの事業をシフトさせていただきました関係上,事業の実施には至っておりません。そのため,令和3年度につきましては,新たに令和2年度の補正予算として,先ほど説明させていただきましたが,各企業様からの提案によりまして補助を実施するウイズコロナチャレンジ支援補助金ということで形がえをさせていただいて新年度に臨みたいということで考えております。 ◎ 吉見委員  218ページの補助金,産業振興協会運営費補助金340万円,増減なしですけど,一般財団の小松島市産業振興協会のホームページを見ると,役員と収支事業報告は平成27年から更新していません。それで,小松島市のホームページには詳しく記載されているのですけど,産業振興協会はどのようにしている,と言うたらいかんね,どのように指導しているのでしょうか。 ◯ 田中商工観光課長  御指摘の件につきましては,確認させていただきまして御連絡もさせていただきまして,今日現在,最新のものに変更していただいております。関わり方としましては,毎年度,実績報告書もいただいておりますし,ホームページに載っているような内容については報告をいただいております。 ◎ 吉見委員  221ページ,18番の負担金,情報通信関連事業立地促進補助金が200万円,170万円の増になっていますけど,これは,どういうことでしょうか。 ◯ 田中商工観光課長  こちらにつきましては,設備投資した場合の補助金ということでメニューが2つございます。新しく家屋を建てたり内装をリフォームしたときに設備投資に200万円の補助を実施するというケースと,また,賃貸料に対して年額30万円の補助をするという考え方のメニューが2本ございまして,昨年度は30万円のリース代のほうで予算計上していただいていたところ,今年は設備投資の補助のほうで予算をつけていただきましたので,そのような形で差額の170万円は出ているということでございます。 ◎ 吉見委員  ということは,今年はそういう予定があるということでしょうか。 ◯ 田中商工観光課長  こちらにつきましては,誘致が実現するのかどうかというところから,結果としては,誘致をとるための努力はいたしますけれどもというところと,企業様がどういう形態で入居するかというのは企業様がやることになりますので,担当課としては,どちらかの設定で言うと,大きめの予算のほうでいただきたいということで財政では交渉しておるのですけども,今年は大きめの予算のほうでいただいたということでございます。 ◎ 吉見委員  223ページの18補助金,小松島港まつり補助金が600万円ありますけど,去年は620万円だったのですけど中止になりましたね。そしたら,その620万円はどうなっているのでしょうか。 ◯ 田中商工観光課長  御指摘の港まつりにつきましては,本年は港まつりは中止となりましたけれども,さきの6月定例会議でも御説明いたしましたとおり,620万円の一般財源予算をコロナ対策としてほかの事業で使っていただきたいということの思いから減額補正をさせていただいた経緯がございますので,今年度の港まつりの予算につきましてはコロナ対策の経費になったというふうにお考えください。 ◎ 吉見委員  今のとこ,ちょっとわかるのですけども,もうちょっと詳しく。 ◯ 田中商工観光課長  財源の組み替えといいますか,港まつりを減額補正させていただきました620万円,全額。港まつりは中止ですから歳出の予定がないということですから,今年の経費につきましてはほかのコロナ対策事業に使用されたということでございます。令和3年につきましては,現在開催できるかどうか現段階では判断がつきませんので,当初予算につきましては,とりあえず,通年並みの予算ということで現在いただいておるところでございます。 ◎ 吉見委員  予算反映等改善書で雇用創出事業1,789万円で12万円増なのですけど,令和1年の予算では5,057万円,実績が4,052万円だったのですけど,雇用が幾ら増えたかというのはわかりませんわね。 ◯ 田中商工観光課長  雇用が増えたという説明の仕方がすごく難しいのですけれども,誘致の関係で御説明させていただきますと,3カ年計画ということで私も国費の申請もさせていただいてやっておるのですけれども,今年の令和3年度から新しい3カ年計画を国に申請させていただいております。令和元年度に限らずですけれども,令和元年と平成30年度誘致で企業誘致ができたことの関係で大体100名程度の新たな雇用枠の創出につながったということになっております。それと,合同就職説明会,市が絡んだ形で雇用のマッチングをするという事業を展開しておるのですが,ここは,実績が必ず出るようにということで努力しておるのですけれども,実績だけ出そうと思えば,たくさん人が集まる企業でマッチング事業をしてたくさんの結果を出すということも1つの考え方なのですけれども,私どもとしては,なかなか求人を出しても応募がないというような形の所もあわせて支援したいということになっておりますので,この場合,なかなか結果が出にくい部分ではあるのですが,雇用対策としては非常に大事なポイントであるというふうな考えがありますので,その辺のバランスを考えながらやっておりまして,必ずしも数字が伸びる・伸びないというのは,企業様が採用することですから一概に言いにくいのですけれども。ちなみに,今年のマッチングイベントにつきましては,コロナ禍の中でいつもどおりできなかったのですけれども,体育館でやったのですけど,さすがに無理ですので,企業数も減らして会場も変えて企業数を5社にしてミリカホールの会議室のほうでやらせていただいたのですけれども,そのため回数を増やすというような工夫をさせていただきまして,おかげさまで,この分の事業につきましては,逆に,企業数を減らしましたのでフォローがしやすくなりましたことも含めまして,昨年度よりも少し多めの結果を出すことができております。 ◎ 吉見委員  重要事業で観光・イベント振興事業というのがあるのですけど,熱海市だったら,テレビ番組の企画者のディレクターを無料で市内散策を招待して,団体客の減少で閑古鳥であったのが,個人客が増えて今では繁盛しているとありますけど,こういうふうに,観光資源創出のためにこういうことはできないのでしょうか。 ◯ 田中商工観光課長  恐らくなのですけど,委員さんのおっしゃっている熱海市の事例は,私も,何か特集のテレビ番組があったのをたまたま見た記憶がございまして,多分,そのことではないのかなと思うのですけれども。取り組みとして,テレビ局の人を招致すると,できるだけサポートをしてテレビの露出を増やして飲食店の紹介がそこで出る結果,お客様の集客につながっているというようなテレビ番組であったと,私もたまたま見ておったのですけれども,このような取り組みも面白いなと思って見ておりますので,同じことができるかできないかは別ですけれども,メディアというのは私どもの事業展開の中で最重視している項目ではございますので,参考にはさせていただきたいと思っております。 ◎ 吉見委員  それで,観光客の消費単価を増やすためには早朝のイベントがいいというふうに,このテレビ番組かどこか知らないけど言ったと思うのですけど,同じイベントをするのでも,そういうふうに早朝でやってホテルに泊まってもらうというふうなことをやったほうがいいと思うのですけど,そういう予算ではないのでしょうか。 ◯ 田中商工観光課長  委員さんのおっしゃるとおり,前泊であったりナイトツーリズムという言葉があるぐらい,夜の飲食店に回ってもらえるように飲食を促すと,要するに,宿泊もセットでお金が落ちますので,そのためにホテル誘致をやっていきたいきさつもございますので,当然,市内にできるだけお金が落ちるように,イベントをするときにも仕掛けていく必要があるというふうには考えております。 ◎ 吉見委員  そういう予算はつけていないと思うのですけど,つける予定はあるのでしょうか。 ◯ 田中商工観光課長  まことに申し訳ございません。今年につきましては,コロナ禍でございますので,イベントを数多くするということが見通せない中,状況を見ながら判断させていただきたいなと思っております。  ただ,御連絡としてさせていただきますのは,コロナ禍なのでイベントは全て中止するという考えには毛頭立っておりませんで,今度,4月にテスト的に,いつもやっているみなとマルシェなのですけれども,コロナ対策を実施した上でのイベントの開催というのはテストケースで開かせていただこうと考えております。受付での入場管理であったり体温管理であったり,コロナ禍でどういうイベントを開催することによってどういう課題があるのか,どういうふうにすればいけるのかというのを試すために予定をしておりまして,その結果も踏まえ,新年度のコロナのイベントが開催できるかどうかのガイドラインも見ながらイベントについては考えていきたいなと思っております。 ◎ 津川副委員長  そのほか,質疑ございませんか。 ◎ 松下委員  補正予算の商工業振興事業のウイズコロナですけど,これって特定な目的とかを何か示しているのですか,こういう目的の事業にだけ出すよとか,そんなのがあるのかなと,もう少しお伺いしたいのですけど。 ◯ 田中商工観光課長  実は,この補助金につきましては,昨年度はパッケージ補助金ということで,業態変更を促すためということで私らが制度設計を考え補助要綱をつくった制度を回してみたのですけれども,おかげさまで好評ではあったのですが,今,企業訪問を我々はさせてもらっておりますけれども,企業様によってやりたいことはすごくまちまちで課題感も全然違いますので,前に市役所のほうで制度設計した補助メニューをつくるのはなじまないというのを実感したところがございまして,それだったら,企業様がやりたいことを御自身で提案していただいて,採点項目のところで差配させていただくのですけれども,そういう形で,企業様がやりたいことについて補助を打っていくというスタイルに変えたほうがいいという反省のもとに制度設計させていただいたのが,出し直しではないのですけれども,新年度でつくった補助金がこれでございまして,ですから,具体的にこれじゃないとだめですというふうな書きぶりの要綱にはするつもりはないです。 ◎ 松下委員  その場合,審査というか,先ほどちらっと説明のときにもおっしゃりよったと思うのですけど,具体はどのように,要は,この事業を取り上げる,取り上げないというところになってくると思うのですけど,このあたりはどうなのですか。 ◯ 田中商工観光課長  実は,今年コロナの関係で県内のほかの市町村でもこういった補助メニューで回している団体がございまして,審査委員会に外部の委員さんを入れる中で点数設定もさせていただいた上で,外部の委員さんの中で御判断いただいて,多数応募があった場合は審査をした上で決定していくという流れをイメージしております。 ◎ 松下委員  多数応募がなかったらいけるのですか。全部まるたで。今,何か,聞きぶりだったら,多数応募があった場合は審査みたいなというふうに聞こえたのですけど,そうではないですよね。 ◯ 田中商工観光課長  50万円の上限で5件というか,申請枠が少なければ5件以上の内示が出せるかと思うのですけれども,私が現段考えているのは,予算額以上の応募をいただきたいということで広報と周知をまず全力で努力したいなと思っておりまして,予算以内の場合だったら全部内示が出るのか,最低ラインのポイントを決めて,例えば,打ち切りをするのかというところはまだ制度設計ができておりませんが,補助はできるだけ多くの方の御応募をいただきたいというところでまず考えております。 ◎ 松下委員  せっかくするのだから,いいように,使ってもらえるようにして取り組んでいただきたいと思います。  それと,あと,補正と当初にも関わってくるのですけど,本港地区等周辺の事業なのですけど,冒頭に説明もあった,補正で250万円ついて,当初予算でも,当然,250万円アップになってというふうなものになるのですけど,コワーキングスペースの19時までの時間の延長であったりとか業務量の増加というふうなところですけど,具体的に,時間で長く営業するのはわかるのですけど,どれぐらいの,どんな,ほかの業務量の増加というのはあるのですか。 ◯ 田中商工観光課長  こちらにつきましては,議会の御指摘がありましたように,時間延長に要する人件費というのを当然見ておりますけれども,これだけではなくて,実は,にぎわいづくり事業をしていただいておるのですけれども,今回,コロナ禍の中で,今までの形としては,収益事業の中で施設の市所有の所管施設でございますので,維持管理の部分まで効率的・効果的に見ていただいていたと,民間事業者の方のほうで見ていただいた部分があるのでございますが,今年,令和2年度につきましては,コロナの中で,市役所のほうから営業を1回とめていただいた期間がございます。ただし,貸館事業をとめるわけにはいきませんので,収益がない中で貸館事業の運営をしていただいたような実態もございまして,相談の中で時短営業なんかの協力もいただいております中で,今まで,運営ですね,貸館なんかは市でおおむね見たほうがいいだろうと思われるような経費のところまで,今までは団体のほうで見ていただいていたところが,さすがに今年度についてはそれは厳しいなと私のほうでも判断させていただきましたので,収益事業に埋めるというわけではございませんで,役割分担を見直す中で増額の経費の計上をさせていただいております。
     新年度につきましては,コロナの状況を見ながら,補正予算につきましても,これをそのまま入れるという考えではございませんで,先方様とよくよく相談する中で必要な経費について見直しをしていきたいというふうな考えでございます。 ◎ 松下委員  何か,今の説明であれば,昨年度のコロナで休館したので,商売を休んでいるので,その間の補填という意味合いと,今までであれば,本来であればもう少し市がすべきであったことを,任せ過ぎていたところもあって増額したというふうな2つの認識がとれるのですけど,今回,当初でも書いているのですけど,これは,一過性のものではなく,想定しているのは,業務委託とかになってくるのでわからないのですけど,当面,この金額で増額を単純にしてやっていくという意味ではないのですか。 ◯ 田中商工観光課長  現在の考え方としては,コロナの状況の中で環境が激変しておりますので,その対応ということで考えております。新年度につきましても,本港地区のにぎわいづくりと,先ほど吉見委員さんのイベントという話もありましたけれども,本港地区でのイベントづくりというのも懸案の課題として私はいただいておりますので,先方と相談しながらイベントの開催なんかも,コロナの状況によりますけれども,していただきたいという思いもありますので,状況によるのですが,新年度予算についてはそういったことも,収支がよくなるのであれば連携してイベントのほうも新たに入れていきたいと思いもありますので,予算としては計上させていただいております。  この分がずっと続くのかという御質問でしたけれども,現在の私の考えでは,これが,この金額を固定でこれからずっと上げていきますという考えではございません。 ◎ 松下委員  そもそも,事業委託料なので活性化で貸館業務のとこもあるのですけど,活性化というふうなところで,単純に,何か聞くところでわかりかねるところがあるので,要は,一過性のものなのか,本来は何か業務委託としてこの事業をするので,だからこれだけ金が要るのだというのだったらわかるのですけど。よく精査して,要るものは要るで出して,また,積算してから示していただきたいと思います。 ◎ 津川副委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川副委員長  質疑なしと認めます。  よって,商工観光課に対する質疑を終結いたします。  理事者交代のため小休いたします。                        [休憩 午後 1時21分]                        [再開 午後 1時24分] ◎ 津川副委員長  再開いたします。  次に,競輪局から説明願います。                         [競輪局より議案説明] ◎ 津川副委員長  以上で競輪局からの説明は終わりました。  これより競輪局に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  387ページ,5番の周辺対策補助金90万円で50万円増になっていますけど,これは,理由は何でしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  委員からは,周辺対策補助金が50万円増加している理由についての御質問をいただきました。理由といたしましては,現在,ミッドナイト競輪を自場で開催するため,走路の改修工事と並行して消防設備の新設工事を進めておりますが,本工事におきまして資材や重機等を搬入する都合上,競輪場東側入口に隣接しております市道・横須9号線を大型車両が出入りすることから,周辺住民の皆様に対し御迷惑をおかけしているところでございます。また,令和4年度から自場においてミッドナイト競輪を実施するに当たりまして,本年6月中旬ごろを予定しております経済産業省による法定検査に関しましては,地元協議会の同意が必要となりますことや,ミッドナイト競輪の実施に当たり,地元協議会として,その対策にかかる経費といたしまして,令和2年度,そして令和3年度につきましてそれぞれ50万円を補助する補助金として交付するものでございます。 ◎ 吉見委員  ということは,これは,毎年90万円にずっとなるわけですか。 ◯ 尾山競輪局長  まず,先ほどの御説明にもありましたが,ミッドナイト競輪を開催する際には,実際,横須協議会とこの補助金については再度協議をしてまいると,令和3年度に関しましては50万円の増額ということでおおむね合意をいただいているということでございます。 ◎ 吉見委員  388ページの水道代360万円が90万円減,電気代が3,600万円で450万円減は,これは,本場開催をしなかったからこれだけ減ったのでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  これ,予算は令和3年度の予算なので,今,吉見委員さんが言われたのは令和2年度のコロナの関係と思いますが,令和3年度の予算の減額に関しましては,先日,15日の産業建設常任委員会において米崎委員からの御質問の際にもお答えいたしましたが,現在,競輪局事務所を西スタンドに移転しておりますことや,車券発売の主となっておりますメインスタンドにつきましても,2階以上について立ち入り制限を行っているなど施設の供用範囲を縮小しておりますことから,これまで必要としておりました電気容量についても段階的に減少しております。  また,一方で,水道料金に関しましては,これまで水道管の老朽化による漏水箇所が複数あったために,水道水の使用料についても相当数のロスをいたしておりました。漏水箇所を一つ一つ確実に修繕してきたことにより適正な使用料に落ち着いてきたというものでございます。 ◎ 吉見委員  それは,漏水のことは今までわからなかったということですか。 ◯ 尾山競輪局長  これまでの議会でも幾度となく私は御説明させていただいたと思いますが,当然,一つ一つ,漏水,急激に使用料が増えておりましたので,わかるところから直していって潰していったということで御理解賜りますよう,よろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員  392ページの競輪振興法人交付金と競輪振興法人交付金(記念競輪),これ,同じ名前ですけど,1億7,181万円,1億2,098万円と違うのですけど,これは,どういうことでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  歳入の部において本場開催時における開催収入,車券購入額といたしまして通常開催収入は,令和2年度69億2,700万円に対し,令和3年度は98億4,000万円,前年度より29億1,300万円の増を見込んでおります。通常開催収入の増加に伴いまして競輪振興法人交付金に関しましても増額となっていることから差異が生じているものでございます。  なお,記念競輪開催収入に関しましては昨年度と同額を見込んでいることから,競輪振興法人交付金には変動が発生していないというものでございます。 ◎ 吉見委員  393ページの従業員報酬,令和元年が1,937万円,令和2年が8,379万円,令和3年が3,988万円。だんだん増えているのですけど,どういうことでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  委員からは,令和元年度から令和2年度,令和3年度における従事員報酬の変動理由についての御質問をいただきました。この件に関しましては,これまで幾度となく御説明させていただいておりますが,令和元年度までは,場外発売に関しましては職員派遣方式となっておりました。よって,委員御指摘の令和元年度の1,937万4,000円につきましては小松島市営競輪として本場開催時における従事員の賃金のみとなっております。それ以外の場外発売時における従事員の賃金は開催市在競輪場の予算となっております。  次に,令和2年度から場外発売に関しましては,令和元年度までの職員派遣方式から事務委託方式に移行となりました。これによりまして,本場開催とそれ以外の場外発売時における従事員賃金及び労務員,自営警備,清掃業務等の委託業務として報酬を支払っていた業務に関しましても,従事員賃金の中の金額8,379万円に全て含まれておりました。これは,事務委託方式が運用初年度ということもございまして,昨年のちょうど今ごろの令和2年度の当初予算計上時点では,全国的な運用でありますとか予算計上についても,その時点では確定いたしておりませんでした。しかしながら,その後,全国競輪施行者協議会に対しまして,全国の競輪場から,運用,予算計上などについて課題を抽出いたしまして,全国競輪施行者協議会において課題を整理し,運用,予算計上等についても一定の方針や方向性が示されました。このことから,令和2年度における実際の予算運用に関しましては,現在,今回予算要求いたしております令和3年度当初予算形状に近い状態に修正し,決算時には整理した状態としてわかりやすい状態で明示させていただきたいと考えております。 ◎ 吉見委員  398ページ補助金,小松島漁協新漁会助成金67万円,新漁会とはどういうことでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  新漁会とは何かとの御質問でございますが,これは,小松島漁業協同組合の中の正規年会的な組織でございますが,時代の流れとともに会員も少なくなっているとお聞きしております。また,小松島漁業協同組合からの要望もあることから,来年度以降につきましては,新漁会ではなく小松島漁業協同組合に対して補助する方向で,現在,調整中でございます。 ◎ 吉見委員  ということは,今までは小松島漁業協同組合には出していなかったということですか。 ◯ 尾山競輪局長  小松島漁業協同組合の中の組織という位置づけでの新漁会というところ,別団体と言われればそうなのかもしれませんが,それは,我々としては小松島漁業協同組合に出しているという解釈で御理解いただきたいと存じます。 ◎ 吉見委員  398ページの吉野川市交付金466万円,徳島市交付金1,023万円,これは,どういう計算方式でやっているか,どうして出しているのでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  まずは,どうして出しているのかということに関しましては,当然,周辺対策費ということで,サテライトがある吉野川市と徳島市に交付しているものでございます。  次に,算定の方法ということでございますが,当然,サテライト鴨島,サテライト徳島の各サテライトにおける売り上げによって変動はすると。ただ,徳島市の交付金に関しましてはサテライト徳島での売り上げに対する交付金となっておりまして,令和元年度,令和2年度は1,020万8,000円で,令和3年度は1,023万6,000円を計上させていただいておりますが,増加の理由といたしましては,令和2年度下期における本場開催,先ほども申しましたが,F2モーニングの大体施工を行う1開催分,3日分の売り上げが微増するということで考えております。計算方式に関しましては,サテライト徳島における車券売上額に0.4%を乗じた額を年間の交付金として徳島市に交付いたしております。  次に,吉野川市に関しましては,サテライト鴨島における車券売り上げのうち,小松島市営競輪,本場開催の売り上げに1%を乗じた額,及び,場外初開催時の車券売上額に0.5%を乗じた額,その合計額を年間交付金として算定いたしております。 ◎ 吉見委員  サテライトの売り上げはどうなのでしょうか,鴨島と徳島と,売り上げ見込みを教えていただけますか。 ◯ 尾山競輪局長  売り上げ見込みでしょうか。 ◎ 吉見委員  間違えました。令和元年の実績を教えてください。 ◯ 尾山競輪局長  令和元年度におけるサテライト徳島での車券売上額は19億9,741万8,400円。次に,サテライト鴨島の令和元年度の車券売上額は7億809万3,300円となっております。 ◎ 吉見委員  これは,令和元年と思うのですけど,令和2年も令和3年も同じような売り上げをと思っているのでしょうか。それとも若干増えるのでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  予算計上する上では,当然,令和3年度の売り上げは微増するといった,予算額二十数億円上がるというふうな見込みでおりますが,サテライト鴨島,サテライト徳島に関しましては,おのおのの売り上げというのは,先ほども申しましたように,微増という程度で,大幅に売り上げが上がるという見込みは,悲しいかな,後背人口が少ないということで見込みはできないかなと。小松島競輪の本場開催の売り上げの主たる売り上げは,各競輪での協力の場外発売,また,電話投票,民間ポータルサイトというのが主な売り上げの柱ということで,御理解賜りますよう,よろしくお願いいたします。 ◎ 池渕委員  今の吉見委員さんの中の御説明で398ページの小松島漁業協同組合の新漁会の助成金の話で,来年度は小松島漁業協同組合と,という話だったのですけど,これ,来年度の予算書,単なる言い間違え,これ,変えるのですか,小松島漁業協同組合に。どちらなのですか。 ◯ 尾山競輪局長  現在,調整中であって,来年度になるか再来年度になるかというのは,小松島漁業協同組合とのお話の中で,もし来年度に交付するところの名称が変わるのであれば決算時に修正することもあり得るかなというので御理解いただけますでしょうか。 ◎ 池渕委員  これは,予算の審査の仕組みとしては,現段階ではここの団体宛てにという形でないと,今の言い分では,なかなか,正直なところを申していただけたと思うのですけど,取り急ぎと言うか,とりあえずはこの団体で進めているという形のほうがいいのではないかと思いますけども,いかがでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  委員御指摘のとおり,当初予算に計上している団体は既にこの状態で上がっていますので,令和3年度中に調整がつきましたら令和4年度以降は名称を変えさせていただきたいということで御理解賜りますよう,よろしくお願いいたします。 ◎ 池渕委員  わかりました。それと391ページ,上段のところで競輪開催業務等包括委託及び施設整備業務に係る仕様書作成支援業務委託料。あまり聞きなれない支援業務委託で,金額も非常に安いのですけど,具体的に何をしてもらうような形で,どこか委託先が決まっているようなものであればお教えいただきたいのですけども,いかがでしょうか。 ◯ 西田競輪局次長  御質問いただきました委託料なのですけれども,平成30年度に小松島競輪場施設整備調査業務というのを委託料約1,000万円弱で委託をしておりました。その後,プロポーザルを実施したりでありますとか施設整備計画の作成をするに当たりまして,昨年度,そして,今年度も同額の委託料で委託しておりまして,来年度,包括をする関係で,引き続き,専門家の見地から意見をいただきたいということの委託料として計上させていただいております。 ◎ 池渕委員  1,000万円の委託したときの目的と今回の目的が,僕は,違うように思うのですけど,ここらの整合性はどのように考えているのですか。 ◯ 尾山競輪局長  専門的な知見ということの中で,施設整備だけにかかわらず,委託先に関しましては経済産業省の産業再考会議というのが,競輪の車両室を中心にしとる会がございます,上部団体で。その中に先ほど申したコンサルタントの方もオブザーバーとして入っておりまして,そこら辺の中で今後の競輪に対する所見をいただくということで考えております。 ◎ 津川副委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 南部委員  すみません,予算前提になる収支シミュレーションについても聞いていいですか。  特別委員会のほうで私自身は指摘できなかったので。  簡単に言うと,収支シミュレーション自身が,これ,予算増を前提とした支出計画になっているので,計画自身は少し未確定要素が多くある中での状況になっていると思います。  なので,これ自身を議会に,計画自身も責任があるのであったとすれば,それを議会もしっかりちゃんと運用できているかというのを確認する必要があると思うのです。なので,できれば,半期でもいいので,半期ごとに収支をしっかり示していただけるような体制を取っていただけないかなと。本年度は,もちろん工事のときだと思うのでそこまで大きくないと思うのですが,ミッドナイト競輪を始める令和4年度以降に対して,少なくとも示していただけないと,そこから収支が大分大きくなってきていると思うので,その部分を私たち自身が確認できる状況をつくっていただければありがたいなということで,質問をせずに終わらせていただきましょうか。では,できるかなということを聞かせていただければと思います。
    ◯ 尾山競輪局長  当然,競輪局といたしましても,シミュレーションがこのとおり行くかどうかというのは,我々としても,当然,今後どういう状況,社会状況が変化することによって予測できないところも大多数あるというふうに考えております。  ただ,先ほど委員さんから御指摘ありましたように,当然,我々も,PDCAサイクルというか,下方修正をせないかんときもあろうかと思いますので,その都度,適切な時期に小松島競輪事業調査特別委員会を通じて議会のほうに御報告させていただきたいというふうに考えておりますので,御理解賜りますよう,よろしくお願いいたします。 ◎ 津川副委員長  ほかにございませんか。 ◎ 吉見委員  すみません。もう一つ,鴨島と徳島のサテライトの経費の合計というのはわかりますか,経費の合計。いろんな所に経費が行っているのですけど,わかったら教えてください。 ◯ 尾山競輪局長  今,すぐに正確に細かい数字というのはなかなか説明しにくいのですが,当然,サテライト徳島に関しましては民間事業者でありますので,我々が関与するのは車券の売り上げであって,それ以外,従業員に幾ら払っているとか警備員に幾ら払っているというのは,我々は知る余地はないということで御理解賜りますよう,お願いいたします。  次に,サテライト鴨島に関しましてですが,サテライト徳島のような民間事業者が母体となっておらず小松島競輪直営のサテライトとなっておりまして,経費的には小松島本場とサテライト鴨島の両方の経費で運用がなされている部分が多くあることから,サテライト鴨島における単独の開催経費について,正確な金額を今の時点ではお示しすることができないということで御理解を賜りますよう,よろしくお願いします。  最終的には売り上げが幾らかとかという話は,当然,先ほども申しましたけれども,単年度での令和元年度での本場の開催,本場売り上げであるとか,入の部分についてはお示しすることはできますけど。 ◎ 吉見委員  民間だったら,各支店の売上高があって経費が幾ら要って,この支店は営業成績が悪いからてこ入れしようとか廃止しようとかいうふうになっているのですけど,鴨島の場合も,本場と一緒に経費やっているからわからないというのでは丼勘定になって,何ぼ売り上げがあってもそこへ経費が余計行っとったらだめだと思うので,鴨島単体の経費を本場と分けてやらないといけないと思うのですけど,いかがでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  おっしゃるとおりで,我々も,今,事務作業を進めているところでございます。また,これは,言い訳ではございませんが,令和元年度までは,先ほども申しましたように,職員派遣方式ということで,場外発売につきましては,従事員であるとか経費に関しましても,我々がお支払いするのでなしに本場を開催している所にお金を請求するということで,正確にきちんとその部分を,本場だけ,小松島競輪場だけというのになるのは令和2年度以降ということで,今,経費についても事務的に作業を進めておるところでございます。 ◎ 吉見委員  令和2年度の決算のときにはちゃんとできているというわけですね。 ◯ 尾山競輪局長  令和2年度の決算のときにはお示しできるというふうに考えております。 ◎ 吉見委員  それでは,そのとき報告してください。 ◎ 米崎委員  通常開催広告宣伝費と,それと記念競輪開催広告宣伝費,403ページと405ページになるのですが,今まで御説明いただいていたのですが,今インターネットの時代であって,お客さんのほうもそこらへかなり力が入って収益が上がっているということなのですが,昨年度と比較しても,それこそ,差が,大して,そこの役務費も特にそうなのですが,そこらに力が入っていないのかなというふうに思われるのですが,いかがでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  通常競輪・記念競輪の開催広告に関しましては,当然,本場での集客というか,売り上げを上げる予算,また,全国展開をしておりますので,全国での新聞であるとかインターネットであるとか,いろいろな媒体を通じての広告宣伝費ということで,決して広告費を削減しているわけではないのですけど,当然,今,委員からも御指摘がありましたように,小松島競輪の売り上げの主たる売り上げは場間場外であるとか電話投票,インターネットが主流となっておりますので,そういったところに注視しての広告宣伝費を打つということで考えておりますので,御理解賜りますよう,よろしくお願いいたします。 ◎ 米崎委員  わかっていただいているのであればいいのですけど,今回,7月に行われる次の開設の記念に関しては,いつもの記念競輪とは注目度も違いますし,バンクもさらにできているので,いろんな方法で,もっと皆に知っていただいてというふうに宣伝する。逆に,少ないと言われた,決して削減していませんということはおっしゃっていただいたのですが,僕は,もっとつけてもよかったのかなというふうに実は思っていたのです。ですから,例年ぐらいだったので言わせていただきました。これ,予算なので仕方ないのですが。それこそ,そこへ向いてまた力を入れていってほしいなと思います。  それと,もう一点,教えてもらいたいことがありまして,391ページの公用車購入費という,公用車なのですが,これは,御説明いただいたら。 ◯ 尾山競輪局長  今,競輪局で所有している乗用車に関しましては,ワンボックスのデリカが1台ございます。それ以外は,軽トラックでありますとか,ごみを運搬する車両1台を持っています。新しい公用車の購入に関しましては,当然,来年度もミッドナイト競輪を高知市で借り上げですることで予算計上をさせていただいておるのですが,高知競輪場に行くとき,当然,公用車が1台であれば,我々の誰かが高知競輪に行ったときに公用車がないということで,そのための公用車を購入する1台が1つの目的でございます。  もう1台に関しましては,今回,部局がわかれまして,産業建設部が産業振興部と都市整備部に分かれました。産業振興部の部長公用車が現在ございません。部長公用車に関しまして,競輪局が購入することによって,産業振興部内での,当然,部長もしくは商工観光課が高松市とかに出張する際に利用するために,競輪局として公用車を用意しようということでございます。 ◎ 米崎委員  わかったような,これは,競輪局で備えるというか,購入すべきものかなというふうに,僕自身はあまりわかっていないと言いますか,それがそういうものなのかなと。逆に,競輪局が購入して,それで,産業振興部の中で皆さん使ってくださいねというような形での理解でよろしかったのですね。僕もよくわかっていないのですが。  それと,このページの競輪施設整備事業の中で気になったのですが,これ,産業建設常任委員会のときも言わせていただいたのですが,西スタンドの補修が載っていなかったので,ここにも出ていないので,この間,局長は聞いていないということで言われておったのですが。 ◯ 尾山競輪局長  先日の産業建設常任委員会において,米崎委員さんから,西スタンドの雨漏りというか漏水というお話があったかと思います。その件についてでよろしいでしょうか。  その件に関しましては,あの後,私もいろいろ,従事員さんであるとか職員に確認をいたしました。産業建設常任委員会のときにも私は御説明させていただきましたが,平成30年度以降に私は競輪局に赴任しておりますが,それ以降に関しましては大きな雨漏り等の報告は受けておりません。それで,それも確認しました。それ以前にあったという事実はその後確認しました。ただ,平成30年度も,西日本豪雨でありますとか,先週の土曜日の夜中に警報級の雨が降りました。私も競輪局に夜中1時に行きました。その時点でも雨漏り等々は確認されておりません。今後,そういうことがあれば適切に対処していきたいというふうに考えておりますので,御理解賜りますよう,よろしくお願いいたします。 ◎ 米崎委員  すみません,全部答えていただいて。僕も,この間質問したときに,二,三年前だったかなというふうに言ってしまって,後でいろいろ確認したところ,もうちょっと古かったよということを言われておったので,自分も確認には行きました。それで,クラックが1メートル30センチメートルかそれぐらい入っていますよね,選手の顔を貼ってある所で。それは,今の説明であれば補修は必要ないのかなというふうなことで受けましたが,これ,1階が雨漏りってどうなのです。僕はここらが疑問になるので,また,これも,予算決算常任委員会と話が逸れていくので,これ以上はやめときますので,また,今度の機会でよろしくお願いします。 ◎ 津川副委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川副委員長  質疑なしと認めます。  よって,競輪局に対する質疑を終結いたします。  小休いたします。                        [休憩 午後 2時17分]                        [再開 午後 2時30分] ◎ 津川副委員長  再開いたします。 ◯ 牛田農林水産課長  すみません。先ほど吉見委員のほうから協議会の資料の提出の御依頼がありましたが,資料は準備しているところなのですが,市が事務局の団体とは言え,別々の組織になりますので,資料のほうを提出できるかどうかというのを確認させていただきまして,お出しできるようでしたら,議会事務局のほうを通じてタブレット端末にお送りさせていただきたいと考えておりますので,御了承いただきたいと思います。 ◎ 津川副委員長  確認については今日中に確認取れるということでよろしいのですかね。 ◎ 出口議長  確認というのは何なの。具体的にどういうことなのですか。誰に確認するのですか。 ◯ 牛田農林水産課長  関係の法令なりを確認させていただきまして,お出しできるようなものであれば,当然,お出しさせていただきたいと考えております。 ◎ 出口議長  関係の法令というのはよくわからないのだけど,予算決算常任委員会で審査をしているわけですよね。議会から質問も出て,関係団体,だって,事務局が事務をしているのでしょう,この団体については。それを議会に提示できないというのは,どう考えてもわからないのだけどもね。  私,委員でありませんので,皆さんに,委員長,諮ってくださいな,それでいいのかどうかということを。 ◎ 池渕委員  具体的には確認していますと,今,津川副委員長のほうから,いつ出すのみたいな話があって,したと思うのやけど,具体的なスケジュールとして,いつぐらいに出したいとか,今日の終了までにとか,あるいは,教育委員会が最終日にありますけど,最終日のときにとか,何かその辺で,具体的にここでどうこうというような明示ができるのだったら,それもあわせてお願いしたいのですけど,そのあたりはいかがですか。 ◯ 牛田農林水産課長  御提示できるかどうかという確認につきましては本日中に行いたいと考えております。それで,審査いただく日につきましては,委員長の都合にお任せいたしますが,来週の教育委員会終わりとか,そのあたりはお任せさせていただきたいと思いますので,お願いいたします。 ◎ 池渕委員  今日中に確認ができるという話であれば確認して,私らはですよ,出せないということにはならないと思っての話ですから,それは,ただ,そちら側の態度として確認という言葉が入るのだったら,確認した上で提出いただくということの運びで進んでいただけるのであれば問題ないとは思います。いかがでしょうか。皆様。 ◎ 吉見委員  この書類は会員の人に全部配っているやつでしょう。それで,資料が,監査というか,書いているのでしょう。これを何で向こうに確認してから出すか出さないかというて言うの。あなたのとこに書類はあるでしょう。それを見せてくれたらいいだけですよ。そんなの,確認とか別と思いますけど。 ◯ 茨木産業振興部長  本協議会については,事務局といいますか,事務については農林水産課のほうで行っておりまして,基本は,そういうことで,念を入れての確認というようなことで御理解いただきまして,できるだけ,そこで判断できるということになりましたら早急に皆さん方に提供したいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員  これ,去年の9月に一般質問してやっているやつですよ。これ一昨年にやっているやつですよ。そしたら,1年以上たっているやつが,何で書類をそろえて,いつでも来たら見せますよというふうに確認していないの。怠慢とちゃいますか。 ◯ 茨木産業振興部長  当然,協議会のほうから,変な形なのですけど,市のほうに実績という形で上げさせていただいていまして,課のほうにはそういった書類はございます。それを公表するかどうかというところで最終的にきっちりと判断して皆様方に,公表といいますか,お示ししたいということの最終確認の時間をいただきたいということでございます。 ◎ 吉見委員  会員全部に公表しているやつが何で市のほうに,市議会議員に公表できないの。おかしいと思いませんか,部長。 ◯ 茨木産業振興部長  最終的に,こういった書類を出すことについて,先ほど申しましたように,確認をして速やかに出せるものは出すというような対応でいきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員  副市長,どう思いますの,これ。確認しないと出せないと思いますの。それとも,会員全員にはやっているのですよ。市のほうも監査をちゃんと書いているのですよ。それで,出せるか出さないかを確認までしないとあかんのですか。 ◯ 三宅副市長  一昨年にどういう議論があったか存じていないのであれなのですが,市が加入する,言わば,他の団体,協議会という形の資料ということになるのですが,ただ,今回の平成31年度,令和元年度については,当然,決算が終わって市にもしっかりと団体から報告が上がってきていますので,令和元年度決算については問題もなく提供できると思います。  ただ,担当課から先ほど聞いたら,心配しているのは,令和2年度分の決算見込みについては,構成団体であるJAさんとか,支出先である猟友会さん,そういった所と,まだ最終的な事務局として調整ができていない段階で見込みをお示しするのはどうかなあと心配をしているということなので,令和2年度分については,若干,その辺の数値をここで公式に資料としてお渡しするのは今の段階ではどうかと,そういう心配をしているということだと思います。  ただ,委員のお話のように,当然,市が加入する協議会ですので,資料について出すことについては,何の問題も基本的にはないと思います。 ◎ 吉見委員  僕は過去3年間を出してくれと,令和2年度分はそんなに言っていませんよ。令和2年度分は何月何日に出したのかということを池渕さんが言っただけです。平成29年,平成30年,令和元年分を出してくれと言っているのですよ。 ◯ 三宅副市長  当方の受け止めで誤解があったので申し訳ございません。ただ,先ほどの議論で,令和2年度に120万円の補助金を猟友会に出していると。それで,今,令和3年度の予算の審議をしていますので,令和3年度になぜ100万円の補助が要るのかと,数値をちゃんと追っていくための令和2年度の,それでは,決算見込みはどうなのかというようなお話があったかと,私もそういうふうに理解して令和2年度も必要かなと思って。ですから,遡れば,令和2年度,令和元年度,平成30年度,この3年になりますので,令和2年度分がどうかという,そこで引っかかっていますので,それを除いてお出しできるものであれば何の問題もないと思います。 ◎ 池渕委員  私の解釈は,今,副市長がおっしゃっていただいた解釈のとおりで,令和2年度も,見込み数字でいいので,それは,こういうふうになりますと。ただ,前後はあるかもわかりません。これ,あって当然の話なので,最終に締めないとね。その確認が必要というのであれば,それは,していただいた後に提出していただければ,特段,それが今日中に確認できるということなので,今日の終了が何時になるかわかりませんけども,それまでにと,おおむねの目安で言えば夕方の4時半とか5時とかになろうかと思いますので,その段階で,あと2時間少々なので,お待ちさせていただくほうでいいと思いますが,いかがでしょうか。 ◎ 津川副委員長  これ,来週の月曜日が予算決算常任委員会の最終日になります。来週の月曜日,例えば,月曜日の朝にそういった資料を御提供いただいても,皆さん,資料の審査をしていただく時間というのが,予算決算常任委員会を進めながらになるので,なかなか,資料の中身の精査ができないと思いますので,できれば,先ほど吉見委員からありましたように,令和元年度以前の分で,令和元年から過去に3カ年分の資料と,あと,令和2年度分に関しては,確認がとれればということになるのですが,それを今日中ないし今週中に皆さんのiPadのほうに送信していただくということで,皆さん,いかがでしょうか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 津川副委員長  そしたら,そういった形で,本日中,明日,明後日,土日・祝日になりますので,できれば本日中に令和元年度以前の資料は御用意いただいて,令和2年度分に関しましては,先ほどお話いただいたように,確認がとれ次第,メールで,iPadで事務局経由で送っていただくということで,よろしくお願いします。 ◎ 吉見委員  できればでなしに,今日中に送ってくれないのなら,プリントしないといけないから困るのよ。うちにはプリンターがないから。 ◎ 津川副委員長  では,令和元年度以前の分は確実に,令和2年度は確認がとれたらということでよろしいですね。では,お願いします。
     ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川副委員長  よって,農林水産課に対する追加の質疑は終わります。  理事者交代のため小休いたします。                        [休憩 午後 2時44分]                        [再開 午後 2時45分] ◎ 津川副委員長  再開いたします。  日程表により,都市整備部の部局別審査を行います。審査の順番については,担当部長に一任いたしますので,指示願います。                       [まちづくり推進課より議案説明] ◎ 津川副委員長  以上でまちづくり推進課からの説明は終わりました。  これよりまちづくり推進課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  250ページ,2番の地域下水処理施設管理費,委託料,地域下水処理場水質分析計保守業務委託料,令和元年が326万円,令和2年が238万円,令和3年が346万円。増減の理由は何でしょうか。 ◯ 山本まちづくり推進課長補佐  地域下水処理場水質分析計保守業務につきましては,和田島ニュータウンにある2カ所の地域下水道処理施設の自動水質測定装置の保守業務として,毎年,必要な消耗部品の交換を行っているところでございますが,消耗部品についてはそれぞれ交換周期が決まっていることから,計画的に部品交換を行い施設の維持管理を行っているところでございます。  過去2年の実施内容について申し上げますと,令和元年度につきましては,エアポンプやダイヤフラム,メッシュフィルターなど毎年の交換部品に加え,3年の交換周期となっているエアフィルターやリチウム電池などの交換を行うのに326万2,000円。令和2年度については,毎年の交換部品に加え4年の交換周期となっている電池弁の交換を行うのに238万5,000円となっております。令和3年度につきましては,毎年の交換部品に加え,5年の交換周期であるセラミックヒーターやUVランプ電源などの部品費用として当初予算で346万1,000円を予算計上させていただいていることから,前年度と比べて増額となっております。 ◎ 吉見委員  252ページの5番,小松島飛行場周辺洪水対策事業で日の出内水地区14番で工事請負費187万円ですけど,これ,単独工事というふうになっているのですけど,これは,補助金はないのでしょうか。 ◯ 山本まちづくり推進課長補佐  小松島飛行場周辺洪水対策事業のうち,市単独工事としては,来年度,令和3年度は,日の出ポンプ場前を通る進入用道路である市道・和田島51号線の一部の道路工事を予定しております。本事業は,委員おっしゃるように,防衛省の国庫補助事業として事業を進めているところでございますが,防衛省と個々の工事や工種については補助対象かどうかの事前協議を行い,補助対象外となった工事や工種のうち,事業進捗に不可欠なものについては市単独工事分として計上しているものであります。 ◎ 吉見委員  そしたら,令和2年度の自衛隊前でも単独工事で,和田島ポンプ場建築工事で1,000万円あったのは,これも,そういうことでと思うのですけど,なぜ,ポンプ場の基礎工事が補助事業にならないのでしょうか。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  すみません。委員おっしゃるように,ポンプ場の基礎工事自体は補助対象となっております。しかしながら,基礎工事を行うに当たりまして,事前に県道からの出入り等,当初の設計段階で防衛省との間で協議を終えていなかった部分,これらにつきましては,後から対象とすることができませんので,県道の部分の道路工事と進入に必要な道路工事等をいらう工事の部分について単独費として計上させていただいております。 ◎ 吉見委員  ということは,先に協議しておれば,なる可能性もあったということですか。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  こちらの部分につきましては,直接,ポンプ場本体と関係ございませんので,必ずしも認められないというわけではございませんが,まず認められない可能性もあるということで,しかも,この部分につきましては,交付申請後に道路管理者との協議によりこの作業が必要になったということでこのような形を取らせていただいております。 ◎ 吉見委員  予算書では和田島ポンプ場建築工事1,000万円とあるのですけど,これは,道路工事というのですけど,どういうふうな工事なのでしょうか,教えていただけますか。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  予算上1,000万円とさせていただいておりますが,全てその工事だけということではございませんが,かいつまんで申しますと,県道の側溝のやりかえ,縁石の切り下げ,また,進入に必要な高さの調整等を行ったものであります。また,そのほかにも,個々,細かな部分はありますが,大まかに言えばそういった内容の工事をしております。 ◎ 出口議長  ファイルナンバー40の令和3年度下水道事業会計予算書,8ページの汚水処理構想策定業務委託料780万円ですけども,これは,新たに汚水処理の構想を策定するのでしょうか。内容を教えてください。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  汚水処理構想につきましては,大体5年に一度,ないし7年に一度になりますが,まず,県のほうで徳島県汚水処理構想というのを策定しております。前回の徳島県汚水処理構想は2017徳島汚水処理構想という名で策定されております。前回の2017徳島県汚水処理構想につきましても,その前年度の2016年度ですので,今からちょうど5年前の平成28年度に小松島市汚水処理構想を策定いたしております。各市町村の汚水処理構想を取りまとめて,次年度,ですので令和4年度に徳島県汚水処理構想,2022年となるのか令和4年となるのかはわかりませんが,再来年度に県全体の処理構想を取りまとめると,そういう流れになっております。 ◎ 出口議長  汚水処理については,過去にいろんな経過があって,最初は汚水公共下水道事業というようことで大々的にやるというようなことで国費も何億円かはもらっているような経過もありますけども,現在,どういうお考えでおるのですか,汚水処理について。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  汚水処理構想につきましては,当然,短期・中期・長期という形で構想を描いていくわけになるのですけれども,将来的に人口が減少していく中,どのような汚水処理,公共下水道による処理が適切なのか,また,合併処理浄化槽による処理が適切なのか,そのあたりも,来年度,業務の中で将来人口予想等を踏まえまして,改めて区域の設定の見直し等を図っていきたいと考えております。また,ある程度,小松島市の汚水処理構想が固まった時点で議会のほうにもお示しをしていきたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 出口議長  そういう御答弁が過去何回もずっと続いているわけですよ。私が言いたいのは,ここらでそろそろはっきりした方向性というのを出して,それに沿っていかなければ,いろんなところに影響が出ているように思いますので,地域指定もそうですけども,本当に指定だけして全然やる気がないというような,はっきり言って,そういう現状ですので,この際,例えば,大規模な公共下水道はやめて,さっきあなたがおっしゃったように,合併処理浄化槽に切りかえていくとか,そういうことを決める時期に来ているように思いますので,ぜひ,それがはっきりするような汚水構想をこしらえていただきたいと思います。 ◎ 津川副委員長  そのほか質疑ございませんか。 ◎ 杉本委員  お聞きします。日峯大神子広域公園の件なのですが,ここで施設工事,撤退工事するということですが,ここで旧の公民館も一緒にこのときにされるのですか。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  令和3年度の解体撤去で予定しておりますのは,昔,運動場,グラウンドですね,グラウンドやテニスコートの管理棟として使っておりました鉄筋コンクリートづくりの建物,あの部分と,繰越金等を利用しまして野球場の土塁の取り壊しを検討しておりまして,旧公民館につきましては,現在,埋蔵文化財の出土品等の仮整理に使っておるということで,来年度の取り壊しは予定をしておりません。 ◎ 杉本委員  実は,公民館周辺に民間の方の車がたくさん駐車しておりますので,もし工事をあそこでされるようになって,埋蔵関係で工事をするようになって車を撤去していただくようになれば,全然,早めに工事をしていただいたほうが地域の方も助かるかと思いますが,非常にたくさんおるのですよ,車が,10台ほど。ですから,そこらあたりも含めていただいて,また,管理棟のあたりができて,後でそういう状態になったときに,これは,教育委員会になるのですか,埋蔵の分で。わかりました。ありがとうございます。 ◎ 池渕委員  日峯の分で,今回,補正のところで整備計画の改訂業務委託料という形で300万円をつけた形になっているのですけども,今の,杉本委員が一般質問等でも常々言われておる中で,住民の方々が「どこまでどんなふうになっとるのか,ようわからんわ」という話が必ず出ると思うのですけども,基本的に,今の話もそうですし川北管渠の工事もそうでしょうし,グラウンドをどうする,金長さんをどうする,今後,これからずっと複合的に話が全体にあって,ただ,どこがどういうふうに動いていくかというところは霧の中で,はっきり見えないまま,お住まいになられている方々は「どうなるのだろうなあ」と首をかしげている状態が今まで続いておると思うのです。  これから,市長が方向性持って進めますよという形で旗を切ったわけですから,切った段階で住民の方々に,機会を捉えて,全体の流れの,1つに捕らわれた部分でなしに,今回,川北の工事があるならば,それに伴って全体がこういう形で進んでいきますよというようなお知らせをする場というのを,ぜひとも,改訂事業が当たるかどうかはわからないのですけど,それを踏まえて,受けたコンサルタントがやるかどこがやるかはわかりませんけど,それは,ぜひとも早期に実現をしてもらいたいと思いますけども,いかがでしょうか。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  今,委員のほうから御紹介ありましたように,現在,川北第二排水区の管渠築造工事が間もなく契約締結,そういう時期に来ております。また,工事の着手に当たりまして,恐らく年度を明けると思うのですが,地元の説明会を予定しております。そのときに,周辺地域の方に,今後,下水道事業の工事の説明だけでなく公園事業全体で,その時点でわかる範囲の説明をさせていただきたいと。いついつまでにこうやってこういうふうになっていきますよというあたりを,その時点でわかっている範囲でお知らせしたいと考えております。 ◎ 杉本委員  ありがとうございます。池渕委員のほうから言っていただいて,非常にいい御答弁をいただいたのですが。私も地元でいろんな方に聞かれるのですが,今のように,本当にスケジュールが,聞くたび聞くたびに,どちらへ行くのか,どうなるのかわからなくて,正味,中には「議員しよっても,おまえ,何にもわからないのやな」と言われることもありました。ですけども,それなりに私なりには説明はしておりますが,あまり先行して説明しますと,また変更しましたら,また間違った説明してもいけないということで,いろいろ,私も,この何年かの間はそういう苦労をしもってずっと来ました。今,池渕委員が言ってくれたことで,課長のほうからそういう説明があるということで,それでちょっとほっとしましたが,何かにしても,長い年月がたちますと,住民の皆さん方は,どうなるのかなあと非常にいろんな心配をしておりますので,適切なそういう判断をしていただいて説明していただくことは非常にありがたいと思います。はい,ありがとうございます。 ◎ 松下委員  先ほど来から,排水対策公共下水ないし排水対策というふうなところをおっしゃっている委員さん,よくおっしゃるのですけど,令和3年度,どういった所の,まず管ですね,排水路というところはどういう所を想定されていますか,箇所は。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  管渠工事の整備箇所についてという御質問でございましたが,現在の工事箇所として想定しておりますのが,金磯5号線沿い,先生御存じと思うのですけども,県道から入ってくる広い道から,某料理店といいますか,そちらのほうに抜けていく道,金磯7号線があるのですけれども,そちらのほうに,現在,過去に道路工事で築造した金磯地区まちづくり整備計画に基づく水路が完成しております。ただ,下水の計算上,その管だけでは必要な水を吐かない,流下させられないということで,そちらのほうにバイパス管をつくって,増補管ですね,バイパス管をつくっていくというような工事を計画しております。場所的には市道の敷地内ということで,工事にかかりますと,また周辺の方々に通行どめとかで御迷惑をおかけするようにはなると思うのですけれども,早急に工事を行って,極力,地元の方の負担をなくしたいと考えておりますので,また,御協力を賜ればと考えております。 ◎ 松下委員  ほかの所も聞きたいのですけど,今たちまち,今おっしゃられた所というのは,今までも十数年来やって上に上がっていっている所という所でなく,幹線のほうのメインのほうに何かこう,東西にですか,ぽんと,樋門なのかわからないですけど,カルバートか,何か,それを抜いて入れるというふうな認識でいいのですか。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  令和3年度に予定しております工事箇所というのは,まさしく,委員おっしゃるとおり,メインの幹線排水路に対して横断して新たに抜くという工事で,先ほど委員さんがおっしゃられた,今,途中までできている部分につきましては,課内で協議した結果,あそこに対しては,現在,設計までは完了しておるのですけれども,当時,設計が完了した段階での施工計画では工事を進捗させるのが難しいということで,一度,施工計画に対する修正の計画を立てようということを現在考えております。 ◎ 松下委員  個別にそこばかり聞くのも何なのですけど,多分,おっしゃられた所だったら,そこだけちょうど中間になって間であくのですよね。そしたら,進め方自体が,僕は,好ましかったかどうかがわからないのですけど,一番初め上からやって,下水だったら下からやるのが普通と思うのですけど,上からやって下からおわえてやって,また,家が近いので,多分,矢板を打ったりとか下がったりする可能性があるから設計を出したということなのですけど,あそこだけでも,普通,先につなげてやっていただくのが基本なのかなと思いますので,これ,要望にはなるのですけど,そちらも検討しておいていただければと思いますのと,それと,ほかの川北とかそういった所はありますか,予定されている管ですね。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  先ほど,杉本委員さん,池渕委員さんのほうからの質問で,公園の区域内で川北第二排水区,公園自体も川北第二排水区の区域内に入っておりますので,現在,山のほうから出る水を下のほうに,公園の中にはなるのですけれども,公園の大きな施設を迂回して下のほうに流すように計画をしております。その工事自体が,恐らく,来週あたりに契約になろうかと思われますが,来年度,令和3年度はそちらの工事を進めていく予定としております。公園区域内の工事になります。 ◎ 松下委員  予算も載っているのですけど,川南の所は,もう止まっているようなのでいいですか,事業認可だけもらって予算ベースでついていかないのですけど。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  この前,産業建設常任委員会で池渕委員さんのほうからも御質問がありましたが,今,川北第二排水区,また,金磯第二排水区の管渠を築造するのにかなり事業費も大きくなっており,また,今,2つの川北第二,金磯第二の事業が動いている段階で川南地区も動かすとなると市の財政にかなりな影響を及ぼすということで,現在,事業認可は取ってはあるのですけれども,事業自体は進められない状況になっております。 ◎ 松下委員  それと,予算反映等改善書が出されている分で,文言云々で市道認定と舗装とあるのですけど,これも,市道認定というのは路線を決めているのですか。それか,これから精査していくという形でいいのですか。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  おおよそ,この路線ぐらいは行けるだろうというのがあるのですけれども,当然,市道の認定に向かっては,各路線の市への寄附の状況,市の用地の取得状況,これらのあたりをいま一度精査し,例えば,交差点ごとの路線,どういう路線で,現在,市道や県道などの公道とつながっているか,そのあたりの状況を再精査して市道認定に持っていきたいと考えております。 ◎ 松下委員  これで言葉だけで終わらせてもらいたくないなというのがあってお聞きしているところがあります。といいますのが,多分,土地柄の事情でお話ししなくてもわかると思うのですけど,私の方とか,過去以来の経緯があるのですけど,持たれている所で,買ったり寄附とかいろいろあると思うので,一応やれたらいいなでなく,率先的にやっていくという意味合いで受け取ってよろしいのですか。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  市当局のほうも,それらを見越して,このたび,当初予算で,舗装工事ではあるのですけれども,工事費のほうも計上させていただいております。また,路線のほうが確定いたしましたら,また,当然,市道認定,区域の変更になるかもわからないのですけれども,そのあたり,告示ないし公表になっていこうかと思いますので,よろしくお願いしたいと思っております。 ◎ 松下委員  予算も触れていただいたのですけど,300万円,300万円とか,金額が多分ここまで大きくなく繰り越しの分だけで来ている部分なので,道路改良にかかるような,市道の認定基準に合うようなのを新設改良できるような基準の金額ではないと思うのですよね,単純に,舗装の打ちかえだけは。そんなのも踏まえて,市道認定の基準に当たるかどうか,どういうふうな運用でやっていくのか,またわかれば,今後,お聞かせいただきたいと思います。  続いてですけど,皆さん,いけますか。僕,申し述べてよろしいですか。 ◎ 津川副委員長  どうぞ。 ◎ 松下委員  当初予算の194ページ,合併処理浄化槽補助金,約1,400万円をつけていっているのですけど,補助事業というところで,これ,昨年とか決算のときも申し述べさせていただいているのですけど,何か,汚水処理を進めていくためにはこういった家庭排水をどうこうするかというところが非常に重要なのですけど,何か工夫というのはとられるのですか。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  工夫と言えるかどうか,まだ,前回に補助金のほうを増額してから実質約2年というところで,いま一度,補助金の増額による効果というところを見定めていきたいと考えておりますので,御理解いただきますよう,お願いいたします。 ◎ 松下委員  多分,初めから見定めながらやっていかれているとは思うのですけど,上げていきながらも。当然,上げて1年目でも,では,どれぐらい増えたのか,どういう事象で増えたのかでされていると思うので,これ,何でまだ聞くかというと,今般,まだこの後の住宅課にはなると思うのですけど,リフォーム助成等とか新しい独自の予算で出している分もあるので,そんなところを組み合わせたり,何か,きっかけづくりというところが強いので,単純にお金を出しただけで,では,皆さん,今単純に困っていないようなものであれば単独浄化槽でもなかなかかえたりしないので,そういった工夫をとっていただきたいなと思います。  それと,当初予算の244ページかな,立地適正化計画,これを出されておって,新しい居住誘導の場合,防災観点であると思うのですけど,阿南市とかもつくられてエリアごとになったら,そこの居住実態がある所から,ほかの所に,津波とかに備えて別の所に誘導するような施策を取っているのですけど,本市もそのような観点と思っていてよろしいのですか。 ◯ 篠村まちづくり推進課長  今回,立地適正化計画の居住誘導地域に,どうしても居住誘導地域について,防災に対する,災害エリアから外せられないといった場合につきまして,そこに防災指針を定めて,今後,計画的にどのような災害対策,防災対策を取っていくのかといったあたり,ハード・ソフト両面に関して防災指針を定めることとされておりますので,どうしても,居住誘導区域の中にそういった,災害に対する地域が残る場合にはそういう計画を定めていく,そういうふうな計画を現在進めております。令和3年度につきまして防災指針の中身の検討を行っていきたい,そういうふうに考えております。 ◎ 松下委員
     単純に思ったのが,小松島市は沿岸部にほぼ人口の多い所が面していて,そこから居住誘導といったらほとんど住む所がなくなるのですよね。そういう所もあって,安易に居住誘導も進めたりするのであったとしても,何か,予算というものをつけていかないと,単純に定めただけで,危ないよ,啓発だけで一個も実態が動かないと思うので,そういったあたりをしっかりまた見ていただきたいと思います。 ◎ 津川副委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川副委員長  質疑なしと認めます。  よって,まちづくり推進課に対する質疑を終結いたします。  小休いたします。                        [休憩 午後 3時28分]                        [再開 午後 3時40分] ◎ 津川副委員長  再開いたします。  次に,都市整備課から説明願います。                        [都市整備課より議案説明] ◎ 津川副委員長  以上で都市整備課からの説明は終わりました。  これより都市整備課に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 近藤委員  ファイルナンバーの39,238ページをお願いします。準用河川維持管理事業という当初予算に主に新規事業として,選択と集中というのを今回の議会の中でもたくさんお言葉を聞きましたけども,念頭に置かれまして,1,200万円の予算計上をしていただいているものと思います。今,課長のほうから市民の要望に主体的に取り組んでいくというようなこともいただきましたので,新しい事業として河川のしゅんせつ,それから治水事業を積極的に進めてもらいたいと思います。国の補助対象になるに当たっては制約もいろいろとあると考えますが,見通しも立てながら取り組まれているというように考えます。  一般質問で,前回,井内議員のほうから,前々回ですかね,ありました。大瀬川に関しましてのことを今おっしゃっていただきましたけれども,令和3年度には,それ以外にも具体的な取り組みをたくさん考えられていらっしゃると思いますので,もう少し具体的にお話をいただけますでしょうか。お願いいたします。 ◯ 原都市整備課長  近藤委員から御質問いただきましたので,お答えさせていただきます。まず,令和3年度の具体的な実施箇所から申し上げますと,河川については,準用河川大瀬川並びに広見川のほうを予定しております。大瀬川につきましては,県道宮倉-徳島線との交差部から下流側約200メートルの区間を予定しておりまして,広見川につきましては,中田町字広見の建島神社付近から,県道,主要地方道小松島港線を横断しまして2級河川新堀川の合流点までの約250メートル区間,2河川をメインに予定しております。  先ほど御質問にありました,いろんな,今回,国の緊急しゅんせつ推進事業債を活用するに当たりまして,採択を受けるために制約があるというふうな御質問だったと思うのですけども,緊急しゅんせつ推進事業債,この採択をまず受けるためには,河川ごとに整備の優先順位であるとか,あと,実施区間のほうを定めました河川維持管理計画などの個別計画をまず作成して,県の河川部局を経由した上で国土交通省の承認を受ける必要がございますので,まずはこの採択を受けられるように,まずは計画書作成などの事務手続のほうを優先的に進めてまいりたいというふうに考えております。 ◎ 近藤委員  ありがとうございます。取り組みに関してよろしくお願いをいたします。市内には,準用河川といいますとほかにもたくさんございますので,採択を受けていくに当たっての手順を踏んでいくとか,そういう要件をクリアしなければいけないということがあると思いますけれども,一番大事と思うのは,市民にとってそれができるだけ早くに還元される,できるだけ早くに市民の方に早期に適用や効果が求められていくということが利便性や安心・安全というものにつながっていくと思います。それに向けての段取り,手順を踏む,そして採択を受ける,それが重要になってきて,その先に迅速な市民生活につながっていくとは思いますけれども,このあたりのことに関しまして,市民にできるだけ迅速な利便性を提供するに当たっての手続等も踏まえ,市からの御意見もいただきたいと思います。お願いします。 ◯ 原都市整備課長  早期にということで御質問いただきました。先ほどお答えをさせていただきましたが,まずは,これ,財源を確保するということが最優先課題となりますので,国の有利な起債,緊急しゅんせつ事業債というものが令和2年度に創設されましたので,まずは起債制度の採択を受けることを最優先に,先ほど申し上げました個別計画のほうの策定,そして,国土交通省による承認を受けるための事務手続をまずは優先して取り組んでまいりたいと思います。  委員おっしゃられるように,準用河川というのはほかにもたくさんございます。令和4年度以降,今年度以降については,まずは現況調査のほうを実施いたしまして,河川の現状,河川断面の阻害されている状況であるとか,あとは,河川後背地の人家の密集度であるとか,そういった現地の状況についてまずは把握を行いまして,同時に,財政部局のほうとも調整を図りながら,対策実施箇所等について検討のほうを行ってまいりたいというふうに考えております。 ◯ 小林都市整備部長  私のほうから今回の新規事業について少し御紹介をさせていただきたいと存じます。昨年,国のほうにおきまして,防災・減災,国土強靱化のための5か年加速化対策というのが位置づけられました。以前からありましたが,5年間延伸されたことに伴いまして,これまで,なかなか,地方自治体のほうで緊急的に管理しております河川のしゅんせつなんかは単独事業で行っておりましたが,5カ年延伸されたことに基づきまして,このたび,先ほど担当課長のほうから御説明しました新規事業,緊急しゅんせつ推進事業債,それから,緊急自然災害防止対策事業債,あと一つ,起債のほうが3つ拡充されました。ごめんなさい,今手元にないのでわからないのですけど,この3つが拡充されたことに伴いまして,地方自治体のほうで緊急的に河川のしゅんせつに充てられる地方債を発行することができるようになりました。ただ,期間が令和2年度から令和6年度という期間でございますので,この間で,できる限り効果が出るようなこと,今すぐリスクを回避できるようなことを,今後,2本の河川を紹介申し上げましたが,その河川以外にも,また,排水機場におきましても,有利なこういった財源を使える箇所を今後しっかりとスピード感を持って適用していきたいと考えておりますので,今後とも御指導賜りますよう,よろしくお願いいたします。 ◎ 近藤委員  ありがとうございます。よくわかりました。令和2年度から令和6年度までの,国の,できるだけの採択を受けられますように,そして,5か年加速化計画の強靱化,加速化計画,この財源を使いまして,できる限りの準用河川の整備に努めていただきたいというように思います。  もう一点,申し訳ございませんが,ファイルナンバー39の26ページを御覧ください。お願いします。この中で緊急自然災害防止対策事業債として4,560万円が市債として計上されています。先ほども有利な支援があるというような御説明をいただきましたけれども,70%が交付税措置率として大変有利な形態となっていると私自身も感じます。このことを踏まえた上で,247ページ,同じファイルナンバー39です,247ページをお願いします。  247ページの中の排水機場管理運営事業,それと253ページ,排水路維持管理事業,これらの歳出に関して,この事業という内容については,非常に,起債対象になっている事業に関してはどういうのが具体的に当てはまっていくのかというのは御説明をいただきたいところであります。お願いいたします。 ◯ 原都市整備課長  御質問いただきましたので,お答えさせていただきます。緊急自然災害防止対策事業債4,560万円を活用いたします内訳につきまして御説明させていただきますと,大きく分けて2事業,先ほど委員からも発言していただきました247ページの排水機場管理運営事業,それと排水路維持管理事業,この2つを大きく分けて自然災害防止対策事業債の活用を予定している事業でございます。  起債を充てる事業の詳細な内容につきましては,先ほど当初予算の説明のほうでも申し上げましたが,まず,排水機場管理運営事業につきましては,小松島町の元根井にございます川北排水機場の老朽化,非常に設置からかなりの年数,40年以上たっておりますポンプ場でありますが,そちらのほうの3号,横軸車両ポンプという大きなエンジンポンプ,口径1,000ミリのポンプでございますが,そちらのほうの改修,並びに,エンジン,ディーゼルエンジンですが,それを起動するためのコンプレッサー,空気圧縮機,この2つが老朽化しております。それの改修工事費といたしまして,まず,4,140万円の起債の充当を予定しております。  253ページの排水路維持管理事業につきましては,先ほど申しましたが,測量設計業務委託料として420万円を計上しておりますが,これは,まず,将来的に非常に水路壁等が老朽化して一部崩落とか倒壊をしている区間がございます。それらを,将来的な改修・修繕に向けまして,まずは現地調査並びに測量を行う費用として420万円を計上しております。この2つの事業に自然対策防止対策事業債を充当したいというふうに考えております。  同起債につきましては,現時点ではまだ国のほうから詳細な情報のほうが下りてきておりませんで,採択要件等のこさいについてはまだ明らかにはなっておりませんが,情報といたしまして,令和3年度から対象事業が拡充されております。従来は,自然災害防止対策事業債というのは河川事業に限定されておったのですけども,拡充されたことによりまして,河川の支流対策であるとか内水氾濫対策,下水道事業なのですけども,それらの流域治水対策のメニューが新たに追加される予定となっています。このようなことから,こういった排水路であるとか排水機場などの内水排除,そちらの基幹施設の改修につきましてこの起債制度を活用する予定としております。  採択に向けては,先ほど申しました緊急しゅんせつ推進事業債と同じく,まずは施設ごとの個別計画のほうを作成いたしまして,国土交通省の承認を受けた後に初めてこの起債が使えるということですので,まずは採択に向けた手続のほうを進めてまいりたいというふうに考えております。 ◎ 近藤委員  ありがとうございました。具体的に現在のこと,そして未来的なこと,それを見据えて,細かなところを,老朽管のところを直していっていただくというようなことの御説明をいただきました。それから,事業に対して拡充はするというところが,流域治水体制が定まっているというところも,そこも,以前にはなかったものが国の事業には入っておりますので,今,市民の皆様が,利便性というものを大きく,それを叫ばれているような声が届いてくるような気がします。たくさん,生活していく中で困っているところというのが意外に身近なところにありますので,そういうところに国の事業を利用していただきまして,手続等,非常に手順を踏んでいただきながらですけれども,継続的にこの事業を使っていただきまして取り組んでいただきますよう,どうかよろしく御要望いたしたいところであります。 ◎ 松下委員  関連ですけど,準用河川もですけど,先ほど,年次的に令和6年度までというところで,全体計画で4,800万円出ているのですけど,先ほどおっしゃっていた,たちまちは大瀬川と広見川のこの分,今から個別計画をつくるとおっしゃられているのですけど,この2本の金額と思っておいてよろしいのですか。 ◯ 原都市整備課長  1,200万円については,この2河川で1,200万円というふうに計上しております。 ◎ 松下委員  しゅんせつに対してどこまでどういったものができるかなとわからないところがあるのですけど,単純に個別施設計画にしても,恐らく,多分,入札をかけて,全体事業費が4,800万円だったらこれの1割ぐらいが設計代とか,そんなのにとべへんのかな,実際こんなに,どこまでできるのかなというのがあるのですけど。 ◯ 原都市整備課長  1,200万円というのは,土砂の撤去並びに草木の伐採ということで1,200万円のほうを計上しておりまして,しゅんせつに関しましては,特に測量設計をかけるという予定ではございません。 ◎ 松下委員  では,意味合い的には2河川の全部のしゅんせつが終わるという意味でよろしいですか。 ◯ 原都市整備課長  令和3年度につきましては,先ほど近藤委員さんのほうで申し上げました,大瀬川につきましては200メートル区間,広見川については250メートル区間というふうに考えております。まず,令和3年度に計上させていただいたのが,非常に,現地の草木の繁茂状態であるとか土砂の堆積状況が一番ひどい区間をまずは優先的に上げさせていただいておりまして,来年度の緊急しゅんせつ推進事業債の採択を受けるための個別計画の中で対策の優先順位というものを定めます。河川の全延長に対して,しゅんせつを実施する区間を定めまして,それの優先順位順に年次的にやっていくと。まずは,令和3年度につきましては,そういった,堆積阻害が一番ひどい所から取り組んでいくということで1,200万円,先ほど申しました200メートル区間と250メートル区間のほうを計上しております。 ◎ 松下委員  それはお聞きしたのやけど,確認で,全体計画で,毎年度,令和3年度も1,200万円,令和4年度も1,200万円,令和5年度も1,200万円,令和6年度まで1,200万円で,今のところ,全体結果で4,800万円というふうに想定されていると思うのですけど,事業費の全体というのが,大瀬川と広見川に全部使って,全部でしゅんせつして終わるのかという確認で聞きたいです。 ◯ 原都市整備課長  すみません。1,200万円については,令和3年度で,すみません,令和4年度以降の額については,先ほどお答えさせていただきました,まだ,ほかの河川も含めてなのですけども,実施予定数というのは現在は確定しておりません。ただ,起債制度につきましては令和2年度から令和6年度までございますので,起債の制度があるうちはぜひとも活用をさせていただきまして,当然,準用河川,市内で7河川ございますので,そこでも現地調査等を入れまして,当然,そのほかに阻害している場所,土砂や草木が原因で河川の流下が阻害されている箇所について,令和4年度以降も続きまして事業のほうを実施してまいりたいというふうに考えております。 ◎ 松下委員  重要事業形成過程説明シートにこうやって書いてあるから,全体事業の中で例年でなかなか読めないところがあるから書かれているのですけど,多少前後する可能性は十分あり得るという認識でよろしいですね。 ◎ 杉本委員  今,元根井地区の3号機を説明されたわけですが,これ,従来ずっと国内で過去に水がたくさん出まして非常に困っておったんですが,そのときに,早く機械をしてくれというお話だったのですが,非常に機械はお金がよく要るということで延び延びになって,今,若干,地域の水質についてはまずまず安定してきたころに,いよいよ,こういうふうな,内容的に3号機を整備していただけるということで。この前も,あそこの横の市営住宅のある所が,排水が非常に多くて困っておるということで,この間,その工事もしていただきまして,住宅の皆さんもほっとしておりますが,今回,こういうふうに,これ,何月ごろにできるかわかりませんが,できますと地域の皆さんも非常に安定するのではないかなあと,安心すると思いますが,いつごろ,大体,これ,なるのですか。 ◯ 原都市整備課長  御質問にお答えさせていただきます。当初予算で計上させていただいております3号ポンプというのは,今既に現場には座っているポンプなのですけども,設置からいいますとほぼ50年を経過した,かなり老朽化したポンプです。一度,平成26年度にポンプの詳細な点検等を行いまして,ポンプの外側だけでなく内側からもカメラを入れて一度調査をいたしました結果,ポンプの回転する主軸というものがございますが,主軸のほうがかなり老朽化して,最悪は破断するおそれもあるという点検結果が出ております。そういった老朽化の状態をそのまま放置しておきますと,いざ,台風とか大雨が来たときには,運転ができない状態にはなっていけませんので,今回,令和元年度にも1号ポンプのほうは改修しておりますが,それに続きまして,令和3年度に3号ポンプ,口径1,000ミリの横軸ポンプの分解整備,オーバーホールと言われる改修を行います。  御質問のあった,いつごろできるのかということにつきましては,ポンプである以上,台風時期までは現場に残しておきたいというところがございますので,工事の発注は大体8月からさせていただきたいと思っていまして,そういった交換部品の製作に先行してかかりたいと思います。現地のほうには8月,9月,10月,台風時期までは現地に残しておいて,実際,渇水期と言われる11月以降に現場から取り外しまして工場のほうにおきまして整備を行う。完成予定につきましては2月末ぐらいをめどに工事を完了させたいなというふうに考えております。 ◎ 杉本委員  2月ごろということで。実は,なぜ聞きますかといいますと,市役所の横の前のポンプが過去に調子が悪くて,私は質問したことがありますが,それが,1年たってもできず,ある議員の方が辛抱を切らせて「いつできるのだ」という発言もこの場でされたのですが,そういう経過がありまして,あの部門も油が漏れるということでオーバーホールしなくてはいけないのではないかなというお話もさせてもらったのですが。その時点で,今のように分解して調べてどこそこ直せばいけるという話まで答弁は聞いておりましたが,整備がずっとできずに放っておいたという経過がありますので,そこらも十二分に,言った部門については,市長も災害については非常に力を入れておられますし,地域住民の皆様方には水の問題については非常に恐怖心を感じておりますので,そこらあたりについては,ここの3号機だけでなく,小松島市内にはいろんなポンプがありますが,費用としては非常に莫大なお金が要るそうではございますが,人の命がかかっておりますので,そこら辺についても,これからも十分に点検していただいて市民の安全にお願いしたいと思います。 ◎ 広田委員  令和2年度から令和3年度の繰り越した分の中で緊急用のヘリコプター離発着場の整備事業というのが400万円ほど,次年度へ繰り越されていますが,最終いつごろ完成の予定で進めていかれるのか,お聞かせ願えたらと思います。 ◯ 原都市整備課長  御質問にお答えさせていただきます。ヘリポートの設置工事につきましては,現在,工事の入札公告中でございまして,来週ぐらいに開札が行われまして3月末には契約が行われる予定でございます。工事につきましては,ヘリポートのヘリコプターの実際の離着陸を行う部分,Hのマークを設置する工事と,あと,すみません,それに伴って,設置着陸帯につきましては障害物があってはいけませんので,それらの障害となる施設の移転等を行います。現時点での工事の完了見込みでございますが,7月中をめどに完成を考えております。 ◎ 広田委員  緊急用のヘリコプターということで,多分,防災ヘリとかドクターヘリの活用もあるだろうと思いますので,できるだけ早くの完成をよろしくお願いしたいと思います。 ◎ 津川副委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  235ページ,14番の工事請負費,単独事業で2,300万円入っていますけど,これ,50万円減になっています。また,15番の道路補修用材料費が350万円で250万円,200万円というふうに下がっているのですけど,昨年度は生コンクリートミキサーを,砕石料と聞きましたが,今年度はどういうことでしょうか。 ◯ 原都市整備課長  御質問にお答えさせていただきます。工事請負費につきましては,2,300万円は,昨年度から減少しているのと,原材料費についても50万円減っているという御指摘でございます。工事請負費につきましては,担当課といたしましては,日常の道路パトロールであるとか,あと,路面性状調査と言われる舗装面の状況の把握等を行っておりまして,そういった調査の結果であるとか,市民の皆様方からの改善の要望等に基づきまして,個人の必要箇所を抽出して予算要求のほうはさせていただいておりますが,当初予算額につきましては,財政部局を含め,庁内における協議・調整を経まして算定されたものでございます。  ただ,道路を管理する担当課としては,当然,市道を良好な状態に保たなければならない,適正に維持修繕を行って,一般の交通に支障が及ばないように努める必要がございますので,当然,これも,現場の状況を十分に注視しながら,緊急性等に応じまして,予算に不足が生じる場合については,その都度,補正のほうで対応させていただければなというふうに考えております。  原材料費につきましては,令和3年度の予算要求に当たりましては,近年の決算の実績のほうを精査いたしました。直近3カ年,平成29年度,平成30年度,令和元年度の決算額のほうを精査いたしました結果から当初予算額の要求をさせていただいたところでございます。また,一方で,昨年の委員会でもお答えさせていただいておりますが,ミキサーを使用した直営作業によるコンクリートの練り混ぜ,これで材料のロスを抑えるという取り組みであるとか,あと,水道課からいただいています水道課の緊急工事等で発生する砕石がございますが,そちらを利用するであるとか,従来からのそういった取り組みに加えまして,現在は直営作業で側溝ぶたの製作等までもやっております。そういった新たな取り組みを今後も続けまして経費節減のほうに努めてまいりたいというふうに考えております。 ◎ 吉見委員  去年も砕石料で今年も砕石料で,100万円も砕石料で落とせるのですか。 ◯ 原都市整備課長  原材料費につきましては,昨年度が,たしか250万円だったと思います。今年200万円ということで50万円減となっております。 ◎ 吉見委員  その前が350万円よ。 ◯ 原都市整備課長  350万円というのは,すみません,平成30年度ということでしょうか。平成31年度,はい。原材料費の,これ,決算額を見ておりますと,近年,舗装の合材費のほうが減っております。これ,何かと申し上げますと,舗装の直営作業で,市が保有しております舗装用のローラーという締め固めの機械があるのですけども,非常に,実際に工事で使うものと比べますとかなり小さいもの,ハンドガイドのローラーなのですけども,そちらのほうと,あと,直営の部隊ということは職員のほうが行いますので,あまり,舗装を直営作業で大規模でやりますと品質の確保の面では問題がございます。舗装の作業につきましては,ある程度,小規模なものに限定のほうをしておりまして,ある程度中規模・大規模につきましては工事のほうで対応というふうにしておりますので,そういった,舗装の合材代,そちらのほうは以前に比べると年々減ってきているといった状況でございます。 ◎ 吉見委員  237ページの交通安全施設整備事業,580万円で220万円減っているのです。それで,ガードパイプが5万円で20万円減っているのです。令和元年が50万円で令和2年が25万円,今年度5万円,毎年こういうふうに減っているのですけど,ガードパイプがなくて用水路に車の脱輪や,児童が自転車で落ちている所があります。そういう所もやってほしいのですけど,これ,50万円あったのだからいつかはできると思ったら,これ,5万円になったら全然,そういう所はできないのではないですか。 ◯ 脇谷都市整備課長補佐  交通安全施設整備事業の予算につきましては,交通違反等の反則金を原資に国から自治体に配分される交通安全対策特別交付金の交付実績額に合わせて算定していますが,年々交付額が減少している状況にあります。それで,このことから,本事業とあわせて,道路橋梁整備交付金事業,防災安全整備計画におきましても国の防災安全交付金の交通安全対策のメニューがありまして,そちらを活用して交通安全施設の整備に取り組んでいる状況であります。令和2年度では,幹線・和田島線におけるグリーンラインの設置や,立江5号線における歩道の設置工事等を実施しておりまして,令和3年度におきましても,令和2年度に引き続いて,立江5号線における歩道整備工事や,和田島小学校区,新開小学校区における交通安全施設設置工事に取り組んでいく予定としております。担当課といたしましても,本事業は交通事業対策にとって重要な事業でありますので,今後も有利な財源の確保に努めてまいりたいと考えております。  また,委員おっしゃられました,当初予算額が5万円になっているという施設修繕料の減についてですが,当初の予算額については庁内における協議・調整を経て決定したものでありますので,道路補修担当職員の直営作業による対応や工事などによって出る現場発生品などの再利用等を図るなど,経費削減を努めてまいりたいと考えています。また,工事費も含めまして,緊急性や必要性に応じて予算に不足が生じる場合は補正にて対応させていただきたいと考えております。 ◯ 小林都市整備部長  私のほうから,先ほどの吉見委員の,施設修繕料ですか,それと,交通安全についてあわせて答弁させていただきます。施設修繕費につきましては,先ほど担当課長のほうから申し上げましたように,これまで穴埋めとか自営の作業で舗装を施していましたが,なかなか,品質が悪いというわけではございませんが,本来,舗装は7年もつとなっているのです。そこが,我々が部分的に施した場合は,また穴があいたりどこかに水がたまったりしてどんどんどんどん補修が必要になってきておりますので,そういったことがないように,新年度におきましては,実は,私のところで水道部も所管しておりますので,水道部,都市整備課,それから,先ほどまちづくり推進課のほうでも,このたび,初めてといいますか,金磯地区のほうで300万円,場所はこれから検討していくということで場所までお答えできませんでしたが,300万円の舗装工事を,今回,計上させていただきました。そういったことから,今後,そういった舗装を,品質といいますか,本来あるべき,体力を持つような舗装を施していきながら,緊急性のある分については補修していかなければなりませんので,そういったことで補修費については少し減額しております。  交通安全の対策費についても,委員のほうから御指摘がありましたが,少しずつ減少しておりますが,一方で,国土交通省の社会資本整備総合交付金,ここの交通安全の交付金も使いながら,違った交付金を使いながらそういったことも施しておりますので,ある程度,課も横断的にやりながら,国の補助制度についても,国土交通省1本でなくって,総務省の,先ほど近藤委員のほうから御質問ありましたが,そういった起債事業なんかも総合的に使って,市民が安全・安心に暮らせるまちづくりの実現についてしっかり取り組んでまいりますので,今後とも御指導のほどをよろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員  科目が変わったら僕ではわからないのです。だから,そういうことを先に説明してくれないと困るのです。それで,ガードパイプは5万円になっていますけど,幾ら請求したのでしょうか。
    ◯ 原都市整備課長  施設修繕料につきましては75万円の要求をさせていただいておりますが,内示は25万円という結果でございます。 ◎ 吉見委員  ガードパイプのほうは幾らですか。 ◯ 小林都市整備部長  私のほうから,先ほど申し上げたことについて,もう一度,御説明しますけれども,今,委員のおっしゃっていますのは,237ページの事業2の交通安全施設整備事業の10の需用費の施設修繕料と思います。修繕料については,部分的なところもございますので,そういったことでなくて,抜本的に,先ほど交通安全の交通違反の特別交付金というのがございますので,それを使って修繕でなくて抜本的に直していく,それによって長期間,本来あるべき耐用年数を持たせていくといった考え方に基づいて,今後,進めてまいりたいと考えております。 ◎ 吉見委員  市民の人は,脱輪とか,子どもが用水路に落ち込んだとかいうのは,あんたが悪いからやと親は子供に言うし,自分が落ち込んだ場合は恥ずかしいからといって市のほうに改良してくれと言わないのです。だから,僕らも,ここは危ないなと思っても,落ち込んでいないから何も言えないなというふうな感じなのですよね。それで,1カ所落ち込んだらすぐガードパイプをするのですよ。そうではなしに,部長が言うように,市民の安全を確保すると言うのだったら,市の担当者が,本当に,道路パトロールに回って,それで,危ないなと思ったら先にやってほしいのです。だから,足らなかったら補正をするというのですから,質問をこれで終わります。 ◎ 津川副委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川副委員長  質疑なしと認めます。  よって,都市整備課に対する質疑を終結いたします。  小休いたします。                        [休憩 午後 4時40分]                        [再開 午後 4時50分] ◎ 津川副委員長  再開いたします。  次に,住宅課から説明願います。                         [住宅課より議案説明] ◎ 津川副委員長  以上で住宅課からの説明は終わりました。  ここで,委員の皆様に御報告申し上げます。  本日の会議時間は,議事の都合により,あらかじめこれを延長いたします。  これより住宅課に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。 ◎ 佐野委員  ただいま説明いただいた田野団地の除却工事で4,946万3,000円,約5,000万円が入っているのですけれども,また,今聞いたところは,産業建設常任委員会でも聞いたのですけれども,跡地利用は決まっていないし,また,売却をしたら市の歳入にもなるというような声も聞いたのですけれども,あと,市営住宅を建てるとか,何か利用目的はないのか,再度,確認のために聞きたいと思います。 ◯ 柏木都市整備部副部長  お答えいたします。解体工事の予算を計上してはおりますが,新年度になりましたら,いま一度,事業についての適正について検討を行う予定としておりますので,それ以後の発注になろうかと思います。 ◎ 佐野委員  いつ除却するのかというのを聞こうと思ったのですけど,今,その予定もないということでお聞きしました。そしたら,地元の田野団地とか田野協議会の人が,できたら住宅地にしてほしいと。田野団地は,市営住宅も含めて,多いときは99軒ぐらいあったのですけれども,今のとこは50軒そこそこになっているので,住宅地にして,市の財政を潤すとともに,小松島市の人口を増やしてほしいという地元からの要望もあるし,私もそう思うので,1回更地にして,跡を何に使うかというのを考えるのでなしに,利用目的が決まってから除却してほしいと思います。  それと,民間だったら,建物をあるごしに払い下げをするとか,除却して払い下げとかいうて2つの方法があるのですけれども,もし,そのままで払い下げができるのだったら,5,000万円も無駄にお金をかける必要もないし,市の有利な方法を考えていただきたい。地元及び私らの要望なのですけれども,利用目的が決まってから除却をしていただきたいと思います。さっきの,考えるという話だったのですけれども,もう一回,確認でお答えいただきたいと思います。 ◯ 小林都市整備部長  佐野委員さんの御質問に私のほうからお答えをさせていただきます。まさに,佐野委員さんがおっしゃったように,住宅地として再利用する,これによりまして市民の人口が増える。まさに,そういったことが,私も同様の考えでございます。私もネーミングライツとかいろんなことで企業を回りましたら,小松島市って高速道路もできるし住宅地が欲しいなという要望もございました。そういった需要もあるということで,そういったことも視野に入れて考えてまいります。  それから,先ほど担当副部長のほうから,まことに恐縮なのですが,工事請負費として除却費4,946万3,000円を計上させていただいておりますが,この額で除却して幾らで売れるのと言ったことも含めて,先ほど,担当副部長からもそういった意味で御説明しましたが,このお金を使って除却して,あと,そのまま売るのか,今,委員のほうからも御提案がありました,建物を残したまま除却も含めて売却するのか,いろいろ考えられますので,それは,一つの課でなくて横断的に庁内で,今後の跡地利用も含めて,執行に対してはそういったことも含めて検討の上,慎重に執行してまいりたいと考えております。また,委員さんのほうからもいろんな御提案もいただきたいと思いますので,今後とも御教示賜りますよう,よろしくお願いいたします。 ◎ 佐野委員  地元の協議会もぜひ住宅にしてくれという話ですので,また,要望書を上げてもいいと思うので,ぜひ,そういう住宅にしてほしいと思います。そういういろいろ精査をしてから除却をするというようにしていただきたいと思います。 ◎ 松下委員  これに関連してというのではないですけど,先般の総務課の部局別のときにも申し上げたのですけど,そのときでしたら,何が言いたいかと言うたら,ここは用途廃止になりますよと,行政財産から普通財産に変わりますよと,その後,総務課の所管になりますよというふうにお聞きしたのですけど,いや,私,そんなのは知らんわというふうな答弁だったよね,ニュアンスが。それでは,僕はいかんと思います。というのが,ほかでも,市営住宅でも,これから除却していく対象の所が多々あります。先んじて,先に,ここが,では,いついつ除却するんやな,では,空き地になるんやな。まずは,使うか使わないか,持っておくか持っておかないかというふうなところを,先ほど部長がおっしゃったように,課をまたぐのですけど,事前に,今ある除却の予定のやつを全部出して,1回あらかじめしとっていただきたいなと思います。横断的にやるのであれなのですけど,やっていただけますか。 ◯ 小林都市整備部長  今,松下委員のほうから御質問いただきましたが,私も同様の考えでございまして,先ほど御答弁申し上げましたとおりでございますので,しっかりと,今後,集中と選択ということで,財政厳しい中,事業についても効率的・効果的な執行をしてまいりたいと考えておりますので,今後とも御教授賜りますよう,よろしくお願いいたします。ありがとうございます。 ◎ 四宮委員  民間の建築の耐震事業のことについてお聞きします。先ほど,小松島市木造住宅耐震改修奨励リフォーム補助金についてお話あったと思うのですけど,これ,もう少し詳しく教えてもらえますか。 ◯ 柏木都市整備部副部長  お答えいたします。今までの耐震化工事によりますと耐震改修事業にのみ充てられる補助金でございましたが,さらに,これに15万円を加える事業展開とするところでございまして,例えば,耐震工事の対象の工事費が限度額を超えた部分についても15万円を利用することができますし,かつ,風呂のリフォームとか外壁のリフォーム等をなさる場合にも御利用いただける柔軟性に富んだ事業となっておりますので,あわせて,耐震化工事の取り組みがしやすくなるような形を住宅課でも期待しておるところでございます。 ◎ 四宮委員  そこが聞きたかったのですけど。加えて補助をしていただけるという,従来の耐震の補助金の上に,1戸につき15万円掛ける20戸分ということでさっき説明があったと思うのですけど,そしたら,さらに従来の耐震とこれとあわせて,天井というか,どこまで補助は可能なのですか,1戸について。 ◯ 柏木都市整備部副部長  合わせまして125万円の補助金を活用することができます。 ◎ 津川副委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 広田委員  261ページの空き家等対策事業の中で12の委託料の下ですが,空き家等実態調査委託料627万円。これは,どんなのですか。令和3年度の分でいくのですか,令和2年度の実績を踏まえての令和3年度の数字なのですか。 ◯ 柏木都市整備部副部長  空き家等実態調査委託料につきましては,先ほども御説明差し上げたところですが,空き家等対策計画を策定するに当たりまして,平成28年7月から8月にかけて行った実態調査の約5年を経過した現状のフォローアップ調査を予定しておるというところでございますので,現状の空き家の実態を再度調べるということでございます。 ◎ 広田委員  わかりました。このごろ,空き家がかなり増えていっていますので,過去の調査のときの数字より大幅に,多分,確実に増えると思います。  それと,その下の補助金のところで老朽危険空き家除却支援事業補助金が800万円ほどついていますが,これは,対象は何戸ぐらいの予定でいきよるのですか。 ◯ 柏木都市整備部副部長  800万円につきましては,1軒当たり最高額の80万円の10軒分の費用でございます。毎年のことでございますが,国費・県費・市費の3つの費用を合わせまして事業展開しておりますので,どちらかの内示額が10軒を下回った場合にはその額で運用するようになるかと存じます。 ◎ 広田委員  終わります。ありがとうございました。 ◎ 津川副委員長  そのほかにございませんか。 ◎ 吉見委員  1つ確認ですけど,リフォームのやつはブロックだけでもいけるのですか。耐震を家と両方しないとブロックはだめなのですか。 ◯ 柏木都市整備部副部長  ブロックの安全対策事業は独立しておりますので,ブロックだけ単体の申請をお受けすることができます。 ◎ 吉見委員  261ページの空き家等対策事業で広田さんが聞いたのですけど,これ,新聞に入っていたのですけど,移住定住で空き家活用まちづくり促進といってあるのですけど,ABCに分けて,それが5年もたてばまた悪くなるというので,そうではなしに,一番軽いやつを移住定住のほうに活用すれば除却しなくてもいいというふうになるのですけど,そういうふうに,部長が言いましたように,横断的にやる意思はありませんでしょうか。 ◯ 柏木都市整備部副部長  お答えします。過去5年間の実績でございますが,当課で実施いたしました耐震補強工事の施工例が51軒ほどございまして,平均工事額は450万円ほどでございます。移住定住を目的とする空き家に対して耐震改修補助を活用した工事を施工することは可能でございますが,軽度の耐震補強工事で十分な空き家を厳選して運営されているのでしょうか,委員御紹介のような形で空き家をお貸しするビジネスモデルの展開を当市で行うことはなかなか難しいかと存じます。  また,当課では老朽危険空き家の除却を中心に各種の事業を実施しておりますので,移住定住を担当する部署とも連携しまして事業展開の可能性を研究してまいりたいと考えます。 ◎ 吉見委員  新聞の記事によれば,県や国の補助金を差し引けばとあるのですけど,県や国の補助金というのはどれぐらいあるのでしょうか。 ◯ 柏木都市整備部副部長  先ほど申し上げた125万円の事業補助金が活用できようかと思いますが,補強の度合いによって受けられる補助金も変わってまいりますので,最高額を受けるような工事をする物件ですと,なかなか,委員御紹介の1万5,000円は難しいのではないかと考えるところです。 ◎ 吉見委員  移住定住のほうと相談して検討してください。  263ページ,住宅移転事業の補償費,住宅移転費100万円で増減なしなのですが,どのようなときに住宅移転費を出すのでしょうか。 ◯ 山越住宅課長補佐  住宅移転費の支出対象としましては,小松島市営住宅建替事業等の施行に伴う移転料の支払に関する要綱に基づき,市営住宅建てかえ事業によりほかの住宅に移転した場合や,老朽化等が著しく通常の営繕修理では不都合の改善が望めない場合にほかの住宅に移転した場合などが該当するため,田野団地や喜来団地,立江の清水団地などからの移転が対象となっております。 ◎ 吉見委員  1軒当たり幾ら出すのでしょうか。 ◯ 山越住宅課長補佐  1軒10万円を限度に支給しております。 ◎ 吉見委員  259ページの住宅営繕事業1,100万円,平成31年が2,897万円で1,797万円の減になっていますけど,これで住宅の営繕作業はいけるのでしょうか。 ◯ 山越住宅課長補佐  住宅営繕事業についてですが,住宅営繕消耗品111万円及び住宅小修理607万円につきましては,昨年度と同額を予算計上させていただいております。吉見委員御指摘である住宅営繕費の年度間における差額についてですが,市営住宅営繕工事費の増減によるものになりまして,令和3年度につきましては和田島排水機場ポンプ3号機の改修工事等を予算計上しておりますので,昨年度と比較して住宅営繕費が1,199万2,000円増額となっております。 ◎ 吉見委員  間違っていたのですね。  263ページ,工事請負費,市営住宅営繕工事1,116万円で,令和2年度200万円だったらと思うのですけど,これは,どういうことでしょうか。 ◯ 柏木都市整備部副部長  工事請負費につきましては,長寿命化計画に基づく営繕工事を計上いたしておりますので,令和3年度は和田島排水機場ポンプ改修工事でございましたが,今年の令和2年度分につきましては小集落住宅の改修を予定しておったのですけれども,入居者との折り合いがつきませんのでしたので,実施ができておりません。 ◎ 池渕委員  今,ちょうど出たので,小集落の,引き続きついていないので折り合いがつかないという話なのですけど,まだ未施行部分があると思うのですけど,今後の方針として,折り合いをつけるための交渉を引き続き続けるのか新たな箇所づけでやるのか,このあたりの方針は今どのようにお考えですか。 ◯ 柏木都市整備部副部長  小集落の改善事業につきましては,2戸で1棟を構成する住宅で,鉄筋コンクリート二階建ての住宅になるのですけれども,お二方ともが工事に同意いただけますと,施工可能な住棟は残り数棟しかございませんので,その可能性を粘り強く交渉はしておるのですけども,なかなか進んでおる状況にございません。片方,2戸のうち1戸しかお住まいでない入居者につきましては,既に改修工事が施工済みで片方あいている住戸に対して移転等を促すような交渉をしておるところでございまして,116戸ストックがあるのですけれども,全ての住棟に対して施工はできないと考えております。
    ◎ 池渕委員  引き続きお話し合いはしていただくというところと,それと,もう一点,たしか太郎丸だったと思うのですけど,雨漏りの棟があって屋根を吹きかえた事業を記憶しているのですけど,多分,各棟,恐らく雨漏りの対策でという話で全棟に計画は立てているのですか。 ◯ 柏木都市整備部副部長  予定は立てております。今,できないでいる所も,2棟目以降の施工が足踏み状態にあるのですけれども,安全性を担保する意味で,台風のシーズン前に点検を入れまして,傷んでいるところの修理を行いながら次の施行の機会に待機しているところでございます。 ◎ 池渕委員  環境改善をしてあげてほしいし,入居者の人もそういう御要望のある方もいらっしゃるとお聞きしたので,引き続き,計画を立てて実行できるようにしてください。 ◎ 津川副委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川副委員長  質疑なしと認めます。  よって,住宅課に対する質疑を終結いたします。  理事者交代のため小休いたします。                        [休憩 午後 5時27分]                        [再開 午後 5時28分] ◎ 津川副委員長  再開いたします。  次に,建設管理課より説明願います。                        [建設管理課より議案説明] ◎ 津川副委員長  以上で建設管理課の説明は終わりました。  これより建設管理課に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  徳島県との電子入札システム共同利用をやっているのですけど,徳島県の場合は入札業者が1件でも落札するというふうになっていますけど,小松島市は2件でないと不成立というふうになっていますけど,県と同じように1件にする意思はないのでしょうか。 ◯ 内山建設管理課長  現在,小松島市の運用としましては,御承知のとおり,1件である場合は入札中止といたしております。しかしながら,さまざまな案件がいろいろありまして,必要がある場合については,このたびの今年度ですか,一般競争入札におきましても1件でも成立するという条件を付して決定もしておりますので,基本原則としましては,1者応札の場合には入札中止ということで,仕様の中身を見直すでありますとか選定業者を見直しまして競争性・透明性を確保した入札を実施していきたいと,このように考えております。 ◎ 吉見委員  透明性,適正とか言いますけど,県もそういうふうにしているのですよ。それで,入札システムが,これ,共同利用で県と共同でしょう。では,県と同じようにしたらいいのと違いますの。 ◯ 内山建設管理課長  県もそのようにしているということでございますので,県が,どういった経緯といいますか,そういった事情があったかというのを,今後,県のほうにも問い合わせしまして,その辺は研究してまいりたいと考えております。 ◎ 吉見委員  先ほど,1者でもするやつがあるというのですけど,何%ぐらいの割合で1者でもいけるというふうになるのでしょうか。 ◯ 内山建設管理課長  先ほど,今年度においても,一般競争入札においては1者でも応札したということもありまして,現在,基本は指名競争入札を行っておりまして,指名競争入札の場合におきましては,1者だった場合は一度入札を中止して再度公告をしているのが原則でございます。一般競争入札におきましては,事情等もありまして,今年度は1者応札でもそのまま成立したということがございますが,すみません,パーセンテージというのは,今のところ,数字としては持っておりません。 ◎ 吉見委員  県のやつを調べるというのですから,調べて,何でも県と一緒にはできないと言うけど,そうでないと,今,すごく工事が多いでしょう。そしたら,1者でないと入札がぼんぼんいうて流れていきよるような感じがするのですよね。ですから,そのようにして検討してみてください。 ◎ 津川副委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川副委員長  質疑なしと認めます。  よって,建設管理課に対する質疑を終結いたします。  ここでお知らせがございます。  予定にありました教育委員会の審査を残しておりますが,本日は審査を終了いたします。  次会は22日,午前10時再開,教育委員会の部局別審査を行います。  本日はこれをもって散会いたします。                        [閉会 午後 5時35分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....