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令和元年 9月定例会(第3日 9月13日)

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  1. 琴平町議会 2019-09-13
    令和元年 9月定例会(第3日 9月13日)


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    最終取得日: 2021-05-06
    令和元年 9月定例会(第3日 9月13日)                会 議 の 経 過    会期 第3日 令和元年9月13日(金曜日)  議事日程(第3号)  第 1       会議録署名議員の指名  第 2       一般質問 ○議長(安川 稔君)  おはようございます。(「おはようございます」という者あり)  ご参集いただきましてありがとうございます。  議場内の皆様にお願いいたします。携帯電話の電源はお切りくださるようお願いいたします。 ○議長(安川 稔君)  これより、令和元年9月琴平町議会定例会を再開いたします。  ただいまの出席議員は9名であり、地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、本日の会議は成立しました。  これより、本日の会議を開きます。             (再開・開議 午前 9時31分) ○議長(安川 稔君)
     本日の議事日程は、お手元に配りましたとおりであります。  日程に入ります前に、諸般の報告をいたします。  事務局長に報告いたさせます。  事務局長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○事務局長(西井 久美子君)  おはようございます。  命により報告いたします。  本定例会に説明員として出席を求めました者は、お手元に配付しております名簿のとおりでありますが、選挙管理委員会委員長より、本日の会議の欠席届が提出されておりますので、ご報告いたします。  以上、報告を終わります。 ○議長(安川 稔君)  以上で、諸般の報告を終わります。 ○議長(安川 稔君)  日程第1 会議録署名議員の指名 を行います。  会議録署名議員は、      5番 森藤 泰生君及び      7番 今田 勝幸君 を指名いたします。 ○議長(安川 稔君)  日程第2 一般質問 を行います。  本日は、通告7件のうち、通告順に従いまして、残り5件の一般質問を行います。  なお、通告により申し出があった場合、一問一答を可とすることにしておりますことから、質疑の回数制限は会議規則第55条、ただし書き規定を準用し、その制限を超えることを可とし、また、同規則第56条の規定による発言時間は、90分以内といたします。  それでは、順番に発言を許可します  最初に、6番、渡辺 信枝君。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○6番(渡辺 信枝君)  皆さんおはようございます。(「おはようございます」という者あり)  6番、渡辺信枝でございます。  それでは、議長のお許しをいただきましたので、9月定例会の一般質問をさせていただきます。  また4年間、町民の皆様の声を代表して一般質問させていただけることに感謝をいたしますとともに、初心にかえって頑張ろうと思います。町長さんはじめ、執行部の皆さん、しっかりと取り組んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  今回の質問ですけれども、選挙の投票率向上対策についての質問をしたいと思います。  それでは質問席の方に移ります。 ○議長(安川 稔君)  6番、渡辺 信枝君。 ○6番(渡辺 信枝君)  全国的にもここ数年、選挙の投票率ですけれども、急激に低下しております。今年7月は参議院議員選挙もあり、また琴平町議会議員選挙につきましては、過去最低の投票率となっております。琴平町の参議院議員通常選挙の投票率でございますが、平成25年は54.95%、平成28年は、52.3%、今回、令和元年7月の選挙では48.42%となっており、確実に下がっております。  また、琴平町議会議員選挙の投票率ですが、平成23年は67.68%、平成27年が58.76%、今回、令和の7月ですけれども、57.05%と、こちらのほう、かなり投票率が下がってきております。  また、年齢別の投票状況を見てみますと、10代が178人中35人で19.66%、20代が673人中215人、31.95%、30代が689人中283人で41.47%、40代1,106人中511人で46.20%、50代が1,040人中657人で63.17%、60代が1,329人中922人で69.38%、70代が1,484人中1,121人で75.54%、80代以上が1,298人中704人で54.24%となっておりました。  一つ目の質問でございますが、平成28年6月から、選挙権年齢が満18歳以上に引き下げられ、今は、日本国民、誰でもが18才になると選挙権を持てるようになっています。若い方の選挙に対する意識や投票率の低下に対する対策について、今後どのような手立てが考えられるのか、選挙管理委員会の考え方をお伺いしたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  6番、渡辺信枝君の質問に対する答弁を求めます。  選挙管理委員会書記長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○選挙管理委員会書記長(宮脇 公男君)  おはようございます。(「おはようございます」という者あり)  渡辺議員の一つ目の質問に対してお答えさせていただきます。  本町においては、平成29年度及び平成30年度に、琴平高校にて、選挙についての出前授業を行いました。選挙に対するクイズ、模擬投票模擬開票等を行いました。本年度も同様の出前授業を予定しており、引き続き、若い方に選挙に関心をもっていただき、投票率の向上に努めたいと思います。  ちなみにですが、20歳から24歳までの投票率に関して、前回、平成27年度の町議の選挙のほうが投票率が25.73%でありました。令和元年、本年度の20歳から24歳までの投票率は29.12%となっております。3%ほど向上してきているかなとは思っております。引き続き出前講座等を行って投票率を上げたいと思います。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  書記長の答弁が終わりました。  6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  高校につきましては、2年間続けて出前授業というのを行っておられますが、小・中学校に対する出前授業は行っているのでしょうかいないんでしょうか。小学校では、高学年の社会の時間に政治と暮し、市役所・町役場や県の仕事、そして、選挙の仕組みについても学びます。また、中学校では、社会科の公民の中で民主政治と政治参加についても勉強します。教育の現場で子どもたちの選挙の意義、投票することの大切さなどを教えることも大切だと思います。そのためには、出前授業として、小・中学校模擬投票、それもいいんですけれども、模擬選挙というのが私はいいと思うんですが選挙の意思を考えてみる、模擬選挙をして、意義を考えてみるのもいいのではないかと思います。そうすることで子どもたちにも勉強にもなるし、選挙への意識も変わるのではないかと思います。20歳から24歳までの投票率は、前回よりも3%アップしたということですが、高校だけでなく、小・中のほうにもそういうことをしてもらいたいと思います。  模擬選挙ということですけれども、3つのメリットがあると言われています。民主主義を体感できたり、有権者を育てるとか、投票率UPとか、そういうことがございますので、模擬選挙については、どうお考えでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  選挙管理委員会書記長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○選挙管理委員会書記長(宮脇 公男君)  失礼します。ただいまの質問の模擬選挙に関してですが、有効な手立てだと思っております。今後とも続けていきたいなと思っております。  また、小・中学校への今の状態ですが、投票箱、記載台等の貸し出しはしております。併せて、議員の言われるような格好の分は考えていきたいなと思っております。  なお、選挙管理委員会のほうで、なお、そういう意見があるというふうな格好で図りながら、前向きに取り組めるように心がけていきたいなと思っております。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  また、選管のほうでもそういうお話をして、模擬投票だけでなく、模擬選挙ということも考えてみてくださればありがたいなと思います。  それでは、次に、二つ目の琴平町における投票率の低下に対する対策についてで、また、啓発活動として、また琴平町としてはどのようなことをしているのでしょうか。町独自の取り組みとして、今後、どういう啓発活動をしていくおつもりなのかということもお尋ねしたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  選挙管理委員会書記長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○選挙管理委員会書記長(宮脇 公男君)  ただいまの質問に関してお答えさせていただきたいと思います。  投票率の低下に対する対策としては、先ほども述べたように、琴平高校において、出前授業を行い、若い方に選挙に関心をもってもらえるように努めています。  また、選挙時には、ポケットティッシュやチラシ等を配付し、また広報車を利用して、投票の呼びかけを行っております。さらに、昨年の県知事選挙の段階からなんですけれども、期日前投票の利用促進を図るために、投票所入場券の裏面にあらかじめ宣誓書及び請求書を印字して、自分の家で書いてもってこれるような格好、もってこられたらすぐに投票できるような格好に心がけております。  それから、啓発活動としては、小・中学校に対して選挙啓発ポスターの作成依頼を行って、優秀者には賞状・景品を授与し、優秀作品等を掲示して、選挙啓発を行っております。  また成人式においては、新しい成人の方に啓発資材を配付し、投票に関心をもってもらうよう努めています。  なお、この期日前投票に関してですが、今回、町議選において、期日前投票のほうが投票者数が1,116名いらっしゃいました。前回の平成27年度の期日前が1,060人。その前の平成23年のほうが1,011人という格好で期日前投票のほうは若干伸びておるような状況になっております。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  高校での先ほど言われた出前授業として、クイズとか、模擬投票、模擬開票、それから、広報車での投票の呼びかけ。関心をもってもらうために大切なことだと思いますが、やはり20代、30代、40代の方についても、まだまだ半数以下の人しか投票に行っていないわけでございます。広報活動として、チラシには何日が投票日とかいうことだけ書いていたような気がするんですけれども、そういう形だけでなくて、クイズというか。ちょっと参加ができるような参加型のチラシを作ったりとか、本当に尊い一票だということも伝えたり、今先ほど言われました期日前投票、それがやはりここでどのように投票できるかなど、あらかじめ自宅で記入するというのは、他の方、町の人から、あれは良かったみたいな話もお聞きしています。20代から40代の世代にも投票に行くのを面倒がらずに、わかってもらえるような広報活動をしていってもらいたいと思います。  そしてまた、欲を言いますと、期日前投票の場所が、車でこられるから、総合センターの1カ所でいいんですけれども、琴平というか、こっちの端、ここは端ではないんですけれども、象郷の奥のほうにとか、そういう南と北に設けたりすることも、予算の都合があって、なかなか難しいと思いますけれども、そういうのもどうかなと思いました。若い世代に面倒くさがらずに、分かってもらえる広報活動をしてもらいたいと思います。よろしくお願いいたします。  次に、三つ目に移ります。  三つ目の選挙に係る費用の詳細はどのようになっていますか。そして投票所1カ所につきどのくらいの費用がかかっているのでしょうか。今、琴平町内には6カ所投票所がありますけれども、1カ所につきどのくらいの費用がかかっているのでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  選挙管理委員会書記長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○選挙管理委員会書記長(宮脇 公男君)  ただいまの質問に対して答弁させていただきたいと思います。  今回の琴平町議会議員選挙の経費については、今現在、支払いをしているのが、481万8,069円支払いをしております。経費の内訳としましては、投票立会人さんの報酬関係で37万6,600円、職員手当として、219万6,958円、賃金として、7万4,060円、費用弁償として、2万8,500円、需用費、要は消耗品とか食料費とか、その辺もろもろ合わせて90万7,153円、役務費として、はがき代とか、通信運搬関係と手数料関係合わせて、88万9,198円、それからポスターの掲示版設置等の業務委託として、34万5,600円という格好になっております。  この支出は開票事務も合わせて含んでおります。投票所ごとの経費の積算はしておりませんので、投票ごとの経費はちょっと今のところ、正確にはわかりませんが、平均的な人員配置、要は、投票管理者を含む投票事務の従事者が6名大体おります。それから、投票立会人4名いらっしゃいます。それを前提にして、従事者及び立会人の手当て・報酬等を合わせると大体24万円ほどかかります。  それから、食料費と消耗品、送致用のタクシーを合わせますと、大体、1投票所当たり26万円ぐらいはかかるのではないかなと思っております。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ)
    ○議長(安川 稔君)  6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  それでは、次に、1投票所当たり、26万円程度ということで分かりました。その6カ所とあとの当日のこととか、開票とかということで合計で481万円ですね。  次、四つ目ですけれども、投票所の問題ですけれども、琴平町は6カ所の投票所で投票ができるようになっております。第一投票区というのが琴平町文化会館で17区域の方々が投票所ということになっております。第2投票区は、琴平小学校体育館で、17区域の方々の投票所となっております。第3投票区というのが琴平町役場で、西中、六条東、六条西、横瀬ということで4区域でちょっと少ないかなと思いました。そして、第4投票区は榎井公民館で、9区域の方々の投票所となっています。柳之鼻、北旗、南旗、あの辺から五条のほうの慶納、本村、本條あたりと聞いています。第5投票区が象郷農業構造改善センターで14区域の方々の投票所となっており、第6投票区が、象郷小学校体育館で、11区域の方々の投票所となっております。  投票所の数と場所について、今後、見直しをするお考えとかはあるんでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  選挙管理委員会書記長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○選挙管理委員会書記長(宮脇 公男君)  ただいまの質問についてお答えします。  投票所の数とか、場所は今、言われたとおりであります。ただ、投票管理事務の合理化、投票所の設置に伴う発生する経費等、利用可能な施設の確保、駐車場とか、交通の利便性、地域の特性を十分に考慮して、選挙管理委員会の中で話をしながら、広く選挙人の意見を踏まえながら、検討していきたいなと考えております。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  第1投票区、先ほど言いましたけれども、第1投票区ですけれども、琴平町文化会館の第1投票区は、17区域ございまして、その中で一之坂とか、谷川とか、小松町、南通町とか、そのあたりは問題はないかと思うんですけれども、西山地区、神明町の方は投票所へ行くにも一方通行になっているために、郵便局からのところから逆一方通行ですので、ぐるりと町内を回っての投票所となっているので、投票日が日曜日のために、特に文化会館近くは道が大変混んでいて不便であるという声も聞いています。琴平小学校前も通って、近かったら町役場もあったりもするので、そういうところには変えられないのかという声もお聞きしています。  また、第4投票区は榎井公民館が第4投票区でございまして、柳之鼻とか、南旗とか、東中とかはいいんですけれども、五條の本條区域の方の投票区ですけれども、私の家の前の琴平高校の前あたりは、ハ反地という土地の字名でございまして、町の投票区域には書いていませんが榎井公民館が投票所となっております。琴平高校前から榎井公民館はやっぱり少し遠いということも聞いています。信号を渡ってまだ向こうへ行かないといけないと。高齢者の方だったら歩いても暑い中行くのがかなり時間がかかるんだということも聞いています。近くには、琴平小学校や先ほど言いまいた琴平町役場のほうは、余り地区数が少ないんですけれども、そちらのほうに投票ができるようにならないのかという声も聞いています。榎井公民館の場合は、先ほど駐車場のことも十分に考慮しろと言われたんですけれども、狭いという声を聞いています。特に雨の日が降った日なんかは、車がいっぱいになって、普通の家の前には止められないので困るんだということも聞いています。  ただ、区域ごとに分けるのでなくて、昔の区域ですので、もう一度、地図上で投票所を考えたりそういうことをするというのは難しいんでしょうか。  それから、第5投票区の象郷農業構造改善センターと第6投票区の象郷小学校とはどちらも象郷のほぼ真ん中ぐらいのところにありまして、2カ所の投票所が近いので、1カ所でもいいのではないかという声も聞いています。町内に今6カ所ございますけれども、もう少し考えてみても、数も含めてですけれども、考えてみてもいいのではないかと思います。  今後、町民の皆様のアンケートをとったり、皆さんからの声を聞いたりとか、何か改善していってもらいたいと思うんですけれども、どうお考えでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  選挙管理委員会書記長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○選挙管理委員会書記長(宮脇 公男君)  ただいまのご質問に関して、選挙管理委員会としても投票所の数、設置場所、区域等、住民の方々、選挙人の方々のご意見を聞きながら、適正な配置ができるような格好では考えていきたいなと考えておりますので、選挙管理委員会の中で協議もしていきたいなと考えております。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  それでは、次の5番目の質問ですけれども、足が悪い高齢の方たちが増えて、足が悪い人たちもおいでるんですけれども、送迎等はできないのでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  はい、選挙管理委員会書記長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○選挙管理委員会書記長(宮脇 公男君)  ただいまの質問に対してお答えさせていただきたいと思います。  町の選管としては、人員の確保・送迎対象者の確認、把握や経費等を考慮してまいりますと、今現時では、送迎等は考えていない状況にあります。  なお、体の不自由な方たちのためには、郵便等による不在者投票という制度がありますので、その周知を丁寧にしていきたいなと思っております。手続の案内等を行うように、今後、努めていきたいなと思っています。  それから、各投票所のほうなんですけども、体の不自由な方たちのために、投票所の段差があるとこにはスロープ設置したり、車いすを置いて投票しやすいような格好の環境は整備しておりますので、よろしくお願いします。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  6番、渡辺君。 ○6番(渡辺 信枝君)  本当にこれからもっと高齢者とか、体があちこち痛くて歩き辛いとか、そういう体が不自由な方も増えていく中、期日前の送迎とかもどうかなとも思ったんですけども、なかなか範囲が広いために難しいのかなと今のお話を聞いて思いました。投票にやはり行ってもらうことが増やしたいというか、投票率低下をどうするかということですけれども、行ってもらうために、そのほかの方法として、やはり先ほど言われた期日前投票とか不在者投票制度、何か今、郵便投票などもあるということで、いろいろな方法があるという本当に住民さんへの更なる通知というか、周知をよろしくお願いしたらと思います。  そして、やはり若い世代の方たちには、高校生だけでなくて、やはり小・中も含めてですけども、模擬選挙、選挙のそういうことで勉強というか、社会のそういうことも学ぶというそういうこともありますので、より効果の上がる取り組みをしていってもらいたいと思います。  また、投票率の低下についてですけども、選挙管理委員会だけのせいで言っているわけではございません決して。私たち議員のあり方が問われる部分も本当に大きいと思います。実際、平成30年5月の町長選挙におきましては、町民の関心も高いということから、投票率が、前回26年が47.04%に対して、30年5月は、62.67%ということで大きく増加いたしました。町議会議員選挙では、町の人が誰に投票していいのか分からんとか、候補者を選ぶのが難しいなとか、町議会の仕組みや活動も余りよく分からないということもお聞きしています。議員の発信の弱さも考えないといけないなと思います。個々の発信も大切だと私も思いますが、今後、議会広報などを通じてもう少し活動の発信をしたり、また、議会の傍聴にも来ていただけるように努力して、町の人にいろんなことで知っていただいて、興味をもっていただけるようにしていかなければならないなあと思いました。  そういうことで、いろんな意味で、みんなで投票率ということを少しでもアップしていきたいなと思います。  以上で私の一般質問を終わります。 ○議長(安川 稔君)  これで、6番、渡辺 信枝君の一般質問を終わります。  ただいま一般質問の途中ですが、ここで休憩といたします。  再開予定を10時10分といたします。      休憩 午前10時01分      再開 午前10時10分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(安川 稔君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  発言を許します。  3番、吉田 親司君。 ○3番(吉田 親司君)  3番、吉田。  皆さん、おはようございます。(「おはようございます」と言う者あり)  それでは、議長のお許しを受けましたので、令和元年9月定例会におけます、私吉田親司の一般質問をしたいと思います。  まず第一に、改正文化財保護法を契機とした当町の歴史的建造物の保存と活用方法の今後の取り組みについてというのが一番目。  二番目は新規中学校教育ビジョンについてというのが二番目です。  三番目、グリーンスローモービルコトコト感幸バスについて。  以上、3題を用意したいと思いますので、よろしくお願いします。  それでは、質問席に移らせてもらいます。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  3番、吉田 親司君。 ○3番(吉田 親司君)  それでは、一番目、改正文化財保護法を契機とした、当町の歴史的建造物の保存と活用方法の今後の取り組みについてということで。本年4月より施行された改正文化財保護法、当町には、金丸座をはじめ、公会堂、金刀比羅宮社殿歴史的建造物が数多く存在している。政府も保存を優先する支援から、一体的に活用する取り組みへと。取り組みへの支援に、文化庁は保存と活用の両輪による文化財のあり方を示してきましたが、今回の改正は、法的にそれが強調される局面になったと言えます。  そこで、保存と活用において、今まで市町村レベルの管理者の変更や改築等の現状変更手続、また、観光や町づくり等の首長が主導する行政施設への文化財の組み込みが容易ではなかったものが、この法改正を契機に大きく見直されたわけであります。  そこで当町において、この法改正における、今後の文化財保護活用方法にいての取り組み方を問いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(安川 稔君)  3番、吉田親司君の質問に対する答弁を求めます。  教育長。  (「議長」と呼ぶ) ○教育長(篠原 好宏君)  おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  吉田議員の当町の歴史的建造物の保存と活用方法等についてのご質問にお答えいたします。  今回の法改正で条例により、文化財保護の所管を教育委員会から地方公共団体の長に移管することができるようになりました。教育委員会としましては、従来どおり、文化財の保護を最優先とした活用を考えておりますが、今後は、移管も視野に入れ、町長部局主導による観光や町づくり等を目的とした活用についても協議していきたいと思います。  以上でございます。 ○議長(安川 稔君)  引き続いて、町長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  3番、吉田親司議員のご質問に対する答弁を行います。  改正文化財保護法の件について、町の取り組みについての問い合わせでございます。  改正文化財保護法につきましては、議員ご指摘のとおり、本改正によりまして、これまでに比べまして、文化財の活用における市町の裁量が格段に容易となっているところです。  また、社会的評価を受ける間もなく、消滅の危機にさらされている多種多様の文化財を後世に幅広く継承していくためにも、制度化されたものでございます。それは即ち文化文化財の保存や活用に寄与するものでございます。文化財の活用につきましては、本町は、旧金毘羅大芝居、いわゆる金丸座と琴平町の公会堂などの歴史的建物を有しており、四国こんびら歌舞伎大芝居は勿論のこと、既に昨年から香川県が実施しておりますユニークアベニュー、即ち、歴史的建造物や文化的建造物を活用したイベントなどを実施することに協力するなど、ソフト面における取り組みは、既に行っている、いわゆる先進地であるかなと思われます。  今回の改正は、ハード面における取り組みを容易とするものでございまして、文化財保存活用地域計画。いわゆる総合的な計画な国に申請することによりまして、認定された市町村は、当該計画に記載された未指定文化財に対して、国に登録文化財とすべき旨を提案できるという認定効果があり、また、事務体制が整備されていることを条件に、現在、移譲されていない市町村も計画期間中でございましたら、当該事務を実施することができるというメリットもあります。現状変更の許可など文化庁長官の権限に属する事務の一部について、認定市町村でも許可を届け出のみで可能とできるという利点も兼備えているわけでございます。そういった観点から見ましても、まずは、改正法に基づきまして、速やかに保存活用計画を策定しながら、ご指摘の部分について対応していきたいなと考えております。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ)
    ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  今回のこの法改正の趣旨は、先ほど町長が言われたような形でいいかと思うんですけれども、このまずは、前段階といたしまして、先ほど申された文化財保存活用計画。この計画を多分、国、もしくは県に届け出をすることによって、いろいろな権限委譲、その他の町の活性化、地域創生に向けた事業がやり易くなるという形ではないかと思うんです。  ところで、もう6カ月ぐらい、この法が改正してから経っておるわけなんですけれども、この6カ月間、担当部局を含めてどういうふうな計画をされているか。例えば、この地域。早急にという話は今、町長から承ったわけなんですけれども、いつ頃これはする予定になっているのかということと、あと、もう一つは、保存計画によって、多分、この大改修ですね、2年後に予定されている文化庁からそのあたりの一応の粗筋はできていると思うんですけれども、そのあたりの計画を作ることによって優遇されることも多々あると思うんですけれども、その辺は調べられているかどうかわからないんですけれども、ちょっと聞いていきたいと思います。  (「生涯教育課長から」と言う者あり) ○議長(安川 稔君)  はい、生涯教育課長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○生涯教育課長(山下 敏信君)  吉田議員の質問に関して答弁をいたします。  先の委員会で説明したとおり、今、金丸座の改修に当たっては、基本計画をまず立て、予算等をはじき出し、来年度に実施計画、その後、改修という形になります。  まだ、予算等が決まっておりませんので、流れだけ説明させていただきました。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。  町の現状とこれからについてということかと思われます。  実は、昨日に香川県文化財保存活用大綱策定協議会の1回目の開催があったということで、まだ県のほうが大綱が決まってそれをもとに市町村がするというプロセスになっておりますので、現状、町として、その大綱が今確定しておりませんので、今、具体的な動きができておりませんというのがご質問の現状であります。つまり、今のところ具体的にいつまでに保存計画を作るとか、どういう体制であるかというのはまだちょっと動いていないのが現状であります。  ただ、私のこれ考えなんですけれども、いずれにいたしましても、登録であったり、認定されている重要文化財であったり、登録文化財であったり、いろんな文化財はあるんですが、町内にはそういういわゆる文化財と言われている登録とか、申請はしていない文化財の保存保護というのは、これは他の議員からも以前より、また、住民からもいろいろな面で、特に本町は歴史ある建物が本当、江戸の身を感じるもの。いろいろなものがございますけれども、それを相当古くなっていることを如何にして保存して、如何にして残していくかというこの部分が大きな課題になっているかなというように思います。これにつきましても、今、内部協議の中でいろいろ国のほうに制度等もございますので、そのあたりに手を挙げるなり、また、そういう制度に乗っていくべきではないかなということで、まだ協議の段階ではございますけれども、いずれにしましても、こういう門前町という栄えてきた琴平町のそういう文化財を放ちにすることはいかんし、かといって、町単独でそれらのものを保存活用していくことは、非常に多くのコストが掛かりますから、そのあたりのバランスを考えまして、国のそういうご指摘の今回の文化財保護法をはじめ、いろいろな国交省の制度等もございますので、そういったものを活用しながらですね、長くこの門前町の生業等を維持していかないかんという私の気持ちはございますので、またよろしくお願いしたいと思います。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  今の町長からも担当部局からも要するに、保護保存ですよね、保存についての今答弁をいただいたとは思っているんですけれども、とりあえず、私が調べてきたところによれば、歴史建造物や史跡、美術品の活用に関する地域計画を定めた上で文化財保存活用計画を国または県に申請することにより、文化財の修理、防災施設整備、環境保全事業経費に対して、50%から85%くらいの大きい補助対象であるということをある資料では載っておりました。  あと、これは公会堂の登録有形文化財の話なんですけれども、それをすることに、保存修理する場合、設計監理費の2分の1の補助ですね。それから、同じく公会堂の公開活用の場合、文化財を公開活用する場合ですね、保存活用計画の設定や設備費、耐震対策に係る経費の2分の1補助という形で結構、補助金、その他はぶら下がっていると思いますので、この保存活用計画を早急に策定していただいて、県と国との絡みもあるかと思いますけれども、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  それともう一つ、活用ですね、活用方法。これあの、いろいろ私も噂をお聞きしているんですけれども、主に金丸座と公会堂に絞って今回お聞きしようかと思っているわけなんですけれども、金丸座の場合ですと、やはりいろいろと興業、歌舞伎だけとか、伝統的ものに対しての公演オンリーで認めているという、その枠というか、括りがあるような話を承っているわけなんですけれども、この活用方法として、例えば、観光とか、住民に対してのいろいろなこととして使えるような形のものができるようになったように思えるんですよね。その辺、担当部局はこれ生涯教育課が担当というのも、ちょっと私も今回、これをちょっと考え直すのも一つのいい機会ではないかなと思うわけなんです。そこは町長どう思われているか。お聞きしたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  町長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  旧金毘羅大芝居並びには、今現在、ご案内のように教育委員会が保存ということで担当の管理のほうを行っております。公会堂は観光商工課のほうが担当ということでございます。よく多分、吉田議員もご存じのように、どうしても旧、いわゆる金丸座のほうはどうしても歌舞伎のイメージが強いものですから、観光いわゆる、まさに当局のほうがくるんだけれども、実際、歌舞伎以外の時には教育委員会ということでそのあたりがちょっとよくガタガタする時が過去にもいっぱいありました。そのあたりがご指摘だと思います。それで先ほど教育長が冒頭、答弁しましたように、今後ですね、そういった意味では活用を重視というんですかね、活用を含めてする場合には、本庁のほうでですね、していくのも一つの手かなと思います。その辺を解消するために。ただ、保存を目的にしていく文化財については教育委員会でもつといくこともありますし、それに併せまして、今、ずっと皆様方からもご指摘いただいている公共施設の管理も含めてですね、そのあたりもチグハグになって、町の施設の管理が課ごとになっているところもあって、チグハグになっていることが小さな町にしてはちょっと効率が悪いかなという今事実があるので、そのあたりは、現状の課題だと思いますので、その保存管理について、どこがどうしていくかということはご指摘も含めまして、ちょっと今後の課題とさせていただきます。  それから、もう一つは、更なる活用というご指摘かと思います。これにつきましては、今、来年、再来年といわゆる金丸座の耐震の方、補強をしていくわけですので、これが終わった段階でないとなかなか金丸座についてはですね、表向いてはできないと思います。  かと言いましても、どうしてもですね、やっぱり重要文化財といったら金丸座はありましたように、歴史伝統的な芸能に限るべきであるという拘りの方と、いやいや他の芝居小屋のように広く活用すべきだというどちらの意見もございますけれども、このあたりにつきましても2年間かけまして、金丸座のですね、歌舞伎以外の時に、如何にして活用するかということについては、内部をはじめ、関係者等と議論してですね、一つの方向性を出していかないかんなと思っております。  いずれにしましても、私は2年後のいわゆる耐震工事、金丸座の耐震工事が終わった際には、通常の5月から3月の縦覧については、今、500円でシルバーの方にガイドしていただいておりますけれども、グレードアップするいいチャンスかなと思っております。それは観光面であったり、インバウンドで考えますと、体験型であったり、日本らしさを感じるクールジャパンにはもってこいの重要な施設であるということは、まさに活用する一つの大きなキーワードだと私は感じておりますので、そのあたりもまだ若干時間がございますので、いいものがありましたら、また、逆にご提言等をいただけたらなという思いでございます。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  いいものですので、できるだけやはり活用していただいて、私が言いたいのは歌舞伎だけでなくて、いろんな芸能面も含めた活用をするのと、後は担当部局を先ほども言いましたけれども、生涯教育課に絞るのではなくて、やはり資料にも書いてありますけれども、首長部局の移管とか、あとは観光施策に町づくりや、例えば、町づくりでしたら総務の企画ですね、観光施策でしたら、観光課という形の3課ぐらいの感じになってくると思うんですけれども、先ほど町長が言ったような形の担当課をやはり文化財においてはある程度作っていったほうが各課ごとにも結構、生涯教育課は特に結構忙しいくて、いろんなところの管理もあって、手が回らないようなこともあるかもわかりませんので、その辺も含めて専門家を作っていくのも一つの方法ではないかなというふうに私は個人的には思いますので、またご検討のほどよろしくお願い申し上げます。  それともう一つ、ちょっとお聞きしたいことがあるんですけれども、文化財保護審議委員会というのがこちらの歴史ブルなほうに載っておるわけですけれども、7名で構成して、保護審議、文化財の保護に対してのいろんな会をしてする審議をするというふうに書いているわけなんですけども、大体ないつ頃して何人ぐらいの方がお出でているのか、ちょっとご説明していただきたいんですけれども。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  お答えいたします。文化財保護審議委員会は必要のある時、それから金丸座等の使用にあたって申請が出た時にそれが適しているかどうかの審議を行っているので、定期的にいつ開くというようなことは決まっておりません。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  教育長、ありがとうございました。  というふうな今説明があったような形で、私が思いますのは、これは保護審議ですね。保護審議委員会という形になって、改正の法律が変わることによって、やはり審議委員のメンバーも変えるべきだと思うんですね。活用におけるメンバーも入ってないと思うんですね。保護するメンバーで、例えば、事業をこういうので貸してくれというのはどうしますかという会を例えば開いたとすれば、保護に関する要するに、会議は開けても、活用に関しての多分担当の方はお出でてないと思うんです。だから、その辺も含めて琴平、特に私が言いたいのは、観光の方を誰か1人入れるとか、そんな感じを是非していただかないと、観光で使いたいけども、教育委員会が駄目だとか、保護審が駄目で、バツとかいうことが、町長もご存じかと思いますけれども、従来、1件、2件、多々あってきたということですので、その辺をちょっと考えてこの機を機会に活用に対して積極的にやっていただきたいと思います。  それともう一つすみません。これは例規集の中でですね、今活用の話をしておりますので、活用のことをお聞きしますけれども、縦覧料は例規集の中で大人500円ですかね。縦覧料はちゃんと書いているんですけれども、使用料及び観劇料は、その都度、町長が定めるという形の例規集の中に入っているわけなんですけれども、このあたりも含めてちょっと考えられたらどうかなと思うんですけれども、使用料ですね。時価という話になってきたら、例えば、向こうが借りたいんだと、幾らで貸してくれるんかなという感じのあれもあるし、ある程度規律を決めて、同じくらいの公演だったらこれぐらいとかいう感じのものをちゃんと作っておくべきではないかなと思うんですけれども、町長、そのあたりいかがですか。 ○議長(安川 稔君)  町長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  ご指摘の旧金毘羅大芝居の使用料の部分につきましては、以前よりご指摘をいただいているところでございます。私も今、議員のご指摘のように、その都度決めるというのは、非常に心苦しいところがあるなというのが本音でございまして、ある程度のところでですね、金額は僕は決めてもいいのかなという思いはあります。  ただ、今現状はですね、先ほど来、ご発言がありますように、ある程度、いわゆる厳しめの使用になっていますので、私は厳しめの使用だったら、使用料は安くてもいいかなと思います。ただ、逆に、活用するというんでしたら、使用料は高くすべきではないかなというふうに思います。それは、やはり重要文化財たるしかも、日本全国で大事に思っていただいてる旧金毘羅大芝居を余り軽々に扱うのはいかがなものかなというふうには思いますので、条件が厳しいんでしたら、使用料は安くてもいいかなと思いますけれども、ただ、仮に条件を軽くするんでしたら、そう簡単には、よっぽどの思いをもってお借りいただけるようにするというのが一つの考え方ではないかなと私は思いますが、ただ、今は、それは何ぼがいいのかというのはわかりませんけれども、いずれにしましても、そのご指摘の分については、どこかの段階で確定させないとあかんなと思います。  ただ、今、歌舞伎公演等いろいろ部分もあって、多分、当時からそういう規定にして、いわゆる曖昧にしているところもあると思いますので、いつに、幾らにすべきかというのについては、もう少し時間をください。内部で協議をします。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  それでは、活用ということで、一応、保存と活用という形のことを一応お聞きして、町長部局からはできるだけ前向きにということをお聞きしたということでよろしいでしょうか。  それとあと、最後になりますけれども、この中で維持管理、また保存に戻るんだけれども、保存が今現時点で結構金丸座は下草がかなり生えて、かなり重要文化財として、やはりお客さんが来て、500円のお金を払っていただいて中を見ておるわけなんですけれども、建物が云々かんぬんじゃない、周りのやはり庭とか、砂砂利がめくれてしまって土が出ていたり、中を拝観している方が中庭を覗きましたら、中庭に草がボウボウなんですよ。外も含めて裏側も全部もう雑草が生えつくしているという感じなんです。私も近くに住んでおりますので、気になるから金丸座の春の公演前、3月の終わり、農村歌舞伎、10月の終わりには担当課に申しまして、下草を刈っておいてくれという話ではやっているんだけれども、もう少しちょっと、町長も見に来ていただいて、どんな感じになっているか、せっかくお金をとっているわけなんですね、その辺も含めてちょっと維持のほうをやっていただいたらと思います。極端な話、改正法によって、担当課は別に生涯教育課でなくていいですよ。どこかの会社に貸しても構わんのだから、貸しても。それから指定管理をしても構わないんですよ。そうなってきた場合に、500円の拝観料。そういう会社でしたら、1,000円、1,500円とると思います。入り口のところで例えば、こんぴーくんの缶バッチ、こんぴーくんのキャラクターグッズ、そのあたりを売るはずなんですよ。その辺も含めて町の執行部が考えてないような形の活用方法をもっと考えてもらいたいのと、やはり生涯教育課長も言われておりますけれども、まだセンダンの木は重要文化財、天然記念物、国宝ですから、重要文化財国宝です。その周りに下草がボウボウ生えていいんですかという話です。お客さんが500円払います。これはどうしたんやという話になって。多分、書き込みか何かあるか分かりませんけれども、そのあたりも含めてちょっと考えてもらいたい。京都のお寺、庭見に行って、草一本生えとったら、これどうしたんやという話になると思うんですね。拝観料を貰ってますよね。だから、そこら辺をね、考えていただいて、担当課も忙しいのは分かるけれども、来てお金の徴収だけして帰るのではなくて、やはり、中の人、これあとは、中のガイドさんにしても人員が少ないですわ。ですから、そのガイドさんに全部草刈りせいとか、ここの掃除せいというのも厳しい問題もあると思うんです。その辺も含めて細かくお客さんが来て見ていただいて、お金をいただくということはどういうことかということをちゃんと考えていただかないとあそこは運営できないと思うんです。逆に、町がですよ。私が言うのは。それだったら、どこでも貸して、そこに収益を上げていただいて、町はその収益のお金だけいただくほうが簡単で維持管理しなくていいでしょう。だから、極論だけれども、そのぐらいの感じで重要文化財の管理の法律が変わってきたということだけ皆さん、考えて、意識をもっていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。  1番目の改正文化財の1番目の質問はこれで終わりたいと思います。  それでは、2番目の新設中学校の教育ビジョンについてということで、来春、新設開校予定の琴平中学校、建物が新しくなったがそこに教育理念がなければ、なんともしようがない。よって、ソフト面、ハード面も含めてこういう教育を目指していきたいという所信を問う。教育長、よろしくお願いします。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  教育長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○教育長(篠原 好宏君)  新設中学校の教育ビジョンについてのご質問にお答えいたします。  琴平中学校は、新制中学校として昭和22年に発足し、73年目を迎えております。建物の如何に関わらず、琴平町の未来を担う子どもの育成、義務教育の集大成として、自立ができる生徒の育成に努めてまいりました。先輩諸氏から受け継がれた伝統を守りつつも改革に取り組み、より良い琴平中学校の創造に努めているところでございます。  ご存じのように、平成9年創立50周年に校訓、象頭のごとくが制定されました。この校訓には、琴平の町を見守る象頭山に思いをめぐらせ、自分はどうあるべきか、校訓の後に続く言葉を自問自答してほしいとの願いや一人一人の生徒を大切にしながら教育を進めていこうとする思いが込められております。新校舎改築に伴い、琴平中学校のよき伝統を継承するとともに、生徒・家庭・地域社会の実態や願いを踏まえ、時代の変革や新学習指導要領への移行に適切に対応した教育実践を行っていくようにしているところでございます。  ハード面で申せば、子どもたちの主体的な活動が支援でき、安全でゆとりと潤いがあり、地域と連携した施設になります。具体的には教室や体育館、トイレなどの設備や空調などの環境、黒板や実験器具などの教具が最新のものとなり、生徒により充実した教育環境を提供することができるようになります。  また、ソフト面で申せば、本町の教育方針である自立への教育が達成できるよう、確かな学力の定着と向上が図れ、心豊かでたくましく生きる力を育て、健やかな体を作るための教育課程の編成に努めてまいります。生徒が自らの夢を育み、その実現のため、集団の中で切磋琢磨することを通し、自分の良さを伸長すると共に、仲間を思い、共に学びあい、高めあう意欲と豊かな心の育成を目指してまいります。  生徒により極め細かな教育を提供し、これからの将来に必要とされる能力の育成に努めます。20年後には、今の職業の半分が無くなると言われています。そんな時代に十分対応できるよう、選択肢を多くもち、自ら決断できるような授業を目指し、主体的・対話的で深い学びの充実に努めます。知識の多さを誇る時代は終わります。これから必要とされるのは、答えの無い、答えの定まっていない問いに対して、仲間と対話しながら最適な答えを探っていく、そしてそれを振り返ることによって、自らの力を伸ばしていく、そんな能力でございます。国際社会に対応できるような英語教育の充実を始めコミュニケーション能力を高められる教育活動の充実などに取り組んでまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  この質問なんですけれども、私、実は、去年の3月の議会で同じ質問をさせていただいております。当時は教育長が隣りでおいでる大林教育長の時、覚えておられるかどうかは分からないんですけれども、教育長さんが変わられて、新しくなられた方にちょっとお聞きしたわけなんですけれども、当時といたしましては、ちょっと答弁書を私も開いて見ておりましたが、IT機器を充実していきたい。大林さん、ご存じかどうか分かりませんけれども、デジタル教科書が使え、電子黒板もそれぞれの教室に整備することを目指したい。具体的なことになりますよね。英語教育に特化して何か英語教育を充実したいとかいう話がありましたけれども、そのあたり具体的に今言われたのは、お聞きしたのは、抽象的にこんな、こんな、こんなという感じで言われたわけなんですけれども、まあ他校ですね、仲多度郡の他の中学校、まあ満濃中学校でもいいし、善通寺東中学校でもやっていることも多分、教育長、ご存じかと思いますけれども、琴平中学校で独自にこれだけはという感じのものがあれば言っていただきたいんですけれども。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  お答えいたします。  先ほど議員がおっしゃるIT機器とか、電子黒板、そういったものの前教育長が申しました設備については全てできるというふうな状況になっております。  また、英語教育等につきましては、町長が申しておりますとおり、まず子ども達の英語検定の受験料を3年間で今現在、施行ですので、1回補助をして、できるだけ受けやすい体制、英語に触れる機会を増やす、それから、台湾との交流も進めておって、その中で台湾に行きますと、英語で会話をするといったような状況、そういったものも出ております。そういったことを更に進めていく。それから、中学校の台湾での交流の報告を本年度から、小学校においても報告会を開いて、小学生にも興味をもてるように、中学校の魅力、中学校へ行くとこういうことができるといった考えをもてるような取り組みを進めていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)
     3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  私も前回もこれを書いていたんですけれども、先ほど言われた台湾のね、国際交流、そのあたりも、やはり特に私も最初議員として、台湾の中学校に行った時、校長先生が非常にね、英語で話しかけておいでで、ああ、英語でパパパッと、こっちも分かると思われているんやなという感じで私も受けたんですけれども、多分、中学校は語学力の英語力はかなり高いのではないかなと自分でも想像いたしましたわけなんですけれども。その中でも一つ、琴平中学校独自の授業として英語教育に力を入れるという形でしたら、例えば、自己紹介、されているとは思いますけれども、そういう形の交流事業の中に英語を沢山入れていって、英語の必要性ですね、国際、今から海外へ向けてのいろんな仕事、職種も含めて自分の希望ですね、夢をもたすためにも英語力は必要なんだという意識づけですよね、そういうようなものをしっかりとやっていただきたいなと思っております。  もう一つなんですけれども、私も全然わからなくて質問するんですけれども、外部講師ですね、英語力でいいましたら外部講師なんかは今、英語のティーチャーはおいでるんですか。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  お答えいたします。外部講師として、英語担当でALTとか、外国人を雇用したり、総合学習等で地域の方で英語ができる方が入っていたりする場合もございます。  以上でございます。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  ありがとうございます。  力を入れるんだったらやっぱりマンパワーですよね。人材が必要だと思うし、人材の育成も含めて力を入れていただきたい。  もう一つ、英語教育ともう一つ私が言いたいのは、クラブ活動。先般、教育長に個人的にお伺いした時には、やはりどうしてもクラブ活動になってきたら、昔みたいに強くするとか、そういう目標をもってクラブ活動をするということよりかは、やはり人材の育成とか、考え方とか、そういうふうなものに勝負という形ではなくという捉え方ではなくて、ちょっと方向性が変わってきているということをちらっとお伺いしたわけなんですけれども、クラブ活動も含めて前回もお聞きしたんですけれども、やはり新しい中学校ができ、体育館も、新設で新しいきれいな体育館ができそこでもちろん、クラブ活動はすると思うんですけれども、その辺の取り組みはどういうふうに考えておられますか。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  お答えいたします。クラブ活動等につきましては、生徒数の減少により、なかなか以前のように多くの人数でチームを組んで活動を行うといったものは減ってきております。クラブによれば試合に出る人数が足りないといった部分も出現しております。しかし、中学校でのクラブ活動は、試合に出ることも大切ですけれど、その中で子どもたちが友達と一つの目標に向かっていかに取り組んでいくか、そういった活動を進めることも必要であると思っているところでございます。  また、考え方によっては、小規模学校でクラブ数を限定してやるということも考えられますが、子どもたちの夢を実現するためには、中学校時代にその基礎をしっかりと培って、少人数でありながら、自分のやりたいことにしっかり取り組んでおって、上級学校へ行った時にそれを開かせるというのも一つの教育方法であると考えております。  学校長をはじめ、全ての先生方がそれぞれの部に所属して、子どもたちに熱心に現在、指導してくれております。いつご覧に行かれても大丈夫だと思っているところでございます。ですから、中学校のそういう子どもたちの気持ち、夢に寄り添ったクラブ活動が展開でき、更には、子どもの数が増えてそういう大会も一つの目標にできるようなそういうような学校になったらいいなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  先般、四国新聞で中学校の総体の県大会へ行くチームをずっと出てたわけなんですけれども、それを見てたら、琴平中学校はなかなかなかったんですよね。それで人口減のこの町もあるかもわからんし、先ほど教育長が言われた人数が減っておるからクラブ活動がままならないということもよく分かるんですけれども、やはり私が中学生、今から50年ぐらい前の時には、琴中は大体もう仲多度郡では、優勝するぐらいのスポーツレベルがあったように思いましたので、その辺も含めて一つ、少ない人数でもできるようなものでも結構ですので、一つ何か強いなというものを作っていただければ、これは家族レベルの話ですけれども、個人的にお願いできたらと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは、二問目は以上になります。  それでは、三問目のグリーンスローモービルコトコト感幸バスについて、9月より本格的な実証実験を行っているコトコト感幸バス。何台導入して、どのように使用するか。予定をお伺いしたい。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  グリーンスローモビリティにつきましてのご質問をいただきました。  昨日の豊嶋議員との同じ答弁となりますので、若干一部のみの答弁とさせていただきます。今回、環境省に申請いたしました2019年度IOT技術等を活用したグリーンスローモビリティの効果的導入実証実験につきましては、琴平町を含め全戸で7団体が採択されました。  しかし、多くの申請があり、若干全体的に1カ月か2カ月程度、当初の予定よりおくれている現状をご理解いただきたいと思います。  その中で、今回の実証実験に関わります具体的な事業内容につきましては、現在、お知らせできる部分だけ申し上げますと、一応、今のところバスにつきましては、1台を予定しております。基本的には4月に行いました町単独の試験運行と同じく、平日は日常生活用、日曜日は観光事業用というものを一つの軸として考えておりますけれども、全く同じというものではございません。4月のアンケート結果であったり、コンサルティング会社のバイタルリード、IOT機材関連会社のデンソー、運行主体のバス・タクシー会社との協議を踏まえまして、4月の試験運行よりもよりよいバス運行を目指したいと考えております。  また、この実証実験を始めるに当たりまして、料金を徴収する場合には、公共交通会議を開催し委員の合意をいただく必要がありますので、現在、琴平町公共交通会議の立ち上げも現在進めており、今回の関連する予算、条例等を進めているところでございます。  いずれにいたしましても、一刻も早い運用開始を目指している現状でございます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○3番(吉田 親司君)  昨日は同僚議員が一応、一般質問として、ちょっと内容は違ったと思うんですけれども、させていただいて、粗方まだ何もできていない、できていないというとあれだけれども、まだまだいろんな会議等を駆使した上で、どういうふうな方向性が出てくるかというのは、まだ決まっていないという執行部からのご意見でしたので、これも余り聞いてもしょうがないんだけれども、まず第一にお聞きしたいのは、地域交通会議というのは、ものの本で見せていただいたら、これはやっぱり料金をとるために、道路運送法上でこの会議をしなければならないということですよね。ということは、前提としては、ゆくゆくという話、無料にするか、無料にしてもこの交通会議は開かないといけない。どうなんですかね。  (「議長、担当課長から答弁。企画防災課長。」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、企画防災課長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○企画防災課長(造田 泰君)  お答えいたします。地域公共交通会議、前提としては、料金を徴収する場合というのがございますが、その中で運用の仕方であったり、様々なご提案とかいただけますので、料金の徴収に限らず公共交通会議を開いて、意見をいただくのがいいのではないかというふうには考えております。料金をとらなければ、必ずしも開かなければいけないというものではないというふうには考えております。(「料金をとらなければ」の声あり)無料の場合は必ず開かなくても構わないんですが、本町としては様々なご意見をいただくために、一応、開いていきたいなというふうに考えております。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  委員さんがおいでるわけですね。何名か分からんけど、委員さんを募集というか、委員さんを委託して会議を開いていくわけなんですけれども、要するに、委員さんに支払われる報酬なんかもありますよね。その辺も含めて私が危惧しているのは、最初は、町長からお聞きしていたのは、お二人ぐらいのドライバーですよね。給料で大体一日2万円ぐらいで、大体700万円前後の予算が必要やということはお聞きしたんですけど、一番危惧しているのは、このグリーンスローモービルコトコト感幸バス、飛びついたはいいんだけども、これをやってみたら結構お金が要るなとかね。やってみたらいろいろまどろっこしいというか、いろいろな手続が必要でいろいろなことで邪魔くさいことが沢山、邪魔くさいといったら失礼なんですけれども、沢山あって、どうしようかということになったら、いかんなと思って、そのあたりも含めて、やるのは間違いなくするんですけれども、ふたを開けてみたらこれだったら、別にデマンドでタクシー走らしたほうがよかったんではないかなというふうにならないかなという危惧がありますので、そのあたりをお聞きできてたらと思いますけど。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  その可能性も十分あります。それは本格的な運行じゃないというところが、ですから、実証実験でございます。昨日の豊嶋議員の質問の中にもありましたように、逆に上手くいかなければ、環境省から1年で切られる可能性もあるわけですから、私は必ずこれに固執しているわけではございません。これは一つの町としての活用方法があると。やるだけやって実は、住民向けには合わなかった場合には、観光の活用もあり得るし、逆に、もっとやり方がいけば、1台ではならず、単独で2台目、3台目、買ってくるのもあると思うので、決して私はこれが全てで、これに固執するつもりはないですし、いずれにしましても、全協かどこかで申し上げましたように、新たに公共交通を出す以上は必ず経費が掛かります。儲かるものは日本全国ではございませんので、それが日本全国のコミュティバスであったり、デマンドバスであったり、黒字のところはございませんので、それを考えるとこれは必要経費として、いかんして有効活用していくかということを考えていかないといかないと思う。勿論、赤字を前提で垂れ流しをするつもりはございませんけれども、それにならないようには努力しますけれども、それはコストとして、是非、議員さんにはご理解いただかないとこの事業はバスであろうが、デマンドであろうが、私は無理だと思いますので、その辺がご理解いただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 (「はい」と呼ぶ) ○3番(吉田 親司君)  これはあくまでも個人的な私の意見なんですけれども、私といたしましては、運行表を作って、この時間にという形ではなくて、デマンドがいいんじゃないかなと個人的に思います。何故かと言いましたら、前回のこれも去年の9月に一般質問をさせていただいているんですけれども、そのとき町長は、町民の足としてという形、要するに、買い物難民と医者に行く高齢者支援ですよね、その時にお聞きした時には、こういうのがなかったものだから、去年の9月にお聞きした時には、一応、今のところは福祉タクシーのタクシーチケットをいう話でやったんですけれども、高齢者だけでいったら、デマンドでAI、まあそのタブレットの携帯電話を持っている人が高齢者で少ないということもあるかもわかりませんけれども、その辺も含めてドコモさんが函館とか、鹿児島の肝付とかいろいろなところで、AIでこういうスローモビルではないんですけれども、デマンドタクシーで運営されているところもありますので、できれば、ドアツードアみたいな感じのほうが高齢者にとってみれば、いいのではないかなと思いますので、その辺もご検討をしていただければと思います。いかがでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  町長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  実は、先日、県内の9町長で研修に行った際に、このデマンドのことが非常に話題になりました。一番のデマンドの課題はタクシー会社が潰れてしまうというのが一番の課題です。観光地たる琴平町のタクシー会社が潰れてしまうということは大きな問題でありますし、また、大体デマンドタクシーというのは、平日しか走らせませんので、土曜日、日曜日にタクシーが無くなるというのが大変大きな問題になるということ。それと行政の偏りということで、例えば、まんのう町さんでも今走らせておりますけれども、琴平駅に行きたいとか、労災に行きたいとかいう意見があっても、確か五条眼科だけは琴平町だけれども、それ以外はあいならんというのがあります。そのあたりで行政が出資するのに、他の町に行くために公費を投入するのかというのがこれがデマンドタクシーの大きな問題で、始めたは、町内で全て一括でいけばいいんですけれども、それ以外は使い勝手が悪いというのがデメリットです。  ただ、これを言っていいのかあれなんですけれども、逆に、町内限定にしたがゆえに、町内の業者が儲かったと。例えば、今まで琴平や善通寺や丸亀の病院に行っていたのが、まんのう町内の病院しか行けなくなったら、まんのう町の病院に行くようになって、お客さんが増えたというような気がするという話もちょっと小耳には挟みました。ですから、そういった意味でデマンドタクシーというのは、ドアツードアであるということで非常にメリットがあるんですけれども、そのための公費負担、それから、運行業者の収入が減るということのデメリットがありますので、それが果たしてこの我が町に、小さい町がゆえに一番やりやすいと言われておりますけれども、そういった観光地がゆえにどっちなのかなというところもあります。ですから、そのあたりも含めて先ほども申しましたが、そういうニーズがあるということを含めまして、琴平町にとってどういう公共交通が適正なのかということについては、いろいろチャレンジしながら決して否定はしておりませんので、そのあたりは認識はしていこうということで答弁とさせていただきます。 ○議長(安川 稔君)  はい、3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  私は基本的にこれは賛成いたしておりますので、しっかりと一事業として立ち上げ、しっかりと協議していただいて、粗相のないようにやっていただければと思いますので、期待しておりますから、頑張ってやっていただければと思います。  議長、済みません。2番目の質問にちょっと戻りたいことがあるんですけれどもどんなんでしょうか。よろしいですか。 ○議長(安川 稔君)  いいですよ。通告分ですか。 ○3番(吉田 親司君)  教育長、ちょっと済みません。前回、私がお聞きしたときに、琴平町独自の1歳から15歳まで、ですから、義務教育における就学前教育もしくは、小学校教育、中学校教育における教育ビジョンとして、教育大綱がありますよね、教育ビジョンというのは、他の町で結構作っているところが多いんですよ。この基本計画の中に入れているところもある。琴平町の基本計画を見てみますと、本当に何か拙いといいますか、教育として子どもが心豊かに伸び伸びと育まれるよう、一人一人の個性を伸ばし、自然や人というこういうのがあるんですけれども、もっと具体的なことが余り載ってないんです。その基本計画、教育ビジョンの中に他は、例えば、教育施設の統合とか、今、いろんな後の議題にのっておりますけれども、そういうなのも入れているんです。その辺も含めて第4次後期基本計画の74ページ。小・中学校教育の充実、老朽化した校舎の対応や耐震化の促進など、いろいろこういうのが書いているんですけれども、これは他のところなんですけれども、構想とか、教育ビジョン、いろいろ各市、町ごとに、こういう教育ビジョンという形で作っているんですよ。だから、前教育長さんにも琴平無い、有る無いとこの間、聞いた時にも、無いですという話をされたと思うんです。作れという話ではないけれども、こういうのがあったほうが、外に向かって働きかけるものがあるんじゃないかなと、これを見ていただいたらという形で、父兄の方にも訴えることもできるんじゃないかなと思いますけれどもね。一つ、どんなか考えてみますでもいいですけれども、答弁をお願いできればと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  お答えいたします。市町によれば、例えば、ゼロ歳から15歳までの流れを大まかに示した上で各幼・小・中が具体的な手立てをとっていくとそういった流れを作っているところもございます。本町においては、教育の目標として自立した教育とそういったものを目指しておりますが、各学校の取り組みについては、現在、校長の考えに任せているところがございます。これは余り縛りをつけますと、自由に発想して独創的な経営ができ難いという状況も生じますので、そういったことにしているところでございますが、本町では、人権教育をはじめとして、保育所から琴高、農業大学まで含めた連続した考えで教育を進めていくという体制もございますので、先ほど議員からいただいたご意見も参考にしながら、今後、教育大綱、それから教育の構想、そういったものについて考えていきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(安川 稔君)  3番、吉田君。 ○3番(吉田 親司君)  ありがとうございました。  これから、いろいろと小学校の統合、幼保、それから中学校は完成いたしましたけれども、いろいろハード的な事業も相次いでありますし、その中のソフト面ということもしっかりと充実していただいて、琴平町に住んで良かった、琴平町に住みたいという子育て世帯が増えるように、我々も頑張っていきたいと思いますので、教育委員会、教育長さんもよろしくお願いいたします。  それでは、本日の私の一般質問をこの辺で終わらせていただきたいと思います。ご清聴ありがとうございました。 ○議長(安川 稔君)  これで、3番、吉田 親司君の一般質問を終わります。  ただいま一般質問の途中ですが、ここで休憩といたします。  再開は11時30分といたします。
         休憩 午前11時15分      再開 午前11時30分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(安川 稔君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  発言を許します。  5番、森藤 泰生君。  (「はい、議長。5番、森藤。」と呼ぶ) ○5番(森藤 泰生君)  それでは、議長のお許しをいただきましたので、一般質問を行いたいと思います。私、12年ぶりにこの壇上に立つことができました。私の全身全霊をかけて議員活動を邁進してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、一般質問を行います。 ○議長(安川 稔君)  はい、5番、森藤 泰生君。  (「はい、議長。」と呼ぶ) ○5番(森藤 泰生君)  それでは、一般質問としまして、3件、町長、教育長に質問いたします。  まず一点目は、琴平町の職員の総合力、マンパワーの確保策につきまして。二点目は、町長の町づくり構想につきまして。三件目は、不登校問題につきまして、教育長に質問したいと思います。  それでは、一つ目の質問に入らせていただきます。  まず初めに、琴平町の人的総合力マンパワーの確保策について質問いたします。我が町琴平町におきましても、他市町同様、住民のニーズの多様化、高齢化に伴うサービスの増加、国県からの事務や権限の移譲等業務量が増えていく状況が将来にわたって続くと予測されております。  一方で、人口減からくる歳入の減により、業務量の増加に応じての臨時職員の人員増加にも限度が生じます。そこで、常勤職員の早期離職について問います。  職員が離職することにより、新規採用や教育にかかるコストが増えるだけでなく、一夕一朝には獲得することのできない知識や経験、スキルをもつ職員の離職に伴う損失は専門的職務を少数で担当する琴平町のような小規模自治体にとって大変大きいものです。更に職員の離職理由によっては、部署内のモチベーションの低下や生産性に悪影響を及ぼすことになりかねません。  そこで琴平町の常勤職員の最近の5年間の離職率を香川県下の他市町と比較してお示しいただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  町長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  5番、森藤議員のご質問にお答えいたします。  町職員人材確保ということで大変まさに、最近の大きな課題である点についてのご質疑でございます。  まず、一問目といたしまして、常勤職員の最近の5年間の平均離職率を県下の他市町と比較してということでございます。数字ばかりになりますが、全てということはなかなか把握はできないと。データとして出てこないので、問い合わせをした上での数字になりますので、丸亀市、善通寺市、多度津町、まんのう町の数字を羅列しながらお示しさせていただきます。  なお、離職率といいますと、正規職員の退職数割る正規職員数ということが離職率ということでご理解ください。  また、全部のうち、早期退職が何%ということでございますので、残りは定年退職ということでご理解ください。平成25年度の離職率は琴平町5.4%うち早期等が3.6%、丸亀市は4.6%うち早期等は2.7%、善通寺市は7.2%うち早期が3.0%、多度津町は2.1%うち早期退職なし、まんのう町3.8%うち早期退職等は2.4%でした。平成26年度離職率、琴平町8.7%うち早期が4.3%、丸亀市4.9%うち早期が2.7%、善通寺市は5.0%うち早期は1.5%、多度津町は5.7%うち早期は1.0%、まんのう町は3.9%うち早期は1.9%、平成27年度離職率、琴平町3.4%うち早期が2.6%、丸亀市は6.7%うち早期が2.7%、善通寺市は3.8%うち早期は1.5%、多度津町は6.3%うち早期は1.6%、まんのう町は4.4%うち早期は1.0%でした。平成28年度離職率琴平町は3.5%うち早期は1.7%、丸亀市は3.5%で早期は1.5%、善通寺市は3.0%のうち早期は0.4%、多度津町は3.2%うち早期は1.1%、まんのう町は5.2%うち早期は1.9%でした。平成29年度離職率は琴平町7.6%うち早期が4.2%、丸亀市は4.5%うち早期は1.8%、善通寺市は5.0%うち早期は1.1%、多度津町は5.2%うち早期は2.1%、まんのう町は3.7%うち早期が0.5%でした。平成30年度離職率は琴平町12.3%うち早期が8.2%という数字でございます。平成30年度については他市町は確認できていませんので、一応のデータでございます。本町の過去5年間の平均の離職率については、5.7%という状況です。一応、データだけでございますけれども、答弁といたします。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  これは役場内だけではなくて、本当に私が議員をしておりませんでした外で、役場外で見ていましても、早期退職者が目立って多いのではないかと思っておりましたが、今、データを説明いただきまして、この中讃2市2町と比べても本当に、特に早期退職が倍近く、毎年続いているということでございますけれども、これは町長、一時的なものと考えていらっしゃるのか。今のこの数値、現状を町長はどのように把握しているかお答えください。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  はい、今回、議員のご指摘があるまでは、本町の状況については当然あれでしたけれども、他市町と比較することはなかったので、私も今回のデータを見てちょっと本町の早期退職率が高いんだなということは初めて知ったというのが本音です。  ただですね、これは実は早期退職というのは勧奨制度なんですね。だから、本来ならば、勧奨していることは、制度的には早くやめる方が多いのは、制度上、目的上は、そういうことなんですよ。ですけれども、では、質問の趣旨かと思いますけれども、言うたら、定年を迎えるまでもなく、早く辞めてしまうということは20年以上勤めてそれだけの経験、ノウハウ、知識、知見がありながら、最後の数年間をその能力をまた発揮せずに、また、最近では、再任用制度ということで60歳の定年後も待遇等は悪くというか、下がりますけれども、それでも残ってそれまでの経験ノウハウを発揮してもらうという制度もありますし、国においては、恐らく近い将来、定年の引き上げもあるという状況を見ると、本当に早期退職の勧奨制度が我が町にとって必要なのかなというのは私の思いはあります。  ただ、これを制度上、国の国家公務員のほうから見ると、これだけは外せれないという現状もありますので、制度と私の本音の職員さんに対する思いとの返りがあるというのは残念だなというふうに思いますので、その制度と私の考えというのがちょっとズレていうというのは私の本音でございます。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  職員を金額で表すのはどうかなとは思いますけれども、本当に専門のスキルや知識をもった職員の方が一人やめて、それを補充するとなると本当に、外注で専門の人を雇う。そうなりますと、大変なコストがかかります。できるだけそういう方には役場の立場としては辞めていただかないような施策をとっていただきたいと思っております。勿論、職員からの一方的な退職というのは日本国憲法でも保障されておりますし、働きたくないところでいつまでも働かなければならないということはありません。  しかし、働きたいのに障害が、職場を離れざるを得ないそういう場合もあります。一般に公務員の離職の原因としましては、年功序列組織で組織風土が古い、労働時間が長いとか、理不尽な窓口対応が多くあるとかいうことが指摘されますけれども、琴平町の現状を鑑みて、職員の定着率を上げる策をお尋ねいたします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  お答えいたします。退職者のうち、定年を待たずして早期退職する職員の率が高いことにつきましては、先ほど申し上げましたように、本町は高いなというふうなことを感じているのと同時に、町として行政力が低下することとなり、大変辛いなというのが本音でございます。  私も昨年就任いたしまして、ご指摘の部分については大いに危惧しているところでございます。まずは現状の把握が必要ではないかと思いまして、昨年来、職員一人一人との面談を行ってまいりました。その中で職員さんの本音とその意見、悩み等も聞き、私も大いに勉強になったということがございます。  また、管理職と若手職員など、職員同士の間でのコミュニケーション能力の向上を目指した研修、また、話し方や話題のもち方などの研修も行っております。コンプライアンス及びハラスメントの研修も昨年来行っております。総務課内にもこれまでありませんでしたハラスメント委員会を設置しまして相談体制を整備いたしました。  そして、特に職員面談の中で多かったのがですね、役場の職場での体制の問題で、トイレの洋式化、特に女子職員の声が多かったものですから、そうしたトイレの改修であったり、夏は、今年は議会の皆様のご同意をいただきまして、空調設備のほうを整備しまして、快適な職場環境など、充実に努めてまいりました。今後も職員が毎日、意欲をもって業務ができるような環境の整備については心がけたいと考えております。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  ありがとうございます。  今、ご答弁いただきました。是非、実行していただきまして、早期に少なくとも近隣の二市二町と同レベルになる程度までには離職率が下がりますことを期待いたします。  次に、働き方改革が推し進められております中、現状のところ、職員がフル稼働でこれ以上削れる箇所がない、余裕があればやりたいが余裕がないため難しいというのが本音ではなかろうかと思われますが、今後どのようにしてマンパワーと業務量のバランスをとっていくおつもりなのかお尋ねいたします。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えいたします。次年度から会計年度任用職員制度が始まることとなっておりまして、各課の臨時職員、または嘱託職員の現状、仕事量の聞き取り調査を行っておるところでございます。  また、その結果によりまして、職員の定員適正化計画の見直しも行いたいと思っております。また最近、中讃広域行政事務組合でAI、いわゆる人工知能、また、そのうち特にRPAの導入を研究しております。これによって、いわゆる単純な事務作業の効率化が図られるというふうに期待されているところでございます。  その他、業務の外部委託等もできるものから考えていきたいと思っております。人口減少により、役場の人件費のあり方についてどの自治体も頭を悩ませているところですが、私としてはこのタイミングにこの時期に公務員が本来行うべき業務に、コアな業務に集中して、公務員としての本来業務を行うことに集中し、まさに効率化を図れるようにしたいと考えているところでございます。ご指摘のようにマンパワー不足によって、業務量の偏り、また業務過多の現状であることは認識しておるところでございます。改善に向けて今後も努力してまいります。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  今の答弁の中でありましたけれども、本来の業務ではないというのは例えば、どういうことでしょうか。どういうところを削るということでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  町長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  本来、正規職員と特に臨時職員さんとの部分で言うと、いわゆる公務員の一番の沢山ある中で、守秘義務の問題がある中で、公務員として本当に判断をしていく、先ほど言ったAI、RPAは今後、多分、進んでいくと、人間としてというのは極端ですけれども、公務員として本当に政策的に判断するということが公務員としてのコアな業務であって、いわゆる受付業務であったり、窓口の受付業務であったり、そういう単純作業については、これから、そういう部分については機械化を進めていく可能性があると思います。コンビニでの収納であったり、住民票が交付されていくということもこれも既にそういう流れになっている一例でございますので、そういったことで人件費を削るがゆえにそれ以外に、公務員たる本来業務に集中して、政策判断であったり、その時々の憲法、法律、条例、規約等々についての判断をするのは公務員がやるという業務に将来的に進んでいくであろうという、そういうちょっと現状というよりは、今後の展開という意味での発言です。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  ありがとうございます。よく分かりました。  さっきの答弁の中でAIとか、RPAの導入とございましたけれども、これはまだまだ先進事例も少なくて、そういうのは未知数かなとは思っておりますけれども、是非、職員の定着率が上がって、それにより、住民サービスが増進されますことを期待しておるところでございます。  はい、議長。 ○議長(安川 稔君)  お諮りいたします。  現在、5番、森藤 泰生君の一般質問の途中でありますが、ここで休憩といたしたいと思います。  ご異議ございませんか。  (「異議なし」の声あり)  それでは、再開を午後1時といたしますので、よろしくお願いします。      休憩 午前11時47分
         再開 午後1時00分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(安川 稔君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を行います。  5番、森藤 泰生君。  (「はい、議長」と呼ぶ者あり) ○5番(森藤 泰生君)  それでは、午前に引き続きまして、一般質問を行います。  通告書の2番目からです。町長の町づくりについての構想ということです。片岡町長が考えるところの町づくり構想について質問いたします。質問の前段といたしまして、今後20年から30年後、琴平町のおかれる状況や問題意識を互いに確認し共有するために、国土交通省のHPから分かりやすいように一部を抜粋し説明いたします。  我が国は今、世界に先駆けて人口減少・超高齢社会を迎えており、2008年に始まった人口減少は今後、加速度的に進み、急激な人口減少・少子化、異次元の高齢化が進行することが予測されています。  特に地方では、都市部に先駆けて人口減少が深刻となっており、地域経済の疲弊につながっております。そこで国土交通省は、2014年7月に国土のグランドデザイン2050対流促進型国土の形成を公表し、急速な人口減少や巨大災害の切迫を背景に、2050年を見据えた国土づくりの理念や考え方を示しております。  政府全体といたしましても、同年9月にまち・ひと・しごと創生本部が設置され、我が国が直面する地方創生・人口減少克服に政府一体となって対応することとされました。  また、同年12月にはまち・ひと・しごと創生長期ビジョン及びまち・ひと・しごと創生総合戦略が策定されております。  以上のような状況の下、想定される人口減少が地方の生活に与える影響というのはどのようなものでしょうか。  まず、経済産業活動では、私たちが日常生活を送るために必要なサービスは、一定の人口規模の上に成り立っております。必要とされる人口規模はサービスの種類によりさまざまであり、例えば、ある市町村に一般病院が80%以上の確率で立地するためには、2万7,500人以上の人口規模が必要となります。50%以上の確率で立地するためには5,500人以上の規模が必要です。人口減少によって、こうした生活関連サービスの立地に必要な人口規模を割り込む場合には、地域からサービス産業、例えば、電気、ガス、水道業、運輸業、郵便業、金融業、保険業、医療福祉情報通信業、卸売業、小売業、不動産業、物品賃貸業の撤退が進み、生活に必要な商品やサービスを手に入れることが困難になるなど、日々の生活が不便になる怖れがあります。  次に、人口減少は地方財政にも大きな影響を及ぼします。人口減少とそれに伴う経済・産業活動の縮小によって、地方公共団体の税収は減少し、その一方で、社会保障費の増加が見込まれており、地方財政は増々厳しさを増していくことが予想されております。こうした状況が続いた場合、それまで受けられていた行政サービスが廃止または、有料化されるといった場合が生じることも考えられ、結果として、生活利便性が低下することになります。こうした厳しい地方財政状況の中で、高度経済成長期に建設されました公共施設の老朽化問題への対応も必要となります。  これまで、地域公共交通は主として民間の事業者によって支えられてきております。しかし、人口減少による児童・生徒や生産年齢人口の減少が進めば、通勤通学者が減少し、民間事業者による採算ベースでの輸送サービスの提供が困難となり、地方の鉄道や路線バスにおいて、不採算路線からの撤退や運行回数の減少が予想されます。高松琴平電気鉄道の2018年度決算は純損失1億6,300万円、JR四国琴平多度津間2013年から17年の平均営業損益は3億1,000万円の赤字ということでございます。  他方では、高齢化の進行に伴い、自家用車を運転できない高齢者等の移動手段として公共交通の重要性が増大しており、地域公共交通の衰退が地域の生活に与える影響は従前より大きいものとなっております。人口が減少する一方で、全国的に空き家数は増加傾向にあります。  また、地域の経済・産業活動の縮小や後継者不足によって空き店舗、工場跡地、耕作放棄地も増加しており、空き家の増加とともに、地域の景観の悪化、治安の悪化、倒壊や火災発生といった防災上の問題点が発生いたします。  また、人口減少は、地域コミュニティの機能の低下に与える影響も大きく、町内会や自治会といった住民組織の担い手が不足し共助機能が低下いたします。  また、児童・生徒数の減少は、地域の歴史や伝統文化の継承を困難にし、地域の祭りのような伝統行事が継続できなくなる怖れがあります。このように住民の地域活動が縮小することによって、住民同士の交流の機会が減少し、地域の賑わいや地域への愛着が失われていきます。人口減少を漠然とした危機意識ではなく、確実に近づいてくる身近な問題として認識を共有することが重要であると考えます。  ここまで人口減少による影響、現時点で思いつく影響を述べましたが、それでもこれだけございます。実際には、思いも寄らぬ影響も出てくることだと思います。その上で地域全体として、人口減少がもたらす問題に立ち向かっていく必要がございます。  今後20年間に起きる、かつて経験したことのない人口減少の波に耐え得る町づくりの計画をしっかりと検討していただきたく強く要望するところでございます。そこで町長にお尋ねいたします。今後の人口減少と高齢化に対応する町長のハード面での町づくり構想をお示しください。また、将来の町づくり構想を前もって具体的に示すことが、中心地や郊外への人口の移動や町づくりへの民間の投資の増加や資金の流入を促進するのではないかと考えますが、現時点で町長はいかにお考えでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ハード面についての通告の部分だけ、まず答弁させていただきます。  町づくり構想の一つとして、平成30年3月に、琴平町都市計画マスタープランを作成しております。これは魅力ある町づくりを進めていくためには、長い時間を要することから、中長期を見据えた将来ビジョンを描き、計画的かつ効率的に推進することを目標とするものでございます。あくまでもビジョンでございますので、具体的なことを決めるものではございませんが、この中では将来の人口減少や高齢化等を踏まえました全体構想や地域別構想を示し、それに向けた取り組みを行おうというものでございます。例えば、市街地やその他に分けた土地利用の方針であったり、幹線道路につながる生活道路の整備方針、駐車場の整備方針や、誰もが利用しやすい公共交通ネットワークの形成方針、そして、地震・風水害における都市防災の整備方針などとなっております。具体的な個別の取り組みにつきましては、この琴平町都市計画マスタープランに沿うよう、各課が事業を進めることとなってまいります。しかし、ご指摘の部分につきまして言いますと、琴平町の公共施設の総合的管理計画を作っておりまして、これに基づいて、個別の施設の計画を進めるように今なっております。その中で特に、一番の課題となっていることは、ご案内のように、まずは教育施設である三つの小学校統合の問題、そして、保育所、幼稚園の統合整備の問題、そして、この役場庁舎の整備の問題がございます。この方針を現在策定中でございまして、これがどこにどうなるかによって、先ほど来、申し上げております都市計画であったり、公共施設の整備についても軸となるわけでございますので、そこから、また新たにもう一度見直しをしなければならないと考えているところでございます。  それから、前半で人口減少の部分のご指摘がございました。この人口が減ることによって全くいいことがないという表現はちょっと分かり易く表現ですけれども、ご指摘のように、何もかもがマイナスになります。特に急激な減少をしております本町は過疎地域というふうな指定をされるもので、いわゆる過疎指定を受ける中で逆に過疎債を活用できるというところになっておりますけれども、大体1人当たり、人口が減ると年間消費額は110万円程度が減少するというふうになっております。つまり、年間100人の方がなると地域の消費額は1億円減少するというのことが起こります。それによって、ご指摘のように商店もいろんな商売であったり、利用者が減ることによって悪循環がずっと進んでいくというのは、ここ10年間は特にそういうことが顕著にあらわれ、町内の商店街であったり、スーパーであったり、その他病院の郊外移転であったり、非常に昔に比べるといわゆる琴平町の中心市街地の形勢が大きく変わっているのはご案内のとおりでございます。これに対して、どう向き合うかということが一点と減少していくんだというところを踏まえた上でのいわゆる両面作戦で考えないといけないと思います。日本全国ですね、香川県内でご案内のように、人口が増えているのは、宇多津町一町でございます。あの高松市であっても、丸亀市であっても、人口が減っているということを鑑みますと、人口を減らないように鈍化させていく努力は必要ですが、しかし、将来的には大きく減るということは踏まえた上での公共施設整備ということを考えていくのは当然のことでございますし、身の丈に合った公共施設を作っていかなあかんというのは、私も議員のご指摘のとおりであると私は思います。一応、概要だけでございます。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  ありがとうございます。私も琴平町の都市計画マスタープランを読みましたけれども、このあたりは余り人口減少のことについては触れておりますけれども、人口減少がもたらすマイナス、それに対する危機感というのは余り感じられるものではございませんでした。  また、これは前町長の指示のもと作成された計画でございますので、片岡町長もそれを踏襲していかれるのか、片岡町長独自のまた計画、新しくまた頭の中におありになるのか、その点についてお尋ねいたします。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  町政の継続という面では、現在ある都市計画マスタープランについては、当然、基本として見直しをしない限りは、それは踏襲していくつもりでございますが、先ほど申しましたように、現状の公共施設のまた主要な公共施設、地域性を鑑みて作られたのが今話題となっております都市計画マスタープランでございますので、これが大きく小学校の統合であったり、庁舎が仮に移転された場合等々となりますと、これは基本的な、根本的なものが変わりますので、そこについては当然見直していかなければならないと思います。  それとですね、私が思うにはですね、どうしてもこの小さな琴平町とはいえ、長年の歴史があったとはいえ、議員が先ほど来、ご指摘のように、今の時点とこれから5年か、10年か、20年含めて、将来ということを見ないと過去のことをいつまでもとらわれて、いつまでもそのことが中心にやっていくと果たして本当の町づくりは正解かというのは思いません。例えば、商店街であったり、中心市街地というのは日本全国でございます。じゃあ、例えば、よく例に挙がります、綾川町のイオンをどう考えるかということが話題になります。イオンがくることによって、綾川町は大きく町は変わりましたし、周辺に大きな町がありました。その代わりに、それまでの地場産業であったり、商店、商店街はどうなったかということは、これは非常にどこの首長も頭を悩ますところでございます。いわゆる大型商業施設であったり、大規模のそういうものを誘致するというのは住民にとっては利便性は上がる反面、それまで地域で活動されている方にとって、いわゆる中小零細の企業であったり、商売をされている方にとっては大きなマイナス要素になるということで、どちらを優先するかということは非常に悩ましいことでありますけれども、そのあたりについては、その町らしさをしていかなければならないと思います。そういった面で琴平町という地図を上から、それこそドローンではないですけれども、上空から見た場合、この町の今の市街化であったり、住宅地であったり、また農地であったり、いろいろな要素を踏まえた上で、これからの琴平町はどうあるべきかということをマスタープランでもある程度、方向を示しておるわけでございますが、その辺も先ほど、最初に申し上げましたことに戻りますけれども、現時点、そして、これから先の琴平町のあるべき姿をぜひ示していきたいと思いますし、逆にまた、議員各位とも大いに議論して、この町の先のことを5年後、10年後、20年後はこういう町であるんだということを示すようなものは必ず必要であるというふうに思っております。今現時点では、先ほど申しましたような、主要施設が決まっていない上では、ちょっと示しにくいので、それを示した上で同時に進めていきたいと思っております。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  是非、片岡町長には、人口減少の危機感をもった町づくり計画、町づくり構想を進めていってもらいたいと思っております。1年前の選挙でもあれだけの票差をつけての現職を破った町長でございますので、町民は従来踏襲というのではなくて、新しい町長職を期待しているのではないかと思っておりますし、私もそれを期待しております。  次の質問に移ります。現在、建設中の中学校もしかりでございますけれども、既存の公共施設の琴平町の中での配置といいますか、その立地は半世紀以上も前の当町の人口が最も多かった時代に、地勢、交通、人口等の社会的条件のもとに考えられた町づくり構想による配置であるということ。  また、琴平町の個別施設計画を見てみますと施設の老朽化に係る建て替えや改修を計画するに当たり、東南海地震や集中豪雨などの巨大災害に対する備えと、人口減少及び財政状況を考慮して検討はされておりますけれども、各施設がそれぞれ個別に検討され、一つの自治体を構成する一体としての施設群としての検討はされておりません。  先ほどの答弁の中にありましたけれども、町長が早急に取り組むべきと考えていらっしゃいます小学校、幼保施設、役場庁舎の配置については、それぞれ別々に配置するのではなく、一体としての施設群とすべきではないかと私は考えております。人口が減少する中で、地域の生活サービスを確保し魅力的な地域を維持していくためには、市街地のコンパクト化による機能集約や交通ネットワークの強化が必要不可欠であると考えております。町長はこれら公共施設の配置を含む町づくりのグランドデザインといいますか。その作成をどのような手順で進めていくのかお尋ねいたします。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほどの答弁とほぼ被る部分もございますけれども、現在、公共施設のあり方につきましては、琴平町個別施設計画に基づきまして、本年度策定予定でございます琴平町施設マネジメント実施計画の中で検討してまいります。ご指摘のように、今の公共施設につきましては、現状の人口、交通体系等とそぐわない点があることは認識しております。  そういった面で身の丈にあった公共施設整備の基本構想を策定してまいります。どういうふうにやっていくかということでございますけれども、まずは、3小学校の統合をまず考え、空いたところに庁舎を建設し、保育所と幼稚園はこども園化を進めまして、それは小学校等の統合の状況によって合わすということで、まずそれを一つとして、パッケージとして一気に出します。別々に出しません。どこに小学校をし、どこに幼稚園、保育所、こども園を行い、役所をどこにするということは一括して出します。その後に、その他の関連する施設についてもどうあるべきかということは、これはこの協議の中で特にというとあれですけれども、古くなっている施設であったり、これから活用せなあかんという施設もありますし、考えようによっては後ほどの質問にもございますけれども、この庁舎についても時間がない場合ですと、防災センターの観点でまず防災センターを建てるという案もあったり、いろんな意見、案が内部協議等では出てきておりますので、今はまだそれがまとめられておりませんが、そういったことを議論しながら、是非、また学校統合につきましては、議会、教育委員会とのある程度の合意なり、了解をいただいた上でまた進めていきたいということでございます。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  小学校を統合すると。小学校を新設する。幼保施設を新しくする。庁舎を建て替えする。これは琴平町役場にとっては本当に一大事業ではあると思いますが、これは琴平町民、またお隣の善通寺市、まんのう町、丸亀市に住んでいる人たちから見たらそれほどでもないのではないかと思うんです。だから、公共施設を建てたからといって、町が新しくなるとかそういうことでもないのかなと考えております。もちろんそれがそういう公共施設が建って、住みよい町になったなと、ここに移住したいなという住民の触手をそそると言いますか、人々の関心を寄せることになればいいのですけれども、私はそうとも思わない。従来の場所に新しい施設ができただけと捉えられてしまうのではないかと思うんですけれども、町長、いかがでしょうか。  (「はい。」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  例えばですね、観音寺市に新しい市民会館、立派なのができました。市役所もできました。それで人口が増えたのかと。多分、観音寺が云々ではないんですけれども、ただ、マイナス要素として私も選挙中によく言われたのが、おまえ、この役所に来た人がここに住もうと思うんかとか、今建て替えしている琴平中学校も、この中学校を見てここに子ども通わそうと思うんかとか。一学年10人切るような小学校に若い子が、地元の学校に行かすんかという、現状がマイナス要素であるので、ご指摘のような新しく整備したらプラス要素になるかということよりも、今、マイナス要素をまずはゼロベースには少なくともするという面では、マイナスからせめてプラマイゼロには戻すと、他の市町並みにするということでは、私は効果はあると思います。ご案内のように新しくなったからボンと増えるかということについてまでは、それは未知数でございますけれども、現状のマイナス要素はしていかないといけないと思います。ただ、一番の悩みのところは、やっぱり財源でございます。小学校の統合のやり方も含めて、庁舎についてもそうですし、こども園もそうですけれども、これはいずれも費用がかかることですので、琴平中学校一つにしてでもですね、全て議会との約束で27億円以内ということを守りつつ今進めておりますけれども、これもまた、新しい小学校のやり方であったり、こども園のやり方であったり、庁舎の建て方次第では、またこれ以上の多くの財政支出が必要でないかなということが大きく危惧されますので、それにつきましては、ご指摘の部分のように、身の丈にあった余り豪華でないようなもので、しかも住民サービスが落とせないようなもの、このバランス感覚をもった中で配置、建設方法等々については、十分、考慮、憂慮した上で、計画を進めるつもりでございます。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  身の丈にあった地味なものを作っていただきたいとそういった意図ではございません。琴平町の財政を鑑みますと、今、中学校を建てて、今から公債費がドンドン増えてまいります。その中で今、小学校、幼保施設、また庁舎を建て替えるとなると本当に財政的にも大変厳しい。これだけのお金を使うからには、一大、町づくりという考え方も含めてしていただきたいということでございます。この公共施設を作るに当たって、町づくり構想をするに当たって、私は一つの統一されたビジョンといいますか、コンセプト、どういう町を作るんだ、新しい小学校を作るんだ、新しい庁舎を作るのだけではなくて、こういう町のコンセプトのもと、こういう公共施設を作っていく。そのコンセプトというのも本当に魅力のあるコンセプトで人々の心に響くようなコンセプトを作っていただきたいなとそのように考えておるところでございます。  先ほどから答弁の中で公共施設マネジメント実施計画の中で検討していきたいと、町長はおっしゃっておりましたけれども、これは今の進捗状況というのはいかがでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  まず、内部の中でいわゆる関係課によりまして、議論しておりまして、まずは小学校の統合をどうするかというところで今進めております。その中でA案、B案、C案、D案と幾つかの案の中でした場合に、どれぐらい費用がかかるのかということは、これは概算ベースでございますけれども、それで比較検討しております。  ただ、お金だけでですね、例えば、一番安いからといって果たしてそれが先ほど来議論になっている町づくりに寄与するかという部分もありますし、ただ、小学校をあるところに例えば、建てたとした場合に、そこに続きというか、いいのは、大切なのはその周辺に例えば、家が建ちやすくするとか、私は一番、琴平町が一番遅れているのは、住宅政策ではないかなと非常に感じます。特に隣の、私はよく仲多度ということで、隣町のまんのう町長といろいろお会いして、いろいろと意見交換をする場がありますけれども、こっちから見ると、まんのう町は、私も玄関を開けたら田んぼ1枚でまんのう町ですので、日に日に家がいっぱい建っているなというのをすごく感じております。それはまんのう町の土地政策が上手くいっているのかどうかというのはありませんが、ちょっと琴平町の場合は、いわゆる住宅政策、土地政策がちょっとまあ、あれかなというのは感じるところはあります。それも含めてですね、ただただ、公共施設を見直すだけでなくて、そういう土地政策であったり、住宅政策についても合わせて考えていかなければ、先ほど来おっしゃっているような町づくりのビジョンとして、ただただ、そういう公共施設がきれいになったで終わったのでは、ちょっと物足りないのではないかなと。それだけでは、果たしてこの町の将来について、何も、ただお金をかけて古い施設が新しくなっただけではいけないという認識はございますので、その辺も今進捗状況については、まだ最終段階の手前ぐらいまでで十分できてませんけれども、最終的に、一番、出した場合、いろんなご意見が出ると思います。そのときに、ある程度説明ができるようなものを今集めているという段階でございます。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  よく分かりました。この町づくり、ハード面での公共施設の建設につきましても期待をしておりますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、次の質問に移りたいと思います。  それでは、不登校につきまして教育長に質問したいと思います。全国でも不登校は2019年度まで、6年連続で増加しておりまして、その要因について文科省は複合的な要因が絡み合っているので、原因を特定することは難しいという認識を示しております。  しかし、平成28年9月に不登校児童生徒の支援のあり方について通知を出し対応策をマニュアル化しているにもかかわらず、少子化が進む中でも不登校が増加傾向にある現状を見ると、その背景にある学校の現状や変化について精査するとともに、同時に不登校はあるものだと考え、不登校によって子どもが苦しまない状況を大人が作ることが必要だと考えております。  そこで、現在の琴平町内の保健室登校を含む不登校児童生徒の人数をお尋ねいたします。 ○議長(安川 稔君)  はい、教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  不登校についてのご質問にお答え申し上げます。  現在、小学校における不登校児童はいません。中学校における不登校生徒は、一日に1時間程度、別室を利用する生徒が9名で、規定による不登校生徒は8名であります。いずれの生徒においても、ずんやりそのような状態が続いているのではなく、登校したりしなかったり、また、別室を利用したりしなかったりの状況でございます。  以上でございます。 ○議長(安川 稔君)
     5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  続きまして、不登校問題についての教育長の哲学と申しますか、即ち一般論でなくて、教育長自身のお考えを教えていただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  お答えいたします。不登校については、次のように考えているところでございます。不登校については、取り巻く環境によっては、どの児童・生徒にも起こり得ることとして捉える必要がございます。  また、不登校という状況が継続し、結果として十分な支援が受けられない状況が継続することは、自己肯定感の低下を招くなど、本人の進路や社会的支援のために望ましくないことから、支援を行う重要性について十分に認識する必要があると考えているところでございます。不登校については、その要因や背景が、多様・複雑であることから、教育の観点のみで捉えて対応することが困難な場合がありますが、一方で児童・生徒に対して教育が果たす役割が大きいことから、学校や教育関係者が一層充実した指導や家庭への働きかけなどを行うとともに、学校への支援体制や関係機関との連携協力等のネットワークによる支援等を図ることが必要であります。  不登校とは、多様な要因・背景により、結果として不登校状態になっているということであり、その行為を問題行動として判断してはなりません。不登校児童・生徒が悪いという根強い偏見を払拭し、学校・家庭・社会が不登校児童・生徒に寄り添い、共感的理解と受容の姿勢をもつことが、児童・生徒の自己肯定感を高めるためにも重要であり、周囲の大人との信頼関係を構築していく過程が社会性や人間性の伸長につながり、結果として、児童・生徒の社会的自立につながることが期待されていると考えているところでございます。  このようなことから、不登校児童・生徒への支援に対する考え方としては、学校に登校するという結果のみを目標にするのではなく、児童・生徒が自らの進路を主体的に捉えて、社会的に自立することを目指します。  また、児童・生徒によっては不登校の時期が休養や自分を見詰め直すなどの積極的な意味をもつことがある一方で、学習の遅れや進路選択上の不利益や社会的自立のリスクが存在していることに留意しておくことが大切であると考えております。  学校教育の意義や役割、不登校の理由に応じた働きかけや関わりの重要性、家庭への支援などを十分に考えながら、不登校問題について考えていく必要があると考えているところでございます。  以上でございます。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  ただいま篠原教育長の答弁にありましたように、不登校については理由が多様であるにもかかわらず、全ての不登校が問題行動であるかのように決めつけることはまさに偏見であると私も思っております。  例えば、いじめにあっている児童・生徒で登校したいと思っていても、その加害者が登校している場合、怖くて学校に行けない。しかし、その状況を学校側は、加害者で出席している者には出席、被害者で出席できない者には欠席と記録に残ります。しかもそれが、今のシステムでは内申書、高校入試につながる。問題行動ではないのにもかかわらず、結局、不登校という事実だけで不利益をこうむっているのではないかと思うのですけれどもいかがでしょうか。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  お答えいたします。不登校については先ほど申し上げましたように、問題行動ではないというふうなことで、本人が決して悪いわけではございません。ところが、先ほどの答弁でも申し上げましたように、根強い偏見ですね、不登校は悪いといったことが払拭していかなければいけないと、そういうことだろうと思います。  また、いじめで学校を休んでいる場合ですね、その加害者に対しては、その状況等に応じて、問題行動としていじめたほうが問題行動として出席停止の措置をとるとか、そういった措置をとることも可能であります。  ただ、出席上は出席扱いと欠席扱いと先ほど議員がおっしゃっられたとおりでございます。そこで欠席日数によって本人たちが上級学校へ進学して、勉強したいと言った場合には、その要望に応じられるような対応をしていく必要があるというふうに考えておるところでございます。 ○議長(安川 稔君)  はい、5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  はい、今、教育長から答弁がありましたように、学校のシステムとして、被害者でありながら、不登校になっている生徒を学校のシステムで更に不利益にさせないように、これも大人の責任だと思いますので、是非、そのように改善、善処していただきたいなあと思っております。  また、この不登校問題につきましても、大変人数がどんどん増加しているわけでございますけれども、これもいつの日にかは解決する問題ではなかろうかと思っております。篠原教育長にはこの問題の本当に一穴をあけていただきたいなと期待しているところでございますので、どうぞよろしくお願いいたします。  でも、現実先ほど答弁がありましたように、不登校になっている子ども達がいらっしゃいます。不登校になっている子どもだけではなくて、その保護者も大変辛い思いをしている方も沢山いらっしゃると思いますので、その方たちに寄り添った指導、また、将来に向けての選択肢をご提案いただきたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  お答えいたします。不登校になっている子どもの将来の夢、希望を叶えてあげることが我々大人の責務であると考えております。不登校児童・生徒の一人一人の能力であるとか、才能、そういった状況に応じてその可能性をしっかりと伸ばしてあげられるように、本人の希望を尊重した上で場合によっては、教育支援センターや不登校特例校ICTを利用した学校支援、フリースクール、夜間中学校での受け入れなど、様々な関係機関を活用し、社会的自立を支援していくということが考えられます。  また、上級学校への進学につきましても、最近は不登校で欠席日数が多かった子どもにつきましても本人が学びたいという強い意志があれば受け入れてくれる私立高校も随分増えてきております。  また、資格認定試験を受験したり、過年度、これは年が過ぎて一旦卒業年度の年とは変わりますけれども、再度高校を志望して入学をする。そういったことも最近増えている状況でございます。  また、不登校に陥った子どもさんの保護者の方の不安も大きいことだろうと思います。地域によっては、親の会を開いて、不登校に子どもさんがならっている方々がいろいろと話をし、悩みを言ったり、解決方法を探ったり、そういうふうな会も設けられております。  また、学校等におきましては、スクールカウンセラーであったり、スクールソーシャルワーカー、それから、本町の場合には保健師も派遣しておりますが、そういった場で子どもたちの状況をしっかりと見極めた上で、ケース会を開いて、どのように対応していけばいいのかということを考えているところでございます。  また、そのケース会においては、偏った人選ではなくて、例えば、父親的な立場の方、母親的な立場の方、それから、指導者的な立場の方など、様々な分野の方、それから警察であるとか、子どもセンター、そういった多種多様な方々に集まっていただいて、意見を交換すると、そういった状況を今進めているところでございます。  以上でございます。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  はい、不登校は多様な理由によるもの。不登校はあるものだと考えてでございますけれども、今、その不登校を招いている原因の一つについて、その子どもを取り巻く環境についても注目すべき文科省のデータがございます。いじめの解消率というものでございます。いじめが無くなっている、いじめ解消率、2015年は88.7%、2016年は90.5%。2017年は85.8%。要するに、軽微ないじめを含めて毎年数十万件のいじめが発生しております。その大半は当該年度中に解消されていると。しかし、翌年度にまた同じことが起きいている。いじめが再生産されているというデータでございます。関連するデータといたしまして、いじめ追跡調査2013から2015、国立教育政策研究所調べでございますけれども、それによれば、小学4年生から中学3年生の6年間に、いじめの加害・被害を経験した子どもはおよそ9割。殆どの子どもがいじめを経験しているということでございます。その結果、どうなるかと言えば、教室内が常に高い緊張状態にあるということです。いじめの対象がコロコロと変わる。そのような場合、子どもたちは非常なストレスを抱えます。その結果、何名かの保護者に話を聞きましたら、子どもたちはそれを回避するために、できるだけ目立たないような行動をとっているとのことでございます。目立つといじめのターゲットになりかねない。また、すぐいじめられないためにマウントをしてくる。目立たないように友達は沢山作らない。空気を読むことを優先される。保護者もそのようなところに子どもを送り出しているわけで心配が絶えないわけでございますけれども、私も本当に今の学校はそんなことになっているのかと何名かの保護者とお話をいたしました。特に女子生徒について多く聞かれております。このような教室内がこういう緊張状態にあることにつきまして、教育長、いかがお考えでしょうか。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  教育長。 ○教育長(篠原 好宏君)  お答えいたします。いじめ等によって子どもたちが辛い思いをしたり、そういうふうな状況から不登校に繋がっていくといった事例が多くあります。子どもたちは周りの様子を見て、自分がそのいじめのターゲットにならないように、どうとかしなくてはいけないとか、それから、自分がいじめられないようにしよう、当然、いじめるのはいけないというそういった教育は行っているんですけれども、実際の教室の中でそういった状況が起こっているのは事実でございます。  ご存じのように、いじめの認知件数、これはいじめの捉え方、定義が変わってから数段増えております。我々のほうとしては、いじめの認知件数が多くなったからその学校は駄目だというふうな判断はしておりません。軽微なものでも先生方が察知して、それが大きくならないように対応していくと、そういったことに心がけております。本町におきましても、これ琴平中学校の例ですけれど、不登校状態、これはいじめがあってからの不登校ではございませんが、学校全体として大変非常に厳しい状況にあり、最大の学校課題であるというふうに学校も認識しております。それで先ほど申し上げましたように、この不登校という行為を問題行動としては捉えないと、子どもに寄り添って子どもの夢、願いを実現できるようにしていくと。そういった方向で取り組んでいるところでございます。  また、先ほど議員がおっしゃっられたように、学校に行きづらくなるというのは、やっぱり学級の雰囲気であったり、学校の雰囲気であったりすることだと思います。ですから、子どもたちが行くのが嫌だなと思ったりすることがないように、やはり常日ごろから、子どもの状況をしっかりと見るだけでなくて、子どもとしっかりと話し合いをもって、悩みとかそういったものが十分に心の中から言えるそういった状況の学級、学校にしていって、誰にも相談できないとか、自分ひとりで思い悩む、そういったことがないような学級、学校にしていくことが大切であるというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(安川 稔君)  5番、森藤君。 ○5番(森藤 泰生君)  このいじめの問題も先ほどの不登校の問題と同じでいじめはあるものだと。それを無かったことというのではなくて、いじめが起きたらそれにちゃんと対応すると。無かったことにはしてほしくはないと思っております。  こういう緊張状態にある、よくKYとか、あいつは乗りが悪いとかいうのはそういういじめの最初ですね。自分らと違う異分子を見つけるとあいつは乗りが悪いぞとか、そういうふうに言って段々、段々排除していく。本当にこの緊張状態というのをどうにか解消してあげたいなと思っているところでございます。本当に学校というのは、個々の個性、能力を伸ばしたり、発揮したりするところと思うんですけれども、能力を使って結果を出すと目立ってしまう。いじめの対象になってしまう。本当にもう嘆かわしい状態であると思っております。  また、そういう問題があるということと同時に、この問題は実は大人の問題であると思っておりますので、是非、また、この問題解消に力を貸していただきたいと思っております。  以上です。質問を終わります。 ○議長(安川 稔君)  これで、5番、森藤 泰生君の一般質問を終わります。  ただいま一般質問の途中でございますが、ここで休憩といたします。  再開を午後2時ちょうどといたします。      休憩 午後1時48分      再開 午後2時00分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(安川 稔君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  それでは、9番、眞鍋 籌男君。  (「はい、9番、眞鍋」と言う者あり) ○9番(眞鍋 籌男君)  それでは、通告順に従って一般質問をします。  1、琴平町議会議員選挙開票の際の朱肉について、2、墓地の掃除について、3、学校、小学校の統廃合について、以上。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋 籌男君。 (「はい。」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  1、琴平町議会議員選挙開票の際の朱肉について、令和元年7月28日夜、琴平町議会議員の選挙の開票を琴平小学校の体育館で行いました。10名の開票立会人が投票用紙の記載内容を確認して、あっていたが判を押します。当然、判を押すのですから、朱肉が10名分の10個なくてはなりません。それがどうしたことか5個しかなかったのです。ですから、朱肉がない人は左側の人の朱肉を借りないと押せません。そのため、後になって腕が痛くなったという人もいます。そんなバカなと思うかもしれませんが、この世にも不思議な日本広しといえども琴平町ぐらいにしか起こらない事案が現に起こったのです。  それでは、質問に移ります。  1この朱肉は10名全員の開票立会人に行き渡っていないのを知ったのはいつですか。 ○議長(安川 稔君)  選挙管理委員会書記長。  (「はい。」と呼ぶ) ○選挙管理委員会書記長(宮脇 公男君)  失礼します。眞鍋議員の質問にお答えさせていただきたいと思います。  朱肉が10名、全員の立会人さんに渡っていないというのが分かったというのは、眞鍋議員の質問書を受けた時です。立会人の机の真ん中に朱肉を置いとるという感覚がありましたんで、前回の平成27年度の町議会議員選挙の机の配置等を確認して、そういう格好で机の真ん中に置いてあるというイメージがありましたので、そういう格好にしておりました。  ただ、今後は眞鍋議員さんのご意見を重々、慎重に受けとめまして、一人一人置くような格好に持っていきたいと思っております。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  4年前の27年度も10個置かなければいけないのを5個しか置いてなかったという。それ今初めて聞いて知りました。前の時や、うちの嫁はん言わへんのや。今回やってそうや。帰ってきて手が痛いって。何で朱肉が無いが、聞かなんだんや、言うてしたら、よう言わなんだ。俺がおったら早いで。朱肉が無いが、それでお終いなんや。  そうしたら、今回、私はこの問題を取り上げましたよね。それを取り上げてなかったら、あと4年後も10個せないかんのを5個にしとんですか。 ○議長(安川 稔君)
     はい、書記長。 ○選挙管理委員会書記長(宮脇 公男君)  失礼します。毎回、その選挙の配置の状況全部を撮っていますので、その状況でそのまましたと思います。ただ、今回、議員さんの質問がありましたので、そこのところは一人一人置くような格好で配置の地図のほうを訂正してまいりたいと思っております。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  大体のその時の場の想像ですけど、大体分かってきました。4年前、4年前はうちの嫁はん、こっち押しょったきん、いけたんですよ。右側にあったきん。どしたん。はん言うたらいかんのか。今回は相手の側にこよにせないかんからな。判こ、向こうとかち合うやない。それで私は分からんのはね、私は何十年も前じゃわ。おやじの選挙行った時は、選挙の人がいつも前に通じょんですよ。今回も前通じょんや。携わっとる人が。それが気がつかなんだということはどういうこっちゃ。都会の新宿のど真ん中でもええわ、そこの区役所でも全部、判はあるんじゃ。かといって、どなんいうんな。沖縄でも北海道でもええわ、僻地の山奥の村でも判は一つづつ全部あるんじゃわ。日本中で、これ書いとるやろ。この世にも不思議な日本広しといえども、琴平町ぐらいにしか起こらない事件が実際起きとんや。そして、今、私が言うたら、4年前もそうやったけど、今回、私がこういったことについて、次からはちゃんとします、とあなた言いましたけれど、これはね町長、あんたも関係しとんですよ。何故かというと、今の町の体質、職員の。鈍感というか、気がきかんというか。それらを如実に物語っとんですよ。10人並んどんで。選挙管理人の人が前を通っているんや。気がつかないかん人が気がついてないんやその現実に。俺がどっかでおったら勝負早かったんやけど、俺も当本人やきん家におるわな家で。俺がそこにおったら早いで。あんな朱肉のないもん誰かなんとかしやれと言ったらすぐ終わるんや。誰ひとり言うてないんや。費用、何ぼ貰いよったん。その日に携わっていた人、費用。その日の費用、金や。何ぼ、貰いよったん。言ってみ。 ○議長(安川 稔君)  お金のことはちょっと控えて下さい。 ○9番(眞鍋 籌男君)  あ、そうですか。  よっしゃ他のこと言うわ。これね次のかわら版、楽しみや。続、太陽は西から出た。あり得ないことが起きてしもったんや、琴平に。  次いきます。2、当日、朱肉の確認誰がしたのですか。 ○議長(安川 稔君)  はい、書記長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○選挙管理委員会書記長(宮脇 公男君)  質問に対して答えさせていただきたいと思います。  開票所の準備の確認のほうは、総務課のほうでさせていただいております。 ○議長(安川 稔君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  答弁になってない。誰がしたのですかといったら、総務課がした。課の名前を聞いとらへんの。誰がしたのですかと。  (「書記長」と言う者あり) ○選挙管理委員会書記長(宮脇 公男君)  総務課の私、選管の宮脇がしました。 ○議長(安川 稔君)  はい、9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  3、当日あれだけ多くの町職員が会場に居たのですから、誰も気がつかなかったとは到底思えないのです。その点、現状をどう把握していたのですか。 ○議長(安川 稔君)  選管書記長。 ○選挙管理委員会書記長(宮脇 公男君)  質問にお答えいたします。  当日、開票事務に従事している職員は大勢おりましたが、それぞれの職員はそれぞれの業務を担っております。開票する人、それを点検する人、それを数える人という格好でそれぞれ業務を担っておりましたので、立会人さんの机の上に何が置いてあるのかまで、職員全員は見回すことはしないぐらい、一人一人が緊張をもって開票事務に当たっていたものと思っております。  ただ今回、議員のご意見がありましたので、今後は、朱肉のほうは十分に、一人一人置くような格好に持っていきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  はい、今、課長はそれぞれ会場にいた職員はそれも精一杯やって、そこまで気がつかなかったと言いましたけど、片や議員にとって投票用紙の一票、一票は命なんです。命、童の命。その辺のことを深刻に受け止めているのかどうかなんですよ。まあ、あのう、課長も次からちゃんと実行する言いよりますので、このまま置きますけれども、そうしてください。  2、墓地の掃除について。現在、墓地の掃除は盆の前、正月の前に行っています。聞くところによると、最近はお墓へ行く人が多くなったといいます。もっと頻繁に墓地の掃除ができないものでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  町長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。現在、町営墓地は、広谷墓地、柳谷墓地、塚狭墓地がございますが、これら町営墓地の掃除につきましては、ご指摘のとおり、墓地内の通路や共有地等の草刈り、樹木の剪定など大規模なものにつきましては、例年、お盆の前からお彼岸にかけて実施しております。現在、費用としては今年度は、柳谷墓地1回30万6,835円、広谷墓地1回16万7,560円の費用がかかっております。  また、頻繁にお墓参りに行く方を中心に、通路や共有地などにおける掃除や軽微な修繕等の要望をいただいているところでございまして、可能な限り迅速に対応しておるところでございます。  町営墓地は古くから、町民の皆様にとって、先祖代々から受け継いだ大切な場所でもございますので、今後につきましても、町民の皆様にご不便をおかけすることのないように、個別の案件については適宜対応させていただきます。 ○議長(安川 稔君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  よろしくお願いします。  3、学校、小学校の統廃合について、子どもが減っています。子どもの数が減っては授業をしても、運動場で遊んでも、子どもが少なくては可哀想に思えます。  例えば、琴平も榎井も象小へ統一してはどうでしょうか。この場合、児童の安全確保のため、琴平小学校の子どもはバスで琴小まで送り迎えをする。榎井小学校の子どももバスで榎井小学校まで送り迎えをすること。これが絶対条件です。  それでは、質問に移ります。  現時点で小学校の統廃合はどこまで進んでいるのでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  町長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  小学校の統合問題につきましてのご質問でございます。  統廃合をどこまで進んでいるかということでございますけど、現在は、協議中の段階でございます。児童数の現状や入学前の子どもの数や出生者数の状況を考えますと現時点では、3つの小学校統合していくのが望ましいと考えておりますけれども、今後の運営費や子どもたちの通学方法等を考慮いたしまして、どこに持っていのがいいのかを考えているところでございます。  なお、本年度中には公共施設マネジメント実施計画を作成し、住民の方々がある程度納得ができるような数値で表せたらなあということで、現在、準備等、また、内部協議を進めているところでございます。  この学校統合につきまして、ただいま、眞鍋議員のほうより、象郷小学校に統一し、バスを活用したら、スクールバスをというようなご発言がございました。それは一つの案でございまして、現在、琴平町内の考えられる案といたしましては、6つございます。統合につきましては、一つはですね、検討委員会の答申に基づき、町としましては、現状の中では新しい土地を購入し、そこに新しい校舎の新設の小学校を建てるというのが基本的な案ではございますけれども、それ以外に考えられますのは、検討しておりますのが、一つは、琴平小学校に統合する案、三つ目としましては、榎井小学校に統合する案、四つ目には、象郷小学校に統合する案、また、象郷小学校琴平小学校に統合する案、また、六つ目として、象郷小学校と榎井小学校に統合する案、この6つを絞りまして考えております。  また、保育所、幼稚園の統合指定のいわゆるこども園を一つ、または二つにするということは、先ほど申しました案とともに、考えておりますし、統合後に、空いた小学校跡地に役所の候補地として考えるということで準備進めております。  なお、よろしければ、議員のほうより、象郷小学校に持っていくべきだというご発言がございましたが、その理由といいますか。なぜ象郷小学校がいいのかなということにつきまして、また、ご教授したければ、参考にさせていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  9番、眞鍋君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  私自身は今から二年半ぐらい前か。中学校のとこへ小学校を一緒にせいと言ったんですよ。その理由としては、生まれよらんの40名ぐらいでは話にならんのですよ。そして、象郷の小学校はバスで行ったらいいって言ったんですけれどもね。その根本にあるんには、主婦の台所の感覚。しかし、小野町長は何ぼ私が言っても、私が言っていることに耳を貸さなかったんです。議員も同調なし。今だにで、今、この瞬間でも私は中学校と小学校を一緒にしたらええと思っとんですよ。今でもしたらええんや直ぐに。工事ちょっとやり直してでも。金やって27億円、べらぼうなつけて、昔やったら何ぼおったん、2,000人ぐらいおったんか、狭い運動場でやり繰りして、2,000人でも裕にいけよったんや。子どもはすくすくと育っているんですよ、立派に、元気に。もう私ね、そして、その時に二番目の案として、私が思っておったのが、象小やったんですよ。二番目の案として、それで今言っているだけに過ぎないんですよ。そして、今、まんのう町を見ても、高篠や四条もそっちのほうがずっと下ってきているんですよ、人口の推移が。まんのうに負けるな。ですから、私が象小と言ったのが今始まったところではないんです。これは不本意なんで私にしたら、中学校のところに小学校を持っていったらええんや。今からでももっていけ。場所があったら一番安くつくんじゃわ。もう情けない。主婦の台所の感覚で事であたらなんだらいかんので、今は。もうみんなようけ立派な人が課長が多くおるんやけん、それぐらいがいに言うたらええけど、あれはね、片岡町長ね、あんた、攻めようんじゃないんよ。小野町長に、がいに言うたんですよ。役場、小学校を持っていったらええじゃがで、二年半前や。私が言っているのが嘘かほんまか議事録見たら全部入ってるわ。もっと露骨にリアルに。しかし、耳一切かさんの、小野町長は。答申委員会だって小学校、中学校が2番目に入っとったんやそれ。何かあったら石井神社の近くのとか、新しい田んぼ買うて、新しいとこにする。道やどうしてつけるんな。何ぼ金が要ったらええんな。全然関係ないこと言いよったんですよ。今、私が言いようのは、町長や、象郷にしてで。琴平小学校、榎井小学校まで子どもを来させて、そこから送るようにするんで。それをぬきにしたらいかんでな。そこんとこ、あなた、今のね、ブツブツ言うな。もう、腹立つ。バスの確認、取ってつか。確約。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  今、眞鍋議員より、琴中案なのか、象郷案なのか分かりませんけれども、どちらもということでございましたけれども、先ほど申しましたように、今、まさに、二年半前ですか、一般質問でご発言されたけれども、当時の小野町長が耳を貸さずにということでございました。やっぱりこれはですね、眞鍋議員のご意見は今回、象郷に持っていけばというご提言があったわけでございますけれども、それはあくまでも眞鍋議員のお一人の現状ですね。 ○9番(眞鍋 籌男君)  あくまでも選択肢の一つや。 ○町長(片岡 英樹君)  あくまでもお一人のご意見でございますので、やっぱりその辺についてはですね、我々ももちろん先ほど申しましたように、案の中に一つではあります。それで決まったわけでもないし、また、今言われた選択肢の一つであるのも、当然でございますが、やはりその辺ですね、公共施設の委員長でございますので、そういった部分につきましても、また他の議員のご意見をいただかないと眞鍋議員が今、象郷にしろと言われても、私がここで答弁できかねますので、そういった議論を含めていただいて、是非、しっかり我々もやりますし、議会のほうでもいろいろなお話を住民の方から、また各議員の思いもあると思いますので、そういった部分につきましては、十分、お互いに議論していくべき中で最終的に、この町にとってどの案が最適であるかということを進めていくべきというのは、同じ気持ちでございますので、今ここで象郷にするかどうかとか、バスを絶対出すかという約束はできかねますけれども、是非、それは、眞鍋議員のご意見ではなくて、議会の中で十分ご議論いただくことを大いに私としても期待いたします。よろしくお願いします。  以上です。 ○9番(眞鍋 籌男君)  終わります。 ○議長(安川 稔君)  これで、9番、眞鍋 籌男君の一般質問を終わります。  ただいま一般質問の途中ですが、ここで休憩といたします。  再開を14時35分といたします。      休憩 午後2時24分      再開 午後2時35分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(安川 稔君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  7番、今田 勝幸君の発言を許します。  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  日本共産党の今田勝幸です。2019年9月議会の一般質問を行います。  私、今からまた4年間、皆様方にお世話になります。町民の暮らしをそして権利を守っていくために、力いっぱい頑張ってまいります。よろしくお願いいたします。
     さて、この場でいつも情勢を私なりに簡単に述べておりますが、今回も始めさせていただきます。7月21日参議院選挙がございました。投票日です。この結果は、改憲発議に必要な3分の2の議席が維持できなかったというのが一番大きな特徴であったかと私自身は思っています。  そして、9月11日、第4次安倍改造内閣が発足いたしました。様々ないろいろマスメディアの報道などを見るわけでありますが、私自身も思いますのは、側近を重く登用し安倍政治の仕上げを図る憲法9条改憲、社会保障の全世代型構想を表明し、そして、安定と挑戦という位置づけをして、国民の多くが今望んでいない、10月からの消費税の10%の増税や9条改憲、介護・医療・年金など社会保障制度のさらなる改悪へ。その先は、解体につながるんだと心配もいたしております。その流れはさらに、こういった社会保障の問題や福祉の問題が営利化、あるいは、市場化への道を進む。更に進んでいくのかと、なろうかと思っています。今のこの内閣は、私どもの国民の暮らしのいわゆる生活感覚、これについては、全く考えられていない内閣ではあってはならない。是非、ここにも注視をしてほしいという思いを込めております。私は、こういったもとで町民の立場に立って、今この時点で主張し、そして、一歩でも私の思いにつながっていくように、具体的に質問席から質問を行ってまいります。よろしくお願いいたします。  (「議長。」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  それでは、質問を具体的にいたします。  まず、選挙の投票率について質問をいたします。  今回の町議選挙の投票率は、先ほど同僚議員からも言われておりましたけれども、だぶる点がありますけれども述べておきたいと思います。投票率は、7月28日の町議選挙の投票率は、57.05%で、18歳、19歳10代であわせますと、19.66%でありました。20歳から24歳、この間では29.12%。参議院選挙については、その選挙区制度、選挙区については48.42%、比例代表48.38%でございました。年齢の問題は比例代表しか載っておりませんでした。10代あわせると18歳、19歳で21.98%、20歳から24歳で19.86%という結果でございます。  質問は、7月28日の町議選挙、21日の参議院選挙の投票率、この時点の投票率について、ご所見を求めたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(安川 稔君)  町長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸議員のご質問に答えさせていただきます。  なお、選挙のことでございますので、私が答えられる部分と所管事項で選管のほうで応える部分がありますので、よろしくお願いします。  所見ということでございますけれども、本年行いました町議会議員選挙は、選挙権の年齢が引き下げられて初めての町議会選挙となりました。もともと投票率がいわゆる低い若年層が4年前に含まれていなかったことを考慮してもなお、年々投票率は低下している状況ではないかなというふうに感じます。  最もことし、7月の同時期に行われました町議会議員選挙と参議院選挙を比較いたしますと、ほぼ1週間違いという選挙日でありました。住民の方には2回、2週間に渡って選挙に行っていただかなければならなかったということで、いろいろとご不便をかけたかなという感じはいたしますが、これは制度でございますので、やむを得ないと思います。  また、町議会議員選挙につきましては、選挙期間が短い上に、選挙公報も発行していないにもかかわらず、町議会議員選挙の投票率のほうが8.63ポイント高くなっていることから、若年層の有権者が政治・選挙への関心が低い、また、選挙公報を発行しないことにより投票率が低いということの単純に、一般論的な評価はなかなか難しいかなというふうに感じているところでございます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  私ちょっと思いますのは、違う選挙を比較というのはちょっと首を傾げる問題かなと思います。それは置きましてですね、因みに、これも先ほど同僚議員もおっしゃったことなんですけれども、2015年の町議選挙は58.76%。これは20歳から24歳で25.73%、2011年は67.58%。20歳から24歳で40.38%。2016年、3年前の参議院選挙の選挙区は52.30%、比例代表52.31%。こういうことで明らかに低下しているということは分かってくるということであります。  次に、質問ですけれども、近年、このように投票率が下がっているわけですが、その下がっている所見、何故かというところをもしお答えいただけるのなら、していただきたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  町長。  (「はい。」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  事前の準備した文で言いますとですね、投票率の低下は琴平町に限らず全国共通の課題と考えておりまして、その原因も多岐にわたります。本年度の同時期に行われた町議会議員選挙参議院議員選挙を比較いたしましても、町議会議員選挙のほうが8.63ポイント高くなっております。このことから、投票率の低下は、単に有権者の政治・選挙への関心の低下だけではなく、各選挙の候補者への関心の低下が大きく影響しているのではないかなと考えます。つまり、先ほど議員も言われたように、単純に比較すべきではないというのはそういうことであってですね、僅か1週間の違いで投票率がこんなにも違う、10%近く違うということを考えれば、これは一般論ですけれども、選挙に対する興味、関心、しかもですね、国政選挙のほうが本来ならば、あれだけ報道とか、各党の思い、それから、候補者の思いが伝わりやすい、しかも選挙期間が長いのにかかわらず低い。町議選の場合は、選挙期間自体は5日間と大変短いにもかかわらず、町議選のほうが高かったということを考えると、自分自身の一票の思いというものについて必要なのかなと思いますし、これ以降の質問については、選管のほうになりますので、私の思いで言うとですね。逆に言うと、じゃあ皆さん、若い時に選挙に行ったのかなと。我々自身も。(「行きました」という者あり)私も忘れもしない20歳の時に、当時は京都市民でしたので、京都で選挙に行きました。どこに入れたかは口が裂けても言えませんが、誰に入れたかは覚えております。  それから、その後、東京の文京区民になりました。それでですね、国政選挙に行った記憶はあるんですが、逆に、区議会議員選挙、それから、区長選挙、あったかどうか市長選挙、あったかどうかも記憶にないぐらいでやっぱり逆に若い人はですね、地元の分については興味がなかったんかもしれません。だから、そういった部分を考えると、まあ、なかなかこれその人の思いとか、環境、若い人の場合、特に10代の場合はですね、一番問題になるのは、住所がどこにあるのか、大学とか、進学した場合は琴平の置いているのにも関わらず、投票には行けない事情であったり、いろいろなケースが考えられます。それから、もう一つ言いますと、やはり私はこれは先ほどの議員さんのご意見にあったように、学校で小学校、中学校、また高校も含めて、もっと逆に私は突っ込んで、今の政治についてはどうも教育と政治というのは分離すべきであるというふうなことがあって、どうも学校教育の中では政治の話はタブー視されている傾向があるのは、ご案内のとおりですが、でもこれは逆に、やっぱり現状については、もっと突っ込んでいかないとA政党、B政党、C政党というのでは、なかなかやっぱり現実味を感じないのかなと思いますので、そういう学校の中で政治について、いい意味で突っ込んだ議論とかしていかないとやっぱり政治が自分のものにならないのかなというのがあると思います。それが選挙に行っても変わらないというふうな部分であると思います。私の気持ちでございますので、よろしくお願いします。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  体験も含めて一応、お伺いをしておきます。  次に、3番でございます。  さて、低下しつつある投票率ですけれども、その投票率を上げるために町として何をするか。施策についてをお伺いしたいと思います。これは選管の分かな。 ○議長(安川 稔君)  選挙管理委員会書記長。 ○選挙管理委員会書記長(宮脇 公男君)  すいません、今田議員の質問に対してお答えさせていただきたいと思います。  町の施策として前の議員にもお答えしたように、琴平高校において出前授業を行って、模擬投票模擬開票等もしながら、選挙に対するクイズ等もあわせて若い方に選挙に関心をもってもらうような努力をしております。  また、選挙時においては、ポケットティッシュ・チラシ等の配布を行っております。  また広報車を利用して、選挙の呼びかけを行っております。それから昨年の県知事選挙からは期日前投票の利用促進を図るために、投票所入場券の裏側に予め宣誓書及び要求書を印字して、自宅の家で予め書いて、記入して持って来たら、直ぐに投票用紙を交付して発行できるような格好の改善をしております。  それから、啓発活動として小・中学校には選挙啓発ポスターの作成を依頼して、優秀者に関しては賞状・景品を授与しております。  また成人式においては、新成人の方に啓発資材を配布して、選挙に関心をもってもらうような格好で努めております。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  続いて4番、特に、若い青年層への働きかけについてもよろしくお尋ねをしますので、答えてください。 ○議長(安川 稔君)  選管書記長。 ○選挙管理委員会書記長(宮脇 公男君)  続けてお答えさせていただきます。若い青年層への働きかけとしては、先も述べたように、高校での選挙についての出前授業、新成人への啓発資材の配布という格好で行っております。  以上です。  (「議長。」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  まとめて言いますが、啓発などについては、よくいろいろ工夫もして、これ町の選管だけが考えたものでなし、上からふっておりてきているものだと思いますけれども、あると思います。一定の効果もあるのかなというのは思います。  私、先ほど町長の話の中によく似た感想しております。私自身、実は投票日に行って、若い時、20歳ですよね、私の後ろで誰か見よれへんかいなと思って、冷や冷やしもって書いたのを覚えています。それは共産党に入れたからね。そういう思いがしっかりとあった投票が最初からしてほしい。他の人は余りそれがないようですけれども。そういう思いが特に強いですね。  今、やっぱりいろいろ投票率の低下の問題について、私は今の琴平町だけではなしに、全体の政治の信頼度が薄らいできているのではないかという思いがします。この信頼度というのは、何かという問題であります。啓発の中に、あるいは、学校、高校とかに模擬、啓発に行っているようですが、私、この今の質問は、今の主権在民この問題が一番忘れ去られているのではないかと。肝心なところで。ややもすると、技術的なことばっかりに走っているのではないか。もっとやっぱり小さい時から、憲法に基づいた主権は国民にあるというやつをきっちり押さえる教育が必要なのではないかというように思います。信頼の問題は言い方を変えれば、一人一人の投票によって政治が変わるという可能性というか、期待というか、そういったところに結びついてくるんだろうというふうに思います。  そう思ってもなかなか変わることはできません。しかし、その積み重ねが大事なんだろうというように思います。そういう私は、やっぱり、やり方といいますか、今の風潮の中で特に必要なところはそこら辺にあるのかな。私自身が特に重いながら今、ここにも立っているわけであります。  もう一つ付け加えて、ここのところを申し上げるなら、私は特にマスコミ報道にもあるわけですけれども、今の政治の責任の取り方。特に国会議員の方々の政治の取り方。いろいろ釈明したりしますけれども、隣りの国もよく似たのかなあと思っていますけれども、法律に触れてるけれども、肝心なところでスルリと抜け、そういった問題がやっぱり大きく国民の中に信頼の問題として、クエスチョンマークがズッとついている、政治に対するそういう信頼が欠けてくる。全体で言うなら、私は今の政治の中にモラルハザードが起こっているんではない。ここのところは、今、大人がしっかりとして正していかなければならない問題だというふうに思います。とりわけ、ここの議場におられる、私も含めてここら辺は気をつけていかなければ、将来大変なことになるのではないかというような思いがこのところしておるところであります。これは私の思いでありますし、訴えたいところであります。  町議選挙だけで言いますと、今までの選挙と今回の選挙で何が変わったかということであります。公報が無くなったということは変わっている。そこが気をつけなければならない点ではないでしょうかと訴えたいと思います。  次の質問ですけれども、選挙公報の復活と公営化の拡充が必要だというふうに質問を求めておきます。いかがでしょうかとお尋ねをいたします。 ○議長(安川 稔君)  選管書記長。  (「はい。」と呼ぶ) ○選挙管理委員会書記長(宮脇 公男君)  今田議員の質問にお答えさせていただきたいと思います。  選挙公報については、各地方公共団体の判断で、条例で決めて任意に発行するという格好にはなっております。本町においては、昨年12月の議会において、条例が廃止することになりまして、本年の町議会議員選挙から町の選挙公報が廃止されたところであります。  また、選挙公報の発行までの時間的な経過に関してですが、選挙期間が5日という格好の非常に短い町議のほうは選挙になっております。まず、立候補の受け付けの終了して5以降、公報の記載の順番を選管のほうでくじで決めさせていただいております。そして、くじが決まった段階で発注するような格好になります。印刷・製本をして、家のほうへ配るまでのほうが投票の前日までに配らないといけないというのがありますので、時間的なものが非常にきついなと思っています。  今回、選挙公報の配布していただける業者に関しても、なかなか配る期日がなかなか難しいという話は聞いておりますので、ちょっと時間的な余裕がめんどいかなと思っております。  それから、公営に関してですが、公職選挙法で決められております選挙公報とか、ポスターの掲示場とか、町長の選挙までは出てきておりますから、ビラの配布に関しては、条例上うたったら、その分ができるという格好にはなっております。  まだ、町議会議員選挙まではビラの配布がなっておりません。これができるようになったら公報に変わる分が、これができるかなと思っていますが、今のところ制度上、入っておりませんので、ちょっと難しいかなと思っています。  今、公営的にできておるのが、通常はがきの交付は皆さんに配付して利用していただいているものと思っております。ただ、こういう格好で公営化という格好の部分を見ていくと、なかなか制度上、公職選挙法の改正等をお願いしてできるようになるというのが一番いいかなと思っていますので、今後、そういう格好の働きかけも選管のほうで話してみたいなと思っております。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  いろいろ言われましたけれども、私、選挙運動期間中、中日を過ぎて、多くの人から、選挙公報が来てないが。いたるところで方々でぶち当たりました。いや無くなっているんですけれども、言わば、選挙公報の配布というのは、選挙があるというお知らせと同時に中身を見て検討してくれているというのは多くあるんだなという思いがしました。  一つには、そういったことも低下傾向の中に、一部分あるのかなという思いがしているところでございます。  そこで復活を求めたわけでありますけれども。要は、条例化すれば、この復活はできるということだと思う。もう一つビラの作成については、他の市町、特に市ですね、ビラの作成について一定の枚数の制限と配布については、新聞折り込みでオーケーでやられております。これは個人の候補者の申し出によって決められております。  いずれにしても、どういう方法であるにせよ、選挙はやっぱり候補者の政策、公約で選挙をするものだと私は思っています。それを援助したりするのは法例化であったり、あるいは、条例化してそれを保証しているということは公平な立場を保証しているというのは大事なことかなと。  また3年ないし、4年後でなければなりませんが、この問題は引き続き私も課題として研究していきたいと思いますし、是非、また再度求めるかもわかりません。いずれにしても、町の最初、さっき言いましたけれども、主権在民の観点から選ばれる側についても、そういう立場で選んでほしい。選ぶ側も何で選ぶかという基準は明確にしておく必要があるんだと思いますので求めておきたいと思います。  次に、移ります。  庁舎の建て替えの問題であります。  まず、8月28日、九州北部の豪雨被害がありました。先般、9月9日ですか。最強の台風15号が首都圏を襲いました。特に1都6県で最大93万軒が停電をした。一瞬ですね。10日にたって午後8時でまだ56万軒が停電をしている。家庭やそれぞれの個人の家もそうですけれども、大きい家から、小さい小売店に至っても商品棚の食品が無いという状況もテレビの報道で知りました。避難所では、クーラーの問題とか、電気の問題があったり、あるいは、個々についてはスマホの電源の問題などがありました。更に、電車も止まりました。通信も先ほど言いましたように止まり、水道の水も出なくなっている状況があります。都市機能が停止状態だったということであります。  私はこの問題については、まずお悔やみ申し上げておきたい。お見舞いを申し上げておきたいと思います。翻って、本庁舎の問題については、こういった状況を見るにつけ、私は緊急の課題として、庁舎の建て替えが新築が急がなければならないという問題を想起するわけであります。  そこでお伺いしておきたい。前回、6月、ちょっと度忘れしましたけれども、この場で庁舎の建て替えについても質問をいたします。その後の状況についてご報告を求めたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  庁舎の建て替え等についてのご質問でございます。  庁舎のこの役場庁舎、災害時におけます防災の拠点たる庁舎のあり方については、私は議員と同じ認識でございますが、本年3月に策定いたしました個別施設計画において、現状の公共施設の優先順位を示しております。最も高いものとして小学校の統合、それから、保育所、幼稚園、役場庁舎を考えております。
     また、これらの施設の改修・更新にかかる経費につきましては、多額になると考えられますので、町財政や行政サービスに影響を及ぼさないよう、公共施設マネジメントの取り組みを推進しまして、財政負担がより軽減できることを図るようにしております。  なお、役場庁舎につきましては、災害時の拠点施設としての役割も大きいと考えていますので、議会の皆様や住民方々の理解を求めながら、小学校の統合問題と併せまして進めてまいりたいと考えております。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  端的に、ちょっとお伺いします。  最終的に、最後の言葉の中で、小学校の統廃合問題と庁舎を同列に並べたわけですけれども、非常に難しい意地の悪い質問です。本当に二つ一遍にやるんですかということです。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  一遍にというのは、多分整備の話かと思います。更新といいますか。それは場所、やり方によって小学校の統合のやり方によっては一気にできるやり方もありますし、小学校を統合して跡地になった後にやるというやり方になりますので、一概に一気に、同時にというわけではないということ。それは統合の方法によっては若干、差がありますので、それはご理解ください。 ○議長(安川 稔君)  はい、7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  タイムラグで少しの計画の中で進んでいるかなと思う。財政的な問題を考えるときはそれが非常に大きな、期間が短ければ短いほど大きな痛手になるんだ、という心配は常につきまといます。その辺は本当によくよく考えながらしなければならない。これ以上話は進みませんけれども、そういうところが腹切りの問題だと思います。ですから、私は何故、最強台風15号の状況をネタにわざわざここで言わんでええのに言うたかと。そういった場合に、やっぱり脳裏に浮かぶのは大丈夫かなという安心できた司令塔、拠点ができとんのかどうかというのがやっぱりあるからであります。これはやっぱりもう一つマネジメントと言われましたけれども、本当に何が今、大事なのかということを私は町長に今、ここでお伺いはしませんけれども、そのうちもう少しすれば、出てくるのではないかと思います。その時はまた、議論をする場があろうと思います。しっかりと説明を果たしていただき、住民についてもその説明を十分にしていただき、お願いしておきたいと思います。  いずれにしても、拠点災害復旧と司令塔拠点になるのは、庁舎だということは強調しておきたいと思います。  次に、移りたいと思います。  10月からの幼児教育の問題に関連をいたしまして、3歳から5歳、給食費無料化を求めてという質問を行います。  これ実は、14も思いつくままに書いてたら14できてしまった。まとまりがないことがあるかもわかりません。それは答弁される方や頭脳明晰な方々の集団でありますので、配慮していただきながら、町民にとっても、保護者にとっても、琴平町の将来にとっても、よりよい方向が出てくると思い、そういう方向に導かれるように、質問をしていきたいと思います。  まず、現在、町内の保育所、幼稚園に通っている3歳から5歳の幼児のうち、生活保護世帯、子ども3人目、これは簡単に書いてますけれども、これは子ども3人目以降ですね、360万円ラインを超える、そして、その方々の副食費の徴収対象世帯の総数は何名でしょうかという質問であります。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  本来、幼稚園の部分につきましては、教育長が答弁すべきですが、もう一括して私のほうから説明させていただきます。  現在、中讃広域行政情報センターにおきまして、副食費算定のためのシステムを構築中でございまして、正確な実数ではございませんが、公立、私立を含め町の試算では、保育所につきましては、89名中62名が副食費徴収対象者でございます。また、幼稚園につきましては、9月1日現在、幼稚園の幼児数は公立が56名、町外の私立の幼稚園に5名の方が通園されております。そのうち副食費徴収対象世帯の総数38人でございます。内訳は町内の公立に33名、町外の私立に5名ということでございます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  次に、2番目であります。現在、本町は国の基準以上の独自助成の総額を独自助成を補助金として出しておると思いますが、その総額をお示しください。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。これは保育所のみで幼稚園はございませんので、保育所のみでございます。  今年度、9月末現在の見込みでございますけど、3歳から5歳児における町全体の独自助成の総額は1,317万5,570円でございます。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  1番と2番をいただきました。結局、1番の関係で言うなら、62名と45名と38名がその対象者ということやな。それでいいのかな。107名かな。補助金については、町の独自補助としては、1,317万円で確認をしました。  次にいきますが、3番目の質問です。  ゼロ歳から2歳までの保育料は据え置き無料にということでございます。ただし、住民税非課税世帯のみがこうなる。今回、本町に認可外施設はないので全員無料の認識でいいのでしょうかということですが、こういう説明をもう一度してほしいということであります。3番。 ○議長(安川 稔君)  はい、町長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  保育所のゼロ歳から2歳児についての乳幼児保育料の据え置き無料について、全員無料かということでございますが、そうではございません。ゼロ歳から2歳までの教育保育給付第3号認定子どもの方につきましては、現行制度に加えまして、新たに住民税非課税世帯が無償の対象となっております。  つまり、住民税が非課税世帯と生活保護受給世帯以外の世帯については、現行のとおりの保育料を徴収という現実でございます。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  この時、副食費の考え方。3番の関係ででてくると、乳幼児の場合は副食費というのは考え方にないんでしょうか。 ○町長(片岡 英樹君)  子ども・保健課長が答弁します。 ○議長(安川 稔君)  はい、子ども・保健課長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○子ども・保健課長(前田 照幸君)  失礼いたします。今田議員のご質問にお答えいたします。  現在も教育保育給付第3号認定子どもにつきましては、保育料の中に副食費のほうが含まれております。その件につきまして、令和元年9月4日付の事務連絡、内閣府子ども・子育て本部参事官と厚生労働省子ども家庭局の保育課の発表でですね、副食費はとっていると。ただし、保育料の中に含まれているということでございます。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  私もそうですけれども、その昔から。今でも多くの保護者は副食費というか、給食費は配れておるんで、無料だとずっと思っておるわけですよね。それは、よその資料なんですけれども、ある学習会に行ったら、保育園の先生がそういう今言われているなんてそんなこと全然思ってないという話をしてました。我々も子どもを保育所にやったんで、今も孫、行きよりますが、そういう認識はないんじゃないかという思いから、ここら辺の矛盾がずっと。言われてもピンとこないというのが現実だと思います。それは勝手に思っているわけではなくて、そのようにずっとすり込まれているわけ。実際は違うんだと言いながらそういうふうに。ですから、他の資料を見ると、保育料の中に給食費、主食、副食費も含まれている。含まれているからそういうことなんです。主食の上にもらっている、ということで先ほどちょっと出ました副食費は違う、別だということでこれについて、主食費についても、実はお米で持っていっておる保育所があるという香川県では余り無いですけれども、よそではそういう集め方をしているところもある。ですから、それがずっと残っている以上、特段、その後、9月何日まで急に持ち出されるのは全然頭の中に、皆さん無かったんですね、だから、そういうのは、このところ、内閣府というのは別の本年度、時々こんなこと、よく別の法律を作るんですよ。こういう混乱を起こさせよるんですけれども、そういう問題は間違ごとんじゃないかという思いがしますけれども、それでもやっぱり、これはこういう説明をずっとします。  行政、町もそういう説明を基づいて、Q&Aのとおりの説明をずっとしています。ですから、どうしてもなかなか相入れないというか。思いがチグハグすれ違ったままになるわけですが、幼稚園も食材費で副食費は食材費だけなのかどうかというのも出てきます。主食の問題もそうです。お米だけもらったって、水、光熱費は要るわけでそれはどうなのかと問うたら多分、別のところから取り入れたら無くなってくるようになっておりますみたいな話になるんじゃないかと思いますけれども、それとて、やっぱり考え方自体はおかしな話なんです。だということが私はそういうように思っています。  副食費が含まれておったということも現実問題が今までが先ほど説明がありました。このゼロ歳から2歳児に問題の今後の問題についてはですね、あっ、そうそう、その前にすみません、4番のその前にですね、今、議論しよるんですが、主食費を集めて、現行で主食費は民間と公立、別々に今、お金は9月まで幾ら請求し徴収しているんですか。 ○議長(安川 稔君)  子ども・保健課長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○子ども・保健課長(前田 照幸君)  失礼いたします。今田議員のご質問にお答えします。  公立保育所の場合、月に600円で、私立保育園の場合は700円とお聞きしております。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  この差は100円あるんですが、それは理由は何かお答え願います。 ○議長(安川 稔君)  子ども・保健課長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○子ども・保健課長(前田 照幸君)  失礼いたします。私が聞いたところ、数年前までは申し合わせにより、600円共通単価だったらということを聞いておりました。私立保育園につきましては、お聞きしておりませんが、100円アップして700円になったというふうな経緯があることは聞いております。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  理由を聞いたんだけど。その理由、100円上がったのは。勝手にそれまで上がったんではいかんのや。 ○議長(安川 稔君)  子ども・保健課長。 ○子ども・保健課長(前田 照幸君)  主食費というのは、園が直接、園または所が直接徴収するものだと考えております。園の方針によって金額の変動があってもいいことだと考えております。よって、物価変動、また、お米の種類等々があろうかと思いますがという理由で上がったと推測されます。
     以上です。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  はい、まあまあの物価などの違いでということにしておきたいでしょう。分かりました。そういうことでしておきたいと思います。  これもやっぱり物価変動が公立だって同じようにあると思うんですけれども、そこで差が出るというのはおかしいなという思いが少ししています。  しかし、それは現実の問題として、そうなっておるので、後には戻れませんので、こういうことだという認識をしておきたいと思います。  次に、5番ですが、保護者負担に結局なるわけですが、給食内の変更が予想されるというように私は思うんですが、保護者負担になって、給食の内容が保障されると。これは大きな問題になるのではないかと言っています。  質問は、同じになるんではないでしょうかという質問です。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご質問の趣旨がよく分からないところがありますけれども、現状だけ、考え方だけ申し上げます。  まず、幼児教育の今回の無償化に際しましては、保護者の負担額が現在の負担額より高額になることは本町においてはありません。副食費についても、現在も保護者に負担をしている現状でございます。  また、国の見解では、保育所などにおいて、副食材料費が月額4,500円を上回る場合であっても、幼児教育・保育の無償化実施前であれば公定価格から月額4,500円の給付を受けまして、これを上回る部分については、施設費の運営費の中から捻出していると考えられます。  したがって、幼児教育・保育の無償化実施後、副食費の免除対象者につきましては、新たに創設する加算による月額4,500円の給付を受けまして、これを上回る部分につきましては、これまでと同様に施設等の運営費の中から捻出できると考えられております。  以上の理由により、提供する給食の内容が大きく変わるとは考えておりません。  また、幼稚園につきましては、給食内容に関して、今回の無償化の制度改正を受けまして、給食内容を変更する予定はございません。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  給食の内容が変わるというのは、先ほど、今町長が答弁の中で運営費の中でそれを利用していうことだと思うんですね。それは先ほど1,300万円などが含まれてくるわけで、今度それが無くなるとすると、そこんところくるといつも首傾げる。そこがちゃうやろ。1,300万円は今まで出しょったきに、出しよるわけやろう。今まで出しとるわけ。今まで出しておると、町の助成として予算として1,300万円を組んでいると。それはどうやろう。それが新しい制度の中では、組んでいる分についてはどうなるのですかというふうにちょっと関連するというお話です。 ○町長(片岡 英樹君)  議長、後で補足します。  私といいますか、大原則で言いますと、今回の負担の云々はちょっと今、運営の話が出て、負担云々はちょっと置いといてですね、結果として、町立保育所も私立保育所であろうとですね、運営費が変わらないというふうに思っております。その1,300万円云々についての説明は担当課長から説明いたします。 ○議長(安川 稔君)  はい、子ども・保健課長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○子ども・保健課長(前田 照幸君)  今田議員の質問でございますが、町単独で乗せてた金額が1,300万円余りであると。これは保育料の軽減のための金額でございます。本来、利用者が負担すべき金額、国が定めた保育料が高いのでそれを安く抑えるための単独でございます。この単独についても内閣府のほうについては、今年度については、子ども・子育て支援臨時交付金で交付してくれというような話でございますが、これはですね、12月頃に基礎数値の照会を各市町にしまして、令和2年3月に交付決定。いわゆるこの町単独部分まで見てくれるかどうかまでまだわかりません。しかも、内閣府がこの説明資料を出しておりますが、この算定の負担額の決定については、総務省令に定めるところによるというような、ちょっと分かり難い考え方と、この予算が残るか残らないかまで、今現在は不透明であるということに加えまして、来年度以降は、交付税交付金で返してやると。この部分については、利用者負担額の部分については返してやると。しかも、地方増収分を差っ引いて、交付税交付金で返すというようのが国の考えでございますが、それについても、幾ら残るかというのは、現時点で利用者負担額の地方単独分を乗せませんので、予算化していませんということで、若干、分かり難いと。今回、町長がお答えしました町単独の1,300万円につきましては、1年分の試算でございます。ということで、今期半年分。4月から9月分については、実際払っている。今度、返してくれるであろう、臨時交付金で返してくれるであろうというのはその半額でございます。650万円余りだと考えております。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  前に説明を受けた国が半分で県が4分の1つけて、町が4分の1、その中には全体として保育料部分は運営費も含まれておるわけやから、その補助金の部分については、どこでどうやって消えたん。 ○議長(安川 稔君)  子ども・保健課長。 ○子ども・保健課長(前田 照幸君)  お答えいたします。今年度につきましては、利用者負担額、国の公定価格がありますよね。国の公定価格プラス本来の利用者負担額、いわゆる保護者負担額ですね。を全て、今年度に限りは全て臨時交付金で交付しますよと。来年度のその部分につきましては、国・県・町で2分の1、4分の1、4分の1で、それそれ負担していくというのが負担割合になっております。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  はい、7番、今田君。  (「はい。」と呼ぶ) ○7番(今田 勝幸君)  くれる分からですか。出しとる分、くんどる分というか、そこら辺の話が全然わからんですよね。ちょっとそれはまた後にしたいと思うんやけど、要は、大問題の部分については、やっぱり4,500円で給食が提供できない場合には、保育所なりの施設の運営費から捻出している市町村があったと。今回、公定歩合、加算だから公定歩合に変わったんやな。4,500円が決まって、片や後でも出るんですけども、五千百八十何円、5,090円やという問題が含まれてくると、やっぱり減るのではないかという問題が出てくるわけ。それはちょっと後で議論しますので、いずれにしても、保護者の納得いくこと私も分からへんけれども、保護者も同じ思いですね。と思うんです。やっぱりここで説明は保護者に対する説明を業者の責任でしてほしい。この前、行った時には、いろいろ言っておりましたけども、実施義務者である行政がするということにはなっておると思うんですけども、今もそれはかわりはありませんか。行政の責任で保護者への説明はしてくれるんですかということです。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、町長。 ○町長(片岡 英樹君)  説明の部分でご質問がございました。政府も副食費の徴収については、施設による徴収を基本としております。また、保護者への説明も各施設において実施すべきであると考えております。その根拠につきましては、特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準第13条第6項及び今回上程しております琴平町特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基本条例においても明記しておりますとおり、特定教育保育施設、いわゆる施設型給付を受けている施設につきましては、運用基準第13条第3項及び第4項の金銭の支払いを求める際は、あらかじめ当該金銭の使途及び額並びに支給認定保護者に金銭の支払いを求める理由については、書面によって明らかにするとともに、支給認定保護者に対して説明を行い、文書による同意を得なければならないとなっており、副食費を徴収する施設が副食費の額の説明を行うものと考えておりますが、町といたしましては、施設には説明に必要な説明文書、いわゆるお知らせなどを用意しようと考えております。  また、副食費徴収に関しての保護者の質問に対して、施設が説明できない場合には、担当課が保護者に対して個別に説明していく考えでございます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  いろいろ言われましたけれども、そういうふうに決めてくるのは決めてきとんやと思います。ただですね、納得がなかなかできない場合の個別にいうたって、本当に個別にしてくれるのかどうか。そんな面倒くさいことはやっぱり一度に集めてしてもらったら済むのではないかということ。この前は内閣府の文書でもそれは行政の仕事としてするようにという話で文書が残っていると思うんですが、その分は後段に言ったやつですか。文書では駄目、やっぱり対面で文書を配布して説明を重々するべきやというふうに強く求めておきたい。これはそういうふうになるのではないかと思う。でないと、請願の関係もありますけれども、分からないからそういう請願が出て来ておるので、当然、そういう状況になるのではないかと思いますので、それは行政の側で説明を十分に、納得してもらえるように求めておきたい。是非してほしいということを言っておきたいと思います。  7番です。給食内容など納得がいかない場合に保育所や幼稚園、これについては、変わること、保育所と幼稚園を4,500円も払いよるのに、体に悪いもんを食べさせて。よそへ行きたい、と言ったときに、どうなるのですかとお答えください。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご質問の給食が納得いかない場合ということでございますけれども、保育所の場合、いかなる場合でありましても、空き状況によりますが、保護者の考えで入所、退所はできるものと考えておりますので、転所についても同様でございます。  また、幼稚園につきましては、幼稚園の入園は4月となっておりますが、受け入れ施設が受け入れ可能であれば、変更できると考えております。  以上です。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  続いて8番目、給食費の請求書の発行先、保護者の支払い先。結果として、さっきのお話の中では保育所が、施設側ということであったと思うのですが、給食に滞納が出る場合、発生すると思うんです。結果としてこういうふうになると子どもへの影響を心配すると。徴収について、これは行政の責任で処理すべきではないのかということでお願いしたいんですが、いかがですか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。給食費に関する滞納が発生した場合についての対応のご質問でございますが、保育所に関しましては、現在、保護者から徴収しております主食費と同様に副食費も各施設において処理することになると考えております。滞納についても同様に、施設において対応をお願いしたいと思います。幼稚園につきましては、給食費につきましては、保護者と幼稚園の間でやりとりを行っております。  また、今まで同様、滞納問題にも対処していきます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  これですが、実は、保護者については、給食費を請求しない人と請求をする人が出てくるわけですね。保護者の中にはね。そういうふうになってくるとどういうふうな徴収方法があるのかな。文書でいろいろさっきも出ておりましたけれども、一人一人、封筒で渡すのか、一人一人、お話をするのか。大変な手間と時間が必要になるわけです。これをするのに納得をしていただかなければならないという問題が出てまいります。一つには、保育園とあるいは、保育所と保育士に係る必要経費、時間的な問題、いわゆる保育所の処遇改善に逆行する。これについてはどういう形で保証していくのかというのをお聞きをしたい。経費。徴収に関する経費。  (「あのう、すいません。担当課長。」という者あり) ○議長(安川 稔君)  子ども・保健課長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○子ども・保健課長(前田 照幸君)  今田議員のご質問にお答えいたしたいと思いますが、今現在もですね、保育料は各園で徴収となっております。それと同じ手間だというふうに考えておりますが、運営費の中から十分賄える分だと考えております。  申し伝えておきますが、保育料の中に副食費が入っていたと。その副食費。保育料に関しても所得に応じて段階的に保育料の金額は違います。それと同じように副食費もゼロの人もいれば、4,500円を求める人もいるというふうな考えでございます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  そうすると、今までどおり、今までどおり保育料の中に副食費、主食費、入る人と入らない人とそういう徴収の仕方になるんですか。これは今までどおり。今までどおり。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  はい、子ども・保健課長。 ○子ども・保健課長(前田 照幸君)  今田議員のご質問にお答えします。今までどおりというのはですね、保育料の徴収と同様に副食費も徴収していただくと。先ほど徴収の仕方の方法ですね、あるいはどこが徴収するべきか、請求先はどこかというようなご質問があったと思います。これはですね、市町村が保育所に代わって直接副食費を徴収することについては、内閣府の資料の中に載っております。これは法令上、副食費というのは、保育所と利用者の間の私債権という位置づけになりまして、市町村が所有するものではないということで地方自治法第235条の4、第2項によりまして、市町村はその所有に属さない現金を原則保有できないこととされていることから、市町村が保育所に代わって直接副食費を徴収することについては困難であるというような見解でございますので、各施設のほうが副食費のほうを徴収することになるということでございます。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。  (「はい。」と呼ぶ者あり)
    ○7番(今田 勝幸君)  ただ、そういう説明を受けましたけれども、やっぱり保育料の中に含まれるというやつがね。時々、保育料に含まれるのに、含まれているのに、何故、今度は除けて一遍外へ出して変えるんやということになる。そこんところがなかなか都合のいい時だけ入れたり、都合が悪くなったら出したり入れたりするのかなという思いがするわけですが、そこんところをまた、研究しておいて。  次にいきますが、滞納問題については、結局滞納がそれによって起こり得る可能性というのは私は全くゼロではないというふうに思います。金額が増えて、今現在は滞納者はいないという話を聞きましたけれども、それであっていいわけですけれども、今日の社会情勢等の中では怪我したりとか、病気になったりとか、あるいは、仕事が急に無くなった場合とかになれば、翌月から大変厳しい状況に置かれる方等が出てくるのではないか。そういう心配があるわけで、そういう場合に、今度、内閣府は実費徴収を機に、滞納がある世帯の保育の利用を中断する可能性を示唆した。言い方は、さっきは私は給食が悪いので園を変わりたい。保育所を変わりたいといいましたけれども、これは滞納が発生した場合に、それを理由にして、利用を中断をするのは止めてくださいということを言えるようにしようとしているわけ。示唆をしたという内容があるわけですが、その辺はそんなことは無いと。琴平町の場合には滞納に努力をして滞納は解消するよう努めるけれども、滞納の処理についてはこういう中断すると。利用を中断するようなことは言わないということはしてほしいんですけれども、それは確約できるんでしょうか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  滞納問題がですね、いわゆるほかの退所問題、退園問題に影響するのではないかというご質問ですが、あくまでも前提で申し上げますと、この10月から負担が増える保護者はいないということは前提でないとですね、どうも今のお話を聞くとなんか損をする方が増えるようなことをどうも議員がおっしゃるように聞こえてくるんで、非常に滞納問題であったり、危惧されていますけれども、決してそういうことはないということはご認識であることは申し送り、その中でですね、本町におきましては、幼児教育の無償化に伴いまして、現在の保育料より高くなるご家庭はいないものと考えております。  なお、現在、各施設の努力によりまして、保育料滞納世帯はいないものと認識しております。幼稚園につきましても、これまでに給食費滞納のため、退園した事例は聞いておりませんし、今後もないように保護者の意思疎通を図っていくということでございます。  以上です。  (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  前提が違うんですよ。滞納は制度が変わろうと、変わるまいと、今後、いろいろ社会情勢の中からあり得る心配をしております。その前に、内閣が7月31日付で利用継続の回避などを検討するといった内容は、これを機会にそういうふうに変えます。だから、滞納の問題は給食費が上がった、下がった問題ではないです。そこんところははっきりさせておかないと、いつもすれ違った話だけではないというふうにだけ言っておきたい。  次にいきます。11番目、今回、実費徴収の保護者負担の対応に言及しているわけでありますが、これもはっきり申し上げまして、町の単独の助成、財源を要求しておきたい。今後もこういったやつについては、保育料の軽減措置等々については、鋭意必要な措置だと思いますので、これを求めてきたいというように思います。是非、お願いしたい。  (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  お答えします。町単独、独自で副食費等について補助せよという質疑だと思います。政府の見解では、食材料費については、在宅で子育てする場合でも生じる費用であるから、現行制度においても保護者が負担することが原則である。従来、整理しており、幼児教育の無償化後も主食費、副食費ともに施設による実費徴収を受けようとしております。よって、現時点では、これまでどおりの昼食費、お昼ごはんについては、保護者の負担をお願いするものという考えでございます。  なお、今度の動向を注視し、町単独補助の可否については、検討してまいりたいと思います。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  一つだけ、言葉尻を拾って申しわけないんですが、今後、動向って何の動向を見るんですか。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  先ほど来、申しましたように、琴平町といたしましては、就学前の副食費については町単独で行うことによりも、やはり昼ごはんについては、保育所に行こうが、幼稚園に行こうが、在宅であろうが、家庭で負担するということは原則であるということはしないと、保育所、幼稚園に通っている方に補助して、通っていない人に不公平がでるということも考えられることはやっぱり避けなければならないということがありますので、それは原則であります。  ただ、今後の動向というのは、やはり現在県内8市9町、17市町村のうち、2市がこれに対応するという流れでございますけれども、逆に言うと、15の市町については現在、動向を見守っているというところでございますので、私も町としてはこの原則でいきたいですし、また、先ほど来、担当課長が申しておりますように、今年度、また来年度においてですね、この制度自体にいわゆる財源の流れがちょっとまだまだ不明確なところがありますので、そのあたりがある程度明確になった段階で検討すべきであると考えておりますが、原則来は、副食費等については、保護者の負担をこれまでどおりお願いしたいと思います。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  保育の質の問題です。あとでまた議論しますけれども、意見を言いますけれども、保育の質の問題です。これは認可外保育施設指導監督基準に満たない施設でも5年間も放置するのは、法の欠陥だというふうに思います。  今度の新しい制度の中では、認可外保育についても企業の参入の問題についても、ベビーシッターも含めてできるようにはなっております。そうすると、なんら全員が殆ど家庭で見る以外の方々は殆どこれに引っかかってくるわけですから、そなに不公平のことは起こり得ないのではないかという思いがいたします。  12番目のこの質問はそういう認識の上で認可外施設指導監督基準5年間放置するのはいかがなものかというようにしております。ただ、本町には、現状がこういった施設は無いと私は認識しておるんですが、それはどういうことになっていますか。 ○議長(安川 稔君)  町長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  保育の質の問題と、また、認可外施設等についてのご質問でございますが、本町には認可外保育施設はなく、また、認可外保育施設を利用している児童も把握はしておりませんが、待機児童問題により、やむを得ず認可外保育施設を利用せざるを得ない方に対する代替措置といたしまして、指導基準を満たさない認可外保育施設を5年間の猶予期間を設けて、無償化の対象にしたと承知しております。  一方、認可外保育施設は県が指導監督しておりまして、今般、質の確保のため、県の指導監督の充実などが図られることとなっております。  また、待機児童や認可保育所の整備状況を勘案いたしまして、特に必要と認められる場合には、条例を定めた基準を満たす施設に無償化の対象を限定できる旨の特例もございます。5年間の猶予期間中に、県の指導監査の状況や認可外保育施設の所在市町における無償化の対象としての確認状況などを注視していくとともに、本町の児童が認可外保育施設を利用することがないように、引き続き保育士の確保など、待機児童が生じないよう取り組んでまいる所存でございます。  (「議長」と呼ぶ) ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  時間的な問題がありますので、ちょっと飛ばして、最後の14番先にやっときます。10月から特定教育・保育の費用告示案の提示をされました。徴収者も免除者も4,500円の副食費、そして、公定価格を含めた副食費、5,090円、これを削減するわけであります。この内示、告示案で5,090円減るということに1人当たりで徴収者も免除者についても4,500円という副食費が公定価格が決められております。ですから、収入といいますか、園の施設のほうには5,090円と4,500円の差額約600円。これが結局減ってくるようになるわけであります。こうなってくると保育委託事業そのものが困難になるのではないか。先ほどの独自助成の問題とも併せますが、あるいは、保育士なり、園の給食に関わる水光熱費の問題とか、人件費等々の問題も併せるとこういったことが大きく痛手になってくるというのが現状であります。  結局、そういったふうに見てくると、保育事業というのは委託をしているわけでございますから、その委託についての諸経費については十分賄うことが当然であります。そういう意味でるる今までも全部言ってきたわけで、ですから、そこら辺も全て勘案する中で私は一番最初の大きな項目として挙げた保育料に、給食費無料化。こうすることによって全てが解決ができるということに主張をしているわけです。そこのところはマネジメントといいますか、あるいは、動向といいますか、先ほど動向、他のこの問題についての動向を勘案してというふうに、他の市町村が丸亀と三豊市だけで他の市町村がそこにいってない。しかし、私は全国的な流れと今の国の人口減少対策、少子化対策を進めるべきは、やっぱり社会保障とこういった福祉の充実以外にはない。ですから、言い方を変えれば、政府も消費税を私どもは消費税については反対ですけれども、消費税を当てて、ここに投入するというふうに決めたのではないようには思うわけです。そこのところをもっと深読みすれば、政府自身、あるいは、この制度を作った官僚がひょっとすると、国と地方でこのことが全てが、給食の問題が解決できるというふうに見ているのではないかと、私はそういうふうに深読みをしているところです。  ただ、消費税というのは、私どもとしてはやっぱりおかしいなと。やっぱり貧乏人にしわ寄せがくる制度だということでございますので、そこに幾つも問題としては違う別の財源でというふうになってきます。  要は、ここで言いたいのは、保育料の無料化については今や少子化対策には欠かすことができない施策だと。これは国も地方も自治体も当然していかなければならないのではないか。いろいろ言われますけれども、結局、子育てにお金がかかる。教育にお金がかかるというところから、多くの子育て世帯が一番ここに手当をしてほしいというのが国民の多くの願いであるというのは、これは火を見るより明らかな結果なんです。ですから、そこのところは思い切ってここに踏み込むべきでないのかということを申し上げて、14の答弁をお願いしたい。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  ご質問の10月からの委託費のうち、保育必要量区分81人から90人までの基本分単価が2号認定、4歳児以上の保育標準時間認定で5,090円減額されているとのご指摘でございますが、公定価格におけます副食費を減額する一方で、4,500円との差分を活用いたしまして、栄養管理加算とチーム保育推進加算を拡充し、食育の充実を図り、公定価格全体としては影響がないようにしていきます。ご理解いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  ご理解に至らないというのは率直な意見であります。それは今、私もるる自分の主張も言いましたけれども、今の全体の流れと将来を見据えたものでは、是非、これは実現をしなければならない問題だというふうに思っています。この問題で本町が胸を張って発信をできるのをやっぱり、こういったことから進めていくべきだというふうに思っています。  先ほどお話の答弁の中で出ておりました、栄養管理加算とか、チーム保育推進加算とか、いろいろ言ってましたけれども、これはずっと前から保育団体が要求した内容でございます。こういうのは現行の中で工夫してやっている問題なんです。それを別のまた何か、表現が悪いんですけれども、取ってつけたようにもって別のことで出さないという理由には私はならないという思い。ですから、何か改善をされたような話なんですけれども、改善をされていない。実態の中ではされていない。そして、さまざまな問題で結局のところ、保育園の運営にも支障を来すようなことになりはしないのか。よもやとすると、もう一つは、今言われています保育士の処遇改善が一向に進まないというところの問題も大きな課題なんです。ですから、こういったことを総合的に勘案するなら、私はやっぱりこの種の問題で全体の先行している市町村に肩を並べて、先行して先進の道を歩むのではないのか。そこに私たち琴平町に住む我々を含めた町民が安心してというか。本当に誇りをもって住み続けられる町になるのではないかというふうに思います。医療費の問題と併せて、この問題は私はそのうち全国に広がってくるというように思います。そこのところを機を失すれば、二番煎じというのは余りいただけない。やっぱりこういったものについては一番に行くべきというのが多くの方々の思いだというふうに思います。是非、そのようにお願いしておきたいと思います。  まだ、2分ありますのでつけ加えて、もし答弁を願いたいんですけれども、医療費のペナルティーの問題。こども医療費。これについては、町長はどのようにお考えなんですか。それだけをまず、できるのであれば、ペナルティー問題やな。 ○議長(安川 稔君)  町長。 ○町長(片岡 英樹君)  これは県町村会を通じて改善を求めております。  以上です。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  町村会というのは私もずっと知っとんや。何遍も聞いてきました。町長はどうされよんですかって聞っきょんです。 ○議長(安川 稔君)  町長。  (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(片岡 英樹君)  要望しているのと同じ考えでございます。 ○議長(安川 稔君)  はい、7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  まだ、45秒あるんやけど、ちょっと、もう一遍お聞きします。  つっけんどんに言うのではなしに、本当に腹の底から言ってほしい。ペナルティーというのは、私たち自身に反する話だと思う。そういう立場に立っていただけるかどうかということをお願いしておきたい。答弁お願いします。26秒あります。 ○町長(片岡 英樹君)  通告がないことでございますので、余りここで無責任なことは言えないので、先ほどと同じ答弁でお願いします。 ○議長(安川 稔君)  7番、今田君。 ○7番(今田 勝幸君)  無責任な話ではないんです。思いを言ってくれと言よんですから、それをどっかに言うていくところはございません。  時間が来ましたので、後の議論については、また機会が当分ありますので、その時にお伺いします。いずれにしても求めておきたいのは、琴平町の将来を案ずる中からの給食費の無料化。是非、求めておきたいと思います。実現にご尽力を町長の腹の太いところでよろしくお願い申し上げて終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(安川 稔君)  これで7番、今田 勝幸君の一般質問を終わります。  以上で本日の日程は全部終了しました。  お諮りいたします。  委員会審査のため、9月14日から9月23日までの10日間、休会としたいと思います。  これにご異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(安川 稔君)  異議なしと認めます。  したがいまして、9月14日から9月23日までの10日間、休会とすることに決定しました。  本日は、これで散会します。  お疲れさまでした。
                  (閉会 午後4時08分)  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        琴平町議会議長        琴平町議会議員        琴平町議会議員...