(「異議なし」と言う者あり)
◎
杉本委員長
御異議なしと認めます。
よって,議案第48号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に,議案第50号 徳島県
市町村総合事務組合規約の変更についてを採決いたします。
お諮りいたします。
議案第50号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
◎
杉本委員長
御異議なしと認めます。
よって,議案第50号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に,請願第1号
日本政府に
核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書の提出を求める請願についてを議題といたします。請願第1号について,確認事項などはございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◎
杉本委員長
ないようでございますので,討論に移ります。
これより,討論に入ります。
討論はございませんか。
◎
佐藤委員
私は,この請願第1号につきまして,反対の立場で討論を行います。
核兵器禁止という方向性については大いに賛同できるものでございます。しかしながら,当条約への参加・調印・批准している国に
核保有国は1か国も存在しておりません。そうであるなら,日本がこれに参加することに意味のあることではございません。現実的な見方をすれば,
核保有国が自らそれを手放すことはないと予測されます。なぜなら,核兵器を保有することは自国を防衛するために有効な手段であるからであります。今なお戦火がやまない
ウクライナでの戦争は,1994年の
ブダペスト覚書により,
ウクライナが核兵器を放棄していなければ起こっていなかったであろうと言われております。また,
プーチン大統領の核による恫喝に対しまして,
バイデン大統領は早々と米軍は派遣しないと宣言いたしました。これが国際社会の現実であります。
また,核の傘についてでございますが,世間的にはあると認識されているようでございますが,1969年,当時の首相,
佐藤栄作氏は
国会議員に初当選した
石原慎太郎氏を
アメリカに派遣した際,
戦略航空司令部と
北米航空宇宙防衛司令部を
国会議員として初めて視察した際に,当時の司令官との
やり取りは,米国の
警告システムは日本をカバーしていないという現実に接したことであります。それに対して,石原氏は,米国の
核防止力は傘になっていないではないかという質問をされたそうでありますが,それに対して司令官は,当たり前じゃないか,日本は遠過ぎて,とてもでないがカバーできない。それであれば,なぜ自国で核兵器を開発しないのかという
やり取りの後,真剣に国防に対して取り組むようになられたそうであります。このような中において,独裁かつ共産主義,さらに
核保有国である3か国に隣接する我が国は,当条約に参加することは自国民を守る手段を自ら放棄するのと同意であると考えます。
以上の理由で当請願の採択には,私は反対いたします。
◎
杉本委員長
ほかにございませんか。
◎
吉見委員
私は採択することに賛成いたします。
2019年5月22日現在1,647,2016年1月現在だったら1,604ですから,43自治体増えております。
小松島市議会は
非核平和都市宣言を1984年9月26日,すなわち
非核都市宣言自治体連絡協議会が誕生したその年の9月
議会に宣言しています。決議文にはこのように書かれています。
小松島市
非核平和都市宣言に関する決議。世界の平和と日本の安全を実現することは人類の共通の願いである。しかしながら,最近の核軍備の拡張は依然として行われ,人類の生存への恐怖となっている。私たちは世界唯一の被爆国として,全世界の人々に再び地球上に広島,長崎の惨禍を繰り返させてはならない。さらに,
核兵器廃絶のため,あらゆる核兵器の
全面禁止に努力し,小松島市住民が核の恐怖に脅かされないよう,平和のために貢献する決意を表明し,ここに非核平和の都市となることを宣言する。
以上,決議する。昭和59年9月26日,
小松島市議会,となっています。
非核平和都市宣言とは,地方自治体が自身を
非核地帯と宣言するか,または核兵器の廃絶を内外に訴える宣言を表明することとなっております。本来,外交や国防は国の専管事項だから,核戦争の危機の中で住民の生命と財産を守ることを使命とする自治体が国家に全てを委託できないとして,国家に対して行う
異議申立ての企てとされるとあります。
非核平和都市宣言をした
小松島市議会とすれば,
日本政府に
核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書の提出を求める請願について,採択するのは当然ではないでしょうか。そのために,採択に賛成いたします。
◎
前川委員
私も一応昨日も賛成の立場で皆さんに請願の
趣旨説明をさせてもらいましたけれど,佐藤さんが言うのも分かるんですよ。日本が核を共有したら,抑止につながるということになるかもしれんと思いますけど,それで核を共有すれば,果たして,ロシアや中国,それから北朝鮮ですか,核の脅しが効くでしょうかということです。
アメリカと核を共有して日本に配備をされれば,それこそロシアや中国,それから北朝鮮の攻撃の口実になりかねんというふうに私は思います。そしてまたアジアで軍拡競争が始まるのではないでしょうか。武力で対抗しようと考えることこそ,日本に危険を及ぼすように私は思います。
◎
杉本委員長
ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◎
杉本委員長
討論なしと認めます。
よって,討論を終結いたします。
これより,採決いたします。
請願第1号
日本政府に
核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書の提出を求める請願についてを挙手により採決いたします。お諮りいたします。
請願第1号について,採択することに賛成の委員の挙手を求めます。
[
挙手少数]
◎
杉本委員長
挙手少数であります。
よって,請願第1号については,不採択すべきものと決しました。
次に,陳情第6号 「
消費税インボイス制度の
実施中止を求める意見書」を政府に送付することを求める陳情書,陳情第7号 消費税・
適格請求書等保存方式(
インボイス制度)の
導入中止を働きかける国への
意見書提出を求める陳情書について,一括議題といたします。
それでは,委員の皆様より,陳情第6号及び陳情第7号について,御意見はございませんか。
◎
井村委員
同趣旨の陳情が2つ出てきているんですけど,ちょっとこれ事務局に確認したらいいのかな。これ,最初のほうは
課税売上高が1,000万円以下の企業とかに非課税であるという1つの基準が1,000万円ってあるんですけど,2つ目のほうは500万円を超える消費税の免税業者ってあるんですけど,この1,000万円と500万円というのは,聞くところによると,1,000万円が消費税の非課税と聞いておるんですけど,これって1,000万円でよろしいんですか。
◯ 田中議会事務局長
事務局で把握しておる限りでは1,000万円というふうに聞いております。
◎
井村委員
そうやね。だったら,これは後のほうは打ち間違えというか,これ,1,000万円でよろしいんですね,この制度としては。
◯ 田中議会事務局長
そうです。
◎
井村委員
そしたら,聞くところによると,この制度は
消費税軽減税率が10%に上がるときに,国の制度で
軽減税率が8%と10%になったと。その制度を改正するために,その消費税というか,請求書ですよね。請求書の書き方の中に8%か10%かというのを分けて書かないかんというふうなことで,この制度をこの10月からするというふうに聞いておるんですけど,そしたら,ここにも書かれとるように,1,000万円以下の
消費税非課税の業者さん,
零細企業,一人親方,この頃フリーランスと言うんですか,そういう人も増えてるらしいんですけど,そういう人たちは今まで消費税が取引の中でかかってこなかった。ただ,この10月からは請求書を出すときに8%,10%,今まで書かなかったのを
適格請求書に書いて出そうとすると,その消費税を納める義務が出てくるようになるんですよね。きちっと登録して,その業者さんは。その分,書いておるように,所得が減る,負担が大きくなる可能性がある。今回の
制度改正で,その1,000万円以下の全ての人に消費税がかかる,だからその請求書というんだったら分かるんですけど,その1,000万円のそれをみんな,今かからないという状況の中で,相手の取引業者さんに対して消費税がかかる業者と,かからん業者が出てくるというのも,ちょっとこれって引っかかるとこがあるんですよね。この委員会が始まる前,ちょっと総務課に聞いて,小松島市に影響する業者さんとか,
零細企業とか一人親方,どれぐらい把握しておるんですか,分かりますかと聞いたら,いや,そこまで分からないということだったので,もう総務課のほうには聞きませんけど,田舎ほど,多分この制度に影響する人たちが多いのかな。昨日も同僚の議員が調べてくれましたけど,県外でも
シルバー人材センターにも影響があるので,きちっと採択して出したやいうところもあるようです。ここに書いてるように2,480億円,
消費税増が見込まれるって財務省が試算しとるんですけど,実際この人たちはこの1,000万円以下の人たちからの負担で増額,増税になるということなので,その所得の少ない人たちから負担が大きくなるという制度になると思うので,ちょっとこの制度には見直しが必要なのと違うかなというので,この趣旨には賛同できるかなと,私はそう思います。
◎
杉本委員長
ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◎
杉本委員長
ないようでございますので,御意見等を終結いたします。
これより,討論に入ります。
討論はございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◎
杉本委員長
討論なしと認めます。
よって,討論を終結いたします。
これより,採決いたします。
陳情第6号 「
消費税インボイス制度の
実施中止を求める意見書」を政府に送付することを求める陳情書,陳情第7号 消費税・
適格請求書等保存方式(
インボイス制度)の
導入中止を働きかける国への
意見書提出を求める陳情書についてを挙手により採決いたします。
お諮りいたします。
陳情第6号及び陳情第7号について,採択することに賛成の委員の挙手を求めます。
[挙手多数]
◎
杉本委員長
挙手多数であります。
よって,陳情第6号及び陳情第7号については,採択すべきものと決しました。
以上で,本委員会に付託されました事件は,全て議了いたしました。
次に,当局より,報告第2号,報告第3号及び報告第9号について説明願います。
-報告についての
説明省略-
◎
杉本委員長
以上で報告第2号,報告第3号及び報告第9号に関する説明は終わりました。
ただいまの報告について,何か御意見はございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◎
杉本委員長
ないようでございますので,委員の皆様から,所管事項で何かございませんか。
◎
佐藤委員
昨晩,震度4の地震が揺ったところでタイムリーかなと思うんですが,
緊急避難場所の設備についてでございますが,私の地元で言いますと,
目佐厚生福祉解放センターになるんですが,そこに通信設備として
Wi-Fi機能がまだついてないという状況で,今後避難された方が多数おいでた場合にそういった機能も必要かと思うんですが,その辺,設備,整備する御予定とかがございましたらお伺いしたいんですけど,よろしくお願いします。
◯ 南財政課長
防災を絡めた
Wi-Fiの設置に関する御質問ですが,私のほうからお答えさせていただきます。
委員御質問の
目佐厚生福祉解放センターへの
Wi-Fi設置につきましては,現在,
人権推進課のほうから財政課に対しまして相談を受けている状況でございます。
人権推進課のほうに対しましては,具体的に
Wi-Fiを設置するとした場合の必要とする範囲ですとか,それに伴って要する費用等の資料を整えまして,予算要求の準備をするようにというような形での指示を出させていただいております。財政課といたしましても,昨年度もございました
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用するなどして,
Wi-Fi設置に対する予算措置についての検討を現在行っている状況でございますので,また進捗するようでございましたら,御報告をさせていただければと思います。
◎
井村委員
今の佐藤さんの関連で地震のことなんですけど,
Jアラート,昨日も揺ったすぐに,私の自宅が阿南市に物すごく近いんです。阿南市のスピーカーから機械音が流れて,「こちらは阿南市です」という機械音の声が聞こえて,あそこのくるくるが回りよるんですよね。窓を開けて見たら,ずっとあって出たんですけど,阿南市は震度4やからあれが鳴って,小松島市は震度3だから鳴らなんだんですか。小松島市のほうは鳴らなんだように思うんやけど,阿南市が鳴って,小松島市が鳴らなんだという理由をちょっと教えてください。
◎
杉本委員長
小休します。
[休憩 午前10時37分]
[再開 午前10時38分]
◎
杉本委員長
再開いたします。
◯ 溝杭危機管理・
感染症対策推進課長
委員さんの御質問にお答えいたします。
Jアラートにつきましては,設定としては震度5から鳴るというような設定になっております。ですので,
小松島市内で鳴らなかったというのはそういう理由によるものですが,阿南市が鳴った理由に関しましては,ちょっと分からないような状況でございますので,よろしくお願いいたします。[(後述)訂正・補足説明あり]
◎
井村委員
分かりました。隣のところがずっと鳴りよるのに,小松島市は鳴らなんだので,ちょっと今の佐藤さんの話を聞きながら,ちょっと確認させてもらいました。それでも,昨日のは震度3ではない,うわっ来た,いよいよ来たと思うぐらい揺れたし,時間が長かったなと思いました。
◎
杉本委員長
ほかに。
◎
南部委員
佐藤委員の質問に続けてなんですけど,私も2年前に小松島市の
厚生福祉解放センターの中郷のほうで,その話を一度持っていかせていただいた時期があったと思います。そのときに,そこには電話しか来てない状況で,同じように一時避難をされたときに逃げた方々が情報を得る手段がないと。そのときはテレビすらなかったのかな。とにかくネットがつながっていないような状況であるということで,これは目佐も含めて,全体的にその一時
避難場所に対して
Wi-Fi設置というのを検討するという流れなんでしょうか。お願いいたします。
◯ 南財政課長
今回の
Wi-Fiの設置の部分に関しましては,
人権推進課のほうから全ての
解放センターというような形で進めさせていただきたいというふうに思っております。委員御指摘の
Wi-Fiの設置の状況につきましては,恥ずかしながらちょっと数年前までほかの自治体に比べて遅れている部分というのは確かにございまして,ここ数年やはり委員も御指摘のように,国の財源等を活用した上で順次進めているような状況でございますので,御理解よろしくお願いいたします。
◎
南部委員
ぜひよろしくお願いいたします。あと2つほどちょっとまず確認で聞かせていただきたい事項があるんですが,消防のほうに,すみませんが,聞かせていただきたいんですが,近年,
消防団員の年間報酬のアップみたいなのが新聞報道をにぎわせているなと思っているんですが,団員で言うたら5,000円ぐらいからアップをさせるという形だと思うんですが,小松島市で,もし,今1万5,000円ぐらいだったと思うんですけど,今後どう考えられているのかどうか,聞かせていただければと思いまして,お願いいたします。
◯ 泉消防総務課長
委員おっしゃるとおり,今回国の通知を受けまして,県内5つの消防団が国の示す標準額,3万6,500円に引き上げる予定でございます。本市としましても,再度この事実を踏まえまして
消防団員の
年額報酬について,
消防団員としっかりと意見交換して検討してまいりたいと思っております。また,
年額報酬の引上げだけにとらわれることなく,他の処遇改善や今後の市の
財政状況も鑑みまして,検討してまいりたいと思いますので,御理解賜りますようよろしくお願いいたします。
◎
南部委員
もちろん年間の報酬だけでない,いろいろな諸問題もあると思いますので,大変だと思いますが,ぜひこの件に関してもよろしくお願いいたします。
もう一つなんですが,先日5月の何日だったか忘れてしまったんですけど,国のほうで骨太の方針の中で行政計画の抑制の話がありまして,私自身,その報道の中で2020年に505件,各市町村に計画を求めているというような話を,記載を見て,今,小松島市もこの505件を全部,もちろんやっていらっしゃるような状況なんですか。すみません,確認だけの話ですが,聞かせていただければと思いまして。
◯ 西照総務部長
南部委員からお話をいただきました,骨太の方針で,国が求める計画の,骨太の方針の中では削減というような形でお話が上がっております。
南部委員からありました具体の数値の部分については,ちょっと把握はしきれていないということなんですが,我々サイドの
対応方針,これは全庁的なお話になろうかと思うんですが,どうしても国が求める計画,特に対住民関係,福祉の関係でありますとかという部分についてはたくさん計画がございます。その計画を改めて更新時期には恐らくつくらないというような形で国のほうが当然求めてくるというふうになろうかと思うんですが,ただ計画がなかったら,施策が進まないというようなところも現実的にはありますので,今の現状ではそういった方向性というのは十分注視して,
市民サービスに影響が及ばないような市の施策の考え方,計画についてはしっかりと考えていきたいというふうには,現状では考えております。
◎
南部委員
私としては,本当に福祉,おっしゃるとおり福祉の関係の計画が多い状況で,その計画がないとどういうふうに進めるのかなというのを1個聞かせてもらおうと思ったんですけど,確かにこれからの話だと思いますので,ぜひ精査していただければと思いますので,よろしくお願いいたします。
あともう1点だけ,すみません,聞かせてください。
DXについて,昨日
佐藤委員が一般質問をされたときに,今回330万円の使い道は
プロポーザルで公募する予算であるという話を聞かせていただきました。各自治体,もちろん
プロポーザルをして導入を進めているところも多々あるんですが,実際に
プロポーザルをされた上で,大手の企業さんがそのまま落札されてやられているところもあり,そのところに関しては金額も倍以上の金額とかが多いと思うんですが,そうなると,小松島市を知らない企業が入札する可能性ももちろんあると思うんです。私はそれが一番怖いなと思っていまして,今回
プロポーザルするに当たって,本市を知っていただいている方々が
プロポーザルをするような進め方ではないんですが,そのような見込みというのはあるんでしょうか,お願いいたします。
◯ 西崎DX推進課長
委員の御質問にお答えいたします。現在本市のほうで
プロポーザルを進めておるところでございますけれども,この
プロポーザルなんですけれども,まず条件といたしまして,本市の
プロポーザル実施要綱に沿って進めさせていただいております。その条件の中に,本市の入札等の参加資格があるところが参加できるということになっておりますので,本市のことを知らないところが参加してくるということは考えにくいのかなと思っておるところでございます。
◎
南部委員
その資格があるのは県内企業なんでしょうか。すみません,お願いいたします。
◯ 西崎DX推進課長
本市の入札の登録業者のみが参加できるような状況となっております。
◎
南部委員
分かりました。また,これに関してはいろいろ聞かせていただきたいと思うんですが,私が何が言いたいかというと,根本的に企業が求めてくるものをそのまま受け入れる状況は大変行政としても予算もかかるし,その決定をされてしまったら,計画が決定されてしまったら,実行に移っていくということになると思うので,私自身,もちろんその中に精査が入ってくるんだろうと思うんですけど,やはり今行政が困っているところ,市民が求めているところの本当に小松島市民が求めていることをこの
プロポーザルの中での計画に反映してくれているところでないと,伴走型で動いてくれているところでないと,なかなか難しいかなというふうに思っています。進め方は見させていただきたいと思うんですが,ぜひその部分を加味して進めていただければと思いますので,よろしくお願いいたします。
◎
杉本委員長
ほかに所管でございませんか。
◎ 四宮委員
選挙管理委員会に聞きたいんですけど,この場でよろしいですか。
このたび,6月22日に公示,7月10日,投票ということで,参議院の選挙があるんですけど,毎回選挙のたびに,私も一般質問でも質問したことがあるんですが,期日前投票に関わる宣誓書を小松島市の場合は来た方がそこで新たに書かないかんということなんですが,もうほとんどというか,多くの市町で投票入場券の裏面に印刷された分であらかじめ投票へ行く人が,自宅でもちゃんとその内容を書いて持って来ればすぐに投票できるという形を取られている自治体が多いと思うんですけど,今日言うて,今回の選挙には当然間に合わんかと思うんですけど,そこら辺の検討というのはされとるのでしょうか。検討するという御答弁だったと思うんですけど,御答弁,お願いできますか。
◯ 藍沢総務部副部長
宣誓書につきましては,確かに県内の状況の趨勢を見ますと,入場券あたりに刷り込んだような形で確かに軽減を図っている,いわゆる事務軽減を図っているというような自治体が多くございますので,たちまち今回につきましては,一応宣誓書を書いていただいて,入場券を持たない方もおいでますので,そういう形で対応しますが,今後そういう状況も勘案しながら,便宜というか,軽減を図れるような仕組みを整えていこうという研究はしておる最中でございますので御理解いただきたいと思います。
◎ 四宮委員
すぐにそれが投票率につながるとか,そういうことはないかと思うんですが,今の若い世代の方の投票率を上げる意味で,ネット投票とかね,そこら辺も国のほうも検討されとるし,特にそのDXやいうのが,今話題になっていますけど。そういう意味でも,書面で書くやいうのを,時間を取って,ましてやこのコロナ禍の下で,狭い投票所の中で,当然,そういうことがなくなれば密集も避けられると思いますので,そういう意味でさらに検討いただきたいと思います。
◎
杉本委員長
ほかに。
◎
吉見委員
3点,聞かせてください。固定資産税の二重振込が最近あったんですけど,これは市内ではどれぐらい二重振込があったんでしょうか。
◯ 荒井税務課長
固定資産税の二重振込ということなんですけれども,本市においてはちょっと把握してないんですが,本市の二重振込のことでしょうか。
◎
吉見委員
そうですよ,昨日電話したんですよ,税務課のほうに。書類が来て,「この書類は何ですか」と言ったら,「二重振込してるので返しますわ」と,1万1,600円だったかな,というのがあったんですよ。それが市内で幾らぐらいそういう,振込人が,支払人が勘違いして振り込んでいるということがあるんでしょうか,ということです。
◎
杉本委員長
小休いたします。
[休憩 午前10時52分]
[再開 午前10時53分]
◎
杉本委員長
再開いたします。
◯ 西照総務部長
吉見委員からは,市民の方が税金を2回,同じ税金で2回振込があった,その件数は幾らかというお話でよろしいんですかね。先ほど,担当のほうにも確認はしたんですが,税金納付書というのは基本的には年1回しかお送りいたしません。ただ,いわゆる納付期限までに納付をされてない市民の方には,その後,催告状であったり,督促状というのを税額を入れてお出しさせてもらいます。恐らく
吉見委員が言われている二重納付というのは,当初お送りしている納付書で納めて,さらに督促,もしくは催告状に記されている部分で,同じ2回目をお支払いいただいた,そういうケースであろうかと思います。具体的に申し上げますと,そういうケースは非常にまれというふうには考えておりますので,改めて1年間のそういう二重に誤ってお支払いいただくケースが何件あったかどうかというのは,ちょっと把握はしきれておりません。ただ,税額に対して納付のチェックはやっておりますので,そういった誤って2回納付された方には,当然還付といいまして,お返しの手続もさせていただいていますので,その辺については御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。
◎
吉見委員
また,窓口でちゃんと聞きます。それと,引き落としをするときに,窓口へ行って,通帳と印鑑とを持っていけば,ずらずらっと引き落としの手続は済むんですけど,水道料金だけは銀行へ行ってやってくださいと言うんですけど,市民とすれば水道料金も,固定資産税とかそんなんも同じ市に払うのに何で窓口でできんのかと思うんですけど,窓口でできるようになりませんでしょうか。
◯ 西照総務部長
おっしゃっているところはごもっとものところもございます。ただ,税金と使用料の料金というところで,銀行との話にもよりますが,また水道の部分についてはそういった税でやっております口座振替と同じようにできるかどうかという部分については,また水道部とも協議をしてまいりたいというふうに考えてございます。
◎
吉見委員
他の市町村でも,そういうふうな窓口で水道料金は,引き落としはやってないんでしょうか。
◯ 西照総務部長
水道料金の部分については,ちょっと所管外ということで,これについてはまた水道部のほうにそういった御質疑があったということで,私のほうからまたお伝えさせていただきたいと思います。
◎
吉見委員
次は確認なんですけど,固定資産税とかの支払い方法は現金で窓口へ持っていくのと,振り込みするのと,引き落としする以外にはないんでしょうか。
◯ 荒井税務課長
吉見委員から納付の方法について御質問いただきました。今現在は銀行のほうに行って窓口支払,あと口座でのお支払いというような形になっておるんですけれども,令和5年度から納付書にQRコードを印刷しまして,そのQRコードを読み取ることで収納ができるという仕組みが今,国のほうで進められております。その支払い方といいますのは,まず通常の現金で銀行に行ってお支払いする方法,もう一つ,eLTAXを使った支払方法,もう一つ,先ほどのQRコードを納付書につけておりますので,それをスマホで読み取って納付する方法,この3つのパターンになってきます。ただ,これは対象税目は軽自動車税と固定資産税に限って令和5年度から開始する予定でございます。
◎
吉見委員
他の市町村ではクレジットカードとかキャッシュレス決済でいけるとかいうことがあるように新聞に書いてあったかなと思うんですけど,そういうことはやる意識はないんでしょうか。
◯ 荒井税務課長
先ほども令和5年度から開始するということを申し上げましたけれども,その中にeLTAXでのお支払い,その中にはダイレクト納付とか,通常もお支払いしていただいているんですが,その中にクレジット納付をまた追加ということで国のほうで進めております。先ほどもそのQRコードを読み取ってスマホアプリでお支払いしていただくというような新しい納付の仕方が令和5年度から開始されますので,よろしくお願いいたします。
◎
杉本委員長
所管でほかにございませんか。
◎
佐藤委員
1点だけ,消防の分団の話なんですが,分団の統廃合の計画があるやらないやらという話をちょっと地元の方から聞いたんですが,その辺,状況についてお伺いします。
◯ 泉消防総務課長
佐藤委員から統廃合についてという御質問をいただきました。消防団の統廃合につきましては,本市としましても,将来的には必要だと考えているところでございます。今後につきましては,まず各分団の意見や要望をお聞きしまして,それぞれの分団の管轄人口や面積,そして分団詰所の建て替え等も含めて全体的な統合計画を立て,消防分団の再編を計画的に進めていきたいと考えておりますので,御理解いただきますようお願いいたします。
◎
南部委員
すみません,計画を立てるというのはその計画を立てる年度とかは決めているんですか。
◯ 泉消防総務課長
計画についての話なんですが,統廃合の計画につきましては,案として今年度末に策定しようと考えているところでございます。
◯ 溝杭危機管理・
感染症対策推進課長
すみません,先ほど
井村委員の御質問の中でちょっと私がお答えさせていただいたことで誤りがありましたので,訂正させていただきます。
Jアラートが震度5から鳴るというふうにお答えさせていただいたんですが,正確には
Jアラートの緊急地震速報につきましては,震度5のおそれがある場合,震度4の場合でも鳴るときがあるというのが正しい情報です。それとこの
Jアラートにつきましては,市町村が独自に設定できます震度速報というのがございまして,こちらが本市も阿南市も震度4で設定しておりまして,昨日,阿南市が鳴ったということは,こちらの震度速報が鳴ったというような状況でございますので,ここで訂正させていただきますとともに,お詫び申し上げます。
◎
杉本委員長
ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◎
杉本委員長
ないようでございますので,これより以降は,委員により協議を行いますので,ただいまから市長の御挨拶を受けまして,その後に行政当局には御退席していただきます。御了承ください。
◯ 中山市長
先ほどは本委員会に付託されました議案につきまして,原案どおりお認めをいただきまして,誠にありがとうございました。また,所管事項におきまして,委員各位からは貴重な御意見,また御提言を賜りました。しっかりと協議して市政運営の参考にしていきたいと思います。ありがとうございました。
◎
杉本委員長
小休いたします。
[休憩 午前11時02分]
[再開 午前11時15分]
-委員間協議から委員長閉会宣告まで省略-
[閉会 午前11時24分]
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