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令和4年文教厚生常任委員会 本文 2022-03-10

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  1. 小松島市議会 2022-03-10
    令和4年文教厚生常任委員会 本文 2022-03-10


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2022年03月10日:令和4年文教厚生常任委員会 本文                        [開会 午前10時00分]  -委員長開会宣告から議案説明まで省略- ◎ 津川委員長  以上で議案説明は終わりました。  これより,議案第20号から議案第26号まで及び議案第30号から議案第32号までに対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 井内委員  議案第20号の子どもはぐくみ医療費助成に関する条例の一部改正の関係でございますが,ちょっと確認したいんですけども,条文の中で,「監護する者」を「監護し,又は扶養する者」に改めるということで,非常に結構なんですけども,15歳を過ぎて,こういう表現が正しいかどうか分かりませんけれども,中卒で職人として職業を選んだ場合,例えば,大工さんとか左官工塗装工等いろいろあるんですけども,それによって一定の所得が自分なりにできた場合については,親の扶養から外れる。当然,国民健康保険関係についても,自分関係になってくると思うんですけども,この辺の場合はどういう扱いになるかちょっと確認したいんですけど。 ◯ 加藤保険年金課長  今の委員からの御質問でございますが,そういった方についても,すでに就労して御自身で働いて,保険に加入している方につきましても,18歳に到達する最初の3月31日までの間につきましては,助成対象とするということになっております。 ◎ 井内委員  当然そういう場合については,社会保険については,例えば雇用主あるいは個人と半々で社会保険に加入するという場合であっても,18歳に達するまではそういう助成をしてくれるということですか。 ◯ 加藤保険年金課長  はい,そういうことでございます。対象年齢だけで制限しているといいますか,そういうことでございます。 ◎ 南部委員  同じく議案第20号で聞かせてください。御説明があったかどうかは,ちょっと忘れたんですが,実際15歳から18歳になる対象人数というのはどれぐらいになるのかと,予算規模というのはどれぐらいになるのか,まず,お知らせいただけたらと思いまして,お願いします。 ◯ 加藤保険年金課長  御質問対象,まず人数につきましては,約1,000人を想定しております。それと予算規模なんですけども,令和4年度につきましては,6か月分として約1,000万円。令和5年度以降につきましては,1年間ということで,約2,000万円を想定しております。 ◎ 南部委員  ありがとうございます。
     私自身この15歳から18歳というのが,小松島市でも予算というのがかけにくい,かけられていない部分が多いかなと思っている年齢層と思っておりますので,こういう形の助成制度はものすごく私は,すばらしいと思っております。  ちなみにもう一個聞かせていただいてもいいですかね。女性の方で,この年齢期間に御妊娠される方とかがもしいらっしゃったとしたら,これもはぐくみ医療制度の中に入るんでしょうか。 ◎ 津川委員長  小休します。                        [休憩 午前10時21分]                        [再開 午前10時21分] ◎ 津川委員長  再開します。 ◯ 加藤保険年金課長  先ほどの御質問なんですけども,医療として保険を使用してかかる分につきましては助成対象となるということです。 ◎ 南部委員  保険適用になる部分に関しては,なるということですね。だから,妊娠をされた方でも適用分に関しては,範囲内になるということで,分かりました。ありがとうございます。 ◎ 津川委員長  ほかに質疑はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川委員長  質疑なしと認めます。  よって,質疑を終結いたします。  これより,討論に入ります。  討論はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結いたします。  これより,採決いたします。  まず,議案第20号 小松島市子どもはぐくみ医療費助成に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第20号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 津川委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第20号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。 ◎ 津川委員長  次に,議案第21号 小松島夜間運動場条例の一部を改正する条例について,議案第22号 小松島市身近な運動広場条例の一部を改正する条例について,議案第23号 小松島市和田島地区学習等供用施設条例の一部を改正する条例について,議案第24号 小松島老人いこい家条例の一部を改正する条例について,議案第25号 小松島多目的ホール条例の一部を改正する条例について,議案第26号 小松島市休日診療所条例の一部を改正する条例について,以上6件についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  議案第21号から議案第26号までについて,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 津川委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第21号から議案第26号までについては,原案のとおり可決すべきものと決しました。 ◎ 津川委員長  次に,議案第30号 和解案の受諾についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第30号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 津川委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第30号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。 ◎ 津川委員長  次に,議案第31号 小松島葬斎場指定管理者指定についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第31号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 津川委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第31号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。 ◎ 津川委員長  次に,議案第32号 工事請負契約の変更について(令和3年度小松島環境衛生センターごみ焼却施設整備工事)を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第32号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 津川委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第32号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。 ◎ 津川委員長  次に,陳情第1号 エコステーション設立のための陳情についてを議題といたします。  それでは,委員皆さんより陳情第1号について,御意見等ございませんか。 ◎ 橋本委員  私は,やはりごみ減量化を大いに進めるべきだと思っております。先進地のことなんかも,議員自身がよく勉強せないかんと思うんです。そういうことが大事だと思っております。 ◎ 井村委員  陳情は2つあるんですけれども,エコステーション設立のための陳情書につきましては,今,橋本委員が言われたように,減量化するのがいいのかなと思います。  今,市のほうも,生ごみに関しては,キエーロで推進やっていますし,自分もこうやって経験する中で,明らかに生ごみキエーロですることによって,前も言うたんですけれども,燃えるごみが軽いんですよね。生ごみがなかったら,物すごく青い袋の燃えるごみごみステーションは,私の家の辺りはステーション方式なので,集積場まで持っていくんですけれども,実際に軽いなというのを感じています。  今回のこの陳情について,きちっと読み込めてはないんですけれども,エコステーションであれば,それでリサイクル率が上がるとあるけど,この中段からちょっと下にある,まだ使えるからもったいない,誰かもらってくれないかなという,リサイクルについては,以前にも,県外ごみ施設に,越谷だったか,どこか行ったときにもあったんですけれども,きちっと施設ができて,2階は子どもたちとかが来て,リサイクル勉強ができる施設があって,同じ敷地内にショールームみたいなのがあって,そのショールームの中で,まだ使える不必要になったソファーとかベッドとか,椅子とかテーブルとかを並べて,必要な人が持って帰るというようにやられているところを視察してきて,こんなのがあったらいいのになと思ったこともあるんですけど,今回の大きい粗大ごみ,まだ使えるもののリサイクルとか,それとか資料も頂いておるのですけど,空き缶とか段ボールとか,新聞紙のリサイクルについては,もう既にそれぞれの団体とか,公民館単位とかいろんな団体で集められて,市もそれに補助金を出して,リサイクルの向上というのをやっていますよね。  それの上に,このエコステーションをどういう位置づけでやるのか。やるのはいいと思うんですけど,どこまでのことができるんだろうなというところがあって,まだ私もそこまでイメージができてないんですけど,皆さん意見を聞きながら進めていけるんだったらいいなあと思っています。 ◎ 近藤委員  私も,この陳情を読ませていただきまして,大分前から,キエーロの生ごみ処理に関しては,自分自身が関わらせてもらっていますから,ごみ減量に非常につながっている,小松島市の皆さん意識が高まってきているというところは感じております。  その中で,今回の陳情内容を読ませていただいて,自分なりに今まで勉強してきたことを考え合わせましたときに,私は最初勤務校が上勝町でございましたので,日比ケ谷で燃やすだけでありましたところが,今きれいに,ごみ,ゼロ・ウェイストということで,非常に整備もされています。何度も足を運んで勉強もさせていただいております。  このように,整備を進めていくということに向かうにしても,場所であるとか様々なことの勉強皆さんがする必要,また,行政のほうの方針も必要になってくると思います。  そこで,今,1階のフードポストというんですか,それに目をつけましたときに,たくさんの方が,これよかったら使ってほしいなという優しい気持ちで届けてくださって,箱の中がいっぱいになっているような状態でございます。  これも含めた上で,将来,場所場所によって,地域によって,どういうものがベストかということは,今後の勉強にはなってくるかと思います。行政のお考えも,当然,反映なされて進められていくことと思いますけれども,まず,できることといたしましては,これに向かっていくにしても,今のフードポストの中で,使わせていただきたい,リサイクル自分自身が貢献をしたい,また,それを受けて自分自身の生活が,このコロナ禍の中で助けられたと,そういうような関係性小松島市さんのほうで,何らかの日を決めて,そのときに皆さんが,希望者が集まっていけたり,意識も高くなっていますから,そういうところに足を運んでいただく小松島市民の方が増えていくというのがまず,一歩ではないだろうかというように思っております。  すばらしい今後の未来に向けての趣旨が,ここには書かれております。すぐにできることとできないことは当然ございますけれども,していかない限りは進まないということは私自身分かっております。まずはフードポストと,そして,リサイクルと,そしてごみ減量キエーロに関しては,私の家庭ではなくてはならないような存在になっております。このあたりもひっくるめて,市でそういうような,行事を開いていただけますことがまず,一歩につながっていくのではないかというように思っております。 ◎ 南部委員  エコステーションの考え方に関しても,私はすばらしい取組だと思いますし,小松島市でこういう形ができるんだったらすごいなと私自身は思っております。  ちょっと文章の中で,資源ごみをいつでも持っていくことができる,欲しいものと交換できるという表現があったんですが,資源ごみを欲しいものと交換,これ多分,井村委員が御指摘されたのと似ている部分になるかもしれないんですが,段ボールであるとかプラスチックのペットボトル等資源ごみに当たるのだろうと思うんですが,これが欲しいものと交換できるというのは,できないものなんだろうと思いますので,ここの表現はどうなのかというのは,御議論をぜひしていただければなと思いまして,よろしくお願いいたします。 ◎ 前川委員  私もこの陳情には大賛成でございます。本市が,主導でエコステーションをすることによって,フリーマーケットなりまたリサイクルショップなり,さらにはフードバンクを兼ねることができるということなので,この陳情には,私は大賛成でございます。 ◎ 近藤委員  今回出されておりますこの陳情の先を見ましたときに,小松島市の先を見ましたときに,きれいになる町並み,そして,皆さんごみ減量に対する意識が高まっていく,その方策として,以前に,市行政の方とお話をさせていただいたことがあります。それは,今は環境衛生センターの方が,ごみをできる限り家の近くまで取りに来てくださっております。非常に助かっているという声も多くいただいています。  そういうお取組が,今後,小松島市の先を見越したときに,幾つかに分類して,町並みにあるだけでも,きれいな,燃えるごみや燃えないごみや,それから,リサイクルはちょっとそこに入るかどうか分かりませんけれども,自分で拾ったごみをそこに入れるようにするというようなことができていくところまで見定めていけましたら,小松島市の町並みというのは,景観もよく,そしてごみに対する意識も強まっていくというように考えています。今回の陳情はそこまでのことは挙げられておりませんが,以前にそういうことのお話をさせていただいたということも頭に残っております。  そういうことも踏まえて,エコステーション設立というのは,そういうところにまで先は広がっていくということも,本市であれば可能になる可能性も十分ありますので,しっかり勉強していく,また,行政の方の御意見をしっかりと聞いて,実行に移していけるかどうか,市民の方の声をしっかり聞くということが重要になってくると思いますが,小松島市というのは,市がごみに対して,そして環境に対して非常に配慮をしている市であるというところを強く打ち出していただくことによって,きれいな町並みに住みたい。そして,ごみに対する意識を持ちたい。そういういいことをしたいというような人はたくさんいらっしゃいますので,そのあたりも,かなり先のことを見通してとなりますが,陳情書を読ませていただきました。 ◎ 津川委員長  ほかにございませんか。 ◎ 井内委員  それぞれの委員さんからお話ございましたように,ごみを分別して減量化を図るということは非常に大事なことでございます。ただ,ステーションとなったら,ある程度の規模構造物あたりも要るので,その辺は地域南部に1か所とか,北部に1か所とか,市内全体で何か所にするか,それも今後の協議によると思うんですけども,ただ将来を考えた場合にごみ処理広域化の問題もございますので,その辺で将来どうするか,この辺も含めた大枠というか,先の協議も必要であって,その辺で決めた中をずっとまた下に下ろしてきて,参加の市町でどういうふうなステーションがベターかというふうなことも考えていく必要があるのではないかというふうに,広域化を将来見据えた整合性もちょっと協議の中に入れていただきたいというふうに考えています。 ◎ 津川委員長  ほかにございませんか。 ◎ 井村委員  委員長,これ,もう一つのほうを聞いてもよろしいですか。それとも,関連して,こっちを先に済まして。 ◎ 津川委員長  こちらの陳情第1号からお願いします。
     よろしいですか。                         (「はい」と言う者あり) ◎ 津川委員長  それでは,ほかはないようでございますので,御意見等を終結いたします。 ◎ 井村委員  もう一個の保険制度傷病のも,ここやね。 ◎ 津川委員長  また別の,後の陳情第3号で。  よろしいですか。  陳情第1号の御意見を終結いたします。  これより,討論に入ります。  討論はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結いたします。  これより,採決いたします。  陳情第1号 エコステーション設立のための陳情についてを挙手により採決いたします。  お諮りいたします。  陳情第1号について,採択することに賛成委員挙手を求めます。                            [挙手全員] ◎ 津川委員長  挙手全員であります。  よって,陳情第1号については,採択すべきものと決しました。 ◎ 津川委員長  次に,陳情第3号 国民健康保険制度傷病手当の改善を求める陳情についてを議題といたします。  それでは,委員皆さんより,陳情第3号について御意見をお聞きいたします。 ◎ 井村委員  1点ちょっと教えてください。  5行目の新型コロナウイルス感染症対策として,国民健康保険傷病手当がつくられるとあるんですけど,これはどういう内容か御説明をお願いできますか。 ◯ 加藤保険年金課長  この傷病手当金制度につきましては,対象者新型コロナウイルス感染症で仕事ができない期間に,対象者が被用者,給与収入のある方を対象としておるんですけども,その方が一定の条件を満たした場合に,対象となる者の金額の3分の2に相当する金額助成するような制度でございます。 ◎ 井村委員  その企業の正規職員だけが対象であって,いわゆるパートとかアルバイトの方は対象でないんですか。 ◯ 加藤保険年金課長  そうです。委員のおっしゃるように,正規の方が対象になるということでございます。  小休をお願いします。 ◎ 津川委員長  小休します。                        [休憩 午前10時43分]                        [再開 午前10時43分] ◎ 津川委員長  再開します。 ◯ 加藤保険年金課長  給与収入があるという方になりますので,正規,非正規を問わずということでございます。失礼しました。 ◎ 津川委員長  ほかに御意見ございませんか。 ◎ 南部委員  今,フリーランスの方々に関しては,実際そうなったときには,国民健康保険内での治療ができるだけということですか。すみません,ちょっと私もよく分かってなくて。フリーランスの方はどういうふうな状況になるのか,この文章がお分かりになるのだったら教えていただきたいんですが。 ◎ 津川委員長  これ,確認なんですけど,例えば,分かりやすい例で言うと会社員だと,会社の社会保険に入っていて,そちらのほうで新型コロナウイルス感染症に対する傷病手当が出るという形の中,このたび国のほうが設定しているのが,会社員でありながら,その個人だとか会社の事情で社会保険でなくて,会社員でありながら国民健康保険に対する新型コロナウイルス感染症に対する傷病手当金というのがつくられた。  ただ,分かりやすく言うと,自営業の人で,いわゆる国民健康保険に入っている方に対する傷病手当新型コロナウイルス感染症に対する,休んだときの傷病手当が,自営業,フリーランスの方に関しては,現在はないので,この地方創生臨時交付金等を使って,傷病手当を使えるようにしてくださいという内容陳情という理解で私おるんですけど,いかがでしょうか。 ◯ 加藤保険年金課長  そのような内容でございます。 ◎ 南部委員  つまり,それをするとすれば,個人事業主の休んだ分の報酬額を市が支払わないといけないということなんですよね。その金額という査定も考えていかないといけないと。市はということですよね。  例えば,数千万円の収入がある事業主さんであったら,それに対する補填というのも考えていかないといけないということでよろしいですかね。 ◯ 加藤保険年金課長  そうですね。 ◎ 南部委員  分かりました。 ◎ 津川委員長  補足ですけど,現在,他都道府県かな,2020年,2021年に関して,こういった制度を取り入れているところも実際ございます。  また,県内であれば全てちょっと把握しているわけではないんですが,石井町なんかに関して言うと,令和3年11月から令和4年2月28日まで,今ちょっとそれを延長しているか,もうそこで終わっているかというのは,すみません,そこまでは調べ切れてないんですが,この個人事業主,フリーランスの方も対象にした傷病手当金制度というのを事業としてつくっているという実績もございます。  ほかに御意見はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川委員長  それでは,ないようでございますので,御意見等を終結いたします。  これより,討論に入ります。  討論はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結いたします。  これより,採決いたします。  陳情第3号 国民健康保険制度傷病手当の改善を求める陳情についてを挙手により採決いたします。  お諮りいたします。  陳情第3号について採択することに賛成委員挙手を求めます。                            [可否同数] ◎ 津川委員長  可否同数であります。  よって,小松島市議会委員条例第17条の規定により,委員長が本案に対する可否を裁決いたします。  このたび,陳情のほうを提出していただいているんですが,先ほど,私も補足という形で現状のみを説明させていただいたんですが,社会保険に対する傷病手当金もございます。  現在ただ,自営業,フリーランスの方に関する傷病手当金の制度も,国のほうから出されてはいるんですが,会社員の方で国民健康保険に入られている方への傷病手当金というのはあるんですが,会社員をしながら国民健康保険の割合というのは非常に狭い部分のところでありまして,本市ではちょっと実績が,今のところないというふうな話も聞いております。  特に,この傷病手当の改善を求める陳情書に関しては,個人事業主,フリーランスの方に関しても広く,そういう傷病手当金を同じように新型コロナウイルス感染症に関するところで設定をしてほしいというところで,私としましては,非常に前向きで必要である制度であると思っております。  よって,委員長陳情第3号について採択と裁決いたします。  したがって,陳情第3号は採択すべきものと決しました。  以上で,本委員会に付託されました事件は,全て議了いたしました。  次に,当局より,報告第1号について説明願います。 -報告についての説明省略- ◎ 津川委員長  以上で,報告第1号に関する説明は終わりました。  ただいまの報告について,何か御意見はございませんか。 ◎ 南部委員  すいません。事業評価で聞かせてください。3と4という形で,4で教育以外の部分で頑張ってきていただいていることに関して,私はすばらしいなといっぱい思っておりますし,逆に,学習面でも3というところを全体的に示されたことは,すごいなと思っているんです。というのも,コロナ禍の中,どちらかというと「成果は得られたが,改善の必要がある」の2とかになっても仕方がないような状況だったと思うんですけど,この令和2年度を対象にした分に対して,コロナ禍の中で,目標どおり達成できなかったようなことはなかったんですか。  それを頑張っていただいたんだろうと思うのですが,コロナ禍で難しかったこともあったんでないかなあと思って。もしあるのであれば,お願いいたします。 ◯ 勢井副教育長  おっしゃるとおり様々な催し等は,なかなかできなかったというような状況がございます。ただこちらについては,そうしたことを割り引いた上で,ほかの代替措置を取ってできたかどうかという形で評価をさせていただいておりますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 南部委員  ぜひその状況であったとしても,乗り越えて3の評価になられているということなので,来年度また,コロナ禍の状況の中でも,またさらに上に目指していけるように取り組んでいただければと思いますので,以上にさせていただきます。
    ◎ 津川委員長  ほかに御意見はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川委員長  ないようでございますので,委員の皆様から所管事項で何かございませんか。 ◎ 井村委員  1点,赤石の最終処分場の件でお聞きしたいと思います。  この件については,井内委員からも,ほかの議員さんからもいろいろ聞かれておったように思うのですけれども,たしか来年3月で,県から言われた,指摘された期限が来るというふうにお聞きしたんですけど,現状どのようなっておるかお聞きいたします。 ◯ 原田市民環境部副部長  赤石地区最終処分場の埋立て事業期間終了後の新たな最終処分場につきましては,これまでも市議会で御答弁させていただいているとおり,橘処分場や民間処理業者の検討も含め多角的にその選定に取り組んでいるところでございます。  特に,橘処分場につきましては,関係市町等に本市の状況を御説明し御理解を得るよう努めておりますが,いまだ市議会に報告できる状況とはなっておりません。  一方で赤石地区最終処分場につきましては,令和3年10月に実施いたしました残容量調査の結果,その残容量と今後の投入量予測から,現在の埋立て許可期間を超える残余年数が判明いたしております。このため本市といたしましては,昨年12月15日に,公有水面埋立法の免許権者であります徳島県に,令和6年度末,令和7年3月までの事業期間の延伸を要望させていただいておりまして,現在,延伸に向け担当者間で協議を進めているところでございます。  こうした状況ではございますが,本市としましては,新たな処分場の選定は喫緊の課題であるとの認識に変わりはなく,今後とも早期に市議会に報告できますよう鋭意努めてまいりますので,御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ◎ 井村委員  今,説明してもらったんですけど,当初聞いていたのは,阿南市の橘処分場に向けて協議しているということを聞いてたんですけど,今の説明では,民間の業者さんも含めて多角的にと言われたけども,どちらにしようか検討されているということでよろしいですか。 ◯ 原田市民環境部副部長  これまで市議会に,橘処分場に限らず,民間処理業者も含めて多角的に検討すると御答弁させていただいているところでございます。  今後とも,検討を進めてまいりたいと考えておりまして,特に民間処理業者の検討に当たりましては,大きな課題となっておりました環境衛生センターからの焼却灰等の処分場への搬出につきまして,大型トラックでの直接搬送に一定の目途が立っておりますことから,費用対効果の点で一層の優位性が見込まれる状況となってきております。  今後,他自治体の民間処理業者への委託状況等を参考に,積極的に検討を進めまして,結果が出た段階で市議会に報告させていただきたいと考えております。 ◎ 井村委員  コストも,今,検討されてということだったんですけど,最終的に,先ほどの説明の中で,期限の延長を県に申入れして協議しているということなんですけど,それも含めて結論的にはいつ頃出るんですか。 ◯ 原田市民環境部副部長  これまでの赤石地区最終処分場の事業期間の延伸手続で申しますと,埋立て許可期限の直前に延伸に係る変更協定を締結するということになっております。  しかしながら,今回の延伸につきましては,埋立て容量的に最後の延伸と考えられることから,さらに新たな処分場選定の検討スケジュールにも影響を及ぼすということで,先ほど御答弁させていただきましたとおり,本市としましては,県への延伸要望をこれまでより,かなり早い段階である昨年12月に行っておりまして協議を進めているところでございます。  延伸の見込みにつきましては,今後の県市協議の進捗状況にもよりますが,本市としましては,できるだけ早い段階で県にお認めいただけるよう協議を進めてまいりたいと考えておりますので,御理解賜りますようお願いいたします。 ◎ 井村委員  分かりました。ありがとうございました。一番いいのは,ぱっと決まって来年からできたらいいんだろうけど,そんな協議もあるので,1年なり延伸してもらって,その間に協議するということ,また進捗状況が決まりましたら,方針が決まりましたら報告いただきたいと思います。ありがとうございました。 ◎ 津川委員長  委員開会より1時間以上が経過しました。この所管事項の質問委員会は最後になるんですが,その他所管の質問がある方は何名かいらっしゃいますか。  2人なので,このまま続行します。 ◎ 近藤委員  教育委員会にお伺いしたいと思います。  8日,9日に公立高校の一般選抜の学力検査,そして,面接試験のほうが行われたと思います。  このようなコロナ禍を受けまして,今年に関しては,その追試験というのに関しても,県のほうから手厚く二度ほど準備等もなされていたということでございますけれども,8日,9日に,子どもたちは全力を出すことができたというような話も聞いております。  それに向けまして,小松島市としましては,万全の対策で臨まれたと思いますけれども,そのお取組についてお伺いをいたしたいと思います。お願いいたします。 ◯ 曽我部学校課長  県教育委員会のほうでは,新型コロナウイルス感染症に感染し,検査日に入院または自宅や宿泊施設において,療養中のために一般選抜を受験できない生徒等に対して,本年度は,例年の一般選抜の追検査日,追面接日に加え,3月23日に特別追検査,特別追面接日を設定しております。  各中学校では,県教育委員会からこの特例措置について発表があった後,このことについて,生徒・保護者に周知をいたしました。  この特例措置により,万一感染者等になった場合にも,受験の機会が確保されているという安心感を生徒・保護者はある程度持てたかとは思いますが,学校としては,可能であれば受験をする全ての生徒に対して,当初から予定されている受験日に受験をさせてやりたいとの思いから,日常の健康観察や感染防止対策の徹底を図りながら受験の指導に当たってまいりました。  現在,市内の中学校からは,この特例措置を通じて受験をする予定の生徒の報告は上がってきておりません。  合格発表日は3月16日でございます。受験生が無事希望校に合格できるように祈っております。 ◎ 近藤委員  ありがとうございました。生徒にとりましては,このような特例措置が設けられていますということが,心の中で心配をするというところの安定感につながったのではないかというように思います。しかし,学校での万全な対策が取られていたということを伺っていますので,感染対策や,また学級閉鎖そして学年閉鎖等が行われた場合でも,オンラインで勉強ができるというような状況をうれしそうに語ってくれていましたので,非常に心強かったと思います。このような急遽な時代の中で入試を迎える子どもたちにとりまして,安心でそして先生方が寄り添ってくださるこのオンラインが有効に活用できたということも,感謝を申し上げたいと思います。ありがたく感じております。  それからもう一点,よろしくお願いします。徳島新聞の記事のほうでも,私は感動をさせていただきましたけれども,ある小松島市内の中学校の吹奏楽部を中心にした生徒たちが,被災を受けました少し離れました地域の学校とオンラインによって結ぶという,そして,ハウリングなどを心配する中で,非常に音も合わさって,そして同じ曲を演奏することによって感動を得たり,また,この間は,本県としましては,阿波踊りという非常に伝統文化継承に関して,それを伝える,見てもらうことができたということで涙ながらの感動の行事が行われました。  このことに関して,子どもたちは大きな思い出ができたことと思いますし,周りの学校のほうもヒントを得て,私たちの学校でもできるかもというように案を絞ったということも伺っております。小松島市は一番先を切って,こういうことが行われておりますが,多感な子どもたちに思い出の一つをこうやって感動を受けることができた,また,周りの生徒たちも拍手,拍手であったというあたりを聞かせていただきますと,感動という言葉では表せないと思いました。  このことについて少しお伺いできればと思います。よろしくお願いします。 ◯ 曽我部学校課長  市内の各小中学校についてでございますが,避難訓練の実施あるいは防災についての学習等を通して,災害発生時の行動について体験を通して学習を積み重ねてきております。  議員がおっしゃられた,この該当の中学校につきましては,昨年度,県の学校安全総合支援事業の指定を受けて,様々な取組を進めてまいりました。この取組をきっかけとして始まった東日本大震災の被災地の学校との交流の中で,防災や災害からの復興についての大きな学びを得るとともに,今年度,オンラインによる学校交流活動等を積極的に進めてまいりました。  昨年度から取組を続けております音楽の演奏交流,両校での合同合唱,先日は阿波踊りなどの伝統文化の紹介を通じての交流など新しい学びや体験をしております。ほかの地域の文化や伝統を知るということは,自分たちの地域の文化や伝統のよさを知る機会ともなります。  今後こうした学びや体験・取組を市内の学校で共有しながら,小松島市の地域のよさ,伝統についての学び,また,地域を愛する心の育成につなげていきたいと考えております。 ◎ 近藤委員  ありがとうございます。スタートが防災に関することで,きっかけになっているということであります。しかしながら,結ばれた子どもたちの心と心は,きっと簡単なものではないと思います。離れていても,お互いにそれぞれのよさを出し合いながら助け合って生きていこうなというようなことが,オンラインを通しても心を近くできたことに関しまして,感動という言葉では足りません。本当に,私は涙があふれました。  防災や,そして学びをますます強めていけるとのお話をいただきまして,私もうれしく思っておりますし,子どもたちコロナ禍の中で,孤立をどうしてもしやすかったり,未来に対して不安を持ちやすい,今の世の中におきまして,このオンライン等を通じて,我がまちをさらに愛していくような伝統文化の継承も含めまして続けていただきたいというように願っております。  オンラインが取れまして,自由に行き来できるようになったとしても,オンラインを活用するということは,コロナ禍の中において,気軽に行うことができるということのきっかけにもなりました。  先生方は大変な御苦労をなされたということも,十分に分かっております。どうかこれから先,未来ある子どもたちが,様々な技を通しまして人生のすてきさを学んでいけますように,自分たちのまちに誇りを持てますように,そして自分自身に誇りを持てますように,自信を持てますように,どうかよろしくお願いをいたします。 ◎ 井内委員  私は2点ちょっとお伺いしたいと思います。  まず,1点目については,先ほどの井村委員の関連なんですけども,最終処分場の今後の問題についてはお話がございましたように,来年の3月末まで,一応,県のほうに延伸許可をいただいて使用できると。その間については,民間,あるいは橘の公社も含めて検討して,早急に業者選定を決めたいということでありましたが,ちょっと確認したいんですけど,令和7年まで延伸許可をいただくというふうな先ほどの答弁でございましたが,今までについては,5年ごとに県から許可をいただいて,ずうっと延伸をやってきたという経緯もあります。  今回,延伸となると,もうついこの間,調査もして,どれぐらいの残容量がいけるかと,500万円ぐらいやったか計上して調査したのに,今度は延伸となると,また,あとどれぐらい使用できるかの容量あたり予算計上して調査をやるわけですか。その辺のところをちょっとお聞きしたいと思います。 ◯ 原田市民環境部副部長  残容量調査につきましては,年度末をもって,県に報告するよう指導はありますもので,年1回は必ずすることにはなる予定でございます。 ◎ 井内委員  だから一番聞きたいのは,延伸を令和7年度までお願いした場合については,調査は改めて業者に委託して調査をしなくていいんですね。 ◯ 原田市民環境部副部長  毎年,調査を行う予定でございます。 ◎ 井内委員  私が聞いているのは,延伸期間が5年と県から許可をいただいている期間があるでしょう。その期間が切れるちょっと前に,あとどれぐらい使えるかということで予算計上して業者委託で残容量を決めとったと思うんですけども,その分を今回は必要なしに,令和7年まで延伸が,県に申請できるということですか。 ◯ 原田市民環境部副部長  先ほども井村委員質問に御答弁申し上げたとおり,令和3年10月に残容量調査を行いまして,その残容量をもとに,今後の投入量予測から許可期限の令和4年3月以降も約2年程度は投入できるという予測が立っておりますことから,県に向けて再延伸の要望をしているところでございまして,県から,その期間において再度容量調査をして報告せよということがありましたら,もちろんする必要がございますし,今のところ毎年報告するというような形で,行っておりますので,残容量調査は年1回を行う予定とはしております。 ◎ 井内委員  この件に関しては,いろいろやり取りしても切りがないので,これで置いておきますけども,取りあえず,やっぱり最終処分場の施設をとことんまで使うというよりかは,私は,原点に返って,来年3月までに業者選定をして,ある程度やっぱり余裕を持って県に返すというぐらいの気持ちで,業者選定を一生懸命やっておると思いますけれども,そういう方向で3月までに決めていただきたいというふうに要望も含めて,申し上げておきたいと思います。  引き続いて委員長よろしいですか。 ◎ 津川委員長  もう一個ですね。はい,どうぞ。 ◎ 井内委員  生涯学習課にお尋ねしますけども,令和3年度の県の埋蔵文化財の発掘調査の関係は,一応終わったんですよね,2月ぐらいに。今,残務作業をしていると思うんですけども,新年度予算を見ても,改めて予算計上されておりますので,新しい発掘調査の予定というよりか,どれぐらいの期間で終わるのか,その辺の見通しは,やっぱり予算計上しているからある程度の計画はされておるのですか。ちょっと報告願います。 ◯ 大島生涯学習課長  来年度の発掘調査でございますけれども,大体夏前ぐらいから2月の予定で発掘調査を行うこととしてございます。 ◎ 井内委員  期間は分かりましたけど,日峯大神子広域公園の整備事業もある程度急がれると思うんですけれども,何しろやっぱり文化財の発掘調査のほうが優先しますので,来年2月で終わるのかどうかその辺のめどは全然分からんですか。新年度の予算規模で発掘調査して,まだまだあるわというようなことにはならんですか。その辺の見通しというのは全然分かりませんか。 ◯ 勢井副教育長  この市営グラウンド遺跡につきましては,日峯大神子広域公園内のほとんどの場所で試掘の結果,何らかの遺物があるということは確認できております。それに対して発掘調査が必要というのは,どうしても開発行為,日峯大神子広域公園整備の工事のやり方によって,発掘が必要かどうかということがありまして,令和4年度については,高台となる部分の掘削をかなり行うということで,その部分について,約1,900平方メートル,この部分を調査するということになっております。  今のところ,開発工事が決まっておるのは,そこまででございますので,日峯大神子広域公園整備の工事の手法によって,残りの部分で掘削をする。遺跡に影響がある程度深く掘るとか,盛土をするとか,そういうところがあったら,その場合については,開発行為者であります都市整備部のほうから,県のほうに開発行為の届出をしていただいて,その結果,県のほうが発掘調査が必要かどうか,指示・勧告をすることになっておりますので,現在のところは,これ以降,発掘調査が必要かどうかというのは分からないということでございますが,開発行為によっては発掘調査になる可能性があるということで,御理解いただけたらと思います。よろしくお願いします。 ◎ 井内委員  これ以上質問はいたしませんが,新年度予算については,7月ぐらいから調査を始めたいということでございましたが,できましたら7月からかかって12月定例会議ぐらいには,調査の内容とか,見通しとか,ある程度分かれば,その辺でまた,委員会等で状況を報告していただきたいと思うのですがどうでしょうか。 ◯ 勢井副教育長  先ほども申したとおり,開発行為に伴いますので,全てが報告できるような状況に,9月それから12月等でなるかというのは分かりませんが,現状予測されるのは,水路整備をするところであるとか道路整備をするところについては,確実に発掘調査をする必要があると思いますので,そうしたところが分かり次第,また御報告させていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ◎ 井内委員  報告をしてくれるので,確認をさせていただきました。  この件については,杉本委員から一般質問でたびたび出されておりますが,やっぱり地域の人からしたら,整備事業にいつかかるんだというふうなお話も,私は何遍も聞いておりますので,その辺のところも考えていただきたいと思います。 ◎ 津川委員長  ほかに,所管事項はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 津川委員長  ないようでございますので,散会に当たり,市長より御挨拶があります。 ◯ 中山市長  本日は,本委員会に付託されました議案等につきまして,原案どおりお認めいただきまして誠にありがとうございます。  また,委員各位からは,所管事項につきまして貴重な御意見をいただきました。しっかりと協議を行って,市政運営に生かしたいと思います。大変お世話になりました。ありがとうございました。 ◎ 津川委員長
     これをもって,文教厚生常任委員会を散会いたします。                        [閉会 午前11時28分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....