石井町議会 > 2013-09-13 >
09月13日-04号
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  1. 石井町議会 2013-09-13
    09月13日-04号


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    平成25年 9月定例会       平成25年9月石井町議会定例会会議録(第4号) 1. 招集年月日  平成25年9月13日(金曜日) 2. 招集場所   石井町役場議場 3. 開議     9月13日午前10時00分宣告 4. 応招議員      1  番     山 西  国 朗      2  番     小 林  智 仁      3  番     永 岡  栄 治      4  番     仁 木    孝      5  番     久 米  伸 一      6  番     白 川  光 夫      7  番     谷 脇  孝 子      8  番     後 藤  忠 雄(午後0時59分出席)      9  番     近 藤  忠 夫     10  番     山 根  由美子     11  番     川 端  義 明     12  番     山 口  性 治     13  番     藤 田  高 明     14  番     梶 野  利 男 5. 不応招議員   な    し 6. 出席議員   出席議員は応招議員と同じである。 7. 欠席議員   な    し 8. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長             河  野  俊  明   副町長            朝  日  隆  之   総務課長           黒  川     浩   財政課長           伊  延  徹  哉   税務課長           瀬  部  泰  博   住民課長           以  西  誠  司   福祉生活課長         阿  部  龍  裕   長寿社会課長         岡  田  匡  範   いきいき農業振興課長     中  村     淳   建設課長           薮  本     前   わくわく観光情報課長     田  中  達  也   すくすく子育て課長      五 反 地  由 紀 子   いのちを守る防災・危機対策課長田  中  憲  博   水道課長           岩  佐  伸 一 郎   教育委員長          河  野  英  俊   教育長            村  山  一  行   教育次長           遠  藤  光  宏   社会教育課長         木  下  貴  雄   監査委員           福  本     慶 9. 職務のため会議に出席した者の職氏名   議会事務局長         遠  藤  美  信   事務主任           堀  部  裕  之10. 会議録署名議員      1  番     山 西  国 朗      2  番     小 林  智 仁11. 議事日程   日程第1 議案第76号 人権擁護委員候補者の推薦について        議案第77号 平成25年度石井町一般会計補正予算(第3号)        議案説明   日程第2 議員提出議案第2号 道州制導入に断固反対する意見書(案)について        議案説明   日程第3 一般質問   日程第4 議案審議        議案第56号 至 議案第75号        議案第77号        議員提出議案第2号 計22件   日程第5 議会運営委員会委員の選任について   日程第6 議会運営委員会委員長及び副委員長の互選結果の報告について   日程第7 常任委員会委員の選任について   日程第8 常任委員会委員長及び副委員長の互選結果の報告について   日程第9 委員会の閉会中の継続調査の件            午前10時00分 開議 ○議長(梶野利男君) ただいまの出席議員は13名であります。定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 本日、町長及び議会議員より追加議案が上程されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 議案第76号 人権擁護委員候補者の推薦について      議案第77号 平成25年度石井町一般会計補正予算(第3号) ○議長(梶野利男君) 日程第1、議案第76号人権擁護委員候補者の推薦についてより議案第77号平成25年度石井町一般会計補正予算(第3号)についてに至る2件を一括議題といたします。 町長から提案理由の説明を求めます。町長。 ◎町長(河野俊明君) 本日追加提案いたしました議案第76号及び議案第77号の提案理由についてご説明を申し上げます。 議案第76号人権擁護委員候補者の推薦につきましては、現人権擁護委員吉岡惠美子氏の任期が平成25年12月31日に満了をいたします。その後任委員の候補者として田中良治氏を推薦いたしたく提案をいたします。 同氏は人格、識見ともに高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護についての理解も深い方であります。人権擁護委員として適任と考えますので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。 議案第77号平成25年度石井町一般会計補正予算(第3号)につきましては、石井西認定こども園(仮称)の整備予定地敷地調査業務に要する経費であります。同認定こども園を早期に整備するために追加提案するものであります。 以上で追加提案いたしました議案の提案理由の説明を終わります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(梶野利男君) これで提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 議案第76号人権擁護委員候補者の推薦についてを先に審議したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梶野利男君) 異議なしと認めます。よって、議案第76号を先に審議することに決定しました。 お諮りいたします。 本議案については、人事に関する案件でありますので、質疑、討論を省略して、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梶野利男君) 異議なしと認めます。よって、質疑、討論を省略し、これより採決を行います。 議案第76号人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。 議案第76号人権擁護委員候補者の推薦については、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梶野利男君) 異議なしと認めます。よって、議案第76号は原案のとおり同意することに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議員提出議案第2号 道州制導入に断固反対する意見書(案)について ○議長(梶野利男君) 次に、日程第2、議員提出議案第2号道州制導入に断固反対する意見書(案)についてを議題といたします。 提出者谷脇孝子君から提案理由の説明を求めます。谷脇孝子君。 ◆7番(谷脇孝子君) おはようございます。 それでは、提出案文を朗読しまして提案理由の説明にかえたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 議員提出議案第2号道州制導入に断固反対する意見書(案)について。 標記のことについて、別紙のとおり、会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出します。平成25年9月13日。石井町議会議長梶野利男殿。提出者、石井町議会議員谷脇孝子。賛成者、同じく藤田高明、賛成者同じく川端義明、賛成者同じく白川光夫、賛成者同じく山西国朗、賛成者同じく仁木孝、賛成者同じく梶野利男、賛成者同じく小林智仁、賛成者同じく山根由美子、賛成者同じく永岡栄治、賛成者同じく久米伸一、賛成者同じく近藤忠夫、賛成者同じく後藤忠雄、賛成者同じく山口性治。 道州制導入に断固反対する意見書(案)。 我々町村議会は、平成20年以来町村議会議長全国大会において、その総意により住民自治の推進に逆行する道州制は行わないことを決定し、本年4月15日には全国町村議会議長会が町村や国民に対して丁寧な説明や真摯な議論もないまま道州制の導入が決定したかのごとき法案が提出されようとしていることはまことに遺憾であるとする緊急声明を行った。さらに、7月18日には道州制は絶対に導入しないこととする要望を決定し、政府、国会に対し要請したところである。しかしながら、与党においては道州制導入を目指す法案の国会への提出の動きが依然として見られ、また野党の一部においては既に道州制への移行のための改革基本法案を第183回国会へ提出し、衆議院内閣委員会において閉会中審査となっているなど、我々の要請を無視するかの動きを見せている。 これらの法案は、道州制導入後の国の具体的な形を示さないまま、期限を区切った導入ありきの内容となっており、事務権限の受け皿という名目のもと、ほとんどの町村においては事実上の合併を余儀なくされるおそれが高い上、道州はもとより再編された基礎自治体は現在の市町村や都道府県に比べ住民と行政との距離が格段に遠くなり、住民自治が衰退してしまうことは明らかである。町村はこれまでの国民の生活を支えるため、食料供給、水源涵養、国土保全に努め、伝統、文化を守り、自然を生かした地場産業を創出し、住民とともに個性あるまちづくりを進めてきた。それにもかかわらず効率性や経済性を優先し、地域の伝統や文化、郷土意識を無視してつくり上げる大規模な団体は住民を置き去りにするものであり、到底地方自治体と呼べるものではない。多様な自治体の存在を認め、個々の自治体の活力を高めることが、ひいては全体としての国力の増強にもつながるものであると確信している。よって、我々石井町議会は道州制の導入に断固反対する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。平成25年9月13日。石井町議会。 なお、この意見書は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣法第9条の第1順位指定大臣(副総理)、内閣官房長官、総務大臣内閣特命担当大臣(地方分権改革)道州制担当に提出いたします。以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(梶野利男君) これで提案理由の説明を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 一般質問 ○議長(梶野利男君) 日程第3、一般質問を行います。 発言を許します。2番小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) おはようございます。 議長の指名によりまして、ただいまより一般質問を始めさせていただきます。小林でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 さてそれでは、通告に従いまして順次質問をしていきたいと思います。 まず、最初の項目であります合併処理浄化槽についてでありますが、この件につきましては先日も近藤議員が質問されておりまして、制度の詳細等について答弁がございました。ですので、おおむね理解したところではありますが、簡単にまとめてみますと、市町村設置型合併処理浄化槽の場合といいますのは設置費用の約1割が自己負担になると。そして、その残りの費用の約9割、この9割の中には国などの補助金等も含まれると思いますが、それらを除いた分の額というのを設置対象者といいますか、当事者以外の第三者が肩がわりをして支出すると。そして、その第三者が肩がわりした分の費用を分割して、数年にわたり使用料という名目で当事者が支払っていくと。ごくごくかみ砕いて言いますと、いわゆるローンのようなものではないかというふうに私は感じたわけでありますが、この点につきまして、簡単に言えばこのような理解の仕方でいいのかということを担当課にお伺いをいたします。 ○議長(梶野利男君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長(阿部龍裕君) お答えいたします。 ローンかというふうにお伺いされると答えに困るんですが、前段の制度のまとめいただいたのはおっしゃるとおりと思います。ただ、ローンかどうかという質問に対してですが、初期負担をいただいておりますので、ローンという言葉よりもぴったりする言葉がなかなか見つからないんですが、あえて言えばリースというふうなイメージかなというふうに考えております。 なお、支払い期間が終わりますと、最後は使ってらっしゃる方に浄化槽はお渡しすることになります。以上です。 ○議長(梶野利男君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ありがとうございます。 必ずしもローンではないと、あえて言えばリースのようなものであるというふうに答弁をいただきました。 そこで、少し疑問というか感じたわけでありますが、先日の課長の答弁によりましても、いまだ制度自体がまだ不鮮明なので、仮定の話でということでありましたが、おおむね10年から15年かけて、そのリース代といいますか、使用料を個人が支払っていくということでありました。もしも、ないとは思いますが、もしも仮にその使用料を使用者が払わなくなった場合、あるいはその期間内に使用者が転居した場合などにおきましては、その使用料というかリース代というのが徴収できなくなった場合というのが出てくる可能性というのもあろうかと思います。そして、それらのことが後々町に対してその負担というのがのしかかってくる可能性もあるのではないのかなと少し危惧しておるわけでありますが、その点についてお伺いするのが1点と、現状の補助制度、つまり個人に対して助成をしている現在の制度とこの市町村設置型の制度というのは、利用者がどちらか選択して選ぶことができるのかというこの2点について、あわせて再度担当課にお伺いをいたします。
    ○議長(梶野利男君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長(阿部龍裕君) お答えをいたします。 まず、前段の部分でございます。不納欠損、ないとは思いますが、現在行っております個人設置型では発生しないリスクが、新たな財政負担の可能性が一つには考えられます。これは個人設置型では、単年度で使用者に設置していただいて、補助金をお渡しして終わるという非常にシンプルな制度であるのに対しまして、市町村型は町が設置しまして、負担金もいただきながら、それから後々の使用料をいただきながらということで、多年度、長期にわたることというのが一つ複雑になってしまう原因というべきかもしれませんが、そういう特徴がございます。ご指摘の未収金の発生もその一つですし、それからあと転出等々による浄化槽の使用の途中での休止、それから例えばですが、例は悪いですが、使用者の方の死亡によりまして浄化槽の承継の問題なんかも出てくる可能性がございます。それから、財政負担に関しましては、当然ですが、利用料の徴収経費なんかも発生するようになります。なかなかちゃんとした制度設計までは今至っておりませんので、はっきりしたことを申し上げることができません。申しわけありませんが、ほかにも検討整理が多く、必要な項目が多くございまして、今後の対策も同時に考えていくようにというふうに思っております。 それから、後段の質問でございます。選択できるようにならないかというふうなことでございました。町内で区域を2つに分けまして、それぞれにどちらかの制度を適用するという形であれば石井町内に2つの制度が併用することは可能というふうに聞きましたが、そうであるならば、利用される住民の皆さんから見れば、浄化槽を設置する方の住んでらっしゃる区域によって制度が固まってしまうというふうなことがございます。制度的にはどこでもどちらでもというふうなことではどうもないようでございますので、なかなか2つの制度をということはご質問の趣旨とも違うと思いますし、つらいことじゃないかというふうに考えております。以上です。 ○議長(梶野利男君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ありがとうございます。 どちらの制度といいますのもそれぞれ長短というのがあろうかと思います。また、市町村設置型といいますのは、さっきの答弁にもありましたが、長期にわたりますので、その分いろいろとリスクと申しますか、いろいろなことが出てこようかと思います。また、この市町村設置型におきましては制度自体がいまだ不確定のため、いろいろと研究する要素があろうかとも思いますが、合併処理浄化槽につきましては、下水を持たない我が町にとって、環境等に配慮するため住民と行政とが一体となって取り組まなければならない問題でなかろうかと思います。しかしながら、費用を伴う問題でもありますので、難しいとは思いますが、今後も担当課におかれましては十分に精査をしながら、よりよい方向性というのを打ち出していただきますよう改めて要望いたしまして、この項目については終わらせていただきます。 それでは、続きまして次の項目に移らせていただきます。 防災減災対策についてということで通告してありますが、今議会が開かれる前日の9月4日に台風といいますか、徳島県に接近してきたときには熱帯低気圧のほうに変わっておりましたが、その台風の影響によりまして、徳島県、それから我が石井町におきましても短時間の間に広範囲にわたりまして非常に強い雨というのが降り続きました。私もその時間ちょうど石井町内におりましたので町内を巡回しておりましたが、道路は至るところで冠水し、特に用水路があふれ、道路との境界がわからなくなるなど、非常に危険な箇所というのも見受けられました。そして、この件につきましては、先日久米議員のほうから被害状況等についての質問がありましたが、道路の冠水状況等についての答弁というのはありませんでしたので、まずはその点について担当課にお伺いをいたします。 ○議長(梶野利男君) いのちを守る防災・危機対策課長。 ◎いのちを守る防災・危機対策課長(田中憲博君) おはようございます。 小林議員のご質問にお答えいたします。 はじめに、今回の大雨による関係機関ごとの対応についてご説明をいたします。 9月3日、台風17号の影響による大雨警報が発令され、いのちを守る防災・危機対策課においては名西消防、石井署と連絡体制をとり、深夜12時まで役場で待機、翌朝の4日には早朝より県及び気象台からの情報収集を行いました。また、今後の対策等について副町長をはじめ関係機関の課長と対策会議を行い、部署ごとにおける今後の対応及び体制について確認をいたしました。 建設課においては、冠水箇所へのコーンの設置等の安全対策、わくわく観光情報課は建設課と連携し、役場のツイッター、フェイスブックで特に危険な冠水箇所等の情報発信、施設を管理する部署においては現場確認、消防団団長におかれては消防団の出動要請に備えて役場で待機、水が引き始めてからは被害調査の巡回に回っていただきました。 ご質問の冠水状況でございますが、建設課の調査で通行どめにした道路の冠水箇所は約47カ所ございました。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 警報が出た時点でいろいろと対策をとっていただき、またそれがために被害というのが広がらなかったのではなかろうかと、迅速な対応に改めて感謝申し上げるところでありますが、道路の通行どめ、冠水箇所というのは47カ所ということで答弁をいただきました。このたびは不幸中の幸いと申しますか、降雨時間が短かったため、冠水箇所、それから冠水時間というのが短時間で解消され、それほどの被害というのが広がらなかったかと思いますが、やはり我が石井町におきましては大雨のたびに内水被害に悩まされておるわけでございます。 そして、この内水被害の根本的な解消につきましては、やはり飯尾川の早期全面改修、これに尽きるわけではございますが、この改修の面におきましても、歴代の町長並びに歴代の県議や町議の方々といった先人たちからの継続した要望活動によりまして、これは先日の答弁の中にもありましたが、今日前へ向いて進んでいっていると。そして、改善されていってるということに関しましては、改めて先人たちの努力に感謝と敬意を表するとともに、また現在における私たちも継続して要望活動に力を入れ、飯尾川の早期全面改修に向け、努力していかなければならないと感じたわけであります。しかしながら、その根本的な解決策と並行しながら、今できることもやっていくというのがやはり防災減災対策には当然のことながら必要であると、このように思っております。 そして、特にこのような大雨時の冠水によりましては、さきにも申し上げましたが、用水路や河川とその道路との境界がわからなくなり、徒歩や自転車はもとより、車の通行におきましても非常に危険でありますし、単に冠水しているだけの箇所でありましても車が止まってしまったりといったような事態というのがよく起こっております。そして、そのようないわゆる二次災害を引き起こさない一番の方法といいますのは、そういった危険な箇所には近づかないということでありますが、町民の方々はどこが冠水しているのかというような情報というのは余り持ち合わせておりません。ですが、実際のところ我が石井町におきましては、たび重なる冠水被害におきまして冠水する箇所というのが毎回ほぼ決まっております。そしてまた、担当課におかれましてはそういったデータを持っておると思いますので、そのデータをもとにいたしまして現在ある洪水ハザードマップですかね、これを改良し、道路などに限定した大雨時の冠水予想マップというのを作成し、住民の方に危険な箇所というのを前もって周知していればいいと、このように思いますが、その点について担当課にお伺いをいたします。 ○議長(梶野利男君) いのちを守る防災・危機対策課長。 ◎いのちを守る防災・危機対策課長(田中憲博君) お答えいたします。 平成20年3月に作成しましてから土地の利用形態等に余り変化がなく、現ハザードマップは今回の冠水被害よりは大きかった平成16年の台風23号の浸水被害も掲載しておりますので、今後において広範囲での増水等が行われるなど、大きな土地の形態変更等があれば見直しをしなければいけないと考えております。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ありがとうございます。 平成20年3月に作成しており、土地の大きな変わりというのがないので、またその大きな土地の変更があれば作成するということでお伺いをいたしました。 また、洪水ハザードマップ、これは作っておるのはいいわけでありますが、この洪水ハザードマップをどれほどの家庭の方が持ってるのかということに関しましては、それがちょっと不安な部分というのがございます。ですので、せっかく作っているのでありますので、周知方法としまして、例えばごみのカレンダーを利用するなどの方法というのも今後はとっていただければと思います。といいますのも、現在このハザードマップ作成しておりますが、やはりこういった情報といいますのは、いかに住民の方に保存してもらえるか、そしていかに必要なときに見てもらいやすいようにするかというのもまた考えていかなければならないと思います。 そこで、ごみのカレンダーといいますのは各家庭必ず1年間は捨てずに持っているものでもありますし、また見やすいところに置いているものでもありますので、いざというときに見やすいと、このように思いますので、そういった防災の情報というのもまたごみのカレンダー等にやるとか、知恵を出していただきながら進めていただければと思います。 それでは、続きまして同じく防災減災対策ということでありますが、災害時における他機関、主に学校との連携、情報の共有方法ということでお伺いをいたします。 災害時に身を守る、あるいは混雑を避け、二次災害を防ぐためには、やはり正確な情報の共有というのが大事になってこようかと思います。特に平日時におきまして多くの生徒・児童が通う保育所、幼稚園並びに小・中学校におきましては、その情報が判断の基準及びいかに安全にスムーズに保護者に引き渡すことができるのかということにかかってくるかと思います。 そこで担当課にお伺いをいたしますが、現時点におきまして担当課と各学校との災害時の情報共有の仕方並びに学校と保護者との情報の共有の仕方というのはどのようになっておるのかということにつきまして、防災課並びに教育委員会にお尋ねをいたします。 ○議長(梶野利男君) いのちを守る防災・危機対策課長。 ◎いのちを守る防災・危機対策課長(田中憲博君) お答えいたします。 今回の大雨で生徒の皆さんが普段利用している通学路の一部が冠水して通れなかったということで、水が引くまで学校で待機をするとか、違うルートを使っての帰宅方法等については学校の判断になると思いますが、冠水情報等について、建設課、教育委員会、学校の間でどのように情報の共有化を図るか、今後において検討していきたいと考えております。 また、今回の通学路での冠水箇所については学校も把握していると思われますので、生徒の安全を第一に今後の参考にしていただければと考えております。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) お答えをいたします。 現在石井町の各学校では、一斉メールを通じて保護者への連絡網はできております。 保護者への連絡網の活用内容についてですけれども、今回9月4日の大雨のような場合に中学校、小学校とも登校して雨の状況を見ながら下校さすと、そういうふうな処置をとりました。したがいまして、そのときにも学校から保護者に一斉メールを送って、下校時間等についての確認をしております。そしてまた、下校さすときについては各学校の通学区域ごとに各学校の教員が、事前に冠水する場所であるとか、あるいは危険な場所を確認して学校と連絡をとる、そしてまた保護者のほうからもどこそこの川が増水して、橋が通れんでよと、そういうふうな情報は各学校に入るようになっております。そういった中で子供たちに安全に下校させるような処置ができております。 それからまた、そういった大雨等による保護者への一斉連絡網ですけれども、こういったものについてはそういった緊急時以外にも、遠足、修学旅行等に行ったときに子供たちが学校に到着する時間等についても保護者に連絡をする、そういうふうにいろいろな連絡方法で保護者に連絡をとっております。以上です。 ○議長(梶野利男君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ありがとうございます。 私がなぜこのようなことを聞くのかと申しますと、先日の大雨時におきまして、実はたくさんの保護者の方から道が冠水していて通れないと、どこを通れば安全に学校まで行くことができますかということを聞かれまして、私も地元のことならわかるわけでありますが、石井校区や高川原校区等になれば正直わからないところのほうが多いわけであります。ですので、聞かれたところを通りながら、どこどこは冠水していると。だから、この道を通れば大丈夫だというようなことを電話で伝えながら町内を巡回しておったわけでありますが、その巡回しているときにちょうど小・中学生が下校しておりまして、冠水している場所をくつを濡らしながら歩いている姿というのを見かけました。幸いながら、下校中の事故というのは起こっていないと思いますが、さきにも申し上げましたとおり、冠水時といいますのは水路と道路との境界というのがわかりにくくなっておりまして、一歩間違えれば大惨事になる危険性というのもはらんでおります。 そこで、これはさきの答弁にもありましたが、私も巡回しているときに思ったわけでありますが、どの道が冠水しているとか、あるいはこの箇所が危険だということはリアルタイムで建設課のほうに情報が流れております。また、この程度の降雨量であれば、どの箇所が危険だといったような過去のデータと照らし合わせて、ある程度の予見ができる状態であると思いますので、防災課のほうでそれらの情報を総括し、今は各学校単位で行っているということでありますが、防災課のほうで総括した情報、リアルタイムの情報を各学校に送るようにすればどうかと。そして、各学校はそれらを受け取った情報を、先ほど教育長の答弁にありました既に確立されております保護者の連絡用に使用しているラインネット等ですね、保護者に情報提供するとともに、下校時におけるより安全な帰宅経路というのを児童に提供するようにすれば、保護者、児童ともよりスムーズに、より安全に帰路につけるのではないかと思っております。そして、今言ったこれらのことといいますのは、一昔前であれば非常に困難なことであったかと思いますが、現在におきましてはインターネットや携帯、スマートフォン等の普及によりまして、費用もかからず、ごくごく簡単にシステムを構築することができると思いますので、災害を未然に防ぐという意味におきましても、もう防災課と教育委員会がともに取り組んでいただきたいと、このように思いますが、この点につきましては防災課並びに教育委員会にも答弁をいただきたいと思います。 ○議長(梶野利男君) いのちを守る防災・危機対策課長。 ◎いのちを守る防災・危機対策課長(田中憲博君) お答えいたします。 どこまで冠水情報等をお知らせすることができるかわかりませんが、建設課が調査しました冠水箇所等を示した地図をファクスで一斉送信するとか、これも調査の時間により学校の判断で生徒の帰宅が先になるかもわかりませんが、教育委員会と今後検討したいと考えております。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) ただいまいのちを守る防災・危機対策課の課長がお答えしましたように、どういうふうな連携がうまくとれるのだろうか、そういったことについて今後話し合いしたり、協議をしてまいりたいと、そういうふうに思っております。 ○議長(梶野利男君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ぜひ前向きに、かつ早急に取り組んでいただければと思います。そして、それと並行いたしまして最初の答弁にありましたが、今回の大雨時にも町が情報発信の手段として利用しておりますフェイスブックやツイッター等、SNSの利用者のさらなる拡充につきましても、また広報等を通じましてさらに積極的に取り組んでいただければと思います。といいますのも、災害は当然のことながら起きるとき、場所というのを選んでくれません。家から避難場所への経路というのを覚えていましても、家でいるとき以外、例えば買い物などで外出しているときに災害に遭えば、どこに避難場所があるか、どの道を通れば安全に避難場所に行くことができるのかということをわかる人というのは少ないのではないかと思っております。ですから、そういったときにこれら情報の共有がありましたら、容易に自分自身の現在置かれている状況にあわせて選択することができるものであると思います。 また、災害時といいますのは、やはり役場の職員だけで対応するというのは物理的にも無理があると思いますので、こういった双方向のサービスを利用しながら住民の方々にも情報提供を仰ぐと。本当に小さいことからでありますけれども、現在も既に取り組んでおられますそれらのことが全庁的にうまく機能し始めていけば、行政と住民とが一体となって防災、減災に取り組む一つの協働の形になるのではないかと、このように思っております。 また、これは2年前の台風15号のときに提言をいたしまして、当時の坂東参事から検討するとの答弁をいただいている件でありますが、有線テレビに災害時や冠水時に石井町の全図を映してもらい、視覚的にどこが通行止めとなっているかといったような情報を流して、住民の方々にもわかりやすく周知していただきたいと。現在は文字のみでテロップが流れいる状態だと思いますが、こういうふうに地図を出してやってほしいということを提言しておりますが、これにつきましては石井ケーブルテレビさんとのご協力というのが必要になってくるかと思いますので、引き続き検討していただきますよう要望をいたしまして、この防災減災対策については終わらせていただきます。 それでは、続きまして次の項目であります。 投票率向上対策についてでありますが、この項目につきましては先日山西議員のほうから質問がありまして、私のそれと質問内容が重複しておりますので、私のほうは取り下げさせていただきたいと思います。ご理解のほどをよろしくお願いをいたしまして、次の認知こども園の項目に移らせていただきます。 先日の仁木議員の質問の中で石井西認定こども園、これは仮称ということでありますが、いわゆる高原地区にできます認知こども園の概要ということで、その経過等についての答弁ということはあったわけでありますが、今後の具体的なスケジュール等については答弁というのがありませんでしたので、それらのことについてお伺いをいたします。具体的には、石井西認定こども園の規模、いわゆる定員とそれから敷地面積、建築費、そして今後のスケジュールについて担当課にお伺いをいたします。 ○議長(梶野利男君) すくすく子育て課長。 ◎すくすく子育て課長(五反地由紀子君) お答えをいたします。 石井西認定こども園の定員は160名、敷地面積はおおむね3,000平方メートル、建築費は他市の建築費を参考に、ざっくりとした試算ではございますが、おおむね5億円であります。 今後のスケジュールに関しましては、基本設計、実施設計業務委託、また用地や幼保連携施設整備に伴う許認可申請、認定こども園運営に関する内部組織づくり等が考えられます。以上です。 ○議長(梶野利男君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) わかりました。 今後のスケジュールについて、もう一点だけ済いません、お願いいたしますが、大体順調に進んでいった場合、いつぐらいに稼働といいますか、開設できる目途というのがありましたらお答えいただきたいと思います。 ○議長(梶野利男君) すくすく子育て課長。 ◎すくすく子育て課長(五反地由紀子君) お答えいたします。 今後できるだけ早くかかりたいとは思っておりますが、いろんな許認可申請等もございますので、今すぐ具体的な年度とかについてはちょっとまだ今申し上げるときではございませんので、ご理解ください。 ○議長(梶野利男君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) いろいろと手続があるので具体的な年度というのは現在はちょっと言えないということでありますが、石井西認定こども園につきましては、地元の合意というのもいただき、これから建設に向けて進んでいくと思われますが、今後も地元の方々の意見も参考にしながら取り組んでいっていただきたいと、このように思っております。 それでは次に、これも先日町長のほうから答弁がありましたが、石井西認定こども園と並行いたしまして石井中認定こども園も協議を進めていると、そしてまた石井北認定こども園につきましても現状どおり進めていくつもりだというようなことでありましたが、この石井中認定こども園と石井北認定こども園についての概要を、今までとかわりはないと思いますが、両施設の定員、敷地面積、予定建築費等について担当課に再度お伺いをいたします。 ○議長(梶野利男君) すくすく子育て課長。 ◎すくすく子育て課長(五反地由紀子君) お答えをいたします。 石井中認定こども園の定員は260名、敷地面積は約6,000平方メートル、建築費は約7億5,000万円と予定しています。 次に、石井北認定こども園の定員につきましては150名、敷地面積は5,000平方メートル、建築費は4億5,000万円ですが、私立で建設予定ですので、町負担分としましては補助基準額の4分の1ということで、4,450万円程度と試算しております。以上です。 ○議長(梶野利男君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 今までとかわりなくということで理解をいたしました。 私自身この認定こども園につきましては、今まで幾度となく質問をさせていただきましたが、決してこども園建設に反対と言ったことはありません。むしろこの認定こども園整備事業の必要性というものにつきましては、私もいろいろと勉強もし、石井町のため、そして私自身3人の子供を持つ父親でありますので、やはり子供たちに安心・安全な施設で学んでほしいというのは心から思っていることでもありますし、さらに効率的な幼・保一貫教育として必要な事業であるということも理解もしております。そして、これは町長もたびたびこの議場で発言しておりますが、石井町にとって一番いいのは少ない経費で早く3つのこども園が整備されることであると、私自身も議員の立場としてそのように思っております。ですので、今まで一貫して、より安く、より早く整備できる方法として、石井地区に民間のこども園を誘致する努力をしていただけないかということを議場の内外で訴えてまいりました。 そして、これは私も反省するところはございますが、その経緯の中でお互いに行き違いがあり、現状当初の経営企画案のまま事業が進んでいこうとしておりますが、このたび石井中が協議が進んでいってしまえばこれが最後になるかと思いますので、今回改めて真摯に提言をさせていただこうと思います。といいますのも、何度も申し上げますが、石井町にとって一番いいのは少ない経費で早く3つのこども園が整備されることであります。そして、それらを整備するにはやはり町長おっしゃるように、1カ所は民間活力の導入というのも考えていかなければならないと思っております。なぜならこの3カ所の施設を全て公立で建てようとしますと、先ほど伺った施設建築費だけでも17億円以上もの多額の費用がかかるわけであります。そしてまた、公立の場合ですと国からの補助というのはほとんどありませんので、その全額が町単事業となってまいります。ですので、新庁舎建設が進み出した現状におきましては、公立で3カ所を建設するというのは非常に困難であるというのも理解しております。よって、国及びその他からの補助が手厚い民間のこども園を誘致するということもわかるわけでありますが、誘致するとするならば、やはり町、それから民間企業ともにメリットがあるほうというのを選択すべきではかろうかと思っております。 そこでまず、民間を誘致することによって得られる町のメリットというのはどのようなことがあるのかという点について、これもたびたびこの議場で当時から伺っておりますが、当時の企画政策課長でしたかね、当時の黒川課長に答弁をいただきたいと思います。 ○議長(梶野利男君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 民間施設を導入する際のメリットということでございますが、公立保育所とした場合については全て町の一般財源で施設整備を行うこととなります。なお、民間の場合については、施設整備については補助金を受けることができる、また民間資本の導入も期待できる、そういったことが一つの大きなメリットではなかったかと思っております。以上です。 ○議長(梶野利男君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) これもたびたび聞いておりますので、もうテレビをごらんになってる方というのはよく理解している方もいらっしゃるかと思いますが、町が民間を誘致することにより得られるメリットとしましては、これも町長がたびたびおっしゃいますように、民間のいいところを取り入れることができるということなど、さまざまなことがありますが、やはり一番大きいメリットとしましては、先ほど総務課長から答弁いただきましたように、施設建築費が抑えられるというところではないかと思います。つまり公設の場合はその全額が町の負担であるのに対しまして、民間を誘致した場合は町の負担額が4分の1で済むと。簡単に申し上げますと、これには補助基準というのがありますので単純に4分の1とはいきませんが、かみ砕いてわかりやすく言いますと、例えば建設費用が8億円かかったとした場合に、町の支出金はその4分の1の2億円で済むというところが民間を誘致した場合の一番のメリットではないかと思います。 そこで、次に民間企業側の視線に立ちまして考えてみたいと思いますが、民間企業がこども園を運営する場合におきまして、大規模と小規模どちらのほうが経営が安定すると思われるかということにつきまして、総務課長に再度お伺いをしたいと思います。 ○議長(梶野利男君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 小規模でやるか大規模でやるかということでございますが、規模につきましては小規模であるよりかは一定の規模であるほうが、人員配置、また勤務体制、そういった運営コスト、光熱水費といいましたランニングコスト、初期整備コストにつきまして、効率化がそれらについて図られるものと考えておりまして、といったことから経営的にも比較的大規模で一定の規模があるほうが経営的にも安定するものとして捉えております。以上です。 ○議長(梶野利男君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ありがとうございます。 民間企業側のメリットと申しますか、経営が安定するのは、先ほど答弁がありましたように、やはり一定の規模があったほうがいろいろなコスト面で効率化が図られるということでありまして、小規模より大規模のほうが安定するというのではなかろうかというふうに思っております。また、民間企業側も同じ進出するのであれば、やはりより大きい規模へ進出したいというのが、そういった経営の観点から見ても望みではなかろうかと思うわけであります。 そこで、それらのことを考慮に入れながら、さきにお伺いいたしました施設建築費用、民間を1カ所誘致するとの前提のもと見比べる必要もあろうかと思いますので、この点について担当課にお伺いをいたします。 現状の計画案であります石井北認定こども園を私立にし、残る2施設を公立で建てた場合の建築費の合計と、石井中認定こども園を私立にし、残る2施設を公立で建てた場合の建築費の合計というのをそれぞれお答えいただきたいと思います。 ○議長(梶野利男君) すくすく子育て課長。 ◎すくすく子育て課長(五反地由紀子君) お答えをいたします。 現状計画案で行った場合の施設建築費の合計は12億9,450万円、石井中認定こども園を私立にした場合は、石井中認定こども園を私立で建設した場合の負担額がおおむね6,900万円になりますので、合計は10億1,900万円となります。以上です。 ○議長(梶野利男君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ありがとうございます。 現状の計画案ですね、つまり石井北を私立にして、残りの2施設を公設で建てた場合の建築費の合計といいますのは12億9,450万円と、約13億円が町の支出金でございます。一方、石井中を私立にした場合の建築費の合計といいますのは10億1,900万円と、約10億円が町の支出金であるということであります。これらを比べてみますと、現状計画案であります石井北に私立を誘致するよりも、やはり規模が大きい石井中に私立を誘致することができれば、建築費だけでも約3億円もの多額の費用というのが削減できるわけであります。 そして、それに加えまして現状計画案のままでいきますと、石井西と石井中の2施設、これはともに公立でというお話でありますので、その建築費は全額町単と。先ほどお伺いいたしました金額を合計しますと、2施設だけで12億5,000万円もの費用というのがかかってまいりますが、もし仮に石井中に民間を誘致することができれば、さきの答弁もありましたが、3施設の合計で約10億円でありますので、現在進行している2施設分の費用で3施設が整備でき、さらに2億5,000万円余りもの費用が削減できるというわけでありまして、これ非常にもったいないと思うわけであります。 何度も申し上げますが、町長自身おっしゃいますように、私自身もできるだけ費用を抑えながら、早く石井町に3カ所のこども園を整備することが、石井町にとっても、そしてまた子供たちにとっても必要なことだというふうに思っております。しかしながら、この件につきましては、私自身が藍畑地区出身のため、藍畑に私立ではなく、石井地区に私立を誘致すればいいと申し上げれば単なるエゴイズムに聞こえるかもしれませんが、当初の認定こども園整備計画が出てきた状況と現在の状況というのは大きく変わってきております。どのように変わってきているかと申し上げますと、当初はあの広大な忠勇跡地の利活用として、その全体をこども園として利用するとの大前提のもと、敷地がなかった石井地区、高原地区におきましては5から10年の長期計画で整備するという方針でありました。しかしながら、幾多の紆余曲折というのを経まして、現在では高原に敷地というのも見つかり、地域の合意も得て、建設に向け進んでいっていると。そしてまた、石井地区におきましても、ある程度の土地所有者との合意が進んでいっていると。そして忠勇跡地におきましても、かの土地全体をこども園として利用するのではなく、3つに分割して利用するというように、当初の状況とは大きく変わってきているのが現状でございます。 そこで、それら情勢の変化というのを前提といたしますと、やはり費用の面から考えても、石井地区に私立を誘致できれば石井町にとってベターではないかと思うわけであります。石井地区の土地所有者との合意が進んでいる以上、間もなく石井中認定こども園も進み出すと思いますが、一旦進み出して地元説明会を開いてしまえば、それから計画を変更するということはもうこれできないかと思います。ですが、その2施設分の施設建築費で3施設の施設が整備できる道があるということ、そしてさらに2億5,000万円も削減できる道があるということをご理解いただきたいと、このように思っております。 私自身このこども園議論につきましては、やはりいささか感情的になった部分というのもございます。そこは反省するところではございますが、しかしながらそれら感情論を抜きにいたしまして、町長にも再度現状の計画案を見直していただき、石井地区に民間を誘致するための努力というのをしていただけないかと思うわけでありまして、この点につきまして町長に答弁を求めます。 ○議長(梶野利男君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 小林議員さんは最初からそういう持論でございますね。藍畑へどうして民間が来るんな、石井へ持っていったらええんじゃないですか。石井北と石井中というのは、既存の幼稚園、保育所を統合して、これは古い壊れかけてるのをどうしても早く整備しなければいけない施設なんですね。石井北をほな考えていただけますか。今現在、皆さん方の要望により藍畑の幼稚園は残すようになりました。藍畑の保育所は今北にはないんですよ。極端な話をさせていただきますけれど、余り急がなくていい。幼稚園が今現在のが耐震補強が完了すれば、それで問題ない。しかし、石井北と石井中というのは、これは急がなければなりません。ということで、どうしてもこれは公立でやらなければいけないというのが一番です。 藍畑のことをよく考えていただいたら私いいと思うんですが、藍畑地区にどうして公立が来るのを皆さん方が反対するかというのは、今の小林さんはとうとうといかにも差額があるようなことをおっしゃっておりましたが、何か民間アレルギーがあるんですね。今の現状と、例えば民間が行くことに対して藍畑地区にとっては物すごくプラスになるじゃないですか。保育所がなかったところに民間で保育所ができるんですよ。それとあなた方の要望を受けたままで幼稚園は耐震補強が完了するんですよ。そしたら、言うことないと思いますね。 今どうして忠勇の跡があのように変更になったかといいますと、これは皆さん方の例えば一部、私はアンフェア的なこともあったと思われますが、強い妨害があって、もうできんからああいうふうに変更していったんですよ。あのとき仮に皆さん方の了解をいただいとったら、もう藍畑の認定こども園って今完成しているでしょう。1つ反対することによって、それだけ1つずつ遅れていく。今の石井の北と石井中というのは、今の現有の施設を考えた中で一番公立でやるのがベターだと考えているから、そのように進めております。条件は今言ったようなことが条件になります。 ○議長(梶野利男君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) いろいろとおっしゃっていただきましたが、私自身民間アレルギーがあるというようなことは一切ございませんし、また民間のことを悪く言ったことがあるということもこの議会でなかったかに思います。 確かに民間施設というのは、いろいろなサービス、それら公立に比べましてたくさんの上回る部分というのがございます。やはり民間でできることは民間でということもわかるわけでありますが、藍畑に民間が来ることをかなり反対しているというわけでありますが、私が藍畑に民間が来るのを反対しているのは、別にあの地区に民間のこども園が欲しくないからというわけではありません。やはり先ほど申し上げましたように、石井中認定こども園に民間を誘致することができましたら、現在計画しておる2施設分の費用で3施設が整備でき、さらに2億5,000万円も削減できる道があるということで、石井中に認定こども園の私立を誘致すればどうかということで、ずっと一貫して主張してきおります。 そして、現状計画案でいきますと合計で13億円かかるところが、石井中を私立にすれば約10億円と、3億円も少ない経費で、しかもより早くこども園3つが整備できるということで、この案というのを提言させていただいております。そして、石井中と石井西は既存の施設を併合してつくるものでありますから急がなければならないということでありますが、より急ぐのであれば、町長自身よくおっしゃっておりますように、現状財政が苦しい自治体の中で民間活力の導入というのを進めていったほうがより素早くスピーディーにこども園を整備することができるのではないかというふうに私自身は思っております。今まで申し上げております町長の主張というのとちょっと矛盾する点というのもあるのではなかろうかと思うわけでありますが、石井中にできれば、これは市立を誘致するよう勧めていく努力をしていただけないかということで、一度フラットにして考えていただきまして、そうすれば一気に3施設が整備できるわけでありますので、その点について再度お伺いをいたします。 ○議長(梶野利男君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) きょうは淡々と説得力がありますが、小林議員さん、よく聞いてくださいよ。石井の西と石井の中というのは現在公立でやっておりますね、公立でやってます。老朽化が進んでます。これは公立でやるのがベターなんです。藍畑というのは、今幼稚園は公立ですね。これは公立で残します。どなに考えたほうが早いでしょうか。今小林議員さんのおっしゃることが本当に町民の合意で、例えば石井の幼稚園の横、石井小学校の裏のあの敷地を民間がほな買いましょう、あそこへ行きましょう、すばらしいもの建てましょう、地域の住民の皆さん方も皆賛成ですよというんだったら早いです。しかし、公立で今事業をやってるのを今度は民間に変える。そしたら、今度は石井の人がたくさん反対ありますね。私、藍畑の場合は新しく作るんですよ。ここらをもう十分考えていただきたいんです。石井の西と石井の中というのは、現在幼稚園、保育所とも石井の町立でやってます。町立でやっている以上は町立で統合して、子供たちに一番いい最適な環境をつくっていかなければならない。藍畑の場合は保育所はないじゃないですか。それを民間で持ってくるということはありがたい話なんですよ。今、藍畑の地域の人が、例えば民間が来ることによって何か不自由が起こりますか。藍畑で起こったこと、同じことを石井でもう一回、ほな反対運動起こる。それは起こるかもわかりませんよ、というのは公立から今度は民間に変えるわけです。藍畑の場合は、新しく公立をつくるんです。ここらは理解していただけるでしょう。小林議員さん、頭さっと回転が速いですから、石井西と石井中というのは現在公立でやってるのを、それをあくまでも公立で建てかえるだけです。藍畑地域北というのは、現在の幼稚園は公立でそのまま残します。新しく民間の資金を導入して、そこへ民間の施設を建てていただく、そのことによって藍畑地区の人は、今まで保育所がなかった、高川原とか高原へ通っておったのが自分ところへ保育所ができるじゃないですか、民間の。好きなほうを選んだらええんですよ。今まで行っとる公立の町立の保育所がよかったら、そちらへ行っていただいたらええ。新しい民間のほうがよかったら、目の前にできるわけですから、そんないいことないじゃないですか、そういう理由です。多分小林議員さんの言うとおり進めていったら、これは余り早く進みません、今の倍以上の日数と手間がかかる。そんなことしよったら、大変なんですよ。だから、私は急いでるんです。 ○議長(梶野利男君) 小休します。            午前11時08分 休憩            午前11時30分 再開 ○議長(梶野利男君) 再開いたします。小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 先ほどの答弁で、石井西と石井中は現在公立でやっているのを公立で建てかえるだけだと、そしてまた石井北は新しくふえるんだから、その分十分理解してくれというような答弁であったかと思います。そしてまた、石井の今現在進めている石井中を民間を誘致すればどうかということに対しましては、それを今度進めていけば、今度は石井の人からまたたくさん公立で建ててくれという要望があるだろうと、民間に反対ということがたくさんあるということが予想されるというふうな答弁であったかと思いますが、石井地区、それから高川原地区におきましては、昨年のタウンミーティングのときでも民間誘致にそれほど反対といった姿勢というのは出ておりませんでした。むしろ全てを私立で建てたらどうかというのが、たしか高川原公民館でのタウンミーティングだったと思いますが、意見というのも出ておりました。 また、石井中を、もうくどいようですが、もし私立にできれば、本当に経費の面からいってもかなりの額、3億円と一口に言いますが、3億円といえばかなりの額であります。その額が削減できる道もあるということをまずご理解もいただきたいなと思っております。そして、運営費支出金につきましても、これはちょっと勉強不足で計算できておりませんが、公立の場合の、これは保育所だけしか多分出ないと思いますが、公立の保育所の一人頭の運営費支出金と今現在民間の私立の保育所に町から支出している運営費支出金というのを比べてみますと、やはり民間のほうが一人頭の支出金は低い設定になっておると。これは他市町の事例、インターネットで見たことでありますが、例えば100万円公立で要っていた場合は、民間の場合は60万円ぐらいで済むというふうな結果というのもちょっと見たような気がします。ですので、長期的に見ればやはり規模が大きいほうを民間にしておいたほうが長期的なランニングコスト等もやはり町にとっての負担というのは少なくて済むというふうに私自身はそのように思っております。 そして、現状石井中と石井西におきましては、耐震化は済んでおりませんので、急ぐ必要があるということでありますが、耐震化といいますのは今藍畑幼稚園並びに浦庄幼稚園はやっていただいておりますが、耐震化したとしてもやはり建物の老朽化というのは否めません。また、民間活力を導入すれば、より速く、よりスピーディーに整備を進めていくことができるというのも、これも町長自身もたびたびおっしゃっておりますことであります。ですので、その点につきまして、その反対あるいはこうして石井地区で建ててほしいという要望のほうが強いことも予想されますが、そのような道というのも現在においてはまだ方向転換の道というのが残されております。そして、現在土地所有者との交渉を町が進めておりますが、石井地区、その石井中の土地、約6,000平米と先ほど伺ったと思いますが、その6,000平米、この中には現在の石井幼稚園の敷地も含まれておりますので、全部を町が買うということではないと思います。仮に半分の3,000平米を買ったとしましたら約1,000坪、坪15万円の計算でいきましても1,500万円ぐらいと。それくらいの費用は町が支出しまして、土地を用意した上で民間を誘致する、公募をすると。そのための説明会、地元で反対があるかもしれませんが、そのための説明会というのも開いてみる価値というのはあろうかというふうに思います。 ですので、この点につきまして理解いただけるように、石井中の地区の対象の方に理解いただけるように、町側といたしましても説明会等を開いていく努力というのもしていただけないかなと。やはり財政厳しい折でありますので、費用の削減、あるいはよりスピーディーに3施設を整備できる道というのも残っておりますので、その方向で検討していただけないかなと思いますので、再度町長に答弁を求めます。 ○議長(梶野利男君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 私たちがこの計画を進めるときには、藍畑に民間を誘致する場合、とりあえず石井町内の2つの施設に声をかけました。あの地域にこういうことをしたいんですけれど、大丈夫ですか、どんなんですか、検討してもらえますかということで、一応検討します、あるいはやりますという返事をもらった上で私は進めております。ただ、空想的にあそこへ持っていったらいい、ほなどういうことやらわからん、どこが来るかもどうかもわからん、そういうやり方というのは私は今までしたことはないです。企業誘致にしても、どこにしても、とりあえず相手の意向を聞いた上で進めております。 確かに小林議員さんの案も一理なんですが、この案というのは約2年間の間に私たちがもう何回も何回も寄って、そういうことは検討してきました。何回も言いますが、今現在やってる公立は公立でやりたい。それを民間に渡すというのについてはいろいろまた問題が起きますし、反対意見もあろうかと思います。私どもの結論、あるいは町民の皆さんの意見の中で、石井の中へどうしても、町長、ここ公立より民間のほうがいいわという意見が多いんだったら、それは今おっしゃんよったような説明会も要るだろうと思いますが、今のこの計画をもう一回振り出しに戻して、あそこを民間じゃ公立じゃという議論はもう既に終わってます。公立でやってるところはあくまでも公立で、早く耐震できて、今までよりいい施設をつくる。今までないところについては民間の資金を誘致して、いいものをつくっていただく。町民の方はどちらでも、民間でも公立でも好きなほうを選んでいただく、そういうことで進めたいと思っております。 ○議長(梶野利男君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 町長の言っていることというのも非常によくわかります。やはり公立でやってるところは公立でというのも非常によくわかるところでありますが、忠勇跡地の場合は返事をもらった上で進めていっていたということであります。ですので、石井中の場合におきましても、水面下で少しそのような相手方の意向というのも、相手方といいますか、民間企業に打診というのもしていただけないかと。そして、いい返事が返ってきた場合には、またそれを踏まえて石井地区に合意が得られればという条件で民間企業に打診をすると、そして民間企業からいいお返事が返ってきた場合において石井地区の住民の方々にその説明会を開き、合意形成を図っていくと、そしてどうしても合意ができなければ公立でするというのは理解はできるわけでありますが、やはり今現状におきまして民間への合意というのを今まで打診されたのは、あくまでも忠勇跡地だけであります。あとの高原地区、あるいは石井地区、残る2施設におきましては最初から公立でという計画のもと進めてまいった事業でありますので、その地区それぞれの方に民間への打診というのはしておりません。やはり町長自身おっしゃるように、その地区ごとの人によりましては民間のほうがいいという地区があるかもしれませんので、より平等に公平に行政を行っていく上では、やはりその選択肢というのも投げかけていかなければならない必要というのがあろうかというふうに私自身はそう思っております。 そしてまた、これもこの前の議論のときに町長自身がたしかおっしゃったと思いますが、現状にあわせてよりよい方向性というのが出てきたら途中で計画を見直す、あるいは変更するというのはやはり当然のことでございます。ですから、先ほどもう一回振り出しに戻してという話がありましたが、振り出しに戻すのではなく、今現在土地交渉を進めていく上で並行しながら水面下での交渉、これも政治力だと思いますので、水面下の交渉というのも行っていただきたいと。本当にくどいようでありますが、恐らく今議会を逃せば次の議会にはもう石井中の土地所有者との合意というのはでき上がっているんではなかろうかというふうに思います。そして、このままこの計画案のとおり、石井中と石井西が公立で進んでいくようになりますと、やはり12億5,000万円ですか、多額の費用というのがかかってまいります。当初の計画ではやはりそれほどの費用というのが、庁舎建設もありますので、短期間の間にするのは難しいということで、5年から15年の長期計画の上で石井町に3施設を整備するという方針であっただろうと思います。2施設で12億5,000万円、しかしながら石井中を私立にもし合意が得られて、また民間企業からもいいお返事もいただいて進めていくということがもしできれば、3施設の合計で約10億円でございます。そうすれば2億5,000万円削減できるばかりか、よりスピーディーに本当に3施設が整備できるわけであります。 やはり今現在藍畑幼稚園、浦庄幼稚園と耐震化のほうは済ませていただいておりますが、建物の老朽化というのはこれは否めません。耐震化というのは、その時々の命を守るために必要な措置でありますので、したということは無駄にはなりません。ですが、いつかはその建物というのは近い将来建てかえなければならない。やはりこれも、この庁舎のときにもおっしゃっておりましたが、建て物自体には耐用年数というのがございます。やはり今見ておりますと建物自体は古くなっております。ですので、そういった道があるのであれば、将来の石井町を見越して、このタイミングしかないと思いますので、ちょっとしつこく質問をさせていただいておりますが、できれば前向きに水面下でも結構でございますので、政治力を利用していただきながら、民間活力の導入といったことも石井中の地区に検討していただけないかと。そして、その上で反対が多かったり、あるいは民間企業からのいいお返事がなかったりした場合には、それはそれで仕方がないことだと思いますが、やはりそれに道があるということであれば、取りかかっていただくのもいいのではないかと改めて提言をさせていただきまして、この件について最後町長にご答弁をお願いいたします。 ○議長(梶野利男君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) なかなか。それじゃあ、ご提案をさせていただきます。 私ははっきり言いまして、藍畑地区の忠勇の跡地にその民間の施設をお願いしたときに、2つの施設の代表者に電話をさせていただきました。1つはご存じのように、健祥会の中村博彦先生にどうですかと。八万なんかも今非常に競争率、あるいは小松島も非常に評判がいいということで、できたら石井町のあの敷地に、徳島県でまた石井町で一番いい民間の施設を建ててほしい。中村先生は、はっきり言うて、河野さんな、このこども園というのはもうお金が要るばっかりなんじゃわと、ほなけれど石井町の河野さんの頼みやったらやるわということで、ご返事をいただきました。もう一つは、この地元の手束病院の理事長さんに電話をさせていただいた。理事長どうですかと。手束病院としても、町外でもそういうことを考えているので検討するわと。検討するわじゃなしに、前向きな検討ですかって言ったら、私の感じでは一応前向きにいただいております。 中村先生のほうは、いろいろ反対運動が起こった中で何回かお会いする中で、河野さんな、反対運動が起こっても必ずできたら感謝してくれるんじゃわと、ほなけんどやっぱり反対運動が余りひどいところは行きたあないわな、ちょっと後退される発言をされました。ちょうど3日前に手束病院の院長と理事長と会う機会がございまして、もう一度実はどんなんですかというお話をさせてもらいました。院長は全然聞いてないということでしてね。理事長が言うてくれとんかなと私は思うて、石井町はこんなん考えとんですよ、できたら地元でお願いしたいんですけれどと言うたら、ああ、河野さん、それ聞いてないわということで、それだったら真剣にご検討くださいと理事長には再度お話をしました。これは小林議員さん、あなたの出番じゃないですか。もう手束病院、物すごく仲いいので、もう少しこういうときにこそ皆さん方の力を発揮してほしいと思うんです。 もう一つ、私この計画というのはやっぱり2年も3年もかけて最初から練ってる問題なんで、もう一回言いますけれど、基本的に地元で公立でやってるところは公立でやるという方針にはかわりございません。しかし、5年目になりますけれど、私が就任して各地区でミニタウン集会というのをやっております。ちょうどいいタイミングに石井町のミニタウン集会が10月3日の午後7時より石井中央公民館の2階で行われます。どうぞテレビをごらんの皆さん方で、私の言ってる公立は公立でやりたいというご意見と、小林議員さんの言ってるちょっと値段がちゃうけん、石井の中につけても民間もいいんじゃないですかというご意見と、できましたらどちらのご意見が、あっちこっちって言うてしもうたらちょっとおかしいんでね、皆さん方のご意見を10月3日の7時に、できるだけ保護者の方のご意見も参考にしたいと思いますので、またその結果によっては変わることはないと思いますけれど、はっきり言うて、小林議員さん、もうどうしても民間のほうがいいというんだったら、そりゃあ私はオーケーです。だけど、ちょっとそれが考えにくいと思ってますので、もう一度その意見を聞く場というのをミニタウン集会でぜひお聞きしたいと思いますので、どうぞ皆さん方、ご意見をお待ちしております。 ○議長(梶野利男君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 私自身公立は公立でという気持ちというのは同じように持っております。しかしながら、いつも行政が民間企業に、今まで公立でやっていたことを民間業者に移管する場合に言われていることというのがやはり財政面のことでありまして、民でできることは民でというお言葉というのも町長自身もたびたびおっしゃっております。 ですので、やはり公立化、あるいは行政のスリム化を目指すという点におきましては、民間というのも考えたほうがいいのではないかと。これは一提案でございまして、その中におきまして、3施設の中でどうしても1カ所は民間を誘致しなければならないとするならば、やはり町にとって一番メリットが大きいところというのを検討する必要性があろうかということで、私はこの質問を投げかけてきております。 10月3日に保護者の皆さんのご意見を参考にしながらということでありますが、またもし民間が見つかったら、それも検討してくれるというふうな答弁だったかと思いますので、私自身少ないつてではございますが、民間企業の方にちょっと打診等をしてみまして、いい返事があればまた町長のほうにもお伝えしていきたいと。また、それと並行しまして、町長のほうにおきましても同じように民間企業側への打診というのも進めていただければと、このように思っております。 それでは、柔軟な対応、あるいはもう一度本当に心機一転といいますか、見直しも兼ねて期待いたしまして、この認定こども園についての質問というのは置かさせていただこうと思います。 それでは、次の項目であります忠勇跡地利活用ということで、前に説明がありました定借の件について、その進捗状況を担当課にお伺いをいたします。 ○議長(梶野利男君) 教育次長。 ◎教育次長(遠藤光宏君) お答えいたします。 忠勇跡地の進捗状況でございますが、境界が確定していなかったため、先月の8月29日に境界確定のため、隣接する6名の地権者、県、町により境界確定の立ち会いを行いました。そこで、地権者の皆さんのご協力、ご理解をいただきまして、無事境界が確定いたしました。現在でございますが、境界が確定したことにより土地家屋調査士に委託しておりまして、公図の訂正並びに作成を行っております。また、あわせて藍畑小学校南側の旧県道板野川島線から約3,000平米部分を分筆し、教育財産から普通財産に変更し、貸し地として広く企業に公募したいと、このように考えております。 また、残りの7,600平米につきましては、藍畑分館と老人憩いの家をあわせた施設、例えば国の補助事業でございますが、住宅建築物安全ストック形成事業などに該当してないか、国土交通省と協議中でございます。認定こども園につきましては、先ほど町長が申したとおりでございます。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 現在は境界確定が済んで3,000平米を分筆し、それからそれが済み次第公募するというふうなことでありますが、あそこはすぐ隣に藍畑小学校が隣接しておりますので、公募の条件というのもいろいろとかかってこようかと思いますが、現段階におきましてどういった企業といいますか、業種を公募しようと思っているのか、もし言えるのであれば答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(梶野利男君) 教育次長。 ◎教育次長(遠藤光宏君) お答えいたします。 公募でございますので、現在どの企業かというのはわかっておりません。ただ、公募の結果により進出企業が具体的になりましたら、藍畑小学校も隣接していることでございますので、県、警察また企業と協議し、できるだけ安全面に気をつけた対策はとりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) どの企業かはわかっていないと、また具体的になったら安全面も配慮してというお話でありましたが、まさしくあの場所はちょうど藍畑小学校に隣接しておりますし、また登下校時には多くの児童・生徒が集まってくる場所でもございます。また、雨の日などは保護者の送迎などで車も多く、どのような企業が来るかわかりませんが、それら企業が来ればまたさらに混雑することが予想されますので、県や警察、それらと相談しながら、右折レーンを設置するなど、安全面に特に配慮していただきまして、進めていっていただければなというふうに思います。 それでは、次の項目の駅東再開発事業でありますが、この項目につきましては先日もいろいろ質問がございましたので、取り下げさせていただきたいと思います。ご理解のほどよろしくお願いをいたします。 それでは、これで通告した分の質問というのは全て終わったわけでありますが、今議会におきまして町長のほうからたびたび名指しで指名されておりました。時間も余りましたので、お答えをしたいと思います。 リコールについてでありますが、その運動に参加しました一議員の立場として申し上げさせていただきます。 まず、当然のことながら、リコールに限らず、相反する権利と権利とがぶつかり合った場合には、それぞれの立場におきまして主張や言い分というものがございます。しかしながら、お互いのその主張のはざまに置かれまして全く関係のない方々におかれましては、嫌な思い、あるいは苦しい思いをした人がいるというのも事実であると思います。ですので、そのような方々に対しましては、運動に参加した一個人としてではありますが、心からおわび申し上げるところでございます。 また、いわゆる与党といわれる議員方が告発されている件に関しましては、現在警察が捜査中とのことでありますので、その結果が出次第、改めてこの議場で発言させていただきますので、その点につきましてはご理解のほどよろしくお願いしたいというふうに思っております。 最後になりましたが、このたびのリコール運動というものにつきましては、その性質上、時の権力者に逆らうものでありますから、運動に参加した方々というのは非常に覚悟が要ったわけであります。特に商売をしている方などにおきましては、マイナスになることはあっても、決してプラスになるようなことということではありません。また、リコールが仮に成立したとしても、その運動に参加したほとんどの方にとっては自分自身が得になるということもあり得ません。しかしながら、それでもなお運動に参加した方々、個人個人におきましては、それぞれが純粋に石井町のためだと思ってした行為、行使した権利でございます。ですので、その方々に対しましては町長以下、議員各位におかれましても言われなき非難等をなされませぬよう改めてお願いをしておきます。 そしてまた、このたびのリコールにまで発展した原因には、やはり町長自身が起こした行動というのがもとになっております。これに関しての町長の言い分もあろうかということは十分理解しておりますが、その点につきましては町長自身反省すべきところというのもあるはずでございます。ですので、そういった反省すべきところ、もちろん私自身も反省するところというのもございますが、お互いに反省し合いながら、これからの町政というのを、やはり議会という場でありますので、この議場の中ではしていかなければならないというふうに思っております。この点につきまして町長に答弁といいますか、お願いをいたします。 ○議長(梶野利男君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) さすがですね、6人のリコールの指導者の方、大体主謀されましたですね、その方の私はこの議会が本当に楽しみでした。今小林議員おっしゃるように、確かにリコールというのは皆さん方に与えられた権利です。不正が発生してなかったら、私たちはこのように怒ることはありません。しかし、余りにも大量過ぎる、これは許容範囲をはるかに超えてます。何百人もの人から、私はしてない、入院しとんのに私でけん、私は県外でおるのに、そんな声がもう証拠がいっぱい上がってます。それで、後藤議員さんも一部ちょっとおわびがありました。小林議員さんも今のようにおわびがありました。もし私だったらということをこのように考えております。 私がリコールの6人の議員の中に入ってる、あるいは私たちがリコール運動をしたんだったら、まず一番は5,000人ぐらいと思いますが、真摯にリコールに参加していただいた町民の皆さんにはお礼を申し上げます。しかし、大量にこのように不正事項が発覚したのは、私たち6人の議員の責任でもあります。何も関係ない人が代表者に祭り上げられて、その人が訴えられてることに対して私たち6人は深くおわびを申し上げますということを言うつもりでおります。ありがとうございます。 ○議長(梶野利男君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) ただいまの点につきましては、結果が出次第、また改めてこの議場で発言をさせていただくと、私自身はこのように思っておりますので、その点またご理解いただきたいなというふうに思っております。 先ほど最後ら辺にちょっと質問というか、投げかけたわけでありますが、この議場の中におきましては、町長自身、これは先日も久米議員がおっしゃっておられましたが、やはり個人名を出してたびたび批判するということは、もう十年一昔といいますが、過去確かに公職にあった方ではございますが、今は公職にはついておりません。そしてまた、我々議員のことは、そりゃあ言われることもあろうかと思いますが、個人名を指摘していたずらに町民感情をあおる、あるいは町民間で対立をさせるというふうな、それは意図してではないと思いますが、現状そのようになっておりますので、その点につきましては改善しながら残り任期1年半、約1年半だと思いますが、これからの町政運営というのも携わっていけばいいのではないかというふうに思います。改めてその点について町長の答弁を求めます。 ○議長(梶野利男君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) もう2年半、3年近くになりますかね、現職の石井町会議員が2人贈収賄で捕まりました。そのときに捕まった人は、私はもう二度と政治活動はしないとおっしゃった。だけど、今回のリコール運動では実名で私はがきもいただいております。半暴力的、威圧的な問題でリコールに署名も強要したことがある。罪を犯して政治に介入しないというんだったら、おとなしいにしとったらええんですよ。それでどうしてこういうことを私たびたび言ってるかといいますと、小林議員さんがもし町長になったらわかります。余りにも前の町政というのはひどい。もう本当に自分の利益を守るためにだけ、私腹を肥やすためだけに町政運営をやってきた、それを町民の皆さんは誰も知らなかったんです。だから、これは言う必要があります。その中で関連した事件が次々起きとるじゃないですか。上板だってそうですよ。だから、石井町と比較してやってるんです。入札やって、何しに言ようるかというたら、前は99.9でわからん中で密室でやっとったんです。それを私は公開する中で、今はこういうふうにしてます、だから安心してください、財政はこなになってます、前よりこなによくなりましたよというのは、これは町長として説明する義務があろうと思ってます。 ○議長(梶野利男君) 小林智仁君。 ◆2番(小林智仁君) 完璧な人間というのはいない以上、誰しも失敗するときや自らを省みるときというのが必ずあると思います。また、自らがそれら失敗に気づいたときに、あるいは態度に気づいたときに反省を繰り返すからこそ、人は成長していくものであると。やはり完璧な人間ではない以上、そうやってしながら人は成長していくことであると、これはお互いに言えることであると思っております。ですので、今後も私自身精進しながら頑張っていきたいと思いますが、町長自身も見直すべきところは見直しながら、これからの議会運営というのも携わっていっていただければなというふうに思いまして、以上をもちまして私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(梶野利男君) 小休します。            午後0時04分 休憩            午後0時59分 再開 ○議長(梶野利男君) 再開いたします。6番白川光夫君。 ◆6番(白川光夫君) 失礼をいたします。 議長のお許しをいただきましたので、一般質問を始めさせていただきます。 その前に2020年東京オリンピック、本当に嬉しく思っております。また、まだ7年ございますので、石井町からこのオリンピックに参加できる子供が出たらいいなと期待しております。よろしくお願いいたします。 それでは、一般質問に入らさせていただきます。 まず、1番目に食物アレルギーと給食についてということでございますが、8月21日に食物アレルギー講習会が石井の公民館2階でございました。エピペンの使用や対処の仕方など、大変有意義な講習会でございました。 まず、給食アレルギーについてということで、東京都調布市の小学校で乳製品にアレルギーのある5年生の女児が給食を食べた後に死亡した事故で、調布市の検討委員会が再発防止策をまとめたというふうな記事が載っております。学校は注意していなかったわけではない、女児用にはアレルギーの原因食材を除いた除去食を出しており、この日も粉チーズ入りチヂミをチーズ抜きで用意した。ところが女児がおかわりを希望し、担任はおかわりさせてはいけない献立の表をチェックせずにチーズ入りのチヂミを渡してしまった。女児は重いアレルギー症状を起こし、体調は急変、担任も養護教員もとっさに対応できず、ショックを和らげる注射液を打つのが遅れた。検討委員は関係者が食物アレルギーの怖さを十分認識しておらず、組織的に備えも足りなかったと指摘した。食物アレルギーの子供たちはふえております。文科省の調査によりますと、2007年発表でございますが、公立学校の生徒の2.6%が食物アレルギーを持っているということでございます。 石井町ではどうなんでしょうか。石井町の食物アレルギーを持っている子供たち、調査した結果がその日も発表されました。幼稚園児は12名、小学生は41名、中学生は34名でした。合計87名ということでございました。食物アレルギーとかいうふうな話は当然皆さん方も知っていると思いますし、認識もしてたと思うんですが、エピペンってご存じでしょうか、それからアナフィラキシーとかという、ちょっと何か言いにくい言葉なんですが、そういうふうなものもその講習会では教えていただきました。そして、ちょっと私も詳しいことがわからなかったので、調べさせていただきました。そんな中、アレルギーとアナフィラキシーは同じですかというふうな質問で、アレルギーとは原因物質に対する過剰な免疫反応を指します。一方でアナフィラキシーは、そのアレルギー反応によって皮膚や呼吸器、消化器などの複数の臓器に急速に全身性の症状が出る症状を指します。さらにアナフィラキシーの症状のうち、ショック状態、血圧低下や意識障害など生命の危機的な状態に陥っている状況をアナフィラキシーショックといいますというふうな、調べますといろいろと出ておりました。そんな中、これを堂々とお知らせするんもいいんですが、ちょっと時間の関係ではしょってさせていただきます。 私、今年の3月議会にもこのことについては質問もさせていただきました。そして、緊急時にエピペンという注射を使うわけなんですが、この事故があったときの状況をこの講習会で詳しく説明といいますか、文が載っておりましたので、ここだけちょっと読まさせていただきます。 事故の概要としまして、昨年の12月20日、給食メニューには粉チーズ入りのジャガイモのチヂミが含まれていました。牛乳、乳製品によってアナフィラキシーを起こす可能性のあるSさん、これは小学校5年生の女の子です、には除去食が用意され、調理員から直接除去食を受け取って食べていた。給食の終わりになって、担任教諭が余ったジャガイモのチヂミを生徒に配っていたところ、Sさんが欲しいと言った。担任教諭は大丈夫かと尋ねたが、Sさんは保護者が持たせていた献立表にアレルギーを起こす可能性のある食べ物として印がついていないことを示した。そのため担任教諭はSさんにジャガイモのチヂミを渡した。給食は12時57分に終了した。25分後、13時22分、Sさんが気持ちが悪いと訴え、顔が紅潮し、ぜんそく発作時に処方されていた吸入薬をくわえて苦しそうにしてた。担任教諭はSさんのランドセルよりエピペンを取り出し、これを打つかと確認したが、Sさんが違う、打たないでと言ったため、打たなかった。13時30分に養護教諭が駆けつけ、重症のぜんそく発作と判断し、救急車の要請をした。担任教諭は栄養士に献立を確認し、食物アレルギーによるアナフィラキシーと認識し、保護者に連絡し、保護者よりエピペンの使用を求められた。養護教諭はSさんがトイレに行きたいと言うため、自力では不安のため、背負ってトイレに運び、便座に座らせたが、このときはもう意識がなく、顔面蒼白になっていた。 結局間に合わなかったわけなんですが、この判断をするというのが非常に難しいというふうな状況です。そして、私一番にお尋ねしたいのは、昨年12月にこういう事件が起きまして、私も3月議会で質問もさせていただいて、大変いい講習会だったんですが、なぜ5カ月おくれの8月21日に講習会が行われたのか、ちょっと遅いんじゃないかなと思います。その辺について教育委員会のほうからご答弁をお願いします。 ○議長(梶野利男君) 教育次長。 ◎教育次長(遠藤光宏君) お答えいたします。 徳島県の学校保健問題解決支援事業というのがございまして、石井町はこれにいち早く手を挙げまして、県よりアレルギー専門の医師を派遣していただきました。実施時期でございますが、できるだけ多くの先生方の参加が見込める夏休みにあえてさせていただきました。ただ、県によりますと、石井町の対応は市町村レベルでは1、2番の速さであったということを聞いております。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 白川光夫君。 ◆6番(白川光夫君) 石井町の実施された講習会は県でも1、2番の速さだったということでございますが、この食物アレルギーのことをネット等で調べて私感じましたのは、非常に知られていない割に難しい。そして、こういう事例で大体年間40人から70人が亡くなっているそうです。そして、石井町にも、先ほど言いましたように、87名というそういった食物アレルギーを持った子供たちがいてる。そんな中、まず学校では何か事がありますといいますか、子供が体調不良になりますと、まず向かう先が保健室です。養護教諭の職務というのも児童の養護をつかさどることだとか、いろいろ法律でも決められておりますが、養護教員への講習会とかというのはもっと早く行われてもいいんじゃないかなと思うんですが、そのあたりはどうだったんでしょうか。 それと、このエピペンについて、ちょっとネットのほうからとりまして、白黒でちょっとわかりづらいかとも思うんですが、大体こんなような感じのボールペン等よりちょっと大きいような形のものをこういったケースに入れまして、そして子供が持ってるわけなんです。エピペンだとか、こういったものはちょっとよそのことだと思ってたんですが、本当に約87名の子供がいてるし、実際に高川原小学校の生徒の中に1名、エピペンを学校に持参してきてる子がいてるということもわかりました。これは本当によそのことじゃなくて、本当に身近なことだと、そしてそれについての講習会等ももっと早くしなきゃいけないでしょうし、どこに打ってもいいというものじゃないそうです。太もも、筋肉注射というふうなことなんで、そして打つんも非常に熟練が要るといいますか、難しいそうです。やはりそういった講習会が必要でしょうし、例えば意識がなくなってる子でも、注射ですから、ぷっと打ったときに痛みに反応して動く場合もあるそうです。ですから、何人かが押さえててとか、それとアレルギーの出方も個人によって違います。そういった意味で県下では早いということでございますが、ちょっと私は遅いんじゃないかなと。特に養護の先生についてはどうだったのかをもう一度お尋ねをいたします。 ○議長(梶野利男君) 教育次長。 ◎教育次長(遠藤光宏君) お答えいたします。 小・中学校の養護教諭を対象としました食物アレルギーの講習会は毎年開かれております。本年は6月に開かれました。また、本年は全国大会が徳島で10月に実施されるようでございます。町内の養護教諭は積極的に参加しております。また、町内にも1名、エピペンを持参している者がおります。そこの学校の養護教諭はエピペンを持っていることを十分に自覚しておりますし、すぐに緊急な場合は対応できるようにいつでも用意できていると聞いております。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 白川光夫君。 ◆6番(白川光夫君) エピペンのことについて、子供たちにも授業で、また同じクラスの中にそういうアレルギーの子がいてる、そんな場合に一人がそういう症状が出たときにみんなが慌てないようにするためにも、子供たちへもそういったものがある、アレルギーがあるんだよと、そしてその対処するにはエピペンというふうな薬剤もあるというふうな指導をぜひしていただきたいと思いますし、エピペンというのは打ったらそれで治るわけではありません。瞬間的といいますか、短時間だけ和らげるというか、AEDみたいな、そういうふうな感じのものでございます。そういった意味でも、もう少しみんなに興味を持っていただけるような指導を教育委員会のほうからもぜひともお願いしたいと思います。 それと1つ、私気になったのは、エピペンというのは常温で管理するそうです。来ていただいてた講師の先生にもお尋ねしましたが、常温って何度ですか、15度から30度ぐらいを考えてるようでございます。今年のようなこの暑さでは、35度、37度、車の中に置いとくとかいうことはとんでもない話なんですが、常温というのがちょっといかがなものかなと。それと、有効期限も1年というふうなことでもございました。エピペンが常温にどこまで対応できていくかも、また今後の製薬会社等も問題にはするとは思うんですが、そんなこともいろいろと情報を取り入れて、もっともっと発信していただくようにお願いをいたします。 続きまして、30年以内には60%、50年以内には90%といわれる南海トラフ巨大地震のことについてでございます。防災と石井町消防団の活動と役割についてお尋ねをいたします。 石井町消防団は、本当に団長をはじめ皆様方のすばらしい取り組みによりまして維持されております。そんな中、今年藍畑地区で行方不明のご老人がいらっしゃいました。その消息はどうなったのか、またどういうふうな対処をしたのか、認知症など老人の問題行動があったとき、防災の観点から消防団の活動内容についてどういうふうにしていくのか、またどういう予定があるのかをお尋ねをいたします。これがまず1点です。 2点目としまして、災害時の物資保管場所、仕分け場所、食料品と医療品とかが混在しまして、災害があったときには段ボールに詰め込み、賞味期限も関係なく送ってこられます。3・11では宮城県だけで段ボール75万箱と言われております。石井町も災害があったときに医療物資を送っていただいたら、それを保管する場所、仕分けする場所もない、雨が降ったらもうどうにもならないというんでは困ります。こんなときにフォークリフト等を使える民間施設との協定も必要なんではないでしょうか。 3点目としまして、異常気象に伴い特別警報というふうなものも8月30日から制定されました。香川県なんかは南海トラフ巨大地震の想定を国の試算の死者数を1.8倍の6,200人とか、津波による浸水面積を2.5倍、避難者数を約20倍の19万9,000人と想定し直したとした、そういう報道も行われております。徳島県も大幅な変更をしておりますが、石井町での想定の変更はいかがでしょうか、お尋ねをいたします。 4点目としまして、学校施設のその時点の天井落下防止とかの防止対策の進展はあるのかをお尋ねします。日本の公共施設の約4割は学校施設です。そういったところの対策をもう一度お尋ねをいたします。 最後に、非常食や防災グッズの購入を家庭にあっせんして、また共同仕入れで安くする、そして備蓄の推進をしてはいかがかなと思います。もうそういったことに取り組んでる町も徳島県でもございますが、石井町でもそういった試みを検討してみてはいかがでしょうか。その5点についてご答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(梶野利男君) いのちを守る防災・危機対策課長。 ◎いのちを守る防災・危機対策課長(田中憲博君) 白川議員のご質問にお答えいたします。 6月21日午後8時過ぎに警察から消防団に捜索願の依頼があり、翌日の朝、地元の部は行方不明になっている方の周辺を捜索、団長をはじめ幹部については役場に集まっていただき、夕方まで行方不明者の捜索に当たっていただきました。主に団長をはじめ幹部については、行方不明になっている方のふだんの行動範囲について重点的に捜索をしていただきました。また、翌日23日においても早朝より団長をはじめ地元の消防団が徒歩での捜索、自転車での捜索、車での捜索、河川については市内まで捜索をいたしました。翌週の日曜日においても地元の消防団が捜索をいたしました。しかし、警察に確認しましたところ、まだ発見はされていないようでございます。 それと、認知症など老人の問題行動ということでございますが、今回の方は98歳と高齢でございましたが、元気で身の回りのこと、炊事洗濯等、全部自分でご自身でなさる方でございました。 ご質問の認知症など、老人の問題行動があったときの対応ということでございますが、まずご家族及び周りの方が事故のないよう気をつけていただくというのが基本であると思います。もし行方不明になった場合には、消防団に対して捜索依頼があれば、団長より招集をかけていただくようになっております。 続きまして、災害時の物資の保管場所、仕分け場所等についてでございますが、ほとんどの支援物資等が届くのが指定避難所でございます。指定避難所での初期での運営については、基本的に自主防災組織の方、地元の方が中心となってしていただくようになっております。災害の状況にもよりますが、職員及びボランティアの方が避難所に入るのが数日かかると言われております。今年度においては自主防災組織の方の避難所運営についての図上訓練、実際の避難所での訓練も行いました。 物資の仕分けについてでございますが、東日本大震災発災直後に長期間ボランティアに行かれた方にお話をお聞きしましたら、基本的に送られてくる段ボールは人が運べるサイズで、避難された方も手伝って、食料、衣料品、賞味期限等の仕分けをされたそうでございます。当町におきましては、それぞれ避難場所の状況も異なりますので、白川議員のご提案を今後の参考にさせていただきたいと考えております。 続きまして、石井町の想定変更ということでございますが、石井町としての独自の被害想定はしておりませんので、県の想定を基本に減災対策を進めていきたいと考えております。 続きまして、学校施設の天井落下対策についてでございますが、これは教育委員会のほうが後でお答えをいたしますので、省略させていただきます。 それと、非常食や防災グッズを購入家庭にあっせんということでございますが、参考までにご家庭での備蓄品について保管場所があるお宅については、非常食になり得る缶詰やお菓子、レトルト食品、水などの一般的に販売されている食料品を1週間分ぐらいストックし、古いものから期限が切れる前に消費をしていただき、減った分だけ補充をしていただくというのが一番しやすい方法ではないのかなと思われます。ご質問の災害用備蓄の購入希望でございますが、食料について自主防災組織等で大口での購入希望がございましたらご相談をさせていただきます。白川議員のおっしゃるとおり、ご家庭での備蓄についての重要性については、今後においてもお願いをしていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 教育次長。 ◎教育次長(遠藤光宏君) お答えいたします。 学校施設の非構造部材、天井、照明器具、外壁、内装などの落下防止事業でございますが、国の補助事業として1校当たり400万円以上、また2億円未満の事業に対し、補助率、国3分の1、町3分の2として実施しております。石井町では、小・中学校の構造部材の耐震化は100%完了しておりますが、非構造部材については最近危険な場所を点検中でございます。確認が終わりましたら、補修が必要な箇所の優先順位をつけまして、平成26年度当初予算の要望に上げていき、危険な場所から順次補修していきたいと、このように考えております。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 白川光夫君。 ◆6番(白川光夫君) ありがとうございました。 石井町消防団の皆様におかれましては、本当に災害があったときには一番頼りになる存在でございます。今後ともよろしくお願いをしたいと思います。 それと、備蓄に関しても町民の皆様はじめ、もう少し関心を持っていただいて、いつも私言ってるんですが、寝るときには枕もとには懐中電灯と笛、できたらスリッパ、それとか窓ガラスにはフィルムを張るなり、ちょっと厚手のカーテン、もうちょっとしたこと、注意したことで命が助かるかどうかというふうなことでございますので、何とぞよろしくお願いしたいと思います。 それと、災害時の保管物資の保管の場所の件でございますが、今言われてる巨大地震が来た場合に、海側はほとんど津波で多分なくなると思います。そういったときに物資の保管場所というのは、石井町あたりは津波の影響があるかもわかりませんが、保管場所として近隣といいますか、近くですので、非常に重要なポジションを担うと思います。そういった意味も含め、保管場所についてもう少し踏み込んだ、企業とかの協定も進めていただきたいと思います。 続きまして、タイワンシジミについてということでございますが、実は私の近所の方が、用水にシジミがおると、いっぱい発生してると。テレビで以前見たが、タイワンシジミというのが異常に発生して、土管とかも詰まらせて非常に困ってると、こういうふうなことをほっとってええんやろうかと、石井町もそういうところが増えてきてるんじゃないかなというふうなご質問がございました。私もそこを見に行きましたが、確かにたくさんいてました。ただ、今のところ悪さをしているような状況ではございません。ただ、最近の異常気象や温暖化の影響、物流のグローバル化により、外来種の異常繁殖や被害が問題になっております。何回も私も例えばマダニだとかのことについて質問もさせていただきましたが、徳島でもマダニによる死者が出ました。そして、城東小学校にセアカゴケグモがというふうな記事も載っておりました。石井町にもいつどんなものが、身近なものが急に悪さをし出すかもわかりません。そういった意味も含めて、やはり町民に広報する、呼びかけるというふうなことが大事かと思います。その辺についてのお考え、対策についてを担当課長からご答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(梶野利男君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長(阿部龍裕君) お答えいたします。 まず、タイワンシジミの件でございますが、これは調べてみますと要注意外来種というふうなものに区分されるようでして、被害に係る治験が不足しており、引き続き情報の集積に努める外来生物に分類されておるようです。前回の議会でお話ししましたアルゼンチンアリ、これは特定外来種という危険なという意味も含めているものですが、そこまでのものではないようです。淡水域に生息する中国、台湾原産の2から3センチ程度の黄色い二枚貝で、マシジミとよく似ており、識別は困難ということになっておるようです。マシジミの生息域でこれが見つかりますと、3、4年でタイワンシジミに置きかわってしまうということが言われてます。いわく在来種の生存に影響を与えるというところで指定された部分が多いので、これもそのようなことになっておるようです。ちなみに一般に食用として私たちが食べておりますヤマトシジミ、これは汽水域で生息しておるようですので、淡水域で生息するタイワンシジミから影響を受けることは考えにくいということのようでございます。ちなみに、先ほどご質問にもありましたが、国外では大量発生して取水施設に通じ被害が出たというようなことが言われておるようですが、現在のところ私どもの課、それからいきいき農業振興課あたりで聞きましたところ、まだこのタイワンシジミについての報告、相談というのは受けていないということでございます。 それから、ご質問の中でありましたように、先日9月2日の発表だと思うんですが、マダニで県内で死亡者が出たということ伺いました。私どももこれも前回の議会でマダニのことは少しお話をさせていただいたと思うんですが、翌日か翌々日かですが、私どものホームページ、それからCATVのほうにお願いしまして、マダニのことで注意喚起ということでお知らせを掲載しております。再度お願いをしておきますが、マダニ、このマダニは春から秋にかけて活動期を迎えますと。そして、草むら、やぶなんかに多く生息しておるようです。農作業を含めまして、そういう場所に出かける場合は、長袖の服、長ズボン、それから足を完全に覆うような靴、帽子、手袋の着用、首にタオルを巻くなど、とにかく肌の露出を少なくして、マダニにかまれないようにということでご案内をしておきます。以上です。
    ○議長(梶野利男君) 白川光夫君。 ◆6番(白川光夫君) 引き続いて注意喚起はよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、これ毎回ご質問させていただいております英語教育についてでございます。ある新聞によりますと、グローバル化する日本企業ということで、アサヒグループホールディングスの社長がこういうことを書いておられました。基調講演中からではございますが、少子・高齢化が進み、人口減少が続く日本では将来の内需は縮小していかざるを得ません。グローバル化は避けて通れない経営課題です。日本企業の海外法人数は2010年に約1万8,000社に達しています。海外で生活する在留邦人数は11年に約120万人、日本企業が海外で雇用している外国人は約523万人に上ります。今度海外に進出する日本企業はさらに増えるでしょう。それはグローバルが当たり前の世界がやってくることを意味しています。皆さんの活躍の舞台は最初から世界なのです。グローバル人材には専門スキルや問題解決力など、業務に関する能力、日本文化に対する深い知識や異文化への理解力など、文化に関する能力、語学力に加えて社交スキルなど、コミュニケーションに関する能力が求められます。商慣習に関する知識や交渉力など、ビジネススキルも身につける必要があります。このようなことをおっしゃっております。 そんな中、石井町での英語教育について、これは石井英語大好き事業としまして、今年初めてオーストラリアケアンズに行って、その報告会等もございました。そして、もう何回も私お願いしてます英語のキャンプですね、これは実施していただきたいと思うのですが、そういう計画は検討しますというんで終わっております。他府県では、例えば鳥取県の教育委員会なんかは中学生に英語シャワーということで、日常的に英語に触れることができる場所、イングリッシュシャワールーム、こういうふうなものを、英語を本格的に学び始める中学生の段階で英語をシャワーを浴びるように聞くことで、英語を身近に感じ、高いコミュニケーション能力を身につけるのが狙い、そういったことで、ある教室に生徒が自主的に参加して、そこにALT等を常駐をさせて、空きを利用してそこで昼休みとか放課後に自由に出入りができて、おしゃべりタイムや文化祭での英語劇、英語による合唱の指導、英語での校内放送などを行うほか、実用英語検定能力、英検の面接や英語の弁論大会などの指導をする。そして、今年先ほど言いましたキャンプですね、北海道なんかでも7カ所の会場でもう何回もやってるんですね。石井町は全然進まない。その辺について取り組みを教育長からお答えをいただきたいと思います。 ○議長(梶野利男君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) お答えをいたします。 石井町においては、他の市町村に先駆けてさまざまな英語教育の取り組みを始めております。そして、そういった中で子供たちの英語力、あるいはまた英語に対する指導の充実が図れたらと、そういうふうなことで今現在各学校では指導を行っております。 議員が今指摘されましたように、北海道の教育委員会では外国人との活動や宿泊を通して生きた英語を学ぶ、そういったイングリッシュキャンプを北海道内の6つの少年の自然の家で実施をしております。また、鳥取県ではイングリッシュシャワールーム、いわゆる英語をシャワーを浴びるように聞くことで英語を身近に感じると、そういった取り組みもそれぞれ北海道全体、あるいは鳥取県全体で取り組んでいるというのは十分承知をしております。 そういった中で、石井町では今年の4月から幼稚園と小学校の英語教育を充実させるために、2名の外国人を雇用をしております。そういった2名の外国英語指導員を雇用して、現在幼稚園と小学校で英語教育に当たっておりますが、夏休みについては園児と児童が休みに入ります。そういった期間を通して中学校などで英会話教室、いわゆるいきいきコミュニケーション教室のようなものができないか、そういったことについて検討して、そしてできるならば実現に向けて取り組んでいきたいと、そういうふうに思っております。よろしくお願いします。 ○議長(梶野利男君) 白川光夫君。 ◆6番(白川光夫君) これは日本経済新聞からの記事でございますが、英検対策小学生からということで、ECCなど、講座や通信教育に非常に力を入れ始めてると。教育サービス各社が小学生向けに英検の受検対策講座を始めております。小学校5年から英語の授業が始まったことなどから、保護者が早い時期から子供に英語を学ばせようとしています。小学生の英語能力を見る試験には英検が多く使われているため、各社は需要を見込んでると、こういった商業ベースでも英検に対して非常に力を入れております。英語学習の低年齢化が進んでおりまして、英検を受検する小学生は2012年度で20万6,849人と、3年間で約3割増えたと。これはやっぱり世の中の今の流れではないかなと思います。そして、一度は英検に補助をということで決まりましたが、また頓挫しております。そういったことについても再度ご検討をしていただいて、石井町の子供が社会に出て出遅れないように、そういった対策をぜひとも、具体的な検討に入る期間はもう済んどると思います。具体的なプランを示していただいて、本当に前向きにご検討をお願いしたいと思います。 続きまして、電子黒板とタブレットについてということでございます。 石井町では電子黒板が小学校等に入っております。ただし、使い方がいまいち進んでないように思います。佐賀県武雄市、これは非常に先進的な、例えば図書館にコーヒーショップが入ったりとかということで全国的に有名になっておりますが、佐賀県武雄市では来年度より市内の16の小・中学校の児童・生徒約4,000人にタブレット端末を配布する、こういう記事が出ております。これは市町村での取り組みとしては全国的にも珍しいんではないかと思いますが、進んでるところはどんどん進んでおります。そして、そういったデジタル教科書といいますか、大手の教科書12社も、例えば日立ソリューションズなんかと手を組みましてデジタル教材の事業化で提携して、今は会社によってばらばらなんですね。それを統一して使っていこうと、そういった動きも実際にもう進み始めております。早いところはどんどん進んでおります。石井町もお金の要ることではございますが、いいことはどんどん取り組んで、子供たちが先で困らないような方策をしていただきたいと思います。そして、今の電子黒板のコーディネーターといいますか、アドバイザーといいますか、そういった人が必要ではないかなと思います。同じ徳島県でも池田のほうではもうそういった取り組みがなされておりまして、学校間による温度差はないようです。全ての学校が同じようなレベルで、できれば高いレベルでそういったものを活用できるような、そういうシステムはつくれないんでしょうか、その1点、教育長にお尋ねをいたします。 ○議長(梶野利男君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) お答えします。 まず、電子黒板については、昨年度8台導入して各小学校に配置をしております。そして、電子黒板については、どうしても機械だけでなくて、そういったソフトが必要だということで、本年度小学校にデジタル教科書、国語と社会を整備いたしました。金額は251万円であります。そして、そういったデジタル教材を使って、これから電子黒板の活用をして、教科指導に取り組んでいきたいと、そういうふうに考えております。 なお、算数、理科、社会等、デジタル教科書を整備すると750万円ぐらいの予算がまた必要になってまいります。そういったことについて、また各学校の授業の取り組み状況、あるいは各学校と協議しながら対応をしたいと、そういうふうに考えております。 それから、電子黒板の有効な活用について、アドバイザーやコーディネーターが必要ではないかと、そういうふうなお尋ねですけれども、昨年電子黒板を導入したときに徳島県の総合教育センターの指導主事、担当の指導主事を各学校に招いて、全教職員を対象に講習会を実施をいたしまして、主要技術の向上、指導力の向上を図りました。現在そういった研修を通して、学校現場では生徒に指導をしております。アドバイザーの必要性については、学校の状況、あるいはまた学校の意見を聞く中で、必要であれば対応を考えていきたいと、そういうふうに思っております。 それから、フューチャースクールということで、総務省が情報の推進事業ということで行っております。これは教育分野のICT活用を推進するため、全児童1人に1台のタブレットPCを持たせたり、そういったことでICT環境を整備して研究し、そしてまた事業に取り入れていくというものであります。聞くところによりますと、タブレットを導入した学校では児童・生徒から1人5万円の負担金を徴収したとの情報がございます。石井町においては、タブレットの導入については現在のところ考えておりません。以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(梶野利男君) 白川光夫君。 ◆6番(白川光夫君) 電子黒板、せっかく入れててもなかなかソフトが高いんですね。1教科大体41万円ぐらいする。それを例えば各小学校5つ入れると、それだけでも200万円超えます。それが各教科ごとで、何かDVDかCDかわかりませんが、それ1枚ずつ、小学校でしたら1年生から6枚入りで41万円やという話だそうですが、高過ぎますね、これ。全国やはり安倍首相も進めているような、こういうIT化もそうですし、にもかかわらず、余りにもとれるところからとってやろうみたいな、ちょっとそういうのを感じられます。 先ほどのタブレットにしても、5万円の負担を強いてるところもあるということですが、これ全国的にそういうふうなものが活用するようなシステムになれば、もっとコストダウンもできて、子供たちも便利になるし、無駄な授業も、先生が後ろ向きに黒板に書いただけで、はい、写して終わりみたいな授業ではもう世界的についていけないと思うんです。そういった意味で前向きな、先ほどタブレットについては導入する予定はないということですが、今すぐできなくてもやはり検討はしていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 続きまして、学校のリスク管理についてお尋ねをいたします。 この夏休みに高浦中学校に爆弾予告の電話が3回あったそうです。最終的には冗談やみたいな感じの電話で終わったそうなんですが、ちょっと考えられないような、こんな田舎でそんなばかなことで電話をかけるんがいてるんだなとびっくりしましたが、そのときの対応をどういうふうにしたのか。それと、本当に今後そういうふうなことがあったときに、どこにどう避難するのか。当然爆弾仕掛けたという通報があった、さあ逃げろっていっても、どこへ逃げるんですか。例えばグラウンドの真ん中だとか、通常の場合は、こういう場合はどこに避難しなさいとか、どう行きなさいとかという、そういうやはりパニックのときほどそういう決め事が命を決める、災害が発生するかどうかの瀬戸際やないかと思いますので、その辺をどうするのか。 それともう一件、浦庄小学校の臨時職員の無免許運転等ございました。これは町長と教育長が頭下げて謝罪というふうなことにもなりましたが、やはり心のまあいいかというふうなことではもうおさまらないと思うんですね。ですから、やはりぴりぴりするところはぴりぴりと緊張感を持ってしていただきたいし、本当にさっき言いました爆弾予告、そういったものについてもどう対処するのかを、今の時点で結構ですので、どう考えておられるのかを教育長と町長にご答弁お願いします。 ○議長(梶野利男君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) お答えをいたします。 まず、最初の爆弾予告電話ということでございますが、今年の7月26日、学校は夏休み中でございます。3時30分ごろに高浦中学校の職員室に第1回目の電話が男性の声でかかりました。爆弾を仕掛けた、子供を避難させというふうな電話で、事務職員が電話を受けました。教頭、職員ともども校舎内で子供たちがいるかどうかの確認をまずして、夏休み中なのでそういった子供たち、あるいは職員もほとんどいないというふうな状況でありました。2分後に同じように、5分後に爆発する、様子は望遠鏡で見ているというふうな内容の電話があり、そしてその電話も1回目に受けた電話と違う教員が電話を受けました。そうするとまた2分後に3回目の電話が男性の声でかかりました。爆弾を仕掛けたというふうな同じ男性の声ですが、教頭がそれではすぐに警察のほうに電話をしますと、そういうふうなことを言うと、爆弾や仕掛けてない、うそうそということで電話を切りました。学校のほうから教育委員会に電話があり、そしてまた学校も警察に電話をするようにという指示をして、すぐ警察のほうに電話をいたしました。15時30分から15時35分までの間に3回電話があったと、そういう状況でありました。警察が15時42、3分ごろ学校に駆けつけて、そしていろんな対応をいたしました。結果的にはいたずら電話であろうというふうなことでございますけれども、そういう状況の中で石井警察署のほうに、こういう場合には子供の避難、そして職員の避難はどういうふうにすればいいのですかと、そういうふうにお尋ねしたところ、避難はすぐ運動場の中央のほうへ避難させてください、それが一つであります。それから、予告電話があれば、もうその時点で警察署に連絡をしてくださいと、そういうふうな警察のお話でありました。すぐに町内の各学校の校長には、そのような事実があったこと、そしてまたすぐに警察に電話することの指導と確認をいたしました。以上が爆弾予告電話の件でございます。 それから、町内の臨時用務員の交通事故でありますが、免許証が今仮免中で、そして免許証は取れますという面接のときの答えでございました。私のほうで、教育委員会のほうで4月1日に赴任するときにしっかりと免許証を確認していれば、こういう事件が起こっていなかったと、そういうふうに考えております。いろいろとご迷惑をかけて申しわけございませんでした。 ○議長(梶野利男君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) どういう回答を私に求めとんかわかりませんが、村山教育長は非常に頭がいいですから、差しさわりのない答弁をされますね、それで延々と日にちだけが過ぎていく。ちょっと時間構いませんか。 まず、最初のエピペンの問題ですが、これはたしか2年前に公明党の梶野議長からそういう提案がありました。そのときいろいろ調べましたら、石井町の消防署団員につきましても、エピペンを打てる資格をたくさんの人が持ってます。基本的にはそういうアレルギーが起こった場合には、打つのが原則ということが言われてますね。それから、本人が持ってるエピペンを使用する、この2つが大きな原則でございますが、2年たってもいまだにまだ、今ごろ講習をしよるという段階です。私、白川議員さんの質問をずっといろいろメモ控えてる中で、教育委員会も私が選んだ教育長でございますが、非常にやる気と必要性と危機感というのを感じません。 いろいろ災害時の保管場所というのは、石井町の大きないろいろな業者と、保管場所なり、人員なり、そういう確保の協定ができております。 英語教育については、この前も言いましたが、白川議員さんがずっと言って、石井町で、それじゃあ小学校、中学校で英語の3級、2級を、英語の石井町の町にしませんか、補助金をつけましょうということでつけました。教育委員会がどういうことをしましたかといいましたら、補助金がついとるけん、受ける人はどうですか、一つも成果が上がらん。こんなんやったら、つける必要ないんですよ。ほんまに学校が真剣に取り組んでくれて、これだけ必要なから石井町では町のほうが予算をつけてくれたと、全員が受けてください、そのぐらいの気持ちを持ってやっていただかなんだら何の意味もないということで、補助金は打ち切りました。再度私は学校からそういう要望が上がってくるのを待ってます。ほなけれど、言うてこん。ということは、必要ないんですよ。やる気がない。だから、こういうことが一つも、町のほうが予算つけたって、本人がやる気がなかったら何も効果上がらん。 例えば電子黒板あるいはタブレットね、いいですよ、700万円かかっても、800万円かかっても、本当にその電子黒板を利用して有効な教育ができるんだったらいいじゃないですか。タブレットもいいじゃないですか。しかし、どうですか。iPhone使いよる人が先生で何人おるんですか。私は役場の全課において、全部フェイスブックで、あるいはツイッターで、役場のいろいろな行事を全国に発信してください、石井町はこんな町なんですよ、今こんなことしてますよというて発信してくださいって言うてある。この間、社会福祉協議会へ行きまして、皆さん何しよんですかって、石井町の社会福祉協議会というのは本当に重要なボランティアとかシルバーとか、いろいろな民生委員とか活動をやってる。自分ところでフェイスブックつくって何しに発信せんのですかと言うたら、ようようつくった。自分やでしようと思わんのですよ。これが公務員の本当にいつまでたっても改善できんところです。本当にタブレット要るんやったら、iPhoneを買うて自分で勉強して、iPhoneとタブレットというのは内容というのはよく似てますよ。これで子供たちが必要だったら予算は計上しますよ、800万円ぐらいだったら安いものです。そういう問題でない。教育委員会がやるかどうか、その学校が必要なかどうかということなんです。こうやって怒ってますけれど、責任は私にあります。 それと、今の爆弾予告、これはちょっとニュアンスが違いますね、私はきれいごとは嫌です。町長室に教育長と学校関係の人が飛んできた。爆弾予告のそういう電話がありました、警察に電話しましょうかということを言うてきたんです。おまえ、あほかって言うたんです。ほんなことまで町長に伺いとらなんだらできませんか。爆弾予告あったら、すぐ警察ですよ。自分やが調べたって、一つもわからん、そんなものは。あんな広いところ、どうしてわかりますか。爆弾を仕掛けるという人はやっぱりプロやけん、いろいろなとこ、わからんところへ隠してするんですよ。ほんな間にもし事故が起こったら大変じゃ。何を言よんですかって、すぐ電話せえだって、こういうことなんですね、白川議員さん。危機感が一つもない。町長に爆弾予告があったけん警察に電話しましょうかやて、ほんなばかな伺い立ててどないしますか。 ちょっと今のいろいろなことを聞いて、非常に腹が立ってるといいますか、これも全て私の責任ですけれど、教育委員会というのは大阪の橋下市長がいつも言ってますように、一応は町長部局とは別です。いろいろな行事とか、そういうことについては基本的には教育長のもとに各学校長の指示のもとで動いてます。だから、こういうことが一つも浸透せんし、真剣にやらんのですよ。私この件だけは大阪の橋下市長の意見に賛成なんですよ。あの人も大阪市長になって、教育委員会が思うようにならん、一つも改革がでけん、先生方の意識が足らん、そういうことで市長の権限のもとでいろいろ動けるようにしませんかというて、今やってるんです。石井町でも僕が村山委員長とはいつもいろいろ会話をしてます。優等生の答えが返ってくるんです、いつも。いいですね、いいですね、こういうことやってます。 例えば土曜日の授業ですね、私2年前に言うてあるんですよ。余りにも子供たちが休みが多いじゃないですか、国のほうも土曜日授業というのは検討してます、全国で土曜日授業をしているところもある、検討してくださいと言うてある、2年前。いまだに検討してない。よその市町村がどうじゃこうじゃって、そんなん関係ないですよ。石井町の児童たちの教育レベルを上げて、土曜日が1日授業が弱るんだったら、半日でも授業やって、そのときに英語教育とか、今白川議員さんおっしゃった英語シャワーとか、やったらいいんですよ。そしたら、どんどんどんどん石井町の子供たちはレベルアップできるし、世界に通用します。そういうことなんですよ。本当に必要なところには必要な予算というのはそんな大した金額ではないです。これは教育委員会がそういう気持ちで取り組んでくれるか、学校長がそういう判断を自分自身で持ってやるかどうかなんです。そういうことです。 ○議長(梶野利男君) 小休します。            午後2時01分 休憩            午後2時21分 再開 ○議長(梶野利男君) 再開します。白川光夫君。 ◆6番(白川光夫君) 続きまして、香川県、お隣の坂出市では算数、数学のオリンピックの開催というふうなことで記事が載っておりました。香川県の坂出市教育委員会では算数や数学のちょっとおもしろい問題に挑戦しませんかと銘打って、算数、数学の問題を解く能力を競う、さかいで算数・数学オリンピックを昨年から開催しているそうでございます。教育長もこれは教育新聞のほうに載っておりましたのでご存じかと思いますが、石井町ではそういった試みはいかがでしょうか、お尋ねをいたします。 ○議長(梶野利男君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) お尋ねの香川県坂出市の算数・数学オリンピック開催ということで、坂出市の教育委員会では小学校5年生から中学校3年生までを対象にしたさかいで算数・数学オリンピックを実施をしております。全国的には、全国学力テストで毎回トップクラスの成績をおさめている秋田県とか福井県では、全国的な取り組みとしてこのようなオリンピックを開催していると聞いております。また、全国的には日本ジュニア数学オリンピックが開催していることも承知をしております。また、同じような答弁になるかもしれませんけれども、他県の状況等々を見る中で対応についても考えてみたいと、そういうように思っています。 ○議長(梶野利男君) 白川光夫君。 ◆6番(白川光夫君) ぜひともご検討していただいて、英語教育だけでなく、算数、数学にも興味を持てる子供たちを育てていただきたいと思います。 続きまして、発達障害についてお尋ねをいたします。 発達障害の小・中学生が文科省の調査によりますと、これは昨年の12月なんですが、61万4,000人もいてると。普通学級に通う公立小・中学生の6.5%に発達障害の可能性があることがいつかわかったと。40人学級で1クラスに2、3人が読む、書くが苦手、授業に集中できないなど、課題を抱えていることになる。調査対象地域の44都道府県をもとに推計しますと、これ岩手県、宮城県、福島県の3県を除いておりますが、61万4,000人になるということでございます。このうち約4割は特に支援を受けておらず、専門家は教員の増員などの手当てが必要としております。石井町の現状はいかがなんでしょうか、特別学級の先生の人数は適正なのでしょうか、そして現在の問題点、また今後の対応はどうなっておるんでしょうか。非常に特別支援教育については、発達障害の中身にもよると思いますし、いろいろと種類も違います。例えば自閉症とは3歳までにあらわれ、他人との社会的関係の形成の困難さ、言葉の発達の遅れ、興味や関心が狭く、特定のものにこだわることを特徴とする行動障害であり、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定されるだとか、学習障害とは基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、話す、聞く、読む、書く、計算する、または推論する能力のうち、特定のものの習得と使用に著しい困難を示すさまざまな状態を指すものであるとか、いろいろとアスペルガー症候群だとか、いろいろ部位によって問題が起きているようでございますが、石井町の先ほど言いましたように、現在の問題点また今後の対応、そして本当に今の先生の数で足りてるのか、また専門の先生が午前中だけというふうな話も聞きましたが、それを延ばすことができるのかできないのか、そのあたりのところをご答弁よろしくお願いします。 ○議長(梶野利男君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) お答えをいたします。 特別支援学級で学ぶ児童・生徒は全国的に増えていると、そういうふうに承知をしております。平成23年度の徳島県特別支援学級児童・生徒の在籍率というのは、小学校では全国で1位、中学校では全国3位というふうな報告があります。 さて、石井町では特別支援教室で学ぶ児童・生徒は、現在57名であります。その指導は教職員27名で当たっております。学校の職員が18名、そして町の臨時職員9名の27名で特別支援学級の指導に当たっています。特に町の特別支援の臨時職員は9名を雇用して、他の市町村に比べて手厚い対応をしております。通常学級においても特別に支援が要る、そういうふうな子供たちも中には見受けられます。そういった中で児童・生徒支援特別加配ということで、県の教育委員会から9名の教諭が配属され、そして通常学級でティームティーチング、いわゆる各クラスに時間を決めてティームティーチングをして、そういった対応もしております。 また、保護者に対しての指導についても、担任、学年主任、管理職が対応して指導に当たっております。そういった石井町の現状を見る中で、今後においても児童・生徒の一人一人の障害の状況とか、特性に応じた指導が重要であると、そういうふうに考えております。そういった中で児童・生徒の支援を今後しっかり対応していきたいと、そういうふうに考えております。以上です。 ○議長(梶野利男君) 白川光夫君。 ◆6番(白川光夫君) 特別支援に関しましては、石井町では手厚くされているということでございます。そして、実際はグレーな子供たちも増えているようでございます。また、親が検査を受けさせない、うちの子は普通ですというふうな場面などもあるようでございます。本当に今後これは教育の課題として前向きに取り組んでいかなきゃいけない問題かと思いますので、よろしくお願いをいたします。 実は最初に食物アレルギーの質問をさせていただきましたが、エピペンの現物がちょっと手に入りまして、これがエピペンということで、これは黄色ですんで0.3ミリグラムがこれケースに入ってますので、ここにこれを外して太ももにする。急ぐ場合は服の上、スカートの上からもするそうです。もう1種類、これ同じものがございまして、それは緑色だそうです。それが0.15グラム。何で量に差があるのかといいますと、体重だそうです。体重が15キロ以上か以下によって使い分けをするというふうに聞いております。これ1本あったら間に合うのかといったらそうではなくて、2本要る場合もある。ですから、大概持ってるのは1人、子供が持ってても1本ですから、やはりこういったものの常設を学校にする必要もあるかとも思いますし、ただ薬局へ行って、下さいって言ってもくれません。医者の処方が要ります。ですから、そんなことも考えながら、やはり今後対応が必要かと思います。 それと、これ本当にいざというときに目の前で子供がけいれん起こすなり、意識がなくなって、これを打てというたらちょっと、元気な者がぶすっと自分でするには問題ないと思うんですが、やはり打つほうもパニックになるというので、やはり数多く講習、実質に講習会をする必要があって、これのサンプルがありますので、針が出ないやつ、そんなんで練習する必要も今後必要かと思います。全ての学校の教諭とかには当然ご指導をよろしくお願いしたいと思います。 最後にですが、ふじっこちゃんが石井町では非常に活躍していただいておりますが、保育園、幼稚園、小学校、中学校、公民館、また保健センター、いしいドームなどにもっとPRして飾ってもいいんじゃないかなと。ある私立の保育園にはくまモンが飾ってましたので、園長、それはないやろうというんで、ちょっとふじっこちゃんのシールをお届けして、替わっていただいたりしております。それについて、ふじっこちゃんのまたコンテスト等も始まるみたいなので、田中課長から一言よろしくお願いします。 ○議長(梶野利男君) わくわく観光情報課長。 ◎わくわく観光情報課長(田中達也君) お答えいたします。 町内の各幼稚園、保育所、小学校、中学校等々、公共施設に何かを飾ってPRをしたらいいんでないかという形で、先般も質問等々ございました。のぼり旗等を立てるとか、また縫いぐるみを設置するとか、議員さんおっしゃりよったように、シールをどこかに張るとかという形の方法をとってPR活動を頑張っていきたいと思います。 それで、質問の最後のほうでちょっと内容が違いますが、9月17日よりゆるキャラグランプリというのがまた始まります。それで、ふじっこちゃんのほうも今年もエントリーをさせていただきました。さらなる知名度向上を図っていきたいと思っております。町民の皆様、また石井町及びふじっこちゃんを支援していただく皆様に盛り上げていただきたいと私のほうからお願いをしたいと思っております。また、期間中につきましては、商工業者さんのお力をお借りするなり、PR活動、投票活動を頑張っていきたいと思いますので、ご協力よろしくお願いしたいと思います。昨年同様、ふじっこちゃんを県下一のキャラクター、また日本でも全国的にも人気のあるキャラクターになれるように頑張っていきたいと思います。PR活動、またこの投票につきましては9月17日、ゆるキャラグランプリ2013公式ホームページにて投票の方法がわかると思いますので、ご確認をいただけたらと思います。また、石井町のホームページ、フェイスブック、ツイッター等によりご案内をさせていただきたいと思います。また、皆さんの協力をよろしくお願いします。ありがとうございました。 ○議長(梶野利男君) 白川光夫君。 ◆6番(白川光夫君) ふじっこちゃんの投票の応援ひとつよろしくお願いをいたします。 続きまして、リコールについてでございますが、実は私、6、7年前、高浦中学校統合のときに高浦中学校のみらいの会というのを立ち上げて、浦庄代表で署名活動をしました。そのときはPTAが主体となって、本当によく集めていただきました。 今回リコールに関して、またPTAの本部役員等が回ったと、署名にお願いに回ってて、実際署名を依頼されて困ったというふうなことをちょっと聞いたことがございます。そのあたりについて、教育長、PTA活動されてる本部役員等がこういったリコールについて署名に回ることについて何か問題はあるのかないのか、その辺についてご答弁をよろしくお願いします。 ○議長(梶野利男君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) お答えをいたします。 学校におけるPTA活動については、生徒の教育をつかさどる、当然保護者との連携の中で教育をつかさどる、そういったことが中心で、そういったための組織であると、そういうふうに認識しております。そういった関連で、そういった組織として政治活動に携わるということは好ましくないと、そういうふうに認識をしております。 ○議長(梶野利男君) 白川光夫君。 ◆6番(白川光夫君) 署名をしていただいて、皆さん方に協力をしていただく、すごいパワー要りますね。私も実際6、7年前にやってみて、もう本当に大変でございました。そして、今回のリコールの縦覧をさせていただきました。1週間ございました。私約5日間かけて、時間にして15時間ぐらいかかったと思うんですが、全ての署名を縦覧させていただきました。そして、感じたことは約800人ぐらいが同じ筆跡でした。誰が見ても同じ人が書いてるなという数がそれぐらいありました。もう一つ、いや、これも似てるなと、ちょっとほんでも書き方変えてるかな、でも筆圧とか一緒やなというんが2,000ぐらいありました。高浦中学校のときに、当然署名した中でダブってるのがありました。というのは、地区を決めて行っていただいてるんですが、やっぱり行きやすいところと行きにくいところがあって、いろいろかぶってしまった。当然そういうふうな誤差は出てきます。今回8,004人分だったと思うんですが、1割で800人ですか。それぐらい同じ筆跡があった。やっぱり誤差は幾ら少なくても1%ぐらいやったら、これはやっぱり短期間でもあるし、仕方がないかなと思ったんですが、やはりちょっと多過ぎるように思いました。 もう一つは、私の友人の子供、長男夫婦が書いてました。友人に、おい、息子夫婦書いとったな、電話しました。ちょっと待って、ほんなんうち書いてないと思う、ちょっと確認してみて。確認してもらいました。その方は石井町でお住まいでしたが、1年半前に隣の吉野川市に家を建てられて引っ越しをしてました。もう石井町関係ないんですね。リコールのことも知りませんでした。新聞等で読んでて知ってたかもわかりませんが、直接の関係は全くないです。しかし、名前、住所、電話番号、生年月日、判押してました。当然これは無効になってました。しかし、そんなところにあるはずのない名前があったわけです。これはやはりちょっと無茶かな、そういうふうに実感をしているところでございます。 次に、これは町長にお尋ねをしたいことが何点かございましてお願いしたいんですが、この入札について、これは何人もの方がお尋ねしていますが、上板町と石井町のまず違いというのは何かを簡潔にひとつお願いしたいのと、新庁舎には喫煙室、喫煙ルームというのはつくらない、これPM2.5の問題から発して当然とは思うんですが、やっぱり喫煙される方にとったら、それぐらいつくってくれよというふうな意見もあるかと思うんで、その辺のお考えをお聞きしたいのと、2期8年の問題についてどういうふうに考えられてるのか、このあたりをお尋ねしたいと思います。 それでまた、リコールに関して選管の皆さん、本当にご苦労さまでした。早朝から夜遅くまでかたい椅子でずっと座って見守っているというのも大変だったと思います。そんなんも含めて、最後に町長にご質問にお答えをしていただいて、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(梶野利男君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) 明確にお答えします。 まず、入札問題で上板町との違い。上板の町長は選挙で応援してもらったためのお返しとして、ああいうことをしました。私も多数の人に応援していただきました。ある人にこういうことを言われました。前の町長の応援したときのほうがよかったわって。前のときは本当に指名にはめてくれるんが少なかったけんど、儲けらしてくれた。今度の河野町長は応援したけんど、儲けらしてはくれん。当たり前ですよって、そういう姿勢で応援してくれたんじゃないですかって言ってます。私はもし上板町の町長のああいうことがあったら、もう毅然として何をばかなことをしよんですかって、石井町は町長かわったんですよって言いますね。 たばこの問題でございますが、与党の議員さんにも愛煙家がたくさんおります。きのう総務課長が何かつくってもいいなあやいうような曖昧なご答弁をされましたが、これは皆さん方、申しわけございませんが、今世界中で公共施設というのはほとんど禁煙になっております。今の石井町の現状を見ましたら、石井の庁舎の横側が喫煙ルームをつくっておりますが、学校の先生方もそこにたばこを吸いに来る。当然時間が決まっておりませんので、例えば子供たちなり保護者が見たらどういうふうに思うかということでございますから、すいませんが、新庁舎には、建物の中、あるいは外を含めて喫煙ルームはつくりません。自分の健康を守るために、どうぞそれまでに何か禁煙パッチとか張るんがありますね、そういうことでやってもらいたいと思います。 2期8年の問題でございますが、この問題は野党議員さんが質問していただいたらおもしろいんですが、私が2期8年の条例を制定したときに、野党議員さんで反対した方が4人おいでになる。その人がほんまは質問してくれるかいなと思って期待しとったんですが、なかって残念でございますが、小泉純一郎元内閣総理大臣が公約をきちっと守りましたですね。私が何しに2期8年の公約をしたかといいますと、前の坂東町長のような多選の弊害、長期政権の弊害にはなりたくないから、そういうことを自ら縛ったわけでございます。そのつもりでおりますが、「が」がつくんですけれどね、できるだけ私の意思を受け継いだ、悪いやつには絶対負けないという人があらわれることを待っております。 最後に、リコールの問題ですが、これは小林議員さんからも少し迷惑かけたという話がありましたが、私はこの議会で野党の議員さん全員がリコールの代表者、あの方たちは善良な町民の方で何も関係ないです。それを元校長先生である人、そういう人を代表者の責任者に祭り上げて、それで今訴えられてるのはあの3人の方なんです。私は1人の方から回ってこういう話を受けました。わしやは何じゃ知らんのやけんどな、ほんまにこんなようけ不正が行われとったんえ。これだけ多数の不正が発覚した以上は、警察、検察の捜査動向関係ないです。迷惑かかってるのは町民の方3人じゃないですか。あなたたち6人は、またあの3人に責任を転嫁して、関係ないわというおつもりですか。 私がこの書類を見せましたように、明確にこれ同一筆跡、あるいはダブってるところもありますよ。ダブってるところの今、白川議員さん質問ありましたけれど、一番おかしいんは、ダブりは仕方ないです。一番多いんは3つか4つダブってるんですね。住所が違う、生年月日が違う、判が全部違う、こんなダブり方ってありますか。1つは合ってるでしょう。その人の住所は1つある。名前も1つある。生年月日もある。ダブるということは、その3つ、4つが同じ住所でなかったらいかんです。ところがうその住所書いて、うその生年月日書いて、平然と提出してる。何回も言いますように、リコールは皆さんに与えられた、町民に与えられた権利です。それが何もこういうことが不正がなかった、少しは許容範囲として認められると思いますが、私たちがこの書類でチェックしたところでは3,000近くあります。これはリコールと言えません。 あなたたちは、藍畑の地区に幼・保一元化の施設をつくるときにたくさんの方が来られた。私3時間ぐらい話ししたん覚えてますよ、町長室で。こういうことを言われたんです。藍畑の幼稚園を残してくださいと、私たちはそれだけですと、民間の施設が来るのは一つも構いません。それで、リコール、署名運動が始まるまでに、全員協議会で皆さん方に、ほなにやっぱり思い入れがあるんだったら幼稚園は残しましょうって言った。それから10日ぐらいたって、署名運動が始まった。 今回もそうです。判決が出た、その中で証人が証言を覆した。私は一貫して何もしてないと言うてる。高裁へ行ってる。あなた方はどうして高裁の判断が待てなかったんですか、どうして要望は、石井町が藍畑の幼稚園は残すって聞いてくれたけん、あとは話し合いで進めていかんかって、どうして言わなんだんですか。どうして私がしてないと言うて、うその証人が出とんのに、高裁の判決まで待たなかったんですか。それはあなたたちが、これは一つの隠れみのです。私が町長におったらまずい人が何人かおいでになる。それが今まで利権で甘い汁を吸うてきた人、その人たちがもう一回そういうことをたくらんどるからじゃないですか。今、1つのええ例ですがそういうのをやるべきじゃないですよ。きちっとした判決が出て、もし本当に私がやっとんだったら、私もそんなリコールやしてくれんだって自分でやめます。私はそんな人間です。ほなにいつまでもやね、叩いてません、叩いてませんやて言うてやね、おりたないです。やめたほうがよっぽど気楽な。しかし、今の石井町というのは大事な課題もあるし、改革の途中です。ぬれぎぬで私は逃げ出したくはない。だから、頑張ってるんです。 ○議長(梶野利男君) これで一般質問を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案審議 ○議長(梶野利男君) 日程第4、議案審議を行います。 これより質疑の発言を許します。3番永岡栄治君。            〔3番 永岡栄治君 登壇〕 ◆3番(永岡栄治君) 議長の許可をいただきまして、ただいまより議案質疑をさせていただきますが、先ほど町長からも厳しい叱責が出ましたが、教育委員会の平成20年度点検評価というところでまずお伺いさせていただきますが、ちょっとページ番号が打ってないんですが、3という項目の学力調査についてなんですが、これ書かれておりますように、小学校は全国学力・学習状況の調査ですね、国語と算数と理科を実施しておりますが、石井町は県の平均より全て上回っております。問題は中学校なんですが、県の平均を下回ってる科目が4科目ありますね、国語A、数学A、数学B、理科Aとあります。これはやはり基本的な知識を問うものだと私考えておりますが、どうして中学校で学力が下がってしまうのか。これはやはりしっかりと原因を探って、教育委員会としても学校のほうと連携して、指導方法等をもう一回見直す必要があるのではないかと思うんですが、このあたり村山教育長、そして河野教育委員長にご見解をお伺いします。 ○議長(梶野利男君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) お答えいたします。 学力調査の今の報告のポイントが、小学校で高く、中学校で低いと、そういうふうな報告が出ております。学力調査については、つい最近県のほうから教育委員会、そして教育委員会から各学校に配布をしています。現在各学校では、そういった学力テストの結果を踏まえて、学校としてどういうふうな対応するか、指導するか、そういったことを各学校ごとに報告をするということで進んでおります。したがいまして、詳細についてはここで申し上げられませんけれども、小学校は全体的に高くて、中学校は若干低いと、そういう認識は十分持っております。学校のほうからの詳細の報告を待つ中で、また検討するなり指導していきたいと、そういうふうに思っています。以上です。 ○議長(梶野利男君) 教育委員長。 ◎教育委員長(河野英俊君) お答えします。 お手元の点検評価については、これ24年度の結果であります。したがって、同一学年の成績について、もう一度過去の成績を調べてみまして、その推移を調査をして、それに対する対応策を考えていきたいと思っております。以上です。 ○議長(梶野利男君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 中学校のお子さんをお持ちの方は、やはり関心があるのは高校受験ということになると思うんですが、私のころとかなりさま変わりしておりまして、例えば阿南高専であるとか、徳島科技高ですね、こういったところがすごく難易度が上がってると。学区外ということで、旧総合選抜高校ですね、例えば私の母校ですが、城東高校なんかは非常に今難易度が上がってるということで、やはり学力が全てではありませんけれど、やはり学校に通って基本的な知識や考える力を身につけてあげて、子供たちが夢を持って、この高校に行きたいとかというときにそれを実現できるような、やっぱり手助けとなって、そういう存在で学校があってほしいなと思っておりますので、先ほど教育委員長、そして教育長から実態をよく把握して、そして学校からよく意見を聞いてということでしたので、そうした継続的な努力をぜひお願いしたいと思います。本当教育というのは目になかなか見えませんけれど、ぜひ教育委員会不要論も言われておりますが、しっかり学校と連携して、私は河野教育委員長、村山教育長、本当によく頑張っておられると思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。何といってもやっぱり子供たちの未来がかかっておりますので、よろしくお願いします。 次は、新体力テストについて、4というところであるんですが、この中で私気になったのが持久走、中学校で男子各学年で県平均より劣っている。女子も各学年で劣っているというふうに出ております。村山教育長は自らもマラソンを走るなど、特に持久走について、陸上については力を入れてこられたと思うんですが、このあたりについてどういう分析、そして今後の対応、どういうことを考えておられるかをお伺いいたします。 ○議長(梶野利男君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) お答えいたします。 新体力テストについて、今永岡議員から指摘のありました中学校の女子の持久走で、中学校1年生で22.97ポイント、中学校2年生で27.8ポイント、中学校3年で16.6ポイント劣っていると、そういうふうな数字が出ております。これについては、本当に私自身もこれが本当かなと、そういうふうな認識をしております。当然中学校のほうにこういった数字のこと、そしてまた体育、運動、部活動、その他で持久走の指導等々についての確認をする中で、また指導していきたいなと、そういうふうに思っています。この数字について、この数字が現実にそうであれば、相当持久走等々の体育の授業での取り組みの充実を図っていかなければいけないと、そういうふうに思っております。よろしくお願いします。 ○議長(梶野利男君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) ありがとうございます。 ちょっとポイントという意味が私もよくわからないんですが、かなり劣ってるということなんでしょうね。教育長、飯尾川公園には陸上の400メートルトラックをつくりたいという、そういう夢というか希望があるということで、東京五輪に向けてそうした施設整備、そして持久走というと一般的に嫌がられる種目でありますけれど、やはりこういった種目にも地道に取り組んでいただいて、ひいては石井町からトップアスリートが生まれるような、そういった育成をよろしくお願いしたいと思います。 それでは、教育関係は以上で置きまして、続きまして24年度の予算の評価の中で商工会の宝くじ事業というのが800万円計上されておりましたが、この800万円を使って2年目だと思うんですけれど、どのような効果が出ているのか、なかなか数字的には言いにくいかと思うんですが、田中課長、よろしくお願いいたします。 ○議長(梶野利男君) わくわく観光情報課長。 ◎わくわく観光情報課長(田中達也君) お答えいたします。 ふじっこちゃん宝くじ141事業の効果ということでございますが、まず23年度から24年度についての変更点を少しだけ説明をさせていただきます。 まず、23年度につきましては、1枚10円の金券つき抽せん券という形をとっておりましたが、換金率等々返却の分の確率が悪いということで廃止をしております。それに伴いまして、ダブルチャンスといたしまして1万円の商品券が当たる制度を取り入れ、購買意欲を高める方向で持っていっております。好評につきまして、発行枚数も増やしました。それと当選確率のほうにつきましても、63%から73%に約1割ほどアップさせております。 それで、どういうふうな効果があったかという話でございますが、期間中という形でございますが、町内での購買意欲などの増加は目に見えてあるものがあったと思います。また、住宅リフォーム商品券事業との連携によりまして、加盟店の増加、商工会加入者の組織率の向上が図られております。また、町民及び消費者の楽しみ、年末の楽しみとしての定着して、石井町の活性化の一つの事業となったと考えております。 ご参考でございますが、商工会さんのほうの23年度の宝くじの加盟店が127店、昨年の24年度につきましては131店と、単純に4件の増ということでございますが、中身が少しずつ変わっております。以上です。 ○議長(梶野利男君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) ありがとうございます。 これ800万円の予算をつぎ込んでいるわけですから、当然それに見合う、もしくはそれ以上の経済効果があってほしいなと私は思うんですが、ちょっとこのあたり、私効果に関してはもうちょっと調べる、検討する余地があるんではないか。例えば北島町さんの商工会がやってるプレミアム商品券とか、神山町さんも商品券やっておりますけれど、通常の商品券というのもやはり商品券のよさがあります。やはりもらって、町内で必ず使われます。基本的に初期投資というのが券を刷ったお金ぐらいしかかかりませんので、こういった景品がかなり豪華ということで、派手さはあるんですけれど、これから次年度以降も継続するに当たっては、ちょっとこのあたりを検討していく必要があるんではないかと思いますし、商工会の加盟というのも入ってる店もあるんですけれど、もうやめたという店も私も聞きます。ですので、そういったところも順調にいってるとはなかなか言えないと思いますし、あとリフォームの商品券、ふじっこちゃん商品券の話はリフォーム助成で現金にかえて商品券を配ってたんですが、今年はちょっとそれが町の説明では不評だということで、商工会には特に相談もなく現金にかわってしまって、ちょっと商工会の方も正直困惑されてたという実態がありました。ですので、その辺よく事業をやる上では連携して、事業効果が出るようによろしくお願いしたいと思うんですが、このあたり町長、どうお考えでしょうか、よろしくお願いします。 ○議長(梶野利男君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) また商工会に怒られるかもわかりませんが、ちょっと甘え過ぎなんですね。やっぱりこれだけのお金を出すからには、もっと商工会自身も石井町を愛して、石井町のために買うてくださいって、もう教育委員会と同じですね。店自体が必死にならないかんのですよ。例えば石井町役場に220人の職員さんがおいでになります。朝7時40分ぐらいに役場の前に徳島の業者がパンフレットを配ってくる。どうして石井の業者はそういうことをしないんですかね、私いつも思います。昼食食べてください、記念品買うてください、そういう売り込みやって必要じゃないですか。石井町の業者やから買うてくれて当たり前、補助金1回出したら、もうずっと続けて出してくれるわ、それはちょっと考えはまずいですね。やっぱりこれだけのお金というのは、町民のやっぱり血税ですよ。本当に効果が上がっとんやったらどんどん続けていきたいと思いますが、もう少しやっぱり町の商工会の方も、もっとわしらもやるんじゃ、ほなけん石井町協力してください、そういう熱意も必要だろうと思ってます。 ○議長(梶野利男君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 町長から商工会もっと頑張れと熱いエールをいただきました。 私もこのふじっこちゃんのグッズを置いていただけないかというふうに回りましたが、もっと積極的に商工会のほうから、こういうふうに使いたい、ああいうふうに使いたいと、そういう声を出していただけないかと思います。そして、町内一丸となって盛り上がって、このふじっこちゃんを石井町の新しい象徴として全国に売り出していきたいなと思っております。ですので、この800万円、この事業についてはやはり今後は精査が必要であると私は考えます。 続きまして、建設課のほうの議題に移らさせてもらいますが、町道の新設改良事業ということで、主要な施策の成果に関する説明書の72ページになりますが、お開きください。 昨年度に関しては34件の町道新設改良が行われておりまして、総額予算が6,407万円の予算が使われております。薮本課長はもう建設課、長くおられ、石井町内の道路を熟知されておりますので愚問だと思うんですが、この道路の新設改良というのは、もちろん町の計画に基づいてその利用状況であるとか、傷みぐあい、または地権者からの同意がとれてるかとか、そういったいろんな状況を勘案して計画的に進められていると思うのですが、そのあたりのご答弁をよろしくお願いします。 ○議長(梶野利男君) 建設課長。 ◎建設課長(薮本前君) お答えいたします。 石井町の道路改良工事につきましては、一応石井町全体で地図に落としまして、その緊急度とか、そういう用地の寄附の状況等を勘案いたしまして優先順位をつけまして、順次行っております。全て要望のとおりできたらよろしいんですけれども、限られた予算の中で行っておりますので、こういう状況でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(梶野利男君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 私も議員にならせていただいてから道路の新設改良ということでお世話させていただきました。何件かお世話させていただきましたが、それで地域住民には非常に喜ばれるわけなんですけれど、やはりその中でも通行量が多いというんですかね、やはり改良によって利益を享受する人が多いところというのがやはり優先されるんだろうなとは思っております。まだまだ石井町、ご存じだと思いますが、生活道路は非常に悪いところがありますので、引き続き建設課のほうには計画的な町道改良をよろしくお願いいたしたいと思います。 続きまして、決算書のほうに移りたいと思うのですが、平成24年度決算書の一般会計歳入歳出決算書の歳入の部分の町民税、10ページになります。 10ページの町民税の中の法人税についてお伺いさせていただきます。 法人税がこれは1億1,000万円余りですが、大体石井町の町民税が10億円、そして固定資産税が11億円と、大体この2つが大きな柱となっておりますが、この法人税が1億1,000万円余りで当初見込みよりは491万円減額となっております。この減額理由をまずお伺いします、税務課長よろしくお願いします。 ○議長(梶野利男君) 税務課長。 ◎税務課長(瀬部泰博君) ただいまのご質問にお答えいたします。 平成20年度リーマン・ショック以降落ち込んでいました法人税が22、23年度と右肩上がりで伸びてきておりました。昨年は何の影響かははっきりわかりませんが、落ち込んでしまいました。平成25年度、現時点においては昨年よりいい数字が出てきております。以上です。 ○議長(梶野利男君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 原因はわからないけれど、落ち込んでると。今年度に関しては回復してきているというふうにお伺いしましたが、この石井町で法人税を納める大口先というと日本ハムさん、そしてフジグランの2つが上げられるかと思いますが、例えば日本の法人で、よくニュースで出ます赤字法人の割合が7割を超えて72%というふうなニュースが出ておりますけれど、石井町では法人数幾らあって、そのうちいわゆる欠損法人というんですかね、赤字法人はどれぐらいあるのかというのを参考までに教えてください。 ○議長(梶野利男君) 税務課長。 ◎税務課長(瀬部泰博君) お答えいたします。 石井町内に535社の法人がございます。平成24年中の申告数が687件ございました。そのうち、均等割のみ384件、税割があるのが303件です。以上です。 ○議長(梶野利男君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) ありがとうございます。 6割ぐらいということでしょうかね、ざっと見て。が、均等割の税しか納めていないということです。 先ほどの商工会のお話もありましたけれど、やはり石井町の会社にもうけていただいて法人税を納めていただくと、さらには企業誘致も図っていくということで、今後の石井町財源確保という意味では、この法人税をやはりもっともっと伸ばしていく必要があるのではないかと思いますが、この辺については町長に改めてご答弁をお願いします。 ○議長(梶野利男君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) まず一番に人口を増やして、住民税をいただいて、あるいはそのことにより子供が増えたら建物を建てていただく。住宅を建てていただくことによって、固定資産税が増える、これが一番大きい2つの核になりますね。企業さんの場合は浮き沈みがあります。フジグランさんも一時は1億円ぐらいあったんですが、今7,000万円ぐらいまで減ってますかね、ああいう企業の誘致も大事だろうと思ってます。 ○議長(梶野利男君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) ありがとうございます。 やはりフジグラン、一時よりは落ち込んでいるということで、ゆめタウンの開業という影響もあるのかなというふうに思っております。先般もフジグランの幹部の方が役場に来られておりましたが、ぜひ石井町が誘致したフジグランをさらに盛り上げていくような、町としてもバックアップをよろしくお願いしたいと思います。 それでは、次に国保税のことをちょっとお伺いさせていただきます。 国保税、皆さん町民の方も今年度から値上がりして非常に驚かれてる方も多いと思います。これも全国的な傾向でありまして、やはり国保財政、市町村、どことも火の車ということで、町長としても断腸の思いで値上げしたということなんですが、この国保税を何とか今後さらにどんどん一般会計から繰り入れがされないようなことをいろいろ考えていく中で、大阪の橋下市長、いろいろ大胆な発言で注目を集めておりますが、もうジェネリックを後発医薬品を義務づけたらどうかと、そういうことを何と巣鴨のとげぬき地蔵のおばあちゃん、おじいちゃんがようけいる前で断言しておりました。それぐらい非常な危機的なところまで来てるんだと思います。 例えば最近のニュースですが、岡山県総社市というところでは、1年間保険診療を使わなかった世帯には1万円差し上げますと、これはいろいろ賛否があるかとは思うんですが、これぐらい思い切ったことをしないと、なかなか医療費の抑制にはならないと思います。何しろ透析ということでは、透析患者1人当たり年間500万円、生涯の医療費が1億円から1億5,000万円と莫大なお金がかかりますので、これは何としても、谷脇議員もよく言われてますが、早期発見、そして日ごろの予防というのを、それを町を挙げて取り組む必要があると思います。 それで、私が住民課長にお伺いしたいのですが、このジェネリックを仮に橋下市長が言うように全部かえた場合にどれぐらいの削減効果があるのか、その辺は何かわかるでしょうか。ちょっと事前に通告してあったんでよろしくお願いします。 ○議長(梶野利男君) 住民課長。 ◎住民課長(以西誠司君) お答えいたします。 ジェネリック医薬品に変更した場合の薬剤額の削減額ですけれども、同じジェネリック医薬品におきましても金額の高いタイプと安いタイプがございます。それで、一般的に言われてるのが、全ての薬剤をジェネリック医薬品に変えた場合、約3割ぐらい削減できるんでないかと一般的には言われております。 それで、本町に置きかえまして、平成24年度の調剤費の町負担額が約3億350万円ございます。それで、仮に全てジェネリック医薬品にかえますと、9,105万円の削減になろうかと思われます。ただし、これはあくまで机上の計算でございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(梶野利男君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) ありがとうございました。 9,000万円余りの削減ということで、これも計算上の数字というわけですけれど、後発医薬品といっても特許が切れてるということで、薬の効果、効能等には問題はないと私も伺っておりますので、このジェネリックをぜひ義務化というところまではなかなかいかなくても、ぜひ積極的に使って医療費の削減等に努めていただきたいと思います。 あと、この特定健診というのが石井町も受診者が3割しかありません。この特定健診、その後の保健指導によって生活習慣病の予防を国のほうも力を入れておりますけれど、このあたりについて今後26年度に向けて特定健康診断、2次健診の充実ということで何か考えておられることあるでしょうか、住民課長よろしくお願いします。 ○議長(梶野利男君) 住民課長。 ◎住民課長(以西誠司君) お答えいたします。 特定健診の健診率の低さということで、今年はがん検診と集団検診を一緒に行いたいと思っております。あと、来年度から管理栄養士さんを臨時的に雇って、それと集団検診と個別健診といたしまして、少しでも受診率を上げていきたいなと考えております。以上です。 ○議長(梶野利男君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) やはり健康というのは失って初めてわかるってよく言われますけれど、まさかお元気そうだった人が病に倒れたりということは珍しくありませんし、私の身内も最近大きな手術をしました。ですので、例えばABIとかPWVという英語の文字ですけれど、足の血圧と手の血圧をはかって、その差から血管の詰まりぐあいを調べるといった、そういった検査も来年度から導入に向けて、今回の健康まつりでも実施されるというふうに伺っておりますので、ぜひ町民の皆様もこういった検査を積極的に受けていただいて、早期発見、早期予防に何としても努めていただきたい。それはもちろんご自身のため、ご家族のためが一番でありますので、よろしくお願いいたします。 それでは、続きまして議案説明の分でお伺いさせていただきます。 議案第70号石井町子ども・子育て会議条例についてということで、すくすく子育て課長にお伺いします。 これは国の子ども・子育て新システムによって各市町村に努力義務として設置するようになってるということですが、私、吉野川市のほうに行きましたら、もう既に条例が通っておりまして、公募委員を2人募集というチラシができておりましたが、本町ではどのような方を募集して、いつごろ設置して、どのような運営をされていくのか、そのあたりをご答弁お願いします。 ○議長(梶野利男君) すくすく子育て課長。 ◎すくすく子育て課長(五反地由紀子君) お答えをいたします。 地方版子ども・子育て会議は、石井町における子ども・子育て支援に関する施策の推進に関して必要な事項や実施状況について調査審議することとされています。メンバーにつきましては、国の子ども・子育て会議のメンバーを参考に、児童福祉、教育双方の観点を持った方々、また子育て当事者など、バランスよく幅広い関係者の参画を得られるようにと考えています。現在は公募については考えてはおりませんが、設置時期につきましてはできるだけ早い時期にと思っています。以上です。 ○議長(梶野利男君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 先ほどの小林議員の認定こども園に関する質問、いろいろ聞いておりまして、やはり話し合っていけばいろいろと知恵も出る、それでアイデアも出てくるということで、町長も10月3日のミニタウン集会で石井中こども園について公立のままでいくのか、それとも私立に賛成してくれるのかということを皆さんに聞きたいということで呼びかけていただきましたので、ぜひ関心のある方はこの10月3日のミニタウン集会にお越しいただけたらと思います。会場は中央公民館2階になっておりますので。私思うのですが、残念ながら署名運動も起こってしまったんですが、やはりこういった話し合い、こういった子ども・子育て会議というのもしっかり有効に機能するように、場合によっては私公募というのも考えてもいいのではないかと思いますし、ただ意見を聞いたという形だけの会議にしないように、それはよろしくお願いしたいと思います。 前回のやはりこども園の反省というのも、参加した人も意見を言ってたんですけれど、それがどうも町のほうに伝わってなかった分があったと、そういう不信感もあったように私は聞いておりますので、そのあたりはなかなか意見もたくさん出るとまとめるのも大変になりますけれど、そこはやはり真摯な意見に関してはしっかり受けとめるような対応をよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、火葬場の料金改定で、他町並みにすると、今までが実は安過ぎたということで、他町並みのご負担をいただくということでこれについて私は何ら反対するものではございませんけれど、これにひっかけてというと申しわけないんですが、本町火葬場というのが長年の懸案でございました。私自身思うのですけれど、給食センターの民間委託というのも質が上がるのであれば、私はそれは十分検討は値すると思っておりますが、この火葬場に関しては現状の徳島西斎場に契約していく場合はやはり費用負担が非常に安く済みます。これを本町で建てるとなると、今は大事業ラッシュの中で非常に厳しい予算となりますが、このあたりは答えられる範囲で結構ですけれど、町長としてはどのようなお考えでおられるのか、そのあたりをご答弁お願いします。 ○議長(梶野利男君) 町長。 ◎町長(河野俊明君) どうして自前の火葬場が必要かということでございますが、日本全国でどんどんどんどん高齢化が進んでいく中で、火葬場が全国的に今足らない状態です。ある大きな市では、洋上火葬っていいまして、船をもう全部火葬にしまして、その中で何十基、何体かは焼けて、そのままそこで式もして、ほいで海に流すとか、そういう案も実は出ております。石井町でも2030年には非常に人口が減るような、これからどんどんどんどん減るような、そういう推移が見込まれております。そういう中で石井町が今現在の火葬場だけでいけるかどうかというところが、まず一番の問題です。 2番目には、石井町民の方はできたら石井町内の中の火葬場で終わりたい、そういう強い願望もあります。これは私一番最初言いましたけれど、この石井町が火葬場をつくる中には、藍畑にあった分を完全にそのとき直しとったら何にも問題なかったんです。拡張するんは簡単ですけれど、一回閉鎖したらもう一度するというのは難しいということで、そういう2つの理由の中で進んでおるところであります。 ○議長(梶野利男君) 小休します。            午後3時29分 休憩            午後3時41分 再開 ○議長(梶野利男君) 再開いたします。永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) 火葬場に町内自前で持つ必要性について、町長から2つの理由ということでご説明いただきました。 1つの2030年をピークになることに対応しなければならないという理由については私も理解いたします。石井で生まれて、石井で火葬されたいという希望に関しては、やはり町の財政状況もあります。今度町議会の特別委員会も、岩手のほうにPFIによる火葬場の運営ということで視察に行かれるというふうに伺っておりますが、よく検討していただいて、何しろ石井町、今大きな事業がめじろ押しになっておりますので、選択と集中ということでいかないと、あれもこれもということではなかなか難しい。一方では将来に向けて布石も打っていかなければならないんですけれど、町長の任期もご存じのように1年半となっておりますので、選択と集中ということをよろしくお願いいたしたいと思います。やらなければならないことは山積しておりますので、その後の方に任せるということも一つの選択ではないかと思います。そこは公約に必ずしも縛られる必要はないかと思います。 では、最後の質問ということで、線引きのことを一般質問でも聞かせていただいたんですが、この一般会計の補正予算第2号のほうの28ページにもその予算が盛り込まれておりますので、ご説明をお願いします。 都市計画基礎調査事業ということで、30万円入っておりますが、これは今後どのようなスケジュールで県に向けて要望、意見等を上げていくのかということを建設課長にご答弁をお願いします。 ○議長(梶野利男君) 建設課長。 ◎建設課長(薮本前君) お答えいたします。 都市計画基礎調査事業25万円につきましては、このたび徳島県が平成29年度を目標といたします徳島東部都市計画区域に関する区域マスタープランの見直しを行うため、本年度より基礎調査に着手することになっております。 今後のスケジュールでございますけれども、本年度から来年度にかけまして基礎調査及び分析を行います。27年度、28年度にかけ、検討及び都市計画手続を行います。平成29年度に都市計画決定を完了する予定となっております。以上です。 ○議長(梶野利男君) 永岡栄治君。 ◆3番(永岡栄治君) ありがとうございます。本年度、来年度にかけて基礎調査を行い、27年、28年度で都市計画手続を進めると、29年度のマスタープラン改定に向けて目指すということですけれど、実はマスタープラン、石井町23年に改定したばかりです。私やはりこれは気をつけてほしいのは、コンサルに丸投げして、それで終わりということにならないように、やはりしっかりと町職員自らが立案して、町民の意見を聞いて、必要なら意見聴取会等を開いて、そういった汗をかいたマスタープラン、都市計画づくりをお願いしたいと思います。吉野川市のほうは同じようにマスタープランができ上がっておりましたが、各地区でしっかり説明会をして意見聴取をしておりました。「線引き廃止に向けた事実上のマスタープランだった」と吉野川市の部長さんはお話しされておりましたので、ぜひ石井町も、吉野川市に比べたらマンパワーは少ないですけれど、将来を見据えた大事な取り組みですので、建設課長、どうぞよろしくお願いいたします。 では、私の議案審議はこれで終了させていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(梶野利男君) 10番山根由美子君。            〔10番 山根由美子君 登壇〕 ◆10番(山根由美子君) 議長のお許しをいただきましたので、議案審議をさせていただきます。 議案第73号平成25年度石井町一般会計補正予算の34ページをお願いいたします。 そこの中には款10の教育費、項社会教育費の説明欄に日本女性会議男女共同参画参加補助費22万4,000円とありますが、この女性会議についての内容の説明を求めます。 ○議長(梶野利男君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(木下貴雄君) 日本女性会議ですけれど、この会議は男女共同参画社会の実現に向けた課題の解決策を探るとともに、参加者相互の交流の促進や情報のネットワーク化を図ることを目的とした会議であります。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 山根由美子君。 ◆10番(山根由美子君) ありがとうございます。 日本女性会議は初めての会議でございまして、参加補助費も予算計上をされたのも初めてと思いますが、この予算の使途についてとこの会議の開催地についてお伺いいたします。
    ○議長(梶野利男君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(木下貴雄君) お答えいたします。 女性会議のお金の使途ですけれど、これは参加する石井町女性会議に対する補助金であります。中身は参加費とバスの借り上げ料になっております。 場所は、阿南市スポーツ総合センターを中心に阿南市で開催される予定となっております。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 山根由美子君。 ◆10番(山根由美子君) この女性会議は各県の持ち回りで、今年は阿南市が開催地となったとのことでございますけれども、その会議の日程と参加予定人数などと本町の取り組みについてお伺いいたします。 ○議長(梶野利男君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(木下貴雄君) お答えをいたします。 この会議には全国から2,000名参加する予定となっております。石井町からは30名の参加依頼が来ております。 日程ですけれど、来月10月11日金曜日と12日土曜日となっております。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 山根由美子君。 ◆10番(山根由美子君) 石井町から30人の出席を予定されているようでございますけれども、それでは町民の方への周知とか呼びかけはどのようにしていくのか、お伺いいたします。 ○議長(梶野利男君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(木下貴雄君) 参加の依頼につきましては、石井町女性の会のメンバーと町内の小・中学校のPTAの保護者の方にお願いをいたしております。 ○議長(梶野利男君) 山根由美子君。 ◆10番(山根由美子君) 町内の女性の会のメンバーとPTAの役員さんが参加を予定をされているようでございますけれども、石井町の各課からは代表として参加はされる予定はないんでしょうか、お聞きいたします。 ○議長(梶野利男君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(木下貴雄君) お答えをいたします。 石井町、これ社会教育関係に関する課ということで、私ども社会教育課のほうからも数名参加する予定にいたしております。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 山根由美子君。 ◆10番(山根由美子君) 男女共同参画ということでございますけれども、本町の女性が活躍できる場を確保するための取り組みについて、例えば災害のときの避難所では男性ばかりがリーダーをしておりますと、女性は生理用品とかをまともに受け取れないんではないかという心配もありますし、洗濯物の干し場についても気を使う、そういうためには防災会議に女性を登用する、女性のリーダーを募っていくことだと思います。男女共同参画に照らして、意識改革につなげていくようにと考えておりますけれども、町はどのように考えているのか、お聞きいたします。 ○議長(梶野利男君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(木下貴雄君) この女性会議の中の分科会の一つに女性防災リーダーの育成のためにという、こういう分科会もございますので、そういうのに参加していただいて、意識づけをしていただけたらというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 山根由美子君。 ◆10番(山根由美子君) 分科会ではたくさんの課もあると思いますので、それぞれ責任を持ってお勉強してきてもらいたいと思いますし、男女共同参画では女性も男性も一緒に住みやすい町をつくるのが目的だと思いますので、本町の中でも男女共同参画社会の実現を目指して、課題の解決を目指していくように要望しておきます。 次に、議案第71号石井町業務委託火葬場使用料に関する条例についてお伺いします。 議案第71号には石井町業務委託火葬場の使用料の値上げが計上されておりますが、これについて住民の方に合意を得るために説明はされているのでしょうか、またどのように周知されたのかについてお聞きいたします。 ○議長(梶野利男君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長(阿部龍裕君) 周知の件でございます。 この条例は施行が26年4月1日となっておりまして、来年の4月からの施行を予定しております。したがいまして、今可決いただきますれば、これから半年間ございますので、その間に広報等々使いまして周知のほうを行っていきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(梶野利男君) 山根由美子君。 ◆10番(山根由美子君) 半年間の間に周知徹底をするということでございますけれども、10歳以上の方が使用する場合、今まで1体5,000円だったのが、今4倍の2万円に引き上げるのに、町民の方とは十分合意を求めていただきたいと思っております。 それでは、火葬料を値上げすることについて、委託されている火葬場から値上げしてくださいというような要請があったのかどうかお尋ねいたします。 ○議長(梶野利男君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長(阿部龍裕君) お答えいたします。 現在のところ、そのような要望はございません。以上です。 ○議長(梶野利男君) 山根由美子君。 ◆10番(山根由美子君) 要望があったわけでないのに、何で今の時期に値上げを打ち出したのか、理由をお聞きいたします。 ○議長(梶野利男君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長(阿部龍裕君) なぜ今かというふうなご質問をいただきました。 今年の3月上旬に徳島西火葬場で火災が発生しました。その折に火災がないときの平常時の事務負担と同じような形で住民の方の負担5,000円をお願いしたいということで、補助金で賄うような処理を10日間ほど行いました。そのときにほかの火葬場のこともちょっと調べてみようということで調査をいたしました。これは逆の言い方しますと、今まで5,000円で石井町が安かったというふうな、先ほどそういうご意見をいただきましたが、他町と比べまして少し安いというのも事実かなというふうなところが改めて認識ができました。 そこで、ちょっと調べましたところ、昭和55年からずっとこの火葬料さわっていないというふうなことで、33年間そのまま5,000円でまいりました。その間、火災等々はございまして、平成8年に火災があったんですが、それ以降もそのまま5,000円で使用料を据え置いてまいりました。10年前と比べますと、徳島西火葬場ですが、町の負担が10年前は約760万円の負担で終わっておりましたが、現時点では24年の決算で1,700万円ぐらいの町の負担がございます。10年間でもかなり、これは人数の増ということもございますが、増えております。なぜ今かということにはならないかもしれませんが、このあたりで少し負担増をお願いいたしまして、町の負担を減らしたいというなところでございます。以上です。 ○議長(梶野利男君) 山根由美子君。 ◆10番(山根由美子君) 町の負担を減らすということはそうかもしれませんけれども、ほかにもっと始末するところがあるんではないかと思います。使用料値上げ据え置きとか、中止するという考えについてはどうなのか、お聞きいたします。 ○議長(梶野利男君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長(阿部龍裕君) お答えいたします。 現在この形でお願いしておりますので、値上げをお願いしたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(梶野利男君) 山根由美子君。 ◆10番(山根由美子君) 平成26年4月1日からの使用料から適用するとありますけれども、そのころには消費税も上がり、その他の物価も上がり、住民生活は苦しくなり、負担に備える蓄えも難しくなってくると考えておりますし、住民の方にとって他の市町村より自己負担の少ない行政執行を望んでいるのです。むしろ不幸にしてお亡くなりになった子や小さな子について使用料は無料にすべきではありませんか、お伺いいたします。 ○議長(梶野利男君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長(阿部龍裕君) お答えいたします。 あくまでも個人的ではございますが、思いとしては十分理解いたしますが、実際に費用が発生している部分も事実ございますので、この案でお願いしたいと考えます。以上です。 ○議長(梶野利男君) 山根由美子君。 ◆10番(山根由美子君) それでは、実際に値上げをすることになると緩和措置を設けるお考えがあるのかどうか、例えば住民税非課税世帯などの補助についてのお考えはあるのかどうか、お聞きいたします。 ○議長(梶野利男君) 福祉生活課長。 ◎福祉生活課長(阿部龍裕君) 現在のところ、具体的な緩和措置というのはまだ考えが及んでおりませんが、新しい条例の第4条で後段ただし書き、町長が特に必要と認めるときは使用料の全部を免除することができる、それからその次、第5条ですが、還付としまして、還付はしないとしながら、ただし町長が特に必要と認めるときはこの限りではない、つまり還付することもありますよというふうな、この2つの規定を一応設けさせていただきました。これは今までもそうだったんですが、例えば保護の対象世帯の方であったりがご不幸にしてお亡くなりになった場合に、今までもそんなに多くはないですけれども、免除の措置をとってまいりました。同じように措置をこれからも講じてまいりたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(梶野利男君) 山根由美子君。 ◆10番(山根由美子君) 緩和措置というか、生活保護者に対しては補助をしていくということでございますけれども、他の市町村より安い火葬料金であることに石井町は誇りを持つべきであって、火葬料金の値上げには中止すべきと申し上げて私の議案審議を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(梶野利男君) 11番川端義明君。            〔11番 川端義明君 登壇〕 ◆11番(川端義明君) 議長の指名により議案質疑を行いたいと思います。質問状は書いておりませんが、よろしくお願いいたします。 まず、議案説明の専決第4号損害賠償事件についてということで、今日も質問が出たようでございますが、ちょっと私自身もわかりませんので、ひとつ質問をいたします。 この件に関しましては、教育長からないし教育次長のほうから答弁をいただきたいなと。この損害額を見ますと35万6,581円、この金額でございますが、一般の保険からしますと、この金額は無免許という場合には出ません。いかに仮免許やいうたって、あくまでも仮です。これはあくまでも無免許扱いになるのに、なぜ全国自治徳島県支部の保険はこれ出るのか、どういう趣旨で出るのか、ちょっとお教えいただきたいなと思います。 ○議長(梶野利男君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 今回の損害賠償の額35万6,581円、これが共済金から支出されたという理由ということでございますが、この原因としましてその一つが免許の未取得ということもございました。ただ、共済支部のほうへそういった内容全て報告を申し上げさせていただきまして、その条件のもとで今掛けておる保険については、この損害額については補償されるという回答を得ました。これについては共済から支給がされるということは聞いておるんですが、それについてどういう条項でどれを適用してということでこれが支出されるかということまでは確認のほうはできておりません。 ○議長(梶野利男君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 確認をしてないという、現実的に35万6,581円もらっておるんですから、出たんでしょう。しかし、この保険というのは、車についとんか、人についとんか、どっちかということ、この1点と、相手方のは35万6,581円ということですから、現実に公用車だって、これ破損しとんでしょう。その金額は幾らか、ちょっとお教えください。 ○議長(梶野利男君) 総務課長。 ◎総務課長(黒川浩君) お答えいたします。 この保険については、車両また対物、両方ともにこれは適用されるということになっております。 公用車の破損状況につきましては、教育委員会のほうで所属しておる車両でございまして、今の破損状況の正確な損害額というものは、ちょっと私のほうにも正確な金額までは聞いておりませんので、教育委員会のご答弁にお任せをさせていただきたいと思います。 ○議長(梶野利男君) 教育次長。 ◎教育次長(遠藤光宏君) お答えいたします。 教育委員会の公用車の破損部分でございますが、ドアが少しへこんだぐらいでございます。直した金額が、たしか4万5,000円、5万円まではいってなかったと思います。事故当事者、当時の臨時職員でございますが、お支払いしたいというような申し出がございましたので、今後は協議したいと考えております。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 決定しとんだったら、早うもろうてください。というのは、これくれんでもしょうがないということです。やはり石井町として使用者責任というのがありますんで、その分についてくれなくてもしょうがないと、石井町の負担であると。ただ、そういうふうな事柄については町当局としてはお粗末な限りでないんかということであります。金額が多少でございますんで、これはくれると思いますけれどね。この人は臨時職員の方でございましたので、その点についてはきちっとはっきりとさせてください。ただ、その分だけ申しつけておきます。 それと、この部分について、教育長と町長がこの議場の中で謝罪をしましたけれども、今日の教育長も4月1日以降に教育委員会のほうで確認をしなかったのが一つの原因であるというようなことを言われておりました。確かにそのとおりです。それはなぜかといいますと、面接のときに3月いっぱいでは取れると、そして当学校長が確認したら取りましたと、こういうことを言う。そして、結果はうそであったと。しかし、このようなうそをつくんですから、4月1日からこの当該学校までに通勤は何でしておったのか、これ教育長、確認しておりますか。その点についてよろしくお願いします。 ○議長(梶野利男君) 教育次長。 ◎教育次長(遠藤光宏君) お答えいたします。 浦庄小学校の校長命でバイクで通勤しておりました。 ○議長(梶野利男君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 次長、これも確認しておりましたか、多分知らなかったん違いますか。してましたか。にもかかわらず、これ公用車を運転すると、おかしいんちゃいます。ですから、こういうふうな事故、無免許事故ですから、新聞では教育長と学校長が訓告ですか、こういうんではなしに、やはり採用と任命責任というのはもっときついと思う。やはり教育長が責任があるんだろうと思いますけれど、減給何カ月とか、こういうふうないわゆる自分自身のきちっとした性格を出して、減給3カ月というような形を出して、これ大変なことなんです。それによって、職員、また各小・中学校の教職員の方々にも範を示すようなことをやっていただかなければいけなかったというふうに私は思いますが、教育長、いかがなものでございますか。 ○議長(梶野利男君) 教育長。 ◎教育長(村山一行君) 臨時職員の交通事故については、先ほど議員が指摘されましたように、免許証の確認をしっかりしていればこういう事件が起こっていなかったと、そういうことで大変おわびを申し上げたいと、そういうふうに思っております。 私ないし校長の処分については、石井町教育委員会のほうで協議していただいて、そういった処分を受けております。 ○議長(梶野利男君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) ちょっと私再確認をさせていただきましたので、今の教育長の発言のとおり、きちっとやっていただいて、委員長ほかきちっとした見解を出していただくようにお願いをいたしたいと思います。 以上でこの分は終わりまして、それから議案第69号、公民館長の月額の増ですね、これについて講座数がかなり増えたというような説明を受けております。これについて講座数というのはどういう講座か、これは24年度と比較して25年度には講座数が増えるということでありますんで、その点について説明方をお願いをいたしたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(梶野利男君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(木下貴雄君) お答えいたします。 まず、新しく開催するようになった講座といいますと、親子天文教室、また昨年物すごく人気がありました陶芸教室を2回にするとか、今まで1回しかしてなかった講座を2回にしたというような講座もございますので、随分増えとるとは思います。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 課長ね、1回が2回になったら増えとんですよ。だから、月に何講座ぐらい増えたか、ゼロから何ぼ増えたか、年間このぐらい増えたと、これ月額が増えとんじゃけんね、その点について聞きよんです。再度答弁願います。 ○議長(梶野利男君) 小休します。            午後4時18分 休憩            午後4時19分 再開 ○議長(梶野利男君) 再開します。社会教育課長。 ◎社会教育課長(木下貴雄君) お答えをいたします。 まず、講座数もまず増えました。また、その上で今までの勤務週3日が、実際に今現在週3時間程度、週4日程度に勤務が延びておるのが事実でございます。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 課長、私の質問は講座数が何ぼ増えたということやったんですわ。それで、現実に3日から4日に広がったというのは後の答弁で、講座数が大体毎月1回かしよらなんだ分が2回に増えて、それから週3日制が週4日制に増えたというようなことで答弁をしてもらいたかった。余り町長に教えてもらわんようにね、そのぐらいのこと把握しとってください。 それから、議案第71号、今山根議員がお聞きになったようでございます。そこで聞いた中で、一応この26年4月1日からのいわゆる条例の改正であるから、その間に周知徹底したいというような事柄を言うんであればですよ、課長、12月でよかったんでないかいなと。大体周知徹底するのに、先に条例決めといて周知徹底するやいうことはないんです。私自身はなぜこういうことを言うかって言うたら、今この料金というものは町民の方々から預かって対応しよるわけです。ところが今の現状であれば、他町村の金額を聞いてみると石井町が非常に安いと、この安いんは石井町民にとってプラスなんね、メリットです。上げることはデメリットなん。だから、この中にぱっと条例出てて、諮って可決したと。しかし、この分は議会が承認したから、周知徹底しますというんでは、我々は困るんね。というのはなぜかというと、住民の代表でこれ来とんです。それを講堂から実は火事がいて、もうこれ以上据え置けんから1万円なり上げてくださいと言うてきたんならええんです。そしたら、ああ、なるほどな、負担が要るんやなと、ほで石井町が初めて火葬場を新築したという場合には、こんだけかかったから町民の皆さん、こんだけ負担お願いしますというんならわかる。それを勝手に上げてきといて、おまえどないしょんなと言われたって、私や困る。 ですから、ああ、この分についてはやっぱり町民にとってメリットのあるような安い負担金、今度上げたらデメリットなんですね。ですから、それを出してきたときに、ありゃあ、こらまた拍子が悪いなと思いよんです。だから、この点について山根さんから、理由は何ですかって聞かれたら、他町村と比べたら高いから。石井町が勝っとんはこれだけなん、それ以外ほとんど負けとん。ですから、こういった面について、私これは余り賛成せんのです。なぜかって、さっきも理由言いましたね。議会が承認したからということで周知せられるんが一番困る。町民にデメリットを押しつけるようなものじゃけんね。それだけ私言うときます。答弁もう要りません。そういうことです。町長が町村会の副会長になって聞いてみたら、石井町えらい安いんじゃなあというて、ほな上げようかや、こんな発想でなかったんですか。 それと次に、議案第73号。 27ページ、町道新設改良事業の追加、この点を建設課長にお聞きしたいんですが、これ当初から同じような計画がなされておったと思うんです。その分の追加という2,225万9,000円、この分、さきにあった分にプラスされとると思うんじゃけんど、この分の金額と大体現場は何件あるんか、この点についてお教えください。 ○議長(梶野利男君) 建設課長。 ◎建設課長(薮本前君) お答えいたします。 町道新設改良費の増額でございますけれども、今後、工事発注する14路線の新設改良工事につきまして不足する工事費等を増額補正するものでございます。執行済みが1,310万6,000円でございまして、今回発注予定が、3,689万4,000円になっております。それの不足額となっております。 新規件数は14件でございます。以上です。 ○議長(梶野利男君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) ということは、これについて判断すると2,500万円ということになるわけね。執行が1,300万円ですから、この計画というのはもう既にされとる分はしょうがない。入札も全部終わっとる思うんよね。入札が終わって追加事業が出てくるというのはちょっとおかしいんじゃわ、私の言いたいところはそこです。ですから、そういったんがあるのかないのか、答弁願います。 ○議長(梶野利男君) 建設課長。 ◎建設課長(薮本前君) 予算ではございますけれども、当初予算に満額はちょっとついておりませんでしたもので、少な目に計上しとったものを、今回追加いたしております。 ○議長(梶野利男君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) その分については、別にまた入札してください。 それともう一点、同じように町道石井123号線、それと高川原6号線、それと高原33号線、これ多分国補がついてると思うんね。そして、ちょっと見せていただきますと7,060万2,000円、これは国の支出金ということになっとる。ということは、これどの部分が何ぼで、どの部分が何ぼというのわかりますか。ほなけん、高原33号線の補助金、石井123号線、個別にその分わかりますか。頼みます。 ○議長(梶野利男君) 小休します。            午後4時29分 休憩            午後4時32分 再開 ○議長(梶野利男君) 再開いたします。建設課長。 ◎建設課長(薮本前君) お答えします。 国の補助事業でございますけれども、10分の5.5で高原33号線が2,090万5,000円でございます。石井123号線が3,582万4,000円でございます。高川原6号線が996万3,000円でございます。高川原75号線が473万5,000円でございます。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) そのうち、石井123号線は3,500万円ということは、石井の一般財源が3,000万円要るわけね。この部分について、3,000万円はそらあ出しても悔いはないだろうけんど、これ今年中にほんまに完成できるのかどうか。今何か知らんけれど地籍調査して、地籍調査がいつまでかかるやらわからんというような状況であるのか、それと高原33号線、これは何か17年度の予算措置をせえということやけんできんというようなことを本人が言われておったと。石井町の場合については毎年下がってきておるから、この金額ではできんと。ほんなん言よったら、いつまでたってもできませんわな。その点について、向こうの言い分というのはどういうものであったか、そういうことも私自身は知りたい。実際にこれ33号線でも2,090万5,000円ついとんね。ほらあ123号線は関係者が3人も持っとんじゃけん、そらすぐできますわ。ただ、開通はしません。 この33号線にしても、私以前に聞いとんのは、田んぼの中の道がこなに広い道要るかって、一旦中止って言うた。中止って言うたら、こらあ調子が悪いということになった。ほな南島11号線も補助金もろうとるの、あれ全部返さないかん。ほんで休止になったんね。ほなけん、やっぱりこういうこともある程度頭の中へ入れてから交渉せなんだらね。私も2、3回行きましたけれど、川端もその話に来るんだったら来んようにしてくれというて断られた口の一人ですけれどね、うん。なかなか難しいところは私もよう知っとります。しかし、その点についてはもう継続的にやっていくということで引き継ぎ受けとんですから、そらあしょうがないけん、ひとつ建設課長もできるところを先するというよりも、できないところもやはり手をつけてやっていただきたいなと。 ということは、この進捗率ですね、もう全くできんのか、それとも123号線のように100%できるのか、この点12月までにどうなるのか、ちょっと答弁願います。 ○議長(梶野利男君) 建設課長。 ◎建設課長(薮本前君) お答えいたします。 33号線につきましては、引き続き粘り強く用地交渉に当たっていきたいと思います。そしてまた、今、用地が買えている場所の一部からでも通行可能なところは工事を行っていきたいと思います。 ○議長(梶野利男君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 12月までにできるところからやっていきたいというふうな意見でございます。実際にどっちが進捗率が早くなるかというと、123号線だろうと思います。これはあくまでも12月の次の議会までの件でございますので、その点について建設課員総出で頑張っていただきますようによろしくお願いをいたします。 次に、29ページ、消防団詰所整備事業藍畑6部追加1,297万4,000円、この点についてお聞きいたしたいと思います。 ○議長(梶野利男君) いのちを守る防災・危機対策課長。 ◎いのちを守る防災・危機対策課長(田中憲博君) お答えいたします。 追加工事で側溝工事、アスファルト等の追加を今回補正で上げております。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) 課長、これ早うにできとったんかいなと思うたら、今ごろ側溝整備。            (いのちを守る防災・危機対策課長田中憲博君「これから新たにかかる分です」と呼ぶ) そうですか。もうこれ一番手にしたやつやけんね、もうこれ忠勇から土地寄附してもろうてつくったやつでしょう。            (「違う」と呼ぶ者あり) 違うん。この分については側溝工事だけ。            (いのちを守る防災・危機対策課長田中憲博君「そうです」と呼ぶ) わかりました。 それから、恥ずかしい話なんですが、私もこれその次、消防団詰所の整備事業浦庄第2部、浦庄第3部、実はどこにできるやら知らんのな。ほで、この中で2部の分についての3,031万円というのはわからんことないんですけれど、これも実際に国からの3,400万円も補助が出とんですね。この浦庄第3部の6,200万円、これ上浦の分だろうと思うんじゃけんど、土地が寄附されたというふうに……。            (いのちを守る防災・危機対策課長田中憲博君「3部の諏訪の分です」と呼ぶ) 3部。            (町長河野俊明君「所信表明で言うとんのに一つも聞いてない」と呼ぶ) ああ。もう要らんつべっこ言わんで、じっと黙っとってつかい。議案審議しよんで、聞こうが聞くまいが関係ないでしょうが。 浦庄に6,200万円。            (「もとの場所での算定です」と呼ぶ者あり) だから、聞きよん。私どこにできるやらわからなんだけん聞きよん。実際に当初予算で出てくるということは、これ3部だったら浦庄だって言うけん、6,200万円もかかる。こんなごついん、ようまあできるなあと思うて、今ちょっと聞いてみたん。ほなけん、ひょっとしたら、どんな状況でつくるやらわからんけん、規模をちょっと聞こうと思うたん。ほなけん、2部、3部の規模、ちょっと教えてくれますか。 ○議長(梶野利男君) いのちを守る防災・危機対策課長。 ◎いのちを守る防災・危機対策課長(田中憲博君) お答えいたします。 大体の面積でよろしいでしょうか。            (11番川端義明君「はい」と呼ぶ) 2部のほう上浦ですが、私の記憶で約700平米、それと浦庄3部のほうですが、一応888平米でなっとったんですが、ちょっと場所のほうの変更がございますので、とりあえずこの計算、6,200万円に対しては888平米で敷地面積になっております。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 時間延長いたします。川端義明君。 ◆11番(川端義明君) ということは、これ事業費が888万円、700万円ということで、計算してみますとかなり金額的なものは安くなるという。ということは、これでき上がったら修正が出てくるわけやね、わかりました。ほいで、私も納得いたします。 それと、35ページ、教育費の中の体育施設、町民体育館解体事業追加305万8,000円、これ解体事業の追加ということやけん、一番最初に解体工事を中から外しとったんですか、それとも全部入れとった中で追加がこんだけ、また別に出てきたということなんですか、その点についてお答えいただきたいと思います。 ○議長(梶野利男君) 社会教育課長。 ◎社会教育課長(木下貴雄君) お答えいたします。 まず、町民体育館のほう解体しまして駐車場とすることになりましたので、今の町民体育館の東側にお借りしてました土地を復旧、もとに戻すという工事を今回計上いたしております。
    ○議長(梶野利男君) 川端義明君。 ◆11番(川端義明君) ということは、東の舗装してあった田んぼやね。            (社会教育課長木下貴雄君「そうです」と呼ぶ) それの復旧費。            (社会教育課長木下貴雄君「復旧工事です」と呼ぶ) 説明で工事請負費やけんね、ほやけんこの分について解体事業の追加というんじゃなしに、解体事業追加の復旧費とでも書いといてもらうほうがありがたいね。やはりそういった面でお聞きせないかなんだということでございます。 これで私自身の議案審議を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(梶野利男君) ほかに質疑ございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梶野利男君) ほかに質疑がないようですので、これで議案質疑を終わります。 小休いたします。            午後4時44分 休憩            午後5時22分 再開 ○議長(梶野利男君) 再開いたします。 これより討論を行います。 議案第71号石井町業務委託火葬場使用料に関する条例について討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。10番山根由美子君。 ◆10番(山根由美子君) 議案第71号石井町業務委託火葬場使用料に関する条例に反対の立場から討論いたします。 使用料については、第4条には石井町民の火葬許可を受けようとする者が石井町業務委託火葬場を使用する場合は、次の各号に定める使用料を全納しなければならない。ただし、町長が特に必要と認めるときは使用料の全部を免除することができるとあります。一例では、死亡時10歳以上であった者の火葬料5,000円から2万円にしようとするものであります。値上げをする理由も他の市町村に合わせるという、石井町が安いから火葬料金を値上げするという発想では納得できません。福祉削減の町政に対し、町民の方から反対の意見が出ています。福祉がよくなることで他市町村と合わせるのであればわかりますが、後退することばかりであれば町民の立場としても納得できません。石井町に住んで生活され、そして亡くなられた方から重い負担を課せるのはいかがなものでしょうか。むしろ他の市町より安い火葬料金であることに誇りを持っていいものだと考えます。景気が悪いこの時期に、火葬料金の個人負担額の増額には反対です。よって、議案第71号には反対の立場とし、討論を終わります。 ○議長(梶野利男君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。6番白川光夫君。 ◆6番(白川光夫君) 失礼いたします。 議案第71号石井町業務委託火葬場使用料に関する条例(案)に賛成の立場で討論をさせていただきます。 昭和55年から33年間もの間、値上げせずにこのサービスを提供し続けてきたこと、現在の実費は6万5,000円ですから、実費の約7.7%の負担で利用できていたことは、少なからず評価に値するものではないかと考えます。例えば近隣の市町村の中で、板野郡板野、松茂、上板、藍住等は全額個人負担であります。また、改正案の大人2万円は実費の約3割弱であり、近隣市町村の住民負担額と比べても決して高い金額ではないことから、金額の水準としても容認できる範囲であると思います。加えて生活弱者の皆さんに対しても、今までと同様に対策が講じられている議案となっています。 以上の理由により議案第71号に賛成いたします。議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(梶野利男君) 次に、他の議案について討論を行います。            〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梶野利男君) 討論省略の声がありますので、討論を省略いたします。 これで討論を終わります。 これより採決を行います。 議案第71号石井町業務委託火葬場使用料に関する条例についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議案第71号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(梶野利男君) 起立多数であります。よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第56号専決処分事項の報告についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第56号は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梶野利男君) 異議なしと認めます。よって、議案第56号は原案のとおり承認されました。 続いて、議案第57号平成24年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定についてより議案第62号平成24年度石井町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてに至る6件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 以上の6件は原案のとおり認定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梶野利男君) 異議なしと認めます。よって、以上の6件は原案のとおり認定されました。 次に、議案第63号平成24年度石井町水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを採決いたします。 お諮りいたします。 議案第63号は原案のとおり可決及び認定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梶野利男君) 異議なしと認めます。よって、議案第63号は原案のとおり可決及び認定されました。 議案第64号石井町税条例の一部を改正する条例についてより議案第70号石井町子ども・子育て会議条例についてに至る7件、議案第72号町道の認定についてより議案第75号平成25年度石井町介護保険特別会計補正予算(第2号)について至る4件、議案第77号平成25年度石井町一般会計補正予算(第3号)について、以上の12件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 以上の12件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梶野利男君) 異議なしと認めます。よって、以上の12件は原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第2号道州制導入に断固反対する意見書(案)についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 議員提出議案第2号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(梶野利男君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。 次に、請願第2号国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める請願書についてを採決いたします。 この採決は起立によって行います。 本件を採択することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(梶野利男君) 起立少数であります。よって、本件は不採択とすることに決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 議会運営委員会委員の選任について ○議長(梶野利男君) 日程第5、議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。 議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第7条の規定により議長が指名いたします。 議会運営委員会委員の氏名を発表いたします。 小林智仁君、永岡栄治君、久米伸一君、近藤忠夫君、藤田高明君、以上の5名を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梶野利男君) 異議なしと認めます。よって、議会運営委員会委員についてはただいま指名いたしましたとおり選任することに決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 議会運営委員会委員長及び副委員長の互選結果の報告について ○議長(梶野利男君) 日程第6、議会運営委員会委員長及び副委員長の互選結果の報告についてを議題といたします。 小休いたします。            午後5時32分 休憩            午後5時33分 再開 ○議長(梶野利男君) 再開いたします。 議会運営委員会委員長及び副委員長は、次のとおり報告がありましたので発表いたします。 議会運営委員会委員長藤田高明君、議会運営委員会副委員長小林智仁君、以上のとおり委員長及び副委員長は決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 常任委員会委員の選任について ○議長(梶野利男君) 日程第7、常任委員会委員の選任についてを議題といたします。 常任委員の選任の方法については、それぞれの所属委員を選任願いたいと思います。 所属の委員会及び氏名を事務局長より発表させます。 ◎議会事務局長(遠藤美信君) 議長の命によりまして常任委員会委員のお名前を発表いたします。 総務常任委員会委員、谷脇孝子議員、仁木孝議員、山口性治議員、梶野利男議員、近藤忠夫議員、以上の5名でございます。 次に、産業建設常任委員会の委員は、久米伸一議員、川端義明議員、後藤忠雄議員、小林智仁議員、梶野利男議員、以上の5名でございます。 最後に、文教厚生常任委員会委員は、山西国朗議員、白川光夫議員、藤田高明議員、永岡栄治議員、山根由美子議員、以上の5名であります。以上でございます。 ○議長(梶野利男君) 以上のとおり指名することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梶野利男君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君をそれぞれの常任委員に選任することに決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 常任委員会委員長及び副委員長の互選結果の報告について ○議長(梶野利男君) 日程第8、常任委員会委員長及び副委員長の互選結果の報告についてを議題といたします。 この際、それぞれの常任委員会において互選の上、その結果を報告願います。 小休いたします。            午後5時36分 休憩            午後5時39分 再開 ○議長(梶野利男君) 再開いたします。 こちらのほうから各常任委員会委員長及び副委員長の氏名を申し上げます。 総務文教常任委員会委員長に谷脇孝子議員、同副委員長に近藤忠夫議員。 産業建設常任委員会委員長に後藤忠雄議員、同副委員長に久米伸一議員。 文教厚生常任委員会委員長に白川光夫議員、同副委員長に永岡栄治議員。以上でございます。 以上のとおり各常任委員会の委員長及び副委員長は決定いたしました。 小休いたします。            午後5時40分 休憩            午後6時17分 再開 ○議長(梶野利男君) 再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 委員会の閉会中の継続調査の件 ○議長(梶野利男君) 日程第9、委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。 各常任委員長及び議会運営委員長から、所管事務のうち、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました所管事務の調査事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梶野利男君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 次に、河川・防災対策特別委員会及び環境衛生対策特別委員会の各委員長から、委員会において調査中の事件について、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(梶野利男君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。 閉会前に町長からご挨拶があります。町長。 ◎町長(河野俊明君) 暑い中の9月議会でございましたが、議員の皆さん方のご協力を得まして各全ての議案が通過することができました。ご協力ありがとうございます。私たちはまだまだこれから一生懸命勉強して、石井町民のことを第一に考えた町政運営をしていかなければなりません。 ちょっとこの議会で気づいたことがありますので報告をさせていただきますが、議員さんによりましては、私の約2時間40分ぐらいの所信表明を全然聞いてないような方が見受けられます。これでは一月に余り私が勉強したことが一つも意味がない。所信表明はよく聞いて、同じ質問を何回も繰り返さないようにお願いをいたします。 もう一つでございますが、これは議長宛てに閉会中の継続調査申出書というのを毎回いただいております。本当にこの書類をいただくんだったら、この内容については閉会中に仕事をなさるようにお願いを申し上げます。継続調査の申出書をいただいているだけで、何も行動をしてないような感じも受けております。 最後に、私の政治信条としまして、論語子路で孔子が「子曰く君子は和して同せず、小人は同じて和せず」という言葉がございます。皆さん方と協調はするが、道理に外れた、また信念を忘れてまで人に合わせるようなことは決して私はしません。また、主体性を失うようなこともしません。この論語の中にはこういう欄もあります。同じ仲間でも間違いは間違いとはっきり言えることが大事です。これを野党の議員さんももう一度勉強されることをお願いしまして、今議会ご協力ありがとうございました。 ○議長(梶野利男君) これで本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 平成25年第3回石井町議会定例会を閉会いたします。            午後6時18分 閉会 以上の会議録は事務局長の記載したものであり、その内容については大要において正確であることを認め、ここに署名する。   平成25年9月13日            議 会 議 長            署 名 議 員            署 名 議 員...