富津市議会 2019-12-19
令和 元年12月定例会−12月19日-04号
〇
出席議員
1番 猪 瀬 浩 君 2番 諸 岡 賛 陛 君 3番 三 木 千 明 君
4番 高 木 一 彦 君 5番 千 倉 淳 子 君 6番 山 田 重 雄 君
7番 平 野 英 男 君 8番 渡 辺 務 君 9番 松 原 和 江 君
10番 岩 本 朗 君 11番 石 井 志 郎 君 12番 藤 川 正 美 君
13番 永 井 庄一郎 君 14番 平 野 明 彦 君 15番 鈴 木 幹 雄 君
16番 福 原 敏 夫 君
〇
出席説明員
市長 高 橋 恭 市 君 副市長 小 泉 義 行 君
教育長 岡 根 茂 君
総務部長 白 石 久 雄 君
総務部参与 前 田 雅 章 君 市民部長 鶴 岡 正 義 君
健康福祉部長 島 津 太 君
建設経済部長 宮 崎 一 行 君
会計管理者 岩 名 生 麿 君
農業委員会事務局長 庄 司 優 人 君
選挙管理委員会事務局長兼
監査委員事務局長 消防長 岩 崎 脩 君
相 澤 智 巳 君
教育部長 笹 生 忠 弘 君
総務部次長 秋 嶋 隼 人 君
総務課長 石 川 富 博 君
〇
出席事務局職員
事務局長 大 塚 幸 男 主幹 大 川 美佐子
庶務係長 三 木 貴 好 副主査 平 野 智 裕
────────────────────────
開 議
令和元年12月19日 午前10時00分 開議
○議長(
平野明彦君) 皆さん、おはようございます。先ほどの
議場コンサート及び表彰式、御苦労さまでございました。
ただいまから本日の会議を開きます。
────────────────────────
議長の報告
○議長(
平野明彦君) 日程に入るに先立ち、私から報告いたします。
令和元年台風第15号及び第19号による罹災に係る見舞金を
関東市議会議長会及び千葉県
市議会議長会からいただきましたので御報告いたします。
次に、本日、議場内の写真撮影の申し出があり、これを許可いたしましたので、御報告いたします。
次に、議案等の採決のとき、賛否の確認に正確を期するため、
起立姿勢を数秒間保っていただけるようお願いいたします。
以上で私からの報告を終わります。
────────────────────────
議案第6号から議案第17号
○議長(
平野明彦君) 日程第1、議案第6号から議案第17号までを一括議題といたします。
────────────────────────
総務産業常任委員会委員長の報告
○議長(
平野明彦君) それぞれ
関係委員会へ付託いたしました議案の審査の結果について報告を求めます。
初めに、
総務産業常任委員会に付託いたしました議案の審査結果について、報告を求めます。
総務産業常任委員会委員長、
永井庄一郎君。
〔
総務産業常任委員会委員長 永井庄一郎君登壇〕
◎
総務産業常任委員会委員長(
永井庄一郎君) 皆さん、おはようございます。
総務産業常任委員会に付託されました議案6件について、その審査結果を御報告申し上げます。
去る12月11日午前10時から第2
委員会室において委員会を開催し、執行部への説明員の出席を求め、慎重に審査した結果は、次のとおりです。
初めに、議案第8号 一般職の職員の給与等に関する条例及び富津市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、申し上げます。
審査の過程において、住居手当の改正に伴う
影響者数及び影響額についてなどの質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第9号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について、申し上げます。
審査の過程において、改正後の
期末手当支給割合についての質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第10号
議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、申し上げます。
審査の過程において、
中期財政計画への影響についての質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第11号 職員の分限に関する手続及び効果に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、申し上げます。
審査の過程において、質疑、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第13号
君津富津広域下水道組合規約の変更に関する協議について、申し上げます。
審査の過程において、事業の出資負担について、
終末処理場の
雨水処理経費についてなどの質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後に、議案第14号 令和元
年度富津市
一般会計補正予算(第7号)(
議会委員会条例第2条第2項第1号該当のもの)について、申し上げます。
審査の過程において、
防犯事業関係費における
防犯カメラ設置箇所について、台風被害における補償補填及び
賠償金計上の有無についての質疑がなされた後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が、
総務産業常任委員会に付託されました議案の審査結果でございます。よろしく、御審議のほどお願い申し上げまして、審査報告を終わります。
○議長(
平野明彦君) 委員長の報告が終わりました。
ただいまの報告について質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結いたします。
────────────────────────
教育福祉常任委員会委員長の報告
○議長(
平野明彦君) 次に、
教育福祉常任委員会に付託いたしました議案の審査結果について、報告を求めます。
教育福祉常任委員会委員長、
平野英男君。
〔
教育福祉常任委員会委員長 平野英男君登壇〕
◎
教育福祉常任委員会委員長(
平野英男君) それでは、
教育福祉常任委員会に付託されました議案7件について、その審査結果を御報告申し上げます。
本委員会は、去る12月12日午前10時から、第2
委員会室において委員会を開催し、執行部へ説明員の出席を求め、慎重に審査した結果は、次のとおりであります。
初めに、議案第6号 富津市
地域交流支援センターの設置及び管理に関する条例の制定について、申し上げます。
この議案の審査の過程において、
地域交流支援センターの利用許可について、附帯条件を付す場合の具体的な内容はどのようなものか、
地域交流支援センターには、どのような職員を配置するのか、議会から市に行った
子育て支援の充実に関する提言の中に、愛称を
市内小中学校の児童・生徒に公募することとあったと思うが、愛称の公募を検討したのか、行為の禁止の規定に営利を目的とする行為とあるが、この営利目的の範囲はどのようなものか、などの質疑がなされ、その後、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第7号 富津市病後
児保育室の設置及び管理に関する条例の制定について、申し上げます。
この議案の審査の過程において、病後
児保育室に配置する職員は、どのような職種なのか、病後
児保育室を利用する場合の手続はどのように行うのか、定員は3名だが、希望者が多かった場合、それ以上の受け入れを想定しているのか、病後
児保育負担金の額はどれくらいか、などの質疑がなされ、その後、討論においては、これから、事業の内容、保育室の利用方法などの周知、また、周知の方法など、取り組むべきことは多くあるが、子育てしやすい
まち日本一を掲げる富津市にとって、病後
児保育室は、必要なものと考え賛成するとの
賛成討論がなされ、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第12号 富津市老人憩の家の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、申し上げます。
この議案の審査の過程において、老人憩の家の土地の賃借料はどれくらいか、高齢者の方がふえているにもかかわらず、利用者が減少している原因をどのように考えているのかなどの質疑がなされ、その後、討論においては、利用者の減少、
老人クラブ会員数の減少を廃止する理由としているが、これは利用する人がいなくなったのではなく、今の状態では、利用できなくなったのだと思う。高齢者は、今でもふえ続ける中で、高齢者の方が集う場所は、必要であるため反対するとの
反対討論と、
賛成討論では、富津市だけでなく高齢化は進んでいて、今、人生100年時代と言われ、これから子供の数が減少し、高齢者が増加するということは直視しなければならない現実である。老人が集う場所は確保しなければならないが、この地区には、大貫ふれあい
シニア館もあり、同じ目的の施設が同地区に2つある。借地であり、利用者も減少していることから、苦渋の決断ではあるが
代替施設も同地区にあるため賛成する、との
賛成討論がなされ、採決の結果、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第14号 令和元
年度富津市
一般会計補正予算(第7号)(
議会委員会 条例第2条第2項2号該当のもの)について、申し上げます。
この議案の審査の過程において、
マイナンバーカードを取得している市民は、どれくらいいるのか、
生活保護関係費や
母子相談事業で
システム改修経費が計上されているが、改修しなければ今までの業務を行うことができないのかなどの質疑がなされ、その後、討論においては、
マイナンバーカードの取得促進を国が進め90%の人にカードを取得させることを計画していることをとても危惧している。
マイナンバーカードを持つということは、自分の情報が全て把握され安全ではない。市の業務もシステムを改修しなくても今までどおりできるし、カードがなくても不便さを感じない。この制度は、本当に危ないものだと思い反対する、との
反対討論がなされ、採決の結果、賛成多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第15号 令和元
年度富津市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、申し上げます。
この議案の審査の過程において、質疑、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第16号 令和元
年度富津市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、申し上げます。
この議案の審査の過程において、質疑、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
最後になりますが、議案第17号 令和元
年度富津市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について、申し上げます。
この議案も同様、審査の過程において、質疑、討論はなく、採決の結果、全員の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上が、
教育福祉常任委員会に付託されました議案の審査結果でございます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げまして報告を終わります。
○議長(
平野明彦君) 委員長の報告が終わりました。
ただいまの報告について質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) 質疑もないようでございまので、質疑を終結いたします。
それでは、順次、討論、採決をいたします。
初めに、議案第6号 富津市
地域交流支援センターの設置及び管理に関する条例の制定について、討論に入ります。
反対討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君)
賛成討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。
議案第6号を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
平野明彦君) ありがとうございます。
起立全員であります。よって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
平野明彦君) 次に、議案第7号 富津市病後
児保育室の設置及び管理に関する条例の制定について、討論に入ります。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。
議案第7号を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
平野明彦君) ありがとうございます。
起立全員であります。よって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
平野明彦君) 次に、議案第8号 一般職の職員の給与等に関する条例及び富津市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、討論に入ります。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。
議案第8号を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
平野明彦君)
起立全員であります。よって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
平野明彦君) 次に、議案第9号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について、討論に入ります。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。
議案第9号を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
平野明彦君) ありがとうございます。
起立全員であります。よって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
平野明彦君) 次に、議案第10号
議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、討論に入ります。討論ございますか。
反対討論ということですか。9番、
松原和江君。
◆9番(
松原和江君) 私は、議案第10号に反対いたします。
台風15号、19号及び21号により甚大な被害を被った市民は、いまだに家の補修等も進まず、普段の生活に戻れない中で新年を迎えようとしています。そのような状況の中での議員の期末手当の引き上げには反対いたします。
○議長(
平野明彦君) ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君)
賛成討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。
議案第10号を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
平野明彦君) 起立多数であります。よって、議案第10号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
平野明彦君) 次に、議案第11号 職員の分限に関する手続及び効果に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、討論に入ります。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。
議案第11号を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
平野明彦君) ありがとうございます。
起立全員であります。よって、議案第11号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
平野明彦君) 次に、議案第12号 富津市老人憩の家の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、討論に入ります。
反対討論ございますか。1番、猪瀬 浩君。
◆1番(猪瀬浩君) 私は、議案第12号 富津市老人憩の家の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論させていただきます。
現在、富津市では、
公共施設再
配置推進計画の策定に取り組んでおり、その後、
個別計画を定めて、各
公共施設をどのような形にしていくかを決めていく段取りを組んでいます。そんな中で、
公共施設再
配置推進計画も
個別計画も定まらない中で、
地域住民や議会に対して十分な説明も、理解も求めないまま急遽廃止とすることを決定した市の対応は、住民の信頼を大きく損ねるだけにとどまらず、
公共施設再
配置推進計画や
個別計画を定めることが無意味であることを、市が公言してしまうことにほかならないと思います。
市は、廃止の理由の中で、現在の
指定管理者より運営を行うことが厳しくなってきたという申し出があり、かつ新たな
指定管理者を見つけられなかったため、廃止とせざるを得ないというようなことを述べましたが、そもそも富津市老人憩の家の設置及び管理に関する条例第10条第1項に定めるように、本来、市が施設の管理をすることが想定される中で、
指定管理者に管理を任せることができると定められていることから、
指定管理者が見つからなかったのであれば、見つかるまで市が管理をすればよいことになります。
また、先ほど委員長の報告の中で、老人憩の家の利用者が減少しているので、似たような
シニア館のほうに移せばよいというようなお話もありましたが、
公共施設白書を見ますと、
シニア館、老人憩の家とも、特に
シニア館のほうですが、午前中の利用がほぼいっぱいであります。また、老人の憩の家の利用者も午前中に利用する方が多くいらっしゃいます。そういったことを考えましても、老人憩の家がなくなることによって、その方々がほかのところの施設を利用できるのかというところが十分に検討されていないことも心配であります。
市としまして、そういったようなことをまずは考えまして、継続することをまず行うべきだと思いますが、その努力を怠り、かつ
地域住民及び
施設利用者、そして、議会への十分な説明をせずに廃止を決めたことは、今後のほかの
公共施設の再配置においても、市が、市民や議会への丁寧な説明を行わず、安易な判断を許すことになってしまうので、私としてはそれを危惧いたします。
よって、
地域住民への十分な説明、理解を得るまで市の管理による
大佐和老人憩の家の運営を継続しつつ、その間に施設をどうするか、再度判断することを市に望むため、反対の立場を表明いたします。
○議長(
平野明彦君) ほかに
反対討論ございますか。5番、
千倉淳子君。
◆5番(
千倉淳子君) 私もこの議案第12号に対しまして、反対の立場で討論をさせていただきます。
教育福祉常任委員会で執行部より説明を受けた際、
大佐和老人憩の家を廃止する理由について、開口一番、利用者の減少が挙げられました。御存じのとおり、高齢者の数は年々ふえております。
そして、次に挙げられた理由として、高齢者の集いの場所として、同じような目的の場所がほかにもあるためと挙げられました。
果たしてそうでしょうか。確かに、介護保険上の
通所施設などは幾つかあると私も存じております。しかし、利用する人が、自主的に住まいの近くに集まれる場所は本当にふえているのでしょうか。私はノーだと思います。以前は、どの地域にも、
老人クラブというものがありました。しかし、高齢化が進み、
老人クラブを自主的に運営することは難しくなってしまいました。
話をもとに戻しますが、高齢者の数はふえております。それなのに、憩の家の利用が減っている大きな要因は、家の近くに集まれる場所を用意していただいたのに、それを利用することができなくなったのが原因だと私は思っております。
では、この施設はもともと何のためにつくられたのでしょうか。ただ、利用者が減ったからという理由で、せっかくつくった施設を安易に廃止することは賛成できません。
先ほど猪瀬議員の
反対討論の中にもございましたが、1つつくったものをもっとみんなで討論をして、大事に使えるようにしていく、これからつくられる施設にあっても、そうあっていただきたいと思う。それが、大きな私の反対の理由となっております。
本当に必要性がなくなってしまったのかということをちゃんと検証をして、住民に周知をした状態でなければ、廃止か廃止でないかという結論は出せないと思っております。
今ここでこのことが決まってしまいますと、執行部と議会の自己完結のような形ではないかと私は思っております。ちゃんと住民に思いを届け、もちろん
執行部側の思いもございましょうから、その思いも届け、そして、市民の思いも受けとめた上で、こうした廃止だとか設置だとかいうことが決められる行政でなければ、信頼してこれからいろいろな行政の施策をお任せすることは難しいのではないかと私は思っております。
また、御説明の中で、この土地を更地にして返すような計画になっている、原状復旧をして返すような契約になっているということもお聞きしました。そうしますと、今までの富津市の施設の設置の仕方、顧みますれば、私の中では、全国的な流れや近隣の政策にならって、そこを大義名分にして大金を使って施設を建て、成果が出なくなったと言っては大金を払って壊す、しかも、住民にしっかりとした説明もないままに。市民の日常の要望は、財政難を理由に多々見送られております。このようなことが繰り返しされていては、市民の行政に対する信頼は到底得られないと思っています。
以上のような理由で、私は、この議案第12号に反対の立場です。
○議長(
平野明彦君) ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) それでは、
賛成討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) それでは、討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。
議案第12号を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
平野明彦君) 起立多数であります。よって、議案第12号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
平野明彦君) 次に、議案第13号
君津富津広域下水道組合規約の変更に関する協議について、討論に入ります。
反対討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君)
賛成討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。
議案第13号を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
平野明彦君)
起立全員であります。よって、議案第13号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
平野明彦君) 次に、議案第14号 令和元
年度富津市
一般会計補正予算(第7号)について、討論に入ります。
反対討論ございますか。9番、
松原和江君。
◆9番(
松原和江君) 私は、議案第14号
一般会計補正予算に反対いたします。
この中には、職員の給与など賛成すべきことがあるんですけど、2点のことが入っているので反対いたします。
まず、第1は、議案第10号で反対した議員の期末手当の増額と、そして、この
マイナンバーカードを普及するための予算が入っているので反対いたします。
個人情報の流出問題が、近年特にふえております。情報は集積されるほど利用価値が高まり、意図的に情報を盗み取る人間がいる中で、1度漏れた情報は流通売買され、取り返しがつかなくなります。12月になって報道された事件は、神奈川県庁の行政文書を保管したハードディスクがデータ消去会社の社員によって転売されました。2016年から複数回盗んだ供述しております。また、青森県弘前市でも、非常勤を含む全職員に相当する2,747人分の住所、生年月日、最終学歴、給与額を初め、約70項目の情報が含まれている個人情報が流出した可能性が高いと発表いたしました。
2016年1月から、
マイナンバーカードが希望者に交付されましたが、4年経過しても富津市民の取得率は11.8%とのことです。幾ら政府がカードを普及するよう市町村に働きかけても、個人情報の漏洩やカードの紛失や盗難など、市民の不安は解消されません。
政府が、国民一人一人の生涯変わらない番号をつけ、多くの個人情報を紐づけして利用できること自体、プライバシー権の侵害の危険を持つ重大な問題であり、マイナンバー制度の廃止を求めて、反対の討論といたします。
○議長(
平野明彦君) ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君)
賛成討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。
議案第14号を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
平野明彦君) ありがとうございます。起立多数であります。よって、議案第14号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
平野明彦君) 次に、議案第15号 令和元
年度富津市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、討論に入ります。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。
議案第15号を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
平野明彦君) ありがとうございます。
起立全員であります。よって、議案第15号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
平野明彦君) 次に、議案第16号 令和元
年度富津市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、討論に入ります。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。
議案第16号を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
平野明彦君) ありがとうございます。
起立全員であります。よって、議案第16号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────
○議長(
平野明彦君) 次に、議案第17号 令和元
年度富津市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について、討論に入ります。討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) 討論もないようでございますので、討論を終結し、直ちに採決いたします。
議案第17号を、委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
平野明彦君) ありがとうございます。
起立全員であります。よって、議案第17号は、原案のとおり可決されました。
────────────────────────
選挙管理委員及び
選挙管理委員補充員の選挙
○議長(
平野明彦君) 日程第2、
選挙管理委員及び
選挙管理委員補充員の選挙を行います。
本件は、
選挙管理委員及び
選挙管理委員補充員が、
令和元年12月22日をもって任期満了となる旨、地方自治法第182条第8項の規定により、
選挙管理委員会委員長より通知がありましたので、同法第182条第1項及び第2項の規定により、
選挙管理委員4人及び
選挙管理委員補充員4人の選挙を行うものであります。
お諮りいたします。
選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
お諮りいたします。
議長において指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
初めに、
選挙管理委員の指名をいたします。
事務局長に発表いたさせます。
事務局長、大塚幸男君。
◎
事務局長(大塚幸男君) 発表いたします。榎本憲悟氏、松本庄次氏、鶴岡 隆氏、小泉正子氏。以上でございます。
○議長(
平野明彦君) お諮りいたします。
ただいま指名いたしました4名の方々を
選挙管理委員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) 御異議なしと認め、ただいま指名いたしました4名の方々を
選挙管理委員の当選人とすることに決定いたしました。
次に、
選挙管理委員補充員の指名を行います。
事務局長に発表いたさせます。
事務局長、大塚幸男君。
◎
事務局長(大塚幸男君) 発表いたします。
補充順序第1順位、鹿島 毅氏、補充順序第2順位、川名 泰氏、補充順序第3順位、能城雅幸氏、補充順序第4順位、今井常夫氏。以上でございます。
○議長(
平野明彦君) お諮りいたします。
ただいま指名いたしました4名の方々を
選挙管理委員補充員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
平野明彦君) 御異議なしと認め、ただいま指名いたしました4名の方々を
選挙管理委員補充員の当選人とすることに決定いたしました。
ただいま当選されました、
選挙管理委員及び
選挙管理委員補充員の方に対しましては、会議規則第32条第2項の規定により、告知いたします。
以上で、今期定例会に付議されました事件の審議は全て終了いたしました。
────────────────────────
市長のあいさつ及び報告
○議長(
平野明彦君) 次に、市長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。市長、高橋恭市君。
〔市長 高橋恭市君登壇〕
◎市長(高橋恭市君)
令和元年12月富津市議会定例会の閉会に当たり、御礼の御挨拶と御報告を申し上げます。
議員の皆様方におかれましては、御多用の中、本定例会に連日御出席を賜り、御提案申し上げました各議案につきまして、慎重なる御審議をいただき、原案のとおり御承認及び御可決を賜り、まことにありがとうございました。
また、議案第1号から議案第5号までにつきましては、御先議いただき重ねて御礼申し上げます。
今会期中に皆様方からお寄せいただきました貴重な御意見、御提言等につきましては、十分検討いたしまして、適切な措置を講じる所存であります。
次に、諸般の御報告を申し上げます。
始めに、千葉県の縄文遺物の人気投票「J1グランプリ2019」について、申し上げます。
県内各地から出土した縄文遺物の中から、県民が選んだ好きなものの投票が、8月1日から9月30日まで県立博物館等において行われ、富津市からエントリーした前三舟台遺跡の石器群が、6,657票中1,034票を集め、グランプリを獲得いたしました。この石器群は、縄文時代でも最も古い1万2000年前の石器と製作過程で出た破片が多量に伴っており、石器製作技術がよくわかるという点で貴重であると評価を受けております。この遺物を、本日から市役所1階ロビーにて公開しています。議員の皆様方にもぜひごらんいただきたいと思います。
次に、元旦マラソン大会について、申し上げます。
1月1日水曜日午前8時30分から、市民ふれあい公園陸上競技場をスタート地点とする、第49回富津市元旦マラソン大会が開催されます。
次に、元旦歩こう大会について、申し上げます。
1月1日水曜日午前10時から、富津地区、大佐和地区、天羽地区、それぞれに分かれ、第49回元旦歩こう大会を開催いたします。ともに新春のスタートを切る、健康を意識していただくイベントです。議員の皆様方にもぜひ、御参加、御声援をいただきたいと存じます。
以上で、報告を終わります。
ことしも残すところ10日余りとなりました。これから寒さも本番に向かいます。議員の皆様方には、何かとお忙しいとは存じますが、健康に十分御留意され、御家族ともども輝かしいあらたまの年を迎えられますよう御祈念申し上げ、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
────────────────────────
閉 会
○議長(
平野明彦君) これをもちまして、
令和元年12月富津市議会定例会を閉会といたします。どうも御苦労さまでございました。
令和元年12月19日 午前10時37分 閉会
上記会議の顛末を録し相違ないことを証するためにここに署名する。
令和 年 月 日
富津市議会議長 平 野 明 彦
富津市議会副議長 岩 本 朗
署名議員 高 木 一 彦
署名議員 千 倉 淳 子
署名議員 山 田 重 雄...