◎
事務局長(本間修) 報告します。 報告第4号 継続費の
精算報告について 報告第5号 平成28年度決算に係る
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告について 議案第52号
庁舎防災拠点整備工事の
請負契約の締結について 議案第53号 和光市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて 議案第54号 市長及び副市長の給与等に関する条例等の一部を改正する条例を定めることについて 議案第55号 副市長の給料の特例に関する条例等を廃止する条例を定めることについて 議案第56号 和光市税条例の一部を改正する条例を定めることについて 議案第57号 和光市
都市計画税条例の一部を改正する条例を定めることについて 議案第58号
市道路線の認定について 議案第59号 平成29年度埼玉県和光市
一般会計補正予算(第2号) 議案第60号 平成29年度埼玉県和光市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 議案第61号 平成29年度埼玉県和光市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 議案第62号 平成29年度埼玉県和光市
介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第63号 平成29年度埼玉県和光市
和光都市計画事業和光市
駅北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 議案第64号 平成28年度埼玉県和光市
一般会計歳入歳出決算の認定について 議案第65号 平成28年度埼玉県和光市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第66号 平成28年度埼玉県和光市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第67号 平成28年度埼玉県和光市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第68号 平成28年度埼玉県和光市
和光都市計画事業和光市
駅北口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 議案第69号 平成28年度埼玉県和光市
水道事業決算の認定及び剰余金の処分について 議案第70号 平成28年度埼玉県和光市
下水道事業決算の認定及び剰余金の処分について 以上です。
○議長(
齊藤秀雄議員) 以上、報告第4号、第5号及び議案第52号から第70号までを一括して上程します。
---------------------
△議案の
提案説明
○議長(
齊藤秀雄議員) 次に進みます。 議案の
提案説明を行います。 市長の説明を求めます。 松本市長。 〔市長(
松本武洋)登壇〕
◎市長(
松本武洋) おはようございます。 それでは、本議会に提出する報告及び議案について、順次説明いたします。 初めに、報告第4号、継続費の
精算報告について説明いたします。 本報告については、平成27年度埼玉県和光市
水道事業会計予算において設定した継続費、第8次
拡張事業南浄水場第3
配水池建設事業について、継続費に係る継続年度が終了し、事業が完成したので、
地方公営企業法施行令第18条の2第2項の規定により、
継続費精算書を調製し、報告するものであります。 次に、報告第5号、平成28年度決算に係る
健全化判断比率及び
資金不足比率の報告について説明いたします。 平成28年度決算の確定に伴い、
当該決算に係る
健全化判断比率及び
資金不足比率が確定したので、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、
監査委員の意見をつけて報告するものであります。 次に、議案第52号、
庁舎防災拠点整備工事の
請負契約の締結について説明いたします。
庁舎防災拠点整備工事の
請負契約につきましては、平成29年8月3日に千代本
興業株式会社と仮契約を締結いたしましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 契約金額は2億2,464万円、
工事場所は和光市広沢1番5号であります。 次に、議案第53号、和光市特別職の職員で非常勤の者の報酬及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。
労働安全衛生法第13条第1項及び
労働安全衛生法施行令第5条の規定に基づき、50人以上の職員が勤務する
みなみ保育園に産業医を選任するため、非常勤の特別職として
保育園産業医を設置し、その報酬額を定めるものであります。 次に、議案第54号、市長及び副市長の給与等に関する条例等の一部を改正する条例を定めることについて説明いたします。
市議会議員の
議員報酬並びに市長、副市長及び教育長の給与等について見直しを行うため、和光市
特別職報酬等審議会条例第2条の規定に基づき、7月26日、審議会に対して諮問を行い、8月21日、審議会から答申を受けましたので、答申内容に即して本改正案を提出するものであります。 改正内容といたしましては、まず、議長、副議長、
常任委員長、
議会運営委員長及び議員の
議員報酬月額をそれぞれ1万円引き上げ、議長、副議長、
常任委員長、
議会運営委員長及び議員の
期末手当の
年間支給割合をそれぞれ0.3月分引き上げます。また、市長の
給料月額を2万円、副市長及び教育長の
給料月額をそれぞれ1万円引き上げ、市長、副市長及び教育長の
期末手当の
年間支給割合をそれぞれ0.45月分引き上げます。 また、このほか、市長、副市長及び教育長に対して、これまで
通勤手当を支給しておりませんでしたので、一般職の例により
通勤手当を支給するための改正を行います。
施行年月日につきましては、平成30年4月1日となります。 次に、議案第55号、副市長の給料の特例に関する条例等を廃止する条例を定めることについて説明いたします。 市長の給料の一部を減額して支給する
特例期間が平成29年5月25日をもって終了したことに伴い、副市長の給料の特例に関する条例及び和光市
教育委員会教育長の給料の特例に関する条例を廃止して、副市長及び教育長の給料の一部を減額して支給する特例措置を終了させ、また、
減額特例期間の終了した市長の給料の特例に関する条例についても、あわせて廃止するものであります。 次に、議案第56号、和光市税条例の一部を改正する条例を定めることについて及び議案第57号、和光市
都市計画税条例の一部を改正する条例を定めることについては関連がありますので、一括して御説明いたします。 今回の改正は、
地方税法及び
航空機燃料譲与税法の一部を改正する法律等が平成29年3月31日に公布され、同年4月1日から施行されたこと等に伴い、平成29年6月定例会で専決処分の承認をいただいたもの以外について改正するものであります。 次に、議案第58号、
市道路線の認定について説明いたします。
都市計画法第29条の規定による開発行為に伴い、市に帰属する公共施設である2路線を市道として認定したいので、道路法第8条第2項の規定により、この案を提出するものであります。 次に、議案第59号、平成29年度埼玉県和光市
一般会計補正予算(第2号)について説明いたします。 今回の
補正予算については、既定の
歳入歳出の総額にそれぞれ7億9,655万4,000円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ253億7,833万3,000円とするものであります。 初めに、主な歳出について説明いたします。 款2総務費では、第10回アジア・
エアガン選手権大会における開会式及び
レセプション等に係る費用、
女性相談業務委託料、和光市
コミュニティ助成事業補助金等を追加計上しております。 款3民生費では、
保育園運営委託料や
小規模保育事業所負担金等を増額するほか、
新設保育園整備補助金や
既存保育園改修整備補助金、平成28年度国庫及び
県支出金の精算に伴う
返還金等を追加計上しております。 款4衛生費では、予防接種に係る
定期接種費負担金を増額するほか、
清掃センターの
焼却灰ピット室等コンクリート劣化補修工事請負費等を追加計上しております。 款7商工費では、
消費生活相談員の
通勤費等を増額しております。 款8土木費では、市道408号線
道路改良や
通学路安全対策に係る
工事請負費、事業の進捗に伴う越後山及び白子三丁目
中央土地区画整理組合に対する
補助金等を増額しております。 款9消防費では、
防災倉庫設置に係る
工事請負費を追加計上しております。 款10教育費では、
本町小学校プールろ過装置交換や
総合体育館防犯カメラ設置に係る
工事請負費、運動場の整備に用いる
スポーツトラクタを購入するための費用等を追加計上しております。 款12諸支出金では、
財政調整基金及び
特定目的基金への積立金を増額しております。 次に、主な歳入について説明いたします。 款10
地方特例交付金では、交付額の決定に伴い、
減収補てん特例交付金を減額しております。 款15
国庫支出金及び款16
県支出金では、子どものための教育・
保育給付費国庫及び
県負担金や
保育対策総合支援事業費補助金等を増額するほか、
保育所等整備交付金や彩の
市町村愛着連携事業補助金を追加計上しております。 款17財産収入では、
市債管理基金運用利子を追加計上し、款18寄附金では、和光市
まちづくり寄附条例寄附金を増額し、款19繰入金では、和光市
まちづくり基金繰入金を増額するほか、前年度
介護保険特別会計収支精算金繰入金等を追加計上しております。 款20繰越金では、前年度の
実質収支額が当初予算額を上回ったことから、4億357万5,000円を増額しております。 款21諸収入では、
一般財団法人自治総合センターからの
コミュニティ助成事業助成金や平成28年度国庫及び
県支出金の精算に伴って
追加交付となる負担金を追加計上しております。 款22市債では、市道408号線
道路改良や
通学路安全対策に係る
工事請負費の増額に伴い、
市道舗装補修事業債を増額するほか、越後山及び白子三丁目
中央土地区画整理組合に対する補助金の増額に伴い、
土地区画整理組合活動支援事業債をそれぞれ増額しております。 なお、和光市健全な
財政運営に関する条例第9条第2項では、毎年度の起債の合計額が
地方債元金償還額を下回るよう努めることとされておりますが、今般の市債の
増額補正に伴いまして、
普通会計における起債の合計額が
地方債元金償還額を9,100万円程度上回ることとなります。 市といたしましては、快適で暮らしやすい
まちづくりを目指し、和光市
駅北口地域を初めとする
土地区画整理事業や
公園整備事業などの
都市基盤整備事業を積極的に進めているところでございます。これらの事業につきましては、
当該条例で例外的に認められている重要性や緊急性の高い事業として市債発行をするものでございます。 地方債の発行につきましては、後年度の
財政運営に大きく影響を与えるものとなりますので、今後も事業の重要性や緊急性に十分配慮した上で検討してまいりたいと考えております。 次に、議案第60号、平成29年度埼玉県和光市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について説明いたします。 今回の
補正予算については、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ5億296万1,000円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ84億7,917万4,000円とするものであります。 初めに、主な歳出について説明いたします。 款1総務費では、平成30年度からの
国民健康保険制度改正に伴う税率改正の協議を行うため、
国民健康保険運営協議会委員報酬を増額し、款4
前期高齢者納付金等では、拠出金額の確定により増額しております。 款9
基金積立金では、前年度
歳計剰余金の一部を
国民健康保険保険給付費等支払基金へ積み立て、款10諸支出金では、前年度の
国庫支出金の確定による返還金を計上しております。 次に、主な歳入について説明いたします。 款5
療養給付費等交付金では、平成28年度の交付額の確定により増額し、款10繰入金では、
国民健康保険運営協議会委員報酬を増額することに伴う
事務費繰入金を増額しております。 また、款11繰越金では、平成28年度決算が確定したことにより、前年度
歳計剰余金を増額しております。 次に、議案第61号、平成29年度埼玉県和光市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について説明いたします。 今回の
補正予算については、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ157万1,000円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ6億7,713万6,000円とするものであります。 歳出については、平成28年度
後期高齢者医療保険料徴収額の確定に伴い、
後期高齢者医療保険料負担金を増額しております。 歳入については、平成28年度決算額が確定したことに伴い、前年度
歳計剰余金を増額するものであります。 次に、議案第62号、平成29年度埼玉県和光市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について説明いたします。 今回の
補正予算については、既定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億1,918万9,000円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ36億6,446万1,000円とするものであります。 初めに、主な歳出について説明いたします。 款1総務費では、
介護保険システム改修の
契約額確定により減額をしております。 款4
市町村特別給付費では、
配食サービスの利用者が増加しているため増額しております。 款9
基金積立金、款10諸支出金では、平成28年度の
介護給付費、
地域支援事業費及び
介護保険事業費が確定したことに伴い、国、県等の負担金の返還金及び市の
法定負担分となる
一般会計繰出金を計上するほか、
介護給付費準備
基金積立金を増額するものであります。 次に、歳入について説明します。 款3支払基金交付金では、平成28年度の
介護給付費、
地域支援事業費が確定したことに伴い、交付金を増額しております。 款6繰入金では、歳出予算に連動する形で増額しております。 款7繰越金では、平成28年度決算が確定したことにより増額を行うものであります。 次に、議案第63号、平成29年度埼玉県和光市
和光都市計画事業和光市
駅北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について説明いたします。 今回の
補正予算については、既定の
歳入歳出予算の総額に479万1,000円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ11億5,708万4,000円とするものであります。 歳出については、和光市駅北口地区高度利用化検討に向け、款2区画整理事業費において業務委託料、謝礼、車借上料及び講師等旅費を増額するものであります。 歳入については、款3繰越金において、平成28年度決算が確定したことに伴い、前年度
歳計剰余金を7,972万5,000円増額、また、款2繰入金においては、
歳計剰余金の増額及び歳出増額に合わせて
一般会計繰入金を減額するものであります。 次に、議案第64号、平成28年度埼玉県和光市
一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第65号、平成28年度埼玉県和光市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第66号、平成28年度埼玉県和光市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第67号、平成28年度埼玉県和光市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第68号、平成28年度埼玉県和光市
和光都市計画事業和光市
駅北口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、以上5議案について一括して説明いたします。 それぞれの議案につきましては、
地方自治法第233条第3項の規定により、平成28年度の決算について、
監査委員の意見を付して議会の認定を求めるものであります。 初めに、議案第64号、平成28年度埼玉県和光市
一般会計歳入歳出決算の認定について説明いたします。 26ページをごらんください。 平成28年度の決算額は、歳入総額265億4,399万2,334円、歳出総額254億8,760万8,974円となり、前年度と比較して、歳入については31億6,403万4,149円、10.7%の減少となり、歳出については27億9,399万9,174円、9.9%の減少となっております。 その結果、
歳入歳出差引額は10億5,638万3,360円で、翌年度に繰り越すべき財源として1億5,280万8,000円を控除しますと、
実質収支額は9億357万5,360円、前年度と比較して4億878万7,015円の減少となっております。 次に、議案第65号、平成28年度埼玉県和光市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について説明いたします。 32ページをごらんください。 平成28年度の決算額は、歳入総額87億891万5,404円、歳出総額81億7,305万2,552円となり、前年度と比較して、歳入については1億1,838万1,468円、1.3%の減少となり、歳出については1億4,473万5,943円、1.7%の減少となっております。 その結果、
歳入歳出差引額は5億3,586万2,852円で、翌年度に繰り越すべき財源はございませんので、
実質収支額も5億3,586万2,852円となり、前年度と比較して2,635万4,475円の増加となっております。 次に、議案第66号、平成28年度埼玉県和光市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について説明いたします。 36ページをごらんください。 平成28年度の決算額は、歳入総額6億2,778万7,153円、歳出総額6億2,621万5,223円となり、前年度と比較して、歳入については4,135万2,810円、7.1%の増加となり、歳出については4,168万2,676円、7.1%の増加となっております。 その結果、
歳入歳出差引額は157万1,930円で、翌年度に繰り越すべき財源はございませんので、
実質収支額も157万1,930円となり、前年度と比較して32万9,866円の減少となっております。 次に、議案第67号、平成28年度埼玉県和光市
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について説明いたします。 44ページをごらんください。 平成28年度の決算額は、歳入総額33億5,256万5,693円、歳出総額32億4,949万634円となり、前年度と比較して、歳入については9,580万9,187円、2.9%の増加となり、歳出については9,666万1,270円、3.1%の増加となっております。 その結果、
歳入歳出差引額は1億307万5,059円で、翌年度に繰り越すべき財源はございませんので、
実質収支額も1億307万5,059円となり、前年度と比較して85万2,083円の減少となっております。 次に、議案第68号、平成28年度埼玉県和光市
和光都市計画事業和光市
駅北口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について説明いたします。 48ページをごらんください。 平成28年度の決算額は、歳入総額6億7,603万287円、歳出総額5億6,050万221円となり、前年度と比較して、歳入については1億5,323万9,787円、18.5%の減少となり、歳出については2億675万1,822円、26.9%の減少となっております。 その結果、
歳入歳出差引額は1億1,553万66円で、翌年度に繰り越すべき財源として3,580万4,000円を控除しますと、
実質収支額は7,972万6,066円、前年度と比較して5,656万4,995円の増加となっております。 なお、主要な施策の成果と予算執行の実績は、別冊の報告書のとおりであります。 次に、議案第69号、平成28年度埼玉県和光市
水道事業決算の認定及び剰余金の処分について説明いたします。 地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成28年度の決算について、
監査委員の意見を付して議会の認定を求めるものであります。 2ページをごらんください。 収益的収支及び支出では、収入決算額は14億5,828万44円で、前年度より3,291万5,318円の増額となり、支出決算額については12億1,464万5,264円で、前年度より3,873万7,306円の減額となりました。 4ページをごらんください。 資本的収入及び支出では、収入決算額は2,217万6,685円で、前年度より1,979万5,357円の増額となり、支出決算額については9億9,276万1,159円で、前年度より4億4,526万959円の増額となりました。 次に、5ページをごらんください。 平成28年度の経営成績をあらわす水道事業損益計算書では、営業収益が営業費用を上回ったため569万7,732円の営業利益に、経常利益は1億7,395万5,806円となっており、当年度は1億7,395万672円の純利益となりました。 次に、6ページをごらんください。 地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、決算に伴う剰余金を剰余金処分計算書(案)のとおり処分することについては、未処分利益余剰金から3,300万円を減債積立金へ積み立てし、2億1,003万611円を資本金に組み入れるため、剰余金の処分について議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第70号、平成28年度埼玉県和光市
下水道事業決算の認定及び剰余金の処分について説明いたします。 まず、地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成28年度の決算について、
監査委員の意見を付して議会の認定を求めるものであります。 2ページをごらんください。 収益的収入及び支出では、収入決算額は11億3,507万8,073円で、前年度より158万1,264円の増額となり、支出決算額については10億1,578万3,841円で、前年度より1,633万3,877円の減額となりました。 4ページをごらんください。 資本的収入及び支出では、収入決算額は9,480万8,416円で、前年度より1,510万7,785円の減額となり、支出決算額については4億9,155万339円で、前年度より73万5,818円の減額となりました。 次に、5ページをごらんください。 平成28年度の経営成績をあらわす下水道事業損益計算書では、営業利益は3,047万8,269円、経常利益は1億1,409万1,644円となっており、当年度は1億1,408万9,691円の純利益となりました。 次に、6ページをごらんください。 地方公営企業法第32条第2項の規定により、決算に伴う剰余金を剰余金処分計算書(案)のとおり処分することについては、未処分利益剰余金から1億3,433万7,215円を資本金へ組み入れるため、剰余金の処分について議会の議決を求めるものであります。
○議長(
齊藤秀雄議員) 以上にて、説明は終了しました。
---------------------
△委員会付託の省略について
○議長(
齊藤秀雄議員) お諮りします。報告第4号、第5号及び議案第52号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
齊藤秀雄議員) 異議ないと認めます。よって、報告第4号、第5号及び議案第52号については、委員会の付託を省略することに決しました。
---------------------
△報告第4号に対する質疑
○議長(
齊藤秀雄議員) 次に進みます。 報告第4号を議題とします。 報告第4号について質疑を許します。 4番、
鳥飼雅司議員。 〔4番(
鳥飼雅司議員)質問席〕
◆4番(
鳥飼雅司議員) 報告第4号、継続費の
精算報告についてお聞きします。 この南浄水場第3
配水池建設事業については、平成27年度、平成28年度の2カ年継続事業で実施され、ことし3月に工事が完成し、4月から配水運用が開始されていますが、今回、この事業に要した費用について、平成28年度和光市水道事業継続費精算調書でその詳細が報告されていますが、確認の意味で説明のほうをお願いいたします。
○議長(
齊藤秀雄議員) 牧野
上下水道部長、答弁を願います。 〔
上下水道部長(牧野里行)登壇〕
◎
上下水道部長(牧野里行) それでは、報告第4号、継続費の
精算報告についての平成28年度和光市
水道事業会計継続費精算調書の詳細についてお答えをいたします。 継続費精算調書の全体計画の欄で、当初予算の年割額の総額は括弧書き内の12億279万6,000円でしたが、継続事業の実施に当たり基礎工事、築造工事及び工事監理業務委託をそれぞれ発注したところ、契約額と予算額に差額、請負差金が生じたため、平成28年12月定例会で可決いただいた平成28年度埼玉県和光市
水道事業会計補正予算(第1号)により2億2,874万4,000円を減額補正いたしました。このため、平成28年度の括弧書き内の補正前年割額5億7,503万5,000円が減額補正により3億4,629万1,000円となったことから、補正後の全体計画の総額は9億7,405万2,000円となっています。 実績の欄はこの事業で支払った額を示したものであり、支払義務発生額の計は9億6,454万8,000円で、このうち、平成28年度の額6億6,899万5,200円の中には平成28年6月定例会で継続費逓次繰越しの報告で受理いただいた3億3,220万8,200円が含まれており、比較の欄に平成27年度の年割額と支払義務発生額との差として、その額を記載しております。 また、比較の欄に記載している年割額と支払義務発生額との差計905万4,000円がこの事業の不用額となっています。 このことから、南浄水場第3
配水池建設事業に要した総額は9億6,454万8,000円となり、当初の全体計画に比べ2億3,824万8,000円が削減され、事業が完成したこととなります。
○議長(
齊藤秀雄議員) ほかに質疑はございますか。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
齊藤秀雄議員) 質疑がありませんので、以上にて質疑を終結いたします。
---------------------
△報告第5号に対する質疑
○議長(
齊藤秀雄議員) 次に進みます。 報告第5号を議題とします。 報告第5号について質疑を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
齊藤秀雄議員) 質疑がありませんので、質疑を終結します。
---------------------
△議案第52号に対する質疑
○議長(
齊藤秀雄議員) 次に進みます。 議案第52号を議題とします。 議案第52号について質疑を許します。 3番、
熊谷二郎議員。 〔3番(
熊谷二郎議員)質問席〕
◆3番(
熊谷二郎議員) それでは、議案第52号、
庁舎防災拠点整備工事の
請負契約の締結について質問いたします。 1点目は、
庁舎防災拠点整備工事の主な内容について伺います。 2点目は、今回の
請負契約はダイレクト型一般競争入札で、落札率が設計金額2億2,250万円に対して93.48%です。3社のみの応札とのことですが、落札率と、応札が3社のみということで、この一般競争入札の効果について伺います。 3点目は、契約の相手方は千代本
興業株式会社ですが、工事実績とこれまで和光市との工事の関係でかかわったこと、和光市内における実績についてお伺いします。
○議長(
齊藤秀雄議員) 答弁を願います。 安井総務部長。 〔総務部長(安井和男)登壇〕
◎
総務部長(安井和男) ただいまの御質問の中の庁舎防災拠点整備事業における主な内容について御説明いたします。 このたびの工事につきましては、まず目的としては、大規模災害等が発生した場合に備えまして、災害対策本部の拠点となる和光市庁舎施設の防衛機能を高めることにより、周辺地区住民の安心・安全の向上に寄与することを目的とした工事となってございます。 概要としては、防災機能向上のため、まず外壁改修工事、そして庁議室改修工事、そして非常放送設備取りかえ工事、内装工事、またバリアフリー化整備工事、外灯のLED化工事、そしてトイレの洋式化工事が主な内容となってございます。
○議長(
齊藤秀雄議員) 橋本企画部長。 〔企画部長(橋本 久)登壇〕
◎企画部長(橋本久) それでは、入札の落札率とその効果、それと実績についてお答えをいたします。 今回の工事の落札率でございますが、93.4%でございます。 それで、ダイレクト型の入札を行いまして、調査基準価格を上回っていることから、ある程度の効果はあると考えております。 それと、落札業者の千代本
興業株式会社でございますが、事業所は上尾市にございまして、官公庁の工事の実績もございます。本市の場合、今までの工事実績はございません。
○議長(
齊藤秀雄議員) 3番、
熊谷二郎議員。
◆3番(
熊谷二郎議員) 今回、一般競争入札であったわけですけれども、工事内容等から見て、指名競争入札で競争性を高める手法もあったのではないかと推察するわけですが、工事の発注にかかわって、この指名競争入札という方式については考えなかったのか、検討されたのかどうか伺います。 2点目が、元請は千代本
興業株式会社ですが、整備工事が多種に及びます。下請関係はどのようになっているのかを伺います。 3点目、工期は平成31年3月31日までの約1年半となりますが、現在計画している整備内容と期日について、今後の大まかな工事日程を2回目として質問します。
○議長(
齊藤秀雄議員) 橋本企画部長。
◎企画部長(橋本久) 今回、一般競争入札で行ったということでございまして、これはガイドラインに沿って行ったわけでございます。今回、指名業者の選定につきましては、和光市建設工事等競争入札参加資格者名簿、こちらのほうに記載されております業者を選定委員会の中で選定させていただいたという経過がございます。それによりまして、今回、応札可能業者が1回目は53社、再入札をやった場合に105社ということで、ある程度業者が参加する機会が得られたのではないかと考えております。 それと、2点目の下請業者の関係でございます。下請発注する場合でございますが、市内業者を優先して活用していただくということで、入札のときに通知を差し上げているという形をとっております。しかしながら工期等ございますので、難しい場合があるということは聞いております。
○議長(
齊藤秀雄議員) 安井総務部長。
◎
総務部長(安井和男) このたびの工事におけます現段階の大まかな予定といたしましては、まず外壁工事は、本年度から改修の必要な箇所を調査いたしまして、調査完了次第、来年度、平成30年度いっぱいにかけ改修を行っていく予定でございます。 また、庁議室改修工事、非常放送設備更新及び外灯のLED化工事は、本年度内に完了させていく予定となっております。また、バリアフリー整備工事、トイレ改修工事及び飛散防止フィルム張りかえなどの内装改修工事は休日作業となるため、本年度から開始しまして、来年度いっぱいにかけ完成させていく予定としています。ただし、これらは予定の工程となっておりまして、市役所敷地内で行われます催し物ですとか、事業者の人員、また、資材の手配の都合などによりまして変更されることも想定してございます。つきましては、詳細な工程は本契約締結後に市役所内の各関係部署、また事業者と打ち合わせを行いながら決めていく予定でございます。
○議長(
齊藤秀雄議員) 3番、
熊谷二郎議員。
◆3番(
熊谷二郎議員) それでは、一般競争入札で指名競争入札等については考えなかったということになりますけれども、対象事業者の会社が105社に及ぶと。でも、結果的には応札されたのがわずか3社だったわけですよね。そういう意味では、もう少し多くの方が参加されて、この価格というか、落札率等についてももう少し競争性が発揮されたらと考えるわけですけれども、この3社のみであったということについてはどのように評価されているか伺います。 それから、整備工事にかかわり庁議室の改修も含まれております。来年度からとなりますけれども、発災時対策本部等の設置場所ともなるかと思いますが、その辺の支障はないのか、対策等について伺います。 それから最後に、工事事務所設置場所ですね、1年半、実質的にはそんな1年半もかからないと思いますけれども、この工事事務所の設置場所等は、来庁者等の安全とか駐車場関係とかいろいろあるかと思いますから、その辺の配慮と、それから市民の工事への周知等、これ、実際には工事現場等にはこの予定表なんか掲示されますけれども、市民用として。こんな工事をやっている、あるいはいつまでに終わるとか、そうしたことがホームページだけではホームページを見ない限りわかりませんので、庁舎のどこかに、出入り口等、あるいはわかりやすいところに市民へ周知するというその対策を立てていただけたらと思いますが、以上、質問とします。
○議長(
齊藤秀雄議員) 橋本企画部長。
◎企画部長(橋本久) 応札者が少なくて、競争性というお話ございましたが、繰り返しになりますけれども、当初は54社から105社まで応札可能業者が広がったということで、十分競争性は保たれていると考えております。
○議長(
齊藤秀雄議員) 安井総務部長。
◎
総務部長(安井和男) ただいま御質問のまず防災拠点の庁議室の改修ですけれども、これに関しましては、現在の危機管理室の隣の壁を可動式のパーテーションに改修いたしまして、その本部と危機管理室のアクセス機能を高めて、迅速な指示を行えるようにする工事となります。現段階においては、特に工事等について、また工期については基本的には内部は休日とかそういうところを利用しますので、現段階としては支障がないと。また、支障のないような形で進めていく方法をとっていきたいと考えています。 あと、事務所については、今後業者等との打ち合わせの中で設置等について考えていくことになるかとは思うのですけれども、ただやはり、来庁者の安全配慮ですとか、また周辺住民の方への周知、このあたりにつきましても、特に外壁工事においては庁舎の外壁に足場を組むことになりますので、人の往来の多くなることが予想される特に出入り口については、そこを中心に特段の落下防止措置をとるよう業者に指示していきたいとも考えています。 また、周辺の住民の方とか市民への利用者等の広報、周知内容ですけれども、この辺はホームページですとか、また広報にその工事のお知らせを掲載して周知を行っていきたいとも考えてございます。また、周辺に接する団地等においても、管理組合等を通じて文書などで工事のお知らせをしていければとも考えてございます。
○議長(
齊藤秀雄議員) 以上にて、3番、
熊谷二郎議員の質疑を終わります。 11番、
吉田けさみ議員。 〔11番(
吉田けさみ議員)質問席〕
◆11番(
吉田けさみ議員) 今の質疑をお聞きしていましてまずわからない点が、競争性云々という関係では、1回目53社、2回目105社云々という答弁があるのですけれども、これは入札のどういう過程でのこの会社の数なのか、まずお聞きしたいと思います。
○議長(
齊藤秀雄議員) 答弁を願います。 橋本企画部長。 〔企画部長(橋本 久)登壇〕
◎企画部長(橋本久) 今回の選定の経過ということでございますので、お答えをいたします。 選定内容につきましては、まず1回目でございますが、業者につきましては、県内に本店を置きまして、建設工事の資格審査通知、こちらが1,000点以上の事業者で過去10年間に官公庁との
請負契約において、6,010万円以上の建築工事を元請として施工いたしまして完成した実績のある者ということを要件にしてございます。そうした場合に応札可能業者が54社あったということでございます。 それで、再入札の場合でございますが、先ほどの要件でございますが、県内に本店を置きという要件を県内に支店を置きという形にかえさせていただき、ほかの要件はそのままでございまして、この場合ですと応札可能業者が105社になったという経過がございます。
○議長(
齊藤秀雄議員) 11番、
吉田けさみ議員。
◆11番(
吉田けさみ議員) かなり業者数としては応募資格があった中で、結果としてダイレクト型一般競争入札に参加されてきたのが3社で、しかもそのうちの2社が設計価格をオーバーしていたという関係で1社になったということは、わかりました。 それで、なぜこれだけその応札できるにもかかわらずこういう事態になったのか、その辺がよく理解できないのと、それから、工事内容についてかなり多岐にわたると思うのですね、外壁工事とか、それからトイレの洋式化とか、バリアフリー化とかと、こう種々の工事内容が入っていますので、これについては分割発注というか、そんな方法もとってもよかったような事業内容にも思えるのですが、この辺についてはいかがですか。
○議長(
齊藤秀雄議員) 橋本企画部長。
◎企画部長(橋本久) 確かに御指摘のとおり、応札者が少なかったということは事実だと考えております。ただ、建築一式工事ということで、他の業種に比べまして専門工事の下請発注が多いということと、また、民間の発注工事もあることから、施工に必要な下請業者を確保できないという理由で応札業者が少なかったのではないかなということで考えております。 それと、分割発注を検討しなかったのかということでございますが、今回は分割は検討してございません。
○議長(
齊藤秀雄議員) 11番、
吉田けさみ議員。
◆11番(
吉田けさみ議員) 下請の確保が非常に難しかったということですけれども、事業内容が多岐にわたりますので、ぜひ地元業者も使っていく形で、元請会社に対してもそういった要望なども踏まえてお願いできればなと思います。 質問は終わります。
○議長(
齊藤秀雄議員) 以上にて、11番、
吉田けさみ議員の質疑を終了します。 ほかに質疑はございますか。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
齊藤秀雄議員) 質疑がありませんので、質疑を終結します。
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△議案第52号の採決-原案可決-
○議長(
齊藤秀雄議員) 議案第52号について討論を許します。 〔「なし」という声あり〕
○議長(
齊藤秀雄議員) 討論がありませんので、討論を終結します。 採決します。議案第52号について、原案のとおり決することに異議ありませんか。 〔「異議なし」という声あり〕
○議長(
齊藤秀雄議員) 異議ないと認め、議案第52号、
庁舎防災拠点整備工事の
請負契約の締結については、原案のとおり可決されました。
---------------------
△発言の訂正について
○議長(
齊藤秀雄議員) ここで、発言の訂正があります。 牧野
上下水道部長。 〔
上下水道部長(牧野里行)登壇〕
◎
上下水道部長(牧野里行) 先ほどの報告第4号の答弁の中で、事業の不用額について905万4,000円と申し上げましたが、正しくは950万4,000円でございますので、おわびの上訂正をさせていただきます。
○議長(
齊藤秀雄議員) 以上にて、本日の日程に掲げた議題は全部終了しました。
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△次会の
日程報告
○議長(
齊藤秀雄議員) 次会の日程を
事務局長に報告させます。
◎
事務局長(本間修) 報告します。 第2日、9月1日、金曜日、調査休会。 第3日、9月2日、土曜日、休日休会。 第4日、9月3日、日曜日、休日休会。 第5日、9月4日、月曜日、調査休会。 第6日、9月5日、火曜日、調査休会。 第7日、9月6日、水曜日、午前9時から本会議を開き、議案に対する質疑を行います。 なお、総括質疑の発言通告書の提出については、9月4日、月曜日、正午までにお願いします。 以上です。
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△散会の宣告
○議長(
齊藤秀雄議員) 本日はこれにて散会します。午前10時04分 散会...