甲賀市議会 > 2022-11-29 >
11月29日-01号

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  1. 甲賀市議会 2022-11-29
    11月29日-01号


    取得元: 甲賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-19
    令和 4年 12月 定例会(第6回)          令和4年第6回甲賀市議会定例会会期日程                    11月29日~12月22日(24日間)月日曜日会議名等審議内容11.29火本会議 (第1日)議案上程、提案説明30水休会 12.1木休会 2金休会 3土休会 4日休会 5月休会 6火休会 7水本会議 (第2日)議案審議、付託、採決8木本会議 (第3日)一般質問金本会議 (第4日)一般質問10土休会 11日休会 12月本会議 (第5日)一般質問13火本会議 (第6日)一般質問14水委員会付託議案審査 厚生文教常任委員会15木委員会付託議案審査 総務常任委員会16金委員会付託議案審査 産業建設常任委員会17土休会 18日休会 19月委員会付託議案審査 予算決算常任委員会20火休会 21水休会 22木本会議 (第7日) 委員会付託議案審査 予算決算常任委員会 委員長報告、質疑、討論、採決        令和4年第6回甲賀市議会定例会会議録(第1号) 令和4年11月29日(火曜日)午前9時30分開会1.出席議員     2番  福井 進        3番  西山 実     4番  木村眞雄        5番  北田麗子     6番  中島裕介        7番  西田 忠     8番  瀬古幾司        9番  糸目仁樹    10番  岡田重美       11番  堀 郁子    12番  奥村則夫       13番  小倉 剛    14番  西村 慧       15番  林田久充    16番  橋本恒典       17番  田中喜克    18番  山岡光広       19番  田中將之    20番  戎脇 浩       21番  小河文人    22番  谷永兼二       23番  田中新人    24番  橋本律子2.欠席議員         (なし)3.職務のため議場に出席した事務局職員    事務局長       田中彼子  議事課長       平岡鉄朗    議事課議事調査係長  森田剛史  議事課議事調査係主事 増山雄太4.説明のため出席した者    市長         岩永裕貴  教育長        西村文一    代表監査委員     山本哲雄  副市長        正木仙治郎    総務部長       伴 孝史  総合政策部長     清水和良    市長公室長兼危機・安全管理統括監 総合政策部理事健康福祉部理事               柚口浩幸             阪本伸江    市民環境部長     澤田いすづ 健康福祉部長福祉事務所長                                樫野ひかる    健康福祉部理事    田中俊之  こども政策部長    細井喜美子    産業経済部長     黒田芳司  産業経済部理事    八田 忠    建設部長       樋口泰司  上下水道部長     中島教仁    会計管理者      藤田文義  教育部長       山本英司    監査委員事務局長   山元正浩  選挙管理委員会事務局長                                松岡哲也5.議事日程  日程第1        会議録署名議員の指名  日程第2        会期の決定  日程第3        仮議長の選任を議長に委任する件  日程第4 議案第76号 甲賀市教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて  日程第5 議案第77号 甲賀市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて  日程第6 議案第78号 甲賀市水口医療介護センター条例の全部を改正する条例の制定について  日程第7 議案第79号 甲賀市の議会議員及び長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第8 議案第80号 甲賀市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第9 議案第81号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について  日程第10 議案第82号 甲賀市議会の議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第11 議案第83号 甲賀市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について  日程第12 議案第84号 公共施設使用料の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について  日程第13 議案第85号 甲賀市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定について  日程第14 議案第86号 甲賀市保育園設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第15 議案第87号 甲賀市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について  日程第16 議案第88号 甲賀市公園条例の一部を改正する条例の制定について  日程第17 議案第89号 甲賀市立幼稚園条例の一部を改正する条例の制定について  日程第18 議案第90号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第8号)  日程第19 議案第91号 令和4年度甲賀市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  日程第20 議案第92号 令和4年度甲賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  日程第21 議案第93号 令和4年度甲賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)  日程第22 議案第94号 令和4年度野洲川基幹水利施設管理事業特別会計補正予算(第1号)  日程第23 議案第95号 令和4年度甲賀市水道事業会計補正予算(第1号)  日程第24 議案第96号 令和4年度甲賀市診療所事業会計補正予算(第2号)  日程第25 議案第97号 令和4年度甲賀市介護老人保健施設事業会計補正予算(第1号)  日程第26 議案第98号 令和4年度甲賀市下水道事業会計補正予算(第1号)  日程第27 議案第99号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第28 議案第100号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第29 議案第101号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第30 議案第102号 財産の処分につき議決を求めることについて  日程第31 議案第103号 財産の処分につき議決を求めることについて  日程第32 議案第104号 契約の変更締結につき議決を求めることについて  日程第33 議案第105号 契約の締結につき議決を求めることについて  日程第34 議案第106号 甲賀広域行政組合規約の一部変更に関する協議につき議決を求めることについ6.本日の会議に付した事件  日程第1        会議録署名議員の指名  日程第2        会期の決定  日程第3        仮議長の選任を議長に委任する件  日程第4 議案第76号 甲賀市教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて  日程第5 議案第77号 甲賀市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて  日程第6 議案第78号 甲賀市水口医療介護センター条例の全部を改正する条例の制定について  日程第7 議案第79号 甲賀市の議会議員及び長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第8 議案第80号 甲賀市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第9 議案第81号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について  日程第10 議案第82号 甲賀市議会の議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第11 議案第83号 甲賀市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について  日程第12 議案第84号 公共施設使用料の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について  日程第13 議案第85号 甲賀市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定について  日程第14 議案第86号 甲賀市保育園設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第15 議案第87号 甲賀市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について  日程第16 議案第88号 甲賀市公園条例の一部を改正する条例の制定について  日程第17 議案第89号 甲賀市立幼稚園条例の一部を改正する条例の制定について  日程第18 議案第90号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第8号)  日程第19 議案第91号 令和4年度甲賀市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  日程第20 議案第92号 令和4年度甲賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)  日程第21 議案第93号 令和4年度甲賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)  日程第22 議案第94号 令和4年度野洲川基幹水利施設管理事業特別会計補正予算(第1号)  日程第23 議案第95号 令和4年度甲賀市水道事業会計補正予算(第1号)  日程第24 議案第96号 令和4年度甲賀市診療所事業会計補正予算(第2号)  日程第25 議案第97号 令和4年度甲賀市介護老人保健施設事業会計補正予算(第1号)  日程第26 議案第98号 令和4年度甲賀市下水道事業会計補正予算(第1号)  日程第27 議案第99号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第28 議案第100号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第29 議案第101号 指定管理者の指定につき議決を求めることについて  日程第30 議案第102号 財産の処分につき議決を求めることについて  日程第31 議案第103号 財産の処分につき議決を求めることについて  日程第32 議案第104号 契約の変更締結につき議決を求めることについて  日程第33 議案第105号 契約の締結につき議決を求めることについて  日程第34 議案第106号 甲賀広域行政組合規約の一部変更に関する協議につき議決を求めることについ7.議事の経過 ○議長(谷永兼二) 御報告を申し上げます。 報道関係者から、本会期中における撮影許可の申出があり、議長において、これを許可いたしましたので、御承知おきください。     (開会 午前9時30分) ○議長(谷永兼二) これより、令和4年第6回甲賀市議会定例会を開会いたします。 改めまして、おはようございます。 令和4年第6回甲賀市議会定例会開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 本日ここに定例会が招集されましたところ、議員各位並びに執行部の皆様には御壮健にて御出席をいただき、誠にありがとうございます。 コロナ禍の収束は見えませんが、今年の秋は行動制限もなく、市の行事や地域のイベントスポーツ大会など、新型コロナウイルスの対策を講じながらも開催され、活気があふれ、大変うれしく思います。 中でも第73回滋賀県中学校駅伝競走大会では、市内中学校が上位を独占し、男子の部では信楽中学校甲賀中学校が、女子の部では水口東中学校が全国大会への出場をされましたことは大変喜ばしいことです。毎日のたゆまぬ努力があってのことだと思います。心から祝福をいたします。 また、今年の3月定例会におきまして、ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議を全会一致で可決をいたしました。しかし、9か月がたった今も悲惨な戦争は続いています。 そんな中、20日に開幕した世界で最も注目を集めるスポーツイベント--サッカーワールドカップが世界の幸福に影響を与え、戦争がなくなることを望むものです。 さて、今定例会に提案予定の議案につきましては、人事案件や認定こども園施設整備事業費物価高騰に対する対応などの補正予算公共施設使用料の見直しなどの条例改正の上程が予定されています。いずれも市民の生活や経済に直結したものです。審議におきましては、市民の負託に応えるべく議論を尽くし、適切で妥当な結論を出していただきたく存じます。 また、一般質問では22名が登壇予定です。議員各位におかれましては、市民の皆様に分かりやすく論点を明確にして、市民福祉の向上のために議論を深めていただきますようお願いするとともに、体調管理には十分御留意をいただきますようお願いを申し上げ、開会に当たっての挨拶といたします。よろしくお願いいたします。 ただいまの出席議員は、23名であります。 よって、これより本日の会議を開きます。 諸般の報告を行います。 初めに、例月出納検査の結果について報告いたします。 このことについては、令和4年8月30日付、9月27日付及び10月26日付で、甲賀市監査委員より結果報告が提出されています。 令和4年7月、8月及び9月の現金出納事務が正確であった旨の報告であり、その写しを後刻配信いたします。 次に、教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価に関する報告書の提出について報告いたします。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に基づき、令和4年11月25日付で甲賀市教育委員会より報告書が提出されましたので、その写しを後刻配信いたします。 次に、全国市議会議長会について報告いたします。 去る11月24日、全国市議会議長会第163回地方行政委員会全国都市会館で開催され、出席してまいりました。会議では、地方行政関連施策に関する要望等について協議し、各委員において地元選出の国会議員に要望活動を行うことが確認されました。 次に、滋賀県市議会議長会について報告いたします。 去る11月17日、滋賀県市議会議長会第2回定例議長会議が野洲市総合防災センターで開催され、令和5年度役員及び令和5年度各市分担金等が承認されました。 以上で報告を終わります。 本日の議事日程については、お手元に配信したとおり編成いたしましたので、御報告申し上げますとともに、御了承賜りたいと存じます。 これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録の署名議員は、会議規則第88条の規定により、  23番 田中新人議員及び  24番 橋本律子議員を指名いたします。 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 去る11月22日に議会運営委員会が開催され、本定例会の会期について協議をいただきました。 その結果、議会運営委員長より、本定例会の会期については、お手元の会期日程のとおり、本日から12月22日までの24日間とし、休会中には委員会を開催することが適当である旨の報告がありました。 お諮りいたします。 議会運営委員長からの報告のとおり、本定例会の会期は、本日から12月22日までの24日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(谷永兼二) 御異議なしと認めます。 よって、会期は、本日から12月22日までの24日間と決定いたしました。 日程第3、仮議長の選任を議長に委任する件を議題といたします。 お諮りいたします。 新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、議長及び副議長に共に事故があるときにおいても滞りなく議会運営を行うため、地方自治法第106条第3項の規定によって、本定例会の会期中における仮議長の選任を議長に委任願いたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(谷永兼二) 御異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期中における仮議長の選任を議長に委任することに決しました。 それでは、本定例会の会期中における仮議長として、15番、林田久充議員を選任いたします。 ここで、議案審議に先立ち、市長から挨拶の申出がありますので、発言を許します。 市長。 ◎市長(岩永裕貴) 皆様、改めましておはようございます。 日ごと寒さが深まり、冬の訪れを感じる本日ここに、令和4年第6回甲賀市議会定例会を開催されるに当たり、議長のお許しを頂きましたので、諸般の報告を兼ねて御挨拶を申し上げます。 まず、第5回甲賀市議会臨時会におきまして、谷永議長並びに戎脇副議長には御就任されましたこと、誠におめでとうございます。豊かな御経験と御見識により変わらぬ御指導を賜りますよう、改めてお願いを申し上げます。 さて、この秋は市内各地で3年ぶりとなるスポーツや文化などの行事が数多く開催をされ、大いににぎわいました。個々のイベントにつきましては、この後、御報告をさせていただきますが、お伺いをした際には、市民の皆様方からコロナ禍物価高騰などへの生の声をお聞かせいただく機会ともなり、改めて日々の暮らしや事業経営等への影響の大きさを痛感しているところであります。困難な状況に負けることなく、市民の活力の源として活動をいただいております皆様方に心から感謝を申し上げます。 市町の多くでは、12月開催の各議会定例会にて価格高騰などへの各種対策が提案をされている中、本市では、この冬、各家庭で増額となる光熱費相当額を支援し、家計の一助とするための生活応援クーポン券や、市内福祉施設私立保育園、また貨物自動車運送事業者に対する支援金、農業者へ肥料価格の高騰分を支援する費用を計上した補正予算をさきの臨時議会にてお認めを頂き、現在、一日でも早く御利用いただけるよう鋭意作業を進めております。 また、新型コロナウイルス感染症の状況につきましては、既に第8波を迎え、加えて季節性インフルエンザとの同時流行が大変懸念をされております。 滋賀県では、国の感染状況判断レベルに合わせ、警戒指標を5段階から4段階に改定するとともに、現状を感染拡大初期を示すレベル2とされました。ただし、これまでとは異なり、現在は国の方針も踏まえ、感染拡大防止社会経済活動の両立を図るウイズコロナの段階であることから、市民の皆様には改めて基本的な感染対策を意識した行動をお願いをするとともに、徐々にこれまでの日常を取り戻すつつある現状を後戻りさせることがないよう、私自身も先頭に立ち総力を挙げて取り組んでまいります。 そうした中、現在、編成作業を行っております本市の令和5年度予算案は、第2次総合計画・第2期基本計画の着実な遂行に向け、引き続き子育て・教育、地域経済、福祉・介護の三つのテーマに沿った事業を重点的に進めるとともに、総合計画に掲げる目標人口の達成に向けた新しい豊かさへのチャレンジ予算新型コロナウイルス感染症や原油価格・物価高騰等への対応などを基本方針としております。 加えて、現在、具体的な施策や事業の検討に当たっては、市民ファーストの目線、前例踏襲からの脱却を念頭に置き、失敗を恐れず挑戦できるよう、実証実験にも積極的に取り組むこととしております。 また、国では2年連続で110兆円規模となる新年度の概算要求や、約28兆9,000億円に上る第2次補正予算案が提案されており、県の予算編成の動向と併せて注視をしてまいります。 それでは、9月定例会以降における市政の主な動きについて御報告を申し上げます。 まず、総合政策部所管事項では、11月13日、甲賀市総合防災訓練水口高等学校を主会場に実施をいたしました。 今回の訓練では、地元住民や関係団体の皆様約250人御参加をいただき、コロナ禍での避難所運営をはじめ、災害時の協定事業者との連携の確認、ICTを活用した被害状況の集約を試験的に行いました。訓練での課題を踏まえ、引き続き災害に強いまちづくり、人づくりに努めてまいります。 今月19日には、本市で初めての取組となります若者政策アイデアコンテストを13チーム52名に御参加いただき、開催をさせていただきました。 各チームは、2回の勉強会に加え、独自のフィールドワークなどを約2か月間にわたり精力的に活動いただき、本市の未来に向け政策を御提案いただいたこと、改めて感謝を申し上げます。 どの政策も、若者ならではの視点で私も聞き逃すことなくプレゼンを拝聴をさせていただきました。御提案いただいたアイデアにつきましては、現在、実現の可能性や事業効果を踏まえ、具体化に向けて取組を進めてまいります。 また、先週23日には、令和4年度甲賀市表彰式を来賓をはじめ多くの御列席を賜り開催をいたしました。 今回、表彰をさせていただいた62名の皆様は、各分野において多年にわたり献身的な活動により市政の発展に多大な功績を残された方々であり、このような不断の御労苦は、まさに市民の鏡であり、改めて心からの敬意と感謝を表するものでございます。 次に、総務部所管事項では、検討を進めてまいりました公共施設使用料見直しにつきまして、これまでの議会や利用団体の皆様との議論やパブリック・コメントを経て、10月末に基本方針を策定したところであります。 コロナ禍物価高騰などの昨今の情勢を踏まえ、利用者の大幅な負担増とならないよう、類似施設間での均衡など、公平性の確保を目的に必要最小限の見直しとする内容の議案を今議会に提出させていただいております。この使用料見直しに当たっては、利用者の皆様に施設を気持ちよく使っていただけるよう、これまで以上に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、市民環境部所管事項では、身近な方がお亡くなりになられた後の手続について、御遺族の負担を少しでも軽減できるよう、ワンストップで行える「おくやみ窓口」のサービスを10月より始めました。現在は、市役所本庁舎での対応となりますが、事前に御予約をいただければ、手続にかかる時間の短縮につながります。また、近親者が亡くなられた後に必要となる各種手続を一つにまとめた「おくやみハンドブック」を作成し、死亡届を受け付けした際にお渡しをいたしております。 続いて、健康福祉部所管事項では、今年度は3年に一度の民生委員児童委員の改選年であり、区・自治会から御推薦を頂いた254名の方は、12月1日に厚生労働大臣より委嘱の運びとなっております。 また、今月末をもって御退任をされる147名の皆様方には、コロナ禍の大変厳しい状況の中、長年にわたり地域福祉の推進のため献身的に御尽力を頂き、心から感謝を申し上げます。今回新たに委嘱を受けられる皆様と同様、地域共生社会の実現に向け、引き続き御協力をお願いしたいと思います。 生活の困り事について気軽に相談ができるよう、今月からLINEアカウントを利用した相談窓口を開設をいたしました。 この相談窓口は、子育て、健康、高齢者、障害、生活困窮、生活保護、ひきこもりの6分野に対応をし、専門職員が対応する場合を除き、24時間365日相談を受け付け、よく頂く質問に関しましては即回答を行うシステムとなっております。現在進めている重層的支援体制整備の一環として、このLINE相談窓口の周知を図ってまいります。 また、満1歳までの乳幼児のいる世帯に、月に一度、おむつ等育児用品子育て情報をお届けをし、乳児とその御家庭を見守りを行う乳児見守り訪問--こうかおむつ便の出発式を10月3日に開催をし、初めての訪問も行いました。 訪問した御家庭からは、「育児用品は経済的にとても助かり、とてもうれしいです」、「子育ての話をいろいろ聞いてもらえて大変安心できます」など、大変御好評で、10月末現在で732件の申請を頂いております。引き続き、子育て家庭の孤立を防ぎ、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援体制により、安心して子どもを産み育てることができるまちづくりを進めてまいります。 次に、こども政策部所管事項では、子ども・子育て応援ネットワーク形成事業において、子どもたちの運動能力が低下していると言われる中、体を使った遊びを通じて親子同士が交流をする「運動と遊びフェス2022」を開催いただきました。 また、発達支援分野では、幼児期のお子様がいる保護者の方向けに、のびのび通信を市ホームページ等で発信をしており、今月号では保護者からのお問合せの多い子どもの言葉に関するお悩みについて、専門家の言語聴覚士がどのようにかかわればよいか、具体的にお伝えしております。コロナ禍の影響などにより、不安感、孤独感を抱えている子育て世帯の方々へ、きめ細かく寄り添いできるよう、さらに支援を進めてまいります。 続いて、産業経済部所管事項について、商工関係では、10月7日に日本六古窯サミット2022in信楽を開催いたしました。 このサミットでは、未来を担う子どもたちの作品等の特別記念展や六古窯産地の様々な地場産品を紹介をし、販売するマーケット六古窯市等を同時開催をし、多くの方々に御来場をいただきました。産地間の連携と協働を一層深めるとともに、六古窯の新たな可能性を引き出し、大阪・関西万博の開催も見据え、焼き物の文化を国内外へさらに発信をしてまいります。 農業関係では、本市を会場に第74回関西茶業振興大会滋賀大会が今月5日に開催をされ、本市は普通煎茶とかぶせ茶の部において、栄えある農林水産大臣賞や産地賞を受賞をいたしました。これも、ひとえに生産農家の卓越した技術力とたゆまぬ御努力のたまもので、心からの敬意と感謝を申し上げます。 リーフ茶の事業の伸び悩みや資材等の高騰により極めて厳しい状況が続いておりますが、新ブランド「土山一晩ほうじ」をはじめ、甲賀の茶の魅力を国内外への発信をするため、様々な施策に積極的に今後も取り組んでまいります。 林業関係では、10月23日に鹿深夢の森で秋のポスト全国植樹祭が開催をされ、全国植樹祭開催記念碑の除幕式、天皇皇后両陛下がお手植えをされた苗木のお披露目を行いました。また、甲賀町油日林木育種場では、公益財団法人イオン環境財団様との協働による植樹が行われ、緑の少年団やイオングループの皆様など約300人に御参加をいただきました。 また、去る24日には東京おもちゃ美術館様とウッドスタート宣言の調印式を行い、本格的に木育事業のスタートを切りました。 この事業では、新生児への甲賀市産材による木のおもちゃのプレゼント事業などを計画をいたしており、豊かで健康な森づくりを次の世代にもつなげてまいりたいと考えております。 次に、建設部所管事項では、デジタル田園都市国家構想の実現に向け、国が地方での拠点データセンター整備を進めており、このたび本市がデータセンターの実施などに関する調査事業の補助、事業者としての採択を受けました。 データセンターでは、税収面での効果や関連企業の立地などが期待できるものであり、調査結果等を踏まえながら、民間事業者への誘致を積極的に進めてまいります。 また、貴生川駅周辺整備事業では、これまで議論を重ねてきた駅周辺の課題解決のアイデアを実験的に取り組む「ちょっと駅まで ちょっと貴生川」を今月13日に実施をいたしました。 当日は、残念ながら雨となりましたが、貴生川駅南口における人工芝広場や食堂、キッチンカーの設置、駅の施設を利用した子どもの遊び場やカフェ、菜園づくりや竹筒あかりづくりのワークショップを行い、多くの方々に御来場いただくことができました。貴生川駅周辺を人々が行き交い、活気あふれ、暮らしやすい魅力ある地域にするため、事業者や市民の御意見を反映をしながら、引き続き官民連携によるまちづくりに取り組んでまいります。 最後に教育委員会所管事項では、3年ぶりとなる2022あいの土山マラソンを11月6日に開催をいただきました。 当日は、秋晴れの中、ゲストランナーの福士加代子さん、宇田秀生さん、藤井由美子さん、大角重人さんをはじめ、全国から1,600人を超えるランナーに秋の土山路を力走いただきました。コロナ禍を吹き飛ばすようなゴールの後の皆様方の笑顔が大変印象的でもありました。 また、11月18日に開催をされました滋賀県中学校駅伝競走大会におきまして、男子では信楽中学校が優勝、甲賀中学校が準優勝、甲南中学校が3位、女子では水口東中学校が準優勝、甲賀中学校が3位、甲南中学校が4位の輝かしい結果を残してくれました。来月、奈良県で開催の近畿中学総合体育大会や滋賀県希望が丘文化公園で開催をされる全国中学校駅伝への出場も決定をしており、さらなる健闘を期待しております。 文化財関係では、土山家住宅--土山宿本陣跡の主屋をはじめ、4棟が11月18日の国の文化審議会の答申を受け、国の登録有形文化財に登録をされました。 また、土山町の瀧樹神社のケンケト祭りを含む風流踊がユネスコの無形文化遺産に登録される運びとなり、早ければ、明日30日にも決定をする見込みであります。地域で脈々と受け継がれてきた文化財や民俗芸能が、このように認められたことは本市の大変大きな誇りでもあり、しっかりと後世に伝えていけるよう、地域の方々と一層の協力連携を図っていきたいと思います。 以上、直近の主な市政の取組について御報告とさせていただきます。 それでは、本日提案いたしますのは、人事案件2件、条例案件12件、補正予算案件9件、その他案件8件の合計31件でございます。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(谷永兼二) この際、日程第4、議案第76号 甲賀市教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについての件及び、日程第5、議案第77号 甲賀市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについての2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(岩永裕貴) 議案第76号 甲賀市教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて、その提案理由を申し上げます。 本議案は、令和5年1月26日に任期満了を迎える甲賀市教育委員会教育長の任命について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。 任命する候補者は、土山町南土山在住の立岡秀寿さんであります。 立岡さんは、本市教育委員会事務局学校教育課長を務められたほか、鮎河及び山内小学校が統合された土山小学校の校長として、児童や保護者の不安解消に努めるのみならず、広範囲にわたる学区全体への郷土愛を育むことに御尽力をされました。また、ICT教育やコミュニティスクールなど、重要施策にも先駆的に取り組まれた方であります。 同氏は、人格高潔であり、教育行政に関して優れた識見と経験を有しておられ、これまで培ってこられた手腕を本市教育の充実のために発揮いただきたく、教育長に任命しようとするものであります。 任期につきましては、令和5年4月1日から3年間であります。 なお、現教育長の任期満了日の翌日から、令和5年3月31日までの間は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第13条第2項の規定に基づき、令和元年10月31日より教育長職務代理者として指名をしております教育委員会委員の松山顕子さんに職務に当たっていただき、本市教育行政の停滞を招かないよう万全を期してまいります。 次に、議案第77号 甲賀市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、その提案理由を申し上げます。 本議案は、令和4年12月17日をもって任期満了となる甲賀市教育委員会委員の任命について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。 任命する候補者は、水口町本町二丁目在住の池田吉希さんであります。 池田さんは、人格高潔であり、教育に関して識見を有する人であるとの判断から、教育委員会委員に任命するものであります。 また、地方教育行政の組織及び運営に関する法律において、委員の任命に当たっては、委員のうちに保護者である者が含まれるようにしなければならないとされており、保護者である池田さんを選任するものであります。 任期につきましては、令和4年12月18日から4年間であります。 以上、議案第76号及び議案第77号の提案理由といたします。 御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(谷永兼二) 以上をもって、提案理由の説明を終わります。 この際、日程第6、議案第78号 甲賀市水口医療介護センター条例の全部を改正する条例の制定についての件から、日程第17、議案第89号 甲賀市立幼稚園条例の一部を改正する条例の制定についての件まで、以上12件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(岩永裕貴) 議案第78号から議案第89号まで、一括してその提案理由を申し上げます。 まず、議案第78号 甲賀市水口医療介護センター条例の全部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 水口医療介護センターの在り方について、令和3年5月、甲賀市地域医療審議会に諮問をし、求められる役割、経営上の課題と対策、経営形態の観点から審議を重ねていただきました。その結果、本年6月に指定管理者制度による民間活力導入の提案を含む答申を頂きました。 この答申を受け、市内の医療機関に対しサウンディング調査を実施するなど、市域に必要な医療を効率的に実施するための諸課題の抽出・整理を行った結果、提案のあった指定管理者制度により民間活力の導入を図ることといたします。 主な内容は、診療所機能を中心とした再構築を図り、甲賀市立介護老人保健施設ケアセンターささゆりを閉所いたします。 このことから、本議案は、当該施設の機能及び運営方法を見直すこと並びに現行条例が診療所と介護老人保健施設の併用条例であるため、条文の整理を要することから全部改正を行うものであります。 なお、この条例は、令和6年4月1日から施行することといたします。 補足説明は、担当理事が行います。 次に、議案第79号 甲賀市の議会議員及び長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 本議案は、公職選挙法施行令が改正されたことに伴い、本条例の一部を改正するものであります。 主な改正点につきましては、選挙運動用自動車の使用に関する1日当たりの上限額、また、選挙運動用自動車の燃料の1日当たりの上限額、選挙運動用ビラ作成に関する1枚当たりの上限単価、選挙運動用ポスター作製に関する単価、及び企画料として加算する金額をそれぞれ引き上げるものであります。 なお、この条例は、公布の日から施行することといたします。 次に、議案第80号 甲賀市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 本議案は、国家公務員の定年引上げに伴い同様の措置を講ずることとされた地方公務員法の改正を受け、所要の改正を行うものであります。 改正の主な内容は、現行60歳の定年を、令和5年度から2年に1歳ずつ段階的に65歳まで引き上げるとともに、管理監督職勤務上限年齢制、いわゆる役職定年制の導入や、60歳に達した日以降、定年前に退職した職員を短時間勤務の職に採用することができる定年前再任用短時間勤務制の導入、さらに職員が60歳に達する日の前年度に60歳以後の任用、給与に関する内容等の情報を提供し、職員の勤務の意思を確認するための情報提供・意思確認制度を新設をするなど、国家公務員と同様の措置を講じるものであります。 なお、この条例は、令和5年4月1日から施行することといたします。 次に、議案第81号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 本議案は、国家公務員の定年引上げに伴い同様の措置を講ずることとされた地方公務員法の改正を受け、関係条例の整備を図るため、八つの条例を一括して改正するとともに、甲賀市職員の再任用に関する条例を廃止するものであります。 主な改正内容は、甲賀市職員の給与に関する条例において、61歳となる年度以降の給料月額を60歳前の7割水準にすることや、定年前再任用短時間勤務職員の給与について定めます。あわせて、甲賀市職員の公益法人等への派遣等に関する条例ほか六つの条例におきましては、法改正に伴い引用条文の改正等を行うものであります。 また、定年の段階的な引上げ期間中の経過措置として現行の再任用制度と同様の暫定再任用制度を設けるため、甲賀市職員の再任用に関する条例を廃止いたします。 なお、この条例は、令和5年4月1日から施行することといたします。 次に、議案第82号 甲賀市議会の議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 本議案は、本年11月11日に国の特別職の給与の改正法案が可決されたことに伴い、国に準拠して期末手当を0.05月引き上げる改定を行うものであります。 次に、議案第83号 甲賀市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 本議案は、本年8月8日に人事院が国家公務員の給与について勧告を行い、11月11日に国家公務員の給与の改正法案が可決されたことに伴い、国に準拠して職員の給与の改定を行うものであります。 改定内容につきましては、初任給を高卒は4,000円、大卒は3,000円引き上げるとともに、30歳代半ばまでの職員が在職する号俸について、平均0.3%の引上げを行うものであります。 また、勤勉手当を0.1月引き上げるものであります。あわせて、国の特別職の給与の改正法案が可決されたことに伴い、国に準拠して甲賀市特別職の職員の期末手当の支給月数を0.05月引き上げる改定を行うほか、特定任期付職員の給料表の改定と期末手当を引き上げます。 次に、議案第84号 公共施設使用料の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例について、その提案理由を申し上げます。 公共施設使用料につきましては、合併時より据え置かれているものが多く、施設間で不公平となっているケースもあり、是正を求められてきました。加えて、平成29年度に実施をした包括外部監査において、施設を使う方と使わない方の公平性の確保のため、統一した基本方針を定めてコストに基づく適正な料金体系に見直す必要があるとの提言が示されております。このような経緯もあり、今般、公共施設使用料の見直しに係る基本方針を策定したところであります。 本議案は、策定をいたしました公共施設使用料の見直しに係る基本方針に基づくものではありますが、昨今のコロナ禍物価高騰などの厳しい情勢を踏まえ、市民の皆様にとって大幅な負担増とならないよう、類似施設間の使用料の均衡など、公平性の確保のための必要最小限の見直しにとどめ、関係条例の一部を改正するものであります。 なお、この条例は、令和5年4月1日から施行することといたします。 次に、議案第85号 甲賀市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 本議案は、甲賀市老人福祉センター佐山荘を廃止をし、新たに甲賀市佐山コミュニティセンターとして開館をするため、所要の改正を行うとともに、併せて公共施設使用料の見直しに係る基本方針に基づき、使用料を改定するため条例の一部を改正しようとするものであります。 また、甲賀市佐山地域市民センターを甲賀市佐山コミュニティセンターの建物内へ移転することに伴い、位置を変更するものであります。 なお、この条例は、令和5年4月1日から施行することといたします。 また、改正後の使用料は、この条例の施行の日以降に納付をされる使用料から適用し、同日前に納付された使用料については、なお従前の例によることといたします。 次に、議案第86号 甲賀市保育園設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 甲賀市伴谷保育園については、甲賀市幼保・小中学校再編計画に基づき統合・再編し、民間の公私連携幼保連携型認定こども園として整備することになり、令和5年4月には、社会福祉法人くじらの運営による新たな園が開園をいたします。このことから、甲賀市伴谷保育園を閉園するため条例中から削るものであります。 なお、この条例は、令和5年4月1日から施行することといたします。 次に、議案第87号 甲賀市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 本議案は、都市公園施設について施設の用途廃止等をするとともに、公共施設使用料の見直しに係る基本方針に基づき使用料を改定するため、条例の一部を改正しようとするものであります。 その主な内容は、老朽化により営業を中止している甲賀市水口スポーツの森のプール及び甲賀市信楽運動公園のターゲットバードゴルフ場について、用途を廃止するものであります。あわせて、公共施設使用料の見直しに係る基本方針に基づき、甲賀市甲賀中央公園ほかの使用料について見直すこととするものであります。 なお、この条例は、令和5年4月1日から施行することといたします。 次に、議案第88号 甲賀市公園条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 本議案は、公園の施設について施設の用途廃止等をするとともに、公共施設使用料の見直しに係る基本方針に基づき使用料を改定するため、条例の一部を改正しようとするものであります。 その主な内容は、老朽化により営業を中止をしている甲賀市あいの森ふれあい公園・青土ダムエコーバレイのサイクルボートの用途を廃止し、利用実態に合わせて閉園時間を改め、また、甲賀市大河原緑地広場のテニスコートの用途を廃止するものであります。 あわせて、公共施設使用料の見直しに係る基本方針に基づき、甲賀市あいの森ふれあい公園・青土ダムエコーバレイほかの使用料については見直すこととするものであります。 なお、この条例は、令和5年4月1日から施行することといたします。 次に、議案第89号 甲賀市立幼稚園条例の一部を改正する条例の制定について、その提案理由を申し上げます。 甲賀市立伴谷幼稚園については、甲賀市幼保・小中学校再編計画に基づき統合・再編し、民間の公私連携幼保連携型認定こども園として整備することとなり、令和5年4月には社会福祉法人くじらの運営による新たな園が開園をいたします。このことから、甲賀市立伴谷幼稚園を閉園するため条例中から削るものであります。 なお、この条例は、令和5年4月1日から施行することといたします。 以上、議案第78号から議案第89号までの提案説明といたします。 御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(谷永兼二) 議案第78号について、補足の説明を求めます。 健康福祉部理事
    健康福祉部理事(田中俊之) 議案第78号 甲賀市水口医療介護センター条例の全部を改正する条例の制定について、その補足の説明を申し上げます。 なお、文言の修正、条ずれ等に関する条項の説明については省略させていただきますので御了承願います。 本議案は、水口医療介護センターの機能及び運営方法を見直すため条例を定めるものであります。 現行条例では、診療所と介護老人保健施設の併用施設でありますが、診療所機能を中心に再構築するに当たり条文整理が必要なため、全部改正を行います。 それでは、条文ごとに補足の説明を申し上げます。 第1条では、国民健康保険の趣旨に基づき、市民の健康医療、公衆衛生の向上及び増進に寄与するため、診療所の設置に関する項目を定めております。 第2条では、診療所の名称及び位置を定め、第3条では、診療所が行うことのできる業務を定めることとし、介護保険法における居宅介護サービスも含めております。 第4条では、診療所の診療科目を定めることとし、第5条では、診療時間及び休診日を市長が別に定めるようにします。 第6条では、診療所の利用に係る診療等の費用及び居宅介護サービスに要する費用について本条例で定めるほか、診断書等の交付に係る使用料等については、規則で定めることとします。 第7条から第13条につきましては、現行の水口医療介護センター条例からの改正点はございません。 第14条では、診療所の管理業務を指定管理者に行わせることができる旨を定め、第15条では、指定管理者に管理業務を行わせる場合における利用料金について定めることとします。 第16条では、条例に定めのない事項について規則で定めることとしております。 附則では、条例の施行期日を令和6年4月1日としております。 以上、議案第78号の補足の説明といたします。 御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(谷永兼二) 以上をもって、提案理由の説明及び補足の説明を終わります。 この際、日程第18、議案第90号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第8号)の件から、日程第26、議案第98号 令和4年度甲賀市下水道事業会計補正予算(第1号)の件まで、以上9件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(岩永裕貴) 議案第90号から議案第98号まで、一括してその提案理由を申し上げます。 まず、議案第90号 令和4年度甲賀市一般会計補正予算(第8号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ11億1,445万6,000円を追加し、予算の総額を466億4,643万9,000円とするもので、主な内容といたしまして、歳出では、信楽保育園・信楽幼稚園の建築工事費及び、伴谷統合認定こども園整備に伴う旧園舎解体工事に係る経費を追加するとともに、市立保育園におきまして、従来、保護者に持ち帰っていただいておりました使用済みおむつを令和5年度から保育園で処分をするためのダストボックスの購入費を計上するほか、旅行需要が高まる中、観光誘客に取り組むため、団体旅行に対する補助金を追加するとともに、道路及び河川等に係る補修費を追加計上いたしました。 さらに、法人や団体、個人の皆様方から頂きました寄附金を財源とする備品等の購入、物価高騰の影響による庁舎や公共施設の光熱水費等の増額、新型コロナウイルス感染症による事業の精査、見直しに係る減額などを計上いたしました。 一方、歳入におきましては、個人市民税、固定資産税及び市たばこ税の決算見込額の上方修正に伴う増額や、事業実施に伴う国・県支出金のほか、普通建設事業の実施等に伴う合併特例事業債などを計上し所要の補正を行うものであります。あわせて、5件の繰越明許費と6件の債務負担行為を追加するものであります。 次に、議案第91号 令和4年度甲賀市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ16万5,000円を追加をし、予算の総額を歳入歳出それぞれ90億9,006万3,000円とするものであります。 補正の主な内容は、歳出では、国民健康保険未就学児均等割保険料負担金の創設に伴う国保情報データベースシステムの改修による国保連合会負担金と傷病見舞金等を増額をし、それに伴い財政調整基金積立金を減額するものであります。 一方、歳入では、国民健康保険未就学児均等割保険料負担金の創設に伴う国保情報データベースシステムの改修について、財政支援の対象となることから、特別調整交付金を増額するものであります。 次に、議案第92号 令和4年度甲賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ3,913万2,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ23億2,161万9,000円とするものであります。 補正の主な内容は、歳出では、令和3年度滋賀県後期高齢者医療広域連合市町負担金の精算による返還金の一般会計への繰出金を増額するものであります。 一方、歳入では、令和3年度広域連合市町負担金の精算に伴う返還金を増額するものであります。 次に、議案第93号 令和4年度甲賀市介護保険特別会計補正予算(第2号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ162万2,000円を追加し、予算の総額を85億8,302万6,000円とするものであります。 補正の主な内容は、歳出では、人事異動等に伴う職員給与や職員手当及び会計年度任用職員の雇用に伴って必要となった社会保険料を増額するものであります。 一方、歳入では、国・県支出金及び社会保険診療報酬支払基金からの交付金並びに一般会計からの繰入金を増額するものであります。 次に、議案第94号 令和4年度野洲川基幹水利施設管理事業特別会計補正予算(第1号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、既定の歳入歳出予算からそれぞれ901万円を減額し、予算の総額を7,212万1,000円とするものであります。 補正の内容は、歳出では、国・県の基幹水利施設管理事業の計画変更に伴い施設管理委託料を減額するものであります。 一方、歳入では、歳出の減額に伴い関係市町からの管理事業負担金、国・県からの補助金並びに一般会計からの繰入金を減額するものであります。 次に、議案第95号 令和4年度甲賀市水道事業会計補正予算(第1号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、収益的収入におきまして既決予定額から42万円を減額をし、総額を30億7,084万3,000円とするとともに、収益的支出におきまして既決予定額に1,377万6,000円を追加をし、総額を27億1,877万8,000円とするものであります。 また、資本的収入につきまして既決予定額から56万6,000円を減額し、総額を6億4,359万7,000円とするとともに、資本的支出におきまして既決予定額から673万2,000円を減額し、総額を15億7,870万6,000円とするものであります。 補正の内容は、人事異動等に伴う職員給与費及び物価高騰に伴う動力費等を補正するものであります。 次に、議案第96号 令和4年度甲賀市診療所事業会計補正予算(第2号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、収益的支出において、既決の予定額に912万1,000円を追加し、支出予算総額を2億5,219万5,000円とするものであります。 補正の主な内容は、新型コロナウイルス感染症等の受診者増加の影響による職員の人件費について462万1,000円、診療材料費450万円を追加するものであります。 次に、議案第97号 令和4年度甲賀市介護老人保健施設事業会計補正予算(第1号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、収益的収入において、既決の予定額に2,177万8,000円を追加し、収入予算総額を3億4,967万1,000円、収益的支出において既決の予定額に177万1,000円を追加し、支出予算総額を3億5,861万9,000円とするものであります。 補正の主な内容は、収入では入所希望者減少のため、入所事業収益、居宅事業収益及びその他事業収益をそれぞれ減額をし一般会計補助金を増額するものであり、支出では物価高騰の影響による光熱水費を増額するものであります。 次に、議案第98号 令和4年度甲賀市下水道事業会計補正予算(第1号)について、その提案理由を申し上げます。 今回の補正は、収益的収入におきまして、既決予定額に71万4,000円を追加をし、総額を36億1,766万4,000円とするとともに、収益的支出において、既決予定額に1,900万7,000円を追加し、総額を36億3,595万7,000円とするものであります。 また、資本的支出におきまして、既決予定額から63万8,000円を減額をし、総額を30億1,538万9,000円とするものであります。 補正の内容は、人事異動等に伴う職員給与費及び物価高騰に伴う動力費等を補正するものであります。 以上、議案第90号から議案第98号までの提案理由といたします。 御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(谷永兼二) 以上をもって、提案理由の説明を終わります。 この際、日程第27、議案第99号 指定管理者の指定につき議決を求めることについての件から、日程第34、議案第106号 甲賀広域行政組合規約の一部変更に関する協議につき議決を求めることについての件まで、以上8件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(岩永裕貴) 議案第99号から議案第106号まで、一括してその提案理由を申し上げます。 議案第99号から議案第101号までの指定管理者の指定につき議決を求めることについて、その提案理由を申し上げます。 本議案は、地方自治法第244条の2第6項の規定により、令和5年3月31日をもって指定期間が満了するため、同年4月1日から公の施設の管理を行わせる指定管理者を指定することについて、議決を求めるものであります。 まず、議案第99号の大河原ふれあい広場及び議案第100号の甲賀市大河原ふれあいホールについては、大河原区自治会を指定管理者として指定するものであります。 次に、議案第101号の甲賀市生産物直売・食材供給施設田代高原の郷については、有限会社秀明ナチュラルファームを指定管理者として指定するものであります。 なお、これら3施設の指定期間につきましては、令和5年4月1日から令和8年3月31日までの3年間とするものです。 指定候補者の選定につきましては、過日、外部委員で構成する甲賀市指定管理者選定委員会の慎重審議の結果を踏まえ、甲賀市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第4条の規定に基づき選定をしたものであります。 次に、議案第102号 財産の処分につき議決を求めることについて、その提案理由を申し上げます。 本議案は、甲賀町神地先にある旧消防車庫及びその敷地を認可地縁団体の神区に無償譲渡することにつき、その財産の処分について議決を求めるものであります。 財産処分する物件は、甲賀町神字中野1572番地の旧消防車庫の建物26.80平方メートル及びその敷地となっております土地746.51平方メートルであり、これまで隣接する神区所有の里山かむら交流館等と一緒に神区が管理されてきたものであります。 これらの建物・土地については、令和4年9月14日付で、認可地縁団体の神区から地元の特産品加工グループの活動などとして有効活用を図るため、譲与申請書が提出をされております。 今回、この建物及び土地を地域振興のため地域で所有・活用されることは適当であると考えますことから、認可地縁団体の神区へ無償譲渡することについて、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき議決を求めるものであります。 次に、議案第103号 財産の処分につき議決を求めることについて、その提案理由を申し上げます。 本議案は、水口町虫生野地先にある建物を社会福祉法人しがらき会に無償譲渡することにつき、その財産の処分について議決を求めるものであります。 財産処分する物件は、水口町虫生野字久岡996番地9及び996番地10にあります居宅2棟で、床面積はそれぞれ83.02平方メートル、94.78平方メートルであります。 これらの建物は、昭和55年及び昭和61年に医師住宅として建築をされ、その後、平成18年から障がい者の就労生活を支援するための通過型訓練ホームとして使用を開始した施設で、現在使用されている社会福祉法人しがらき会において老朽化の進む建物を修繕しながら利用されてきましたが、今後の円滑な事業運営を図るため譲与申請書が提出されました。長らく運営を担ってこられた当該法人に建物を無償譲渡し運営をいただくことが市にとっても有益であると考えますことから、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき議決を求めるものであります。 次に、議案第104号 契約の変更締結につき議決を求めることについて、その提案理由を申し上げます。 本議案は、本年3月25日に議決を頂き、辻寅建設株式会社代表取締役 中野稔之と契約をいたしました水口社会福祉センター改修工事について、契約額を810万5,900円減額し、3億4,169万4,100円とするものであります。 本工事の変更内容につきましては、当初予定をいたしておりましたエレベーター取替工事に必要な部材調達を取り巻く環境の世界的な悪化に伴い工期内の完工が難しくなったことから、エレベーター取替工事のみを取りやめるものであります。 なお、エレベーター取替工事につきましては、部材調達が可能となった後に改めて実施する予定といたしております。 次に、議案第105号の契約の締結につき議決を求めることについて、その提案理由を申し上げます。 本議案は、土山中学校長寿命化改良工事に係る契約締結であり、去る10月24日に執行いたしました一般競争入札の結果、大宝柊木株式会社代表取締役社長 山口和弘と5億7,343万円で請負契約を締結することにつき議決を求めるものでございます。 本工事の内容については、構造体の劣化対策として建物の耐久性を高めるために内外装材・設備機器などの改修を行うことで施設の長寿命化を図り、また、今後の校舎内での移動に関して支援が必要となる生徒の入学などに備えてバリアフリー化をするため、長寿命化改良工事に併せてエレベータの整備を実施するものであります。 次に、議案第106号 甲賀広域行政組合規約の一部変更に関する協議につき議決を求めることについて、その提案理由を申し上げます。 本議案は、甲賀広域行政組合において共同処理する事務について、滋賀県消防協会甲賀広域支部に関する事務を追加し、組合の事務所の位置を甲賀市水口町水口6218番地から甲賀市水口町水口6677番地に変更するものであります。 滋賀県消防協会甲賀広域支部に関する事務については、これまでから甲賀広域行政組合消防本部において執務されてきました。このたび、その業務を明確にすることを目的として、組合が共同処理する事務に追加をするものであります。 また、令和2年度から新型コロナウイルス感染症対策として試行的に甲賀市水口町内に位置する衛生センター管理棟において事務を執行されてきました。現在、衛生センターでは、焼却施設の基幹的設備改良工事について、令和5年度末完遂に向けた取組を進めておられ、さらに、今後、ごみ処理施設の新たな建設計画への取組についても迅速で的確な判断と実施が求められることから、事務所の位置を変更することは有効と考えております。 これらのことから、組合の事務所の位置を甲賀市水口町水口6677番地に変更されるものでございます。 これらの規約改正につきましては、令和5年4月1日から施行するものであり、地方自治法第290条の規定に基づき議決をお願いするものであります。 以上、議案第99号から議案第106号までの提案理由といたします。 御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(谷永兼二) 以上をもって、提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 議案熟読のため、11月30日から12月6日までは休会といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (「異議なしの声あり) ○議長(谷永兼二) 御異議なしと認めます。 よって、11月30日から12月6日までは休会とすることに決定いたしました。 ただいまの上程議案に対する質疑の通告書につきましては、12月2日正午までの執務時間中に議会事務局まで御提出ください。 その際、質疑の通告は、内容を詳細かつ具体的に記入いただきますようお願いいたします。 また、討論の通告書につきましては、12月5日正午までの執務時間中に議会事務局まで御提出ください。 以上をもって、本日の日程は全部終了しました。 なお、次回は、12月7日午前9時30分より会議を開きますので、御参集願います。 本日は、これをもって散会いたします。     (散会 午前10時35分)  この会議録の内容が正確であることを証するため、地方自治法第123条第2項の規定により署名する。            甲賀市議会  議長  谷永兼二              同    議員  田中新人              同    議員  橋本律子...