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11月18日-01号

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  1. 宮崎県議会 2022-11-18
    11月18日-01号


    取得元: 宮崎県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    令和4年11月定例会  令和4年11月18日(金曜日)                午前10時0分開会 ───────────────────  出 席 議 員(35名)    2番  坂 本 康 郎  (公明党宮崎県議団)    3番  来 住 一 人  (日本共産党宮崎県議会議員団)    4番  山 内 佳菜子  (県民連合宮崎)    5番  武 田 浩 一  (宮崎県議会自由民主党)    6番  山 下   寿  (  同  )    7番  窪 薗 辰 也  (  同   )    8番  佐 藤 雅 洋  (  同  )    9番  安 田 厚 生  (  同  )   10番  日 髙 利 夫  (  同  )   11番  川 添   博  (  同  )   13番  中 野 一 則  (  同  )   14番  図 師 博 規  (無所属の会 チームひむか)   15番  有 岡 浩 一  (郷中の会)   16番  重 松 幸次郎  (公明党宮崎県議団)   17番  前屋敷 恵 美  (日本共産党宮崎県議会議員団)   18番  岩 切 達 哉  (県民連合宮崎)   19番  井 本 英 雄  (宮崎県議会自由民主党)   20番  徳 重 忠 夫  (  同  )   21番  外 山   衛  (  同  )   22番  山 下 博 三  (  同  )   23番  濵 砂   守  (  同  )   24番  西 村   賢  (  同  )   25番  右 松 隆 央  (  同  )   26番  日 高 博 之  (  同  )   27番  井 上 紀代子  (県民の声)   28番  河 野 哲 也  (公明党宮崎県議団)   29番  田 口 雄 二  (県民連合宮崎)   30番  満 行 潤 一  (  同  )   31番  太 田 清 海  (  同  )   33番  日 髙 陽 一  (宮崎県議会自由民主党)   34番  横 田 照 夫  (  同  )   35番  野 﨑 幸 士  (  同  )   36番  星 原   透  (  同  )   37番  蓬 原 正 三  (  同  )   38番  丸 山 裕次郎  (  同  )  欠 席 議 員(2名)   32番  坂 口 博 美  (宮崎県議会自由民主党)  公務出張   39番  二 見 康 之  (  同  ) ─────────────────── 地方自治法第121条による出席者  知     事   河 野 俊 嗣  副  知  事   日 隈 俊 郎  副  知  事   永 山 寛 理  総合政策 部長   松 浦 直 康  政 策 調整監   吉 村 達 也  総 務 部次長   小 牧 直 裕  危機管理統括監   横 山 直 樹  福祉保健 部長   重黒木   清  環境森林 部長   河 野 譲 二  商工観光労働部長  横 山 浩 文  農政水産 部長   久 保 昌 広  県土整備 部長   西 田 員 敏  会 計 管理者   矢 野 慶 子  企 業 局 長   井 手 義 哉  病 院 局 長   吉 村 久 人  財 政 課 長   高 妻 克 明  教  育  長   黒 木 淳一郎  公 安 委員長   島 津 久 友  警 察 本部長   山 本 将 之  代表監査 委員   緒 方 文 彦  人 事 委員長   佐 藤 健 司 ──────────────────── 事務局職員出席者  事 務 局 長   渡久山 武 志  事 務 局次長   坂 元 修 一  議 事 課 長   鬼 川 真 治  政策調査 課長   伊 豆 雅 広  議事課長 補佐   関 谷 幸 二  議事担当 主幹   佐 藤 亮 子  議 事 課主査   川 野 有里子  議 事 課主査   内 田 祥 太  議事課主任主事   山 本   聡──────────────────── △開会議長中野一則) これより令和4年11月定例会開会いたします。 本日の会議を開きます。──────────────────── △会議録署名議員指名議長中野一則) 会議録署名議員に、山下寿議員井上紀代子議員を指名いたします。──────────────────── △議会運営委員長審査結果報告議長中野一則) まず、会期決定について議題といたします。 本定例会会期日程に係る議会運営委員長審査結果報告を求めます。議会運営委員会濵砂守委員長。 ◆(濵砂守議員) 〔登壇〕 御報告いたします。 去る11月11日の議会運営委員会において、本日招集されました令和4年11月定例会会期日程等について協議いたしました。 本定例会に提案されます知事提出議案は合計23件、その内訳は、補正予算2件、条例7件、予算条例以外13件、報告承認1件であります。このほか1件の報告がございます。 また、国の総合経済対策に係る補正予算職員給与改定等に係る議案追加提案される予定となっております。 これらの提出議案内容等を踏まえ、当委員会において審査した結果、会期は本日から12月7日までの20日間とすることに決定いたしました。 なお、会議日程は、お手元配付されております日程表のとおりであります。 本定例会は、11月24日から5日間の日程一般質問を行います。 一般質問終了後、人事案件を採決し、その他の議案請願について、所管常任委員会への付託を行います。 12月1日から2日間の日程で各常任委員会を開催し、7日の本会議で、付託された議案請願審査結果報告及び採決を行います。 なお、議員から提出される議案取扱い及び特別委員会については、日程表に記載のとおりであります。 議員各位におかれましては、円滑な議会運営に特段の御協力をいただきますようお願いいたします。 以上で当委員会報告を終わります。〔降壇〕 ○議長中野一則) 議会運営委員長報告は終わりました。 質疑の通告はありません。──────────────────── △会期決定議長中野一則) 会期についてお諮りいたします。 本定例会会期は、ただいまの議会運営委員長報告のとおり、本日から12月7日までの20日間とすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長中野一則) 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。 本日からの日程は、お手元配付日程表のとおりであります。〔巻末参照〕──────────────────── △議案第1号から第22号まで及び  報告第1号上程議長中野一則) 次に、お手元配付のとおり、知事から、議案第1号から第22号まで及び報告第1号の各号議案の送付を受けましたので、これらを一括上程いたします。〔巻末参照〕──────────────────── △知事提案理由説明議長中野一則) ここで、知事提案理由説明を求めます。 ◎知事河野俊嗣君) 〔登壇〕 おはようございます。 令和4年11月県議会定例会開会に当たり、ただいま提案いたしました議案の御説明に先立ち、2点御報告を申し上げます。 1点目は、本県新型コロナウイルス感染症対策状況についてであります。 この3年間の知見や海外の感染状況等を考慮すると、これから年末年始に向けて、新型コロナ感染の再拡大に加え、季節性インフルエンザとの同時流行が懸念されております。全国的には、既に北日本を中心に新規感染者数が増加し、第8波が現実のものとなりつつあり、本県でも10月中旬以降、感染拡大傾向を示しています。 現在、本県では、県独自の医療警報を発令しているところであり、県内の景気も持ち直している中で、社会経済活動回復歩みをより確かなものとしつつ、引き続き、感染の再拡大医療の逼迫を防いでいくため、県民皆様に対し基本的な感染防止対策の徹底を呼びかけながら、必要な医療提供体制の確保に努めてまいります。 また、ワクチンについては、9月下旬からオミクロン株対応ワクチン接種が開始され、従来のワクチンを上回る重症化予防効果と、オミクロン株に対する発症予防及び感染予防効果が期待されております。県におきましては、年末年始の再流行を見据え、10月から実施している集団接種を12月まで延長し、ワクチン接種を一層加速化させるなど、今後とも感染拡大防止に万全を期してまいります。 2点目は、高速道路整備についてであります。 去る10月29日に、日南市及び串間市におきまして、東九州自動車道油津夏井道路着工式を、中野議長はじめ関係議員方々にも御出席をいただき開催いたしました。 この道路は、南海トラフ地震等津波浸水域を回避し、災害時の救援活動や、その後の復旧復興を支えることはもとより、木材輸送などの産業活動支援し、県南地域観光振興に寄与する安全で円滑な高速ネットワークを形成する路線として、大きな期待が寄せられています。 これまで、着工に向け力強い御支援をいただきました県議会皆様をはじめ、御尽力いただきました国土交通省関係者皆様に、心から感謝を申し上げます。 今後とも、県内高速道路の一日も早い全線開通を目指し、私が先頭に立って全力で取り組んでまいります。 それでは、議案概要について御説明いたします。 初めに、補正予算案についてであります。 補正額は、一般会計が13億8,053万円であります。この結果、一般会計予算規模は7,244億7,795万3,000円となります。 今回の補正予算による一般会計歳入財源は、使用料及び手数料940万9,000円、国庫支出金2億2,030万1,000円、繰入金10億6,647万6,000円、諸収入644万4,000円、県債7,790万円であります。 以下、今回の一般会計補正予算案に計上しています事業概要について、御説明申し上げます。 まず、国庫補助決定に伴う補助公共交付金事業として、都城市高崎町における水路の復旧や、高千穂町等の山間地域の林業や生活を支える林道整備を行うものであります。 次に、「わくわくひなた暮らし実現応援事業」は、本県への移住を促進するため、市町村が実施する移住支援金支給件数増対応し、増額するものであります。 次に、「臨床調査個人票等電子化推進事業」は、難病指定手続オンライン化を推進するため、医療機関が実施する業務システム改修等支援するものであります。 次に、「屋外型トレーニングセンター開設準備事業」は、屋外型トレーニングセンター供用開始に向けて、施設利用に必要な資機材の購入や資材等高騰に伴う費用などを措置するものであります。 最後に、主な債務負担行為追加についてであります。「県有スポーツ施設整備事業」につきましては、建設中の陸上競技場及び体育館に係る工事費増額分について、債務負担追加するものであります。 なお、国において、物価高騰等への対応を柱とする総合経済対策を盛り込んだ補正予算案が閣議決定され、現在、臨時国会において審議が行われる見込みであります。本県としましても、国と一体となって、地域経済再生とさらなる県土強靱化に向けて、適時適切に対応してまいります。 それでは次に、予算以外の議案について御説明いたします。 議案第3号「宮崎税条例の一部を改正する条例」は、地方税法改正により、登記の申請をした場合には、不動産の取得に関する申告または報告が不要となること等に伴い、関係規定改正を行うものであります。 議案第4号「職員退職手当に関する条例等の一部を改正する条例」は、地方公務員法改正等により、職員定年を引き上げることに伴い、60歳を超える職員退職手当取扱い等改正を行うものであります。 議案第5号「宮崎個人情報保護に関する法律施行条例」は、個人情報保護に関する法律改正に伴い、関係する手数料等について必要な事項を整備するため、条例の全部改正を行うものであります。 議案第6号「宮崎情報公開条例の一部を改正する条例」は、公文書の開示請求権において、権利を濫用してはならない旨の規定追加等を行うものであります。 議案第7号から第9号につきましては、地方公務員法改正に伴い、職員定年を段階的に65歳に引き上げる等、関係規定改正を行うものであります。 議案第10号から第12号につきましては、社会資本整備総合交付金事業等工事請負契約の締結及び変更について、議会議決に付すべき契約に関する条例規定により、議会議決に付するものであります。 議案第13号につきましては、県立宮崎病院で発生した医療上の事故に係る損害賠償額を定めることについて、宮崎県立病院事業設置等に関する条例規定により、議会議決に付するものであります。 議案第14号から第16号につきましては、宮崎屋外型トレーニングセンター等の公の施設に係る指定管理者を指定することについて、地方自治法規定により、議会議決に付するものであります。 議案第17号につきましては、令和5年度の全国自治宝くじ及び西日本宝くじ本県発売金額を定めることについて、当せん金付証票法規定により、議会議決に付するものであります。 議案第18号につきましては、県立看護大学の第2期中期目標について、地方独立行政法人法規定により、議会議決に付するものであります。 議案第19号につきましては、宮崎道路公社が行う一ツ葉有料道路事業内容の一部変更に係る同意について、道路整備特別措置法規定により、議会議決に付するものであります。 議案第20号は、教育委員会委員木村志保氏が令和4年12月23日をもって任期満了となりますので、その後任委員として、同じく木村志保氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律規定により、議会同意を求めるものであります。 議案第21号から第22号につきましては、収用委員会委員大迫敏輝氏及び岩本愛氏が令和4年12月28日をもって任期満了となりますので、その後任委員として、同じく大迫敏輝氏及び岩本愛氏をそれぞれ任命いたしたく、土地収用法規定により、議会同意を求めるものであります。 以上、今回提案いたしました議案概要について御説明しました。よろしく御審議のほどお願いいたします。 最後に、本議会は私の任期中、最後県議会定例会でありますので、県政に対する私の所信の一端を申し上げ、議員及び県民皆様の御理解を賜りたいと存じます。 私は、知事就任以来、3期12年にわたり、「対話協働」「現場主義」の基本姿勢の下、国や市町村関係機関等との連携を深め、県勢発展に邁進してまいりました。 任期の1期目は「口蹄疫等からの再生復興」を掲げ、2期目では「復興から新たな成長へ」を、3期目では「安心と希望あふれる未来へ」を、それぞれ県政運営のテーマとして掲げ、その時々の状況に応じた県政運営全力で取り組んでまいりました。 口蹄疫新燃岳噴火東日本大震災など相次ぐ災害からの復興、さらには人口減少対策県勢発展土台づくりなど、困難な課題にも真正面から向き合い、県民皆様と苦しみや喜びを共有しながら、ひたすら宮崎県の発展のため取り組む日々でありました。 その結果、東九州自動車道等インフラ整備や、フードビジネス振興企業誘致など、将来の発展の礎となる様々な成果を上げることができ、各種の指標が右肩上がり成長軌道を示すなど、県政は着実に力強く前に進んでいるものと考えております。 その中でも、口蹄疫終息後の平成24年、長崎での全国和牛能力共進会で再び日本一を獲得したときの感激は格別のものがあり、多くの方と共に歓喜の涙を流した、私にとって忘れ難い瞬間でありました。これでしっかりと復興歩みを進めることができると、確かな手応えと自信を手にしたところであります。そして、今年の鹿児島大会、かつてどの県も達成したことのない4大会連続日本一に輝き、宮崎牛が「おいしさ日本一」のお墨つきを得たことは、口蹄疫からの再生復興を掲げてスタートした12年の歩みを象徴する成果であり、将来に向けた希望の光が差したものと受け止めております。 一方、この3年間は、新型コロナの世界的大流行パンデミック)に、日々向き合ってまいりました。 新型コロナという感染症特性ゆえに、県民の命と健康を守るための取組と県内経済回復という、2つの相反する命題のはざまで悩み、考え抜き、決断する毎日でありました。その際にも、立場の異なる様々な方々との対話の中から、その都度、解決の糸口を一つ一つ見いだしてまいりました。本県は、これまでも危機に瀕したときに、市町村関係団体県民皆様が心を一つに立ち向かってきた、しなやかな強さを備えた県だということを改めて実感しております。 この100年に一度と言われるコロナ禍、そして原油価格物価高騰等から、県民暮らし経済を取り戻して宮崎再生を図り、ふるさと宮崎の希望ある明るい未来を切り開いていく。このことが、私が果たすべき最大の使命であり、3期12年にわたり、県民皆様との絆を大切にしながら着実に実績を積み重ねてきた私だからこそ実現できるものと考えております。 これまで県議会をはじめ、県民皆様からいただきました温かい御理解と御協力に、改めて心から感謝を申し上げます。これからも困難な課題真正面から向き合い、さらなる本県の飛躍に向けて全身全霊を傾け取り組んでまいる所存でありますので、なお一層の御支援を賜りますようお願い申し上げます。以上であります。(拍手)〔降壇〕 ○議長中野一則) 知事説明は終わりました。 明日からの日程をお知らせいたします。 明日19日から23日までは、議案調査等のため本会議を休会いたします。 次の本会議は、24日午前10時から、一般質問であります。 本日はこれで散会いたします。   午前10時17分散会...