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駒井千代 委員 資料同
ページの
下水汚泥有効利用に関する
研究について、お伺いします。
下水汚泥については、昨今
かなり注目を浴びているところですが、
県内の
大学や
民間企業等の
研究によりとのことですけれども、県としての関わりや、このような
研究に係る
民間企業などが増えてきているのでしょうか。
研究の継続的な中での動きが、来年度どのようになっていくのかお伺いします。
◎
久岡 下水道課長 下水汚泥の
有効利用に関する
調査研究ですが、今まさに
滋賀県ではいろいろ
有効利用の方策を進めているところです。一番新しいものとして高島市で進めている
肥料化では、まさに施設を造っている最中です。そのほかに何か、より新しいものがないかを
研究するための費用となっており、今年度も
研究を進めているところです。
今の
時点での
研究の
成果としては、
一定程度リンの
抽出ができているという
成果を得ています。この
成果を
もとに、来年度よりもう少し大きな規模で実証していくことになるかと思います。別途、この
技術を用いて施設を改築するときにまた
募集することになるのですが、実際に
企業がこれで増えてくるかどうかにつきましては、全国的に
肥料化や
リン抽出ということがいろいろと進んでいますので、それに関心をもっている
企業などが増えているという話を聞いています。実際この
研究を進めていく中では、まだ新しい
技術の
研究ですので、今年度はここの
研究にどんどん
企業が増えていくという
状況ではなかったです。来年度また
募集をするときにはどうなるか分かりませんが、関心は高まっていると聞いています。
◆
駒井千代 委員 御承知のように
リンの
抽出については国の動きも
かなりあり、国のワーキンググループなどもあります。特にこれまでの
研究との
関係で、そことの
連携がどのように生かし合えるのかということがありますし、場合によっては国の
予算を使ってそうした
研究ができることもあると思いますので、そういった
情報収集も含めて、しっかりと来年度の
研究をよろしくお願します。
◎
久岡 下水道課長 国とは
リン抽出だけではなく、汚泥の
有効活用という
抽出全体の話についていろいろ
情報交換をしながら進めているところです。国が実施をしている
取組もありますので、その
あたりの
情報も収集しながら進めています。来年度以降もそうした
情報交換を密にしながら、国と
一緒に進めていければと考えています。
閉会宣告 11時07分
県政記者傍聴:なし
一般傍聴 :なし...