石井町議会 > 2021-06-14 >
06月14日-02号
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  1. 石井町議会 2021-06-14
    06月14日-02号


    取得元: 石井町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-21
    令和 3年 6月定例会         令和3年6月石井町議会定例会会議録(第2号) 1. 招集年月日  令和3年6月14日(月曜日) 2. 招集場所   石井町役場議場 3. 開議     6月14日午前10時00分宣告 4. 応招議員      1  番     武 市  奈見子      2  番     木 下  貴 雄      3  番     谷    雅 史      4  番     平 野  忠 義      5  番     大 西  隆 夫      6  番     永 岡  栄 治      7  番     仁 木    孝      8  番     谷 脇  孝 子      9  番     井 上  裕 久     10  番     後 藤  忠 雄     11  番     有 持  益 生     12  番     山 根  由美子(午後0時59分欠席)     13  番     川 端  義 明     14  番     久 米    毅 5. 不応招議員   な    し 6. 出席議員   出席議員は応招議員と同じである。 7. 欠席議員   な    し 8. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長             小  林  智  仁   副町長            阿  部  龍  裕   参事             田  中  達  也   参事             黒  川     浩   参事             東  内     徹   総務課長           桃  井     淳   危機管理課長         三  河  和  彦   税務課長           内  藤  泰  典   住民課長           遠  藤  哲  雄   福祉生活課長         麻  植  智  子   長寿社会課長         岡  田  匡  範   建設課長           井  内  利  充   産業経済課長         太  田  勝  久   環境保全課長         臼  木  唯  文   健康増進課長         河  崎  洋  子   教育長            喜  多  利  生   学校教育課長         奈  良  貴 美 子   社会教育課長         川  端  裕  之   給食センター所長       坂  本  清  晃   監査委員           田  村     浩 9. 職務のため会議に出席した者の職氏名   議会事務局長         鎌  田  克  己   事務主任           中  村     淳10. 会議録署名議員     11  番     有 持  益 生     12  番     山 根  由美子     13  番     川 端  義 明11. 議事日程   日程第1 会議録署名議員の追加指名   日程第2 一般質問            午前10時00分 開議 ○議長(井上裕久君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の追加指名 ○議長(井上裕久君) 日程第1、会議録署名議員の追加指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、13番川端義明君を追加指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 一般質問 ○議長(井上裕久君) 日程第2、一般質問を行います。 通告が参っておりますので、順次指名いたします。3番谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) おはようございます。ただいま議長よりご指名をいただきました谷でございます。通告に従いまして、順次一般質問をさせていただきます。 まずは、GIGAスクール構想についてお聞きいたします。 このGIGAスクール構想は、令和元年12月13日に閣議決定された令和元年度補正予算案におきまして、児童・生徒向けの11台端末と高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備するための経費が盛り込まれました。当初の達成目標は令和5年度ということでありましたが、新型コロナウイルスの蔓延もありまして、国から端末整備の前倒しを支援ということで令和2年度の補正予算にも盛り込まれました。今年の3月時点におきましては、全国全自治体のうち1,769の自治体が令和2年度内に納品を完了する見込みであるという報道もされております。この数字は全体の97.6%でありまして、ほぼ全ての公立小・中学校の普通教室へ11台端末が使える環境が整備されたということであります。 ところが、5月13日報道によりますと、徳島市が小・中学校に配付した1万7,000台のうち3台の端末でバッテリーが膨張するという不具合が生じたということであり、翌14日には、美馬市、松茂町においても電源が入らない、キーボードが反応しないといった不具合が生じているということでありました。 以前の議会におきまして、端末の購入方法について、本町におきましては、安価に導入できる、また教育研修の効率化が可能であるといったメリットを生かすため、徳島県による共同調達にエントリーしたいと考えている。多くの自治体において学習用コンピューターの整備に関し、徳島県による共同調達にエントリーをすると伺っておりますので、県内ほぼ同一になろうと予測をしているといったお答えをいただいたと記憶しておりまして、石井町におきましても、今回の事例の端末とほぼ同じものが導入されていると思うところであります。 そこで、町内における端末には不具合等発生はあったのか、お伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 黒川参事兼教育次長。 ◎参事(黒川浩君) お答えいたします。 6月7日時点にて31台の学習者用端末に不具合を生じております。内訳といたしましては、起動しない15台、キーボードを認識しない7台、ディスプレー点滅が3台、カーソルが動かないが4台、画面が反転して表示設定が変更できないが1台、充電できないが1台でございます。 学校に配備されたタブレット端末の不具合につきましては、県内他自治体におきましてバッテリーの不具合などが報じられております。5月25日には徳島県立総合教育センターより、学習者用端末の不具合に係る対応に関する依頼通知が届き、事故を予防するため、放課後、夜間は充電保管庫のコンセントを抜き、翌朝コンセントを接続すること、また、原因が明らかになるまで、その対応を継続するようにとのことでございましたので、各小・中学校にはそれら対応をお願いするとともに、バッテリー部分が膨張したり、異常に熱い端末がないかなど注意をしていただくよう依頼をしております。 教育委員会事務局といたしましても、石井町内小・中学校に配備された学習者用端末につきましては徳島県の共同調達に参加しており、他の自治体にて不具合が生じた端末と同じ端末を導入してるため、5月18日及び6月7日に納入業者と協議を行い、石井町内小・中学校に配備された学習者用端末1,964台全てを回収していただき、電池の放電、充電を行うことによりバッテリーの膨張や熱の発生などがないか検査を行っていただくこととしております。 なお、検査につきましては6月下旬から7月上旬とし、検査日数は3日間を予定しております。各小・中学校の先生方、児童・生徒の皆様方にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解、ご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) 31台の不具合が発生し、今後、全端末の検査等もしていただけるということであります。 次に、端末の使用状況についてお聞きします。 5月17日、四国放送によりますと、端末の使用状況は、各自治体ごとにばらつきがありまして、現在、ソフトの設定中で、各学校への端末配付は終わっていない。また、設定も、仕様もできていないといった学校がある一方で、一部の学校では初期設定を始めている。各学校では、設定が終わり、児童が使用しているといった回答があったようであります。 放送の中では、お隣であります上板町の高志小学校の4年生の授業の様子を取材しておりまして、端末を使用して情報を検索する様子や、ウェブ会議システムを使用して離れた場所にいる同じ班の児童同士でグループ学習をしている様子が映し出されておりまして、早い段階でそういった機器に触れることで、社会になってからパソコンの使い方を学んだ我々世代に比べまして、社会に出てからの順応がスムーズにいくのではないかと感じたところでございます。 各市町村によって、自治体の規模や児童・生徒の人数、学校数等様々な違いがあるため、必ずしも進捗状況は一致しないということは理解していますが、やはり、できるだけ早いスタートを切っていただきたいと思うところであります。 そこで、石井町の使用状況についてお伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 喜多教育長。 ◎教育長(喜多利生君) お答えをいたします。 各小・中学校における使用状況についてですけれども、4月下旬に新型コロナウイルス感染により複数名が10日ほど出席停止となった小学校におきまして、オンラインの環境を急いで整えまして、Zoomを活用して健康観察等を行う朝の会あるいはプリントを使っての学習を行いました。他の小・中学校におきましては、パソコン起動のための作業をICT支援員が支援するなどして、5月下旬には全ての小・中学校で利用可能となっております。 タブレットを有効に活用するためには、小学校低学年では、パスワード入力などタブレットの起動をはじめとする基本操作の練習、中学年におきましては、ローマ字入力あるいはソフトの操作の練習などが必要でございます。11台のタブレットが配付されたことにより、各教科の時間などを用いて個別にそういう操作の練習ができる、操作に慣れる時間を設けることができるという状況ができております。 先日、石井小学校では1年生で研究授業が行われまして、教員2名体制で、黒板やテレビ画面あるいはキーボードなどに視覚的に分かりやすく工夫したきめ細かな指導を行われまして、操作に慣れない子供たちも楽しく活動することができたという報告を受けております。 現在の活用例としましては、インターネットを使った調べ学習をはじめ、小学校では生活科や理科の観察、社会科の見学などにおきまして、各自がタブレットで写真を撮ってきて、それをグループや学級全体で見せ合うというような学習も行われています。 中学校では、各自が課題に対する意見をタブレットに入力をし、グループで見せ合ったり、学級全体で大型テレビを使って意見交換をしたりといった学習も行われております。発表が苦手な生徒も、タブレットを活用することによって自分の考えを表現できるというような成果も聞いております。 令和2年7月のGIGAスクール構想の実現に向けた計画等確認書による令和3年度の目標である小学校5年生から中学校3年生につきましては、各クラス1日2、3回程度の活用、小学校1年生から4年生につきましては、各クラス1、2回以上の活用ができるよう事務局としましてもサポートをしていきたいと考えております。 ○議長(井上裕久君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) 私自身、このタブレットに関しては、配布が進んだ後にスムーズな活用ができるまで、もっと時間がかかるのではないかなと心配しておったところではありますが、今の説明をお聞きしたところでは、Zoom等も活用して非常に有効に使っていただいているのではないかと感じたところでございます。今後におきましても、引き続き有効に使っていっていただきたいと思います。 この端末を使った授業でありますが、特に学年が上に上がるほど、教える側にもICT技術を活用できる能力が必要になるのではないかと感じるところであります。そこで、ICT支援員との連携や教員の端末活用の能力向上への取組について、今後どのようにしていくのか、お聞きいたします。 ○議長(井上裕久君) 喜多教育長。 ◎教育長(喜多利生君) お答えいたします。 教員のタブレット活用の能力向上ということについてですけれども、まず、各校の情報教育担当教員が中心となり、総合教育センターホームページに掲載されておりますオンライン学習支援解説動画などを活用した校内研修、それから総合教育センターの指導主事等を招聘してのサポート研修、徳島県GIGAスクール構想推進本部によるオンライン研修などが行われております。また、ソフトウエア導入事業者による研修も実施しております。さらに、学校現場において、GIGAスクール構想によって整備するICT機器等を既設環境も踏まえて円滑に活用できるようにするために、教育ICTに関する知識や経験を有する事業者に委託をし、調整、運用管理、運用支援、機器設定業務を実施しております。 また、学校におけるICT活用をサポートするためICT支援員2名を雇用し、ICT機器を用いた授業の支援、学校業務支援システム運用の支援、ICT機器不具合時の取次ぎなどを行い、ICTを活用した授業等を先生方がスムーズに行うための支援を行っております。 今後におきましても、情報教育担当者会を開催して課題、成果等情報交換を行ったり、ICT活用のサポートを行ったりするなど、ICTを活用した授業等をスムーズに行うことができるよう支援するなどして、平時、有事を問わず全ての児童・生徒に学びの機会を保障するとともに、個別最適化された教育を推進することができるよう取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(井上裕久君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) 研修等の増加によりまして、先生方にも非常にご負担をおかけする部分もあるのではないかと思いますが、引き続きよろしくお願い申し上げます。 このGIGAスクール構想でありますが、やはり進めていくに当たって、様々な課題も出てくるのではないかと思うところであります。県教育委員会としての課題は、校外への持ち出しや家庭のWi-Fi環境の整備であるという報道がされておりまして、各自治体によっても多少の違いがあるのではないかと感じます。 そこで、石井町における課題はどのようなことがあるのか、お聞きいたします。 ○議長(井上裕久君) 黒川参事。
    ◎参事(黒川浩君) お答えいたします。 直面している課題といたしましては、先生方の研修でございます。これまでに徳島県GIGAスクール構想推進本部によるサポート研修オンライン研修、またソフトウエア導入事業者による研修などを実施していますが、個別最適化された教育を推進するためには、さらなる研修機会の充実が必要と考えております。 しかし、機器及び教材導入事業者への研修依頼につきましては、他団体も同様にGIGAスクールに関する対応を行っているため人材不足が生じており、先生方向けの研修実施が難しい状況でございます。このような状況ではございますが、引き続き学校の学習指導での活用、教材等の活用、教員のICT活用の指導力などの向上を図ってまいりたいと考えております。 また、GIGAスクール構想の整備が短期間に推進されたことにより先生方の負担が増しており、特に低学年児童の端末管理、運用へのサポートに対する先生方の負担は大きく、ICT支援員のさらなる増員が望まれるものと考えております。 なお、家庭のWi-Fi環境の整備につきましては、臨時休校時の対応として、モバイルルーター15台を確保しております。また、通常時の端末持ち帰りの際の低所得者世帯への対応につきましては、モバイルルーター等の購入またはレンタル及び通信に係る費用について、被保護世帯や非課税世帯に対し補助が行われる予定と伺っております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) 次に、端末の保険についてお伺いします。 昨年の6月議会の答弁では、端末の保険については現時点では未定であり、当面は保証期間にて対応。ただし、保証期間の延長やその他保険加入については検討していくとお答えいただいております。これについて、その後、保険加入等の検討はなされたのか、お聞きいたします。 ○議長(井上裕久君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えいたします。 端末の保証契約につきまして、このたびの不具合につきましては、動作保証として基本的に端末の交換が行われる予定となっております。 なお、学習者用端末は2年間の動作保証を受けることができますが、一般的な機器動作期間は5年間程度を見込んでおり、3年目以降の期間につきましては、動作不良が確認される都度、修繕及び買換えの必要が生じることとなります。この対応について納入業者と協議をしたところ、修繕での対応は困難であるとのことでございましたので、学習者用端末の保証については、納入業者を通じての5年間の動産保険によることとしております。 なお、動産保険の補償内容につきましては、火災、落雷、水ぬれ、破損などとなっております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) 次に、学年が上がるときの端末の取扱いについてお聞きします。 先ほど申し上げましたテレビでの放送の中に、端末を取ってメモを取ったり写真を貼りつけたりといった使用方法をしておりました。ノートと同じように、過去の書き込みを見る機会もあるのではないかと想像します。 ところが、学年が上がったときに、端末も替わると、中に書き込んだメモ等を見ることができなくなるのではないかと思うところでございます。USB等のメモリーを使えば、端末が替わってもデータは残ると思いますが、その分、費用や手間が増えるのではないかと感じるところでございます。端末ごとの持ち上がりのほうがスムーズではないかと思いますが、年度替わり時の端末の取扱いについてお聞きいたします。 ○議長(井上裕久君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えいたします。 学習者用端末は、各学校内で使用するため学校備品として取り扱われ、各学校にて管理、保管が行われております。このたび児童・生徒一に配備した学習者用端末につきましては、進級ごとに交換するのではなく、卒業時まで使用していただき、卒業生が使用していた学習者用端末を新入学生が使用していただくことを想定しております。 また、小学校と中学校では使用するソフトも異なり、小学校で使用していた端末を中学校においても使用した場合は初期設定などの処理が必要となりますので、小学校、中学校それぞれで卒業時まで使用していただくことを想定しております。 なお、これら取扱いにつきましては、各小・中学校の情報教育担当者と協議を行い、最終的な方針を定めたいと考えております。 ○議長(井上裕久君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) このGIGAスクール構想は始まったばかりでありまして、まだ手探りの部分もあり、時間をかけて軌道修正しながら進めていかなければならないのではないかというふうにも思っております。今後様々な課題も出てくる可能性もありますが、子供たちのためにも、しっかりと進めていただきますようお願いを申し上げまして、次の質問に移りたいと思います。 次に、新給食センターについてお聞きします。 前給食センターの老朽化が進んだこともありまして、かねてより建設が進んでおりました新給食センターが完成しまして、本年度より稼働が始まっているということで、自校調理をしておりました藍畑、浦庄につきましても、給食センターでの一括調理になったということでございます。 まずは、見学会についてお聞きします。見学会は2日間にわたり、計4回行われたようでございます。この新給食センターの見学者の数について、何人が見学会に参加したのか、お聞きいたします。 ○議長(井上裕久君) 坂本給食センター所長。 ◎給食センター所長(坂本清晃君) お答えいたします。 一般の皆様の見学会につきましては、広報いしい3月号にて見学会参加者の募集を行い、3月23日火曜日及び3月25日木曜日の午前と午後に、定員15名として計4回の見学会を開催し、大人58名と子供1名の合わせて59名の皆様に参加をいただきました。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) 定員15名で4回行われたということですが、59名。広報が届かなかった町民の方もいらっしゃいまして、そういった方の中にも、新しい給食センターの中を見てみたいといったご意見、小・中学校の保護者の方からはもちろん、そうでない方からも耳にしております。 見学通路も整備されているということでございますので、今後におきましても、例えば幼稚園や小学校には毎年新たにお子様が入園、入学をされます。そのご家族の方の中にも、子供たちの給食はどんな設備を使ってつくられているのか知りたいといった方もおられると思います。そういった意味でも、年に一度は見学をする機会をつくっていただきたいと思います。今後の見学会について、計画等があればお答えいただきたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 坂本給食センター所長。 ◎給食センター所長(坂本清晃君) お答えいたします。 谷議員おっしゃるとおり、今後におきましては、2階に見学廊下を設けておりますので、施設の管理や調理の安定など、めどが立ちましたら、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえつつ、見学者の受入れに向けた検討、調整を行っていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) また、このコロナの終息後には、そういった会も開催していただきたいというふうに思います。 見学をしたいとご意見くださった方々の中には、実際に給食を食べてみたいと言った方もおられました。給食の見た目等は、石井町としてもSNS等で発信していることもありまして、興味のある方はよく見ているようでありますが、昔の給食と比べて今の給食はどうなのかということに興味がある方も一定数いるようであります。藍畑小学校では、自校調理だったということもあると思いますが、コロナの影響を受ける前には、年に1回、保護者を対象に給食の試食会をしておりまして、人数が多い場合は、低学年が優先だったというふうに記憶をしております。 そこで、町民が給食と同じものを体験できる機会について、そういったことがあるのか、お聞きいたします。 ○議長(井上裕久君) 坂本給食センター所長。 ◎給食センター所長(坂本清晃君) お答えいたします。 現状においては、新型コロナウイルス感染症対策などにより十分な施設の公開もできておりません。まずは施設の見学などにより新給食センターのことを知っていただき、次の段階として、給食試食会も含めて検討していきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) まずは見学で、次の段階ということでありますが、これについても、コロナが終息した後には前向きに考えていただきたいというふうに思います。 次に、給食センターに対してのアンケートについてお聞きします。 新給食センターの稼働が始まり約2か月であります。今後、夏休みには学童保育の給食提供もありまして、昨年の9月議会では、単独調理をしている学校においては、コンテナの配置スペースを確保するため長期休業期間を活用した調理室の改修も必要であるといったご答弁もいただいております。できれば今年度中、遅くても来年度の初めぐらいまでには、児童・生徒、保護者に対してのアンケートを取りまして、給食センターが新しくなってよかったこと、またもう少し改善してほしいことなど、利用者の感じていることを把握する必要があるのではないかというふうに思います。そういった予定の有無についてお聞きいたします。 ○議長(井上裕久君) 坂本給食センター所長。 ◎給食センター所長(坂本清晃君) お答えいたします。 谷議員のおっしゃるとおり、アンケートの内容や対象者等を検討の上、今年中にアンケートを実施したいと考えております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) 児童・生徒、保護者をはじめ、先生方の意見もしっかりと把握して、安心・安全な給食を提供していただきたいというふうに思います。 次に、避難情報の変更についてお聞きします。 新たな避難情報と警戒レベルについてということでお聞きしようと思っていますが、先日の町長の町政概要報告の中でも説明されていましたが、補足等がありましたらご説明をよろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 三河危機管理課長。 ◎危機管理課長(三河和彦君) お答えいたします。 新たな避難情報と警戒レベルですけれども、平成30年7月の西日本豪雨を教訓とし、住民主体の避難行動を支援する防災情報を提供するため、避難勧告等に関するガイドライン改定により、警戒レベルの運用が開始されてからこの間、警戒レベル4に避難勧告と避難指示が混在することや、避難勧告と避難指示の違いが十分に理解されていないなど本来避難すべき避難勧告のタイミングで避難せず、逃げ遅れによる被災者も発生しております。 このようなことから、災害対策基本法の一部改正によりまして、本年5月20日より避難勧告が廃止となりまして、避難勧告と避難指示を一本化することによりまして、従来の避難勧告のタイミングで避難指示を発令することとなりましたので、これからは、警戒レベル4、避難指示で危険な場所からは全員避難となります。また、警戒レベル3、避難準備・高齢者等避難開始が高齢者等避難に、警戒レベル5、災害発生情報が緊急安全確保にそれぞれ改められるなど、市町村が発信する避難情報の在り方が包括的に見直されております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) 次に、ホテル、旅館等への避難についてお聞きします。 先日、ケーブルテレビでの放送で、これについて簡単な説明をされていたと思います。これについて、補助の内容や利用条件、対象となります施設の詳細について聞きたいと思いますが、まずは、県や町による助成の内容についてお聞きいたします。 ○議長(井上裕久君) 三河危機管理課長。 ◎危機管理課長(三河和彦君) お答えいたします。 昨年の台風10号で九州各県におきまして、ホテルや旅館等の宿泊施設を避難先とした事例が多く見られたことから、昨年10月から11月の間、避難者の安全確保及び避難所での3密の回避を図るために、事前避難としてホテル、旅館等を活用する避難者に対し宿泊費の一部を助成するWITH・コロナ事前避難緊急対策事業が徳島県の単独事業として実施されております。今年度は、県からの要請もございまして、事業実施主体が市町村となりまして、石井町WITH・コロナ事前避難促進事業補助金として、一定の要件を満たした対象者に宿泊費、これは食事や宿泊施設への移送に関する費用を除く室料につきまして、最大5,000円を補助金として交付することとなります。 なお、補助金の財源につきましては、2分の1県費と2分の1町費で賄うこととなっております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) ありがとうございます。 ケーブルテレビでの説明の中でも言われておりましたが、一定の要件というのはどういったものなのか、ご説明よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 三河危機管理課長。 ◎危機管理課長(三河和彦君) お答えいたします。 一定の要件につきましては、令和3年5月1日から11月30日までの間、台風及び大雨を対象として警戒レベル3以上の避難情報が発令された期間におきまして、避難先として宿泊施設を利用した避難者のうち、要介護認定3から5のいずれかの認定を受けている者、身体障害者手帳1級または2級を所持する者、療育手帳Aを所持する者、妊産婦及び満1歳未満の乳幼児のいずれかに該当する要支援者とその介助者として付き添う者、要支援者1に対して1が補助の対象者となります。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) ありがとうございます。 それでは、その補助の対象者がこの助成を利用する場合の手続について、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 三河危機管理課長。 ◎危機管理課長(三河和彦君) お答えいたします。 宿泊施設を利用した日から30日以内に補助金交付申請書兼請求書に領収書などの関係書類を添えて石井町のほうに提出していただくこととなっております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) ありがとうございます。引き続き町民の安全のために、しっかりと広報活動を続けていただきたいと思います。 次に、広域ごみ処理施設についてお聞きします。 4月2日の徳島新聞に、6市町が進める広域ごみ処理施設計画の候補地の代替地としてマリンピア沖洲内の市北部浄化センターの敷地が浮上しているというふうに報道されまして、21日の新聞には、20日の連絡会議で、徳島市以外の5市町の首長からは異論はなかったというふうに書かれておりました。この新候補地がありますマリンピア沖洲でありますが、1986年から埋立工事が始められました場所であり、3か所の道路で行き来する人工島でございます。周りは海に囲まれている立地でありまして、大きな地震が発生した場合に、津波や液状化の可能性も考えられるのではないかと思うところであります。災害時の搬入路の被害が懸念されると思いますが、それについて説明をお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 臼木環境保全課長。 ◎環境保全課長(臼木唯文君) お答えいたします。 海に面しているという地理的な要因から津波被害が懸念される場所ではございますが、徳島市のハザードマップによりますと、90年から150年程度の周期で発生している規模の地震レベル1の地震での津波浸水想定はゼロメートルであり、1,000年に1回も発生しない最大規模の地震レベル2の地震での津波浸水想定は、敷地部分で最大2メートルとされています。 この件につきましては、徳島市からは、施設の重要な部分のかさ上げ等の対策を講じることで対応が可能である。また、液状化につきましても、地盤改良等の適切な対策を講じることで対応が可能である旨の説明を受けました。 マリンピア沖洲へのアクセス道につきましても、県道中央線が第1次緊急輸送路、徳島環状線が第2次緊急輸送路に指定されているほか、高速道路インターチェンジも近く、周辺地域に一定の被害が発生した場合でも、業務継続や早期の業務再開が図りやすいと聞いております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) 津波については、想定で2メートルまで、そして、液状化は地盤改良等で対応をする予定ということで理解をいたしました。 平成28年の飯谷町が候補地に選定されまして、翌年であります平成29年3月には、広域に参加予定であります6市町で一般廃棄物の広域処理に関する協定書を締結したということであります。その後、広域ごみ処理の整備等について徳島市に事務委託をしております。そして、平成30年に候補地付近が土砂災害警戒区域に指定されたということもありまして、徳島市独自に設置した外部評価委員会で現候補地で進めることは困難とされたことで、別の候補地の調査が開始された結果、マリンピア沖洲の新たな候補地が浮上したということであります。この流れの中にあります平成29年に締結されました協定書の内容と有効性についてお聞きいたします。 ○議長(井上裕久君) 臼木環境保全課長。 ◎環境保全課長(臼木唯文君) お答えいたします。 平成29年3月に関係自治体6団体で締結しました一般廃棄物の広域処理に関する協定書につきましては、6団体が広域で一般廃棄物中間処理施設の整備と管理運営に関する事務を行う上での基本的な事項を定めることを目的としたもので、広域事務は徳島市に事務委託すること、広域事務に要する経費の種類及び負担割合、連絡会議を設置すること、協定の有効期間は広域事務の終了の日までとすることなどが定められています。したがいまして、本協定の効力につきましては、新しい施設が整備され、管理運営され、最終的に稼働を止めるまでが有効なものと認識しております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) 4月21日新聞報道によりますと、飯谷町での計画では、徳島市が用地購入費を全額負担ということで徳島市の負担が大きいため市議会で批判が上がっており、市長は12月議会で、候補地を変更した場合は条件面を協議し直す方針を示したということでございます。今後、条件や負担率について変更になることはあるのか、お聞きいたします。 ○議長(井上裕久君) 臼木環境保全課長。 ◎環境保全課長(臼木唯文君) お答えいたします。 まずは、6月議会後に候補地変更に係る関係6団体の意思確認が行われ、その状況によっては、例えば6団体のうち1団体が欠ける、候補地変更に伴って、現在の協定に定めのないような新たな重要事項が生じるといった事態になれば、改めて費用負担や施設の運用、基本計画の見直しに反映すべき事項といった連携条件等を協議せざるを得ない状況になると認識しています。 連携条件等を協議する場合は、担当者レベルの会で調整していく中で、徳島市に対し石井町の意向を反映していただけるよう協議していきたいと考えています。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) ありがとうございます。 徳島市の負担が大きいと、市議会で批判が上がったということでありますが、用地購入は徳島市の負担であっても、他の自治体は、これを踏まえて徳島市に対して使用料を払うという取決めでありまして、安易に徳島市だけが負担が大きいとは言い切れないのではないかと感じております。今後、条件等を協議するに当たりまして、そういったことも踏まえまして、一度決定した事項はできるだけ変更することがないように進めていただきたいということをお願い申し上げまして、次の質問に移らせていただきます。 最後、その他ということで、学校における通学かばんと、それと運動靴についてお聞きしたいと思います。 徳島市内のほうでは、片方の肩にかけるタイプではなく、リュックタイプが導入されているところもあるようであります。日本理学療法士協会によりますと、肩でかばんを携帯した場合、かばんを提げた側と反対方向へ姿勢の傾きが大きく、無所持の場合と比較して有意な差があることや、ゆがみや非対称性の姿勢を持続的に反復することで、そのゆがみが習慣化され、習慣的不良姿勢の発現につながり、肩関節の可動域や歩行姿勢に及ぼす影響が明らかになったと報告されているようであります。 石井町内の学校においては、リュックタイプのかばんの導入等は検討があったのか、お聞きいたします。 ○議長(井上裕久君) 奈良学校教育課長。 ◎学校教育課長(奈良貴美子君) お答えいたします。 中学校におけるかばんについては校則で定められており、たすきがけについての指導は、必要に応じて行っているとのことです。また、リュックタイプのかばんについては、現在のところ検討はしていないとのことでした。 校則は、児童・生徒が健全な学校生活を営み、よりよく成長していくための行動の指針として各校の長により定められております。事務局としては、その内容について、社会通念に照らして合理的と見られる範囲で、学校や地域の実態に応じて適切に対応していただきたいと考えております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) 次に、運動靴についてもお聞きします。 町内学校におきまして明確な基準がない学校がある一方で、運動靴はラインイン──靴の横のラインですね──やロゴ等も含めまして真っ白でなければいけないといった決まりがある学校も存在するようであります。サイドのラインやロゴだけに色がついているものを許可するだけでも、靴を購入するときの選択肢が増えるのではないかと思います。この学校の運動靴のルールについてお聞きいたします。 ○議長(井上裕久君) 奈良学校教育課長。 ◎学校教育課長(奈良貴美子君) お答えいたします。 運動靴の色やロゴについて学校に問合せをしたところ、生徒会からの要望を受け、学校と生徒会で協議し、検討していくという学校もありました。事務局としては、校則の見直しの際は、児童・生徒や保護者が何らかの形で参加することもあると承知しており、協議に際しては、児童・生徒の意見を大切にしつつ、児童・生徒の実情、保護者の考え方、保護者の経済的な負担、地域の状況、社会の常識、時代の進展などを踏まえたものになっているかに着眼して柔軟な対応をしていただければと考えています。以上です。 ○議長(井上裕久君) 谷雅史君。 ◆3番(谷雅史君) 本来であれば、通学かばんや学校の運動靴等に関しましては、各学校内で児童・生徒、そしてPTA等で話し合って決定するというのが通常であると認識してはおります。しかしながら、かばんについては、子供たちの体の成長に関わることであり、運動靴については、特に藍畑地区の保護者の中では、私の知る限り、10年以上前から真っ白の運動靴の種類やサイズが少ないことで苦労している方が多くいたという事実がございます。教育委員会としても、その事実を認識しておいていただきたいと思いまして質問をさせていただきました。 今後、真っ白である必要性の有無をはじめ、白い運動靴という決まりがない学校では、それによって実際に不都合等が多くあるのかといったことも踏まえまして、学校と保護者で新たなルールをつくっていくことも重要なのではないかというふうに感じます。ぜひとも関係者の皆様には柔軟に対応していただけますようお願いを申し上げまして、本日の私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(井上裕久君) 小休します。            午前10時57分 休憩            午前11時06分 再開 ○議長(井上裕久君) 再開いたします。12番山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 議長の指名により一般質問を始めさせていただきます。 まず初めに、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用についてでございますけれども、第1次、第2次の臨時交付金は町民の皆さんに直結した施策ではなく、ほかの自治体との比較で大きな差が生まれてきております。町民の方からは、生活に直結する事業を求める声はたくさんありました。 そこで、第3次の地方創生臨時交付金はどのように生かしていくのか、主な施策をお聞きいたします。 ○議長(井上裕久君) 桃井総務課長。 ◎総務課長(桃井淳君) お答えをいたします。 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の事業費の大きいもの、主な事業について申し上げます。 地域経済応援事業、プレミアム付商品券の発行でございますが、これが事業として6,000万円を見込んでおります。ふじっこちゃん宝くじ141事業補助金630万円ほどを見込んでおります。新型コロナウイルス感染症対策小学校施設整備事業、内容としましては、特別教室の空調設備、換気対策等でございまして、1,873万4,000円を見込んでおります。また、新型コロナウイルス感染症対策中学校施設整備事業におきましても、特別教室の空調整備等で約1,300万円を見込んでおります。また、高齢者への商品券配付といたしまして2,200万円程度を見込んでおります。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 今のご答弁の中に、65歳以上の生活支援、2,000円の商品券等を配付するとありましたけれども、それの配付方法についてのご説明をお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 岡田長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(岡田匡範君) お答えいたします。 高齢者世帯生活サポート事業で配付いたします商品券2,000円の配付方法につきましては、金券でありますので、十分注意して配付するということで、ポスト投函ではないゆうパックを利用しようと計画を立てております。ゆうパックを利用する利点といたしまして、対面配達での簡易書留では5万円までの補償でしたけれども、30万円までの補償があり、配達時の追跡も可能となっております。もし不在であった場合の不在通知の投函後、時間を指定しての再配達も可能となっております。荷受の指示により転送や返送、配達の中止を無料で指示することができるようになっております。以上な点で郵便局のほうと協議いたしまして、ゆうパックを利用して配付しようとしております。その配付に対しまして、配達済み、配達完了のデータを提供していただけることとなっておりますので、利点が多いということでございます。封筒としては、A4の封筒を利用いたしてまして、利用できる店、町のほうからの案内も含めて商品券の配付をしようとしております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) それでは次に、プレミアム商品券は、地域経済応援事業として交付金6,000万円とお答えがありましたけれども、そのプレミアム商品券の費用対効果、利用期限などをお伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 太田産業経済課長兼農業委員会事務局長。 ◎産業経済課長(太田勝久君) お答えいたします。 地域経済応援事業の費用対効果ということで、1万8,000セットの13枚つづりを発行しますので、発行総額としましては2億3,400万円となります。これ昨年度もしておりまして、昨年度は1万8,000冊全てが完売しました。枚数にしまして23万4,000枚中23万3,321枚の利用がありました。率にしまして99.7%の利用がありまして、十分成果のあった事業と考えております。 発行総額が2億3,400万円ですので、それ以上のお金が町内のお買物で使われたことになります。この事業費が6,000万円でありますので、その額の4倍以上の額が町内で動いたことになります。 また、商品券プレミアム率の高い商品券が他市町村で見られますけれど、それは1セットしか購入できないなどの制限があります。石井町の場合は、1世帯当たり3セットまで購入できますので、町内経済活性化のため皆様のご協力をお願いしたいと思っております。 それから、先ほど使用期間についてお尋ねがありましたのでお答えします。使用期間は令和3年9月1日から令和4年1月31日までです。以上です。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) では、このプレミアム商品券は、商工会以外のお店でも使えるのかどうか、お伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 太田産業経済課長。 ◎産業経済課長(太田勝久君) お答えいたします。 商工会の会員と限ったわけではありません。商工会で募集しますが、商工会が、この議会が終わりましたら、取扱店の募集をします。新聞折り込みを入れますので、そこで申込みをして、登録いただいた店で使えるようになっております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 交付金を活用した経営継続支援策として、本町独自の個人事業者への支援についてはどのようにお考えなのか、お伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 太田産業経済課長。 ◎産業経済課長(太田勝久君) お答えいたします。 個人事業者への支援としましては、経済産業省の事業にはなるんですが、緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置に伴って売上げに影響を受けた事業者の方に給付金を支給します月次支援金があります。それから、徳島県になりますけれど、昨日の新聞折り込みにも入っていたかと思います、営業時間の短縮要請に協力した飲食店と継続的に直接、間接の取引がある事業者、タクシー事業者、自動車運転代行事業者に対して支援金を支給する徳島県飲食関連事業者一時支援金事業があります。それから、これも徳島県の事業であるんですが、新型コロナウイルスの感染拡大で影響を受けている理容、美容、クリーニング、公衆浴場の4つの業種で利用可能な徳島プレミアム生活衛生クーポンの発売を現在準備しているところと聞いております。 町の事業で新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業で、個人事業者への支援になるものとしましては、プレミアム率30%の商品券を発行する地域経済応援事業、それから、町内の加盟店で買物をすると、抽せんで景品が当たる宝くじ抽せん券を発行するふじっこちゃん宝くじ141事業、また、対象は主に飲食店とはなるんですけれど、町内の観光スポットや飲食店を掲載した石井町をPRする石井町観光グルメガイドを発行する事業は、個人事業者への支援になるものと考えております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) いろいろ詳しくご答弁いただきましたけれども、それで、今の繰越金、残金があるのか。今後、町民の方に向けた支援についてお伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 桃井総務課長。 ◎総務課長(桃井淳君) お答えをいたします。 今の3次配分の交付金、事業費と比べて余部があるかというようなご質問かと受け止めております。 今回の臨時交付金の3次配分でございますが、今年度の当初予算の分と今回6月補正分の臨時交付金の限度額が1億4,276万4,000円となっております。これに対しまして、本年実施を予定しております事業の総額でございますが、こちらが1億6,433万3,000円となっておりまして、総事業費のほうが臨時交付金額の限度額を約2,000万円上回っている状況でございます。なので、この予算額におきましては、交付金に余裕はないという状況でございます。 今後におきまして、新型コロナウイルスの感染の拡大がほぼなかった場合におきましては、施設の消毒費等を計上しております事業につきましては不用額が発生するものと見込んではおります。また、事業実施に必要な入札を執行した場合にも請負差金というのが少々発生するものと考えておりますので、結果として、事業費は若干の縮小は見られるかとは考えております。しかしながら、臨時交付金の額に余裕、差額を生じる、逆に臨時交付金のほうが出るのが高くなるというところまでの減少はしないものと考えておりまして、当初、また6月補正で上程させていただいております事業以外の実施というのが難しいものと考えておるところでございます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 繰越しになっている残金はないということでございますけれども、もし次の機会がありましたら、ぜひ住民の方に目を向けていただきたいと思っております。 次に、コロナウイルス感染症または感染症の疑いで仕事を休めば、国民健康保険の傷病手当があります。傷病手当の支給状況についてお伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 遠藤住民課長。 ◎住民課長(遠藤哲雄君) お答えいたします。 傷病手当につきましては、相談をいたしましたが、申請には至っておりませんので0件でございます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 石井町の方も感染があまりなくてよかったなと思っておりますけれども、知らん方もおいでると思います。厚生労働省から国民健康保険、介護保険などの保険税の減免や傷病手当の拡充などを打ち出しています。相談窓口では丁重な説明と、町民の方に広く周知徹底していただくように要望いたしますけれども、その周知方法についてお聞きいたします。 ○議長(井上裕久君) 内藤税務課長。 ◎税務課長(内藤泰典君) お答えを申し上げます。 国民健康保険税の減免制度の周知方法についてでございますが、まず、新型コロナウイルス感染症の影響による国民健康保険税の減免制度についてご説明させていただきます。 対象世帯及び減免額につきましては、新型コロナウイルス感染症により主たる生計維持者が死亡または重篤な疾病を負った世帯につきましては全額免除、また、新型コロナウイルス感染症の影響により世帯の主たる生計維持者の事業収入等のいずれかの減少額が前年の当該事業収入等の額の10分の3以上であること、世帯の主たる生計維持者の前年の所得が1,000万円以下であること及び減少することが見込まれる世帯の主たる生計維持者の事業収入等に係る所得以外の前年の所得の合計額が400万円以下であることの要件に該当する場合は一部軽減等になります。 対象となる保険税につきましては、令和3年4月1日から令和4年3月31日までの間に納期限が設定されている保険税でございます。申請方法等、詳しくは税務課までお問合せください。 ご質問の周知方法でございますが、先日の町長の町政概要報告をはじめ、明日発行予定の広報いしい6月号、ホームページ、アプリ及びいしい地域情報チャンネル等で行ってまいります。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 周知方法は、各納付書に案内通知を同封しておれば、実感として理解が得られると思います。ほかの町では、新型コロナウイルスワクチン接種のご案内の封筒の中に案内文を同封していました。周知方法として、ホームページ、アプリ、広報いしいなどといっても、理解が得られない高齢者もたくさんいると思います。今後については、直接我が物として感じられる、理解が得られるような方法でお知らせをしていただくように要望をしておきます。 次に、新型コロナウイルス接種についてお伺いいたします。 まず初めに、65歳以上の対象者のうち、ワクチン接種が終了された方はどのくらいおられるのか、お伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 河崎健康増進課長。 ◎健康増進課長(河崎洋子君) お答えいたします。 国が導入したワクチン接種記録システムVRSによる接種人数をお答えします。 これは、各医療機関が接種後、専用のタブレットで接種情報を読み取り、国や自治体が接種人数を随時把握できるシステムです。このワクチン接種記録システムによりますと、6月13日時点で石井町の65歳以上の登録対象者は8,766です。この分母となる対象者は転出入等の異動を反映し、システム内で随時更新されます。そして、1回目接種者が5,037で接種率57.5%、2回目接種完了者は986で接種率11.2%でした。以上です。
    ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) お答えありがとうございました。 第1回目の接種率が57.5%以上で、順調に進んでいることが分かりました。 それでは、高齢者には4月27日の予約から既に1か月半ほどたちましたけれども、まだ予約が取れていない方はどれぐらい残っているのか、把握されているのであればお答え願います。 ○議長(井上裕久君) 河崎健康増進課長。 ◎健康増進課長(河崎洋子君) お答えいたします。 新型コロナワクチンの接種は、予防接種法に基づく臨時接種となっていますが、接種は強制ではなく、努力義務となっております。また、受けたくても体質等で接種できない方も一定数いると思われることから、接種を希望するが、本当に予約が取れていない方の実数は把握しておりません。 しかし、6月に入ってから、保健センターやコロナ専用ダイヤルへ予約が取れないというお問合せがほとんどないことから、接種をご希望の方はほぼ予約できているのではないかと考えております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 新型コロナウイルスの接種は強制ではありませんけれども、しっかりと情報提供をしていただきたいと思います。 国は、65歳以上の希望する高齢者に7月末までに接種を完了すると言われておりましたけれども、私の知り合いに、92歳で独り暮らし、要介護2で月1回の往診ですけれども、今はヘルパーさんの支援もない状況でございます。往診時にコロナワクチンの注射を受けたいと伝えると、先生のほうからは、直接医院に予約の電話をするようにと言われたそうです。電話で予約ができても、医院に行くことができないのです。身寄りもなく、足が悪く、医院に行くこともできない状況の方はほかにもおられると思います。このような方に対して、行政としてどのような考えや対応をするのか、お伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 河崎健康増進課長。 ◎健康増進課長(河崎洋子君) お答えいたします。 町内の医療機関で65歳以上の方のワクチン接種が進められておりますが、寝たきり状態で通院できない方もおいでます。この場合、ワクチンを接種する手段として、医師による巡回接種の方法があります。まずは、かかりつけ医に巡回接種が可能かご相談いただきたいと思います。かかりつけ医が巡回接種していない場合は個別にご相談を伺うことも可能ですので、健康増進課までお問合せください。以上です。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 巡回接種が可能かどうか分かりませんけれども、本人の希望にかなうような方法で接種ができるようにしていただきたいと思っておりますけれども、上板町では、移動困難者の新型コロナウイルスワクチン接種について、ワクチンの接種場までのタクシー料金を上板町で支援いたしますのでご利用くださいと、各家庭に郵送された接種券に同封されていました。対象者は65歳以上の障がい認定や療育手帳、精神障がい者、保健福祉手帳の交付を受けている方、介護保険法による要支援1以上の認定者、総合支援事業対象者、運転免許証のない方などを支援するものです。これにより移動困難者の方は、何の心配もなく接種を受けることができます。 本町においても、上板町のように、ワクチン接種を希望する方への移動支援を求めますけれども、いかがでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 岡田長寿社会課長。 ◎長寿社会課長(岡田匡範君) お答えいたします。 町内の主治医の下でコロナワクチン接種に対して、高齢者が外出することが困難な方につきましては、現在、町が実施しております外出支援事業のタクシー助成券や、要介護1以上の方は介護タクシーを利用して接種いただけると想定をしておりました。しかしながら、他の自治体でタクシーやバスを使っての接種場所までの送迎を行う自治体があり、石井町としても、何か外出移動手段の支援はできないかと検討を行いました。 そこで、産業経済課と商工会がプレミアム付商品券を発行する計画がありまして、今回、高齢者ワクチン接種者に対して、多くの方が接種後となってはしまいますけれども、2回分の交通費相当分といたしまして2,000円の商品券を交付し、経済支援ができるようにということで高齢者生活サポート事業として補正予算を計上させていただきました。趣旨をご理解していただき、お認めいただきたいと思います。以上であります。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) ワクチン接種の足の確保として高齢者世帯生活サポート事業を活用するとのお答えをいただきましたけれども、2,000円はそれで終わってしまい、楽しみがなくなってしまうと思います。障がいをお持ちの方には満足が得られないと思います。北島町の高齢者支援金は、町内の店舗で利用できる商品券として配布するとなっております。私は、高齢者や障がいのある方などワクチン接種弱者には、上板町のような誰一も取り残さない心のこもった施策で、ワクチン接種を望むが心配なく接種できる体制を整えるべきだと考えますけれども、町長はどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 小林町長。 ◎町長(小林智仁君) 他の自治体の施策についてお答えする立場ではございませんが、石井町といたしましては、誰一取り残さないために、65歳以上の方を対象として2,000円分の商品券を発行しようと考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 生活保護利用者の方が新型コロナウイルス接種を受ける場合は、移送費を役場に申請することで支給対象になりますので、生活保護受給者の方には十分な周知をしていただくように要望しておきます。 それでは次に、生理の貧困の解消に向けた取組についてお伺いいたします。 経済的な理由で生理用品を買えない生理の貧困は、今回のコロナ禍の中で大きな問題になっています。子供たちが、保護者から育児放棄で生理用品を買ってもらえないケースや父子家庭で父親に言えないケースがあると聞きます。どの子も安心して学校へ通えるように、トイレットペーパーがトイレに備えてあるのと同様に、女子トイレには生理用品を整えるべきだと考えていましたが、今議会、新型コロナウイルス感染症対策衛生用品供給事業が計上されていました。早速の取組に共感します。 町長の町政概要報告の中で衛生用品を設置すると言われていましたが、どのような配置方法を考えておられるのか、お伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 奈良学校教育課長。 ◎学校教育課長(奈良貴美子君) お答えいたします。 小学校は4年生以上の女子トイレ、中学校は全ての女子トイレの個室に、衛生面を考え、半透明の蓋つきのケースを設置、また、ケースが設置できないところは巾着の中に入れ、配置します。以上です。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 学校の女子トイレの個室に衛生用品を用意するとお答えいただきました。学校関係者の方にはご苦労をおかけいたしますけれども、よろしくお願いいたします。 では、各学校の配付の予定数と、もし不足が出た場合の対応をお聞きいたします。 ○議長(井上裕久君) 奈良学校教育課長。 ◎学校教育課長(奈良貴美子君) お答えいたします。 全部で700パック分の予算を確保しています。初めての試みのため、もし不足等が出た場合については、事務局としては追加にて対応したいと考えています。以上です。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) 生理は命を育む重要な機能でございます。男女ともに学ぶことでお互いを大事にし合える関係が生まれると思います。生理用品はぜいたく品ではなく必需品です。生理の貧困という言葉がよく聞かれるようになりました。様々な面で女性に制約を与えている月経に対してタブー視されてきましたが、女性の心の健康に寄り添えるように、国も生理の貧困が問題になっていることを受けて、交付金の使途として生理用品の無料配付を加えたことが報道されています。 では、この事業は今年度限りの実施なのでしょうか。国からの補助金が終わっても継続していくのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(井上裕久君) 奈良学校教育課長。 ◎学校教育課長(奈良貴美子君) お答えいたします。 できるだけ継続していけるよう予算確保に努めたいと考えています。以上です。 ○議長(井上裕久君) 山根由美子君。 ◆12番(山根由美子君) できるだけ継続していくということで安心をいたしました。 女性は、毎月の生理用品代の負担に加え、生理前症候群や生理痛などの体の負担などを抱えています。生理の貧困はコロナ以前からあり、今後も継続的な支援が必要な事業でございます。これからも継続的な支援を求めまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(井上裕久君) 小休します。            午前11時40分 休憩            午後 0時59分 再開 ○議長(井上裕久君) 再開いたします。1番武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) 議長より登壇の許可をいただきましたので、通告書に従いまして一般質問させていただきます1番武市奈見子です。よろしくお願いいたします。 まず初めに、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方、ご家族の皆様にお悔やみを申し上げるとともに、罹患された方々に心よりお見舞い申し上げます。 新型コロナウイルスワクチンの円滑接種についてお伺いいたします。 まず、長引くコロナ感染拡大の中、医療、介護、障がい福祉従事者の皆様におかれましては、国民の命と暮らしを守るため、感染リスクと闘いながら強い使命感を持ち、誠心誠意取り組んでいただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。そして、新型コロナウイルス感染の終息の鍵を握るとされるワクチン接種を担う医療従事者の皆様をはじめ関係者の皆様におかれましては、通常業務に加え、安心して接種できる接種体制の整備にご尽力を賜り、心より感謝申し上げます。 さて、新型コロナウイルスワクチン接種ですが、本年2月より、まず医療従事者向け先行接種が開始され、現在、各自治体における高齢者向けワクチンの本格接種が始まりました。ワクチンの供給時期や量などの情報が二転三転する中、官民挙げた総力戦でのワクチン接種の加速に、接種計画や接種体制の整備について見直す必要を迫られ、多くの課題を抱えていると思われます。 ここでお伺いいたします。新型コロナワクチンを円滑に推進していくためには、ワクチンの供給について、綿密な計画と迅速かつ細心の注意を払った配送が必要になってきます。本町におきましては、各医療機関関係者の皆様のご助力のおかげで、かかりつけ医で安心して接種できる個別接種となっておりますが、本町へのワクチンの納入予定日とワクチン供給量が確定され、各医療機関へ届くまでの配分計画や配送日、配送全体の流れについてどのように構築し、明確化されていますか。 そして、接種を受けられる際に、あらかじめ予診票の記入ができていないことも想定されますが、各医療機関のご負担軽減のためにも、事前に記入していただく必要があると思われますが、どのような周知徹底が行われていますか。以上2点合わせて健康増進課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 河崎健康増進課長。 ◎健康増進課長(河崎洋子君) お答えいたします。 1点目のワクチンの供給について、現在、国が供給しているファイザー社のワクチンは、V-SYSというワクチン接種円滑化システムを用いて流通管理を行っております。市町村は、システム上で県及び国にワクチンの必要量を要望し、国は県にワクチンの配分を行います。次に、配分を受けた県はワクチンの分配調整を行い、システム上で各市町村にワクチンを分配します。その後、ディープフリーザーが配置された町内医療機関にワクチンが納品されます。納品後は、各医療機関から2週間ごとに必要なワクチン量を町に報告していただき、町は在庫管理を行いながら、各医療機関にワクチンを小分け配送しております。ワクチンの配送日は、温度管理や日数管理が必要なことから、医師会の先生方と協議し、週2回配送するルールで明確化されております。 また、2点目の予診票につきましては、医療機関のスタッフの皆様の負担軽減とスムーズなワクチン接種ができるように、個別通知や新聞折り込み、ケーブルテレビの地域情報チャンネル(i-チャンネル)等、様々な機会を通じて、接種される皆様に予診票の事前記入をお願いしてきました。今後とも引き続き周知を行いたいと思います。以上です。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 ワクチン接種の安心・安全、円滑接種を進めるために、ワクチンの配送や保管や取扱いの細心の注意が必要と思われます。たくさんの町内の方から、かかりつけ医でワクチン接種できるのは大変ありがたいと喜びのお声をお聞きするとともに、町外に住む方で本町にかかりつけ医がいらっしゃる方から、石井町のが羨ましい、石井町民の接種が終了した後でもいいから、自分も石井町内のいつもの内科で接種したいとのお声もお聞きいたしました。 全国的にワクチン接種に当たるマンパワー不足が問題になっている中、本町におきましては、医療機関関係者の皆様のご尽力のおかげで、現在、スムーズに接種が進んでいるとお聞きしております。今後ともよろしくお願いいたします。 引き続きお伺いいたします。接種券と同封している案内通知については、大きな文字で、かつ内容の明確化、そしてワクチン接種については、迅速かつ丁寧で分かりやすい情報発信が必要だと思います。今後、64歳以下の方への個別通知の発送が始まり、いよいよワクチン接種が加速されますが、円滑接種のための本町の案内状や情報発信における配慮について、健康増進課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 河崎健康増進課長。 ◎健康増進課長(河崎洋子君) お答えいたします。 65歳以上の方にお送りした新型コロナウイルスワクチンの個別通知につきましては、接種券や予診票、お知らせ文書の一部が国の規定様式で作成することが定められていたため、文字が小さい部分があったと思います。 そこで、町が独自に作成、同封いたしました通知文や新聞折り込みは、文字のサイズを大きくし、分かりやすい内容となるように配慮いたしました。また、個別通知でお知らせできないワクチンの在庫状況や高齢者施設入所者等への優先接種の実施、2段階に分けた通知発送について、地域情報チャンネルで町長から動画による説明をさせていただいたことで、住民の皆様のワクチン接種へのご理解がより深まったのではないかと思います。 今後、発送させていただく64歳以下の方の個別通知につきましても、分かりやすい内容で必要な情報をお届けできるようにしたいと思います。また、ホームページや地域情報チャンネル、アプリ等を用いて、丁寧で分かりやすい情報発信に努めたいと思います。以上です。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 高齢者からの接種スタートということもあり、案内状の説明は分かりやすいのだろうか、また、文字が小さいと見えづらく、予診票に記入するのに支障があるのではないだろうかと危惧しておりましたところ、町独自に文字サイズの拡大化や内容の明確化に努めていただいたとお聞きし、安心いたしました。また、報道等でワクチン接種の様子が取り沙汰されているのを目にし、本町のワクチン接種の状況について気になっていたところ、i-チャンネルやいしいアプリにて、まずは高齢者施設入所者より優先接種スタートするという旨を知りました。見える化されていることで理解しやすく感じました。 引き続きお伺いいたします。今後始まる64歳以下の方のワクチン接種がスタートするに当たり、これまでに比べ予約人数の増加や勤務されている方、育児をされている方、学生さんなど取り巻く環境も様々です。 そこで、今後、予約方法はどのように行うご予定ですか。また、人数が増加すると医療機関の負担も増加すると思われますが、通常診療や業務に差し障りがないようご負担軽減のためには、事前の正確な予診票記入がこれまで以上重要になってまいります。現段階では、ご高齢の方や障がいのある方の中には、予診票の事前記入が難しい方も多くいらっしゃったと思われます。今後、発送分について、これまでの事例を基に、医療機関に行く前にあらかじめ予診票に記入をしていただくための改善策はございますか。以上2点合わせて健康増進課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 河崎健康増進課長。 ◎健康増進課長(河崎洋子君) お答えいたします。 65歳以上の方の新型コロナウイルスワクチンの接種予約は、各医療機関に電話予約していただく方法を採りました。しかし、64歳以下の方につきましては勤務されている方が多く、日中に電話しにくいため、利便性の高いウェブ予約やコールセンター予約ができるように準備中です。詳細が決まりましたら、個別通知やホームページなど様々な媒体でお知らせしたいと思います。 次に、予診票記入については、個別通知の中に予診票記載時に注意していただきたいことというふうなまとめた注意書きを同封する予定でございますので、まずは注意書きを確認しながらご自身でご記入をお願いします。記入の仕方が分からない場合は、個別通知に記載の新型コロナワクチン専用ダイヤルにお問合せいただきましたら、丁寧にお答えしたいと思います。以上です。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 通常業務の上に、円滑ワクチン接種が進むようウェブ予約、コールセンター予約などの準備、また、予診票に同封されている案内状の文字サイズを大きくしたり、注意書きを同封してくださったりと、住民目線でのきめ細やかな配慮に感謝いたします。そして、接種を受ける私たちも、一日も早いコロナ終息のため、円滑なワクチン接種に向け、心を一つに正確な予診票の記入など、自分はもちろんのこと、家族や周りの方と声を掛け合いながら情報を共有し、取り組むことが必要と感じました。 引き続きお伺いいたします。現在、個別接種においては、ファイザー社のワクチンが使用されていますが、2回接種が必要とされ、今後、武田/モデルナ社のワクチンも流通してきた場合、間違って1回目と2回目に違うメーカーのワクチンを接種することのないようにするためにどのような対策が取られ、また、安全にワクチンを接種するために、医療機関等がどのような取扱いの徹底を図っているのかをお答えください。健康増進課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 河崎健康増進課長。 ◎健康増進課長(河崎洋子君) お答えいたします。 現在、市町村ではファイザー社ワクチンを使用しておりますが、接種後に、持参した接種券台帳の右側に予防接種済シールが貼られます。これは予防接種済証といいますが、いつ、何のワクチンを、どこで何回受けたのかを証明するものです。この予防接種済証を接種会場の受付で職員が確認することで、異なるメーカーのワクチンを2回目に接種するといった間違いを防ぐことができます。 このほか、医療機関等の接種会場では、予防接種を適切に実施するため、受付時に本人確認やワクチンの種類と回数、接種対象年齢であるか、直前の予防接種実施日や前回の予防接種実施日からの間隔の確認、予診票の記載漏れの有無など厳重にチェックすることとなっております。 また、問診、予診、接種、接種後の観察時間等全ての行程において、医師、看護師、事務従事者が分担し、ダブルチェックを行い、安全に接種ができるようにご協力をお願いしています。 接種医療機関では、様々な安全対策を講じていますが、接種を受けられる皆様におかれましても、個別通知に記載された注意書きをよく呼んでいただき、接種を受けていただきますようお願いいたします。以上です。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。安全に接種できるように幾重にも対策が取られていることが分かりました。 厚労省のホームページにて、原則として、同じ医療機関での接種を促していますが、1回目接種と2回目接種の間に転勤や急な引っ越しも考えられます。安全な接種に向け、接種を受ける私たち自身も細心の注意を払うことが必要と感じました。 引き続きお伺いいたします。本町においては、第1弾で配分された新型コロナウイルスワクチンが1箱と非常に少なかったことから、最も効果的かつ効率的な接種を行うため、高齢者施設の入所者と従事者に優先的にワクチンを接種することでクラスターの発生を防ぐ取組をされました。このように、今後、本町として次に優先的にワクチン接種を検討されていることがありましたらお聞かせください。健康増進課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 河崎健康増進課長。 ◎健康増進課長(河崎洋子君) お答えいたします。 国の接種順位の基本的な考え方は、重症化リスクの大きさを踏まえ、1、医療従事者への接種、2、高齢者への接種、3、高齢者以外で基礎疾患を有する者と高齢者施設等の従事者への接種、4、それ以外の者に順次接種することとなっておりますが、本町では、医療従事者、高齢者施設入所者とその従事者、65歳以上の方のワクチン接種が順調に進んでいることから、今後、どの段階の方のワクチン接種を優先して行うかを検討しました。その結果、町内の高齢者居宅サービス事業所及び障がい福祉系の訪問系サービス事業所等の従事者で、ワクチン接種を希望される町民の方の接種を優先することとしました。 その理由といたしましては、感染すると重症化しやすい高齢者のご家庭を訪問し、必要な介護等のサービスを提供していることと、万一、従事者が感染した場合、途切れては困る介護等のサービスが提供できなくなることを未然に防ぐためです。次の接種順位である基礎疾患を有する方で、早くワクチン接種を希望される方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、感染症の重症化と蔓延を防止するため、ご理解、ご協力いただきますようよろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 介護従事者の方より、介助の際など、どうしてもとの距離が近く、認知症が進む方などはマスクの着用も難しいので、日々コロナ感染リスクとの不安と闘いながら業務に当たっているとか、多くのの命を預かっているので、テレビでGo To Eat、Go To トラベルと出かけているのを目にしたけれども、自分が感染してしまうとクラスターにつながるから外出は控え、買物さえもが少ない時間に短時間で済ませている、早くワクチン接種してほしいなど、コロナ禍以前の明るい笑顔は消え、疲れた表情で一日も早いワクチン接種を希望している方にたくさんお会いし、悲痛なお声を聞くたび、コロナのもたらした大きな影を思い知らされ、心が痛みます。 また、海外の学校の入学時期は9月が一般的ですが、海外の学校に進学や留学する際には、ワクチン接種2回完了が義務づけられているともお聞きいたしました。今後、そのような事情がある方が本町にいらっしゃいましたらご相談に乗っていただき、ご協議いただけたらと思います。 続きましてお伺いいたします。移動困難者や視覚、聴覚障がい者の方々の安全・安心のワクチン接種のためには、訪問接種やタクシーの利用、手話通訳、筆談ボードなどきめ細やかな配慮が必要だと思います。移動困難者や視覚、聴覚障がい者の方々のワクチン接種に当たっての支援について、福祉生活課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 麻植福祉生活課長。 ◎福祉生活課長(麻植智子君) お答えいたします。 障がいがある方につきましては、障がい福祉サービスなどの利用を想定しております。日頃受けられているサービスを利用して支援を受けていただけるようお願いいたします。 また、ワクチン接種につきましては、移動困難な方で自宅で寝たきりの方の場合は、医師の巡回接種で受けていただくことも可能ですので、主治医の方にご相談いただけたらと思います。 移動が可能な方の場合は通院等乗降介助、視覚障がいがある方の場合は同行援護を利用していただくことができます。聴覚障がいがある方の場合は、手話通訳者や要約筆記者の派遣を依頼することができますので、事前に福祉生活課にご相談ください。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 障がいがある方お一お一状況が違い、必要となるサービスもそれぞれ違うと思います。様々な自治体が様々なサービスを地方創生臨時交付金を使ってワクチン接種に活用しています。今後とも障がいのある方への副反応等を含めたワクチン接種の分かりやすい情報提供、きめ細やかな配慮をよろしくお願いいたします。 コロナワクチンのファイザー製、モデルナ製のどちらも発症を防ぐ効果は95%前後、重症化を防ぐ効果はほぼ100%と、インフルエンザワクチンでは、重症化を防ぐ効果は50%から70%ということと比べましても、コロナワクチンの効果の高さは目をみはるものがあります。集団免疫獲得によりコロナ終息が期待されます。しかしながら、まれに副反応等が起こり得るので、様々な理由で接種を戸惑う方、体質等で接種できない方もいらっしゃると思います。そのような方が非難されることは絶対にあってはならないと考えます。 続きましてお伺いいたします。ワクチンロスを防ぐ体制の構築化と、キャンセルや使用期限の対策について、総務課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 桃井総務課長。 ◎総務課長(桃井淳君) お答えをいたします。 ワクチン接種の急なキャンセルが発生いたしまして、医療機関において代わりに接種するを見つけることが困難な場合の対策についてご説明申し上げます。 ワクチンの廃棄を極力防ぐことと併せて、コロナ感染によりまして本町の行政サービスが停滞することを防ぐために、本町職員と町関係団体の職員のうち、原則として本町に住所を有しまして、またワクチン接種する意思のある者の中から優先順位を設けまして、急なキャンセル発生時でも、代わりの接種者を確保する体制を今つくっておるところでございます。 職員の優先順位でございますが、現在のところは、介護や障がい支援区分の認定調査員、また社会福祉協議会職員やワクチン接種の業務に従事する職員、幼・保施設などの職員など主に福祉、衛生、子育て分野の業務に従事する職員を接種候補者といたしまして、キャンセルされた日時に接種可能な者より接種を始めております。ただし、これはあくまで急なキャンセルが発生いたしまして、代わりに接種するを見つけられない場合のやむを得ない措置でございまして、決して町民の方々よりも町職員等を先に打とうというような趣旨ではないということにご理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 また、ワクチンの使用期限の対策でございますけれども、ファイザー社のワクチンの使用期限は製造から約6か月となっております。本町に届く時点では約3か月超の使用期限を有している状態になっておりまして、使用期限の近いものから接種をしていくということで、未使用のワクチンが使用期限を過ぎてしまうというようなことがないように適切な管理に努めていこうと考えております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 コロナ感染拡大の終息の鍵となる貴重なワクチンです。また、1回のワクチンの裏には、たくさんの方のご尽力があります。今後、64歳以下の方の予約が本格的にスタートした際、お仕事や育児などにより急な予定が入ることも想定されますが、ワクチンが無駄にならないように、関係者の皆様のご負担を増やさないよう、接種を受ける側も確実に接種可能な日に予約するよう心がけていただけたらと思います。もし予定が入ってしまったら、分かった時点ですぐにキャンセルの連絡を取るようお一お一の心がけが大切かと思われます。 続きまして、慰労金についてお伺いいたします。 昨年、政府は第2次補正予算で、感染による重症化リスクの高い高齢者への接触をしている医療、介護、障がい福祉の分野で働く方に、職種に制限なく、また正規職員、非正規職員に関係なく慰労金が支給されました。医療、介護、障がい福祉に従事される皆様の姿に勇気や希望をいただいた方は計り知れず、また、心身とも大きな、大きな疲弊に対し、ほんの僅かでも国民の感謝の気持ちを伝えられたことに対し、ほっといたしました。 一方、幼児保育に携わられている方ですが、お子様を抱きかかえたり、接触する機会も多いのと、若い保護者の方と接する機会も多く、日々感染リスクと闘いながら使命感の下、懸命に働いてくださっております。保育分野が支給対象から外れたことは本当に残念です。慰労金支給された当時は、若年層の発症数も少なかったのですが、本年に入り、変異株のウイルス蔓延により若年層の発症数が急増しております。その上、発症を防ぐ効果が95%以上と言われるワクチン接種ですが、11歳以下は、現段階では外れてしまっております。 全国的に昨年の第2次予算での国の施策より外れたことへの救済措置として、自治体単独で国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充て、現金や地域商品券を保育所、認定こども園、幼稚園、幼児保育事業、緊急的な一時預かり事業、放課後児童クラブ、児童館、地域子育て支援拠点事業など公立、私立を問わず支給しているところもございます。 本県におきましても、北島町は、私立認可保育園に勤務する保育士、管理栄養士、事務職員など155に北島町商工会加盟店で使える1万円の商品券を支給し、コロナ禍でも休むことができず、少しでも光が当たり、ありがたいと喜ばれております。 ここでお伺いいたします。昨年の第2次補正予算での慰労金支給対象から外れてしまった幼稚園、保育所、学童保育、放課後子ども教室などソーシャルディスタンスを保ちづらい小さなお子様に接する機会の多い職種に従事されている方々に慰労金もしくは石井町内で使える商品券を支給されるご予定はございますか。子育て担当参事、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 黒川参事。 ◎参事(黒川浩君) お答えいたします。 保育所や幼稚園などでは、他の幼児との接触や遊具等の共有等が生じやすく、また、教えられて身につく時期ではないことから、幼児が感染症予防の必要性を理解できるよう説明を工夫しなければならないなど先生方には感染症対策にご尽力いただいており、心より感謝申し上げさせていただきます。 これまで幼稚園、保育所、学童保育、認定こども園に対しましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを活用し、新型コロナウイルス感染症対策のための保健衛生用品の購入経費を中心にサービス提供のサポートをさせていただいており、感染予防とともに先生方の負担の軽減にも少なからずつながっているものと考えております。 ご質問をいただきました慰労金につきましては、先生方の負担増は全国的なものということでございます。国や県にて事業化がされ、財源確保をしていただければということで考えておるところでございまして、要望等を行う機会がございましたら、事業化の要望などを行わさせていただきたいと考えております。 また、先生方の負担軽減につながる国や県の補助金について、継続して情報収集には努めてまいり、しっかりとしたサポートを行ってまいりたいと考えております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 お子様に関わる仕事をされている皆様におかれましては、感染リスクの不安を抱え、心身に負担がかかる中、コロナ禍で休むこともできず、ただただ社会経済活動を支えるという強い使命感の下、働き続けてくださることに深く感謝いたします。また、全国的に保育士不足が深刻な問題となっているこのときに、使命感を持ち、本町にて子供を産み育てやすい石井町の環境づくりをお支えいただき、心より御礼申し上げます。そして、昨年の国の施策の慰労金支給より外れてしまったお子様に関わられているお一お一の誠心誠意の取組に対して、町独自の慰労金または商品券の支給を検討いただくことをお願いして次の質問に移らさせていただきます。 続きまして、コロナ禍での成人式の運営についてお伺いいたします。 たくさんの方が年月をかけ、一つ一つ積み上げてきた努力の結晶でもある当たり前の日常、常識が長引くコロナ感染拡大により覆され、大きく変わってしまいました。晴れやかに行われるはずの数々の式典も、各種イベントも、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止、延期となっております。 本町におきましても同様で、昨年よりたくさんのご質問、ご意見を頂戴いたしたのが、私自身、二十歳の一息子がいることもあり、延期になっている成人式についてです。本議会におきまして町長より町政概要にて、成人式について、成人式実行委員会とご協議いただき、新型コロナウイルスワクチンの接種、他の市町村の動向も踏まえた上で来年1月2日に、午前中に延期していた成人式を、同日午後に、本年度二十歳を迎える方々の成人式を開催予定とのご報告がございました。 早速、ご心配されていた方々にお伝えしたところ、皆さん大変喜ばれてまして、中止の判断をする自治体があった中、延期の対応に大変感謝されているお声や、当初の予定どおり本年開催していたとしたら、コロナ感染リスクを考え、参加しないと言っていた娘さんも、来年なら参加したいと楽しみにしているとのお声、と同時に、様々なご質問やご意見も頂戴し、関心の高さがうかがえました。 少子化の時代にあって、未来を担う新成人の皆様をお祝いする成人式が晴れやかに執り行われることは、ご本人様はもちろんのこと、今日まで大切に愛情を注ぎ続けてこられたご家族様、周りの皆様は大変心待ちにされていたと思います。 ここでお伺いいたします。対象者、場所、時間について、社会教育課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 川端社会教育課長。 ◎社会教育課長(川端裕之君) お答えいたします。 令和3年成人式の対象者は262、令和4年の対象者は277であります。例年同様、1月2日に、場所は中央公民館藤ホールで行います。時間は、令和3年成人式を午前9時45分、令和4年成人式を午後3時からの開始予定としております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 成人式に開催については、該当の皆様、ご家族の方の関心が高く、お着物のレンタルや着つけ、美容院などの予約のため、開館時間のお問合せをたくさん頂戴いたしました。そこでお伺いしたところ、早急にご協議いただき、決定してくださり、感謝申し上げます。 2部形式とはいえ、例年の倍の方が予約をするとなると、例年より集中されると思います。午前と午後との時間差が少ないと、午後の部であっても、午前中の早い時間に美容室の予約も考えられ、混雑も考えられました。午前の部と午後の部で十分時間差があり、安心いたしました。 続きましてお伺いいたします。県外在住の本町出身者を含める該当者へのご案内方法と出欠の掌握、また、ほかの自治体で行われております出席されるご本人様や保護者の方の接触確認アプリの登録、PCR検査、コロナウイルスワクチン接種などの事前準備について、社会教育課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 川端社会教育課長。 ◎社会教育課長(川端裕之君) お答えいたします。 例年、該当者への案内は、11月1日現在での住基情報を基に案内はがきを発送しております。また、町外在住者で連絡のあった方についても、同様のはがきを指定の住所に発送しております。出欠につきましては、当日受付にて対応しています。接触アプリ、PCR検査、コロナウイルスワクチン接種は、出席するための条件としては必須ではないと考えております。 また、事前準備につきましては、出席される全ての方に式前2週間の検温、健康観察など新型コロナウイルス感染症対策を、感染拡大予防のため特に徹底していただくことをお願いしたいと思います。以上です。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 出欠の確認、ワクチン接種、PCR検査、接触アプリの登録などの事前準備は必須ではないとのご答弁をいただきました。半年後の感染状況にもよると思われますが、成人式の出欠にかかわらず、新型コロナウイルス感染拡大の終息の鍵を握るのが、新型コロナウイルスワクチン接種と思われ、若年層の方の接種率を上げることが大きなポイントと思われますので、コロナウイルスワクチンの副反応等を含む正しい知識とともにワクチン接種の啓発をお願いいたします。 引き続きお伺いいたします。感染対策の呼びかけや事前準備、当日の流れ、終了後の注意事項などのガイドラインの作成の有無と周知方法について、社会教育課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 川端社会教育課長。 ◎社会教育課長(川端裕之君) お答えいたします。 感染対策の呼びかけにつきましては、行政から皆様への呼びかけと同様のものになると考えております。ガイドラインの作成については考えておりません。 当日は、午前と午後の2部制になっておりますので、午前の部が終了後、速やかに会場全ての座席及び手すり並びにトイレ、受付等のアルコール消毒を徹底し、舞台転換を行った上で午後の部の対象者を迎え入れたいと思います。入場時及び会場内ではマスクの着用と手指消毒の義務づけを考えております。退場時は、密を避けるため、地区ごとに分けて間隔を空けての退場案内を行います。 また、式典後は、例年、玄関付近で密になっている状況が多く見受けられます。感染防止対策のため、密集しないよう、可能な限り速やかな帰宅を促したいと考えております。 最後に、周知方法につきましては、広報いしい、ホームページ、いしいアプリ、i-チャンネル等を活用して、順次、段階的に広報に努めたいと考えております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 従来と異なり、2部形式で同日に午前と午後の2回の式典、その上、新型コロナウイルス感染対策の徹底もあり、スタッフの方の負担は大きいかと思われます。 ここでお伺いいたします。スタッフの方は、午前と午後で同じ方がつくのでしょうか。また、作業も多いと思われますが、人数は従来と比べてどうなのでしょうか。そして、スタッフの感染対策について、社会教育課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 川端社会教育課長。 ◎社会教育課長(川端裕之君) お答えいたします。 午前午後でほぼ同じスタッフでの対応となります。作業等につきまして、議員ご指摘のとおり、例年よりはるかに多くなると予想されます。つきましては、例年より増員して対応したいというふうに考えております。 なお、当日スタッフにも、出席者と同様の式前2週間の検温の実施、体調管理を促します。また、手袋、フェースシールド、マスクの着用等及びアルコール消毒を含めた感染防止対策のさらなる徹底を追求したいと考えております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ご答弁ありがとうございました。 引き続きお伺いいたします。入場前の検温の際、ご本人様、保護者の体温異常が見られた場合の対応について、社会教育課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 川端社会教育課長。 ◎社会教育課長(川端裕之君) お答えいたします。 非接触型体温計での体温が37度以上ある方は、さらに接触型体温計で測っていただきます。再度の検温で37.5度以上の体温が認められる場合は、会場への入場をお断りしなければならないというふうに考えております。これは、新成人の方や保護者、ご家族全ての方の命を守り、安全・安心を確保するための慎重な感染拡大予防策でありますので、ぜひともご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 心待ちにされていた成人式で、ご本人様また保護者のどちらかに体温異常が見られても、双方の動揺は大きいかと思われます。コロナ禍に既に開催された他の自治体の例なども参考に、あらゆる場面を想定いただき、慎重にご協議いただけたらと思います。 続きましてお伺いいたします。新型コロナウイルス感染拡大状況により、万が一、開催を断念した場合の周知について、社会教育課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 川端社会教育課長。 ◎社会教育課長(川端裕之君) お答えいたします。 周知方法につきましては、広報いしい、ホームページ、いしいアプリ、i-チャンネル等を活用して、速やかな広報に努めたいと考えております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 続きましてお伺いいたします。成人式で受付の際にお渡しする書類等についてお伺いいたします。 コロナ感染拡大により、大学生はオンラインでの授業やサークルの自粛などとの交流機会が減っています。3月の厚生労働省の発表によると、2020年の自殺者数は、リーマン・ショック以来11年ぶりに増加、中でも女性や若者の自殺が増えているそうです。本町の未来を担う新成人の皆様の中にも様々な悩みを抱えている方がいらっしゃると思います。本町に生まれ育った大切な宝である皆様が間違った選択をすることがないよう、悩み相談窓口の電話番号やLINEなどのSNSの案内を同封するご予定はございますか。 また、コロナ禍でテレワークが進む現在は、地方移住・定住のニーズが高まっております。住み心地ランキング四国ナンバーワンの本町の魅力発信のために、就職の際やふるさと納税の際に本町を思い出していただくきっかけの一つとして、改めて本町の魅力を知っていただく冊子などを同封するご予定はございますか。社会教育課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 川端社会教育課長。 ◎社会教育課長(川端裕之君) お答えいたします。 石井町を知って、もっと好きになっていただくため、今年度は、いしいのみらい、石井町観光ガイド、ふるさと納税のご案内を新成人の方に毎年お渡しする記念封筒がございます。その中に同封したいと考えております。 また、悩み相談窓口等のご質問の件ですが、新型コロナウイルス感染に関して不安を感じていらっしゃる方へという相談窓口を県のほうが開設しております。そちらの案内も併せて同封したいと考えております。以上です。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 輝く未来に大きな夢と希望を抱き、勝ち取った大学生活や勤務先、そこに新型コロナウイルスという突然先の見えない影が落とされ、描いていた生活とは程遠いものとなり、人生の大きな節目となる晴れやかな成人式も期日未定の延期となりました。大きく変化した生活様式、テレビやネットからあふれる不確かな情報にさらされ、ストレスや疲れを自分でも気づかないうちに抱え込み、誰もがメンタル面の不調になり得る状況です。 しかしながら、本町で生まれ育った子供たちは、コロナ禍で大変だからこそ、心と心のつながりの大切さや違いを認め合い、尊重し合う中で信頼関係を築くことの重要性など得たものも多く、大きく成長した姿で成人式に参加されると確信いたします。 関係者の皆様におかれましては、コロナ禍で感染症対策等大変と思いますが、来年1月2日に開催される成人式が、対象の全ての皆様やご家族にとって、いつまでも心に刻まれ、長い人生において、苦しいときやつらいときに、ふと思い出す、また歩き出す力となる祭典となるようよろしくお願いいたしまして、次の質問に移らせていただきます。 続きまして、防災対策についてお伺いいたします。 近年、日本の気候は大きく変わり、豪雨の増加傾向が見られ、それに伴い、広域的かつ同時多発的に河川の氾濫、崖崩れ、土砂災害による甚大な被害をもたらすようになりました。本年、四国は統計開始以来最も早い5月15日に梅雨入りし、今後、大雨や台風の発生も心配されます。 地震と違い、台風、大雨は事前にある程度対策が取れます。どのタイミングで、いかに素早く行動できるかが命を守る最重要課題だと考えます。それにはまず、平常時に自分が住んでいる地域の地形や今まで起こった自然災害被害を知り、ハザードマップなどで今後の大雨などによる被害を予測し、避難場所や避難ルートも確認し、備蓄品の準備、マイ・タイムラインの作成をしておくことが逃げ遅れゼロにつながると考えます。 マイ・タイムラインとは、事前の防災行動計画とも呼ばれ、台風や大雨等の水害が起きると予測されるとき、いつ、誰が、何をするかをあらかじめ決めておくスケジュールのことです。茨城県常総市では、平成27年9月に発生した関東・東北豪雨で鬼怒川の決壊により広範囲にわたり浸水し、ヘリコプターなどで救助される様子がテレビ等で報道され、4,000以上のが逃げ遅れたことを教訓とし、マイ・タイムラインの取組が始まりました。 このマイ・タイムラインにつきましては、2019年の9月議会にてご説明と取り入れている自治体や小・中学校の様子をご紹介させていただき、本町においても推進の提案をさせていただいたところ、危機管理課長がすぐさま対応してくださり、ホームページ、いしいアプリにてご紹介、周知を図ってくださいました。また、本年3月に町内全戸配布になった防災ハザードマップにも、マイ・タイムライン記入カードが同封されておりますし、いしいアプリ等でダウンロードもできます。 防災ハザードマップにもマイ・タイムラインの作成例はございますが、詳しい作成の仕方は、いしいアプリの災害防災情報のページを開いていただき、一覧を出すと、2019年9月18日に危機管理課で作成いただいたマイ・タイムラインをつくりましょうというところを開き、マイ・タイムラインの検討の進め方や外部リンク、国土交通省のホームページの紹介もあり、丁寧で大変分かりやすいです。 2019年当時、ホームページを見て実際に作成された方より、家族で話合いながら作成したことで防災意識が高まったとか、あらかじめ誰が、いつ、何をするか決めたことで、大雨の予報が出ても、マイ・タイムラインの表を見て行動するから不安が少なくなったとか、家族で話し合う中で、まず自分が確実に避難することが大事と思ったなどうれしいお声を頂戴いたしました。 ここでお伺いいたします。防災ハザードマップに同封していただいたマイ・タイムライン記入カードのサイズが大きかったら記入しやすかったというお声を頂戴いたしました。また、マイ・タイムラインをつくりましょうのページを紹介すると、ウェブ版防災ハザードマップからすぐにそのページが開けたら、もっと便利になるとのお声も頂戴しました。この点について、危機管理課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 三河危機管理課長。 ◎危機管理課長(三河和彦君) お答えいたします。 今年度3月にお配りさせていただきました、この石井町総合防災ハザードマップですけれども、ステップ1、災害ごとの危険を知る、ステップ2、防災行動を確認する、ステップ3、自分の行動を考える、こういったことから、早めの避難行動につなげるというところでさせていただいてますが、その中のステップ3、自分の行動を考えるためのツールの一つとして、このマイ・タイムラインの記入カードをハザードマップのほうに同封させていただいております。 事前に具体的な防災行動を考えることの大切さをご理解いただくとともに、記入カードにつきましては、サイズ的なことにつきましては、拡大コピーやホームページからの拡大印刷等、また、あるいは別のいろんな用紙を使っていただいても構わないかと思いますので、そういった方法で対応いただければと思います。 また、マイ・タイムライン紹介のページにつきましては、ホームページの掲載からだいぶ日にちもたっておりますし、リンク先の確認も含め、少しでも使いやすくなるように早急に対応したいと考えております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 小休します。            午後1時53分 休憩            午後2時20分 再開 ○議長(井上裕久君) 再開いたします。武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 2019年の議会にて、常総市では、水防災を意識する社会の再構築の取組の一環として、平成29年9月1日防災の日より毎年、市内の小・中学校一斉学校防災訓練の枠組みにおいて、6校830名でマイ・タイムラインを作成、その取組は国土交通省関東地区下館河川事務所のホームページにも紹介があります。そして、学校や防災教育で活用できる小・中学生向けマイ・タイムライン検討ツール、逃げキッドの件を紹介させていただきました。本町において、小・中学校にてマイ・タイムラインの作成を提案させていただきました。防災教育年間指導計画における学習時間の中で、マイ・タイムラインを学ぶことを学校と協議していきたいとのご答弁をいただきました。 ここでお伺いいたします。学校の防災教育において、マイ・タイムラインを取り入れていらっしゃいますか。また、今後のご予定を、学校教育課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 奈良学校教育課長。 ◎学校教育課長(奈良貴美子君) お答えいたします。 昨年2月頃より新型コロナウイルス感染症が流行し、4月には全国緊急事態宣言が発令、学校臨時休校措置の要請が行われるなど、新型コロナウイルス感染症予防対策やGIGAスクール構想の期間短縮等、学校現場における転換期の時期であったことから、現在、学習の中でマイ・タイムラインを生かすまでには至っていません。 しかしながら、災害についても大事なところと思いますので、まずは学校長と検討を始めたいと思います。なお、防災教育について、各小・中学校では防災教育年間指導計画を策定し、学級活動の時間や特定の教科の時間を利用して防災教育を実施し、児童・生徒の防災意識を高めるよう努めています。以上です。
    ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 コロナ禍でも、災害は関係なく起こります。また、コロナ禍だからこそ、より安全に避難することが求められております。生徒・児童の皆さんが自分の住んでいる地形、災害リスクを知り、マイ・タイムラインの検討で気づき、自分の身は自分で守るための行動を具体的に考え、友達と話し合うことでご自宅に持ち帰り、ご家族と防災について話し合うきっかけとなり、それが家庭から地域へ広がることが災害に強いまちにつながると考えます。まず、一が自分の命は自分が守るとの覚悟の下、本気の準備が伴わないと、逃げ遅れゼロにはつながりません。児童・生徒の皆様の防災行動への純粋な姿勢は必ず大人を動かすともに、小さいときからの高い防災意識は、今後成長する上で大きな財産になると思います。 続きまして、避難所開設キットについてお伺いいたします。 災害発生時、避難所を開設するに当たり、職員の方が到着するのに時間を要したり、到着できない場合を想定して、コロナ対応も含め、誰もがスムーズに混乱なく行えるように避難所開設キットを作成し、配備している自治体が増えているそうです。避難所開設キットに入っているのは、受付、土足厳禁など案内標識一式、具体的な手順が時系列にイラストで紹介され、運営本部、救護班など種類別にファイルケースに分類、開設に必要な文房具、感染症対策グッズなど必要なもの一式がボックスに収納され、キットを使って手順どおりに進めば、どなたでも避難所が開設できるようになっております。作成の段階から設置まで自主防災組織と協議し、進めることで、災害時の迅速な運営を図る自治体もあるそうです。お隣の徳島市におきましては、市民の方の要望により避難所開設キットの配備に至ったと聞いております。 ここでお伺いいたします。本町において避難所開設キットを配備するご予定はございますか。危機管理課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 三河危機管理課長。 ◎危機管理課長(三河和彦君) お答えいたします。 大雨、台風、洪水等により避難所を開設するときには、議員おっしゃるように、ある程度事前に予測ができますので、職員で対応することとなりますので、今回、大きな地震等での避難所開設を想定して答弁させていただきたいと思います。 避難所の運営に関しましては、避難者が主体となって避難所運営マニュアルなどに沿って運営していくこととなりますけれども、大規模な地震等で避難所を開設するに当たりましては、施設の被害状況や安全点検を行い、避難所として開設して差し支えないかどうかの自治体の判断が必要となると思われます。そういった点でも、現時点では、避難所の開設キットの導入を考えてはおりません。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 災害時、初動の3時間が勝負と言われ、避難所運営には地域密着の対応が必要となり、行政だけでなく自主防災組織や地域住民の方の協力が必要と考えます。誰もがスムーズに避難所を開設できるマニュアルやグッズがそろっていることで初動時の混乱を防ぐことができ、防災訓練にて実際に使って行うことで可視化できますし、具体的に体験でき、改善点も見つけやすいと思われます。自治体や学校、自主防災組織、企業などで整備するところが増えているそうです。災害は私たちの想像を超えることが多々あります。いま一度ご検討をお願いして、次の一般質問に移らさせていただきます。 最後に、広報活動についてお伺いいたします。 町民の方からのご相談の中でも多いのが、徳島市内などから結婚により石井町に転入された方、またそのお母様から、ごみ収集カレンダーなどの配布方法についてです。 ごみ収集カレンダーって、新聞取ってない家は役場まで取りにいかんとあかんのやな。娘に頼まれて取りにいったけれど、同じ町民やのにおかしいことないでとか、徳島市内やったら新聞取ってなくても配布してくれたのに、石井のは誰もおかしいと思わんのとか、コロナ禍で外出控えとるけん、小さい子供連れてカレンダーをもらいに役場に行くのもちゅうちょするとのご指摘を頂戴することが、特に本年に入り多くなっております。その都度、役場に届け出たら郵送していただけますし、いしいアプリをインストールしていただけたら、ごみ収集日、広報いしい、町政情報などタイムリーに分かるから、ぜひいしいアプリのインストールをお勧めしますとお答えしております。 ここでお伺いいたします。ごみ収集カレンダーや広報いしいなどの配布方法について、それぞれ環境保全課長、総務課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 臼木環境保全課長。 ◎環境保全課長(臼木唯文君) ごみ収集カレンダーの配布方法についてお答えいたします。 石井町では毎年3月下旬に、翌月4月から1年間のごみ収集カレンダーを発行しておりますが、ごみ収集カレンダーは、発行日の新聞朝刊に折り込むほか、希望する方へは、毎年、個別に郵送しております。役場や清掃センターで受け取ることもできます。後日転入した方に対しては、住民課で転入手続をする際にお渡ししております。 また、冊子のごみ収集カレンダーのほかにも、電子データを石井町のホームページに掲載しております。ごみ収集カレンダーの表紙には、いしいアプリのQRコードを掲載しておりますが、スマートフォンにいしいアプリをインストールしていただき、設定画面でお住まいのエリアやジャンルのごみ収集日を選択していただくことで、収集日の前日に通知されるお知らせで、次の日にどんなごみの収集があるかという情報を受け取ることが可能となっております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 桃井総務課長。 ◎総務課長(桃井淳君) 広報いしいの配布方法につきましてお答えをいたします。 広報いしいは、毎月15日の新聞折り込みでお届けしておりますほか、新聞を購読されていない方につきましては、ご希望の方には自宅に郵送させていただいておるところでございます。また、役場庁舎、各公民館、石井駅、フジグラン石井、町内のコンビニエンスストアでも配布をいたしております。また、町ホームページにも電子情報を掲載しておりまして、いしいアプリからも、その電子情報をご覧いただけることになっております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 ただいまの環境保全課長のご答弁の中にございました転入手続の際の配布についてお伺いいたします。 転入にも様々なケースが考えられます。通常、新聞の折り込みで配布となると、1世帯に1部ですが、転入の場合、世帯が増える場合と、そうでない場合が考えられます。全ての転入者にお渡ししているのかどうか。また、ほかにもお渡ししているものがございましたら、併せて教えてください。住民課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 遠藤住民課長。 ◎住民課長(遠藤哲雄君) お答えいたします。 新しい世帯を構える転入者については、ごみ収集カレンダー等の配布をしております。もちろん、転入等にかかわらず希望される住民の方につきましては、配布をいつもしております。新しい世帯を構えるといいますのは、転入者にもいろいろございまして、例えば県外での学生生活が終わって実家に帰ってきたといったような、既にある世帯への転入といった形になる場合は配布はしておりません。 転入者に対する主な配付資料としましては、ごみ収集カレンダー、ごみ分別辞典、石井町の日直祝日当番医の一覧表、石井町の暮らしの便利手帳等を配布しております。 なお、通常時におきましても、ごみ収集カレンダーの配布については、石井町の窓口及び役場の案内係にて希望者については配布を行っております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 転入の際のごみ収集カレンダーなどをお渡しされているのは世帯が増えた場合で、既にある世帯に転入された方、例えば私がご相談を受けた方のように、結婚をし、離れに住むことになった方などは配布対象から漏れてしまいます。結婚を機に町外から来られた方などは、自治体による違いも多く、慣れるまで分からないことや戸惑いも多いかと思われます。 そこでお伺いいたします。今後、ごみ収集カレンダーの全戸配布のご予定はございますか。環境保全課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 臼木環境保全課長。 ◎環境保全課長(臼木唯文君) お答えいたします。 ごみ収集カレンダーの全戸配布については、郵便局のタウンプラスや新聞専売所による全戸配布などが考えられますが、6年ほど前に郵便局のタウンプラスを利用した全戸配布を検討した際には、費用や配布期間に課題が残り、実現には至りませんでした。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 石井町で生まれ育った私は何の疑問もなく、ご高齢で新聞購読されていない方などに頼まれて毎年役場に頂きに参っていますが、多分、本町に長年お住まいの多くの方も同じだと思われます。 また、ごみ収集カレンダーのほかにも、長く本町にお住まいの方からのお問合せが多かったのが、昨年6月に地元経済の活性化策としてプレミアム付商品券が発行された折に、全く知らなくて使ってるを見て調べたら、販売終了していたとか、どこで販売していたのとか、申請書類みたいなの送られてこんかったよなど残念なお声をたくさん頂戴いたしました。 昨今、活字離れやネットニュース、電子新聞の普及など様々な理由で紙ベースの新聞を購読されない世帯が増えていると思われます。ごみ収集カレンダーにかかわらず、各種配布物の配布方法について、少子高齢化や定住・移住の促進の面からも、いま一度ご協議いただけたらと思います。その上で、スマートフォンなどインターネットが普及している今、いしいアプリを一でも多くの方に入手していただけるよう促進をお願いいたします。 いしいアプリは、私自身、毎日チェックしていて、ごみ収集日も、広報いしいも確認できますし、イベント情報、災害、防災、新型コロナウイルス関連、ほかにも石井町に関することが日々タイムリーに発信され、しかも、とても検索しやすく、分かりやすく、外出先でも確認でき、本当に便利です。石井町外の方にお見せしたら、すごい見やすい、分かりやすいと、とても驚かれ、感心され、大好評です。 ところが、こんな便利で分かりやすいのに、町民の方より様々なお問合せをいただいたとき、お答えした後でいしいアプリでもご確認いただけますよとお伝えすると、いしいアプリをご存じない方がほとんどで、まれに知っている方がいても、インストールをしていないので便利さが伝わってなく、私が実際に使い方をお見せすることで便利さを実感し、初めてインストールしていただけます。また、インストールできない方も多く、操作に当たり支援の必要性も感じます。 ここでお伺いいたします。転入された方へのいしいアプリの周知について、住民課長、ご答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(井上裕久君) 遠藤住民課長。 ◎住民課長(遠藤哲雄君) お答えいたします。 転入時において、いしいアプリについてのご案内は現在はしておりません。 いしいアプリは、石井町からの各種の情報をお知らせするための大変便利なものとなっております。ごみ収集カレンダーがなくても、いしいアプリにてごみ収集日の把握が可能となっております。また、同様にいしいアプリにて、広報いしいについても確認できるようになっております。 総務課において、いしいアプリを紹介するチラシを作成するということですので、今後の転入時の配付資料に加えていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 武市奈見子君。 ◆1番(武市奈見子君) ありがとうございました。 早速、いしいアプリの紹介チラシを総務課のほうで作成してくださり、また、住民課において転入時にお渡ししていただけるとのご答弁をいただき、ありがとうございます。 ご相談をいただく上で感じますのが、特に若い世代の方が、どこの課に相談したらいいのか分からず、困って私のところへお問合せをいただきます。いしいアプリを調べればすぐ分かることも多く、まず、いしいアプリをインストールしていただければ、かなり疑問が減らせるのではないかと感じます。また、年配の方にとっても、紙媒体なら文字も小さいですが、スマートフォンなどだと、文字の拡大ができるので、分かりやすいので便利だと思います。 そこで、成人式や健診、各種イベントなど、また、ご協力いただけるのであれば、病院やお店でいしいアプリの利便性の紹介をチラシやポスターなどで周知していただくことを提案いたします。また、ご高齢の方など機械の操作に不慣れな方にお手伝いいただける機会を設けていただくことも併せて提案させていただき、本日の私の一般質問を終わらさせていただきます。 最後になりましたが、コロナ関連で大変お忙しい中、理事者の皆様におかれましては丁寧にご答弁いただき、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。 ○議長(井上裕久君) 11番有持益生君。 ◆11番(有持益生君) 議長のご指名をいただきましたので、一般質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。 まず1番目に、企業誘致につきましてお尋ねをいたしたいと思います。 森永乳業の跡地が、やっと今回、清水物産株式会社が後を引き継いでやっていただくということで、今年の2月頃より工事にかかっておられます。もう大分できてきておりますけれども、この清水物産株式会社ですけれども、課長より資料をいただきましたけれども、全国的に農産物、また輸入等いろんな事業に関わられておられ、北海道から九州まで関連会社があるような、かなり大きな会社でございます。 そこで、今回、清水物産株式会社が石井町の森永跡地において操業されるようになりましたけれども、この会社の状況と石井町と現地の従業員の雇用があるのか。また、石井町の物産等について利用していただけるものがあるのか等、課長のほうからご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 太田産業経済課長。 ◎産業経済課長(太田勝久君) お答えいたします。 現在、森永乳業の跡地ですけれど、清水物産株式会社の徳島工場の工事というか、今、現場解体工事をしております。今現在は新工場の設計案を決めておるところで、確認申請、開発申請は令和3年7月頃に行う予定と聞いております。新工場の工事については、令和4年1月から令和4年12月頃を予定しておると聞いております。 議員からも清水物産株式会社の説明がありましたけれど、この会社は千葉県に本社がある食品製造、研究開発、販売を手がける事業所であります。北海道から九州まで各地に拠点を置くグループ会社が7社、それから、製造や貯蔵の拠点となる工場が国内に7か所と中国に4か所あります。取扱商品は、生鮮野菜、水煮、レトルト、香辛料等幅広いものがあります。 石井町に進出する徳島工場では、カット野菜とかニンニク・ショウガの加工品、カレールー、レトルトカレーの製造などを考えているようであります。カレールーとかレトルトカレーの製造は、これまで中国の工場で行っていたんですが、徳島工場でしたいような話をしておりました。 それから、議員質問の地元採用、地元食材の仕入れについても行う予定とのことであります。私は、令和元年12月に清水物産株式会社の方数名とお会いしたんですが、当初は従業員は、パート社員など30名程度を予定しておりまして、地元採用や海外留学生の雇用をしたいと、その当時は言っておりました。それから、地元の食材も使うとのことであります。大きな会社との契約ですので、その際には、まとまった量を納品できることが必要になるかと思われます。 この工場ですけれど、工場の規模は2,000平米程度で、工場のラインを徐々に拡張していく方針だそうです。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 有持益生君。 ◆11番(有持益生君) ありがとうございました。 令和4年度に操業を目指しているということでございますし、現地また外国からの従事者も含めて30名程度の雇用があるということでございます。それと、ニンニクも、石井町でもかなりつくられておる方もおりますけれども、カレーのルーになりますと、タマネギ、またニンジン、ジャガイモ等、石井町でもかなりの量をつくっておると思います。 そこで、石井町の農協等を通じて、できるだけ地元の野菜を利用していただけるように強く要望をしていただきたいと思います。このことについて、これからどのように進めていかれるのか、課長のご所見をお願いしたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 太田産業経済課長。 ◎産業経済課長(太田勝久君) お答えいたします。 今、清水物産グループ会社、まだ操業時期は未定だそうです。ほんで、業務内容につきましても、まだはっきりは決まっておりません。ただ、地元食材を使いたいようには言っておりましたので、農協と事前に話をしておきたいと思います。 ブロッコリーなんかも中国産を使っているようですので、国産で使いたいような話もありましたので、農協にも話をしておきたいと思います。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 有持益生君。 ◆11番(有持益生君) ありがとうございます。 操業する時期は未定ということでございますけれども、これも最初から手回しをしておかないと、いろんな打合せ等もして、せっかく石井町にこういうふうな立派な企業が来ていただけるので、これを無駄にすることは、石井町の損になるということはもう間違いございませんので、得をするように、どうか町を挙げていただいて、清水物産株式会社のほうとよく連携を取っていただいて、できるだけ石井町の農業の、農産物の発展のために町を挙げてお願いしておきたいと思います。 次に、石井町、工業用地もたくさんありますけれども、先日も、徳島県において一番工業用地、企業の誘致があるのは北島町と聞いておりますけれども、石井町も、町長はじめ課長さんの皆さんのご努力もあって工場誘致を図っていかれとると思います。石井町は農業地域ではございますけれども、これからは、やはり町の発展のためには工業用地、企業の進出がなければ、なかなか石井町の発展というのは見込まれないと思います。 そこで、この清水物産株式会社の誘致を含めて、今後、企業の誘致についてどのように考えておられるのか、町長のご所見をお願いしたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 小林町長。 ◎町長(小林智仁君) 清水物産の件につきましては、1年半、コロナが出る前に役場に来ていただきました。その後、こちら側から千葉県の本社のほうにご挨拶に行きたい旨伝えておったんですけれども、ちょうど、その新型コロナが非常に猛威を振るい出して緊急事態宣言等々がありまして、いまだ本社のほうに伺うことはできておりません。 ただ、議員おっしゃいますように、やはり本町でかなり大きな会社ですので、その清水物産の会社に使っていただけるように、これは農協等々とタッグを組んで営業をかけていきたいと思っております。といいますのも、やはり企業側にとっては、安定的にきちっと要った量が納品してくれなければ、その企業は困るわけでありますので、きちんとしたその量を賄うことができるのか、一体それがどれほどの量なのか、そういったことも含めまして、また農協とも、あるいはまた違う団体等々とも話をして、清水物産のほうに話を伺いに、まだ行くことはできないかも分かりませんが、いろんな方向で聞いていきたいというふうに思っております。 企業誘致につきましては、これは町の努力というか、立地的な状況もあろうかと思いますが、国道縁で商業施設が今2戸ほど新しく建築されようとしております。また、27号線沿いに1つ、それから、ひょっとするともう一つ、これは工場系のものが来るかも分からないというふうな話が聞こえてきております。 石井町は、本当に立地的には非常に恵まれた場所でありますので、その立地を生かしていきながら、石井町に来ていただけるような企業についてトップセールスを行っていくというふうなことを、1期目の就任させていただいた中で、1期目のときにも、いろんなところをパンフレットを持って回っておりましたが、これも2期目に入りまして、新型コロナの影響であまり県外等々へ行くことができておりません。 しかしながら、この新型コロナも必ず終息してくるものと思っておりますので、新型コロナが終息して、また自由に行き来ができるようになった暁には、しっかりとトップセールスも含めて様々なところに出向いていって、石井町の立地的なよさ、それから地下水が豊富であること、そういった強みを生かしていきながら、様々な企業に声かけをしていきたいというふうに思っているところでございます。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 有持益生君。 ◆11番(有持益生君) ありがとうございました。 日頃から町長は、トップを切って企業の誘致にもご尽力いただいとることはよく分かっております。石井町の発展のために、住みよいまち四国一でもありますし、せっかく住民の方がどんどんと増えていきつつある、その中において、やはり企業の誘致というのは、これから必要なことであると思いますので、今後とも大変なこととは思いますけれども、頑張っていただきますようにお願いをいたしたいと思います。 次に、産業の発達ということで、農業の振興なんですけれども、このコロナの時期において、商業施設については、プレミアム商品券とか高齢者の方に2,000円とか、いろんな対策を立てていただいて、町内の飲食業をはじめ、いろんな商業の方に貢献するように考えていただいとります。しかしながら、農業につきましては、京阪神のほうの飲食業等が非常に厳しいということで、お米にしても、野菜にしても非常に売れないということで、農業自体もかなり厳しい状況になってきております。そこで、本年度の米価につきましても、取れる前から、もう今年は1,000円下がるじゃの、いろんなうわさが立っております。 そこで、町長の所信表明でもありましたように、転作を奨励するとか、原料米また飼料米の対策ということで、できるだけ、この難局を乗り切っていただきたいというお話がございましたけれども、町として農業を守るために、産業建設課においてどのように対策を考えておられるのか、課長のほうからご答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 太田産業経済課長。 ◎産業経済課長(太田勝久君) お答えいたします。 農業関係の補助金ですけれど、目的別に様々な補助金があります。設備投資や物品購入に関する補助金であったり、人材雇用に関する補助金であったり、新規就農に関する補助金であったり、それから農地集積、改善に関する補助金であったり、あと収益補填に関する補助金など様々なものがあります。それぞれに明確な目的がありますので、金額や条件よりも、その目的を十分理解した上で申請する必要がありますので、補助金を受けようと思うのがありましたら、まずは役場のほうに相談をいただきたいと思います。 身近な補助金としましては、先ほども議員もおっしゃっておりましたが、経営所得安定等対策補助金でございますが、いわゆる転作があります。あと、補助金ではないんですが、農業共済組合で収入保険を取り扱っております。保険は全ての農産物を対象に、自然災害、価格低下のほか、盗難や事故であったり、けがや病気といった経営努力では避けられない収入減少を補償できますので、また収入保険のほうもご利用いただけたらと思っております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 有持益生君。 ◆11番(有持益生君) ありがとうございます。 物品購入とか農地の集積とか水田農業のほうの貸付けとか、いろんな補助もございます。しかしながら、このコロナ禍においての農業の事態というのは非常に厳しいものがございます。それで、農業共済のほうでも、収入が昨年度より今年度かなり減った場合には共済金が下りるという制度もできております。 しかしながら、現実では、もう高齢化がどんどん進んでいって、若者がせっかく農業に従事しても、収入が上がらないために、購入した機械の代金が支払いできないというのも、今まさに現状でございます。その厳しい中において、どんなにか農業で生き残るために、やはり町も農業の振興のために、今後ますますご努力をしていただきますことをお願いをして、この質問は終わらせていただきます。 次に、建設のほうでお願いをしたいと思います。 もう役場の前の道、石井引田線でございますけれども、もうどんどんと今工事が進んできております。先日の町長の所信表明にもありましたように、六条の橋から石井の踏切まで、かなり目に見えて道路ができてきております。この石井引田線について、これは県の事業でございますので、石井町としてはどうこうということはできませんけれども、今後、この石井引田線、どのように展開していかれるのか、建設課長のほうからご答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 井内建設課長。 ◎建設課長(井内利充君) お答えいたします。 県道石井引田線の事業計画ということで県のほうにお尋ねしました。県央部の重要な幹線道路でございまして、このうち石井町中心街に当たる飯尾川に架かる南島橋から国道192号線までの間1.1キロメートルが都市計画道路の石井南島線と指定されております。 この区間の整備に当たっては、県において事業効果の早期発現が図られるよう事業区間を区切るなど工夫をした対応が実施されておりまして、平成29年度には南島橋南詰めから石井町役場前までの間約400メートルが完成、供用いたしまして、平成28年度からは石井町役場前から南へ約330メートルの区間を2期工区として整備が進められております。令和3年度につきましては、町長からの概要報告でもございましたが、この2期工区、役場前から町道高川原43号線交差点、これは記本耳鼻科クリニックの南の3差路交差点までの間で拡幅工事と歩道工事、また、天神交差点からミニストップ石井藍畑店南の間で歩道工事が進められてきております。さらに、六条大橋では、これまでの耐震対策に引き続き、歩道設置に向けた補強工事に取りかかっているというふうに聞いております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 有持益生君。 ◆11番(有持益生君) ありがとうございます。 役場から北については、歩道の設置が残っとるぐらいだと私も思っております。そこで、六条大橋の橋脚の桁等も大分かかって検査をしていただいておりましたけれども、歩道がかかるということが目に見えたのか、歩道工事についても、これからかかっていただけるということで非常にありがたいことだと思っております。 この石井引田線は、石井町のこれから主要な、一番大事な道になってくるんではないかと思います。そこで、JRの踏切までどれぐらいかかるのか。県のほうにお問合せしていただいたとは思うんですけれども、これもこれからの財政的な状況によっても分かりませんけれども、めどとしてはどれぐらいを予定しておられるのか、ご答弁いただくのと、そのJRの踏切より国道にかけて拡幅工事等が予定されているのか、もう現状のままで置くのか、分かる範囲でご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 井内建設課長。 ◎建設課長(井内利充君) お答えいたします。 まず2期工区、先ほど申し上げました町道高川原43号線の交差点までの完成予定ということで、資料のほうで確認しましたところ、国交省四国地方整備局長によります事業認可通知によりますと、幅員は16メートル、事業施行期間は令和5年3月31日の予定となっております。 もう一つのご質問でございました2期工区以南、JR踏切、また国道192号線付近までの計画ということなんですけれども、県のほうへ問合せましたところ、明確な答えはいただけなかったんですけれども、幅員20メートルと都市計画決定をされておりますということでお答えをいただいております。以上でございます。 ○議長(井上裕久君) 有持益生君。 ◆11番(有持益生君) ありがとうございました。 踏切まで令和5年までに完成をするという予定でかかられておるということで、非常にありがたいことだと思います。その後、南について幅員20メートルで計画があるということですけれども、何さま、あの道を20メートルにするということは、相当な補償もありますし、また、これ国道についても、かなり入り口を拡張しなくてはいけないので、なかなかおいそれといくような事業ではないと思います。 しかしながら、将来的に拡幅をしていただけるということをお聞きいたしまして、安堵したわけでございます。今後とも、これは県の事業でございますので、町として、できるだけ要請等を行っていただきまして、できるだけ早く供用がスムーズに進みますように、町長はじめ課長等のご努力をお願い申し上げまして、この質問をおきたいと思います。 通告には、その他で書いてあったんですけれども、同じく建設課のほうへお願いをしたいと思います。 河川の問題でございますけれども、これも飯尾川、江川、神宮入江川、渡内川、また立石谷川にしても、皆、県の河川でございますので、町がどうこうという問題ではないんですけれども、台風時期を迎えて河川がスムーズに流れているということにおいて、町の水害等については、かなりの被害を抑えられるんではないかと思います。 そこで、これはもう町としては要請しか仕方がないんですけれども、私も、この間うち、藍畑の知り合いから、ちょっと神宮入江川のダイヤモンド・リンクスのところから西について、かなりごみ等が詰まって、また、河川の流れが非常に悪いということで、県のほうへ電話いたしまして、見てくれということでお願いをしてございました。まだ私も見地を見とらんのですけれども、これも多分、行っていただいておると思います。 そこで、地元であるんですけれども、上浦の谷があるんですけれど、その上の竹やぶが非常に荒廃をしておりまして、その竹が流れてきて、毎度、用水はじめ河川を埋め尽くすということで要請がございました。それについては、ちょうど竹やぶが私の親戚の持ち物だったのでお願いをして、竹を切ってくれるようにということで、それは切って流れないようにということで、これは個人の山でございますので、町は関係ないんですけれども、個人の方の協力で竹は処分をいたしました。 しかしながら、立石谷川も見たり、飯尾川もずっと見て回りましたけれども、特に飯尾川の堰の吐き出しのところから広がったところも島みたいになって、ヤナギの木が物すごう生えて、川の半分ぐらいを埋め尽くすような状況になっております。 また、立石谷川についても、私の家の前の国道の下の橋脚についても、いろんなごみが橋脚に引っかかりまして、これも言わないかんなとは思うんですけれども、町のほうは河川の管理は関係ないんですけれども、橋脚等の下にごみが詰まっとる可能性もかなり今あります。 そこで、台風が来て大雨が降る前に、町も橋脚の点検等もやっていただいとりますけれども、詰まるとしたら、橋の下が一番詰まりやすいんでございますので、それも大雨が降る前に確認をしていただいて、県のほうへ要請していただくものは要請していただくようにできるか、課長のご答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(井上裕久君) 井内建設課長。 ◎建設課長(井内利充君) お答えいたします。 県の管理する河川につきましては、県のほうへ具体的な事例を申出いただきましたら、町のほうからも要望を伝えていきたいと思います。町長の事業概要報告でありましたように、県の河川のほうにつきましては、今後、堆積物の除去等、引き続き行っていただく旨聞いておりますので承っておきます。 先ほどのご答弁の中で併せて、ちょっと補足がございますので申しておきます。 今後の事業について、県からは、令和3年度、役場南120メートル区間の歩道工事及び舗装工事、これが今年度、第2工区として記本耳鼻科のすぐ南側の3差路の交差点、ここまでが16メートルの区間として令和5年3月31日の完成予定でございます。それから南につきましては、JRの踏切、国道につきましては20メーターの道路で都市計画決定がされているというふうなお答えのみいただいておりますので、補足させていただいておきます。以上でございます。失礼いたします。 ○議長(井上裕久君) 有持益生君。 ◆11番(有持益生君) ありがとうございました。 今、詳しく説明していただきまして、ありがとうございます。県の道路にしても、河川にしても、県の仕事でございますので、町はお願いするよりほかはないんですけれども、町としても危険箇所、また早くしていただきたいというところも、町の職員の方が見回っていただいて、住民からの申出もあると思いますけれども、なかなか申出等についてはやりにくと思いますので、見て、気がついたところがありましたら、早急にお願いをしていただくようにお願いをしておきたいと思います。よろしくお願いいたします。 最後に、コロナ関係でございますけれども、石井町は、非常にスムーズに、町長はじめ関係者の皆さんの非常な努力をもってスムーズに進んでおると思います。余った注射溶液についても、できるだけ順番をつけて早急に接種いただくということもお聞きいたしまして、安心をしたわけでございますけれども、いろいろな今、コロナの、何かで話ししてお聞きしたら、やはり年寄りも早う打たないかんのは、もう十分分かってとんですけれども、できるだけ若いも早く打ってあげたほうが、コロナの拡大を抑えれるんではないかというふうなご意見の方も多く聞くわけでございます。 そこで、このコロナについては、これもう国の仕事でございますけれども、地方によって、皆、いうたら、やり方も違いますし、考え方も違いますので、若いが打ったとか、年寄りがみんな済んだとか、地区によったらいろんな格差というか、マスコミの報道によっていろんな報道があるものですから、なかなか石井町って心配ないんかいというふうなご意見もいただくこともあります。 しかしながら、石井町は石井町なりに一生懸命に職員の方も考えてやっていただけておりますということで、町民の方にはお話しするんですけれども、一番は、もう打っていただけるのは分かっとんですけれども、話ししよったら、もう私は打てへんのじゃというもかなりおられます。徳島市も65歳以上の方で83%で頭打ちになっとるということでございますので、迷われておる方もたくさんおられると思います。石井町においても、迷われておる方もたくんさんおいでると思いますので、これについて、最後に、スムーズに町として、このコロナのワクチンをどのように進めていくのか、最後に町長のご答弁をいただきまして、私の今回の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(井上裕久君) 小林町長。 ◎町長(小林智仁君) コロナワクチンについてでございますが、今、石井町は、本当に町内医療機関の先生方、それからスタッフの方々、この方々のご尽力と、そして町民の皆様のご協力によりまして、今のところ順調に進んでいっております。ただ、当初は、石井町に、これ議場でご説明したものと少しかぶりますが、当初は石井町に入ってくるワクチンがちょっと少なくて、最初のうちは、医療機関になかなか電話がつながらないとか、そういったことで高齢者の皆様方にご迷惑をおかけしておりましたけれども、現在は、大方、希望される方につきましては予約できている状況ではないかと推察しているところでございます。 この予防接種、議員のご質問の中にもありましたけれども、強制でありませんので、希望される方のみ接種していただくということになっておりますが、このままのペースでいきますと、石井町では、ある程度のパーセンテージになるのではないかと思ってます。 一つ懸念しておりますのが、もちろん、接種を希望される方につきましては、これは早期に接種をしていただきたいと思っておりますが、どうしても体調等々で接種ができてない方あるいは体質で接種ができない方とか接種を希望されない方につきまして、これはご本人さんのご自由でもございますし、接種をしないことが決して悪いことではありませんので、接種してないことに対しての、いわゆる偏見や差別等々があってはならない、このように思っているところでございます。ただ、このままのペースでいきますと、大方の方々が接種されるのではないかというふうに思っております。 今後、64歳以下の方の接種に移ってまいりますが、今までは打っていない方のほうが多かったので、ワクチンが例えば余った場合であっても、キャンセル待ちの人数で対応できていたこともございますが、今後、このワクチン接種がずっと進んでいくにつれまして、どうしてもキャンセル待ち、だんだん打ってないの人数が少なくなってまいりますので、いつかは、そのワクチン廃棄というのもあり得るのではないかと思っております。といいますのも、1回目と2回目とセット、1回打ったら3週間目もセットですので、一番困るのが、2回目の接種のときにキャンセルがあった場合、このときについては、これはここに入れますと、また同じことが繰り返される、ループになってしまう。そういうことになりますので、そうしたときには廃棄せざるを得ないような状況が今後出てくるときもあるのではないかと思っておりますが、できるだけ、そういうふうな状況がないように、キャンセル待ちであったり、あるいは、これから始まる64歳以下の方々の予約方法について、キャンセル待ちの枠をつくったりとか、そういうふうなことで、できる限りの廃棄予防には努めてまいりたいというふうに思っております。 いずれにいたしましても、このワクチン接種が早期に進むことによりまして、この新型コロナウイルスというのも落ち着いてくると思いますし、また、これが広まっていくことで集団免疫獲得等にもつながっていくと思っておりますので、今後につきましても、これは住民の皆様方のご協力と、それと、やはり打ち手であります医師会の先生方、それから医療スタッフの皆さん方、この方々のご尽力をいただかなければなりませんが、町としてもスムーズに、そうしたことができるように精いっぱい汗を流してまいりたいというふうに思っております。 今後におきましてもご協力賜りますようにお願いを申し上げまして、答弁に代えさせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(井上裕久君) 本日はこれで散会いたします。            午後3時24分 散会...