須賀川市議会 > 2013-10-29 >
平成25年 10月 総務常任委員会-10月29日-01号
平成25年 10月 建設水道常任委員会-10月29日-01号

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  1. 須賀川市議会 2013-10-29
    平成25年 10月 建設水道常任委員会-10月29日-01号


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    平成25年 10月 建設水道常任委員会-10月29日-01号平成25年 10月 建設水道常任委員会           須賀川市議会建設水道常任委員会会議録 1 日時    平成25年10月29日(火曜日)         開会 9時53分         閉会 11時19分 2 場所    須賀川市議会第1委員会室 3 出席委員  塩田邦平     車田憲三     五十嵐 伸         森 新男     鈴木忠夫     水野敏夫         高橋秀勝 4 欠席委員  なし 5 説明員   建設部長    小林正司   道路河川課長  安藤和哉         建築住宅課長  有我新一   都市整備課長  國分康夫                        長沼支所         下水道課長   関根秀尚           古川 広                        地域づくり課長         岩瀬支所                 渡辺久夫   水道部長    関根宏史         地域づくり課長         営業課長    宗形武将   施設課長    鈴木 孝
    6 事務局職員 調査係長    鈴木弘明   主任      村上良子 7 会議に付した事件  別紙 8 議事の経過  別紙                    建設水道常任委員長 塩田邦平      午前9時53分 開会 ○委員長塩田邦平) おはようございます。  委員並びに当局の皆様にはお忙しい中、建設水道常任委員会に御参集いただき、まことにありがとうございます。  ただいまから平成25年10月建設水道常任委員会を開会いたします。  出席者は定足数に達しております。 ─────────────────────────────────── ○委員長塩田邦平) 本日の会議の日程については、お手元の審査事件一覧のとおり進めさせていただきます。  継続調査事件を議題といたします。  初めに、具体的調査項目の1つ目、笹平川流域治水対策について、当局の説明を求めます。 ◎道路河川課長安藤和哉) それでは、笹平川流域治水対策について御説明申し上げます。お手元の資料をごらん願います。  資料には4つの案が、今、記載されております。案の1から案の4まで。案につきましては、後から御説明申し上げます。  まず最初に、きょう、説明内容ですけれども、お話しさせていただくのは、昨年度、流域調査をした結果に基づいて、こういう方法があるのじゃないか、組み合わせがあるのじゃないかということで、今、お手元の資料の4案がつくられております。  まず最初に、流域調査の中で、流路の状況、今現在どうなっているかということについて、御説明申し上げます。  準用河川・笹平川は、流路延長約3.2kmkでございます。流域面積が307.2haで、流域は高速道路の上流域と下流域で土地の利用体系が大きく異なっておりまして、流出量算定に際しては、上流域と下流域に分けて考える必要がございます。上流域は、市街化調整区域でありまして、大部分が農用地であります。面積は265.6haで、全流域面積の約86.5%となっております。また、3つの農業用ため池があり、各ため池からの流路は、これは余水吐きの流路になりますけれども、高速道路から約500m上流で1つにまとまり、下流域に流れております。下流域は約40年前の市施工、西川土地区画整理事業により開発された市街化区域でありまして、面積は41.6haで、流域全体の約13.5%となっております。  次に、流出量の考え方でございますが、流出量算定に際しては、基礎となる降雨強度について、本市公共下水道の7年確率、これ時間当たり45mmになりますが、これに5mmを加えた時間当たり50mmを採用しております。これは10年確率に相当するものであります。  次に、卸町ゲート部における流域全体の流出量でございますが、約47.6t毎秒であり、これを土地利用形態と地形によって分割いたしますと、先ほど申しましたように上流域と下流域に分けることができまして、その中で上流域と市街地高台、これは西一小付近になります。高台を合わせますと約40.2t毎秒、市街化平地、これは卸町中心になりますけれども、こちらが7.4t毎秒と分けることができます。  現況水量でございますが、高速道路横断部から下流側の現況水量につきましては、高速道路横断部を除いて全て断面が不足しております。特に、卸町ゲート付近、こちらでは満水状態でも21.7立方メートル毎秒であり、半分以下、パーセントでいいますと、約46%の流下能力になっております。  次に、分水の考え方でございますが、釈迦堂川の卸町ゲート付近計画高水、川の高水の高さになりますが、標高で240mでございます。これより標高が高い地区の排水については、現況の開水路であれば、卸町ゲート付近の地盤高、これが239mでございますが、地盤高まで水路天端が下がるため、洪水時には逆水、本線の川の水が逆に流れてきまして、溢水、滞水が発生することになります。これを暗渠とすれば、自然流下の圧力管となりまして、洪水時であっても高い地区の流出水位を直接川に排水することが可能と考えられます。  暗渠、圧力管として仮定すれば、上流域の流出水位、これを分水することが可能になります。非開削工法、いわゆる推進工法とかシールドですが、非開削工法で考えれば、複数のルートが考えられますが、実現性、費用、効果等に留意すれば、今、通っている水路の脇に開削工法で施工可能と考えられますので、現ルートの脇に整備するのが最適かと思われます。  次に、上流域と下流域、高台の流出水位を暗渠、これ圧力管になりますけれども、暗渠により分水することで、下流域低地、ここに降った雨の排水用の水路、サブ水路と呼んでいますけれども、サブ水路が必要となりますが、流出量が少なくなることから、現在の柵渠よりも小さいもので済みます。より経済的になるかと考えられます。  次に流出量の抑制でございます。これにつきましてはいろいろ考えられますが、まず流出量抑制については、降雨量の一時貯留と地下浸透の2つに大きく分けられます。一時貯留は、一気に流出する降雨量を施設に貯留し、貯留水を後から少しずつ排水することによって、流出量のピーク化等を主目的とします。地下浸透は、降雨を地下に浸透させ、流出量自体を減量するものでありますが、今回の調査では、実質的な調査を行っておりませんので、浸透量が不明確なため、一時貯留のみ考慮しております。貯留については、事務所や工場、また、一般住宅と、流出源をその場で貯留する方法、これオンサイト貯留と呼んでいますが、この方法と、ある程度流出水を流下集水して、池や公園、また、道路の下に、道路の中に埋設する貯水槽に貯留する方法、これオフサイトと呼んでいますが、この2つがございますが、本調査では、オンサイト貯留では個人工場、事務所の協力が必要であり、施設の整備に時間を要することが懸念されるため、市が整備を行うオフサイト貯留について検討しております。  貯留施設の全体的な考え方は、上流域、市街化調整区域、これにある3つの農業用ため池、会ノ田池、笹平池、十貫田池の3つでございますが、この池を利用することと、下流域、学校の校庭とか公園、道路、駐車場に新たに施設を建設することを組み合わせました。  改修の構想でございますが、お手元の資料を改めてごらんいただきたいと思います。  案の1から案の4まで、それぞれ検討しております。  まず、案の1と案の3につきましては、上流域流出水について同様の考え方でありまして、下流の市街地低地流出水の対応が異なっております。これは、高いところの水を暗渠で持っていって、2次内水として低地にたまった水の対応をどうするか、これが異なっておりまして、案の1はポンプ排水を主にして排水する考えでございます。案の3は一時貯留、先ほど申しました貯留施設をつくりまして、そこに貯留を主とする考え方であります。  案の2と案の4については、上流域の農地、上に田んぼがございますので、そこのところに新たに4つ目の一時貯留施設として貯留池を設けて水をためるという考えでございます。下流の市街地については、それぞれ案の1、案の3と同じような考え方で持っていっております。ポンプを主とするか残りの水を貯留するかということでございます。  概算の事業費でございますが、概算の事業費はそれぞれの案の下段のところに記載のとおりでありますが、費用効果等を考慮しますと、案の3が最も実現性が高く、費用的にも少ないと考えられております。  今後の事業展開でございますが、現在、この調査結果をもとに予備設計を発注しておりまして、予備設計については、大日本コンサルタントが今、請け負って準備を進めております。  この予備設計をもとに、国・県や関係機関、これはもちろん地元の皆さんも入りますけれども、関係機関との協議を進めながら予備設計を進めて、施設整備優先順位、何から先にやればより効果が高いのかということも検討を加えまして、次年度から交付金事業の採択を受けて取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○委員長塩田邦平) ただいまの説明に関して、委員の皆様から御意見、質疑等がありましたらお願いいたします。 ◆委員(高橋秀勝) 詳しい説明は本日初めて聞いたわけですが、このコンサルタントの結果は、時期的にはいつごろその結果が出るのか、ちょっとお伺いします。 ○委員長塩田邦平) ただいまの高橋委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎道路河川課長安藤和哉) 工期的には3月中旬までありますが、できたところからどんどん協議を進めまして、現在、県とこの暗渠方式圧力管方式、それと全体的な貯留施設をつくって、流域全体としてこういうことを考えていますということは成果が上がっていますので、先ほど申しましたように、県を経由して国と協議を進めております。工期的には、3月中旬になります。  以上でございます。 ○委員長塩田邦平) ほかにありませんか。      (「なし」の声あり) ○委員長塩田邦平) なければ、笹平川流域治水対策について、委員の皆様から当局に対して、御意見、御質疑等は改めてありませんですか。      (「なし」の声あり) ○委員長塩田邦平) なければ、次に、具体的調査項目の2つ目、水道事業包括業務委託について、当局の説明を求めます。 ◎営業課長宗形武将) おはようございます。  継続調査事件であります水道事業包括業務委託につきまして、その主な概要と現在の状況等について御説明させていただきます。  本業務委託につきましては、現在、業務にかかわる事務手続を進めているところでありますが、先月、本委員会が新たな構成となったことから、水道事業包括業務委託の概要等を御説明申し上げます。  本日配付いたしました資料、「須賀川市水道事業包括業務委託について」をもとに、説明させていただきます。  表紙の裏、1ページをお開き願います。  4行目の包括業務委託の目的でありますが、市では、これまでも検針業務西川浄水場運転管理業務の一部委託などにより、経営の効率化を図ってまいりました。  しかし、今後、給水人口の減少などにより、給水収益の減少に加え、施設の維持管理費の増大や老朽施設の更新及び耐震化を進めなければならないなど、さらなる経営の効率化が求められていることや、水道技術者の減少などにより、施設を運転する技術職員の確保や技術の伝承及び事故や緊急時の対応も課題となっていることから、民間事業者創意工夫やノウハウの活用により、より一層の業務の効率化を目指すもので、安全で安心した水道事業の運営を持続的に行うことを目的としたものであります。  その下の2番目の包括業務委託の概要についてでありますが、これは、市がこれまで行ってきた業務のうち、浄水施設運転監視業務保守点検業務水質管理業務配給水施設維持管理業務に新たに給水装置関係業務及び料金関係業務窓口業務を加え、一括して委託するものであります。  詳しくは、2ページ上段にある2包括業務委託の概要をごらんください。  左側の四角内に、現在の主な業務を表記しております。最初の四角内の事業経営に関する業務や施設整備に関する業務は、水道事業の根幹をなす業務であり、委託後も市が担う業務で、今回の委託対象外事業であります。  2番目の四角内にある管理に関する主な技術上の業務のうち、①の浄水施設運転監視業務から④の配水施設維持管理業務までは、既に個別に委託しているものであります。これに⑤の給水装置に関する業務を加えた業務が、今回委託するものであります。  3番目の四角内の料金関係の主な業務のうち、②の検針・料金徴収業務のうち、検針業務及び③の開栓・閉栓業務と④のメーター管理業務は、既に個別に委託している業務であります。これに、①の使用開始等窓口業務と②の料金徴収業務を加えた業務が、今回委託するものであります。  今回、包括業務委託の対象としているものは、2番目の四角内の業務と3番目の四角内の業務でありますが、委託業務の指導、確認は、いずれも市が行うものであります。  なお、浄水施設運転監視業務については、第三者委託制度の委託で、これは水道技術管理者の常駐など、水道法上の責務を負わせる委託であります。  次に、今回の包括業務委託の方法について御説明申し上げます。  2ページ、下段をごらん願います。  これは受託者選定方法イメージ図であります。左側に大きな円が2つありますが、1つの円は浄水場運転管理業務、もう一つの円は料金関連業務で、その中にあるおのおのに小さい円は主な業務であります。この2つの大きな円であらわした業務を合わせて料金、浄水場等管理業務とし、1業務として公募型プロポーザル方式公募提案型で募集するものであります。  また、イメージ図の右側にある円であらわした配給水施設維持管理業務は、市内の業者を対象に、同じくプロポーザル方式で別途募集する業務であります。左側の四角で着色した業務の選定業者と右側の円の業務の選定者で、JV、共同企業体などを組成していただき、4年8カ月の複数年で一括で須賀川市水道事業包括業務として契約するものであります。  次に、包括業務委託業務工程について、現在までの経過と今後の予定について御説明申し上げます。  資料3ページをお開き願います。  左側に年度及び月の欄、次に議会等、市水道部水道事業経営審議会別実施項目を記載しております。  主な項目を申し上げますと、本年3月に市水道部において包括業務導入方針を決定し、4月、6月及び8月の建設水道常任委員会において報告及び説明等をさせていただきました。  また、6月から7月にかけて、水道事業経営審議会を開き、委託について諮問し、実施については妥当なものとの答申をいただいたところであります。  7月から10月にかけて、これら包括業務委託の概要及び経営審議会の答申等について、市ホームページ及び広報「すかがわ」に掲載するとともに、市民を対象とした説明会を開き、市民への周知を図ったところであります。  なお、9月市議会定例会において、本業務にかかわる債務負担行為設定の議決をいただいたところであります。  現在は、10月の欄に記載ありますように、受託事業者募集広告を今月15日に行い、配給水施設維持管理業務参加申請を今月末までとして受付中であります。  今後の主な予定としては、11月に料金・浄水場等運転管理業務参加受付及び配給水施設維持管理業務企画提案書受付を行い、月末には業者選定委員会による配給水施設維持管理業務参加業者ヒアリングプレゼンテーションを行い、業者選定を行う予定であります。  1月には、料金・浄水場等運転管理業務企画提案書受付を行い、2月に業者選定委員会による料金・浄水場等運転管理業務参加業者ヒアリングプレゼンテーションを行い、その後、業者選定の予定であります。3月に契約締結を考えております。4月からの委託の習熟期間準備期間とし、8月から本格実施に向け、取り組んでいるところであります。  なお、本委員会には事業者選定員会等の結果を含め、報告等を行ってまいりたいと考えております。  以上、継続調査事件である水道事業包括業務委託にかかわる主な概要と、現在の状況について説明させていただきました。  以上でございます。 ○委員長塩田邦平) ただいまの説明に関して、委員の皆様から御意見、御質疑等がありましたらお願いをいたします。 ◆副委員長車田憲三) 事業者選定委員会というのがあるんですけれども、これはどういった方がメンバーになられるんですか。 ○委員長塩田邦平) ただいまの車田副委員長の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎営業課長宗形武将) 委員は5名でございまして、申し上げますと、外部委員4名、内部として1名。外部委員は、須賀川市水道事業経営審議会副会長であります石井良吉氏、2人目が北海道大学大学院の研究員であります遠藤誠作氏、3人目が須賀川商工会議所中小企業相談所長であります平栗正之氏、4人目が一般財団法人ふくしま市町村支援機構の山口浩氏、5人目としまして須賀川市水道部長関根宏史部長でございます。  以上でございます。 ○委員長塩田邦平) ほかにありませんか。 ◆委員(水野敏夫) まず、この募集が10月15日から今月末までということで、今月もあと本日を入れても3日ということなんですが、どのぐらい応募があったのかということと、もう一つは、3月に業者選定結果が報告されるわけですが、これはいわゆる各種の入札のときに議会にかかるような形で議会に諮るんでしょうか、その辺。 ○委員長塩田邦平) ただいまの水野委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎営業課長宗形武将) 現在、参加ということで受付期間中でありますが、今月末まででございますが、けさ現在では、まだ今のところ参加の申し込みはございませんでした。  もう1点の議会の議決ということでありますが、水道事業に関しましては、一般部局と異なりまして、議会の委託についての契約の議決は必要ないということになっております。  以上でございます。 ○委員長塩田邦平) ほかには。 ◆委員(五十嵐伸) 業務委託した場合に、多分現在の委託するということは、その料金体系も大分変わるのかな、安くなるのか高くなるのか。市としての今の考えでいいですから、ちょっと教えていただければなと思います。 ○委員長塩田邦平) ただいまの五十嵐委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎営業課長宗形武将) 最初、委託の目的で申し上げましたけれども、今回、料金等は特に考えておりませんが、ただ、今回委託による必要性、冒頭申し上げましたとおり、いろいろ給水収益のこれから減少、あるいは施設の維持管理費の増大、老朽管の更新、そういうものを含めて経営の効率化ということで、この分については将来に備えるものでありまして、水道料金の変更については特に考えておりません。 ◆委員(五十嵐伸) 考えていないというのは、現状維持でずっといく予定の考えでいいということですね。 ○委員長塩田邦平) 答弁よろしいですか。      (「はい」の声あり) ◆委員(高橋秀勝) 今の水野委員の質問に関連するんですが、今のところ、申請を受け付けておるが、けさの時点でゼロだということですが、これが最終的に応募がなかったということになれば、どういうふうな方向で進むようになるか、そこのところ一つ聞かせてください。 ○委員長塩田邦平) ただいまの高橋委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎営業課長宗形武将) まだ、受付期間中でありますが、業務の説明会を開催したところでは、参加者は1社ございました。 ◎水道部長関根宏史) ただいまの高橋委員の質問なんですけれども、2つの説明会を実施したわけなんですけれども、円に書いてある、資料に書いておりますこの配給水施設維持管理業務については、市内を中心にして募集しているわけですけれども、その説明会については1社が説明会に来ております。あと、こちらの浄水場運転管理業務関係料金関連の業務については、10社ほど説明会に来て、これから募集をかけるわけなんですけれども、現地を確認したり、そういうふうな説明会には参加しておりますので、配給水施設については地元業者1社が説明会に来ていますけれども、今月いっぱいの受付で、これから資料が出てくるかと思っております。 ◆委員(森新男) それでは今の配給水施設に関して、1社のみということなんだけれども、市内には組合があるよね。組合は対象としていないのか。あくまでも、1業者という単位での応募をしているのかどうか。 ○委員長塩田邦平) ただいまの森委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎営業課長宗形武将) 今、1社と申しましたけれども、法人登録をして須賀川市に指名参加願を出しているところは可能でございます。これは、株式会社とかの会社でなくて法人ということで、団体等も含まれます。
    委員長塩田邦平) 今、森委員は、組合という組織のという感じですから。 ◎営業課長宗形武将) 組合もいろいろあるんですが、例えば組合も対象にしております。 ◆委員(森新男) それで、年々、給水収益が減少していく中での対応策として、コストを削減しながら効率的に経営していくということのようですが、今回、こういった計画を立てるに当たって、現状から見て、どの程度のコスト削減が図れるという考え方で、この包括業務を考えているのかお聞きします。 ○委員長塩田邦平) ただいまの森委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎営業課長宗形武将) ただいまのコスト削減の関係でございますが、単年度で約6%のコストの縮減が図られるものと考えております。  以上でございます。 ◆委員(森新男) その6%図られるというのは、内容としては何を基本に6%に考えているのか。 ○委員長塩田邦平) ただいまの森委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎施設課長(鈴木孝) その件についてでございますが、大きく分けまして、運転管理業務、それから料金管理業務とそれぞれございますが、主な内容につきましては、1つは人件費でございます。  それからもう一つは、効率化に伴いまして、今までばらばらに委託をしているものを集約することによるスケールメリット等もございまして、そういった効率化をあわせて先ほど6%ということなんですが、個別の要件には、一番大きなところは人件費になるかと思っております。  以上です。 ◆委員(森新男) ただいま人件費という話になっているんだけれども、先ほどの説明だと、もう既に業務を委託してやっているというのが大多数なんだね、項目的に。今回新しくなるのは、ここにある項目的に見れば3つの項目だけなんだけれども、これらだけでそれなりに人件費がどの程度削減されるのかわかりませんけれども、大した差はないんだろうと私は思っているんだけれども、なぜこれを聞くかというと、包括事業の業務の委託の目的の中で、いろいろ技術者の関連とかいろんなことを書いてあるわけだけれども、これそもそも論の話として、ここに書いてあるようなことを包括業務委託した場合に、どのようにして成果として上げていくのか、どのような考え方を持っているのか、参考までにお聞きします。  例えば、ここに書いてある、施設を運転管理する技術職員の確保や、確保というのは委託すれば確保になるんだろうけれども、技術の伝承、緊急時、事故の対応能力、こう書いてあるんだけれども、今の話だと、人件費が削減されるということは、人件費的に人が減ってもできるという考え方になるんで、そういった相反する中で、須賀川市の水道事業としてどういった人材育成をしていくのか。それは、どのように考えて今回この包括に向けて進んできているのか、その辺のところをお聞きしたい。 ○委員長塩田邦平) ただいまの森委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎施設課長(鈴木孝) ただいまの御質問でございますが、1つは委託することによって一番何を期待するかということになってくるかと思うんですが、その大きな点は、いろんな緊急時のリスクの回避ということになるかと思います。現在におきましても、水道職員が全28名の中で緊急時の中で対応していくという状況でございますが、こういった有事の際、3.11の震災等もございましたが、そういったときに、緊急に動員できる人数というものは、委託をしている外側のほうにもそういう対応できる人を確保できるということもございます。  今回3.11のときも、現在委託をしている部分で一部ではございますが、そういった中での緊急対応をしていただいたということで、難を逃れた部分もございます。そういった外側の委託先のほうの人の手配というのも非常に重要かと思っております。  あと、現在、技術、ばらばらに運転管理、それから建設、整備、いろんなものが技術者がばらばらになって今管理しておりますが、事業をしておりますが、そういったものを1カ所にまとめていくというようなことも必要になってくるのかなと考えております。  ですから、運転管理と言われるような、特に決まっていることをやっていくものについては委託をしていくということで、その内容については、しっかりそのマニュアル整備をしまして、そのマニュアルの完成度を高めていくというところに技術者をどんどん介入させていくというようなことで、技術を守りながらその事業を進めていきたいという方向で考えております。  ですから、今回の包括業務の一番大きなところは、余り経費が安いということよりも、そういったそのリスクの回避を、できるだけリスクを少なくしていこうということがやはり主に考えている部分でございまして、そういったところで発揮されるところをしっかり評価をしていきたいなと考えております。  以上でございます。 ◆委員(森新男) わかったようなわからないような、私にはちょっと理解できない説明だと思っているんですけれども、私が今聞いているのは、市の水道事業の職員の人材をどのように育成していくのかということであって、委託した委託先でのいろいろな対応を考えながらやっていくということを、これは委託した以上出てくるのはわかりますけれども、そういう中にあって、須賀川市の水道事業をこれから引き継いでいくのに、どういうふうな人材育成をしていくんだと。今の話じゃ、ちょっとはっきりわからないし、先ほどコストの話も出しましたけれども、人件費で6%削減できる、全体で6%とか、人件費だけが特に大きく突出しているのかわかりませんけれども、これが委託することが、委託費が年々、この間は6年間の債務負担の予算の関係で承認しているわけだけれども、ただこれが今後、委託費がそういった中で増大していくということは、予想できると私は思って見ているんです。そうしたときに、本当に今言われるように、コスト削減に結びついていくのか、いかないのか。人を減らすということが一番わかりやすいんだろうけれども、一番は、水道の場合、現場もあるし、特に現場が市になってくるわけですから、その…… ○委員長塩田邦平) 森委員、できる限り質問を要約してください。 ◆委員(森新男) どういうふうにしていくのか、そういう意味で、私はコスト削減に必ずしもつながっていかないと思うんだけれども、その辺はどのような検討をされたのか。 ○委員長塩田邦平) ただいまの質疑に対し、当局の答弁を求めたいと思います。 ◎施設課長(鈴木孝) 先ほど御説明が漏れてしまいました。その技術のほうの状況を今後どうしていくのだということでございますが、それにつきましては、だんだん少なくなっている中で、どうやって維持していこうかということを考えていく状況でございますが、1つは研修制度の充実と、それから、あとはマニュアルの整備、そういったもので、やはり文書化をどんどんしていきながら技術の継承をしていこうと今考えております。  ただ、非常に現場というのは重要なものですから、委託をしたところでも、しっかり市のほうで管理監督ができるような体制を維持していくということで、技術の継承をしていきたいなと考えております。  もう一つは、あとから出ました費用の削減の効果につきましては、御指摘ありましたように大きくそれによって安くできるものではないと考えております。そういった今回のプロポーザル方式の委託の方法につきましては、あくまでも安いということを主体として考えていくものでもございませんので、いろんな方面から、安全に対してどうなのか、リスクの管理はどうできるのか、信頼される水道としてどういうふうにその運転管理をしていけばいいのかというような内容で、いろんな提案をさせていただきまして、最良なところを選定をしていきたいということで考えております。  そういう中で、結果的に費用が安いところが出てくれば、それで少しはいいのかなという程度で考えておりまして、今一番のところは安心・安全、これがしっかり担保できるところをしっかり選んでいきましょうということで、今考えておりますので、決して安くするためにということではないということで考えております。  以上でございます。 ◆委員(森新男) 今のことでわかったとは言いませんけれども、まだまだ議論の余地はあるんだろうなと思っております。  最後に、これいろいろと窓口業務から何から入ってくるんだけれども、実際、委託を受けた方々は、どこでこの事務所を設けて、どこでこういった事務をやっていくのか、その辺はどいうふうになっているんですか。 ○委員長塩田邦平) ただいまの森委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎営業課長宗形武将) まず、質問のほうですが、料金関係業務につきましては、現在の大町分庁舎、将来、市役所の新庁舎ができたときにはそこに入る予定でございますが、それまでの間は、現在の大町分庁舎で料金関係業務を行う。  なお、浄水場等の運転管理、それについては所定の浄水場等、そこで業務に従事するという予定でございます。  以上です。 ◆委員(森新男) これ、恐らくそうなるんだろうなとは思っていました。なぜ聞いたかというと、ちょっとずれたように聞こえるかもわかりませんが、本庁舎を建てかえするとき、例えば土地改良区とか社会福祉協議会、これは今までと違って別な部屋に場所を移設した。私は、今までの業務からして、やはり福祉関係とか農業関係は一緒にしておいたほうがいいんじゃないかという話をしました。  その際に、市の当局の答弁は、いろいろ守秘義務があったり、いろんな情報管理面で問題があるという意味のことを答弁したんだよね。だから、そういうことは今までやってきていてあったんですかと言ったら、そういうことはないという答弁があった。  そういう中で、今回、業務委託をするとはいえ、これ業者ですよね。そういう方々が、本庁舎の中で、水道部の事務職が入ってきてやるわけですよ。だから必ずしもその方々に関係のない情報だってないとは限らないわけです。その辺のところは、庁内でどのような検討をしたんですか。 ○委員長塩田邦平) ただいまの森委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎営業課長宗形武将) 今、須賀川市のほうと協議中でございますが、庁舎の中の入る位置関係について、今協議中ではありますが、委託業者と市水道部とは離れた場所を、今協議中でございます。  以上でございます。 ◆委員(森新男) 離れた場所とはどういうこと。私が言っているのは、今はもうほとんどコンピュータの世界だから、そういうことで全部連動しているわけです。  そういった意味のことも言ってるんだと思うんです、当局は。だから私は、いて悪いの云々ではないんだけれども、そういうふうに当局で違った団体に対してはそういう懸念があるからということを言っていたから、ましてやいくら包括業務で任せるといっても、これは相手はあくまで業者ですから、そういう意味でその辺のところの打ち合わせができていたのかということをお聞きしたわけで、私は今後のこと、これからよく考えていただきたいと思いますし、ましてや大町の今の水道事業の施設をそのまま残して、そこを使わせることも考えられるわけですから、そういったことも検討していただきたいということです。 ○委員長塩田邦平) 御意見ということでありますが、いずれにしましても、やはり事業の中では必要な情報も当然入ってくるということも想定できますので、今、森委員の御意見など十分参考にしながら、御検討いただきたいと思います。  それでは、ほかになければ、包括業務委託についてなければ、次に移りたいと思います。  次に、当委員会所管の事務の執行について、報告をしたい旨の申し出がありますので、八幡町地区第一種市街地再開発事業について、都市整備課長から御説明願います。 ◎都市整備課長國分康夫) おはようございます。  お手元にお配りさせていただいております須賀川市八幡町地区第一種市街地再開発事業の事業計画について御説明を申し上げます。  まず、資料は1ページ目から、図面関係9ページとなってございます。  初めに、1ページ、2ページ目をお開き願います。  まず、この事業計画でございますが、全体について若干御説明いたしますと、再開発事業につきましては、都市計画事業ということでございますので、都市計画決定、高度利用地区の決定と2つの都市計画の決定が要件となってございまして、たしか決定につきましては、去る3月29日に都市計画を決定してございます。この事業計画書でございますが、今回10月1日で報告をさせていただいておりますが、7月23日から8月6日までこの事業計画書の案の縦覧をしてございまして、特に意見書の提出はございませんでした。  それでは早速、内容について御説明をいたします。  この事業計画書は、法で盛り込むべき内容が定められてございまして、開発事業の種類でございます。あと、施行者の名称、事業期間、それから資金計画書などを定めるとなってございます。  第2、目的でございますが、これは議会等で今まで御説明したとおりでございますが、市民サービスの充実や行政事務の効率化に資するため、新庁舎の整備とともに将来にわたって、市の拠点となり得る空間形成を行うというものでございます。  第3、施行地区でございます。施行区の位置につきましては、118号及びⅠの17号線に隣接した市の庁舎、それから周辺の民有地、それから市道1504号線ほか4号線を含む地区でございます。施行地区の位置図につきましては、5ページ、6ページに表示の図面のとおりでございます。施行地区の区域につきましては、今ほど御説明いたしましたが、去る3月29日に都市計画を決定してございます。施行地区の区域図については6ページに記載のとおりでございます。施行地区の面積は、約2.9haとなってございます。  次に、第4、設計の概要でございますが、設計の方針といたしましては、新庁舎は、敷地を含めて防災拠点化が図られるように計画する。それから、118号など幹線道路に直接面して、一時避難所など、活用できる広場空間を設ける。そのほかは、記載のとおりでございます。  (2)施設建築物の設計の概要でございますが、建築敷地面積が約2万4,000㎡、建築面積が約4,300㎡、延べ床面積でございますが約1万7,300㎡、建蔽率約20%、容積率が約60%でございます。  ②建築物の主要構造でございますが、鉄筋コンクリート造、地下1階地上6階、高さが45mでございます。  ③建築設備につきましては、電灯設備、受変電設備等、記載のとおりでございます。  (3)施設建築敷地の設計の概要でございますが、118号及び市道Ⅰの17号線に面した部分、新庁舎から見て北西の角に当たりますが、そちらに広場的空間を形成する。  ②としまして、市道1504号線、これは新庁舎の東側でございます。及び1508号線、これは南側でございますが、拡幅して歩道を整備し、安全な歩行者動線を形成する。  ③といたしまして、敷地の壁面の位置を後退することによりまして、いわゆるセットバックによります整備でございますが、敷地内に空地を設けて、市道1506号線、西側でございます、及び1508号線、南側について歩道を整備するというものでございます。  3、4ページをお開き願います。  (4)公共施設の設計の概要としまして、市道1504号線ほか5路線の計画の概要を示してございます。内容につきましては、後ろ7ページ、8ページの図面に区域については表示をしております。  事業施行期間につきましては、最終的に中央公民館、図書館等の移転がございます、平成30年度までを見込んでございます。  第6、資金計画でございます。  支出につきましては、調査設計計画費、こちらについては地盤調査、建築設計、権利変換計画の作成費でございます。2つ目としまして、土地整備費、こちらは建築物の除却費、整地費等でございます。それから補償費は、建物補償、用地代、それから通常の損失補償の費用でございます。それから、工事費、土地造成、あと建築の工事費でございます。合計が82億3,200万円でございます。  収入につきましては、復興交付金、これは復興交付金の基幹事業でございます。再開発補助ということで40%の補助率となってございます。こちらにつきましては、全ての床が補助対象ではございませんで、共有部分とか、空地の整備等になる部分についての補助でございます。それから、公共施設管理者負担金、道路管理者等の負担金でございます。それから、市庁舎の床部分でございますが、保留床処分金として収入を見てございまして、合計82億3,200万円となってございます。  添付書類につきましては、5ページ以下の図面となってございます。  事業計画の概要につきましては、以上でございます。 ○委員長塩田邦平) ただいまの説明に関して、委員の皆様から御意見、御質疑等をお願いをいたします。 ◆委員(水野敏夫) まず、この図面添付資料の添付4というのを見ますと、いわゆる地区内道路1号というんですか、ここらの先、浅川商店と松宮酒屋の間の道路ですが、これは、なくなって広場になると理解していいのかどうなのかということが1点。  もう1点は、市庁舎ですが、新庁舎がこれ6階建てとなっていますけれども、私、4階建てと理解していたもんですから、6階建てになるのかどうなのか。それから、いつごろ完成の予定なのかということと、この開発事業全体はいつごろ完成するのかというのを、3点お聞きいたします。 ○委員長塩田邦平) ただいまの水野委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎都市整備課長國分康夫) まず1点目、地区内道路につきましては、水野委員御指摘のとおり、今の浅川商店の前の道路がなくなりまして、松宮さんのところにつけかえになるという形でございます。  それから、庁舎の6階建てということで、これは建築基準法上、空調設備とかそういったものも部屋と見られますので、階数としては4階建てなんですが、建築基準法上は6階というふうな扱いになるということでございます。  それから、3点目の完成の時期でございますが、庁舎につきましては27年度、28年の3月完成を目指してございます。その以降に、今、(仮称)交流センターも進めてございますが、図書館、中央公民館の移転がその後出てまいりまして、最終的には平成30年度の完了を見込んでございます。  以上でございます。 ○委員長塩田邦平) よろしいですか。ほかにありませんか。 ◆副委員長車田憲三) 6ページの地図のいわゆる118号線に面した市の体育館の北側、これ一部のゾーンのところなんですけれども、この部分については、今後、移動のお願いとか、そういったことはやる予定はあるんでしょうか。 ○委員長塩田邦平) ただいまの車田委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎都市整備課長國分康夫) もともとの計画自体は、118号線まで全面に面した形ということで説明会等を開いたわけでございますが、なかなか理解が得られなかったということで、今回、庁舎の建設を緊急性が高いということで、地区外に移転される同意を得た方ののみ区域をしてございますが、将来的には118号まで広げたいということでございますが、現時点では具体的にいつまでというような計画は持ってございません。  以上です。 ◆副委員長車田憲三) そうしますと、とりあえず引き続き118号のほうも、いろいろお願いとか要請とかは、そういった行為は続けていくというようなことでよろしいわけですね。 ○委員長塩田邦平) 車田副委員長の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎都市整備課長國分康夫) ただいま御指摘あったとおり、計画自体がなくなったというわけではございませんので、ある程度まとまった、1軒ごとというのはちょっと厳しいと考えてございます。ある程度まとまったエリアということで、賛同いただければ検討してまいりたいと考えております。 ◆委員(五十嵐伸) 今、車田副委員長のほうからもちょっと話があった118号線だけの面じゃなくて、警察署のほうの西側のほうも、前は計画してあったように、私もちょっと記憶なのであれなんですけれども、この6ページの図面で青い線がありますよね。一番最後、大町の。ここまで道路を挟んで全部だったような気がするんです。こちらも今の考えでいいのかなと思うんですが、ちょっとお聞きしたい。 ○委員長塩田邦平) ただいまの五十嵐委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎都市整備課長國分康夫) ただいまの五十嵐委員の御質問でございますが…… ○委員長塩田邦平) 課長、ちょっと聞き取りにくいので、マイク近づけていただければ。申しわけない。 ◎都市整備課長國分康夫) 基本的な考え方としては118号と同じでございまして、こちらについても将来的には広げていきたいと考えてございます。ただ、現時点では、かなり強硬に反対されている方がございまして、なかなか進まないという状況でございます。  以上です。 ◆委員(五十嵐伸) 今、お聞きしていたら難しいのかなという感じはするんですが、ただ、着工とか工事が始まってきた中で、世代のかわる方もいらっしゃるという部分も考えながらしゃべりたいんですけれども、例えば虫食い状況で土地を売りたいという部分の話が出てきた場合、そういう対応はどうするのかちょっとお聞きいたします。 ○委員長塩田邦平) ただいまの五十嵐委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎都市整備課長國分康夫) その辺につきましても、内部でも検討はしたところでございますが、なかなか虫食いで、その土地は塩漬けというような形で置くのかということもございまして、やはり何人かの方の同意がいただければということで考えてございますし、整備費用についても、単独費ではなくて、何らかの補助事業の名義等を当てながらと考えてございます。  以上です。 ◆委員(五十嵐伸) 今、買収の補助を使いながらということです。でも、基本的に開発を考えるんであれば、土地がまとまらないと、そういう資金がないと思うんですけれども、例えば今、虫食いと言っていましたけれども、個別的に売るという部分であれば、これ単独しかないですよね。その辺ちょっとお聞きします。 ○委員長塩田邦平) ただいまの五十嵐委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎都市整備課長國分康夫) 御指摘どおり、個別にということになれば、事業的には難しい、単独になるというようなことになるかと思いますが、基金の積み立ての状況等勘案しながら、その辺は検討してまいりたいと考えてございます。 ◆委員(五十嵐伸) そういう考えで、結局まとめるときにまとまらないと、なかなか難しい部分がありますけれども、そういう形が出た場合、どうしてもやっぱりこういう状況では私はよくないなと思いますので、私の意見ですけれども、やれるときには一生懸命やっていただければなと。
     以上です。 ○委員長塩田邦平) ほかにありますか。 ◆委員(森新男) 今の質問に関連してですけれども、計画だ、これからいろいろそういったことを進めていくということについては、当局の考えですからいいの悪いのということはありませんが、問題は必要性なんです。当初から計画をしているからとは言いながら、例えば庁舎建設が終わってある程度落ちついた中で、本当に118号線が必要かとか、あと西側の土地が必要なのかどうかという、その必要性、これが一番問題なんであって、今から買い進めますとか、虫食いで買えますとかなんてことは当然言えないというのは、何かしらその必要性だと。その辺はよく当局のほうでは検討していただきたいということです。  その上でお聞きしたいのは、4ページの第6の資金計画の中で、支出の欄で工事費ということで、73億5,500万円、これは、庁舎建設費も入っているという捉え方でいいのかどうかということです。 ○委員長塩田邦平) ただいまの森委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎都市整備課長國分康夫) 御指摘のとおりでございます。庁舎の建設費も入ってございます。 ◆委員(森新男) 一方、収入のほうの保留床処分金で56億700万円、この収入の見込みをしているわけですが、この金はどこから入ってくると。この支払い先はどこなんでしょうか。 ○委員長塩田邦平) ただいまの森委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎都市整備課長國分康夫) 基本的に、市の庁舎のほうの床となりますので、単独ということになるかと思いますが、総務省などにおいて、特別交付税など、原形復旧相当分などの床面積に対しての補助等がございますので…… ○委員長塩田邦平) 課長、課長、聞き取りにくいんで。 ◎都市整備課長國分康夫) すいません。総務省での所管になりますが、復興特別交付税で原形復旧相当分などの職員数掛ける床面積で単価が出るんでございますが、そういったものを活用して、市費の投入仕組みを図りたいと考えてございます。それ以外については、地方債の導入を考えてございます。  以上です。 ◆委員(森新男) 地方債の導入を考えている。これ、復興交付金、市に入ってくる金を入れているんじゃないの、ここに。 ○委員長塩田邦平) ただいまの森委員の質疑ですが、保留床の処分金の問題ですので、まずその辺をつまびらかにした上で、地方債の件については引き続き答弁をお願いしたいと思います。 ◎都市整備課長國分康夫) 市としてお金を出すという意味でございまして。 ◆委員(森新男) だから、この保留床処分金という中身を私は聞いているんだけれども、要は市が出す金でしょ。だから、市が、一般的には事業者というよりもいろんな地権者も入ってくるんだけれども、今回の場合は、これは全て市が出すということでしょ。その上で、公共管理者負担金もこれ、ほとんど市道路だから、市でしょ。ただ、復興交付金というのはこれは国から来るんだろうけれども。要は、市の金を使って、市に入ってくる金でみんなやるということの捉え方だよね。だから、地方債とかそんなものは入ってこないと思うんだ、これには。  これはあくまでも今のところでの資金計画ですから、今後変更していくという部分も出てくると思いますが、この辺のところについては、できるだけ費用等は必要以上にかけないでやっていただきたいということです。  以上です。 ○委員長塩田邦平) ほかにありませんか。 ◆委員(水野敏夫) 7ページ、8ページの関係で、いわゆる先ほど聞いた道路がなくなってここは広場というふうな表現をされていますが、その入り口がどういうふうになるのか、市役所の敷地内に入る入り口について、8ページのほうで説明してもらったほうがわかりやすいんでしょうか、何号線と書いてありますので。ここで、どことどこが入り口になるのか、予定されているのかについてお伺いいたします。 ○委員長塩田邦平) ただいまの水野委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎都市整備課長國分康夫) 現在、詳細については実施設計の中でやっていることで、まだ具体的に場所が確定してございませんが、やっぱり幹線道路である118号、Ⅰの17号線からの出入りということを想定してございます。  以上です。 ○委員長塩田邦平) 課長、確認の意味で、もう一度御答弁願えますか。 ◎都市整備課長國分康夫) 失礼しました。庁舎そのものについて入り口は、西側のほうは警察署、今の入り口でございますが、そちらのほうから。それから東側については、既存の入り口から多少場所を変更する形になりますが、2方向から入るという形でございます。  以上です。失礼しました。 ◆委員(鈴木忠夫) どちらがメーンみたいな形になるんですか。 ○委員長塩田邦平) 鈴木委員の質疑に対して、当局の答弁をお願いします。 ◎都市整備課長國分康夫) 基本的に、東側について、今後両側の歩道の整備とかで、一番幅員が広うございますし、電線の地中化等も考えてございますので、メーンにつきましては今まで同様、東側からがメーンになるかと考えております。  以上です。 ○委員長塩田邦平) ほかにありませんですか。 ◆委員(森新男) ちなみに、この事業計画書を含めて、この周辺整備の絡みで委託した契約金などはいくらだったんですか。 ○委員長塩田邦平) ただいまの森委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。 ◎都市整備課長國分康夫) ただいま資料を開きますので、ちょっとお待ちいただけますか。 ○委員長塩田邦平) ただいまの質問以外の件で、委員の皆様からございましたらお願いをいたします。  なければ、次に進みますが、答弁を保留ということで、時間の関係もございますので、先に進ませていただいてよろしいですか。      (「はい」の声あり) ○委員長塩田邦平) それでは、次に、その他当局からの報告事項等がありましたらお願いをいたします。  ありませんか。      (発言する者なし) ○委員長塩田邦平) なければ、委員の皆様から申し述べておくことがありましたらお願いします。 ◆委員(五十嵐伸) 水道の関係で、確認というか聞きたいことがあったものですから、ちょっとお聞きしたいんですが、先ほどの説明の中の、包括事業の委託の関係でお聞きしたときに、料金はそのまま据え置きということでお聞きしたんですが、合併当初から料金が上がりまして、一応統一化したと。その当時、私の記憶では、一応料金体系は一律、合併した部分のパーセントを上げて一律にして、それから料金体系を検討していきますということでお聞きしているかなと思っていたんですけれども、今回委託した場合、同じくするということで、今の現状維持でやるということでお聞きしました。それを検討したのかということ、これからに関して。それと、収益が減少しているということで、いろいろな状況があって、節水している状況とかいろいろあって下がっているのかなということと、私もいろいろなお話を聞きますと、市の水道料金が高いので、企業関係は井戸水を使用しているという部分も多々お聞きしている部分があります。水道部のほうでは、その辺の調査を、一般的な部分、あと会社関係の部分、調査をしておられるかどうかちょっとお聞きします。 ○委員長塩田邦平) ただいまの五十嵐委員の質問ですが、質問内容については把握できていますか。大丈夫ですか。      (「はい」の声あり) ○委員長塩田邦平) それでは答弁をお願いいたします。 ◎営業課長宗形武将) まず、最初の合併して、水道事業の料金統一はその後、平成20年だったと思いますが、料金統一しました。段階的に調整したところでございます。  その後ということでありますが、料金については20年以降変更ございませんが、そのまま動いております。  また、料金の高い、安いの話、ちょっとありましたけれども、調査でございますが、市の水道、上水道につきましては、水道を使わない人から見れば水道料金は高いということになるんでしょうけれども、県内の水道、各市の状況を見ますと、料金的には基準はいろいろありますが、口径20mmで家事用で申し上げますと、県内では、中位、料金的には中ほどでございまして、具体的に申し上げますと、安いほうから四、五番目とほぼ中位と捉えております。  以上でございます。 ◆委員(五十嵐伸) すいません。聞き方が悪かったかもしれない。料金体系はそのときに、今まで合併した中で段階的に上げて、その状況を見て、料金体系をこれからどうするかというのを検討しますということを聞いていた状況です。今回、一般的な水道料金少ない方は安いというのはわかっているんですけれども、須賀川の場合は、使えば使うほど、例えば会社関係、非常に高くなるということで、井戸に変換するということもお聞きしています。  前からの内容でも、そういうこともあるので、一応上げて、その状況を見ながら料金も考えて下げる、上げる、同じくするということも検討しますということも聞いておりました。その辺の絡みで、同じくするということでは先ほど聞いたものですから、企業関係とか、使っていない、結局、使用料も減っている、減少、これは状況はいろいろあると思います。一般家庭は減っているかもしれないけれども、企業が減らしているという部分もある。その辺の調査も絡めた中で、料金を同じくしているのかなと私思っているので、その辺をちょっとお聞きしたいなと思っています。すいませんでした。 ◎営業課長宗形武将) 今、五十嵐委員のほうからございました条件関係で、先ほどの県内の、ちょっと戻りますが、県内の安いほう、家事用の20立方メートルでは、順位は安いほうでいいますと、県内13市の中では4番目でございます。なお、今、話ありました企業等の逓増性料金体系というのを須賀川市で今とっておりますが、使えば使うほど高くなる方式でございます。これにつきましては、これ全国的にもいろんな料金体系、ちょっと話がまた長くなりますが、須賀川市の場合は用途別、家事用とか、営業用とかそういうふうな料金、用途別の体系をとっております。その中で、家事用に比較しまして営業用、そういうものが高くなっております。  なお、今の逓増性、使えば使うほど1立方メートル当たりの高いことも採用しておりますが、これにつきましては、まず1つの考え方としまして、一律という考え方もございますが、須賀川市においては家事用、一般家庭、生活のほうを優先したと聞いております。そのために、家事用を安くしたと。低く抑えた。その分、営業とかそういうものは高くなったと捉えています。  また、その使えば使うほどの高くなるというのは、これも全国的に一律でそのままいく方式もありますが、この逓増性につきましては、少ない家庭用とか、そういうものを安く抑えるということで採用されたと聞いております。この方式についての検討をしていくというふうに、私ども、今、水道部でもなっております。ただ、それをすぐ採用するかどうかはまた別でございますが、検討事項にはなっております。  以上です。 ○委員長塩田邦平) 先ほどの森委員の件ですが、よろしいですか。 ◎都市整備課長國分康夫) 先ほど森委員のほうから、事業計画書等作成に係る、いわゆる業務委託料でございますが、大変申しわけございません。本日、実績の資料を持ち合わせてございませんで、後ほど森委員のほうに御報告してよろしいですか。 ◆委員(森新男) 今ここで、幾ら幾らということをわからなければそれでいいんだけれども、恐らくこの事業計画じゃなくて、次の段階までの一括しての委託だと思いますので、今後やっていく上で、いろいろ今出たものについては、委託業者のほうとよく打ち合わせしながら進めていただきたいということで、事業計画書でこれで終わりだよという話ではないはずですから、この委託業者のほうは。よくその辺を指導してやってほしいということを言いたかったわけです。 ○委員長塩田邦平) 御意見としてよろしくお願いをいたします。  ほかにございませんですか。      (「なし」の声あり) ○委員長塩田邦平) なければ、当局の皆様にはこれにて御退席を願います。  お忙しい中、大変ありがとうございました。      (執行部退席) ○委員長塩田邦平) 暫時休憩いたします。      午前11時15分 休憩      午前11時18分 再開 ○委員長塩田邦平) それでは、休憩前に復して、会議を開きたいと思います。  本日の委員会において、委員の皆様から出された御意見につきましては、正副委員長において取りまとめて、次回以降の委員会で対応してまいりたいと考えております。  この際、全般的に振り返って、委員の皆様から申し述べておくことがありましたらお願いいたします。      (「なし」の声あり) ○委員長塩田邦平) 特になければ、これにて継続調査事件の審査を終了いたします。  それでは、お諮りいたします。  本日の会議の結果と、笹平川流域治水対策について及び水道事業包括業務委託について並びに所管の事務の執行について継続して調査したい旨、議長に申し出ることに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) ○委員長塩田邦平) 御異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  以上で本日予定の審査は、全て終了いたしました。  これにて建設水道常任委員会を閉会いたします。  御苦労さまでした。      午前11時19分 閉会 ─────────────────────────────────── 須賀川市議会委員会条例第31条の規定により署名する。  平成25年10月29日       須賀川市議会 建設水道常任委員長     塩田邦平...