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令和3年文教厚生常任委員会 本文 2021-12-13

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  1. 小松島市議会 2021-12-13
    令和3年文教厚生常任委員会 本文 2021-12-13


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2021年12月13日:令和3年文教厚生常任委員会 本文                        [開会 午前10時00分]  -委員長開会宣告から議案説明まで省略- ◎ 津川委員長  以上で,議案説明は終わりました。  これより,議案第106号及び議案第107号に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 前川委員  議案第106号ですけど,これは出産一時金でしょう,これは。多子分娩だったら,やっぱり倍になるわけ。多子分娩だったら倍になるんやね,もし仮に双子を出産した場合は。どんなんですか。 ◯ 加藤保険年金課長  2人の場合は2人分という形になります。 ◎ 南部委員  同じく,議案第106号でお伺いさせてください。出産一時給付金,これ自体のことではないんですが,自体といいますか,自治体として育児給付金に加算をするような考えというのはないでしょうか。なければないで,あるのかないのか,お聞かせいただければ,お願いいたします。 ◯ 加藤保険年金課長  現時点では,独自で加算をさらにするということは考えておりません。 ◎ 南部委員  子どもをたくさんつくっていただける環境をつくるという,小松島市の市長の指針の下に,こういうやり方も私はあるのではないかなと思っています。ぜひ今後の検討をしていただければと思いますので。 ◎ 津川委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川委員長
     質疑なしと認めます。  よって,質疑を終結いたします。  これより,討論に入ります。  討論はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結いたします。  これより,採決いたします。  まず,議案第106号 小松島国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第106号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 津川委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第106号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に,議案第107号 小松島特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第107号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 津川委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第107号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で,本委員会に付託されました事件は,全て議了いたしました。  次に,当局より,報告第23号,報告第24号及び報告第25号について説明願います。  -報告についての説明省略- ◎ 津川委員長  以上で,報告第23号,報告第24号及び報告第25号に関する説明は終わりました。  ただいまの報告について,何か御意見はございませんか。 ◎ 井内委員  今,報告第24,25号の専決処分報告について説明がございましたが,この件につきましては今定例会議一般質問に先立って,私から若干質疑を行いましたが,もう少しお聞きしたい点がございますので,御答弁をお願いできたらというふうに思います。  質疑のときの回答によりますと,今,担当課長からるる説明がございましたが,もう一度申し上げますと,埋蔵文化財発掘調査におきまして,給水管を誤って破損し,市民の2人の方に損害賠償額を支払うという状況になりましたが,この算出の根拠につきましては,1人5,500円の3日分の宿泊代,ですから1人当たり1万6,500円掛ける2人分という説明がございましたが,私,思うに,公務員が職務を行うに当たって,故意または過失によって他人に損害を与えたときは,国またはその自治体がその責任を負うんだということは理解できるんですけども,それに従って国家賠償法により,市の義務に属する損害賠償額として,今申し上げた金額を市民の2人の方にお支払いするということでございますが,今回はたまたま金額が少額でございましたが,この損害賠償額関係につきましては,内容にもよると思うんですけども,この損害賠償額の金額の上限はあるんですか。ちょっとお聞きしたいと思います。 ◯ 大島生涯学習課長  今回につきましては,1泊5,500円ということでしておりましたけども,市の法律相談におきましても御相談をさせていただきまして,それで日額1万円でも,社会通念上支障ないということで聞いてございます。上限があるかどうかについては,ちょっと分かりませんので,御理解いただけたらと思います。 ◎ 井内委員  その辺は総務課というか,財政課あたり十分協議はされなかったんかな。ただ,限りなく事故によって何百万円,何千万円も払うというような状況にはならんと思うんですけども,その辺は,この席で担当課長からは十分な回答はないと思いますので,それはよう検討しておいてください。ちょっとおかしいかなと思うので。  もう一点,本市では現在,例えば公用車物損事故,あるいは市道辺りが穴が空いとって,自転車がその上を通ってひっくり返ってけがをしたというふうなケースについては,市の市有物件,全国の,これは共済事業保険関係だと思うんですけども,市の市有物件保険に入っていると思うんですけども,今回は発掘調査関係ですから,この市有物件保険対象にはならなかったのですか。ちょっとその辺,見解をお願いしたいと思います。 ◯ 大島生涯学習課長  市有物件対象にということでございますけれども,ここについては保険のほうに加入してございませんので,対象になってはおりません。 ◎ 井内委員  保険に加入していないということは,先ほど私が申し上げた公用車事故とか,市道の穴が空いとった場合に,そこで自転車による事故等については,多分適用範囲だと思うんですけども,ですから保険に入っていないということは,その発掘調査は適用されんということですか。 ◯ 大島生涯学習課長  発掘調査についてはちょっと確認ができておりませんけれども,保険加入ができるのであれば,加入もしたいと考えてございます。 ◎ 井内委員  ちょっと回答ではないんやけど。それからもう一つ言えば,こういう大きな発掘調査の仕事に関して,例えば小さな重機あたりも入るわけですから,調査員がいろんな事故に遭ったときは,これは公務災害ですよね。どうなんですか。調査員が何らかの,仕事中に事故を負った場合については,公務災害で全部適用されるんですか。 ◎ 津川委員長  井内委員,そこについての内容になってくると,また総務委員会のほうがちょっと適切でないかと思うんですが,いかがですか。この報告に関する内容損害賠償の中身のことに関して言えば,生涯学習課のほうの御答弁で結構だと思うんですけど,またその損害に関する損害賠償だとか,条例規定の中身のほうにいくような形になってくると,総務委員会ということになってくるかと思います。 ◎ 井内委員  了解しますけど,ただ,私が申し上げたいのは,何らかの事業というか,調査をやる場合については,そういうことも含んで全部,保険関係もきちっと調べた上で,調査とか仕事に入るのが常識でないかというふうに考えておりますので,これに関してはいろいろ,私から申し上げた点についても調査を十分しておいてください。またの機会でお聞きするかもわかりませんので,よろしくお願いします。 ◎ 池渕委員  水道は即日復旧できたんですか。 ◯ 大島生涯学習課長  9日に水道管破損しまして,止水をしました。民家につながっておるというのが分かったのが12日月曜日の朝でございましたので,それからすぐに復旧をしたというところでございます。 ◎ 池渕委員  ちょっと,何て言うたらええんかな。民家につながっていたと分かったのがという理由がさっぱり分からないのですけど。そもそも水道裂けたら水が出て,根本の手前を多分止めるわね。それは当たり前の話で,ほんで,止めた後に復旧を,その日にはしなかったのは,何でその日に復旧しなかったの。壊したら,だって,普通即日復旧するじゃない。そのまま放置するやいうことはあり得んと思うんやけど。生涯学習課に埋蔵文化財調査しよるところから,9日の日に報告がまず,あったんですか。 ◯ 大島生涯学習課長  9日に破損をさせたということで,御連絡をいただいておりました。それで,水道課協議しまして,この水道管がつながっておるのが,金長神社手水舎のみにつながっておるということだったので,それの止水をさせていただいたところでございます。それから,9日から10日は,そこの住民の方が在宅でなかったということで,12日に市が断水を確認いたしました。 ◎ 池渕委員  じゃ,結果,何日に直したんですか。 ◯ 大島生涯学習課長  これ,復旧したのが,12日の朝でございます。 ◎ 池渕委員  明日,水道部に聞きますけど,恐らくちょっと確認不足でしょうね。そもそもその系統がそこにつながっとるかどうか分からんと。家の人から言われて分かるなんていうのはなかなかない話だし,他の事例からして,生涯学習課に言ってもしようがないので,あとの詳しい話はまた明日,水道部と話します。ありがとうございました。 ◎ 津川委員長  ほかに報告に対する御意見はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川委員長  ないようでございますので,その他,委員の皆様から,所管事項で何かございませんか。 ◎ 近藤委員  教育のことについてお伺いいたします。今,市のほうでは教育大綱が3つの理念を基に出されております。これを受けまして,現場でも非常に作用します,非常に重要な小松島教育振興計画第3期が作成中というような方向性であると伺っておりますが,まずいつ頃を目途に作成を進められておりますでしょうか,お教えいただきたいと思います。お願いします。 ◯ 曽我部学校課長  小松島教育振興計画第3期は,教育の推進を通して市民一人一人が郷土を愛し,共によりよい小松島をつくっていきながら,人間性豊かに暮らせるまちづくりを実現するため,今後目指すべき方向性や取り組むべき施策について定めるものでございます。  社会情勢の変化や,本年度6月に策定された小松島教育大綱の趣旨を踏まえ,9月16日に第1回の策定審議会,11月30日に第2回の策定審議会を開催し,計画の期間や基本方針基本施策等について協議を重ねております。  今後の予定としては,来年1月には第3回の審議会を行い,その後,定例教育委員会総合教育会議を経て,3月に小松島教育振興計画第3期を策定する予定でございます。 ◎ 近藤委員  ありがとうございます。会のほうもたくさん持ちながら,慎重に進めていっていただいておりまして,3月をめどにということでお答えをいただきました。  今お答えいただいた中で,子どもたち,そして市民,そのような言葉が伝わってまいりましたけれども,そういう学校教育で補いがかなりできるものと,それと,社会全体で取り組んでいく教育と,そういうところに視点を,焦点を当てられて,市民の方の声もうまく取り入れながら,学校現場の方の,先生方も働きやすいように,子どもたち学びを深めるように,様々な面での連携を図られているものと思います。今後,こういう現場にとっても,それから地域の方にとっても非常に大事になる,この小松島教育振興計画第3期をどうか充実させていただきますよう,よろしくお願いいたします。  もう一点,よろしくお願いいたします。今,このコロナ禍の中で,子どもたちの深い学びや,それから対話を通していくということ,これが子どもたちにとって,成長段階にとって大事なことなんですけれども,制限をされる場面も当然あると思います。今,少しずつ感染の人数が下がってきている中で,今,学校現場で深い学びにつながったり,対話ができたりするグループ活動班活動において,どういうような形で行えているのかについてお伺いをいたします。 ◯ 曽我部学校課長  令和2年度から実施されております学習指導要領では,主体的・対話的・深い学びといった視点が重視されております。しかしながら,委員おっしゃられたように,新型コロナウイルス感染症防止のために,児童生徒が対面で行う班活動を行うことが非常に困難となり,授業において特に対話的な学びの場面をつくることが難しい状況が続いておりました。今年度後半になって,やっと感染状況が落ち着きを見せて,各校ではマスク,手指消毒等感染防止対策を徹底しながら班活動実施等を通して,対話的な学びはもとより,主体的な学び,深い学びの視点に立った授業に取り組んでおります。  班活動をはじめとする仲間同士学び合いを通して,同じ物事でも多様な捉え方があることを知る,あるいは今まで気づかなかったことに気づく,いろいろな意見を聞いて,自分の考えを深めるといった学びの機会を,子どもたちは得ております。今後も授業研究会研修会を通して,学習指導要領の理念に沿った教育を進め,授業で得た力が将来につながっていくように,子どもたちの力をしっかり育んでまいりたいと考えております。 ◎ 近藤委員  ありがとうございます。深い学びにつながるための手段であります対話,班活動,それを感染対策を取り入れた状態で,今,行いが進めていけて,始めているということに関して,非常にうれしく感じております。感染対策を怠ることがなく,また今後もさらに状況に合わせて進めていっていただきたいというように思います。  それに関連してですが,もう一点です。今朝の新聞記事のほうでも報道されておりましたが,小松島市は非常にデジタル教科書をうまく使って,紙媒体と合わせて子どもたちに魅力を持たせるように,授業の工夫について取り組まれております。教育のまち,小松島市であるというように捉えております。今日の新聞報道では,まだ来年度にということでございましたけれども,特によく使っている英語学校現場英語というのは非常に子どもたちに耳から,子どもたちは書けるんだけれどもしゃべれないという,そういうような課題点が,英語においてはあるということも,私もよく,現場でおりましたから知っております。そういうところを補うために,デジタル教科書の来年度からの小・中学校への無料の配信というのは進んでいってくれればうれしいなというようには思っておりますが,現時点での学校でのデジタル教科書のお取組も含めて,お教えいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◯ 曽我部学校課長  デジタル教科書につきましては,小学校については算数,外国語を中心に,ただ,中学校についてはほとんどの教科デジタル教科書が導入されております。特に英語について,今,御質問がございましたので,それを中心にお答えさせていただきますと,英語の発音,音声,それに子どもたちが慣れる以上に,デジタル教科書が持っている様々な機能,例えば外国の情報,外国の風景,外国人同士が対話している場面,そうしたものが子どもたちの前に生き生きと提示されることにより,子どもたち英語学習外国語学習に対して学ぼうとする意欲,また,興味,関心を高めるというふうな工夫を講じられております。特に小学校については,積極的にデジタル教科書を活用しながら,授業のより効果的な勧めというのが続いておるかと思います。国のほうからの報道,私も今朝新聞で見たところなので,詳細は分かっておりませんが,今後どのような形で無償化が進められていくのか,動向を注視しながら作業のほうは進めていきたいと思っております。 ◎ 近藤委員  状況のほう,よく分かりました。特に英語に関しては,本当におっしゃっていただきましたように,子どもたちにとって視野が広がるばかりでなく,たくさんの生き生きとした活動に能動的につながっていくというような効果が高いというところも感じております。また,他の教科についても昨年度から取り入れを始めているということで,デジタル教科書がメインになるのではないんですけれども,例えば私,数学の教科でしたから,数学という観点でいきますと,見えないものに関して,それをデジタル教科書での補いによって見えるということが,分かるという授業喜びというところにつながっていくということもありまして,どの教科で特に効果が上がるのかということも,また子どもたちの実態をよく見ていただきまして,今後の国の動向も注視しながら,無償化方向性が進んでいくようでありましたら,また積極的にそこの方向も取り入れていただけましたらというふうに思います。 ◎ 井内委員  私からはごみ処理関係で,大きく2点についてお聞きをしたいなと思います。  まず初めに,一般廃棄物中間処理施設の整備,いわゆるごみ処理施設広域化推進状況が,最近全然見えないので,どんな推進状況になっているのかをお伺いしたいと思うし,この件については,さきの9月定例会議委員会でも若干お聞きしたと思うんですけども,そのときの回答としては,今は徳島市の状況次第でございますと。徳島市の状況によっては,どんどん先へ進んでいくというふうな報告もいただいたと思うんですけども,徳島市から何の報告もない,連絡もないというふうな状況であれば,あとの1市4町が,どうなっていっきょんですかとお聞きはできるのですか。それらも含めて,現在の推進状況をお伺いしたいと思います。 ◯ 原田市民環境部副部長  ただいま井内委員の御質問につきまして,先ほど委員もおっしゃられたとおり,9月の定例会議の本委員会で申し上げた内容の後,現在,前候補地での基本計画を作成したコンサルタントにより,8月末から令和4年3月31日までの契約で,新候補地での基本計画見直し作業が行われているところと伺っております。その間,徳島市は11月10日にマリンピア産業団地協議会役員会に参加し,経過報告や課題の協議をしたということや,今後の予定として12月14日,明日なんですけど,と,12月22日の2回にわたり,産業団地協議会会員対象に,先進ごみ処理施設見学会を開催する予定。それと,沖洲地区町内会長対象に,12月15日から17日の3日間で説明会を開催する予定。さらにその後,1月中旬から下旬にかけまして,沖洲地区の住民約1万7,000人を対象住民説明会を実施する予定とのことで,それらの意見,要望も踏まえ,整理した上で担当者レベル作業部会を開催する旨の文書が,12月1日付で報告がありました。今後も担当者レベルによる作業部会連携条件等が整理される予定でございますが,開催時期につきましてはその報告文書において未定となっている状況でございます。 ◎ 井内委員  今,説明いただきましたように,今月の21日と24日ですか。これは関係団体。それから,15日から17日については,沖洲の地元の住民あたり十分協議するという内容であったと思うんですけども,本市だけですか,こういうふうな状況をお聞きしたいというのは。多分ほかの4町,石井町と北島町,松茂町,勝浦町も含めてですけども,これは黙っておって,やっぱり徳島市の状況次第で待っておるような状況ですか。早く4町あたりの見通しをつけていただきたいというふうな方向性だと思うんですけども,それにしても,徳島市含めて,現在の焼却施設耐用年数も過ぎて,もう何年になりますか。ちょっと聞いたところによりましたら,北島町辺りではこんなような状況で,具体的に前へ進まんのであれば,うちはもう独自でやるかというふうなことも言いよるぞというふうなことも聞いたことはあるんですけども,あとの4町の状況小松島市と同じですか。徳島市の状況待ちですか。ちょっとその辺,説明をいただきたいと思います。 ◯ 原田市民環境部副部長  4町の状況担当者レベルで確認することがございますが,いろんなところ,徳島市からの報告待ちといったような状況になっていると聞いておりますので,御理解賜りますようよろしくお願いします。 ◎ 井内委員  ほかの4町とも協議ということでございますが,先ほど説明ありましたように,飯谷町の候補地から沖洲のマリンピアに場所が変更しまして,今後の事業スケジュール等を議員にも説明をいただき,資料も頂いとんですけども,今後のスケジュールにつきましては。その内容を改めてもう1回見てみますと,令和3年度中に環境アセスメントを行って,いわゆる基本計画を立てて,事業の推進を図る予定であるというふうなことでございますが,今の推進状況を聞いてみますと,この令和3年度中に基本計画あたり,きちっとできるんですか。どんな状況でございますか。 ◯ 原田市民環境部副部長
     繰り返しにはなるんですけど,先ほど申しましたとおり,コンサルタントとの契約が令和4年3月31日までということで基本計画の見直しがなされておりますので,3月31日で基本計画が完成するのではないかというような認識をしておるところでございます。 ◎ 井内委員  コンサルタントとの,いろいろ協議ということも,年度末までにあるということでございますが,現在の状況を見てみますと,飯谷町のときよりかもう既に9か月程度,今,スタートしてでも9か月程度遅れとるということですから,逆算に稼働するのが令和12年度のスタートになるんかな,そういう予定と私は認識しておるんですけども,今の状況で,進まない状況の中で,この事業の推進はできますか。徳島市も今,いろいろ,市長あたりもリコールの問題もありますので,ごみ処理も考えてもらわな困るんですけども,その辺の事業スケジュールに沿って,予定どおりよりか若干早くしていただきたい。というのは,前にも申し上げたように耐用年数,もう既に過ぎた市も,町もございますので,これよりか遅れることは,飯谷町の場合よりかは遅れることは,9か月程度は先に申し上げておりましたので,それは致し方ないとしても,これより遅れることはまかりならんと思うんですけども,その辺の状況も分かればお願いしたいと思います。 ◯ 原田市民環境部副部長  この件につきましては5月20日の首長会議,連絡会議におきまして,他町の首長からも,このスケジュールに構わず早く進めてほしいという要望もしているところでございます。我々からもそういった要望を引き続き行ってまいりたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 井内委員  御答弁いただきましたように,あとの1市4町からも徳島市に,どんどん前へ行くように連絡を取っていただきたいと,常に連絡を取っていただきたいということをお願いしまして,次に,最終処分場の見通しについてもちょっとお聞きしたいなと思うんですけども,本年6月定例会議でも,私が一般質問でお聞きしました状況もございますが,そのときの三宅副市長の答弁の中には,搬入要請の協議を続けている公社,これは橘処分場のことでございますが,あるいはその公社と県内の民間業者の検討も含めて,ある程度の道筋をつけたいというような答弁でございましたが,副市長,その後の見通しは進んでおるんでしょうか。ちょっとお聞きしたいと思います。 ◯ 三宅副市長  ただいま委員からお話ありましたように,本年6月定例会議で御答弁させていただいておりますが,現在も引き続き関係者と協議をしているという状況でございます。早期に道筋をつけたいということは変わってございませんが,まだ御報告できる状況にはなっておりません。 ◎ 井内委員  見通しを,副市長はつけたいということでございますが,それはどっちのほうですか。今,公社にしろ,民間業者にしろ,言えないというふうな状況でございますか。私が推測するに,両者とも微妙な段階であるというふうな状況であれば答弁は求めませんが,その辺り,どんな状況ですか。 ◯ 三宅副市長  次の最終処分場につきましては,基本的にはこれまでにも市議会でもいろいろ御議論いただいた中で,安定的に処分がお願いできるのであれば,環境整備公社が保有する処分場に搬入をお願いできないかというのをまず原則として考えてございます。それで,関係者,これは環境整備公社以外にも県であり,また地元の市,町にも関係することでございますけども,そういったところの御理解をいただいて搬入が可能になるならば,その方法をまずは模索すべきということで,これまでいろいろ御協議をさせていただいております。  ただ,いろいろと課題もございます。特に本市の場合,これまで赤石最終処分場をしっかりと整備して,きちんとした処理をしていくというのも大きな課題になってございました。そういうことで,現在赤石最終処分場の閉鎖に向けて,いろいろな努力もやっております。そういう中で,関係先の御理解をいただくということで,環境整備公社の保有する処分場に,まずは御理解をいただこうということで努めているところでございます。ただ,そうは言ってもやはり関係団体の御意向等もございます。ですから,本市として最終的に行き場がなくなるのが一番困るわけですから,何らかの形を確保できるように,現在いろいろな角度から取り組んでいるというところでございます。 ◎ 井内委員  県の環境公社にしても,民間業者にしても,早く見通しをつけて,最終処分場が利用できるような方向に持っていっていただきたいと思うんですけども,この最終処分場につきましては,令和2年3月15日から令和5年3月14日までの3年間の事業延伸について,県から許可をいただいて,現在も搬入しておりますが,今お話ししましたように,現在の処分場が使えるのも,考えてみてください,もう2年切っとるんですよ。私がさきに申し上げたときには,環境整備公社のほうが処理費も,どうかな,民間業者と比較して安いかな,あるいは処分場として安定しているから,そっちのほうがいいのではないかというふうな,そういうお話もしたと思うんですけども,この公社のあたりが前へ進まないのは,何か県のほうで,何かストップをかけておることがあるんでしょうか。その辺,ちょっとお答え願いたいと思います。 ◯ 三宅副市長  最終処分場の整備につきましては,市町村の固有事務ということで,基本的にはそれぞれの市町村で中間処理,あるいは最終処分までやっていかなければいけないというのが大原則でございます。もちろん,いろんな関係団体,県も含めて広域的な処分とか,これまでは県にも御尽力いただいて,橘あるいは松茂,いろいろな処分場ができております。でも,原則はやはりそれぞれの市町村でまず構えなさいというのがスタートラインでございます。そういう中で本市が,今後赤石が容量がいっぱいになったときにどうすべきかついては,県にもいろいろ御相談もさせていただいておりますが,なかなか全ての関係者の合意もまだいただいていない状況というのが現状でございます。ですから,どこがストップをかけるとか,そういうのではなくて,やはりいろんな方々の,本市の現状を分かっていただくというのがまず必要になってまいります。そういう努力を今,続けているということでございます。 ◎ 井内委員  副市長のおっしゃるとおりで,ごみというか,焼却灰あたりの最終処分場の使用については,市独自でそういうふうなパターンが基本と思うんですけども,私はやっぱり,思うというよりか,推測するのは,こういうことを言うてええんかどうか分からんですけども,さきの国政選挙のしこりでもあるんですか。あるいは,漁業補償の関係もあるんですか。その辺,先ほどの副市長の答弁で,その辺も含めてお話あったと思うんですけども,その辺はどうですか。漁業補償の関係は全くないんですか。 ◯ 三宅副市長  個別にいろいろな条件という面でどうこうというんじゃなくて,やはり本市が困っている中で,今後皆さんの御理解をいただいて搬入先を求めていくということで,個々にどうこうというんじゃなくて,やはり本市がまずその努力をしていかなければいけないんだなと思っております。 ◎ 井内委員  この2点の件については,また次の議会の一般質問でもさせていただく予定でおりますので,とにかく最終処分場についてはもう2年を切っておりますので,早く見通しをつけていただきたいということを申し上げて終わります。 ◎ 杉本委員  ちょっと,再編のことで3点ほど聞かせていただきたいと思います。  再編につきましては3校,4校,5校と変更になりまして,新たに5校が提案され,いろいろ説明会をこのたびいただいたわけですけれども,この中で私も2回ほど行かせていただいたんですが,場所によっていろいろ質問が出たり,出ないところがあったりしたわけで,ちょっとお聞きしたいんですが,通学路についての内容的なものがどのようになっておるか,ちょっとお聞かせ願いたいと思いますが,例えば道路の間隔とか,信号とかいろいろあろうかと思いますが,通学に対しての通学路の説明をちょっとお願いしたいと思います。 ◎ 津川委員長  杉本委員,通学路に対する質問が,どういったものがあったということですか。それとも,今後どういう形で対応という。 ◎ 杉本委員  質問に,通学路のことについて説明会で出ただろうと思いますので,そこらについて,今後どのように対応していくかの御答弁をお願いしたいと思います。 ◯ 築原教育政策課長  ただいまの学校再編に関する説明会で,通学路に関してどのような質問があって,どのように対応しているのかということかと思いますが,質問に関しましては,通学路のことを心配される,再編によって児童数が増えてくるので,交通量が増えるでありますとか,通学路が狭い,道路が狭いといったような御質問,御意見がありまして,今後そういった対策をできるだけ早く取っていってほしいというふうな御意見がございました。本市としましては,再編までに再編準備委員会というのを設置しますので,危険箇所の把握でありますとか,今後どういった対応ができるのかというのを検討した上で,対策を取っていきたいというふうに考えておりますということで,回答をさせていただいたところでございます。 ◎ 杉本委員  そういうことで,今そこに聞いても御返答はないということでございます。  2点目ですが,通学についてですが,路線バスとかJRとか,マイクロバスとかいうような話の説明はありますが,具体的に5校になってからの再編した場合に,通学はどのようになるのか,そこらをお聞かせ願いたいと思います。 ◯ 築原教育政策課長  通学に関しましては,原則徒歩としております。ただ通学距離が,学校まで1,800メートルを超える場合については通学支援を実施するというふうに計画でうたわせていただいております。1,800メートルを超える児童については,JRか路線バスかスクールバスということになりますが,路線バス,JRがあるところにつきましては,できるだけ公共交通機関を使っていただくというふうにしたいと思っておりますので,それ以外,路線バスであるとかJRがないところに関しましては,スクールバスを走らせるというふうにしております。こちらにつきましても,今後設立いたします再編準備委員会のほうで詳細を決めていきたいというふうに考えておりますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 杉本委員  ということは,通学についてはまだ具体的な説明は,今のところ無理なようですね。非常に低学年の子どもさんあたりですと,やはりこういうスクールバスとかいろんな部分になりますと,毎日のことでございますので,本人は現在,近くの学校に行っている場合,再編されて,遠くの路線バスとか,また,マイクロバスとかJRとかいうふうになりますと,毎日のことですので,子どもさんは非常に大変だろうと思うんですよね。そこら辺りをやっぱり十分,再編に向けて,子どものための再編ですので,そういう意味を込めて十分検討していただいて,子どもが楽しく学校に通えるようにお願いしたいと思います。  それともう一点ですが,質の高い教育という言葉が説明会の中にも出てきましたが,その質の高い教育についての論議がどこまでされたのか,私も2か所ほど行かせていただいたんですが,そういうことを説明されているところがあり,質問されていないところがありというところなんですが,こういう高い教育についてという問題点については,来年2月に案が決まるそうですが,それに向けてこういう問題も一緒に検討されて,そのときに一応報告されるようになるんでしょうか。どうなんでしょうか。 ◯ 築原教育政策課長  ただいまの御質問は,質の高い教育ということに関する御質問だったかと思いますが,本市が今回の再編で目指す教育というのは,計画のほうに盛り込ませていただいております。その再編によって質の高い教育をしていきたいということは,もう既に計画のほうに書いてありますので,今後成案化に向けて手続をする中では,当然そのことについても検討してまいりますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 杉本委員  答弁は聞かせていただいたんですが,質問された方の考え方と,やはり説明される側との教育論については若干ずれもありますし,また,教育だけでなし,やっぱり地域教育においても考え方が,地域と教育現場でおられる方の感覚も,若干違うように私は感じております。そこら辺りもやっぱり十分考え,配慮していただかないと,何のために再編したのか分からないということになります。  ですから,3年生,4年生で英語授業も取り入れるというようなお話も聞いておりますが,今日の新聞には,国から小・中学校の,こういう話も先ほど,近藤委員のほうからも若干お話ありましたが,そういう方向に進んでおりますが,国と地方の教育感覚がおのずから,高い意識を持つ地方に対しては,国以上を行くのかなということも考えられますが,そこらのあたり教育論について,この間,教育長からの御答弁も若干聞かせていただきましたが,やはり受け取る側の皆さんには,その意味が十分理解できていないんですよね。そういう意味で,やはり再編することに当たって地域住民が考えておる質の高い教育とか,いろんな指針を持った考えと,やはり学校を再編する,説明される方との考え方が,私は違うところがあるように思いますので,そこら辺も今後,十分に検討して考えていただいたほうが,再編にもいいのでないかと思っておりますので,そこらも,2月にどのような案が出てくるか,そのときにまたお聞きしたいというふうに思いますので,この問題については,そういう内容でいろんなことを御審議いただいて,また2月に提案していただけるようにお願いしたいと思います。  以上3点,終わります。 ◎ 津川委員長  小休いたします。                        [休憩 午前11時04分]                        [再開 午前11時15分] ◎ 津川委員長  再開いたします。  所管事項で,そのほか何かございませんか。 ◎ 南部委員  教育委員会にお尋ねいたします。令和3年度の全国学力・学習状況調査結果から見る学力の傾向と対策が出されたと思います。それについてお伺いさせていただきたいんですが,テストに関しては同程度で,やや下回っているというような状況だったと思うんですが,それはもうぜひ頑張っていただきたいと思うんですが,その中で,生徒の質問要旨の特徴の中で気になるところが2点ございまして,それについてそれぞれ聞かせていただこうと思うんですが。その2点が,ふだん月曜日から金曜日,1日30分以上読書をしますかという問いと,地域や社会をよくするために何をすべきかを考えることがありますかの問いの,この2つにおいて,やはり大変低い数値でなかったかなと感じています。  まず,読書のほうに関して聞かせていただきたいと思うんですが,私自身は30分以上,小学校のときに実際読んでいたかなと思うと,学校で読んでいた時間を合わせたらなるのかなとかという感じではあったんですが,やはり近年,国語力の向上に対して,読書というのはするべきだと言われていると思います。その中で,小松島市としてこの結果をどう考えているのか,また,今後どうしていくのか,考察のほうではあまり具体的には書かれていませんでしたので,ぜひお聞かせいただければと思います。よろしくお願いいたします。 ◯ 曽我部学校課長  子どもたちの読書の時間についてでございますが,確かに読書の時間というのは決して多いものではございません。その背景には,やはりスマホであるとか携帯電話の使用に時間を取られているなど,様々な現象があるのも事実でございます。学校では国語の授業を中心に読書活動,読書に親しむというふうな取組をしておるのが現状ではございますが,なかなか家庭のほうで子どもたちのところに生かされていないという課題もあろうかと思います。教師の側からも,学校から家庭への協力の依頼も通して,この時間を増やしていく必要があるというふうには考えております。 ◎ 南部委員  家庭のほうではなかなか難しい状況であるとしたら,学校で読む時間というのは,今,現状はどうなっているんでしょうか。 ◯ 曽我部学校課長  学校のほうでは,国語の時間については国語の教科書を通じての学習となりますが,夏休み前などには子どもたちを図書館,学校の図書室へ連れていって,夏休みに読む読書の本を貸出しさせたりというふうな取組をしております。 ◎ 南部委員  この12月定例会議でも,議員のほうから学校図書に関しての質問もあったと思います。私自身も図書館の連携を通じて,よりよいものになっていけばいいなとも思っているんですが,その中で読書週間を設けるなど,小学校,中学校で取り組む方針はないんでしょうか,お願いいたします。 ◯ 曽我部学校課長  学校によりましては,朝の時間に読書の時間というのを1週間,あるいは2週間集中して設け,子どもたちに読書に親しむという取組を進めているところもございます。様々なタイミングを捉えて,子どもたちに読む力,あるいは本を好きになる,読書に親しむというような取組を進めていきたいと考えております。 ◎ 南部委員  強制的にお願いすると嫌がられる年齢の子たちもいらっしゃるとは思いますが,実際に本を読む習慣をどうやってつくっていくのかから考えていただいて,ぜひ小松島市でも,「読書をしますか」の回答が少しでも上昇するようにお願いできればと思います。  次なんですが,地域や社会をよくするために何をするべきかを考えることがありますかで,もう半分ぐらいでした,半分の方が考えてくれていることは,私もありがたいなと思っているんですが,その半分以外の方は考えていないと。小学校でもそういう社会教育等がある状況の中で,これが半分しかないという現状を,どうしてだろうと感じてしまったんですが,まず,市としてはどう考えており,どのような方針を取っているかお聞かせいただければと思います。 ◯ 曽我部学校課長  委員が御指摘いただいたところ,大きな課題と本市のほうでも捉えております。  まず,子どもたちに,小松島市にどのようなよさがあって,またどのような課題もある,そうしたところを通して,自分たちには何ができるのかといったことを,あるいは社会の時間であるとか,様々な学校行事を通して子どもたちに考えさせるという取組も進めようと考えております。  先ほど御質問いただいた中で,小松島教育振興計画第3期のお話を少しさせていただきましたが,その中でも地域を愛し,地域の中で生きる,地域のために自分で何かをしていこうとする,こういうふうな子どもたちの取組も進めていけるような,今,授業を考えております。 ◎ 南部委員  考えているということで,具体的にはもうあるんでしょうか。お願いいたします。 ◯ 曽我部学校課長  まだ策定中のところですので,ちょっと具体的にというふうなところは,まだちょっと申し上げることはできないんですけれども,やはり地域の中の様々な取組のことを知っていただくというふうなことが,まず基本になろうかと思います。その上で,例えば各校で行っているような資源回収であるとか,地域,保護者の方と協力して実施している,そういうふうな活動をベースとして,次に何かできないかというようなところを協議していきたいと考えております。 ◎ 南部委員  私自身は今,動き出しておりますコミュニティースクールなど,地域の方と関わる機会というのを大きく増やしていただくことにより,この地域を考えていただく機会というのが子どもたちに増えていくと信じております。ぜひコミュニティースクールという概念を,私は小松島市として全面に出していただきたいなと思っておりますので,ぜひ来年度,再来年度,今後,コミュニティースクール,どんどん興っていくと思いますので,この数字が上昇していくように,教育委員会,ぜひお願いできればと思いますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 近藤委員  今の南部委員さんの御質問に関連してでございます。子どもたちの意識が少し低かったという地域とか,今後何をしていくべきかというところに私は引っかかってきたことなんですけれども,今回,市制70周年記念のときに,非常に詳しい資料を出していただきました。ちょっと本のタイトル名は忘れたんですが,黒い表紙に包まれた,今までの小松島市の歴史が載っている分です。あれに関してたくさんの方から問合せをいただいて,どうすれば頂けますかというようなこともお問合せがありましたので,内容的には少し難しい,子どもたちには難しいかもわかりませんが,あの完成度の高さに,非常に勉強になるということで喜ばれている方が多くいらっしゃるのが事実であります。あれを今後,すぐにというわけにはいかないと思いますけれども,子どもさんにとっては自分の地域にある,せっかく,本当に埋蔵文化財総合センターには一番いい位置に,板野町では飾ってくださっておりますけれども,本当に身近なものが子どもたちの目に触れにくい,開催は生涯学習センターのほうでしてくださってはおりますけれども,それを何とか子どもたちに,こういうものが出てきて,誇れる町,誇れるところに住んでいるというのを,小松島市それぞれに,やっぱりありますから,発掘調査を通して,四国で初めての土偶が出てきているという,それも県の埋蔵文化財総合センターの中では,中心から入ったら,入り口から入ったらすぐのところに置かれておりましたので,それを,少し子ども向けのものを将来的に生かしていただけたらありがたいなというような気持ちを,あれからずっと持っています。  子どもたちでも読解力が,自分の地域のものだけは自分で読むんよというお話を聞いたこともあります。非常に内容は難しいですけれども,写真等も当時の写真とか,割と子どもたちにとっては,こんなん興味引くんかなと思うんですけれども,そういう子どもさんがいらっしゃる,そういう方が,子どもさんが本当に興味を示しているというのは事実でありますから,そういうところから少し場を広げていただくための,何とかこれを少し,子どもたちに見やすいような形のものも,将来的にお考えをいただくことによってプラスに転じていって,あらゆる世代の方に広がっていくのではないかなというように思っておるんですけれども,今,現時点でお答えになられる範囲で結構でございますので,お答えよろしくお願いいたします。 ◯ 曽我部学校課長  今,委員がおっしゃられた書物につきましては,各校に配付はされております。ただ,おっしゃられたように,非常に表現とかが難しく,そのまま教材として授業で使うというのは,ちょっと課題も多いかなというふうには考えております。ただ,あれに触れた教職員がそれぞれ授業の中で,小松島市にはこういうふうなすばらしいものがあるというふうに,そういうふうな紹介の形での活用というのは十分可能であるというふうには考えております。 ◎ 近藤委員  ありがとうございます。せっかくこのようにすばらしい小松島市の歴史を残していただいております。文化を残していただいております。ぜひ次世代に語り伝えていただくためにも,あらゆる手法を用いまして,また,先ほどの課長さんの御答弁にありましたように,子どもたちに身近なものとして伝わりますように,工夫のほう,よろしくお願いいたします。 ◎ 池渕委員  広域のごみの話でお伺いします。先ほど井内委員から御質問があって,具体的に徳島市が進めているスケジューリングはよく分かったんですけど,本市として,場所変わりましたと,参画しますか,しませんかというのは,まずどちらなんですか。ちょっと改めて確認しますけど。 ◯ 原田市民環境部副部長  広域で整備するスケールメリットにより,整備費用の軽減が大きいことは御承知のとおりだと存じます。そこら辺も踏まえて,整備の概算費用や本市への負担金の額が提示される見通しが,現在ではまだちょっと行われていないところではございますが,それをもって判断したいというような意向でございますので,よろしくお願いします。 ◎ 池渕委員  そうですよね。今以上に現計画案があって,基本計画が示される前に財政シミュレーションというか,そもそもの総事業費が,いまだかつて出てきていないという話というのは,なかなかない話なので,これはメインになる徳島市さんにぜひともお願いをしていただいて,その見通しを立てていただきたいと思います。その財政負担の分で,ここは今のところ分かっている内容というのは,何かあるんですか。 ◯ 原田市民環境部副部長  現段階で分かっているものというものがございませんので,すみません。 ◎ 池渕委員  そしたら,分からない状況の中で,どこをもって判断するかという判断の基準は,こちらの行政サイドは行政サイドで決めておかないかんと考えるんです。例えば財政面で,今たちまち,うちの市で,現況だったら幾ら負担でしたっけ。 ◯ 原田市民環境部副部長  飯谷町での現基本計画に基づいて申しますと,35億円ということでございます。 ◎ 池渕委員
     1年前ぐらいに,当時の担当課長にもそういう話をお聞きしたのも,ちょっとよみがえってきたんですけど,35億円ぐらいで,今回マリンピアの案が出ました。ここ,小松島市の自治体でいうと,輸送のコスト自身も多分上がると思います。なおかつ,あれ,液状化だったんかな,たしか。今の飯谷の地区でいくというところの,いわゆる地下に基礎ぐいを打ったりするような構造物からマリンピアに行くと,非常に建設的に地下に基礎ぐいを入れて,地盤改良をしてというあたりの金額が今以上に膨らんでくるのは,まず間違いないことなんです。というのも,これも多分1年ぐらい前にもそんな話をした記憶があります。  その上で,35億円から,本市としては例えば40億円までだったら財政負担妥当と見るのか,50億円だったら財政負担可能と見るのか,一切,今の35億円がアッパーで,これ以上の財政負担が増えるようであれば,違う検討をした試算をして,その財政負担が同等の35億円になるのであれば,違う方法を選ぶべきだと思いますし,この辺りの考え方は担当レベルでもって検討を続けてほしい,あるいはしていると,この辺り,どういう考えですか。 ◯ 原田市民環境部副部長  そのアッパーといいますか,ここが限度というのを現在,決めているわけではございませんが,先ほど申しました35億円という数字につきましては,飯谷町での施設整備計画に基づいた負担額でございまして,その上,土砂災害の分に係る大規模の造成費,また橋を架ける橋梁費等が含まれていない部分もありました。  先ほど委員もおっしゃいましたように,沖洲であれば,液状化に対する部分の費用ですとか等と比較する必要がございます。それに加え,建設物価等も上昇しているようなこともございまして,担当課で,一応前回の分について,単独で整備した場合の費用と比較して,どのぐらい安くなるのかという部分が重要だと思っておりますので,そこら辺は比較・検討はしているところでございますが,その建設単価の上昇という部分で,かなり上昇している部分もありますので,そういった面からも検討をしているところではございます。 ◎ 池渕委員  単独比較もそうですけれども,違う組み方での検討もぜひ取り入れていただいて,今後選択肢を増やしていただくことも,原課では執り行っていただきたいと申し述べて終わります。 ◎ 井内委員  教育委員会に,AED,自動体外式除細動器の関係についてちょっとお聞きしたいと思うんですけども,先日,旧坂野中学校において,市の防災訓練が実施をされました。いろんなコーナーがございまして,私,久しぶりにAEDの心肺蘇生というか,心臓マッサージの関係で,前にもマスターしとったんだけども,現在,十分対応できるかということで,日赤徳島県支部の人らに見てもらったんですけども,オーケーをいただきました。それで自信を持ったわけですけども,このAEDの関係について,令和元年の9月定例会議において,市内の小・中学校には最低1台設置しておりますよねという質問をしたときに,答弁として,全ての小・中学校に1台は設置している。ただ,設置しておるのはいいですけども,やっぱり2年に1回とかでパッド,あるいはAEDのバッテリーの交換などのメンテナンスも十分行っておるのかということをお聞きしたいと思うんですけど,その辺の現状はどんなんでしょうかね。 ◯ 曽我部学校課長  現在設置しておりますAEDにつきましては,設置当初から業者とメンテナンスの契約を結んでおります。定期的に動作の確認,あるいは,パッド,バッテリーの交換などの作業を行っており,万一使用する状況になったときに不具合等が起こらないよう,機器の管理には努めております。 ◎ 井内委員  ありがとうございます。それから,小・中学校では,最低では1年に1回は救命に関する講習会の実施を進めておると思いますけれども,何ぼAEDを持っとっても宝の持ち腐れで,操作が分からなければ何にもならないということでございますので,その辺の講習会が,最低でも定期的に年1回は行われているかの,ちょっと状況をお伺いしたいと思います。 ◯ 曽我部学校課長  AEDの救命講習会につきましては,各校で実施という形で進めておりましたんですけれども,令和元年度末から新型コロナウイルスの影響によりまして,人が集まるという活動ができなくなるという状況になり,令和2年度は講習会が実施できるという状況にはなりませんでした。本年度もそうした状況が続いておったのではございますが,10月にとくしまアラートが解除されるなど,本県でも感染状況が落ち着きを見せてきたこともあって,学校教育活動もやっと平常時に近い形で実施できるようになり,現時点では,本年度につきましては7校がAEDの救命講習会を実施し終わっております。 ◎ 井内委員  ですから,AEDの使い方等も講習会で十分マスターしていただいて,先生はもとより,小学校の低学年であればちょっと無理だと思うんですけども,中学生あたりはきちっと,体力もあるし,十分できると思うので。ですから教諭,あるいはほかの教育に関する職員も含めて,生徒も交えて,最低1年に1回は講習会を開いていただきたいと思います。訓練は何でも同じで,1回よりは2回,2回よりは3回やっておくほうが,やっぱりとっさの判断ですぐできますから,1回やったから,マスターができたからということではないと思うので。何回とやっていただいて,人の命を救うことにつなげていただきたいというふうに思います。  それから最後に,この講習会を実施するに当たって,本市の消防本部,あるいは日赤の徳島県支部のほうから,講師,先生を招いて講習会を実施していると思うんですけども,その辺の派遣方は十分できておりますか。こっちからお願いして,うちの本部あたりであれば,いろんな行事を持っておりますので,行事がなかったら即飛んで来ていただけるんですけども,それを前もって日赤なり消防本部なり申し込んでいただいたら,スムーズに行けると思うんですけども,その辺の体制はどうなっておるのか,ちょっとお聞きしたいと思います。 ◯ 曽我部学校課長  指導者につきましては,学校のほうが日赤へ,あるいは市の消防本部のほうと,日程等を考慮しながら実施しているという現状でございます。本年度実施した7校につきましても,そのいずれかの方を招いて講習会を実施しております。また,過去には仕事の関係で,保護者の方でAEDの仕様とか救命措置に詳しい,そういう方がおいでたということで,その方に指導者をお願いしたというケースもございます。 ◎ 井内委員  了解です。今後ともその講習会を通じて,いろんな方にマスターしていただきたいというふうに思います。 ◎ 津川委員長  ほかに所管事項でございませんか。 ◎ 近藤委員  災害に対してです。学校教育のほうで,教育委員会のほうにお尋ねします。  この間,地震が揺れましたが,そのときに小松島市内の何校かの学校の様子を知らせていただきました。子どもたちが机の下に潜ったり,非常に災害に対する自分の命を守ろうとする意識が高まっているということで,すごく親もびっくりするほど,それが密着というか,そういう気持ちになっているというところで,私はうれしく感じました。災害に対して,また身の守り方やその後の逃げ方の方針とかも変わってくるとは思いますけれども,また今後,災害の種類に応じて,学校でも引き続き意識,命は一つしかない,この命を守っていただくために,災害の種類に応じての,そういう時間を取っていただきたい,それから訓練も頻繁になされていると思いますが,取っていただきたいというように切に願っておりますが,学校現場のことについて,少しお伺いいたします。 ◯ 曽我部学校課長  先日の地震発生,まさに教育委員会の建物もかなり揺れまして,地震は突然やってくるというのを痛感した次第でございます。その直後に,学校のほうに対応状況を聞き取りいたしましたところ,どの学校も迅速,的確に子どもたちは対応することができたというふうに聞いております。特に,先日避難訓練をして,その成果がそのまま生きたというふうな声を上げてくれた学校もあり,避難訓練の大切さというのも痛感した次第でございます。今後は様々な機会を捉えて防災学習,避難訓練,そうしたものに取り組んでいきたいというふうに考えております。 ◎ 近藤委員  ありがとうございます。備えていくということは,つまりは命を守っていくということで,暗いほうの意識だけではなく,これによって命を守る,能動的な方向に進まれていくように,学校現場は非常に対策を取られているということが分かりました。そして,子どもたちの素早い行動,それも私が聞いた何人かの方は,保護者の方がとてもびっくりしたというように,家に帰って話をしてくれたと,そういうことも言ってくれました。非常に迅速な対応を子どもたちが見せているということは,命を守りたい,生きていきたい,もうとにかく与えられた命を生きたい,この子どもたちの災害に対しても守っていきたい,この気持ちをさらに高めていただけますように,今後ともよろしくお願いしたいと思います。 ◎ 津川委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川委員長  ないようでございますので,散会に当たり,市長より御挨拶があります。 ◯ 中山市長  本日は本委員会に付託されました議案等につきまして,原案どおりお認めいただきまして,誠にありがとうございます。また,委員各位からは所管事項につきまして貴重な御意見,御提言をいただきました。特に近藤委員から,本市が70周年記念としまして作成いたしました冊子につきまして,市勢要覧2021「小松島時間旅行」といいますが,これ,10年の節目に作成しているものでございまして,秘書広報課長を先頭に,非常に苦労して作ったかいがありました。ありがとうございました。本当によくできているなと思っております。また,南部委員も含めて,子ども教育についての御質問をいただきましたけども,御指摘のとおり,やはり地域で育てることが大事ではないかなと思っております。  先日,津川委員長のフェイスブックでも紹介していただきましたが,ちょうど先週末から和田島公民館で,市制70周年の歩みについての写真展を開催をしております。早速,和田島小学校の校長にも,こういうことをやっているので,ぜひ生徒を連れて,歴史を学んでいただきたいというふうなこともお願いしております。御指摘のように,やはり歴史を知ることによって,この小松島市のよさをもっともっと知っていただくことも大事ではないかなと思っておりまして,それこそが郷土愛を育む教育の一つではないかなと思っておりますので,今後もいろんなイベントを小松島市は実施する予定でございますが,その都度子どもたちに向けても情報発信をしっかりとしていきたいと思っております。このあゆみ写真展につきましては,ルピアとふれあいセンター立江,また今回は和田島公民館の3か所で実施しましたけれども,今後もいろんな各地を回って実施をしたいと思っておりますので,ぜひ委員の皆様におかれましては,その都度周知,広報いただきますようお願い申し上げまして,私の閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。 ◎ 津川委員長  これをもって,文教厚生常任委員会を散会いたします。                        [閉会 午前11時46分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....